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生命(いのち)の唄

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WS、まさかの2年連続来日(それよかKINO、2年連続でここ更新、かw)。

正直、今年のツアーは新入りジョエルを稼がせてバンドにキープしとく意味(そーしないと彼、内職大好きだからw)でのアメリカだけでの「グレイティスト・ヒッツ」ツアーにとどまると思ってたから、ラウドパークのヘッドライナーのもう片割れになろうとか全く考えてもいなかった。

今回のラウパは先にスコピありきで、多分彼らが1日目のギャランティをごっそり持ってちゃうから、むしろ2日目の収益で他の全バンドが賄えるような(猛爆)安いギャラでもヘッドライナーという栄誉だけで動いてくれるようなエクストリーム系のバンドになるとばかり思ってた。
誰とは言わないが、ほぼ皆勤賞だったあの人が今回不参加だったのは興味深い(安いギャラで動けるほうで単独ツアーしてくれることにはなったがw)。

俺の裏読みでは、いろいろあたってみてうまく交渉がまとまらなかったんで、最後にカヴァんとこに泣きついた、というのが実情だと思う。でなければスコピと同時発表でなかったのが不自然じゃん。

ホワイトスネイクがメタル界で最も客単価の高いバンドになって早4年(しかも成功している、てかコア・ファンが文句を言わないで貢いでくれるww)、ラウパ単体のギャラでなく、2-3か所のツアーを回わる契約であれば、そこそこの利益は上げられると、カヴァもクリマンも考えたんじゃないかと。

ただ、ラウパ発表も遅れ、本興業が集客できなくなると困るから単独の発表も遅れ、2か月切っていてはさすがにきつかったようだった。静岡では後方は空席だったらしいし、大阪では招待席の受付に長蛇の列ができるというありさまだった。前年観たから今回パス、というのもあるかもだが、内容がほとんど違うんだからそうではないと思ってる。あくまでも発表のタイミング、期間の問題だったと。

そこらへんはカヴァも感じ取ったようで(そりゃ開演前・開演中もスタッフに場内をチェックさせるのが常なので緊急事態に気づくわな)過去77回(当社比)試みたことのない
「Whitesnake will be coming very soon...」というカヴァの生アナウンスまで入る事態。悲しいことに、これがオジーみたいに恒例だったら盛り上がるんだが、気づいた人少ないのか完全無視されたw


そこで俺がしなきゃいけないことはたったひとつですよ。それが今回のVに顕著に表れてます(猛爆)。


前回ってパープルの曲を披露するツアーだったから、(旧曲だけど)新曲は当日行ってみないとどう呼応すればいいかわからなかったから割合おとなしく観れてたからそこそこの量・そこそこのシーンが撮れたんだと。
今回はなじみの曲を、どこで歌うか、どこにクラップ入れるかが体に染みついてるので、その作法の際にシューティングが途絶えますww(1か所停止し忘れてるし)
逆に次回も同じ結果になるだろうから今回が最後かもしれないし。

そういった意味でタイトルを「Personal Log(私的記録日誌)」としてある。ここでの限定公開ということにしたい(俺の横でライヴ観たことがある人がほとんどのここなら慣れてるだろうしw)。



基本的に2003年のツアーに"The Deeper the Love"を加えただけの「平凡すぎる選曲」、その中で各曲がどうアレンジされてるかが注目点だが、さほど違いはなかった。
それに関してはこのツアー初期の音源を聴いていてわかってたが、それで俺は前ギタリストに与えられてたパートをジョエルが弾いてるのかと思ってたが(だからホントはここで「あんた、耳コピする相手間違ってるアル」と指摘したかったw)、実際はほとんどレブによるフォローだった。それはそれでおかしい状況ではある。バンマスだから、上司だから仕事を多くこなさなきゃいかんのか?

あと、"Deeper"では"I don't mind"からをマイケル・デヴィンとの掛け合いにアレンジしてた。また"Rain"の一部も彼に振ってたように記憶する。それが何を意味するかは人それぞれ。たとえそんなブレイクタイムが増えたとしても(あ、言っちゃった)クオリティが低かったり、手を抜いたりせずに、去年と遜色なく、その高額なチケット代に見合うショウを魅せてくれたことは、見ての通り、疑いの余地はない。

パッション。その思いのたけの情熱をありのままを見せてくれる人。それがカヴァ。前々回のツアレポの〆を繰り返しになるが、そうしか言いようがないし、そこが彼の偉大さであることに関しては異議申し立ては受け付けない。
ただ、老いていく中、自分のもてる体力や魂を削ってでも燃焼しようとする、そんな彼の姿を、あと何回観れるのかなぁと脳裏にかすりながらの参戦だったことを付け加えとく。


少なくとも「来るべき次」の前に燃え尽きることのないよう、今はゆっくり休んでほしい。お疲れさまでした。(え、これが今回の〆?w)

猛犬注意

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二つのバンドの狭間を揺れ動いて結局孤立したマーク・ポートノイが、ビリー・シーンとジョン・サイクスというメンツで活動を開始したという話を訊いたのが2年前。で、案の定、サイクスのルーズさに付き合いきれなかった二人は袂を分かち、これまた案の定wビリーの近場であるリッチー・コッツェンに声をかけプロジェクトを再開したと訊いたのが1年前。ただ、当のコッチーのHPやつぶやき見てても一向に活動してる模様はつかめず、またリズム隊はトニー・マカパインらとセッション・バンドを組んで来日したりと、また人知れず空中分解してしまったのでは?とその実態が霧の向こうのままだった。


それが今年に入り、バンド名に「ザ・ワイナリー・ドッグズ」を冠してアルバムをリリースするとメディアが報じ始めてこの「スーパー・バンド」のベールがやっとはがされた。で、発売されたのがコレ。直前には来日も発表された。

1CD+1DVD / The Winery Dogs / Same


それぞれのエクイップメントの世界でトップを走る人達のぶつかり合いゆえ、その音圧には凄まじいものがある。実際俺は夜聴くと体力奪われるので朝会社行きがけにしか聴けなかったw バンドの創設者、裏のボスを差し置いて(爆)音楽的にはコッチーが主導しているゆえ、彼の聴きなれたメロディ・ラインがあちこちに散りばめられてはいるものの、バンドのコンセプト自体が彼の目指す「歌もの」とは対極をなすものなので、俺的にはイマイチ物足りない、てゆーか馴染めない。多作家でセッションも幅広くこなすコッチーが、サイド・ビジネスでやりましたよ、的ないつものパターン。まぁ逆にライヴ予習で歌覚えていかなくてもよかったんでその点では助かったんだがw


そんなだからライヴに向けての高揚感って、いつもほどではなかった。正直直前のウィッシュボーン・アッシュのほうが楽しみだったし(苦笑)。一応押さえてた大阪のチケだが、7月頭から続いている急な仕事もあったし、まぁソロは全部行く(ストーンズの前座やったのは知らなかった)義務感はあるけど(誰に対して?w)、バンドの一員ってシチュならどっちでもいいや、てことでヤフオクで売っ払う。なので俺の初日は日本青年館だった。


今回でライヴ観るの3度目な日本青年館は、周りが野球練習場だったり競技場だったりして判りにくい所にある。以前イングヴェイを観るのに大江戸線の最寄駅から向かったけど、案の定迷い"Rising Force"中にたどり着いた orz 今回は千駄ヶ谷駅から向かい、難なく開演前に喫煙所で一服できる余裕。。。。だったのはその間に上のホテルへ4-5回泊まりに行ってしっかと足が覚えてたからだよ(爆、あそこは旅館みたいな20畳の和室に5000円以下で泊まれて気分転換になるん♪)


で、この日の席は真ん中あたりの列の最も左端の席。まぁ普段の俺的には両サイドが人よりもそっちのほうが気が楽で好きなんで決して悪い席とはいえないんだが。。。開演のアナウンスで本日の公演はDVD収録されるとのこと。さすが深民氏やりたい放題のWHD(爆)。


客電が消えショウのスタート。ソールドアウトな会場の歓声が物凄い。その中、印象的なSEが流れるとかもなく、至って普通な感じでメンバーが登場して一斉に音出しして1曲目の"Elevate"で俺もヘドバン!


。。。のつもりだったんだが。。。大好きなコッチーのギターとヴォーカルがよく聴こえません(涙)。
目が悪い俺にはこの位置じゃ顔すら見えない。てか、俺、今回で20回目になるが15メートル以上離れたとこから彼を観たことがないのでかなり困惑した。


予想が的中して、ビリーのベースとマイクのドラムしか聞こえない。ビリーはステージ上にアンプを6つも展開なさっとる。。。それが直接こっちに届き、PAではうまくミックスされてるのかもしれんが、今回それよりも左なので、まったく音像が捉えられない最悪な状況。


CDでは絶妙なパワー・バランスで圧倒されたが、ライヴだとそのパワーを誰も制御することなく開放するもんだからもうとりとめないことになってる。それはコッチーの唄にも影響されてて、彼の味のある普段の絶妙な唄どころでなく、音程をよく外す。イヤモニ届いてないのか?


てことで、2-3曲目には早くも俺ギヴ・アップ(涙)。どーせDVDになれば「正しくミックス・ダウン」されて、唄も差し替えられた形で見れるでしょうと、試合放棄のコールド負け状態。腕を組んでリズムにも乗らずただ仁王立ちしてその場に終わるまで居た。


。。。のでこの日はよく覚えてない、てか今でもなかったことにしたい(爆)。本編ラストでコッチーが初来日以来17年にして初めてキーボードを弾く姿が垣間見れたが、後ろ向きじゃ悲しい(聴きどころというほど上手くもないし)。2回の演後の集まりで、これほど場所によって感じ方・捉え方が違うショウも珍しいなぁと肌で感じたし、ドームとかなら割り切れるが、ホールという場所で観せる側(主催者側)としてこういうことって本来あっちゃならないようにも思うんだが。

17/07/2013 Tokyo Nippon Seinenkan Hall The Winery Dogs setlists

Elevate 
We Are One 
Criminal
One More Time 
Time Machine 
Damaged 
Six Feet Deeper 
Drum Solo 
The Other Side 
Bass Solo - You Saved Me 
Not Hopeless 
Stand
You Can't Save Me 
Shine 
I'm No Angel 
The Dying 
Regret 

Encore
Fooled Around And Fell In Love 
Desire


もうなんか鬱になりそうなくらい落ち込んで会場を後にして、帰りに寄ったカフェのおねいさんが超かわいかったので慰めてもらいたかった(って連れの女性二人に失礼だぞ!)。この日のめざましテレビの占い「気分がブルーで楽しめない一日」って当たってたわ(苦笑、ラッキー・アイテムは千切りキャベツだったけど、後の祭りだったので白菜サラダ食ったw)。


ぶっちゃけこの3ピースの形態で一番しっくり来るのはやはりライヴハウスだと思う。追加公演の赤坂ブリッツには期待しよう、と自分に言い聞かせる。ただしこの会場では珍しく椅子席仕様だったけど。もっともそのおかげで1時間前から待ち、とかでなく会場に滑り込めたわけだが。この日は8列目の最右端席、って昨日といい両極端なんだって!(ウドーの一人分確保ってだいたいそんな感じ)でも昨日と違いコッチー側だからワクワク。キーボードの位置もこちらから顔が見えそうな気配♪


そしてショウは"Elevate"でスタート。よっしゃ、今日はギターも声もちゃんと聞こえるぞ!俺も安心して音に身を任す。髭面には慣れたが、髪をあそこまで短くしたのは初来日以来だったんで若干違和感はあったが、いいんです、顔よし・歌よし・ギターよしのこれが俺の期待するコッチー様だ♪ 前回から指弾きになった姿もバッチシだ。続けての2曲でも三人のパワフルなプレイのぶつかり合いが続く。ここでコッチーが挨拶。「ひさしぶりー!」ってこの3人では初めてだから自分のこと言ってるみたいだが、そう言うところをみると2年前の台湾プロモータによる1日限りのショウは忘れたい過去らしい(苦笑)。


続けて明るめの"One More Times"と対照的なダークさを持った"Time Machine"はどうやらアルバムから漏れた新曲らしく、途中から疾走感溢れる展開でコッチーのギターが炸裂する曲。この曲が終わってマイクが早くも観客にスティックを投げ入れる。間を置いて都合3回。その後日本の観客を"Beautiful!!"と褒める一幕が。で、よく判らなかったシチュエーションを演後に知り合った当事者から訊かせてもらったw マイクは女性に向かってスティックを投げ入れたらしいんだが、取り損なってしまい隣の男性客の激しい取り合いになってしまったんだと。で、もう1回投げ込んだらまた取り損なってもう片側の男性に。でもその人が察してそのスティックを彼女に譲ったら、それを見たマイクが"Japanese, lady first!"とえらく感動して今度は彼へスティックを渡したという次第。日本の印象を良くしてくれたその男性に拍手、と同時に「ヨーロッパや南米じゃ取り合いだよ!」とそのものを演じた二人に苦笑いをw


続く"Damage"はコッチーのソロの流れを組む(「ホワット・イズ」あたりかな)佳曲で、マイクのドラムも抑えめで超聴きやすかった。対照的にバスドラドコドコの"Six Feet"も「ゲット・アップ」の次あたりにもう1枚挟まってれば入ってただろうな、路線変更で一度切り捨てたアウトテイクが今こうして日の目を見れたと考えれば興味深い。壮絶なドラム・ソロを挟んでアルバムいち速い"The Other Side"でようやくヘドバンできて満足♪


ここでビリーの超長いソロに突入。あ、俺、彼がキライなわけでは決してないからね。彼の飽きさせない持てるテクニック全部入りのソロは見ものだし、ここまでやるプロフェッショナルも希少なんで目を離す隙も無い。そのままベースからインするアルバムで印象的な"You Saveed Me"に続く流れなんてゾクゾクさせてくれた。"No Hopeless"も「ゲット・アップ」路線だわな。


ここでアコギを抱えたコッチーのソロ・タイムの始まり。やる曲は当然"Stand"しかないわけで。ポイズン時代のこの曲がここまで受け入れられてるのも妙に思えるんだが、ちゃんとコーラスもできてるし、誰にも邪魔されず(苦笑)本来の伸び伸びしたヴォーカルを堪能できたことに何の文句があろうか。アコギのまま続けたのが"You Don't Save Me"。日本未発売の「イントゥ・ザ・ブラック」の1曲目を飾る力強いメッセージ溢れる曲で、この後日本を見限ったわけだから前回含めて3回しか聴けてない。でも今回ソロ曲が聴けるとは思ってなかったんで涙ウルウルだわ、よく選曲してくれました♪ でも早々と切り上げて"Shine"へ突入してしまったのには orz コメントは差し控えるけどドラムも原曲に敬意を表して控えめだったし聴きやすかったのは確か。アルバムで好きなメロディとヴォーカルの一・二を争う"I'm No Angel"と"The Dying"(後者は若干苦しそうだったけど。後日PRTで聴けたアコ・ヴァージョンが秀逸だった)、キーボード姿を正面から拝めた"Regret"でアルバム同様に本編を〆るあたり("I'm Losin' You"みたいなガツンとした1曲で終わると思ってたのでこの余韻残してジワジワくるような終わり方も却って新鮮)と、俺的ハイライト続きで大満足だった。てか既にお腹いっぱいww


アンコールに最近たまに演ってるスティーヴン・ヴィショップのカヴァーを挟んでリード・トラック2曲のうちの1曲"Desire"と、その100分満たないけど充実しすぎのショウの幕を〆たのでした♪ とにかくこの日はコッチーだけを観てればいい場所だったのでホント楽しかった。前日どころか2年前の記憶さえアップデートしてくれた(あん時は首から上しか見えなかったので、苦笑)のでよしとする。唯一後悔があるとすれば、コッチー側良席だった大阪を手放してしまったことだな(涙)。


18/07/2013 Tokyo Akasaka Blitz The Winery Dogs setlists


Elevate
We Are One
Criminal
One More Time
Time Machine
Damaged
Six Feet Deeper
Drum Solo
The Other Side
Bass Solo - You Saved Me
Not Hopeless
Stand
You Can't Save Me
Shine
I'm No Angel
The Dying
Keyboard solo - Regret

Encore
Fooled Around And Fell In Love
Desire


個人的にはまた観たいと思うようなプロジェクトではないし、コッチーのクリエイティヴなキャリアには必要のないエラ(Part2 w)だとさえ思うんだが、アメリカ本国でのセールスが予想外にいいので、意外と長く続いちゃうかもね。そのパワー・バランスを厄介に思わず、このままコッチーが肩に刻まれた「忍」さえ肝に銘じさえすれば(爆)。

Straight too, Your heart

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一頃から女性がフロントマン(あ、ウーマンか)を務めるバンドが一躍脚光を浴びることが多くなった。


アーチ・エネミーのアンジェラ・ゴソウや海外のシンフォニー・メタルの面々といった海外だけでなく、キャバ風ドレスに身を包み「嬢メタル」という言葉を生んだアルディアスや、元タカラジェンヌだったアカネさんをフィーチャーするシンフォニー・メタル・バンド、リヴ・ムーン等々、特に国内においてはアイドルものというジャンルとクロスオーヴァーするそのマーケットの旨味のせいか、次々と素人をプロの世界へと引っ張り出す有様。


まぁ、綺麗なおねいさんには鼻の下伸ばす俺にもオスの一面はありますがw ただ、殊音楽に関しては、女性だからとかルックスのインパクトとかでバンドを好きになるってことは皆無なわけで、特に実力至上とするメタルというジャンルにおいては絶対あり得なかった。そして、その頂点に立ち続けてるSHOW-YAという絶対神(いや女神w)の存在があるから、その牙城が崩れ落ちることもない。


と思ってる俺の前に、文字通り「彗星のごとく現れた」シンティアというバンド。


ツイッターのおすすめでよく目にしてたが、NAON NO YAONに出場とのことでよくよく調べると、結成してから1年そこそこにもかかわらず2枚のアルバムを出している。とりあえず予習という意味でアマでMP3でも買えた最新作「レディ・メイド」を買って聴いてみる。

Many formats / Cyntia / Lady Made


あとはリード・トラックとなるこのPVも。


何度も観聴きするうちに、この人たち(もしくはブレーン)はホントよくSHOW-YAを研究していると感心し、脅威すら感じる。これなんか"私は嵐"そのものやん。メタルチックながらあくまで「歌モノ」としての筋を通し、各メンバーのプレイの仕方・立ち位置として魅せる術はSHOW-YAの面々のソレをお手本にしてちゃんとモノにしている、てか唄ものメタルというもの自然にこういう形になるということを判ってる。それが判らないSHOW-YAファンはぶっちゃけジツはこの人達ほどSHOW-YAをよく見てないとも言える(苦笑)。


そして何よりもヴォーカルの投げ放つ言葉が情熱的すぎ。


常々、歌は2番の歌詞に必殺の殺し文句があればもう無条件にその曲は神曲になると考えてる。たとえば"私は嵐"には「女はガラスの仮面で本当の横顔を隠してる、男は心のどこかに錆びた夢を抱えてる」というフレーズにぐっとくる。UFOの"Doctor Doctor"なんかもそう。この曲では「あなたの物語のすべてのページ、上書き保存させて」と来たもんだ!男は「名前をつけて保存」して事ある毎に思い出に浸るしょーもない生き物で、女は「上書き保存」して前の恋をころっと忘れる薄情な生き物だというのが持論なので(猛爆)、このフレーズを歌に織り込んだ、このサキという女性の想いはなかなかのものですよ(この曲だけ外部のライターと共作なので本人から湧き出た言葉か知らんが)。


この後、デビュー・アルバム「エンドレス・ワールド」も聴くことになるが、あっちは1曲除いて外部ライターで占められてるのでなんかほんとアイドル歌謡って感じで、聴いててこっ恥ずかしくてあまり聴く気にならない(ちょうどSHOW-YAの歌謡ロック時代みたいに)。それに比べると全曲作詞で自分の言葉でしっかりとした歌声だからこちらの心にすんなり届いてくる。唱法自体も成長のあとがみてとれるわな。


そのサキの歌を前面にしつつ、ハードで濃密な音で後押しするバック陣。どの楽曲もよく練られてる。ハードだけどキャッチーで、一発で覚えられるメロディ。それもまたSHOW-YAを手本とした「歌謡メタル」に近い。


アルバムを聴く限りはホントにバンドの本領を発揮して説得力のある「唄ものメタル」を追及した、凄い力作・傑作だと思う。SHOW-YAでいうところの「グラマー」みたいで、俺へのインパクト大、まさにディープ・インパクトですわ。あとの問題はバンドとしての実力だ。これで実際のライヴがガタガタだったらガックシだしな。


で、そのNAON NO YAONで、2曲というわずかな出番ながらもその堂々としたパフォーマンスで確かな手ごたえを感じたことは以前書いた。ただ、旧作からのメタリックな2曲では彼女たちを評価できない。やはり最新作からの曲を観ないことには話にならないってことで、次は海外のバンド、キャメロットのオープニング・アクトに抜擢という状況でどう自分たちを魅せることができるか?が観てみたくなり、彼らの公演へ急遽参戦することに(これが真の理由w)。


で、彼女たちの出番に興味ない人が多いのか、整理番号で千人相当だろう順番でも余裕で3列目。ギターのユイから離れてしまうが空いてるほうがいいので左側へ。


ステージを見ると、キャメロットのセットがセッティング済みの上で、前方を使わせてもらっているということもあるのか、奇しくもキーボードが左、ドラムが右のまさにSHOW-YA的配置。ちょっとゾクゾクっときた♪


そして客電が消え、多分オリジナルなのか、"Out in the Fields"を彷彿させるBGが流れる中、PVと同じ衣装に身を包んだ彼女たちが登場。ドラムのカノコは長いスカートというか腰巻でちゃんと叩けるのかよ?と少々不安w


そして1曲目は待ってました、「深愛」!あくまで丁寧語でこちらを煽る。「声を下さい、行きますよ、ハイ!」って♪ 曲が始まると可愛い女から大人の女に豹変、歌いっぷりの良さが気持ちいい。声の伸びが半端ない。キーボードのアヤノのコーラスもクール。演奏は実に安定してて、このくらいのライヴハウスで聴くには充分の迫力。ギターのユイも、自分の身長と大差ないフライングV(爆)を上手に操って見かけの微笑ましさとはギャップあるかっこいいソロを決める。


大役を「おおせつかまつった(そこまで丁寧でなくても。。。てか間違ってね?w)」ことに緊張してるが、お客さんが温かく見守ってくれてることに感謝し(実際はそれほどでもなく、彼女たちのファンが散らばってるのが盛り上がってただけだが)、続けて"I Will"へ。アルバム2曲目の、(SHOW-YAの)"孤独の迷宮(ラビリンス)"タイプの男性詞の曲。若干不安定なヴォーカル・ラインだったがかっこいい。曲中、ドラム、アズのベース、ギター、キーボードの短いソロを回してメンバー紹介するところなんていっぱしでしびれるじゃないっすか。そもそもキャリアの長く、教則ヴィデオも出してるユイとカノコが動いて結成された、バンドというよりはプロジェクト的な成り立ちを経て出来たユニットなので、誰もがプロフェッショナルな演奏レベルの持ち主だ。


そして、アルバムの最後を〆る、大作で最も情念的な曲、"睡蓮と蝶"。まさか今回これが聴けるとは思えなかったんで狂喜。この歌詞なんて、読んでると官能かつ、女の怖さとか感じるww http://www.uta-net.com/song/143654/ しかも曲はヴァース->コーラス->ヴァース->コーラス->ブリッジ->ソロ->コーラス->リフレインと、ごく自然な流れな中、韻をほとんど踏むことなく散文的自由さでその音符の中にありたけの言葉数を詰め込んでる、ヴォーカル曲としては非常に難しい曲なんだが、難なく歌いこなしてる、てか語りかけてくる。しかも裸足で(そりゃ関係ないか)。ジンジン来る、すげーよ、この人。俺は年下だろうが、尊敬できる女性には「さん」付けする主義なんだが(たとえば仲里依紗を仲さんとか)以降サキさんと呼ばせていただきたい♪


そして残りの時間を自慢のファスト・チューン"Through the Fire and the Desire"と"Run to the Future"で畳み込む。タオルを持っている人に回すよう促すが、ほとんどなし。俺の左側の奴が振り回すんだが、俺の顔すれすれなんでこえーよ(汗)。ごめん、俺はSHOW-YAの「流星少女」でも絶対にタオル回さない主義で通してるのでできないんだ。でも「できなきゃ拳回してー」とおっしゃったのでそれはもう真剣に振り回しましたわさ。この頃には俺も声出して掛け声に参加して楽しんだ♪こうしてジャスト30分という短い役目を終えた。ほとんどのキャメロット・ファンには響かない結果だったかもだが、俺はウォーミングアップできたし、彼女たちのアウェーでの健闘は賞賛してあげたい。がんばったね。シンティアのメタルな部分を凝縮した濃厚な30分で、このおじさんはキミたちの面倒を一生みることに決めたから(オイオイ)。


唯一難点があるとしたら、サキさんはその持てる声量をフルに出し切ってコントロールできてない感(字余りならぬ音余り。番場蛮のノーコン投球的な、え、わからない?)は否めないんだが、これは経験を積めば身についてくるものだと思うし、こういう歌詞が書ける人だからきっとその言霊をもっと上手に伝える術を得るだろうから(番場蛮のハイジャンプ魔球的な、もうええって)あまり気にしてない。むしろ、このまっすぐさとか潔さって、人としてもっとも素敵に思える美点だと思う。


28/05/2013 Tokyo Shibuya O-EAST Cyntia setlists

深愛エゴイズム
I Will
睡蓮と蝶
Through the Fire and the Desire
Run to the Future


ここまで来たらいよいよ次はフルレンスのライヴだ。その日がいつになるのか?気が気でない毎日を送ってる(爆)。


20年、俺の前に現れなかったSHOW-YAのフォロワーが、今ここにいる。
バンドの成り立ちを考えると今後の音楽の方向性とか、レーベルの打ち出し方とか、将来に一抹の不安も隠せないけど(CDのオマケにビキニトップって何よ。。。失笑)、バンドが続くかぎりは(苦笑)その動向に注目していきたい。


「この想いを繋いでいこう、声の限り歌うと誓うから」


その言葉を信じて。その言葉どおりにこの原石が磨かれた宝石に化けたら。。。SHOW-YA最大のライヴァルになる日が来るかもしれない。

初めての...アハン

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何本かすっ飛ばし。
シンフォニー・メタルの雄、キャメロットのライヴに行ってきた。


え、いつからファンだって?5/11からです(笑)。事情は追って。


シンフォニー・メタルって(デス声でないかぎり)嫌いなジャンルではない。ただ、どれを聴いても同じに聞こえるだけ。だからあまり聴いても残らないというのが本音。それはきっと「ブリティッシュ・ロックなんてどれを聴いても一緒だからつまらん」と言われてるのとイコールだと思うので、俺はそういう人を責めないので、俺も非難しないで下さい(苦笑)。


そうとはいえ、ライヴ行くなら予習に手を抜けない俺としては、最新作「シルバーソーン」の他、「ゴースト・オペラ」と「ポエトリー・フォー・ザ・ポイズンド」の各リミテッド・エディションの計3枚を購入。これが過去2-3回のセットリスト全曲が揃う最安のチョイスで、早速予習コンピを作って聴き始める。


すると、結構すんなり入ってくるのよ。初めて真剣に聴くシンフォニー・メタルだからだろうか。アメリカのバンドってことで欧州にみられるような独特なクセがないのかもしれない。メロディが美しいのは当たり前で、あとはヴォーカルにどんだけ感情移入できるかなんだが、幸いここのヴォーカルさんは上手すぎず下手すぎずで、伸び伸びしてるとこが聴きやすかったのが幸いして、4-5回繰り返した頃には曲をほとんど身に着いた。17曲全部俺にとっては新曲にもかかわらず、これってすごいよ?(いや、俺がでなくバンドが♪)てことで当日を迎え、会場へ。自分でも「これは結構いっぱしのキャメロット・ファンを演じられるかも!」という自信あったw


チケは一般Bの600番台後半だったけど、すんなり左側3列目あたりをゲット。まぁ前座があったからかどうかしらないが、でもバンマスであるトーマス・ヤングブラッド側だと考えたらその後も特に押されるとかの混乱もなく普通に観れたけど。なによりショウが始まっての大盛り上がりが見てて気持ちいい。普通我を張って横入りしたり無茶な盛り上がりする人がいてもよさそうだけど、なんかバンドを応援したいという同一意識の集合体が一挙手一投足乱れず拳を上げたりクラップして声を張り上げる姿にぐっときたわ。素晴らしきかな日本のメタル・ファン。


ヴォーカル(最新作で代わったらしい)は声量的に弱いかなとも思ったけど(前座のSAKIさんのほうが勝ってた、苦笑)、新加入というハンディにも物怖じしないでフロントマンを務めるプロ意識が高い人だと思った。あと女性のゲスト・ヴォーカルが華を添えてた、決してタイプではなかったが。ドラムのソロはまぁまぁかな。。。ってトミー・アルドリッジ7回観た後の俺にそう感動を呼べる人ってそういないですが(あ、一人いましたw)。最後の3-4発は素手叩きだった。ギターのトーマスはやはりバンドを背負って立つ人なので常に最前線。彼の煽りに俺も燃えた。翌日が誕生日だったので、シンティアの面々が酒を持ってきて(そーゆー使われ方されに来たのか!w)会場全員で"Happy Birthday"を祝う一幕も。ドレッド・ヘアで顔がウド・ダークシュナイダーみたいなベースの人が近づくと。。。マジ怖かったです(>< いやでも盛り上がってないと因縁つけられそうでw いや、きっといい人なんでしょうけど♪


28/05/2013 Tokyo Shibuya O-EAST Kamelot setlists


Rule the World
Ghost Opera
The Great Pandemonium
Veritas
Center of the Universe
The Human Stain
Song for Jolee
Drum Solo
When the Lights are Down
Sacrimony (Angel of Afterlife)
Season's End
Happy Birthday, Dear T.Youngblood
Keyboard Solo
Forever

Encore
Bass Solo
Karma
Torn
March of Mephisto

さすがに歌詞までは覚えられなくて大合唱には参加できなかったけど、声援やオイオイオイオイ!のかけ声にヘドバンして、結構喉に来ました。こんなのは2月のSHOW-YA以来だったかも。

楽しかった。次回も観に行きたいと思う。きっと。

Ozzfest 2013

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ライヴのない土日が2回続くので結構なペースで投稿してるが、4本、5本とかれこれ十数時間PC前で物書き状態で、もはやタイトルに凝る気力もなし(苦笑、まぁ寝食忘れて金もかからないし、当日の思い出し笑いは悪くない気分よん♪)


WSのツアーも全日程無事終えて11日に最終地大阪を離れて帰京。午後からオフ。
ただ正味な話、精神的に興奮状態でもカラダは相当疲れてる。いや自覚がなくても直にやってくるはず(苦笑)。てことで、次のライヴ、オズフェストをどうするかを真剣に考えてみた。


観たいのは午後イチのアンセムとラストのサバス。この間の時間つぶしは今は体力的にきつい。ここはアンセムを捨てて本命のサバスのみで行くか?いやいや、アンセムがスペアだなんて失礼な!あっちだって柴田軍曹復帰第1弾となる重要なステージだぞ。やっぱ観たい。うーん、どうしよー


ってことで、悩んだ結果、アンセムが終わるのが13時半だから、14時くらいにチェックインできるビジホがあれば、休憩に使えるので見つかったら万々歳♪ というラウパ11的戦法にすることに(。。。てか最初からそーすればよかったのにめんどくさがりw)幸い、5千円台で新浦安に条件に見合う空きがあったので予約。待ち時間はWSのレビュー書きに使えるし、この作戦で万事作戦を遂行することに。


明けて翌日当日。いざ幕張に向けて出発。12時に現地着くには2時間前に出ないとあかんかったので、ゆっくりとはいかず普段の出勤みたいな時間にウチ出る。一旦新浦安のロッカーに荷物を預けて幕張メッセへ。なんとか間に合う。。。てか駅からメッセまでってこんな歩くんかい(メッセはメイデンのフライト666ツアー以来、あとはラウパ09で行ったくらいで経験値少な)。


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中間地点のバラン星。。。じゃなくリストバンド交換所


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おねいさんがハメハメしてくれた手枷(リストバンドゆーとるやん)


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さらに歩いてようやく着

会場は左右に2ステージに分かれてる普通のフェス形式。俺が会場入りした時点では隣で日本のバンドがこのフェスにおける自分たちの不利さを自分たちのために集まってくれたファンに語り、最後は「日本の底力を世界に見せつけてやれ!」と結構切実なメッセージとして語っていた(微笑)。


本チャンのレビュー始める前にアレだが(笑)、常々感じてたんだが、やれ日本人バンドが多いとか、アイドルが出てるとか、批判対象をよく知らんくせに(ましてや聴いたこともない状態で)まず上から目線でどーのこーの文句つけるもんじゃないと思う。てかまず論ずる資格がないってwそれに別に難癖つけて全部観る必要ないじゃん。観たい人が観たい部分だけ観ればいい、それがフェスってもんでしょ。サバスが観れるだけでも1万5千円にその価値が見いだせないんだったら、おとなしくウチでCD聴いてなさいってんだ。逆にアウェーの状態で出てるバンドのこと、考えてごらんなさいよ。そのバンドが観たくて来てるファンのこと考えてごらんなさい。ももクロだって、俺、ラウパ11でアニメタルUSAと共演するまでその存在自体知らなかったし、その後だって興味ある音楽ではなかったけど、「特ダネ!」かなんかで彼女たちの特集があって、彼女たちはあえて場違いなところに自らをさらして、新規顧客の獲得に挑んでるとかいう話訊いて、すげいビジネスマン的な飛び込み営業的作戦をとる彼女たちをむしろ尊敬すらするわ。俺には絶対できないから。。。ましてや自分たちの意思でなく事務所の業務命令だとしたら、彼女たちに同情すらするわ。。。ってどんなに営業かけられても自分で選んだ音楽以外は今後も絶対聴くことないだろうけどねw 


閑話休題、てか逸脱しすぎだわなw 続けましょう。


で、アンセム側はスタンバイ中だし、まだ空間に余裕があったので結構前のほうまで行けた。
ほどなくしてPAからBGが消え(客電はそもそも消えてた気がする)、歓声が上がる。そして「バーニング・オース」のオーヴァーチュアが流れ、期待感高まる中、メンバー登場。この流れだと"On And On"か?と思いきや、名曲"Bound to Break"で幕を切って下ろす!まだお昼過ぎだというのに"Hey Hey!!"と観客のテンション、既にマックスw


続くは大好きな「インモータル」からのファスト・チューン"Soul Motor"。今回のイベント用Tには正に赤茶けたエンジンが描かれたデザインだったのでプレイされるに違いないとの予想的中(って誰にだってわかるよね♪)。ヘドバンしまくりでこの時点で既に大汗。  


ここで英三のいつもの調子の丁寧語で会場に挨拶。そして「誰よりもこの日を待ちわびた男」と振って柴田氏を紹介、軽い挨拶。本人もその時の心境を後で語ってたが、その大歓声に俺も泣きそうになった。


。。。んだが、次に英三が「俺たちも変態だけど、みんなも変態かなぁ?変態になる準備はいいかぁ!」と叫び出してその感動をぶち壊すww 続くは映画「変態仮面」の挿入歌として書き下ろされたネット配信のみの新曲"Blast"。曲自体は多くの曲をアーティストに提供する清水のヒット・メーカーとしてのセンスが光る佳曲。掛け声が入れにくいんだけどね♪


続くは「ヘラルディック・デヴァイシズ」からの"GO !"。このアルバムも大好きなんだけどこのツアーでしかやらなかったのでマジ嬉し。


メタル・ファンに日本も世界もない!と英三。まぁ日本のバンドがひとからげになんやかんや言われても彼らは正統派すぎるほどメイド・イン・メタルだからね。受けがいいことを信じてる。そして再び「イモータル」から"Immortal Bind"。もう激走モードばっかでネジが外れましたわ。


早いもんであっという間の持ち時間のわずか。上手に7月のライヴ宣を入れつつ、ラストは殺戮の"Onslaught"で〆。その短くも狂熱のステージを終えたのでした。柴田氏の復活劇をしかと見届け、俺が逢えるのは冬の陣になると思うが、再会を胸に誓って、一度会場を離れる。


で、会場から海浜幕張まで20分、新浦安まで15分。駅からホテルまで20分ほど歩くというのが判って飯屋探したけど、アトレ以外にあんま栄えてないんだわな(苦笑)、食品街で飯調達して、結局チェックインが15時回った。。。って、15時だったら一般的なチェックイン時間だからもっと近場選べばよかった orz 歩いてるうちにTシャツの汗が塩に変わるくらいはしゃいだからWSのレポどころじゃないw シャワー浴びて冷房でヒートダウンして、会場まで1時間の余裕見てまた出たので、休むというもんでもなかった(苦笑)。


で、17時前後に再び会場入り。


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サバスがプレイするブラック・ステージではディルなんとかというバンドがプレイ中。サバスの登場は隣でもう1つバンドがプレイした後だからまだまだ先だが、今のバンドの演奏が終わった時点で自然と入れ替わりが発生するはずなので、そのタイミングで前方へ。後ろのほうで待つ。近くでは前に行きつけなかったお嬢さんたちが一生懸命手振りして応援していらっしゃる。バンドへの忠誠心には感服。で、バンドが「ラストの曲」と告げた瞬間に休に移動する群れがw 気が早いちゅーの。まぁそういう俺も移動し出したけど。で、結構アイオミ側・前のほうまで突進。大トリの登場を待つ。隣のステージの最後のバンド、ツール?の演奏が始まったものの、左右へのスクリーンへの映像表示とかなかったので、音だけでどんなショウをやってるか全然判らなかった。まぁ興味ないかったんでどーでもいいけど。


開始が近づくに連れてあたりの人口密度が濃くなってくる。外人さんご一行が「ゴメンナサイネ、ファンナンデス」と割り込んでくる。。。って、ファンじゃなか誰もここにおらんて(苦笑)。モーターヘッドの"Ace of Spades"が流れ出して気分高揚。そしてそれに被るようにPAからオジーの客を煽る声が流れ(ソロとかと一緒だね)、場内暗転、始まりを告げるサイレンの音、そう、"War Pig"でショウがスタートする。


ブラック・サバスの降臨だ。


89年に初めてオジー・オズボーンを観た時、横にはギーザ・バトラーがいた。同じ年にトニー・アイオミもブラック・サバス(他のメンバーはマーティン、コージー、ニール)で観た。その10年後にヘヴン&ヘルとして、今度はトニーとギーザのペアを観た。そして今、パズルのようなその3つのピースがすべて揃う、オリジナル・ブラック・サバスが俺の目の前に姿を現した(正直ビル・ワードはどうでもよかった)。


まぁほぼ完璧な予習のおかげでw 知らない曲は新曲の"The God is Dead"だけで済んだ。最初の再結成時の「リユニオン」ライヴ・アルバムを軸に、ここ数年にやったレパートリーをスタジオ盤からチョイスしたコンピを聴いてて。。。


最初は「やれ単独がないとか、いろいろ難癖つけて今回のライヴに来ないで『メタル・ファン』を称してるヤツなんて俺は生涯認めんよ!」とか思ってたんだが、スタジオ・テイクを聴き込んでくうちに「ああ、サバスってメタルとは言われてるけど、70年代のブリティッシュ・ハード・ロックならどれもが持つ『アーティスティックな時代の匂い』をちゃんとベースに持ったバンドなんだなぁ」と感じたりして考え方が変わったのも正直なところ。だから、"Behind the Wall of Sleep"、"N.I.B."と2曲に切り離されて表記されるよりも、4曲からなる一連の続き物とみなすUS盤表記のほうがなんかしっくりくるとか。そんなことを考えながらステージを聴いていた。


うん、ちゃんと聴いてたんだわ、俺は。そんな暴れずにw てかね、ホント、トンばっか観てた。今回の再結成発表後に癌が見つかり、治療を経て、まさに「地獄から生還してきた男」である。縁起でもないことかもしれんが「次」があるかわからない人である。だからこの目でしっかりと観て、しかと聴き入った感じだったんで、正直オジーは途中からあまり観てなかったかなw 彼は彼で前回のソロ・ツアーでサバス・ナンバーを結構やってたし、その記憶を当てはめればいいかなって(水撒くシーンはカットしてw)。


ドラム・ソロ入れるくらいなら"Sweet Leaf"でもやってくれよーって思ったが(苦笑)、あれはあれで"Iron Man"冒頭のバスドラに繋がるものとして必要だったんだと思う。で、その"Iron Man"あたり(この曲だと後半だね)から、先の外人さんたちが互いにタックルし合いだしてその場が騒然となる。WSのレポのほうで触れたけど、俺右手を故障してて、転んで下手に手をつけない状態だったから、ちょっと緊張が走ったw 窮地を救ってくれた新曲に感謝(爆)。つくづくトンってヴォーカルによっての曲の書き分けってのがうまいなぁとも。


でも本編最後の"Grave"でまた狂熱の様相。まぁわかるけどね、周りも同調し出してたし、それが前方の宿命です♪ アンコールの"Paranoid"もしかり。この曲だけでは俺もメタル魂見せつけてやりましたわ。


12/05/2013 Makuhari Messe Ozzfest Japan 2013 setlists

Anthem
OVERTURE
BOUND TO BREAK
SOUL MOTOR
Blast
GO
IMMORTAL BIND
ONSLAUGHT

Black Sabbath
War Pigs
Into the Void
Under the Sun
Snowblind
Black Sabbath
Wasp - Behind the Wall of Sleep - Bassically - N.I.B.
Fairies Wear Boots
Symptom of the Universe - Drum Solo - Iron Man
God Is Dead?
Embryo (short) - Children of the Grave

Encore
Sabbath Bloody Sabbath (intro) - Paranoid

 


 


まぁフェス運用に慣れてないプロモータだけにどうなるか?と心配してたけど、さしたる混乱もなく無事に終わった。本音は単独でもう1本くらい観たかった。バックのスクリーンにはB級ホラー映画のフラッシュバックが流れ続けてて70年代の雰囲気をもっと醸し出してたみたいなんだが、よく見えなかったし。

次回は単独も余裕でプラニングできるプロモータさんにお願いします(苦笑)。
おしまい。

What I want...

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2本のイベントを後回しにして初オリ(アンティ)のレビュー。


オリアンティという人。。。


初めて耳にしたのは、やはり亡くなったマイケル・ジャクソンの(生死に関わらず)最後のツアーのギタリストとして同行。。。するはずだった女性として脚光を浴びた時だわな。で、その後彼女の地元、オーストラリアで発売されてるインディーズからのアルバム「ヴァイオレット・ジャーニー」を聴いて、若いのに土臭い楽曲もこなし、時としてサンタナぽくも聴こえるギターの、女性ならではの繊細さと男勝りのダイナミックさを併せ持つ特異なサウンドにかなりの期待を持ち、メジャー・アルバムを楽しみにしていた。


しかし、リリースされたその作品「ビリーヴ」は、いわゆる「ガールズ・ポップ」な曲で占められ、「脂取りなんとか」、じゃない、アヴリルなんとか、みたいな子に任せときゃいいような楽曲ばかりで、一転失意のずんどこ、じゃないどん底。以降、興味が失速しておなざりに(苦笑)。


どういうブレーンが付いてるのか知らんけど、彼女が進むべき道は違う、もっとギター・オリエンティッドで、ブルージーさを感じさせる路線のほうが彼女の持ち味生かせるのに、そして彼女自身も進みがってる方向に違いない、そう信じてやまなかった。


で、時はかなり流れて、再び彼女に着目したのは、政則さんがROCKON、PRT両方で彼女の新作を強力プッシュ(前者では毎週にようにかけ出した)しはじめたからで、ラジオから流れるその曲に、「これが望んでいた音」と感じたからだ。


それが、このアルバム。


1CD / Orianthi / Heaven in this Hell


もう口で説明するより、聴いてもらうほうが手っ取り早い、ってくらい、俺が彼女に望むものすべてが詰まって、むしろおなかいっぱい、今後が大変そうって心配になるほどの傑作だ。


そんなアルバムをひっさげて、しかも「ブルーズを聴かせる」という場にふさわしい(何度もその名演を見ている)ビルボードでのライヴってんだから、行かない理由はない。ってことで、かなり期待をしてその日を待つ、GW11連ちゃんの最後のライヴって俺のコンディションも心配な中w


最近行くライヴが被って、今回初めてビルボードへ参戦する友人と待ち合わせて、談笑しながら会場へ。俺はカジュアル・シートだったのでそのまま別れて上へ。ちなみにここでは定番の席(大体、予約開始されてもしばらく余ってるような)があるんだが、今回は即予約でも取れずにその1つ横。これも彼女の人気のせいか?とも思ったが、客層はここのいつものショウと同じで、若干アダルティ(早い話が俺も含めておさーんばっかw)。でもそのほうが今回は願ってもないことだ♪


そしてショウはスタート。


今回3ピースのバンド形態なので至ってシンプル。早速アルバムのタイトル・トラックを始めとする新作からの3連発。うんうん、イイ。まぁ歌は不安定だけど、ギター弾きだからしゃーない。むしろ味が出てるようにも見える♪(って褒めてるのか?)それよかギターの力強さが心地いい。心に響くよ。てか、帽子を被ってて上からは口元しか見えないぞ。たまには脱いで(帽子をだよ)挨拶しろや♪日本語で「アリガトウゴザイマス」と言いたいのか、でも「アリガ、タイ」としか聞こえないのも愛嬌だわな。

続く3曲は前作から。聴くのもムカつくので予習してかなかったので退屈〜。。。かと思いきや、"What's it Gonna Be"におけるドラマーのダイナミックかつテクニカルさが観てて楽しい。この人、グレン・ソーベルという人で、インペリテリとか長くメタル畑にいた人。。。てか再結成アルカトラスにいて、俺会場でのサイン会でTシャツにサインもらったぞ(並んでて不本意ながら彼の順番に当たったという、苦笑)


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これがソレ。大切だと思ってなかったから着ては洗ってもうこんな状態にw


でもこうして間近で凄いプレイを魅せつけられて神ドラマーだったと再発見できて狂喜。"Bad News"で早めのトイレ休憩取ったんだが、このタイミングでよかった(爆)。続く"Think Like a Man"でも彼にくぎ付け♪


で、この(彼女からみれば)ヒット・アルバムからの3チューンで、オリも客を煽り出して、さぞ盛り上がるかと思いきや、最前の1テーブルの客が立ってノッってる以外は、いたって冷静。当たり前です、ここはライヴ・「レストラン」なので。


その状況に彼女も少し困惑してるのが、目に見えてきはじめた。


気が付いたらアコギのサポートが一人増えてて(いつの間に)、コーラスの上のほうも担当。続く"How Do You Sleep?"は正にどブルーズ。一番生で聴きたかった曲だ。ううう、ギターが泣いてる。俺も泣きそうだよ。たまんねぇよぉ (T~T) この1曲だけでも今日来た価値充分だよぉ。てか明日大阪まで付いていきてぇ(爆)。


続く"If U Think U Know Me"って、新作中では数少ないポップなんだけど、「ロスト・ハイウェイ」頃のボン・ジョヴィを彷彿させてかっちょいい、てかジョンに歌わせてリッチーに弾かせろや、絶対に合う♪ ここで「ヘイ、イェーイ、イェーイ」というコーラスを促して盛り上げさせたがってたが、ほとんど客は歌ってない。。。てか、ここに来てる人たちの新作への評価ってどうなんだ?とにわかに気になり出してきた。当然オリ自身もそう考えてるに違いない。


次の"Better with You"は新作の日本盤にボートラで入ってるポップ・ソングだが、俺が買ったのは輸入盤だったので知らず。ここでもグレンばっか観る。あ、ベースの人もネイティヴ・アメリカンぽい顔つきの凄いマッチョで存在感充分な人よ。


再び新作本編に戻り、イカした2曲。"Fire"では客の力強い「ヘイ!」の拳がほしかったんだろうが、ベースが促しても空回りの感。何度も言うけどここはレストランです。付け加えていうなら、ここにちゃんと耳を傾けて集中して聴き惚れてる人がいますw


ここでスティーヴ・ヴァイについて語りだす。15歳の時に出逢ってマブダチ。。。といったかどうかは知らんがw そしてアルバム未収録の"Song for Steve"をプレイ。一部評論家レビューに前作で彼と共演してPVもある曲だと間違えられてるけど、全然違うのに気づかんのかい(失笑、ググればわかるだろうに)。


そしてMCを挟む気もなくなったのか(汗)、続けてこれまた日本盤ボートラの"Sex E Bizzare"へ。で、これが本編最後だというのが、彼女が"Thank you Good night"と告げてその場を捌けたので知る。なんか締まらない終わり方。。。


アンコールは、彼女最大のヒット・シングル、"According to You"で、盛り上がり。俺には彼女との一時決別することになった元凶の曲だったから何も感じなかったけど。てか、十八番のはずなのにまともな音程で歌えねぇのかよと苦笑。続けざまにジミヘンの"Voodoo Chile"でギタリストとしての本領発揮。これが凄い熱演で、終始弾きまくりの姿で圧倒される。俺も惜しみない拍手を彼女に。最後まで顔見えなかったけどw


なので、彼女がどんな気持でこのステージに立ってたのかが皆目見当がつかなかった。普通嬉しがってる顔が見えたりすると、こっちも安心するんだが。"Thank You !"と短い挨拶をしただけで、観客の声援に応えて別れを惜しむしぐさもなく、そそくさとステージを後にする姿しか映らなかった。

14/05/2013 Billboard Live Tokyo Orianthi setlists

Heaven in This Hell
Frozen
You Don't Wanna Know
What's it Gonna Be
Bad News
Think Like a Man
How Do You Sleep?
If U Think U Know Me
Better with You
Filthy Blues
Fire
Song for Steve
Sex E Bizarre

Encore
According To You
Voodoo Chile (Slight Return)

 


 


あ、言っておくけど、彼女の演奏に対しては100%満足してるし、新作のほとんどをプレイしてくれたことに関しては100点満点で200点つけてあげたい気持ではいる。


ただし、彼女自身が今回のようなステージでどう立ち回ればいいのか?ってのがわかってなかった、ってのがこっちに感じ取れてしまった時点で、この子はプロとしてまだまだ場馴れしてない未熟なお子ちゃまだなと思わされざるを得なかったわ。


昔から、日本人はショウの間おとなしいけど、音に対して熱心に注意深く耳を傾けて聴く人種だと、向うのアーティストによく言われてるのを訊くよね。それは世代が変わったとしても変わらない、ウチらの誇れる美徳ともいえる。特に今回のビルボードみたいなところでは客はそうあるべきだし、ミュージシャンもそれを承知でプレイすべきだ、とも。でも日本ではフェスやスタンディング公演ばかり経験して今回みたいなのが初ケースだったので、両者とも困惑してしまっていたのは目に見えて明らかだった。


アメリカこそ、そういう自分がアウェイな場所でプレイしてブーイングの洗礼を受けたり揉まれて、経験積んで成長していく場所だと思ってたんだが、どうやらこの人は偉大なアーティストに目をかけられたことで甘やかされて温室で育ったか、周囲がショウビズとしての間違った利用をしてるとしか思えん。そういう意味ではオズフェスに出ると告知されて総スカン食らいつつも乗り切ったももクロのほうが全然プロフェッショナルだと思う。。。のは俺だけかw


自分のあるべき姿。居心地のいい場所がどこにあるのか。
彼女がそのことに気付かないで今後も活動していくなら、これ以上の不幸はないよね。
いや、気づいてないはずない、自分がこの先どういう道を進むべきか迷ってるのは誰でもない、オリ自身だと。そう感じたライヴだった。


道が見つかったら、また逢いましょう。

 


 


 


 


って、俺も説教臭いこというおさーんになったもんだ(苦笑)

あ、もうひとつ加えるなら、本国だけでなく日本においても同じだよ。彼女のレーベルはもうちょっと考えてやれよ。ビルボードのHPに載ったレビューがひどすぎ。「『ビリーヴ』からの曲が大半」とか、ホント観て書いたのか疑ってまうくらい。自分たちの飯の種と見るんじゃなくアーティスト、人間として。才能潰すなよ。


He is so beautiful... for us

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5月3日。レジェンダリー・ソウル・グループであるサム&デイヴの片割れ、サム・ムーアを観にブルーノートへ。


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と、簡単に書き出したが、この日は朝7時まで鹿児島にいたw(言うまでもないアレでです)
4時半に起きて彼の地を堪能し、朝イチの飛行機で東京に戻り、会社で一仕事して、そのままの足でブルーノートへ。


最初日程を訊いた時は諦めてたんだが(既に広島経由の名古屋入りをスケジュール済)、新幹線の予約を取る前に、ちょっと過酷なスケに挑戦してみようか?という気になり、予定を入れた。往復割引効かずに3000円ほど旅費が高くなったが、ライヴ1本のためなら喜んで♪(てかこのライヴ自体1万2千だから大幅予算オーヴァーだぞw)


彼を観るのは2年ぶり2回目となる。前回のレビューに観に行く理由なども書いてあるので参照してもらいたい。

http://www.kino1989.net/weblogs/rakugaki/2011/07/hold-on-im-coming-2011.html


てか、「期待ほどじゃなかった(=声が出てなかった)」なんて失礼なこと書いてあるね(汗)
ところが今回は「さすが!すごい!」という印象が上回った。本編の最初と最後の主要曲は前回と同じだが、結構セトリに「本領を発揮させるような曲」が多かったからだろね。

"Starting All Over Again"はオリジンが誰なのかわからないけど、ホール&オーツやボビー・ブランドらによってカヴァーされてる美しい曲。今回も女性コーラス3名を含めた大所帯なので迫力あった。ベン・E・キングの"Don't Play That Song"はまさに楽しさを象徴するソウル・ナンバー。
バンドとの長いインプロビゼーションで始まった"Get Out Of My Life, Woman"はフレディ・キングやポール・バターフィールドもカヴァーしたファンキーな曲。


ここらあたりで今日の彼の調子が絶好調なのが判った。後半はダンサンブルなファンキー・ナンバーが続く。女性コーラスのソロも相当な声量があるはずだが、御大も負けずに絡む。よく声出てるじゃん、最高!自らのヒット曲"I Take What I Want"、"I Thank You"はさすが。フットワークも軽く、サビを客に合唱させようといろいろ絡んでくる。そして大ヒット曲"Soul Man"へなだれ込み、そのままスライ・ストーンの"Dance to the Music"でまた観客との合唱。このくだりは何度体験してもワクワクする♪ブルーズ・ブラザーズの格好をした人たちか、ダニー・ボウズが出てきそうだw
長い長いセッションが続いて大盛り上がり。

そして。。。


ツアー・マネージャぽい女性が現れて(彼女も歌える)、長いスピーチを始める。誰かに次の曲を捧げるようなことを言っていたが、後で訊いた話では、1年前にここでのステージを終えてホテルで眠るように逝った、ドナルド・"ダック"・ダンへの追悼だったという。あれから1年経つんだねぇ。そして想いのたけを込めて歌った"You are so beautiful"は、そんなことを知らなくても、どれだけ感動的だったかは、あの会場にいた人ならわかったに違いない。


03/05/2013 Blue Note Tokyo Sam Moore setlists

BACK AT THE CHICKEN SHACK
SOUL FINGER
HOLD ON I'M COMING
LET THE GOOD TIMES ROLL
KNOCK ON WOOD
STARTING ALL OVER AGAIN
I CAN'T STAND THE RAIN
DON'T PLAY THAT SONG
GET OUT OF MY LIFE WOMAN
THAT LUCKY OLD SUN
COME ON, COME OVER
I TAKE WHAT I WANT
I THANK YOU
SOUL MAN / DANCE TO THE MUSIC
YOU ARE SO BEAUTIFUL

いつもの後方席で気持ちよく観てたんだが、隣の「おまえ、石田純一かよ!」風な業界人ぽいグループがちょっとうざかった。常連の上客か知らんが、しょっちゅうワイン注ぎに来る店員も人の視界に入ることをもっと考えろちゅーの。。。って以外は大満足で、会場を後にした。


ギネス呑んで足元もステップしそうな勢いだったww 名古屋にいるカヴァにも観てほしかったなぁとか考えたり。。。


まだ、翌日の「悪夢」など知る由もなかった(その話はあっちのブログで)。

アドレナリーン!(失笑)

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去年からオーケストラづいてる俺の今年1本目の標的。

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シネマ・ミーツ・シンフォニーは前回「セント・エルモス・ファイヤー」目当てで行って以来(「海猿」から数えて3回目)。ロッキーなら燃えます♪ 知って速予約。ちなみに前回同様、読売日本交響楽団の演奏。


高校・大学と無類の映画ファンだった俺だから、当然このロッキー・シリーズは大のお気に入り。。。といっても「4」までw(その後の2作もDVDで1回づつ観てはいる) 個人的には「2」が一番好き。当然サントラも当時貸しレコード屋でゲットして聴きまくったので血肉になってたが、(本編6作観てる時間がなかったので、苦笑)今回あらためてCDで4作目まで抑えて予習して備える(5は中古でしか手に入らなさそうだったし、6はそもそもサントラがこれまでのベスト盤なので割愛)。


当日は爆弾低気圧で雨が凄かったが、幸い風には困らされることなく会場のオーチャード・ホールへ。bunnkamuraドなんて元嫁と芝居観に行って以来だから20年以上ぶりだぞw


「オーケストラ観るのは上の階から」という俺の中のルールに従い、3階の最前列を取った。左サイドから斜めに正面で、奥のバンド・セクション(ドラム・ギター)あたりまで見渡せる抜群の見晴し。これでA席7500円ならお得だと思えた。もっとも客の入りとしては2-3階席はホントまばらだったけど。


ステージは「ロッキーのファンファーレ」とともに始まる。やっぱ興奮w 1曲目が終わるとカンカーンと試合が始まる時みたいな鐘が鳴っていい演出。司会は日テレの若い人(前回も読売楽団だったけど司会はテレ朝の人だったのは輪番制なのか?)。まぁ作品を知ってか知らぬかわからんそつない進行だった。

続く「テイク・ミー・バック」はアカペラ・グループのジャミン・ゼブという若手たちが唄う。この曲はまさにアカペラだから映画同様の抜群の雰囲気を醸し出してた。

しっとりした曲調である「エイドリアン」「ミッキー」はグっときたんだが、ピアノが女性だったのが気に入らなかった。線が細すぎる上にもう少し音下げてもよかったんじゃないかと。そもそも作曲家のビル・コンティ自身がピアノも弾ける人なので、ここは男性のほうがロマンチシズムさが絶対出たはず。


オーケストラの上には映画の名シーンを流すスクリーンがあったけど、俺は「次はそこが音出すのよね」と終始上から各セクションを目で追ってたのでほとんど見ることなかった。純粋に演奏を楽しめる状態にあった。


途中2回にわたってトーク・セッション。


一人目は元巨人軍の宮本和知氏。急に野球に関して喋り出して司会から「今日はロッキーの話題で」と諭される(苦笑)。タイトルの「アドレナリーン!」って彼が発したんだが、昼夜ともに白けたそうw
浜スタではアウェイ球団の練習が始まるときにロッキーのテーマが流れて燃えるだが、横浜にとっては逆効果なんじゃないか?とか、読売楽団の練習場が巨人の練習グラウンドと隣同士だったことやら、土手を走ってたら子供たちが寄り添ってきてロッキーみたいなシーンを味わったことがあるとか、そんなことを話した。


そして二人目が声優の羽佐間道夫氏。開口一番、あの「エイドリアーン!」が飛び出し、満場の喝采を浴びる。さっきの偽者と大違いww 基本的に彼が見たかったのも大きな理由だったので、話はほとんどWikipediaに書かれた内容と一緒だったけど楽しめた。おまけにその場で生アテレコまで。スクリーンには例のラブ・シーンが流れ、調子に乗った彼はなんか余計な嗚咽まで飛び出させてエロく演じて(爆)、最後に照れるように「なんちゃって。こーゆー掛け合いをしてればカップル・夫婦の円満間違いなし」とちゃんと落としてくれる。つくづく話上手な人だと感心する。しかも79歳という年齢を訊かされて驚愕。まぁ俺が若き頃、ヤマトのナレーションやマクロスのグローバル艦長で心奪われてた頃だって今の俺と変わらないくらいの年齢だったんだわな。いつまでも聴いていたい素晴らしいトーク・セッションだった。

第1部は最初の2作から、ということだったが、続く「熱い戦い(Conquest)」は「Ⅲ」から。劇中でロッキーがミスターTに対してキレて猛突進するシーンに流れるこの曲が一番聴きたかった曲なんだが、若干テンポが遅かったような気して残念だった。で、1部の最後「ロード・ワーク」はメイン・テーマのアレンジなんだが、バイオリン・セクションが泣きの旋律を奏で出した時にもう我慢できず涙ボロボロ。おかげで休憩に入っても涙が引くまでトイレに立てなかった(苦笑)。
映し出される映像でではなく、奏でられてる音だけでイカされてしまったんだから、やはりビル・コンティのメロディ恐るべしといったところ。


第2部は3作目以降の歌ものが中心。先のジャミン・ゼブが終始活躍。アカペラ・グループの彼らだからサヴァイヴァーのロック、ジェイムズ・ブラウンのソウルの力強さは期待しなかったが、細かいコーラスを重ねて常に爽やかさを感じさせてくれたのが好感。「アイ・オブ・ザ・タイガー」ではドラムが終始カウベル叩いてたけどなんかイマイチだったが、(B!でもソロ作がアルバム・レビューに載ったことがある)ロバート・テッパーの「ノー・イージー・ウェイ・アウト」なんて選曲も嬉しかったし、「ハーツ・オン・ファイヤー」は歌に続くヴィンス・デコーラの「アップ・ザ・マウンテン」までを、流れる実際の映画シーンに完璧にリンクさせてもう感無量。4作目の作家、ヴインス(メタル・マニアならライオンが参加した「トランスフォーマー・ジ・アニメーション」を持ってるはず、って俺だけか?w)のは基本シンセ・ミュージックだが、今回のためにオーケストラ用の譜面を書き起こしたらしく、続く「ウォー」以降で4作目のラスト・シーンを再現してまたまた恐れ入った(当時はなかったが、その後出たスコアのみのCDも買って予習しといてよかった♪)。満場大拍手で本編を終える。


アンコールは「テーマ」を再演。今度はジャミン・ゼブがコーラスを入れての完全版(本編中の1回目は俺たちがコーラス入れなあかんのかい!と思って聴いてたw)。最後にスタローンの勝利のスピーチと短いファンファーレでめでたしめでたし感いっぱいでショウは幕を閉じた。

06/04/2013 Tokyo Shibuya Orchard Hall ROCKY in Cinema meets Symphony setlists

Fanfare for Rocky
Take you Back (with Jammin' Zeb)
Adrian
Mickey
Gonna Fly Now
Conquest
Going the Distance

Eye of the Tiger (with Jammin' Zeb)
Livin' in America - No Easy Way Out - The Sweetest Victory (with Jammin' Zeb)
Burning Heart (with Jammin' Zeb)
The Measure of Man (with Jammin' Zeb)
Training Montage - Hearts on Fire - Up to the Mountain (with Jammin' Zeb)
War - Fanfare from Rocky

Encore
Gonna Fly Now (with Jammin' Zeb)


いやぁこの感動、去年の「スター・ウォーズ・イン・コンサート」級だった。てか、マチネ観てたら速攻立て続けに2回観れたのにぃ、と後悔(苦笑)。


これはぜひ再演すべきだと思う。大阪ではやらないのかしら?w

新譜のほうが先だろ?的な

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デッド・エンドの足立祐二のソロ・ライヴに初参戦。

発表がニューアルバム・リリースと一緒だったので、その発売記念だとばかり思ってたが、アルバムに先駆けてのライヴだった。
てことで、下のセットリストはほとんど参考にならない(爆、アルバム出たらアプデする予定、覚えてれば♪)

この人、完璧主義かもしれんわな。デドエンでもそうだが、レコーディングされたものをほとんど忠実に再現する。ギターはライヴならではのインプロヴィザーションがあってこそ面白いともいえるんだが、彼の場合、すでに匠の技の域で聴いてる人を力づくで納得させちゃうような。

マイケル・シェンカーに傾倒する彼が、蛇柄のフライングVを駆使して聴かすメロディアスなフレーズはただただ美しいの一言に尽きる。新曲には最近のデドエン楽曲で聴けるフレバーのものや、ゲイリー・ムーアを彷彿させるような曲ありと、よりメタル・ファンの心をつかんで離さないようなアルバムに仕上がってると思う。リズム隊も結構テクニシャンで、久々にすかっとした3ピースが聴けた感じ。

3時間半に及ぶライヴの大半はMCで、YOUちゃんはよく喋る人なんね。。。てか低学歴ネタを何度も何度も蒸し返しては弄るんで度がすぎてちょっと退屈ではあった(苦笑)。

セカンド・アンコールは曲がないということで、"The Thing"を再び。前作で一番好きな曲だったので嬉しかった。てか、この曲で初めてフェルナンデスのストラトに替えてのプレイが結構崩れててかっこよかったので、今日やった曲全部ストラトでやりなおしてくれてもよかったぜ♪


10/03/2013 Tokyo Shinjuku Live Freak YOU setlists

You's Alien
The Thing
new song
new song
Ero Erotic
Psy-cho
Love 9
new song
new song
new song
new song
new song
new song

Encore
彼女が逆流
new song

Encore2
The Thing (Strut Version)

(ジャケもめちゃかっこいい)ニューアルバム「マニアック・ラヴ・ステーション」発表後のツアーも決定。
楽しみ♪

柴観てきた

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ちゃう、紫(ムラサキ)!

俺が紫を知ったのは多分90年代初頭、B!のニュースコーナーかなんかでOVA「ワイルド7」に"Highway Star"を提供してる、とかいったトピックを見かけたのが最初だったと思う(文字だけのホント小さな記事)。件のアニメを観たのはだいぶ経ってだったと思うが、CDが近くのレンタル屋に置いてあったので聴いてみた。。。いろんな意味で笑ってしまったw その後はオキナワ・ロックのコンピにジョージ紫氏のバンドの"Burn"のカヴァーが入ってたので買った以外はしばらく耳にすることもなかった。


で、久しぶりにその名を訊いたのは、沖縄に移住した友が向こうで観たと言う話で、それから間髪入れずに姐さんがバースディ・ライヴのMCでドラムのチビさんが彼女をオンナにした。。。ちゃう!、彼女が歌に人生を捧げるきっかけを作った恩人であることも知った。


そんなだから、今回東京でライヴがあると知って、行かない理由があるだろうか?いや、ない。


てことで、20年ぶりに旧作を買い揃え、新譜もちゃんと予習し、いざ渋谷のミュージック・デュオ・エクスチェンジへ。書いてあった3桁の番号が整理番号だとばっか思ってた俺は仕事を中座して駆けつけたが、席番だと知り唖然。しかもどういうわけだか後の番号のほうが前にあったりと変な席順で最後列。(O-EASTを支える)柱で邪魔されて清正氏が全然観えない位置だった(ジジこと沖縄のミック・ボックス、あれ逆か?が見れたからよしとするが、苦笑)。


唸るセットリストだった。パープルの第1期から5期、はたまたレインボーまで広く押さえて、貫禄のステージだった。


20/02/2013 Tokyo Shibuya Duo Exchange Murasaki setlist

Stormbringer
Mandrake Root
Long Live Rock 'N' Roll
Perfect Strangers
A Light in the Black
Owed to 'G' - Space Truckin'

Encore
Strange Kind of Woman
Lady Double Dealer
Smoke on the Water

 


 


 


 


 


 


 


 


ウソ、冗談だって!本気にすなよw


20/02/2013 Tokyo Shibuya Duo Exchange Murasaki setlist

Prologue (新曲)
Doomesday
Devil Woman
Kaleidoscope of Love
No Monsters
False Prophets (新曲)
Forever in Your Eyes (新曲)
Into the Sun
Mother Nature's Plight (Chibi on vocal, dedicate to 城間俊雄)
Purple Haze (with Char)
Sunshine of Your Love (with Char)
琉神マブヤー1972レジェンド [English version]

Encore
Fly Me Away (From Here)(間違えた)Do What You Want
Double Dealing Woman
Smoke on the Water (with Char, 斉藤光浩)

 


 


予習でCD聴き返してまた笑っちゃったんだが、もうライヴになると、出す音の雰囲気がさらにそのままで、ぶっちゃけパープルとレインボーの主要曲知ってるから予習いらなかったんじゃないかとすら(爆)。でもそしたら違う歌詞(オリジナルw)でコーラスつけちゃうとこだったぜ!


たしかにね、最初の2-3曲で、オリジナルと称してそこまでやってしまっていいのか?と疑問符湧いたのはたしかなんだが、間違うことなきオリジナル性を発散する(会場限定販売の)最新作からの2曲を終えて以降、もうそんなことどーでもよくなり、むしろここまでリスペクトするバンドへの愛を貫き通す姿勢があっぱれに思えた。


それに、なんとも人の良い、憎めないキャラの集まりなのはMCやその姿からすぐ見てとれたので。これが話に訊く沖縄人の朗らかさなのか?この前WOWでやってた「マブヤー THE MOVIE」の中の人そのままやんけ、ともw 今回パンフレットが全員にプレゼントされたが、半分が沖縄の(音楽関係に限らない)個人商店の広告のオンパレードで、ぶっちゃけ東京人には何の役にも立たないんじゃないかと思えるんだがw 多くの同胞に支えられて今の彼らが存在しているという証でもある。熱いじゃないか。


一度でも観ればその楽しさに、惹かれる、好きになる、クセになる。。。そんなバンド、数少なくなってきてはいるが、このバンドも間違いなくその1つだと思う。

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姐さんモノ第一四半期2本

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20/01/2013 Tokyo Shibuya O-EAST SHOW-YA setlists

Intro: Immigrant Song

Battle Express
Bloody Rose - 薔薇の紋章 -
Look at Me !
Get My Beat
Outsider
性 - SAGA -
流星少女 - Shooting Star 196X -
The Rose
In my arms
Keyboard solo - Drum solo
Count 8
Rolling Planets
ギャンブリング
私は嵐
限界LOVERS

Encore
What Do You Say ?
FAIRY

SHOW-YA デビュー10000日目に出たライヴDVD「HARDEST ROCK」を記念してのライヴ。
今年1本目の宣戦布告という意味で"Battle Express"で始まる。
"The Rose"は「このメンツで初めて」と言ってたが、NHK-BSでオンエアした89年大阪のライヴでやってまw
"What Do You Say ?"も久々だった。
姐さんはタイミングを外すことあれど、音程を外すことは絶対にない、絶対音感の持ち主かのように思えてならん。この日もそう確信した日。いまさらながらw



13/02/2013 Tokyo Megro Blues Alley Japan Keiko to ichiro - Mr. & Miss Blues setlists

intro: Let the Good Time is Roll

Come on Everybody
Jumpin' Jack Flash
限界LOVERS
Get Back
ムーミン (Dazed And Confused)
流星少女 - Shooting Star 196X -
Tenderness

私は嵐
WISH
Blue Rose Blues
あゝ無情
Hallelujah
Woman's Boogie

Encore with 鮫島秀樹
Goes On
上を向いて歩こう
Rock And Roll

outro: Everyday I Have the Blues

Ichiroとのコラボを観るのは「エンド・オブ・ザ・ワールド」ツアー以来(ナイト・ホークスの再結成ステージで別々に観たけどw)。イントロにB.B.の"Let the Good Times Roll"って、そん時の〆だったんだからやればよかったじゃん!と思いつつ、1曲目は"Come on Everybody"(UFOでが一番有名だな)でスタート。あとは互いの持ちネタとロックのスタンダード("Hallelujah"は意外だったけど)で、「どこがMr.&Miss Bluesやねん!」と突っ込みたかったところ、まぁリハ2日じゃしゃーないかw "上を向いて歩こう"を含むなら西寺実路線ぽく、日本で言うところのブルース(昭和歌謡・演歌、以前ソロアコでやった「弟よ」とか)に挑むってのも「恵子と一郎」って名にピッタリでアリかなぁと感じた。このコラボは是非やっとくれ。

07/09/2012 Tokyo Shibuya-AX Gotthard & Unisonic setlists

[Gotthard]
Dream On
Gone Too Far
Starlight
Top of the World
Remember It's Me
Sister Moon
Fight
Hush
One Life One Soul
The Story's Over
Mountain Mama
Right On
Lift U Up
Anytime Anywhere

[Unisonic]
Unisonic
Never Too Late
King For a Day
I've Tried
My Sanctuary
March of Time
Over the Rainbow
Star Rider
Kai Hansen solo include Kojo no Tsuki
Mandy Meyer solo
Souls Alive
We Rise
Never Change Me

Encore
Future World
I Want Out

10/09/2012 Nagoya Club Diamond Gotthard & Unisonic setlists

[Gotthard]
Dream On
Gone Too Far
Starlight
Top of the World
Remember It's Me
Sister Moon
Fight
Hush
One Life One Soul
Shine On
The Story's Over
Mountain Mama
Right On
Lift U Up
Anytime Anywhere

[Unisonic]
Unisonic
Never Too Late
Renegade
King For a Day
I've Tried
My Sanctuary
March of Time
No One Ever Sees Me
Star Rider
Kai Hansen solo include Kojo no Tsuki
Mandy Meyer solo
Souls Alive
We Rise
Never Change Me

Encore
Future World
I Want Out

強力なタッグだった。東京初日は仕事で行けず断念。

ぶっちゃけステーヴ・リー亡きゴットハードには全く期待をしてなかったんだが、蓋を返せば前半で声が出なくなるほど歌い叫んでたww スティーヴの才能が抜きん出てた昔はVo.以外正直カスの集まりとさえ思ってたんだが(失礼)、今はサウンド的にそれぞれが対等でまとまりがあって、1つのバンドとしていい状態にあるんじゃないかと感じた。
スティーヴしか認めないよ!状態の俺に、ニックのヴォーカルがすんなりと入り込み心を掴んでしまったのも想定外だった、人柄よさそうだし。また、マーク・リンが取り戻した笑顔(彼は友がグチャグチャになった現場に居合わせてる)に安心した。
まさに再スタートを切ったばかりの彼らを、これからも応援していきたいと誓った初日だった。ぶっちゃけ名古屋は彼らを観るために出向いたと言っても過言じゃない♪

ユニソニックはラウパに続いて2回目だったけど、いいアルバムを携えて、日本のボートラ以外の全マテリアルを披露。カイがもてはやされてばっかだけど、マンディが対等かそれ以上にフィーチャされてたのが嬉しかった。ルックスは変わったが(爆)衰えをしらないキスケの声も素晴らしかった。

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09/09/2012 Tokyo Akasaka Blitz NAON NO BATTLE Vol.1 SHOW-YA & more

Intro: Immigrant Song

私は嵐
Look at Me !
Get My Beat
Outsider
流星少女
Count 8
Battle Express
Fairy

Encore
限界LOVERS
学園天国

ゴメン、女性二人組の方、途中入場で観なかったのでマジ名前思い出せない。てかさ、前半終わってから彼女たちのファンにほとんど動きがなくて結局後ろのほうで観た。こういうイベントって対バンのファン気遣って入れ替わったりとかがフツー自然に起こるもんだと考えるのは俺だけ?ヴィジュアル系とかアマチュアでさえするのに(苦笑)。まいいや、そんな初SHOW-YAになるだろう皆様のために、わっかりやすいセットリストとトークで攻めていった。少なくとも俺たちマニア層対象のライヴではなかったので違和感があったのは否めない。まぁ新規顧客開拓って大事なんだけどさ、ホントに彼ら若者たちはその思いを受け止めたんだろうか?(苦笑、そーゆー想いがあったのでVol.2はキャンセルした)


16/09/2012 Tokyo Shibuya Koukaido Dead End setlists

水晶獣
Dress Burning
地獄の季節
Danse Macabre
I Want Your Love
Psychomania
摩天楼ゲーム
Guillotine
夢鬼歌
Blood Music
Promised Land
I'm In A Coma
Serafine
Beyond The Reincarnation
Night Song
Embryo Burning
Phantom Nation
Calamity
Blackout
Conception
Seiren
SSS

Encore
冥合

Encore2
Good Morning Satellite
Back In The Shadow
Spider In The Brain
Devil Sleep

25周年を祝うライヴ。完全収録のDVDが出てるので詳細は割愛w
再結成からこれまでの道のりは、この日を迎えるためにあったと言い切ってもいい位、懐かしい曲々の数々も飛び出し、まさに集大成、最凶の3時間半だった。


10/11/2012 Maihama Anphtheater ヤマト音楽団大式典 setlists

Overture

組曲「宇宙戦艦ヤマト」
探索艇
無限に広がる大宇宙
イスカンダル - 虹の彼方に
艦隊集結 - ベン・ハー
地球を飛び立つヤマト
コスモ・タイガー (wan dah bah)
ガミラス国歌「永遠に讃えよ我が光」
銀河航路
ヤマト渦中へ
大河ヤマトのテーマ

(第11話初上映)

宇宙戦艦ヤマト ささきいさお
テレサよ永遠に ささきいさお
ヤマト 新たなる旅立ち ささきいさお
ヤマトよ永遠に ささきいさお
ラヴ・シュープリーム - 至上の愛 - Yucca
星が永遠を照らしてる 結城アイラ
美しい地球を知る者よ ,美郷あき
真赤なスカーフ ささきいさお

宇宙戦艦ヤマト オールキャスト

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ハネケンの「交響曲」以来の生ヤマト。しかも劇伴のオンパレード。ただし純粋なオケでなく吹奏楽器メイン。弦がごっそりないのがちょっと引っかかったものの、「艦隊集結」はこの編成でないと迫力でないだろうから、これはこれでよかったかも。
ささきいさおが5曲も歌い(うち1曲は初めて歌うというくらいマニアックな選曲)、オケが音飛びするというプロらしからぬハプニング(歌い手さんではなく音響スタッフのミスがだよ)あったりしたものの、満足いく内容だった。

そして終演後休む間もなく千葉から神奈川へ(笑)。

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10/11/2012 Club Citta Kawasaki ANTHEM setlists

Overture - On And On
Dance Alone
Venom Strike
Shadow Walk
Get Away
Blood Line
Struggle Action
Ghost in the Flame
Double Helix
Victim in Your Eyes
Life Goes On
Face the Core
Unbroken Sign
Evil One
Bound to Break
Immortal Bind
Warning Action!

Encore
Hunting Time
Road to Nowhere

Encore2
Heat of the Night
Wild Anthem

Encore3
Night After Night

全作に続いて80年代じゃぱめたサウンド全開の「バーニング・オース」からの10曲を中心に圧倒的なパワーを見せ付ける彼奴ら。まぁ英三が前日食べ慣れない高級肉を食って(笑)、力みすぎの感もあったけど、サポート・ドラマーも含めて炸裂したパフォーマンスは「変わらぬアンセム」を証明してた。軍曹、がんを克服してまたバーニングなオースしてくれよ!

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23/11/2012 Tokyo Shibuya Quattro SHOW-YA setlists

Intro: Immigrant Song

Bloody Rose - 薔薇の紋章 -
私は嵐
Rolling Planets
Trouble
息ができないほど
Life with You
性 - SAGA -
Outsider
In my arms
Keyboard solo - Drum solo
Count 8
流星少女 - Shooting Star 196X -
ギャンブリング
Battle Express
FAIRY

Encore
Member Introduce - Whole Lotta Love
You Turn Me Over
限界LOVERS

ライヴ自体は22年ぶりのアルバム・リリースという今年の総括という意味で素晴らしかった。
ただ初めての会場の仕切りが悪くて狭い待ちスペースが大混乱、開演前にちょっとしたパニックになりそうだった。そーゆーのなんとかしてくれよ。


01/12/2012 Tokyo Hachioji Olympus Hall The Chieftains setlists

Part.1
Limericks Lamentation
Butterfly (Cara's dance)
Bells of Blackville (Nathan's tap)
(Kevin's a cappella)
Morning Dew - Wabash Cannonball - Cotton Eyed Joe
(Alyth's 2 song)
Toss the Feathers - The Laird of Drumblair- The Silver Spire
- Women of Ireland - Downfall of Paris - A Stor Mo Croi
(- Matt's flute more - Deanie's Fiddle ) - Soppin' the Gravy
Maneo - Mo Ghile Mear - I can't get no Satisfaction
- Rocky Road to Dublin - Ballyfin Polkas
Part.2
Kerry Reels (タカ・ハヤシ with スパイアビーツ)
The Chieftains in Orbit with NASA Astronaut, Cady Coleman [video] - Funny Power
Lament for Tsunami - Carolan's Concerto
March to Battle (東京パイプバンド)
(矢野顕子)
Sake in the Jar (矢野顕子)
Nathan & John's tap - Cup of Tea
Did You Ever Go a Courtin' Uncle Joe - all cast's solo (矢野顕子はモスラ、パイプバンドは紅葉(もみじ))

Encore
Andro

WOWでやったオーチャード・ホールのライヴを元にセットリスト思い出した。全曲判る人は神だなw
どういうわけかこの20年タイミングが合わず、今回が初チフたんだったが、すげー楽しかった。座って観るんで俺寝ちゃうかと思ったけどw、全然そんな暇なく、アイリッシュ・ダンスあり、タップあり、日本人とのコラボありで、50周年をみんなで祝う感がいっぱいで素晴らしかったぞ、客含めて。
最後のダンスで多くの人がステージに上がって輪になってバンドを囲む。演奏が終わって拍手で湧いて、散り散りになるとメンバーが消えてた。エイルから来た妖精たちがくれたクリスマス・プレゼントに帰りはちょっとウルウルだった。

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07/12/2012 Billboard Live Tokyo Procol Harum setlists

Wall Street Blues
As Strong As Samson
Robert's Box
Homburg
An Old English Dream
A Salty Dog
Simple Sister
Cerdes(Outside The Gates Of)
No Woman No Cry - When A Man Loves A Woman - A Whiter Shade Of Pale
Conquistador

ぶっちゃけここだけの話、「青い影」は元嫁がセックスのバックに流すと燃えたの(猛爆、なので俺のライブラリーには後々買ったベスト盤しかなく最近買い足したw)。まぁそんな官能的なあの曲を含めてファーストの持つ雰囲気が好きだったので、行ってみた。長いキャリアから満遍なくの選曲に実際予習できなかった曲もあったけど、ゲイリーの素晴らしい歌声とキーボードに酔いしれた一夜だった。


18/12/2012 Zepp Tokyo Guns n Roses setlists

Chinese Democracy
Welcome To The Jungle
It's So Easy
Mr. Brownstone
Estranged
Better
Rocket Queen
Richard Fortus solo
Live And Let Die
This I Love
Used To Love Her
Tommy Stinson solo
Dizzy Reed solo (No Quarter)
Catcher In The Rye
Street Of Dreams
You Could Be Mine
DJ Ashba solo
Sweet Child O' Mine
Another Brick In The Wall Part 2
Axl Rose Piano Intro (Goodbye Yellow Brick Road / Someone Saved My Life Tonight)
November Rain
Bumblefoot solo
Don't Cry
The Seeker
Civil War
Knockin' On Heaven's Door
Nightrain

Encore
Don't Let It Bring You Down
Madagascar
Whole Lotta Rosie
Patience
Paradise City

で、ハルムで終わる1年のはずが、急遽来日、しかもゼップ1夜限り!2万近いチケ代なんて気にも留めず、当日休みを取ってお台場へ。もちろん前回の大阪みたいな終演が終電後なんていう状況も想定してホテル取ってw
当日は寒い海風すさぶ中、開場が1時間遅れ、案の定、と思いきやライヴ自体は1時間押しだけで済んだ。若い連中にもみくちゃにされながら熱狂の2時間半。曲数的には物足りなかったが、アレ以上は無理、カラダが持たなかったw
オリジナルにまったく固執してない俺としては、今のバンドがベストだと思う(アシュバが強力)。なにより今回、あのアクセルの、サングラスを外した目が、20年以上前と変わってないことが、この近眼の目でもわかった。。。変わらないのは目だけなんだがw 終始笑顔でご機嫌そうな姿。エポックなライヴが体験できたのを嬉しく思う。

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東京「都」って。。。w


さぁ、怠けてた2012年とは違い、今年は力入れてレビューするぞ!

。。。って既に1本終えてはじまっとるやんけww

あはは、ついにエイプリル・フール以降ここを更新することなく2012年が終わってしまうのね♪

ってことで今年の総括を、行ったライヴの全セットリストとそん時のつぶやきをもって代えさせていただきますw


30/03/2012 Nakano Sunplaza Michael Schenker setlists

Intro (William Shatner)
Into the Arena
Armed an' Ready
Love Drive
Another Piece of Meat
On And On
Hangin' On
Shoot Shoot
Too Hot To Handle
Love to Love
Let It Roll
Natural Thing
Lights Out
Rock You Like A Hurricane
Rock Bottom

Encore
Blackout
Doctor Doctor

短! あっというまの名曲90分。ハーマンが予想外のベストパフォーマンスだったわ♪

MSGのファンからすると、90分でアレって消化不良でもっと欲しがりだったかもだが、UFO寄りの俺としてはあと1曲足りなかっただけの充分な満足感だった。

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その「あと1曲」を要求する意味で着てったTシャツw

てか、バックプリントなんで後ろの客に見せてどうするねんw レゴショップで売ってたギターシリーズ2種のうちの1つ...汗の変色が生々しいぜ失笑

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今昔物語♪


07/04/2012 Yokohama 7th Avenue Dead End setlists

水晶獣
地獄の季節
Black Out
摩天楼ゲーム
Final Feast
Dress Burning
夢鬼歌
虚無を超えて
Beyond The Reincarnation
No Man's Dream
Calamity
Devil Sheep
Conception
Seiren
SSS

Encore
Angel
Kiss Me

Encore 2
Replica
Frenzy

デッド・エンド@7th avenueを終えてホテルでTとタオルの汗絞りなうw

1ヶ月前の畏怖から狂気に変わる壮絶なライヴだった。両脇男だったのが1曲終わったらどっちも女子になってたw


26/04/2012 Otuka Deepa Tokyo Fiona setlists

Loved Along the Way
Talk to Me
Shadows of the Night
Life on the Moon - dedicated to Jani Lane
Hang Your Heart on Me
Broken
Everything You Are

Encore
Hearts on Fire

Encore
Ain't That Just Like Love

幼児がうるせー(苦笑) あ、ひょっとかしてあのうるせーガ...もといお子様って身内かw
急造とはいえ、バンド・サウンドでちゃんとしたライヴだった♪ 
リアルタイムな"Hearts on Fire"をアコギで聴けたのが一番の収穫でした♪
「ビヨンド・ザ・ペイル」からも聴きたかったけど、今のフィオナに合ってるのは最新アルバムだと確信しとります。"Broken"をツアーで何回でも聴きたい♪


02/05/2012 Akasaka Blitz Dead End setlists

水晶獣
地獄の季節
Black Out
摩天楼ゲーム
Final Feast
Dress Burning
夢鬼歌
虚無を超えて
Beyond The Reincarnation
No Man's Dream
Calamity
Devil Sheep
Conception
Seiren
SSS

Encore
Angel
冥合

Encore 2
Night Song
Frenzy
Sacrifice Of The Vision

デッド・エンド、フィナーレは最長最多で大団円♪
ひょっとかして、本ツアー初のYOUちゃん側w
さすがに足には来てるなぁ、4時間近く立ちっぱだったか。まぁ一晩寝れば、出社までには復活しとるやろ。。。


08/05/2012 Cotton Club Tokyo Stax!: Steve Cropper, Donald Dan (RIP) & Eddie Floyd setlists

Melting Pot
Booker Loo
Soul Dressing
Soul Limbo
Summertime
Hip Hug-Her
Green Onions
Time is Tight

Soul Man
634-5789
I've Never Found a Girl (To Love Me Like You Do)
(Sittin' on) The Dock of the Bay
Knock on Wood

Encore
Big Bird

丸の内南口を探すまでが大変だったけど出たらすぐだった@コットンクラブ

スタックスの夕べ、初日終了♪ 9年ぶりのエディ・フロイドも、すっかり白髪のおじいちゃんなっちゃったなぁ。やってることは9年前とまったく変わんないんだが(以下自粛

「老いてから味あるパフォーマンスに」ってのは自分を納得させるための表現であることがほとんどで、やっぱ旬のうちに観ておいたほうがいいよ♪ということを思い知らされた一日。え。旬もしっかり観てますがw


(2日行く予定を1日キャンセルしたんだが、ベースのドナルドが全日程終了後の東京のホテルで眠るように息を引き取った、というのはちょっとショックだった)

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13/05/2012 Nagoya ELL SHOW-YA setlists

Intro: Immigrant Song

Bloody Rose - 薔薇の紋章 -
奪い取れ
Rolling Planets
Get My Beat
Battle Express
Outsider
性 - SAGA -
流星少女 - Shooting Star 196X -
In my arms
Keyboard solo - Drum solo
Count 8
ギャンブリング
私は嵐
限界LOVERS

Encore
Life with You
Member Introduce - Whole Lotta Love
FAIRY

(つぶやき見ると東京出て戻るまで頭痛だったらしい、苦笑)

今日は「隠れみったんファン」であることを告った日(ってブログには書いたことあるけどw


19/05/2012 Ebisu Liquid Room SHOW-YA setlists

Intro: Immigrant Song

Bloody Rose - 薔薇の紋章 -
奪い取れ
Rolling Planets
Survivor
Battle Express
Outsider
性 - SAGA -
流星少女 - Shooting Star 196X -
In my arms
Keyboard solo - Drum solo
Count 8
ギャンブリング
私は嵐
限界LOVERS

Encore
Life with You
Member Introduce
FAIRY

SHOW-YAツアーファイナル、歌詞も間違えることなく完璧だった。いいDVDが出せるに違いない♪


26/05/2012 Zepp Divercity Tokyo Johnny Winter setlists

Instrumental - Introduce Johnny Winter
Hidaway
She Likes To Boogie Real Low
Good Morning Little Schoolgirl
Got My Mojo Workin'
Johnny B. Goode
Blackjack
Lone Wolf
Don't Take Advantage Of Me - Gimme Shelter
It's All Over Now

Encore
Dust my Broom
HIGWAY 61 Revisited

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初日終了。ジョニーが立った!
意外にも、メタル並みに盛り上がってたw

マイケル・シェンカーが神なら、悪魔に取り憑かれた男だね、この人は。ギターを渡され、取り上げられるまで弾くのを止めないのは前回同様だった。セトリはまったく同じ。 (訂正、去年より3曲少なし)

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開演20分前だったけど最前のブロックに滑り込んで間近でみれた(ラッキー♪) 去年は余震続く中、初日にだけ、しかももし万が一あった場合、パレットタウンに上がっても飲み込まれるだろうなとかビビりながらだったので正直楽しめなかった。今回の新しいゼップはフジテレビの近くだったので、いざとなったらあの球体に逃げ込めばいい。。。という安心感があったのですごく楽しめた♪(ホンマかよ)

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27/05/2012 Hibiya Open Air Johnny Winter setlists

Instrumental - Introduce Johnny Winter
Hidaway
She Likes To Boogie Real Low
Good Morning Little Schoolgirl
Got My Mojo Workin'
Johnny B. Goode
Blackjack
Lone Wolf
Don't Take Advantage Of Me - Gimme Shelter
It's All Over Now
HIGWAY 61 Revisited

Encore
Dust my Broom all stars session

俺の行くJBSCはいつも雨合羽。。。なはずが想定外の天気だなぁ。焼けそう(汗)。てか体調不順な中で大丈夫か?(涙)

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サイド・ギタリストのポール・ネルソンって元メタラーだったのね♪

オープンエアだとモニター拾いにくいのかな?でも"Johnny b goode"で皆が拳を上げて大合唱する姿は壮観だった。"追憶のハイウェイ"ではついヘドバンしたったw あの疾走感はメタル♪

ちなみに客のマナーがこの上なく悪いJBSCとしての感想は、特にトラブルにも会わなかった年でホッとしましたw

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日比谷公園はそれ以上にオクトーバーフェスで盛り上がってました。すれ違う人みなビールグラスもっとったw


2012/07/09 海猿・ザ・コンサート / 東京 国際フォーラム

4章構成で、各主題歌(ジャーニーの"Open Arms"、B'zの"Ocean"、伊藤由奈の"プレシャス"、EXILEのタイトル忘れたw)をメイン・モチーフにした組曲アレンジ。最後に最新作の主題歌"Believe"をシェネルがオーケストラをバックに熱唱。アンコールにメインテーマ。

スター・ウォーズ・イン・コンサート来日公演が発表された後に急きょ決定した完全パクリ企画なわけだが、あっちと同様演奏中に映画のセリフが流れるという、純粋な音楽ファン無視の演出にがっかり。

各作品を1楽章づつにまとめて4章の組曲形式にアレンジしたのは素晴らしいアイディアだったね。佐藤直紀ってもっといかつい巨匠っぽい人かと思ったら、線が細くて若い(く見える)人だったのね。

まぁ目当てがキャストだった、ほとんどの客のマナーについては「失笑」と書いて済ますw ラスト、ちゃんと楽団だけに対してスタンディング・オヴェーションしたのはえらかったと思う、ってそれも当たり前のことだけど。

生あいちゃんは。。。ちょこっとだけの登場だったので、19列目の肉眼でよりスクリーンにでかでかと映し出されてるので見てた。お肌が荒れてたような気がするw


10/07/2012 Shibuya Quattro Erectric Mary setlists

Let Me Out
One in a Million
No One Does it Better Than Me
Luv Me
Right Down to the Bone
Helter Skelter
Gasoline and Guns
One Foot in the Grave
Crashdown
Sorry
Do Me (Long Way from Home)
Nobody's Perfect
O.I.C
Hey Now
MBF
Stained

Encore
All Eyes on Me


あちい!むさ苦しい男達の骨太ロック、えかった♪ 久しぶりにおもいっくそ頭振ったので、軽い脳震盪状態だ(ToT)

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今日の戦利品。本人もステージで着ててことあるごとに指差してた。よっぽど売れてほしい、じゃなくて来日できたことが嬉しかったんだねw

今回のM&Iカンパニーの勇気ある大英断は素晴らしかったと思う。普段書かないアンケートを夜中FAXして讃えてやったw 次回はぜひクリマンが初来日と銘打って(以下自粛


2012/07/16 読売日本交響楽団 / 東京・文京シビックホール

「スタンド・バイ・ミー」
「アラビアのロレンス」
「未知との遭遇」
「イージー・ライダー」
「セント・エルモス・ファイアー」
「戦場にかける橋」
「チャーリーズ・エンジェル」
「メン・イン・ブラック」
「ゴーストバスターズ」
(順位不問。最初がゴーストバスターズでアンコールもそうだった)

なんかなー。オリジナル・スコアを期待してたのに、前半ほとんどが主題歌のアレンジ。一番のお目当て「セント・エルモ」のジョン・パーいらんて。あ、でもチャリ・エンでハートのバラクーダが混じってたのは許すw

まぁなんやかんや言ってもデイヴィッド。フォスターの「愛のテーマ」は最強だった(涙ウルル)


29/07/2012 Meguro Blues Alley Japan Keiko Terada setlists

Come On
限界LOVERS
空へ
Over the Rainbow
Life with You
The Rose

Unknown
Fly me to the Moon
Unknown
森のくまさん
スローバラード
Jumpin' Jack Flash
私は嵐

Encore
Rock and Roll

あ、あることに無性に腹立っていたのでつぶやいてなかったww

毎年恒例だが今回は馴染みのメンツでなく、笹路正徳氏のピアノを中心としたアダルトでジャジーな雰囲気だった。


30/07/2012 Shibuya O-EAST Buddy Guy setlists

Nobody Understands Me but My Guitar
Hoochie Coochie Man - She's Nineteen Years Old
Someone Else is Steppin' In (Slippin' Out, Slippin' In)
Boom Boom - Louisiana Blues
74 Years Young
Strange Brew - Unknown
Fever
Skin Deep
Voodoo Child (Slight Return) - Sunshine Of Your Love
Do Your Thing
Damn Right, I've Got The Blues
On the Road - Jam

左端の柵に寄っ掛かりながら観るなう。なぜならステージから降りること必至なのでw
(ところが逆の右から降りて行った orz)

初めて観てからかれこれ20年なるが、50代の頃からまったく変わらないオーラを放っとった。今日で76歳だぞ?w


02/08/2012 Roppongi Billboard Live Tokyo Jack Bruce, Char & Gota setlists

Stepping Out
N.S.U
Crossroads
Politician
I'm So Glad
Badge
We're Going Wrong
Sunshine Of Your Love

Encore
White Room

観たいミュージシャンにもれなくチャーが付いてくるビルボード・シリーズ、ミッキー・ムーディーに続く第2弾、ジャック・ブルースの巻~

ジャック・ブルースは観ておいてよかったとホンに思う♪チャーも頑張ってた!唯一ドラムの人が、上手いんだけど変な美意識持ってる感じではち切れることなかったのがクリームぽくなかった。、。ってクリームぢゃないってw


2012/08/11 STAR WARS IN CONCERT / 東京 国際フォーラム
2012/08/12 STAR WARS IN CONCERT / 東京 国際フォーラム
2012/08/15 STAR WARS IN CONCERT / 大阪 国際会議場メインホール

THX Theme
20th Century Fox Fanfare
Star Wars Main Title (Episode IV)
Duel of the Fates
Anakin's Theme
The Dune Sea of Tatooine - Jawa Sandcrawler
The Flag Parade
Across the Stars (Love Theme from the Attack of the Clones)
Battle of the Heroes
The Imperial March (Darth Vader's Theme)

The Clash of Lightsabers
The Astroid Field
Princess Leia's Theme
Cantina Band
Yoda's Theme
Tie Fighter Attack
Luke and Leia
The Forest Battle (Concert Suite)
Light of the Force
Throne Room - End Titles

Encore
Cantina Band
The Imperial March (Darth Vader's Theme)

基本的に昨日予習したDVD「ア・ミュージカル・ジャーニー」に"Pod Race"を追加した構成。映像もアレに若干手を加えただけのもの。それにイアン・マクダミードがアンソニー・ダニエルズに代わっただけかw

いつもオーケストラ観るとオリジナルの楽団との微妙な違いでも違和感持ってしまう。単に楽譜を追うだけでなく、少なくともオリジナルの演奏聴き込んで勉強しろよ、そんなのアマチュア・バンドだってやってるぜ!と思うんだが(爆)今日も前半、ホーンが足りないやらなんやら考えながら不満タラタラで。

でも後半の旧3部作の演奏が実に素晴らしかった。「王座の間」はロング・ヴァージョンのほうで、思わず嗚咽ってしまったw 考えるに、シンプルでダイナミズムさをもつエピソード4以降に比べてエピソード1-3の楽曲って繊細すぎて、ロンドン・シンフォニーだからこそできる技なのかも。

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で、結局(ダース・ベーダのピクチャーチケだった)1回だけでは物足りずに急きょ翌日最終日をゲット。

2日目は昨日とえらい違う印象。2階の方が音の抜けが全然いい。ホーンがうるさすぎるくらいw そーいやヤマトをミューザ川崎で観たときもそうだったの思い出した♪ 

(つぶやかなかったけど、「王家の間」で泣いたw) 再演あったら全日程行く!

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ジョン・ウィリアムズに感謝!

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当然書いてきた♪


さらには大阪に行けば別の楽団のヴァージョンが聴けるだろうと期待して、徹夜作業明けで向かい、マチネを観てきて、20時までにはまた会社に戻ったw

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やっぱ俺の音楽的ルーツのひとつなんだよ。血が騒がないわけがない。

関西フィルの感想は。。。初演だしマチネだからさ、夜はもっとよくなるはず!。。。というお話でもなさそうな、お話にならないレベル(苦笑) 一言でいい表すなら東京フィルはロンドン・シンフォニーに、関西フィルはボストン・ポップスに近い印象だった。それで最後まで行ってくれればよかったんだが、ヴァイオリン隊の全員が自己主張しすぎ。曲によっては間引いてちょうどいいくらいなのに、まるでホーン隊と張り合ってるかのように(苦笑)。合唱隊は関西のほうが真に迫ってた。カンテナバンドは東京。


あと10本。続く。

息があがるほど

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SHOW-YA。

さて、このバンドに関しても、デッド・エンド同様にジレンマを感じていた。こっちはむこうと逆で、再結成から7年、さっぱり新しいマテリアルを出さないで、過去の曲に依存しながらライヴを続けていたわけで、そろそろ歯がゆい思いがしだして、ツイッターでも「飽きた。そろそろ通うの止める」と爆弾発言しちまった(苦笑、10月の2デイズの1日目)。


ライヴの中で新曲を披露してたものの、それが「音源」として形にならないことには、こちらの心に響いてこないし、唄えないというのは俺には相当なストレスだったんである。


翌日に「3月にアルバムを出す」と宣言したのを信じて、まぁそうなるとそれまでには12月に1本あるだけだからという理由だけで行ったのが前回で、レポらしいレポもせんで「次の攻め」に期待すると結んだだけに留めたわけ。


そして、待つこと2ヶ月。彼女たちはとんでもないアルバムをわれわれに届けてくれた。


CD / Genuine Diamond


「再結成」バンドによくある、歳を重ねて音楽的に成長・成熟したと言い張り面影もないつまらないアルバムを聴かされることも多い中(爆)、彼女たちは「どこを切っても80年代(後期)のSHOW-YA」にしか聴こえないアルバムを作り上げてた。ボー・ヒルとポール・ウィンガーによってゴージャス・メタル風にオーヴァープロデュースされた感のある「ハード・ウェイ」の後というよりはむしろ、絶頂期「アウターリミッツ」の後に続くような作風、外部ライターを招くことで「グラマー」以前の歌謡ロックの雰囲気もうまく取り入れながら、聴きなれているSHOW-YAサウンドの楽曲に新たなマテリアルを追加することに成功してると思う。ぶっちゃけ、覚えるのに2回も聴けば十分。


欲を言えば、"FAIRY"を再録してアルバムの最後に配するなどせずに、"In my arms"をラス前に持ってきて必殺の"Rolling Planet"で疾走感溢れるまま〆たほうがアルバムとしての完成度も上がったと思う。俺のプレーヤーでは現にそうプレイリストされてる。それだけ新しい楽曲のもつ輝きはまばゆい。タイトルに込められた「純粋な混じりけのないダイヤモンド」という宣言に嘘偽りはないと断言する。これらの楽曲に磨きをかけるゆえの7年だったと考えれば、すべてが理解できる。


こんな強力なアルバムをひっさげてのツアーなんだから嬉しいじゃないか。
SHOW-YAは再結成以降ライヴ前に予習したことのない唯一のバンドだったが(苦笑)、
こっちも気合入れて暗チョコまで作って(笑)、他のバンドと同様に完璧な準備体制でレコ発記念ライヴに赴いた。


ニュー・アルバムからは実に8曲。残り3曲は既にライヴで何度も披露している曲なので、全曲が生で聴けたと言って過言じゃない。「まだ新曲に慣れてないだろうから昔の曲も」と姐さん言ってたけど、ウチらファンを舐めちゃいけませんw

まだ肌寒い季節ではあるけど、渋谷BOXXという小さな小屋で
2年前の灼熱の池袋のような、久々に燃え滾って魂が震えるのを感じ、しばし放心状態。


 


20/03/2012 SHOW-YA Shibuya-Boxx setlists

Intro: Immigrant Song

Bloody Rose - 薔薇の紋章 -
Outsider
Out of Limits
Trouble
奪い取れ
Life with You
息ができないほど
流星少女 - Shooting Star 196X -
In my arms
Keyboard solo - Drum solo
Count 8
Look at Me !
Battle Express
限界LOVERS

Encore
Rolling Planets
私は嵐
FAIRY

Outro:地下水道の月(テープが途中で切れて後半は生、笑)

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5月の東名阪ツアー、そして留まることない女達の新たな進撃に期待できる 2012。

「GENUINE DIAMOND」リリース記念東名阪ツアー

5月12日(土) umeda AKASO
5月13日(日) 名古屋ElectricLadyLand
5月19日(土) LIQUIDROOM(恵比寿)
全公演共にOPEN 16:30 / START 17:00
スタンディング ¥5,250(ドリンク代別)

http://show-ya.jp/

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デッド・エンド。

去年8月のイベントの際に発表された10月の東名阪ツアーなんだが、いろいろ考えて行くのをやめた。


まずは3か月連続シングルのためのキックオフ・ツアーだという点。当然新曲を披露することになるだろうけど、俺にとっちゃ全然嬉しくない。なぜなら予習して歌えることができないアイテムがあると、ファン・サービスだろうがなんだろうが、ショウの途中で「冷める」んである。SHOW-YAでも同じ思いをしてるんだが、こっちはなおさら8月に経験済みだ(セットリストの「新曲」は結局その後出たどのシングルの何ていう曲だったのか、未だ経っても更新できない、苦笑)。


もう1つは、現メンバーでメジャー3作のマテリアルを再現できない点。最初から叫び続けているオリジナル・ドラマー、ミナトの不在。山崎という人もシンプルな構成にも関わらず相当な手数を熟すめちゃくちゃ優秀なドラマーなんだが、メジャー期のミナトによる並べ立てたロートタムとクラッシュ・シンバルを使った軽快な疾走感溢れる曲を再現できるかと言えば無理がある。行かなかった公演で"I want your Love"をやったのをネット中継で観たけど、YOUのギターが始まるまでもはや何の曲かわからなかった(苦笑)。必然的にミナト参加前の(俺があまり思い入れのない)インディーズ時代からの選曲に偏る。


で、2つもわだかまり持ってちゃ、とても楽しんでライヴに行けない。
前者を克服するにはとりえずシングルが出尽くした後のツアーまで待つしかない。
後者は旧作に頼らないくらいにプレイできる現編成によるマテリアルが増えるまで待つしかない。


俺は結局、それを「時が来るまで待つ」という判断で乗り越えようと考えてたんである。


しかし、ところが。。。


YOUのツイッターを見てると、最終シングル・リリース後もレコーディングを続けてる様子が伺えて、ゲストととしてもひっぱりだこだから何のプロジェクトだろう?と思ってたら、年明け早々にデッド・エンドとしてのニュー・アルバムだということが判明。しかも、既に発表されていた3月の20年ぶり全国ツアーはそのプロモ・ツアーになるという。つまり2か月でアルバムを完成させるつもりだと。


俺にとっちゃ正に願ったり叶ったりの嬉しい話ぢゃないか(笑) ひょっとかしてバンド自身が同じジレンマでも持ってたかのような(ナイナイ)。

そして、彼らの6枚目のスタジオアルバム到着。

CD+DVD / Dream Demon Analyzer

前作の中で"Devil Sheep"がメタリカの「セントアンガー」ぽくハードで好きだったが、本作は全編のほとんどがそんな感じでハードでファスト。狂暴性むき出しなバンドのアグレッシブさは、もはや別のバンドに変貌したかのよう。一方で"Angel"みたいなデッドエンドらしい神曲で「進化」を宣言するバンドに圧倒される。


そんな彼らがツアー初日に見せたもの。全19曲中14曲がそのアルバム+シングルB面からチョイス、期待に応えてくれた。

10/03/2012 Dead End Saitama Heaven's Rock setlists

水晶獣
地獄の季節
Black Out
摩天楼ゲーム
Final Feast
Dress Burning
夢鬼歌
虚無を超えて
I Can Hear the Rain
No Man's Dream
Calamity
Devil Sheep
Conception
Seiren
SSS

Encore
Angel
Kiss Me

Encore 2
Serpent Shilver
Frenzy


関東の次は1か月後の横浜。そしてトリの赤坂ブリッツ。それまでに全曲消化してライヴに臨みたい。感想はまた。

Faith Goes Down

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ジ・アンサー。

4度目の来日、2度目の単独公演。。。あ、クリマンは自分が呼んだ回数しかカウントしないみたいだから2回目の来日かw 今回は対バンもなければ要らない前座もなく、1バンドだけが楽しめる状況だった。

で、ライヴが始まるや否や、圧倒されっぱなしだったわ。

これが同じバンドか?というくらいに、以前のステージとは比較にならない、ライヴ慣れした姿がそこにあった。AC/DCとつるんでのワールド・ツアーで彼らも自分たちの魅せ方を心得た感があった。

若いから仕方ない、といった大目で見ることなく、成長を遂げたバンドを目の当たりにするのはとても清々しい気分になれるっていうのがわかったのが一番収穫だった。

21/02/2012 The Answer Shibuya Club Quattro setlists

New Day Rising
Come Follow Me
Under The Sky
Vida (I Want You)
Faith Gone Down
Trouble
Nowhere Freeway
Preachin'
Tornado
Too Far Gone
One More Revival

Encore
Evil Man
Waste Your Tears


2CD / Revival

まぁ、リリースがWSのツアー直前だったということで、一聴しただけであとはライヴ直前にでもと温存しといて評価してなかったんだが、今回、音楽的な成長とバンドとしての表現力とが違(たが)わないことを証明してくれたのでいまさらだけど満点♪

Never Satisfied

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ジューダス・プリースト。

フェアウエル・ツアーということで感慨もひとしお。。。といいたいところだが、特にさびしいとかいう印象はなかった。いつものとおりに首振って大声で叫んでただけ。逆に普段よりも3割増しくらいでやったったので、ステージほとんど観てねぇから覚えてねーよ(猛爆)。


そもそもツアー(1国を何か所も回るの意)をやめるのであって、解散でもなければ単独公演は有りということ。ぶっちゃけ、ロブは引退とは無縁の考えで、自らのバンドを推し進めていくだろうから、ボーカル主導でプリースト・ソングは今後も聴き続けられるだろうということもあって、全然「最後感」が俺にないからだ。

来日時のインタヴューでも
KKの脱退にも腕の故障という裏事情があったこと
バンドとしては次のアルバムをリリースためのデモづくりすら行っていること
が語られ、1年前の状況とはだいぶ変わった感がある。

今後の動向がどうなるかはわからないが、鋼鉄神の生み出す楽曲に忠誠を誓うことには変わりはないだろう。


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09/02/2012 Pacifico Yokohama
17/02/2012 Nippon Budokan Tokyo setlists

Rapid Fire
Metal Gods
Heading Out to the Highway
Judas Rising
Starbreaker
Victim of Changes
Never Satisfied
Diamonds & Rust
Dawn Of Creation - Prophecy
Night Crawler
Turbo Lover
Beyond the Realms of Death
The Sentinel
Blood Red Skies
The Green Manalishi (With the Two Pronged Crown)
Breaking the Law
Painkiller

Encore
The Hellion
Electric Eye
Hell Bent for Leather
Encore 2
You've Got Another Thing Comin'
Encore 3
Living After Midnight

開戦前夜

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17/12/2011 SHOW-YA Shinjuku BLAZE setlist

Look at Me!
ギャンブリング
Trouble
奪い取れ
SURVIVOR
性 - SAGA
流星少女
何故
S.T.O.P. (But I Cna't)
Keyboard solo - Drum solo
Whole Lotta Rosie
私は嵐
Battle Express
Fairy

Encore
What Ya Say
限界LOVERS


次に逢う時は新作「ジェニュイン・ダイアモンズ」を携えた最強のステージになること間違いない。

Just find my way home

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当日のツイッターを載せてレポに替えさせていただきます。


今日のレポ?そんな、ブログに3つもセットリストだけしか載せてないのがあるというのに(苦笑)
posted at 21:18:11

でも、言いたいことはすぐ出るので(爆)。いつも俺が"Love worth Dying for"なバンド達を観に行く時の義務感とか使命感とかとは全く無縁の、「楽しみ」のために行ったライヴだったしw
posted at 21:25:11

前にも書いたけど、今回はブラインド・フェイスを観に行ったつもり。てゆーか、"Can't Find My Way Home"を2回聴くためだけに2万4千円払ったに等しいw(それ以上の素晴らしさだったけど)
posted at 21:27:31

この曲には個人的な青春の思い出が詰まってるのです。87年の"Here I Go Again"が再出発ならば、86年に聴いたこの曲がひとつの終わりだった、みたいな。
posted at 21:29:53

で、この曲がオリジナルで聴けるんだから行かねば一生後悔すると思い、先週の土曜分を確保。でもマジソン・スクエア・ガーデンでのライヴ盤では無残なエレクトリック・ヴァージョンにアレンジされてて。。。正直期待してなかった(苦笑
posted at 21:35:05

今回耳にできたのがアコースティック・セットの中で、オリジナルの雰囲気そのもので。。。嗚咽が出そうなのをこらえてすすり泣きました(爆)
posted at 21:36:55

ライヴ自体は、二人のポジションにかなり気を使ったセットリストでバランスがよかった。どっちかというとSWの持ち歌のほうが多いんじゃない?と感じたのは、ECのレパートリーがスタンダードなブルーズばかりだからw
posted at 21:40:25

でも実際、SWは偉大だということを魅せつけられた2日間だったのは間違いない。ECよりギターがちょっぴり下手なだけで(微笑)、他はすべて上回ってるのが面白いといえば面白かったw
posted at 21:44:58

1回目は右上方から観てて、"Glad"をプレイしてる時ピアノ下から覗ける足元の動きに、「アンタ、どんだけレイ・チャールズ好きやねん!」って突っ込みたかった(爆) 前にも書いたけど、時々サム・ムーアが唄ってるようにも聴こえるヴォーカルはまさにソウルマンだった。
posted at 21:50:32

今年のクラシック・ロック・アワーズで「ミュージシャンズ・ユニオン・マエストロ」という賞を取った、ミュージシャンズ・ミュージシャンであるSWが生で観れてとても感動できた2日間でした。おしまい
posted at 21:54:44


03, 10/12/2011 Steve Winwood & Elic Clapton Budokan Setlist
Had to Cry Today
Low Down
After Midnight
Presence of the Lord
Glad
Well All Right
Hoochie Coochie Man
While You See A Chance
Key To The Highway
Pearly Queen
Crossroads
Georgia On My Mind
Driftin' Blues
That's No Way to Get Along
Wonderful Tonight
Can't Find My Way Home
Gimme Some Lovin'
Voodoo Child (Slight Return)

Encore
Dear Mr. Fantasy
Cocaine


そういえば、今日(10日)冒頭でECが今日のショウを誰かに捧げると言ってから始めてたけど、よく聞き取れなかった。先週亡くなったヒューバート・サムリンではなかった。ハウリン・ウルフの曲なかったし。
posted at 22:07:15


25年、彷徨っていた自分が着地した日。

ミラー・ボールのように

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キラキラとした曲を、コロコロ変えながら(笑)の2デイズw

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07/11/2011 Def Leppard Tokyo Kokusai Forum Hall A Setlists

Undefeated
Let's Get Rocked
Animal
C'mon C'mon
Women
Foolin'
Make Love Like a man
Too Late for Love
Slang
Love Bites
Rocket
bass solo - Gods of War
Two Steps Behind
Bringin' on the Heartbreak
Switch 625
Hysteria
Viv's Holy Diver & Still of the Night - Armagedon It
Photograph
Pour Some Sugar on Me
Rock of Ages

Encore
When Love & Hate Collide
Rock! Rock ! (Til You Drop)


08/11/2011 Def Leppard Tokyo Kokusai Forum Hall A Setlists

Undefeated
Action
Animal
Let it Go
Another Hit And Run
High 'N' Dry (Saturday Night)
Foolin'
Make Love Like a man
bass solo - Rock On
Love Bites
Rocket
Gods of War
Two Steps Behind
Bringin' on the Heartbreak
Switch 625
Hysteria
Viv's Stand up and Shout & Still of the Night - Armagedon It
Photograph
Pour Some Sugar on Me
Rock of Ages

Encore
Let's Get Rocked
Wasted

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後は追々(またかよw)

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29/10/2011 SHOW-YA Shibuya REX Setlists

Out of Limits
Look at Me !
奪い取れ
Metalic Woman
Outsider
Survivor
流星少女
何故
Keyboard & Drum solo
Band Introduction - You Turn Me Over
One Way Heart / しどけなくエモーション / AU REVOIR
その後で殺したい
私は嵐
Battle Express
Fairy

Encore
限界LOVERS


30/10/2011 SHOW-YA Shibuya REX Setlists

私は嵐
Trouble
Bad Boys (Album Version)
魔性
奪い取れ
Get My Beat
(新曲)
流星少女
叫び / You Still Keep Me Hanging On (English) - 愛さずにはいられない (Japanese) / 孤独の迷路(ラビリンス)
水の中の逃亡者
Keyboard & Drum solo
Band Introduction - Whole Lotta Rosie
ギャンブリング
Battle Express
Fairy

Encore
限りなくはるかな自由へ~go again~
限界LOVERS

トリプルブッキング(笑)

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基本的にこの日は友人たちのトリビュート・バンドのために抑えてて、
田川ヒロはこの日ではなく、26日の名古屋千秋楽を観に行く予定だった。


ただTOSの時間割が20:30と発表されて、ならば17:30からのイベントの2バンド目ぽいから
なんとか観れるだろう(=名古屋の旅費が浮かせられる)と思えてきたのでまずダブルブッキングw


17/09/2011 Shibuya clubasia 田川ヒロアキ setlists

Seascape
Keep Flying
Fly Away
Journey In My Heart
Stranger Destroys Arms
Guitar solo
平和の風
My Eternal Dream


で、田川バンドが2バンド目にリストされてたのでてっきりそうだと思ってたら、彼ら10日で全国を回るツアーで翌日の京都公演への移動が配慮されてラッキーなことにトップバッターで登場。
1時間ちょいだったので、時間が余裕で余った(爆)。


そこで、もう1本。。。19時からということで完全に諦めてた、代々木公園で行われていたヴェトナム・フェスティヴァル2011の余興に姐さんがゲスト参加するというステージに間に合うかもと、タクシーを駆って向かう。。。って、歩いても一緒だったってw

17/09/2011 Vietnam Festival in Shibuya Yoyogi Park 寺田恵子 setlists

限界LOVERS
Rock and Roll


出番が押してたのでこれも無事鑑賞でき、ちょうど四谷に向かわないとマズい時間だったので速攻向かう。大トリのTOSは(珍しく?w)オンタイムだったのでぎりぎりセーフ。


17/09/2011 Shinjyuku Yotsuya Outbreak TONS of SOBS (as FREE) setlists

I'm Creeping
Songs of Yesterday
Woman
Heavy Load
Fire and Water
Don't Hide Your Love Away
The Stealer
Ride on a Pony
My Brother Jake
Mr. Big
All Right Now

Encore
Walk in My Shadow
The Hunter


ということで17:00-21:30まで渋谷・代々木・四谷と
3か所縦断で大忙しで立ちっぱなしでクタクタの1日ですたw

でもどれもいいもの魅せてもらえたので大満足だった♪

(ここに書く)

07/09/2011 Tokyo Shibuya O-EAST Night Hawks setlists

SE
Don't Tell Me Now
Tokyo City Blues
Lonely in My Soul
Cry for You
Japan Blues with 杏子
Going Down with 宮原学
Never Failing Love
Knock to Your Love
Misty Eyes with ルーク篁
Take My Heart
私は嵐 with 寺田恵子
Out in the Dark
Be All Right
Shout

Encore
Rock n Roll Over Night
Stay Alive

自由に振舞え

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ウィシュボーン・アッシュは昨年に引き続き来日、その2デイズ。

昨年は好評のうちに名盤「アーガス」の完全再現を2日にわたって繰り広げた彼ら。その後主催のチッタは気をよくしてユーライア・ヒープ、Y&T、果てはサクソンらにまで、バンドの節目であるアルバムの完全再現を呼び物にしたライヴを展開している。

今回も「ライヴ・デイツ・トーキョー」と銘打って、「名盤『ライヴ・デイト』再現なるか?」と弱めではあるが煽ってた。まぁ選曲的に彼らの外せないレパートリーを中心としてるわけだから、どんなライヴをしても「再現」にはなる魂胆ではあるw

でも正直、それが何の意味があるのかなぁとも思ってたりする。俺が彼らを知った経緯は前回のコンレポに書いたんで割愛するが、昨年の予習にあたって、手持ち以外にとりあえず食いついたのが、40周年を記念してのライヴをシューティングしたDVD+2CDのコレだった。


で、コレ観ると、名曲がプレイされてるものの、もはや別のバンドのような気がしたのも隠せない感想だった。優れたバック・メンバーを従えて、かなりソフィスティケイテッドてかコンテンポラリーな音を出すバンドに変貌を遂げてる。ただそれは悪い意味でなく、実際このライヴは心地よい演奏で飽きずに聴けるし、彼らの20枚以上あるスタジオ・アルバムの最初の4枚しか持っていない俺には半分以上が未知の曲だったから、それがバンドの変遷なんだろうと新鮮だった。

しかも、最近のツィートでは新曲ができて次のアルバムが現実的なものとなりつつあることをほのめかしてたので。。。できれば興行主の野次にも近い「再現」の売りなんてほっといて、「彼らの今」が感じられるセットリストだったらいいなぁ、リピートで観るならそうあってほしいと願いつつ、チッタに足を運んだ。


で、ほぼ期待どおりだったから嬉しかったのよ♪


なんと1曲目はラストにでもふさわしいヒット曲の"Blowin' Free"で始まり、間髪開けずにインスト・ナンバー。これが後で調べたら2002年のアルバムからの曲。その他にも2007年のアルバムから2曲、今度のアルバムに収録されるだろう2曲(うち1曲は去年もやった)と、ちゃんと最近のマテリアルも織り交ぜていて、それがちゃんと美しいツイン・リードでアッシュしてるのを耳に出来たんで、「現役バンドのライヴを観に来てるんだ」と凄く安堵感を得たんである。と、同時に、あの「アーガス」の曲だって、予定調和的にトラックリスト順にやられるよりかは、どこぞに挟まれるか?ワクワクしながらのほうが全然気分的に盛り上がる。正直言うと去年はある名曲でも睡魔に襲われて辛かったんだが(苦笑)、セットリストとして俄然面白みが増してた今年はそんなこともなく最後まで手に汗握れてた♪

で、2回目のアンコール。最後の最後で"Ballad of Beacon"を持ってきて、総立ちのオーディエンスに手を左右に振らせる。曲とその光景が見事にマッチして、なんかすごく感動的でちょっと鼻すすったw アンディも終始静かに観てたオーディエンスに「最後はロックしてたよ!」と満足げだ。俺も観たかったものを得ることができた満足感でいっぱいだった。


27/08/2011 Club Citta Kawasaki Wishbone Ash setlists

Blowin' Free - Bonafide
You See Red
Open Road
The Power
Can't Go It Alone
Persephone
Warrior
Throw Down Sword
F.U.B.B.
Northern Lights
Front Page News
The Pilgrim
King Will Come
Reason to Believe
Engine Overheat - drum solo - bass solo
Phoenix

Encore
Rock & Roll Widow
Jailbait

Encore
Ballad of Beacon


ただ、その感動の最中に体に異変を感じた。数日前に膨満感覚えたというツイートをしたが、その日はアンコールで立ち上がったら急に空腹感に襲われて、終演後やむにやまれず近くの吉野家に駆け込んで食事したら、今度は胃の入り口あたりが痛む(涙)。
休み明けに医者行ったら先週の膨満感が腸炎によるものだったことが後でわかったんだが、週末はそのコントロールできない自分の体調が不安であまりつぶやけもせず、まぁこんなんだから日曜は無理しない程度にを念頭に「プログレシヴ・ロック・フェスト2011」の会場である日比谷野音へ。

開演10分前、まさにギリチョンで入場して、ドリンク買ったりして席につく前にバンドが登場しちまった(汗)。

持ち時間がどんくらいあるか定かではなかったけど、「アーガス」からの曲を中心に、曲数は少ないが約1時間、多少のPAの不調があったものの、濃厚なプレイを聴かせてくれた。
緑に囲まれたオープン・エアで聴くアッシュもこれまたオツなものだと思った。

この感動を(ファンには悪いが)別の2バンドで過ごす時間で薄めたくなかったのと、右隣の客の態度がムカついたのと、会場着くまでにやはり胸がつっかえる感じがしたのもあり(多すぎw)、観終えてそのまま帰途へ。PRTのHPのセトリを観ると他の2バンドは11曲近くやったみたいだったので(前座扱いかよ)正解だった。


28/08/2011 Hibiya Open Air Wishbone Ash setlists

King Will Come
Warrior
Throw Down Sword
Way of the World
Jailbait
Phoenix

Encore
Blowin' Free


前回のコンレポに、初日にいけなかったあまり、楽しみにしてた"F.U.B.B."と"Way of the World"を聞き損じたと書いたが、今回の2デイズで聴けたので、それだけでも儲けものだった今回のツアー。今後も「現役バンド」として、定期的にやってきてくれることを願う。

で、もひとつ。「完全再現」ってヤツを売りにして、バンドの本意でないセットリストを組ますのはそろそろやめにしません?クラブ・チッタさん。

デッド・エンドが主催するライブイベント「四鬼夜行-四喰-」に行ってきた。

「四鬼夜行」についてはネットで調べて下さい(苦笑)。今回23年ぶりに東京で開かれる4回目は東日本震災チャリティ・イベントとしての性格を持ち、バンドはノーギャラで参加だと言ってた(なので、本来4バンドで名乗るべきのイベントなはずが3バンドだったのも許せる)。

18時半開演だったが、どうせトリであるはずのデッド・エンドにしか興味ないので、仕事に目途がついた19時過ぎに渋谷へ向かう。
ドア開けたら。。。人詰まってます(汗)。まぁこの会場って広そうでそれほどでもないからいつもの光景かもだが。

途中だった前のバンド(リンチとかいう?)をしばし遠くの目で。いわゆるジャンル的にはヘヴィ・ロックだわな。そして「HARDなYAON」でもみれた、お嬢さん達のパラパラ風手振りが後ろから見てて微笑ましい(曲に合ってたか?爆)。最後の曲だけちょっとポップで、前振りで今回の主旨に丁寧語で触れたんでちょっと好感♪

終わって客電が付くと結構入れ替えがあったのか、前のほうにスペースができたっぽかったので、ドア前最後列から空隙ぬぐって一気に右PA前3-4列のとこまで(すげー移動距離、爆)。男性が固まってたので居易かった。もっとも始まったらヘドバンてか頭振り回すおねーちゃんの髪の毛攻撃の洗礼をモロ受けましたがw 舞台に目を向けると中幕が張られて、奥から機材チェックの音がしてた。

クラシック・ロックの流れる中、客電が消えていよいよか。中幕が開けられると、それこそ背筋が凍るかのような冷気が会場前方になだれ込んで皆騒然、彼ららしいとも言える面白い演出だ。

復活後3回目、人生で5本目の、彼らのショウがスタート。1曲目は復活作からの"摩天楼ゲーム"。2曲目以降は同時復刻されたインディーズ・デビュー作からと、まぁ復活後のステージでおなじみの構成。

ホントは特別なステージだから湊を含んだオリジナルでメジャー・リリース3作からの構成というのを薄々期待してたんだが、前日に現ドラマーさんのブログで本人やる気マンマンなのを見てしまい(笑)、はかない夢に。まぁでもデッド・エンドの価値が下がるわけでもなく、同世代にして今でもこのアグレッシヴさには圧倒される。

俺がリアルタイムなメジャー作「ゴースト・オブ・ロマンス」から"Danse Macabre "がプレイされた時に「やった!」と思ったが、後で調べたら再結成直後にもやってるんだね(汗)。今回は彼らのショウだけが特に長いわけでもなく、平等にイベント用セットリストだったのでこの1曲のみ。「シャンバラ」からも聴きたかったけど。


で、次に2曲連続で聞き覚えのない曲。俺が知らないだけでなく周りも唄えてなかったので新曲?
まぁこれは後で3か月連続シングル・リリースのニュースが発表されたので間違いない。
2曲目"Beyond The Reincarnation"のソロがUFOの"Lights Out"(「UFOライヴ!」ヴァージョン)みたいなリフで始まった時に思わず吹いちゃったw 知っての通り彼はマイケル・シェンカー信者なので、フライングV持たせるとそれはもう乗り移ったかのようにメロディアスなフレーズを弾きまくるんで、初めて聴くはずなのに次の展開が予想できてまうんで、たまらず嬉し笑いしてしまったんよ♪

てことで、ほぼ9割方、YOUばかり観てるといういつものパターン。だって楽しいんだもんw ほとんどフライングVで「アレ」だったので飽きなかった。逆に上半身裸のモーリーが目の前で客煽ろうとすると男としてはスゲー照れます(苦笑)。

本編をメタリカの「セント・アンガー」に入っててもおかしくないようなファスト・チューン"Devil Sheep"で〆て一旦退場。やまないアンコールの中、「1曲だけだけどな」と言ってはじめたのが"Sacrifice of the Vision"。これには俺も萌えた♪

人生で二度目。しかも1回目はDVDにもなってる日比谷野音でのステージで、雨のため機材トラブルに見舞われて結局ラストをプレイできなかったという逸話ありの曲であるw なので今回もちょっとハラハラして観てたが無事完奏。めでたしめでたしで短くも充実したショウは終了。

最後に参加者全員がステージにあがり挨拶をして、今回がチャリティ・イベントとしても成功を収めたことを象徴するようなラストだった。

10/08/2011 Shibuya O-East Dead End setlists

SE
摩天楼ゲーム
The Awakening
Danse Macabre
新曲
Beyond The Reincarnation
Dress Burning
FRENZY
Devil Sleep

Encore
Sacrifice of the Vision


ただし、ここで終わりではなかった。会場に懐かしい"Sarafine"が流れ出して会場騒然。気が付くと側面に配されたプロジェクターに「3か月連続シングル・リリース」と「東名阪ツアー」の告知が。歓喜の黄色い声w

もちろん俺も喜ばずにいられない。再結成直後のここと大阪でのショウ以来、2年ぶりのワンマンだ。期待せずにいられようものか!

...And the Band Plays On

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サクソン、チッタ2デイズ。

正直、サクソンはこれまでちゃんと聴いたことがなかった。
2007年のラウパにおいてヘヴン&ヘル、ファストウェイそしてサクソンという顔ぶれが揃った時に行く気まんまんで3枚組ベストと当時の新作をゲットしたものの、他のバンドとは日にちが分かれちゃったんで、結局予習すらせず(苦笑)。翌年ファストウェイとのカップリング・ツアーという話も出たものの、ファストウェイの話は流れて単独になった時点でそれほど興味湧かず(苦笑)、そのまま放置。。。

その俺がなぜ今サクソン?っていえば、ここにこう書いちゃったんだから仕方ない(猛爆、まぁこれやってるときりがないので英国バンド限定だね♪)


で、今回は気合い入れて予習に入った。setlist.fm に最新ツアーのセットリストが載ってたので1公演1公演調べて、のべ32曲をピックアップ。スエーデンのライヴでは今回の目玉になる「デニム&レザー」完全再現の予行演習みたいなこともやっていたみたい(20年ぶりにプレイした曲!とか書いてあった)で、バンドもちゃんと予習、ぢゃない、復習しとる(爆)という事実に、こっちも火がついて全曲揃えるのに何枚アイテム増えたことかw それでも彼らの全マテリアルじゃないんだがね(だいたいデビュー2年で既にアルバム4枚ってどゆこと?汗)。


で、思ったんだが、正直「デニム&レザー」が名盤かと言えば、NWOBHM特有のチープさゆえに俺的にはいまひとつに思えた。むしろ2000年代に入っての正統派らしいゴリゴリなメタル・ナンバーを擁した近作のほうが全然俺の肌には合ってるんだよね。

特に最新作「コール・トゥ・アームズ」はブリティッシュ・ロックのオイシイとこを寄せ集めた「超」傑作だと思う。なぜ国内盤が出ないのか不思議。

あ、ジャケットがかっこよくないから?(苦笑) ぶっちゃけ俺はこっち完全再現してくれたほうが泣いて喜ぶ♪

そんな俺だから、どちらかというと通常のツアー・セットリストになるだろう初日のほうに期待度が高まる。。。のに、週の頭、急なデモ・サイト作成の仕事を入れられ、そのお披露目の打ち合わせがライヴ2時間前。。。って気が気でない状況に。まぁ30分くらいで終わってくれたんで事なきを得て、速攻チッタへ向かうため帰宅サラリーマンでぎゅうぎゅう詰めの東海道線で川崎へ。ちなみに調べたら平日にチッタ行くのは2004年のブルー・マーダー以来だわな。

会場から20分ほど過ぎてたが、前のほうに陣取る。。。てかやっぱ平日で人少ない。マーチャン売り場もひと気なかったんですぐ買えた。日の丸をあしらった限定Tをゲット。こういうアイテム見るとちゃんとファンのこと考えてるのが判るわな。

で、全曲AC/DCな前BGMの後、客電が消え、長いイントロ。一応中幕でステージを隠してあったのが現れてサクソンのロゴが登場すると歓声が。そしてバンドが登場して
新作からの1曲目でショウがスタート。そしてもったいぶることなく名曲"Heavy Metal Thunder"の応酬。周り男ばっかで、みなヘドバンに夢中。負けじに張り切る俺45!

あ、ちなみにバンドのパーソネルやルックスを全然チェックしてないでの初ライヴです(笑)。ビフ・バイフォードがジョー・エリオットに似てるくらいしか知りませんでした。ある意味衝撃だったよ。目の前のギタリストがハリー・ジェームスにしか見えないのって(爆)でもその人、オリジナル・メンバーのポール・クインは後半の名曲になると味のあるいいソロ弾くんだ。一発でファンに♪

「気分はいいか!」「ファンタスティック!」と、実にイギリスなジェントルマンらしい誠実なやりとりにすぐ股、じゃない心が開く。還暦過ぎてるのにステージでピョンピョン跳ねてるのって凄くない?(汗)

初日のセットリストもやっぱ予想通りツアーの通常フォーマットに準じてたので、最近作からの曲も散りばめられ、ヘドバンづくめ。首が痛かった。

"And the Bands Played On"という曲が、第1回モンスターズ・オブ・ロックに出演した時のことを唄ってるということを今回初めて知ってちょっとウルウルした。

翌日は寸前に東京駅で飲んだレッドブルで腹ギュルギュルのハプニングがあったものの、前日と同じ位置をゲット。注目の「デニム&レザー」の完全再現もトラック・オーダーを変えて趣向を凝らしてた。


都合4曲知らない曲があったものの、31曲予習してその中から30曲やってくれて、楽しくなかったわけないやんw  最新作からも6曲聴ければ十分だった。なによりバンドを知れたことの喜びで顔がほころぶ2日間だった。逆に言えば、この32曲しか知らない俺には、今後開拓してく悦びがあるのだよ♪


05/08/2011 Club Citta Kawasaki Saxon setlists

Intro
Hammer of the Gods
Heavy Metal Thunder
Never Surrender
Chasing the Bullet
Motorcycle Man
Back in '79
Broken Heroes
I've Got to Rock (To Stay Alive)
Dallas 1 PM
Call to Arms
Rock 'n' Roll Gypsy
Demon Sweeney Todd - Drum solo
And the Bands Played On
The Eagle Has Landed
To Hell and Back Again
Denim and Leather
Princess of the Night

Encore:
Crusader
747 (Strangers in the Night)
Guitar solo - Atila the Hun

Encore:
Bass solo - Strong Arm of the Law
Wheels of Steel


06/08/2011 Club Citta Kawasaki Saxon setlists

Intro
Hammer of the Gods
Heavy Metal Thunder
When Doomsday Comes (Hybrid Theory)
Motorcycle Man
Back in '79
20000ft.
Call to Arms
Metalhead
The Thin Red Line - drum solo
Afterburner
Never Surrender
Fire in the Sky - Midnight Rider
Play It Loud
Rough And Ready
Out of Control
And the Bands Played On
Denim and Leather
Princess of the Night

Encore:
Crusader
747 (Strangers in the Night)
Ride Like the Wind
Dogs of War

Encore:
Bass solo - Strong Arm of the Law
Guitar solo - Wheels of Steel


サクソンを知らずにブリティッシュ・メタルを語るというのは無意味だとまで感じた、
正統派バンドによる完璧なライヴだったと思う。
初見でも退屈させない楽しさがそこにあった。まるでサンダーのステージを見てるように(あ、笑いのネタは皆無だけどね)ビフは人の心を掴む術を知ってる。
そう、"Wheels of Steel "か彼らにとっての"Dirty Love"であり"You've Got Another Thing Coming"であると思う。

まずは全アルバム集めて、次回の来日を心待ちにしたい。

あいむ・かみんぐ!!

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スタックス (STAX)。

60-70年代にモータウンと並んで黒人ミュージシャンが一堂に会したこのレーベルに興味を持ったのは、いわずもがなカヴァのおかげである。2000年に某所で耳にして以来(苦笑)、コンプリート・シングルBOXを買ったりして注目することになるわけだが、それまでにもオーティス・レディング、アルバート・キングらがリリースしたアルバムも買ってたし、スティーヴ・クロッパーをはじめとしたオリジナル・ブルーズ・ブラザーズの面々はレーベル最盛期を支えた人物たちであったり、彼らと共演したエディ・フロイドしかりである。


おりしもクラシック・ロック・マガジンの今年に入ってからのあるイシューで「偉大なソング・ライター100選」という特集が組まれ、そこでカヴァがデイヴィッド・ポーターとアイザック・ヘイズの名を挙げてスタックスの偉大さを熱弁する寄稿をしてたのを目にした。
アイザックは「黒いジャガー - シャフト-」なんかでも有名で知ってたが、ポーターさんという人は初耳だったので、件のBOXでこの二人のクレジットを探してみると、サム&デイヴのほとんどの曲やカーラ・トーマス(彼女もカヴァ伝いで知った)の曲も手掛けた凄い人であることを知った。

で、そのサム&デイヴの片割れ、サム・ムーアがブルーノートで一晩限りのショウを行う話を訊いて、はたしていかない理由があるだろうか?w てなわけでロバート・クレイ以来1年ぶりかで南青山の殿堂へ。


(俺が一方的によく知る、爆)黒服の人に「最後列のカウンター席がいい」と告げると、一人で来ていたイカした女性の隣を薦められたが、ライヴどころでなくなるかもなので、別の末席へ。そのお気遣いにだけ感謝(爆)。周りに余裕があったので暑がりの俺にはそっちのほうがちょうどよかった♪ おきまりのギネスとスインギング・ポテトでいい気分になってきた頃に暗転。


ステージはなぜか「ピーター・ガン」のテーマで始まる。ブルーズ・ブラザーズかよw
まぁサム自体も「2K」のほうに参加してる縁かもだし、ウォームアップにはちょうどいい。それに予習してきた曲が少なかったのでこうしてスタンダードやってくれるのはホッとするし、ありがたい。

で、総勢12人構成のバンドによる2曲の前演に続いて、いきなり名曲中の名曲"Hold On I'm Coming"が。反則技だよw
ほとんどインスト同然のこの曲にのって御大がステージに立ち、盛大な拍手に包まれる。続けて、BBでおなじみ"Let the Good Times Roll"、エディ・フロイドの"Knock on Wood"(バディ・ガイでも有名)と予想外の選曲。でもたまらんわ♪

その他、ジョン・ボンジョヴィ、スティーヴ・ウィンウッド、スティング、ポール・ロジャース他の豪華ゲストとの共演を果たした2006年の「オーヴァーナイト・センセーショナル」から1曲目の"I Can't Stand the Rain"なんかやってくれた。

ショウも佳境に入ると"I thank you"から(サンダーのカヴァーでおなじみ、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの)"Dance to the Music"、そしてトドメの一撃"Soul Men"へ流れるくだりは立ち上がって踊り出す客続出で超盛り上がったわ。


正直、BBやエディと比較して、それほど強烈なインパクトてゆーか、うまい人だとも思わなかったけど(失礼)、「ソウル・メン」だけはやっぱオリジネータのすご味を見せつけられた感が。何より脈々と続くソウルの世界のスタンダードをポンポン放ってくるステージはやはり楽しいの一言に尽きた。

27/07/2011 Blue Note Tokyo Sam Moore 2nd stage setlist (HPより転載)

1.PETER GUNN
2.ROCK STEADY
3.HOLD ON I'M COMING
4.LET THE GOOD TIMES ROLL
5.KNOCK ON WOOD
6.I CAN'T STAND THE RAIN
7.DON'T PLAY THAT SONG
8.GET OUT MY LIFE, WOMAN
9.NIGHT TIME IS THE RIGHT TIME
10.THAT LUCKY OLD SUN
11.COME ON, COME OVER
12.WHEN SOMETHING IS WRONG WITH MY BABY
13.FUNKY BROADWAY
14.I THANK YOU
15.SOUL MAN ~ DANCE TO THE MUSIC
16.HIGHER & HIGHER


9月には"Grren Onion"でおなじみブッカーTジョーンズを観て、またスタックス・サウンドに酔いしれる予定。

姐さん、ついに。。。

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寺田恵子改めTRD48が贈る、48歳のバースデイを祝うアコースティック・ライヴ。

目黒ブルーズ・アレイは4年ぶりだったけど、こんな面倒臭かったっけ?っていうくらいチケ入手に手間取った。
直接店に電話入れる形式ならばそれで構わないが、そのかわり決済が当日になると当日券料金だったり、ネット予約では折り返し電話かかけて確認とか、なぜチケぴとかで購入しても直接店に電話入れさすのかがまったく意味不明。
そのくせ当日の入場の仕切りは悪いし、会場入りしたら自由席だからテキトーに席につけと放置。
次のエントリんとこを見習えちゅーの(爆)。

ま、それはさておいて。


ジャニスの"Mercedes Benz"をバックに登場の姐さん。今日はアコセットなので変えた髪型も最後までキープできそうだわなw

久々なソロ「ワンダーグラウンド」アルバムからの曲や定番の"Woman's Boogie"でウォームアップ。
連れはピアノの力石さんとパーカッションのオバヲさんのみというシンプルな構成(いつもだとリョウさんとかサイドギター二人)。
大丈夫?と思ったが、ちゃんと曲として成立してる。すごいぞ、このトリオ♪

その後第1部は自分の半生を振り返って節々での大切な曲をプレイすると宣言して、まずは最初に買ったレコードということで岩崎宏美w(ちなみに俺は「失恋レストラン」が入った清水健太郎のファースト・アルバムだった。え?いらんインフォ?)

続けては、紫のドラマー・チョビさんの前で歌って、彼に言われた一言で自分が歌うことの意味を見出したという内藤やすこ(ちなみに彼女はカヴァのファンで、B!にも90年ツアーのカヴァ・アップTシャツ着てる姿が載ってことあるよねw 演歌の道から葛城ユキみたくハードロック路線へ向かったはず)。

次の山口百恵は当時姐さんが読んでた雑誌「ポップティーン」(「明星」「平凡」なら知ってるがそんな雑誌の存在知らんかった)でワナビー企画があったらしく、そこに「自分はカルメン・マキ目指してます」と投稿したらしい(爆)。

ペドロ&カプリシャスについては特に何も触れてなかったな。

で、第一部の最後はご存じマキさんの名曲で〆めて、ショーヤ加入までの半生を振り返った。


第2部はジャニスのカヴァーでスタート。
話はショーヤ・イヤーズに移り、ファースト・シングルを一発。ジツはちゃんと聴くの初めてかもしれなかった。
で、続けて"限界LOVERS"。。。って途中抜かしてもうそこまで話飛ぶのかよ!(猛爆)

まぁ、どちらかというとエレクトリックなステージよりか、まったりなMCのほうが長いのがこの催しのいいとこなわけだし、後半はここでのいつもの選曲となって、特別な印象はなかった(姐さんのHPでここでの全公演のセットリストが判る)。特別だったのは、でかいバースデイ・ケーキが用意されてたくらいかな(ラスト1曲でミッタンが乱入合流)。

ただ、姐さんも気合い入ってたのはその歌から感じられたし(めちゃくちゃ歌に感情こもってた)、魅せられたのは言うまでもない。
会場はアレだけど(苦笑)、またここに通えるくらいステージこなしてくれるといいのに。。。とみんな思った様子w


24/07/2011 Meguro Blues Alley TRD48 setlists

Together
Woman's Boogie
ロマンス (岩崎宏美)
弟よ (内藤やすこ)
ロックンロール・ウィドウ (山口百恵)
五番街のマリーへ (ペドロ&カプリシャス)
私は風

Move Over
素敵にダンシング - Purple Haze
限界LOVERS
Blue Rose Blues
冷たい月
上を向いて歩こう
もりくま
私は嵐

Encore
The Rose
Rock and Roll

終演後、毎度のことながら次のショーヤのライヴが発表された。これからも彼女との蜜月が続くということで。いや、俺とだけじゃなく、温かいファンみんなとw

おめでとう♪

燃え上がる紋章

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CD / Anthem / Heraldic Device


現行メンバーでの復活から活動10年。
新作を一聴してツイッターに「80年代アンセム・ミーツ・ブリティッシュ・ロック」とつぶやいたけど、まさに言い得てると自分で思えたし、それ以外の言葉が見つからない。
復活以降の徹頭徹尾鉄壁なメタル・サウンドに比べると、半分近い曲は多少違和感覚えるかもしれないけど、俺は大丈夫。

"Blind Alley"が(ウリ・ジョン・ロートがいた頃の)スコピの"Pictured Life"そのまんまだったり、清水にあんだけリッチー・ブラックモアっぽいソロを弾かせる"Wayfaring Man"はレインボーの"Stargazer"だったり、UKのソレとは同名異曲だが"In the Dead of Night"しかり、バンマスの柴田が初めて露骨に体現したルーツへの愛情・オマージュと理解してるつもりなので。

俺の中では「ノー・スモーク・ウイズアウト・ファイヤ」、「インモータル」が双璧だったのが、後者を余裕で超えた作品にめぐり逢えた喜びを胸にクラブ・チッタへ。A15番といういい整理順だったので右PA側の柵によりかかるような形で参戦。

選曲は新作と「インモータル」を中心に、森川時代の"Venom"あったりと、もう俺には涙ちょちょぎれる曲の連続で、ヘドバンしまくりましたわ。おかげで2-3日首が回らなかったw

23/07/2011 Club Citta Kawasaki Anthem setlists

The Sign
Contagious
Go!
Demon Ride
Road to Nowhere
Blind Alley
Wayfaring Man
Code of Silence
Black Empire
In the Dead of Night
Betrayer
Venom Strike
Bound to Break
Grieve of Heart

Encore
Living Proof
Running Blood

Encore
Onslaught
Wild Anthem

Encore
Soul Motor

Encore
Awake


前回のライヴが終わって、自分の中におけるアンセムの立ち位置っていうのを再考して、ちょっと距離を置いてきた2年あまりだったが、余計な理屈抜きで、良いアルバムと出会えるならこのバンドと今後も向き合っていきたいと思えるようになったし、初めて「連結」できた気もした。


もう1ツアーくらいこのアルバムでのツアーは観たい。その時は。。。

NR Can Still Rock for Japan

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1CD / Night Ranger / Somewhere in California

前作「ホール・イン・ザ・サン」におけるヨーロッパでのディストリビューションを担ったフロンティアーズ・レコーズに正式移籍しての新作は、まさにレーベルが泣いて喜ぶような(爆)どこを10秒間切り出しても一聴してナイト・レンジャーだと判るメロディに満ち満ちた超傑作(金太郎飴か!w)。実際、ツアー開始の前日のリリースとなったけど、2回も回せばメロディもコーラスも頭に入るくらい「わかりやすい」作品だ。

1曲目の底抜けにキラキラしたアメリ感、2曲目の、"Seven Wishes"の流れを組むようなドラムを基調とした力強いビートに溢れる曲。バラッドはジャックの息子に書かせた1曲のみで、あとはひたすらメロディアス・ハード・ロックの王道まっしぐらな本作は、30年以上も変わらないベーシックな部分と(比較的w)若い二人の才能をうまく融合させて、エネルギッシュさを出すことに成功してると思う。もはやギター・ヒーロー=ジェフ・ワトソン不在の痛手は皆無だということをボーナス・トラックの"LA No Name"における二人のギタリストの息の合ったアコースティック・セッションが証明してるはず。


そして3年ぶりの来日。震災というアクシデントをものともせず、無事キャンセルもすることなく彼らはやってきた。


ケリーがいち早く心配してツイートしてくれたり、公式ライヴ音源・映像6本のうち実に5本が日本での収録であることからもわかるように、彼らと日本との蜜月に(どんなことが起ころうと)終わりがないことを証明しにやってきてくれたんである。ツアー前のPRT生出演でのインタビューでも、今回の実際のショウのMCでもはっきりと「日本人に笑顔を取り戻させる」と断言するジャックの気持ちには正直ウルウルものだった。

俺が88年に初めて観た時、1曲しか知らなくても十分に楽しめた。その理屈抜きの楽しさをその後もずっと提供し続けてくれる彼らが、並々ならぬ気合いをも込めて臨んだこのツアー、悪かろうはずがない。多分俺の中で生涯忘れられないものとなったはず。

10/06/2011 Nagoya Bottom Line setlists

SE: You Shook Me All Night Long

Rock n Roll Tonite
Seven Wishes
Sing Me Away
Growin' Up in California
The Secret of My Success
Crazy Train
Keyboard solo play for Japan
Sentimental Street
Eddie's Comin' Out Tonight
L.A. No Name
Goodbye
Lay it on Me
Coming of Age
Four in the Morning
When You Close Your Eyes
Don't Tell Me You Love Me incl. Hotel California & Highway Star

Encore
No Time To Lose Ya
Sister Christian
(You Can Still) Rock In America

13/06/2011 Tokyo Shibuya CC Lemon Hall setlists

SE: You Shook Me All Night Long

Rock n Roll Tonite
Touch of Madness
Sing Me Away
Growin' Up in California
The Secret of My Success
Keyboard solo play for Japan
Sentimental Street
Eddie's Comin' Out Tonight
L.A. No Name
Goodbye
Lay it on Me
Coming of Age
Four in the Morning
When You Close Your Eyes
Don't Tell Me You Love Me incl. Hotel California & Highway Star

Encore
Dirty Deeds Done Dirt Cheap
No Time To Lose Ya
Sister Christian
(You Can Still) Rock In America

14/06/2011 Tokyo Shibuya CC Lemon Hall setlists

SE: You Shook Me All Night Long

Rock n Roll Tonite
Seven Wishes
Sing Me Away
Growin' Up in California
Rumors in the Air
Crazy Train
Keyboard solo play for Japan
Call My Name
Eddie's Comin' Out Tonight
L.A. No Name
Goodbye
Lay it on Me
Coming of Age
Bye Bye Baby (Not Tonight)
Four in the Morning
When You Close Your Eyes
Don't Tell Me You Love Me incl. Hotel California & Highway Star

Encore
No Time To Lose Ya
Sister Christian
(You Can Still) Rock In America


特に、ジョエル・ホークストラ。前回のツアーから急きょ参加して、たしかに「エイト・フィンガーも難なくこなす器用なサポート・メンバーとして」感が強かった彼が、3年のツアー生活を経て正式メンバーとしてアルバム制作の一端も担い、よりバンド内での結束が強固になってることは一目瞭然だった。デカいのでぱっと見WASPのクリス・ホルムズかRATTのロビン・クロスビーのようにも見えて、こっちをもの凄い形相で煽るんだが、それが決して見かけ倒しでないことは観てる我々誰もが彼のプレイに驚愕して惜しみない喝采を与えてたことが物語っていた気がする。あったかいなぁ、みんな(涙)。


今回の緊急指令も新譜のプロモーションといつもと変わらない皆への笑顔を届けて無事ミッション完了。最終日翌日にはドイツ入りしてジャーニー、フォリナー(一部カンサスとも)とのヨーロッパ・ツアーを開始、その後また日本に戻ってくることを宣言した彼らを心待ちにしてるよ♪

ロニーに捧ぐ

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あれから1年。


東日本大震災支援チャリティーライブ / Hear 'N Aid for Japan
クラシック・ロック・ジャム・スペシャル
CATCH THE RAINBOW
~ロニー・ジェイムズ・ディオに捧ぐ~

が正式名称であるショウに行ってきた。


ちなみに頭1行は後からとってつけたということで、元々ロニー追悼の企画が先だという。


当日は朝からヘヴン&ヘルのラジオ・シティとディオのヴィヴ在籍時のスペクトラム&オランダのDVDを観て盛り上がってたら疲れてうたた寝してしまい(苦笑)、気が付いたら15時半。乗換案内で検索したら川崎着が17時ジャストで、すわ遅刻か!とドキドキしながら会場に向かい、なんとか開演前に着席。座席指定だったんだが、実質2列目。それにチッタといえば右PA前が定位置だわ(爆)。


ほどなく客電が落ち、会場左壁面を使って、在りし日のロニーの映像(彼が「市長」を務めた仮想都市"WeRock City"用のコメントと最後の来日での記者会見の模様)が映し出される。感慨深く眺めてると、2-3列後ろから「ああ、もうダメだわ」とすすり泣き出す女性の声も。目の前の男性もレイジ(LazyではなくドイツのRAGE)のTを着てるし、そうだよな、今ここにはロニー好きなメタル・マニアックスが集まってくれてる!俺はホーリー・ダイヴァーTだし、お決まりの「虹の彼方に」が流れると既に気分的にイク寸前、絶頂を迎える。


最初のユニットは聖飢魔IIからGとDr、アースシェイカーのシャラが中心となるバンド編成。そしてVo.のトップバッターを切るのはデーモン閣下。"Kill the King"は彼の歌い方にはハマるよね。で、歌い終わると同時にここに集いし人達の構成がなんとなく見えてきたw 軽いMCを挟んで「中盤ならわかるが2曲目にやるような曲には思えない」という前振りと日本語による歌詞紹介で始まったのが"Stargazer"。確かに!(爆) 例のドラムを叩く雷電が凄すぎ。 まぁ2曲目が長いせいもあって、ここで閣下退場。


続くキーボード・ソロに誘導されて始まる"Tarot Woman"を唄うは竹内光雄。ちなみに自己紹介されるまでわからなかった俺の知らない人(苦笑)。その彼が、自分はマニアックに攻めるんで追いてこれるか?と言い放って始めたのがディオとしてのラスト・アルバム「マスター・オブ・ザ・ムーン」からの"Shivers"。うん、確かに予期せぬ選曲だw 続いてわれらが(なのか?)ダグ・アドリッチ時代の"Killing the Dragon"と、意表の展開で自分のパートを終える。「してやったり」か?(笑)でも彼の声質はとても好きだし、好感が持てた。


次は西川茂。この人も紹介されても知らない人w 今日はロニーの曲が歌えるなんて最高じゃねぇか!と嬉しそうに"Long Live RR"。当然客席との掛け合いあり、てゆーか最初のサビから丸投げw そして(早くも)前半占める曲として始まったのが"Mistreated"、俺の持ち歌である(コレコレ)。ただ、ルークのギターや後半のコーラスの入れ方とか、レインボーでのヴァージョンというよりかはDPマーク3のオリジナルぽかったのは愛嬌w まぁ聴きどころ満載で前半戦を終了。閣下とルークのMCを挟んでメンバー・チェンジが行われる。


セカンド・ユニットはもはやリズム隊しか知らない(姐さん繋がりなので、苦笑)。でも目の前のK-A-Zというドレッド・ヘアのにいちゃんは、黒夢とかSADSとかで俺とは縁遠い世界の人かもだが、意外にオリジナルに敬意を表したプレイが垣間見れて好印象(ハートマーク)。


最初のVo.は「佐賀県」唄ったお笑いの人にそっくりな冠徹弥。「俺なりのペインキラー」くらいしか知らないけど、ハイ・トーンが特徴的な彼がディオ時代の3連発をかます。俺的には神曲"Stand Up and Shout"で果てた(もうかよ!)


あとはもうヴォーカリストとしてフィーチャしてるラインナップは二人なので、順番的には当然寺田恵子姐さんなはず。。。なんだが"Holy Diver"のオープニングが流れて、本人が出てきた時にはちょっとした違和感は否めなかった(しかも真っ赤な衣装、苦笑)。まぁでもさすが姐さん、ドス効かせて歌い上げる(って結局ええんかい!)。続いて「バラッドを」と言うんで、まさか「南十字星」か「失楽園」か?と思わせぶりしといて始めたのは「孤独の定め」。これがバラッドと言えるかはビミョーだけど、へヴヘルの日本でのライヴではオミットされてしまったんで、生で聴けたのは貴重だったわ。彼女の最後は、自分がSHOW-YAに入って最初にプレイした(させられたw)切っても切れない縁の"Die Young"で、俺的には以前ソロ時代にも聴いてるのでしっくりときた。


最後を飾るのは坂本英三。ファストな"Neon Knights"をぶちかまして、そろそろ佳境に入るわけだからここはひとつ、アンセムでも毎回オープニングに流す"Heaven & Hell"か?とちょっと期待してたんだが、"Gates of Babylon"だった。なんでもクラシック・ロック・ジャム初参加時から常に歌わせてほしいと願い出てた曲らしく、その願いがついに叶ったとのことである。


そして〆を飾る曲を「まだロニーが逝ってしまったことを現実として受け入れられない、イタイ自分がいます」と自分のロニー愛を語って始める。名バラッド"Catch the Rainbow"だ。切々と歌い上げるその姿に、やっぱちょっとこみ上げるものがあったのはいうまでもない。終わりよければすべてよしで本編が終了。


アンコールは、二人のドラマーのソロの応酬に続いて1曲。当然ながら"We Rock"を全員で。"Stars"ではなかったw まぁ最後にふさわしいのは当然こっちで楽しいフィナーレを迎えることができた。


15/05/2011 Club Citta Kawasaki Setlists

1st Unit
石原SHARA愼一郎 / ルーク篁 / 雷電湯澤 / 満園庄太郎 / 高梨康治

デーモン閣下
Over the Rainbow - Kill the King
Stargazer

竹内光雄
Tarot Woman
Shivers
Killing the Dragon

西川茂
Long Live Rock n Roll
Mistreated

MC by デーモン閣下 & ルーク篁

2nd Unit
白田一秀 / K-A-Z / 寺沢功一 / 宮脇JOE知史 / 高梨康治

冠徹弥
King of Rock n Roll
Hungry for Heaven
Stand Up and Shout

寺田恵子
Holy Diver
Lonley is the Word
Die Young

坂本英三
Neon Knights
Gates of Babylon
Catch the Rainbow

Encore
We Rock

ただ、正直、MCなしで淡々と進めてくれたらよかったのにと思う(苦笑)。中にはそのキャラゆえ、笑いを取らないとファンがすませてくれない人達も混じってて仕方がないのもわかる気がするが、チャリティーという側面でも個人のトリビュートという側面でも今回の特別なイベントとしての趣旨にそぐわないネタがいくつかあったようにも思える。少なくとも俺的には笑えないKYな場面(アーティスト側だけでなく無知な客をも含めて)がいくつかあって、残念に思ったことは本音として記しておきたい。


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募金箱が見つからなかったので購入。2800円。これを含む各アーティストの全グッズの売り上げは被災者義捐金になるという(CDはいつもの便乗販売で違うよな、多分)。

Go Again

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俺的に5か月ぶりなSHOW-YA。


先月最終週にひいた風邪が予想以上に長引いて、29日の東京公演はキャンセル。


1月の公演も仕事でキャンセル、3月は震災事情で中止。まぁ1月のはきっと去年の名阪ツアーでやって東京ツアーでやらなかった曲中心と予想できたから割り切れたんだが、今回はきっと違う面が観れるかもで楽しみにしてた。風邪治ってからライヴ2連荘をこなして、俺的にも普段通りの勢いが出てきたと実感できてきたので大阪行きを決行。GW中だし、会社にも迷惑かけないしね♪


大阪自体はおととしのガンズ以来1年半ぶり(去年のラウパは神戸だったので素通り)。工事中だった大阪駅構内の大改装が終わり、リニューアル・オープンの当日に被ったので、駅周辺大混雑(27万人の人出だったらしいね、汗)。渋谷かと思ったw


ちなみに、ちょっと早めに着いた時の俺の基本的な行動パターンは、梅田ヨドバシ寄ってそのまま駅沿いで地下街ホワイティに流れ込んで、行列できてる「たこ八」でいか焼き・ねぎ焼きをテイクアウトして、泉の広場上にあるネカフェの広めのフラット部屋で食する(笑)。並ばないで済むし煙草も吸えるし、時間つぶし終わったらそのまま地下経路で地下鉄に乗り込めるというかなり効率的でしょ?


会場のSOMAは心斎橋、というより長堀橋に近い4年目のライヴハウス。フロアマップ見るとそれほど広くないんで、去年のツアーも遠慮したんだが(池袋のブラックホールの熱気が異常だったからねw)、今回はフロアが半分も埋まらないくらいの客の入りで肩すかし。急な参戦だったので一般チケで40番台後半だったが、5-6列目に陣取れた。前BGMはいつもどおりアクセプト、キックス、オートグラフなんか。なぜか姐さん・みったん本人による場内アナウンスが笑えた。


ショウは「アウター・リミッツ」以降の激しめの曲連発でスタート。もはやウォームアップなしのこのパターンが定着してる。フロント3人は台に上がってのプレイw そか、姐さんは髪型変えたゆーてたな。素敵です♪ まぁショウ後半は乱れていつもと同じになってまうけど(爆)


中盤で新曲3曲を連発。2曲はこのツアーでの初披露で1曲はリズム隊のペンによるもの。「最近一生懸命曲書いて仕事してるが再結成してから既に5年」と自虐ネタにしてたが、どちらかというと外部の人間を迎えて共作してた以前と違い、民主的なソングライティングが行われてるみたいだから、それはそれでいいんじゃないか?実際問題、アルバム化するのが難しいのであれば会場でCD-R販売とか、新曲入りのライヴやベスト盤とかいう選択でもいいから、曲をじっくり聴けてこっちもライヴで唄えるコンディション作れるようしてもらいたいわね。


その後もぶっとばしていつもどおりの彼女たち。いつもと違ったのは、当然今回の震災後の変わりつつある日本について語りだした姐さん。今を考えた時、辛くて立ち止まることがあったっていいじゃない。ゆっくりまた進めば、自分のペースで、それが大事。そう語りかけて唄い始めた"限りなくはるかな自由へ"、というより英語タイトルである"Go Again"としての想いがこもってて胸詰まる。最後にオーディエンスよるラーラーララの大合唱が繰り返されて、フリーフォームで合いの手入れる姐さんの姿とその空間に、"Ain't No Love"でのカヴァがオーヴァーラップして。。。泣けました、てか泣いたw 感動的な瞬間。風邪のおかげで高くついたけど、体験できてホントよかった。


04/05/2011 SHOW-YA Osaka Shinsaibashi SOMA Setlists

ギャンブリング
Out of Limits
奪い取れ
Trouble
Bad Boys
流星少女
Outsider
Survivor
何故
Keyboard & Drum solo
Look at Me !
私は嵐
Battle Express
Fairy

Encore
圭子の夢は夜ひらく (acoustic)
限りなくはるかな自由へ~go again~
限界LOVERS


No life, No music. 音楽は、なくても生きていける娯楽ではないことを、あなたたちが教えてくれてる。これまでもこれからも生きる糧。

Here I go playing...

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リッチー・コッツェン、7年ぶりの単独ツアー。

ここにとても辛辣なレポ書いたら、その後(ストーンズの前座としてはさておき)マジに見放された感があった日本(爆)。

まぁ某バンド在籍以降(「スロー」「チェンジ」まで)のファンが求めるものと、(「ゲット・アップ」以降)本人が尽き詰めたいものとのギャップに本人が悩んじゃったツアーだったんでない?ということを言いたかったわけだが、案の定次作「イントゥ・ザ・ブラック」は国内リリースすらされなかった。そして南米とヨーロッパを第二の拠点とした彼はバンド名義のアルバム、南米で収録したライヴ・アルバム、新曲入りベスト盤2種など精力的にリリース&ツアーを繰り返して、最新作「ピース・サイン」に至る。俺的には「ブレイク・イット・オール・ダウン」以前の作風に戻ってひた走る彼の姿にむしろ涙ちょちょぎれる思いだった。日本との間に出来た「溝」が埋まるかとは別問題で、彼がアーティスティックで幸せであるならそれを否定するわけにもいくまい?という遠い目で。。。だったかもしれない。


そんな中で「コッチー来日」という寝耳に水な知らせ!震災直前にチケが発売されたみたいだが、その後1か月以上知らないでいて、当然知ってると思って話しかけてくれた某姉様からの情報に「え?何々?」状態で、数時間後になんとかチケをゲット。翌日には売り切れてたみたいだったのでまさに間一髪だった(涙)。


但し「東京1回のみ」である。よくよく調べるとどうやら主催は台湾のプロモータで、要は本国前にちょっと立ち寄っての「軽い興業」扱いである(苦笑)。以前スコピがそうだったように最近アジアの興業マップが塗り替わってるような気がしないでもないが、まぁ贅沢は申しません、おこぼれでも観れれば!(号泣)


会場となったスター・ラウンジは渋谷東急ハンズの横にあった。最近こっちのほうまで来ることが滅多になかったけど、80年代はここらへんにタワー・レコードをはじめシスコとかレコファンとかレコード店がひしめき合って通ってたのを懐かしく思う。18時半くらいに到着して無印のチケットを整理番号付に変えてもらい、余った時間で外で売ってたグッズを見る。
コッチーのグッズ以外にMSG等興業に携わるバンドのグッズまで扱ってて、1枚3000円のTシャツが「2枚買うと5000円!」というどんぶり勘定(爆)、トドメはコッチーのサインが入った再結成ミスター・ビッグのツアー・パンフって「なんでやねん!」と突っ込みどころ満載の台湾プロモータ商法w


今回は7千円の一般チケットと、終演後のサイン・撮影会に参加できる1万円のプレミアム・チケットの2つの券種があって、150枚くらいあるらしいプレミアムなお客様の後60番目くらいで入場。会場の内装は真っ赤(汗、「ラウンジ」って絶対そういう色なの?レップスの前のアルバムもそうだったけど。。。)あまりに品がないちゅーか、地下にまた別のライヴ・ハウスがあるらしく、待ち時間にそっちの振動が床に伝わってくる(苦笑)。俺的には二度と来たいとは思わない箱だな。。。


19時半開演とただでも遅いのに入場にもたもたしてたせいでちょっと押して,
いよいよ"Losin' my Mind"でスタート。野郎率が大きいので首から上しか見えません(苦笑) 


7年ぶりのコッチーは最近のPVで見れるように髭を蓄えてて、イエス様のように神々しい。。。てか、彼を初めて観た「ウェイヴ・オブ・エモーション」ツアーから既に15年経てるわけで、そのギャップに時の移り変わりを感じた(こっちは相変わらずとっちゃん坊やだぜい!いぇーい)


今回にあたりsetlists.fmを参考に、"Best of Times"で始まる15曲のセットリストと、"Losin my mind"で始まる21曲のセトリの2パターンで予習しといたのでバッチシ。後者だとやってくれない「イントゥ・ザ・ブラック」のオープニングまで聴けて感動。"Motherheads", "Reach out", "Socialate", "Losing You", "Static"とかこれまで定番だった曲をすべて排除して、来なくなって以降のアルバムからの選曲で攻めるというのがまるで7年の空白を埋めてくれてるかのごとく、また、今の彼の立ち位置を見せつけてくれてるかのようで実に頼もしかった。前にも断言したが「天から声・ギター・ルックスの3物を与えられた男」なので目と耳を離す余裕なしで繰り広げられる。ヴォーカルは若干おざなりになってる感もあったが、1曲1曲にこれでもかとインプロヴィゼーションを組み込んでのギター・ソロの応酬にノックアウト。神曲な"Fooled Again"、バラッドの真骨頂"Devil Says To Do"、とにかく楽しい"Paying Dues"で本編のフィナーレ。アンコール含めて全16曲1時間半は若干少ない気もしたが、(ベスト盤用新曲を散りばめた)21曲セトリよりかはショウ自体が締まった感があって大満足。俺的には"Shine"より"Stand"のほうが皆唄えてたのにビックリしたw


終演後、最前列で観てた姉様と合流して、プレミアム・チケットの権利を差額払って譲ってもらえてたのでチケ交換してイベント待機♪ でもなかなかサイン会らしきものが始まる気配がない。仕切り悪りぃなぁ。。。別にサインは腐るほどあるので(オフィシャル・サイトでオーダした商品に勝手に書かれてるのもあったりw)時間の無駄だから帰ろうかなとも思いだしたその時、今回のツアー・マネらしき女性が会場に向かって"Richie plays one more song !"と叫び出したから仰天。


ステージ上にはトリオが再登場してジャムっぽいイントロでボブ・ディラン原曲の「見張り塔からずっと」が始まる。おお、この選曲は以前ウリ・ジョン・ロートと「ジミヘン・フェスティヴァル」と称してイタリアをツアーした際のレパートリーか?苦湯呑まされてた日本のファンにそんなとこまでフォローしてくれるなんて、もう死んでもいい(爆)。そしてもう1曲、本編からオミットされてた最新作のタイトル曲"Peace Sign"をちゃんと後半のインプロッヴァイズ含めて延々と。やっとこさメンバー紹介もして再びステージを後にする。


ツアマネねーちゃんが(きれいなアジア系の人で英語)「新譜も出るのでこれからも応援して下さい!」と、なんかその場を無理矢理〆ようとした時点で、なんとなく今のスペシャルなアンコールが今回のプレミアムな特典に取って変わりそうな予感もしたんだが、予想的中、その後日本語可のスタッフが「誠に申し訳ありませんが、リッチーは体調不良でありまして、今のアンコールとこれからお配りしますサイン入りDVDの配布でプレミアム特典とさせていただきます。ご了承下さい」と低姿勢でアナウンス(失笑)」。


当然場内ブーイングだったが、まぁ俺的にはいいもん見せてもらったのをこれ以上後腐れ悪くするのも気が引けたし、指示に従い退場。帰りがけにリズム隊とは握手できた。受け取ったのは持ってる(てかこの前リッピングして捨てた、猛爆)2005年の南米ツアー(映像はっブートレッグ並みw)とサイン入りのフォト。しかもRとKのイニシャルだけの簡易ヴァージョンw 体調不良だったら150人分のサインなんか事前にしてるわけもなく、そもそも最初からこの手でちょろまかす魂胆だったの見え見えだわね。まぁこれがアジアン商法なんでしょう♪ただ、こんな状況下に「ぶらり途中下車の旅」を予定通りに敢行してくれたプロモータに対して大らかさは持ち合わせていたいと思う。


02/05/2011 Richie Kotzen Shibuya Star Rounge Setlists

Losin' My Mind
A Love Divine
Fooled Again
Faith
So Cold
Everything Good
Shine
Best of Times
Long Way From Home
High
Doin' What The Devil Says To Do
You Can't Save Me
Stand
Paying Dues

Encore
Remember
Go Faster

Premium Encore
All Along The Watchtower
Peace Sign


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誰だかわかんねー(爆)


なんやかんやあったものの、コッチーの才能に触れるチャンスがまた得られたということには1000点満点つけたい素晴らしいライヴだった。懲りずにまた来てね(苦笑)

百万ドルの男

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「100万ドルのギタリスト」、ジョニー・ウィンターの初来日。


3日連続の予定を初日のみにした。まぁこんな時期に海辺のゼップ東京で強行ってのにビビってもしゃーないぢゃん(実際ゆりかもめがレインボー・ブリッジを渡ると「ああ、陸地から離れる、汗」と妙に心細かったりw)。その代り2日分の交通費とドリンク代にかかっただろう額はちゃんと募金しときましたから♪


で、出口に近いほうがいいや(苦笑)ってことで開演時間ちょい前に到着。まぁ年齢層高いかと思いきや、俺の感触ではゲイリーよりかは全然若いように思えた。

パワフルなバック陣の演奏から始まり、途中からじじい登場。椅子に座って1曲目の"Hidaway"へ。

スタインバーガー・タイプのレーザー・ギターの音は初めて聴くような印象の音だったし、運指もおぼつかないゆーかドラえもん奏法ぽかったのも否めないが、ピーター・グリーンを初めて観たときほどの失望はなかった。それどころか、バックのサイド・ギターに任すことなく正直ここまで終始弾きまくるとは思ってなかったので妙に感激した。

選曲もベスト・チョイスで、特にマディ・ウォーターズの連続2曲は晩年の彼を支えたジョニーなら許せる!と唸ったし、立て続けに"Johnny B. Goode"だから、もう俺的ハイライトなわけです♪

本編を終えて、メンバーに両手を支えられて一旦退場する姿になんか介護の現場を見せられたような気もしないが(苦笑、でも同年代の頃のB.B.やバディに比べるとやはりこの人、無茶して肉体的にはボロボロなんだろうね)、ファイヤバードを持って再登場、スライドを披露する姿は神懸って見えた。


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13/04/2011 Johnny Winter Zeep Tokyo setlists

Instrumental - Introduce Johnny Winter
Hidaway
Sugar Coated Love
She Likes To Boogie Real Low
Good Morning Little Schoolgirl
Got My Mojo Workin'
Johnny B. Goode
Blackjack
Tore Down
Lone Wolf
Don't Take Advantage Of Me - Gimme Shelter
Bony Moronie
It's All Over Now

Encore
Dust my Broom
HIGWAY 61 Revisited


今、日本にはブルーズを唄わざるをえなくなった人がいっぱいいて、そんな人達のためにも唄ってほしい。。。とも思ってたんだが、どブルースなチューンを抑えてコロンビア時代のロックン・ロール中心だったのは、逆によかったのかもしれない。逆境をはねのけて明るく振舞う姿もまたブルーズの一面だ。たくましく生き続ける音楽を語り継ぐ人を目の当たりにできて、俺もまだまだ頑張れるような気がした。

You're the one for us...all that VOW WOW

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26/12/2010 Vow Wow Shibuya-AX setlists

IntroSE: God Save the Queen
Somewhere in the Night
Tell Me
Helter Skelter (solo incl. Speed King)
Mountain Top
I've Thrown It All Away
Don't Leave Me Now
Genki Hitomi's a cappella
Rei Atsumi's keyboards solo
Turn on the Night
Kyoji Yamamoto's guitar solo
You Got It Made
Go Insane
Cry No More
Don't Tell Me Lies
Nightless City
You're the One for Me
Premonition
Hurricane

Encore1
Shot in the Dark

Encore2
Rock Me Now

OutroSE: God Save the Queen


最後に笑顔でこちらに手を振るメンバー。普通なら「また逢おう!」くらいの声は観客にかけてもよさそうだが、ただ笑みを浮かべながらこちらに手を振るのみにとどまった。

会場から誰一人(嘘、でも殆どが)去ろうとせず、アウトロが終わるまで拍手と手拍子が続いてた。まぁ俺には元基氏が教師辞めて納得いく収入得られるほどのものを今後このバンドに貢げるとは思えないので(苦笑)、これ以上のおねだりはできないし、ホント今回が彼らの願ってた解散ライヴだったのであれば大成功だった、居合わせることができて幸運だったと、受け入れるしかない。

うちにかえろう

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今年は7公演も観ることができたSHOW-YA。俺にとっての大ラスになる名古屋公演。

早めに着いてTシャツの先行に並び、その後喫茶店で同志たちと3人で男子会(爆)。

通し券なはずだからまた2-3列目かと思ったら、右端最前をゲットできた(汗)。ラッキー。支えになる柵があればヘドバンに容赦ないのはアンヴィルの時同様w グレイト・ホワイトやアクセプト、バレット・ボーイズ等の前BGMでウォーミングアップしつつ臨戦態勢へ。

1曲目から"ギャンブリング"を持ってきた今回のセットリストは東京での追加公演がベース。でも「うちにかえろう」がレア中のレア。俺、生で聴くのは初めてだったかな?少なくともSHOW-YAでは初めて。。。やったとしたら最後の武道館だったろうけど、歌詞の内容からすると姐さん脱退発表前にこの曲はなかっただろうし。

相変わらず長いリズム隊の漫才w しかも今回は名古屋だけにエビの話題を、今巷で騒がれてるアブナイ「海老」の話題に絡めて放送コードぎりぎりで攻めてヤバかった。その後はsungoの容赦ないウチらへのコーラス要求が続き(Sかよ、爆)、姐さんのブルージーなインプロヴィゼーション(あーゆーのも初めてだった)に続く"Blue Rose Blues"は、今までアコースティック・ヴァージョンばかりでなかった?今回はラストに向かってバンド・ヴァージョンになってsungoの泣きのギターに感情移入してまい泣きそうになっちまった。

アンコールはmittanの誕生日のお祝いを挟み、2007年以来、本ライヴハウス・ツアーでは初の"What Do You Say"。薔薇の投げ込みはなかったけど、姐さんの一点集中攻撃はあり、まぁこれで〆るショウってのがやっぱSHOW-YAらしいなと思った。


11/12/2010 SHOW-YA Nagoya E.L.L. setlists

Opening SE : Immigrant Song
ギャンブリング
私は嵐
Out Of Limits
Metalic Woman
Bad Boy
Survivor
Get My Beat
うちにかえろう
MCコーナー / Rock and Roll All Nite
Blue Rose Blues
何故
Look At Me !
Trouble
Battle Express
Fairy

Encore
Drums solo - happy birthday mittan
What Do You Say
限界LOVERS


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人それぞれの「決着」。俺も思い残すことなく歌い叫んだので大満足。最前だったので最後は全員とハイタッチもできたし、
今年のフィナーレを飾るに十分な素晴らしい内容で大満足だった。


俺達に充実した時間を与えてくれた彼女たちに感謝。あと1ステージ頑張ってもらって、来年もSHOW-YAイヤーになることを、期待してます♪

All or Nothing

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SHOW-YA 「原点回帰」ライヴ・ハウス・ツアー in 名阪。

まぁ、毎度の「新横浜の次なだけ」の名古屋に行って来た。


正直、当たり外れのある街ではある。BJみたいに観終わってどっぷり落ち込むこともあれば、サンダーみたいに毎回最高な気分にさせてくれる場所だったり。まぁ総じていい時のほうが多いので「名古屋飛ばし」されないうちは通い続けたい街であるわけだがw


そう混まないので(苦笑)自分のペースで観れるというのもある。ベン・マシューズ症候群なだけあって今回も3列目あたりの右はじから全員がかぶらず舐めれるような(目でだよ!)位置に陣取る。特にいつもミッタンが見えないんで目に焼き付けときたかった。この日の前BGMはアクセプト、ホワイト・ライオン、オートグラフ、テスラ等々。待ちが30分程度なので退屈はしなかった。


ショウ自体は前回の(サブタイトル)「疾走」では東京でのと多少入れ替えがあったけど、今回の「進化」は曲順を若干変えただけだった。でも、なんやかんや言いつつ「その後で」と「水の中の」が入ってるおかげでこの日のセットリストが一番自分的には鉄板なんだわな。「グラマー」ツアーからの参加なのでそれ以前のレパートリーが含まれるととても新鮮なんである。


今回のMCの長さ(てゆーか、リズム隊の漫談か?)といったら尋常でなかった。おかげで汗がすっかり引いたw でも「ライヴハウスならでは」と前置きしてたし、メンバーひとりひとりのキャラを表に出すってことは姐さん以外は普段ないので、単純に楽しめばええってこと。巻きか引きか?で引きのばされてたからってのもあるが、前日に「2007別格」のDVD観てて気づいた。アンコール登場までとかが長いのは女性ならではの問題(化粧直し)だよねw 舞台裏では凄いことになってるのでは?と妄想したりw


「私は嵐」での華麗なるマイク・スタンドさばきも、あんだけのスペースがないとキメるのは無理なわけで、名古屋だけでの贅沢を実感。"Battle Express"での掛け声が姐さんの誘導よりも早く、うまくタイミングで"Hey! Hey!"が始まったので「名古屋最高!」のお褒めの言葉をいただけた。こなれて前回よりテンション高めのオーディエンスもまとまってて、超いい感じだった。次回が残ってるけどw おかげで今年観た彼女たちのライヴの中では一番の手ごたえを感じて東京に帰って来れたのでした。素晴らしかったわ。

14/11/2010 SHOW-YA Nagoya ELL setlists  (東京分を参考にしてるので曲順はテキトー)

SE:Immigrant Song
奪い取れ
その後で殺したい
Bad Boys
Look At Me !
Trouble
戒厳令の夜 - CRY FREEDOM
SURVIVOR (新曲)
GET MY BEAT (新曲)
MC Time - Die Young / SHOW-YA(Saturday) Night / Happy birthday sun-go / 森のくまさん etc.
限りなくはるかな自由へ~go again~ (acoustic)
水の中の逃亡者
私は嵐
Battle Express
限界LOVERS

Encore
ギャンブリング
Fairy


帰りは東京や浜松から参戦してきた「同志」と顔合わせて、大須から新幹線改札まで一緒。それぞれここへ来た想いが訊けて、短かい時間だったけど楽しかった。


さぁ、次回は。。。東京にはなかった、「決着」というサブタイトルがつけられている3/3。まぁ追加公演の演目を指してるのかもしれないけど、2010年もっとも足を運ぶことになった彼女達の(俺には)今年最後の姿を目に焼き付けておきたい。

 


 


 


 


 


で、話は全く変わりますw ついでの次の名古屋行きになるバンドw


バッド・カンパニーのライヴを観てフリーの曲も聴きたかったなぁと思ったそこのあなた。フリーのトリビュート・バンド「トンズ・オブ・ソブス」が大阪(11/27)・名古屋(11/28)を急襲。俺もバドカンで戻ってきた払戻金握りしめて名古屋に駆けつけます(爆)

Don't miss it ! 

http://www.tonsofsobs.com/

I Got Every Thing I Need... Almost!

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これも箇条書きで保留(苦笑)

・「ブルースの火を消しちゃいけない」というスティーヴ・クロッパーの想い
・初日前、目の異常。でもなんとかなる
・カジュアル席右より。クロッパーとハモンドが正面になる席にしたかったから。客の入りは7割ってとこか。平日なのでスーツ族多し
・出ました、ジュニアの"Messin'" !!
・去年はボビー(黒人の方)が後半にしか出てなく、かつあまり冴えなかったんだが、体調不良だった?今回はパワーアップ!w ジョニーとのコンビネーションもばつぐん 
・"Shotgun Blues"ではクロッパーもジョニーについていきバディ・ガイばりに客席内プレイでもするかとおもいきや、バーでのど潤してたw
・"643-5789"も久々
・〆は"Everybody Needs"
・ベストな選曲で、これこそブルーズ・ブラザーズ!楽しかったので最終日も行くことに
・最終日は満席。メンバーも客も最初からテンション高かった
・最前の女性に"Katy"と名付けて"She Caught the Katy"
・最前にコスプレw ステージにあがらされたけど、正直二人よりもエルウッドぽかったw(去年と同じ人?)
・"Soul Man"では客をステージにあがらせてまさに「ダンス天国」
・何曲かでサックスが一人増えてたけど誰?(汗)

04/11/2010 The Original Blues Brothers Band Billboard Live Tokyo 2nd stage setlists

Green Onions
Peter Gunn Theme
Soul Finger
Going Back to Miami
Messin' With the Kid
She Caught the Katy
(I Got Every Thing I Need) Almost
Flip Flop and Fly
Shot Gun Blues
(Unknown song)
643-5789
Minnie the Moocher
Sweet Home Chicago
Soul Man
Closing: I Can't Turn You Loose

Encore
Everybody Needs Somebody to Love


06/11/2010 The Original Blues Brothers Band Billboard Live Tokyo 2nd stage setlists

Green Onions
Peter Gunn Theme
Soul Finger
Going Back to Miami
Messin' With the Kid
She Caught the Katy
(I Got Every Thing I Need) Almost
Flip Flop and Fly
Shot Gun Blues
(Unknown song)
643-5789
Minnie the Moocher
Sweet Home Chicago
Soul Man
Closing: I Can't Turn You Loose

Encore
Gimme Some Lovin'

Can't Get Enough of this tour?

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ちゃんと書いてる時間がないのでとりあえず箇条書きにして記憶を記録に残しとく(苦笑)

・ブライアン・ハウとロバート・ハートが居た頃がリアルタイムな俺にとってバドカン=ミック・ラルフスのバンド。ポール・ロジャースは昔在籍してたことがある、って程度
・ミックが来れないなら延期してほしかった。もしくはバドカンの看板を下げてポール・ロジャース・リサイタルと銘打つなら払い戻しはしなかった。でも来ちゃったんだからしゃーない(苦笑)
・報知にのったインタヴューにムカつき、「絶対に」バドカン以外の曲はやってほしくないという思い。でも大阪までのセトリで大丈夫そうだったので行くことに
・A席2階で取り直してたが、2階が閉鎖してた。1階の後方に振替
・総武線人身事故で激混みで御茶ノ水で降りれずに秋葉まで流され、時間に間に合わなかった
・息子が終ってトイレ休憩の間に着席
・暗転のまま待ってたらいきなりショウがスタート
・ポール・ロジャースは黄色いジャケット
・ポール・ロジャースはポール・ロジャースだった。やっぱ凄い。昨日の「バーニーはロジャースを超えた」発言はやはり撤回w
・隣の人が明らかに怪しいしぐさ(録音ねw)してたので座って静かに観てたw
・ギタリストは最初の2-3曲でトリッキーなプレイもあったけど、わりかしミックのプレイを大事にしてくれてたので良しとする
・話に訊いてただけの「夜明けの刑事」、初めて聴いた
・客も"Shooting Star"を過ぎたあたりからノッてた。大合唱にエール
・サイモンは途中もたついてた?でも"Bad Company"での追い込みは凄すぎ、神
・アンコールも終え、バドカンとしての素晴らしいライヴだった記憶が残って観ておいてよかったと思った。誰かが"All Right Now!"って叫んでたけど、2回目のアンコールがなくてほっとしたw
・後日、未見だった「ハード・ロック・ライヴ」DVDを観てギターの記憶を置き換えてミック・ラルフスもいたことにした(爆)


25/10/2010 Bad Company Tokyo Kokusai Forum Hall A setlist

Rock 'n' Roll Fantasy
Honey Child
Gone Gone Gone
Burning Sky
Oh, Atlanta
Seagull
Rock Steady
Electric Land
Mr. Midnight
Yoake No Keiji
Feel Like Making Love
Shooting Star
Can't Get Enough
Movin' On

Encore
Bad Company
Ready for Love

Equinox of Life

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ちゃんと書いてる時間がないのでとりあえず箇条書きにして記憶を記録に残しとく(苦笑)

1日目
・途中中央線が全線ストップという事態に見舞われたが、なんとか川崎に15分前にたどり着く
・会場を見渡すとやはり年齢層高いw
・俺は(彼らを知るきっかけになった)サンダーのTを着て行ったけど、メタルなTに身を包んだ人は回りには皆無
・客電が消えSEが流れ出し歓声が広がると自然に前のほうから立ち上がりはじめる。よかった、スタンディングで観れた!
・最新アルバムからのファストな曲でスタート
・ハモンドはいくぶん前に傾けてセッティングされてた
・ミック・ボックスは魔術師が魔法書けるようなしぐさでギターをプレイ
・バーニー・ショウのヴォーカルは安定感が素晴らしい
・ミッキー・ムーディがギター・アンプの裏で準備しだしてからはそっちばっか観てたw
・まぁ彼の扱われ方はあの程度でよかったんだろう。ミック・ボックスのボトルネック=楽器として連れてこられたんだから
・バーニー最高!
・初日はすべて予習した曲でのベスト選曲だったので楽しかった。逆に明日クラシックという名目で変化球投げられると困る(苦笑)
・ユーライア・ヒープはやっぱメタルでしょうw

2日目
・最前列に3人のおじいちゃん達
・その横の若い二人はノリノリ。エール送りたい
・左前方俺以外客全然歌ってない(涙)
・バーニーのレザーパンツにはマイクホルダーがあって(ガンホルダーみたいな筒)、手拍子とかをこちらに促す場合、マイクをそこに収める
・ミッキー・ムーディのどまんまえだった
・3連マーシャルから鳴り響く脳天つんざくようなスライドの音にしびれた
・「クラシック」と銘打ったわりには初日よりも最新アルバムの曲やったw
・ヒープは懐メロ再結成バンドでなくこれまでずっと現役だったメタルバンドである。だから彼らが目指してるものと客の望むものとの温度差が残念だった
・バーニー・ショウは俺の中でポール・ロジャースを超えた神


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23/10/2010 Uriah Heep Kawasaki Club Citta Setlist

Wake The Sleeper
Return to Fantasy
Book of Lies
Stealin'
The Wizard
Traveller in Time
Easy Livin'
Poet's Justice
Circle of Hands (feat. Mick Moody)
Rainbow Demon
All My Life (feat. Moody)
Paradise - The Spell (feat. Moody)
Rain
Free Me
Gypsy
Look at Yourself
July Morning

Encore
Sunrise
Lady in Black (with acoustic Moody)

24/10/2010 Uriah Heep Kawasaki Club Citta Setlist

Wake The Sleeper
Overload
Bird of Prey
Stealin'
Love in Silence
The Wizard
Traveller in Time
Easy Livin'
Poet's Justice
Circle of Hands (feat. Mick Moody)
Rainbow Demon
All My Life (feat. Moody)
Paradise - The Spell (feat. Moody)
Rain (piano)
Free 'N' Easy
Gypsy
Look at Yourself
Angels Walk with you
(Unknown song)
July Morning

Encore
Lady in Black (with acoustic Moody)

復活のハルフォード

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きこえるか きこえるだろう はるかな轟きー♪ 
それは復活のイデオン!

CD / Halford / Made of Metal

ロブ・ハルフォードのバンド、ハルフォードが復活したのが昨年。「ウィンター・ソング」というタイトルでクリスマス・ソングを含むアルバムが発表された。いわゆる「企画モノ」の類にも思えたけど、中には正統派メタルの曲を含み、ていうかクリスマス向けは2曲だけで、どうやらこれが実質3枚目のアルバムになると分かった時に、なんかしっくり来ないものがあった。だから通しで聴いてなかった。

で、今回。オズフェストとラウパへの参加にあたり、新作をリリース。それが本アルバムで実質4枚目のアルバムになる。
特に1作目の鋼鉄サウンドの衝撃は凄まじかったものだから、当然今度の新作に関しても期待大だった。
が、しかし。。。

一聴してなんか印象が「軽い」んである。プロダクションのせいかもしれないが、1-2枚目の頃のこうズシンとくるものがない。
タイトル・トラックの軽さはPVで知ってたんだが、全編そんな感じに聞こえる。しかも"Till the Day I Die"なんていう同名異曲だが、スライド・ギターを使った曲すらある。。。

前作と同様のちょっとした拒否反応だ。明日がライヴだというに曲が消化できない。ちょっとパニクった。


で、はたと気づいた。新生ハルフォードが目指すものに。


今はジューダス・プリーストの一員に復帰した彼が、ジューダスに対抗するような曲を書く必要があるのか。建前上できないし。そう、これは過去のバンドの継承として聴くんでなく、二束のわらじを履く彼のソロ・アルバムだと思う必要があると。そう考えたら前作の曲風もうなづける。ハルフォードは以前とは別のベクトルを持ちつつ生まれ変わったんだと。


で、カヴァの「イントゥ・ザ・ライト」を聴くような心構えで聴きなおしてみたら。。。


いい!これはこれで素晴らしい! スクリーミング商法(まだ言うか、唱法!)を使わないロブの生き生きとしたヴォーカルが楽しめるごキゲンなアルバムじゃないかえ。

ツボを心得たらもう溝に堕ちていくだけ、数時間後には「いや、これはもう過去の曲は一切捨て去ってこのアルバム全曲プレイのショウが明日観たい!」とまでにw そこまでいかずともフル公演である名古屋ではある程度期待できると思い楽しみになってきた。

で、当日、名古屋へ。ラウド・パーク以外で観れる唯一の単独公演が去年のジューダスと同じこの地で。


クラブ・ダイアモンド・ホールはサンダーの97年ツアーで行ったことがあるんで、なんとなく土地勘あるつもりだったんだが、近くのホテルにたどり着く途中に下見のつもりが見つけられなかった(汗)。チェックイン後改めて地図で確認して今度は会場に無事着(通りの反対側だっただけ、それとも移転した?)。階段で並び待ちして、40番台だったのでほどなく入場。

。。。したら椅子が置いてあった(汗)。


1000人は押し込める会場だ。よっぽど売れなかったんだろう。しかたない、名古屋だもん(苦笑)。とりあえず2列目中央からちょい左寄りの席に座る。


で、去年のプリースト同様、金払うからには思うようにしたいと自己主張するのが名古屋人らしく(笑)、スタッフに「観たいとこで観ていいんね?」と文句を垂れる人が現れて、後からの入場者が勝手に最前柵前に陣取るという事態が発生。最前椅子に座った人達もスタッフに問い詰め出して、急遽調整が始まる。結果「通路になるスペースを開けてもらえればどこで観てもらってもかまわない」ということに。でもそんなこと言ったって余裕的に見れば2列目の俺らが1列目の椅子の前に動くぐらいしかないじゃん(汗)で、俺らは移動。

隣「じゃあ最初からスタンディングにすればよかったのにね」
俺「そうっすよ。バンドにも失礼っす。よっぽどチケ売れなかったのかな?」
隣「もっと入るんだけどね。この椅子の並びじゃ200ってとこかな」
二人「ハァ。。。(溜息)」

まぁショウが始まって途中で俺の後ろにも人がいるのに気付いたんで、いくつかの椅子は取り払われたんでしょう。そもそも椅子席だって訊いてないのでこれはプロモータの明らかな判断ミスだと。

で、そうこうしてるうちにバンド・メンバー登場。セットアップしてから客電が消え、ファーストのオープニングを飾る荘厳なSEが流れれば1発目は"Resurrection"。革ジャン姿のろぶろぶ。。。。すげ、近い(汗)。メタル・ゴッドをこんな間近で拝めるの初めてでそれだけで興奮。続く"Made in Hell"はもう神曲。会場の掛け声も勇ましい。ここまでの流れはオズフェストと一緒。3曲目は"Locked"で、ファーストからの頭3曲を連発することでしっかりとこちらにペースを掴ませる。

ここでサングラスを外しつぶらな瞳を見せ、革ジャンを脱ぎTシャツ姿になる。。。その体型に、なんか違う生き物見てる気がしないでもなかったが(微笑)、ジューダスでの重々しい(ホントに重い)ジャケットを纏う神々しさとは違う等身大さが出ていていいぞ!どのみち俺も似たような体型だ!(一緒にすな)


「戻ってきたぞ、名古屋!今日はスペシャルな夜だ。今日はメタルマニアックスのために新作『メイド・オブ・メタル』からやるぞ!(超訳)」

そう宣言して始める懸案のタイトルトラックは。。。めちゃめちゃヘヴィに変身! 続くアルバムのオープナーもしかり。あたり前だ、つわものどもの爆音モロだからw 俺の目の前はロイZだった(背中にもそう書いてあったので間違いないw)。自作を口ずさみながらはスティーヴ・ハリスぽかった。活動休止前からの不動のメンバーなので息もバッチリ。客の反応はまぁ当日国内発売だからしかたない。俺すら歌詞は覚えていけなかったんだから。

ここでファイト時代とハルフォードとしてのセカンドからのヘヴィな曲を1曲づつかまし、再び新作から"Fire And Ice"。メロディ・ラインとリズムテンポがどことなくライオット88を彷彿させる。。。って、ドラムがそのボビー・ジャーゾンベクだからだよ!多分トニー・ムーアに歌わせてもハマるかも(プロデュースしたれ、ロイw)。相変わらず「後ろのシンバル見ないで叩き」がイカす。


さて、中盤にさしかかり、ここまで来たら、あったらいいかもなーいやあるに違いないのプリースト・カヴァーだが、彼の口からプリーストをやる気配はまだない。。。と思ったらピーター・グリーンとジョーン・バエズの名前を挙げてプリーストがカヴァーした2曲をプリーストのアレンジで突っ込む。これはオズフェストでもなかった演出で素晴らしいアイディアだ。プリーストの名前を出すのはマズイと思ったのか「"Metal Monster"が以前プレイした...」と紹介してた。そして続くは出ました、やっと"Jawbreaker"! オズフェスでは「ロッカ・ローラ」の"Never Satisfied"とかマニアックすぎたのでこの選曲は素直に燃えた(サビの渾身のスクリーミングにブルブル)。この最中に金髪のいい匂いさせた(オイオイ)お姉ちゃん二人が俺の前に乱入。キャッキャと騒ぐだけならいいんだがおしゃべりまで始める始末だったが、立て続けにファストな"Cyberworld"にヘドバン、コーラスするウチらを見て空気読んだのか即座に退散。

そして本編〆も新作でと大胆。特に"Thunder and Lightning"は勿論シン・リジーとは同名異曲だが、もう一人のギタリスト、メタル・マイクがロイZ側に来て寄り添いながら二人でかますイントロのツイン・ギターが美しすぎ。アウトロでの交互のソロ・バトルも最高潮で一旦終了。

ほどなくしてメンバー再登場し、アンコール。ここからの2曲ははじめに曲を作った背景について語ってくれた。まずはジミヘンに捧げたという"Drop Out"は自分のレーベルから出したベスト盤に新曲として収録したセカンド頃のヘヴィを持った曲。そして次がプリーストでデモに終わった"Heart of A Lion"。よく聞き取れなかったが、「人は殺し合ってて楽しいのか?」とライオンの目を通して書いた曲みたい。〆はヘヴィな"Saviour"でこちらもガンガン頭振って爽快なフィナーレを迎えられた。


俺の前のカップル。女の子がエビちゃんに似ててすごく可愛かったんだが、メタル・マイクがもう2曲目くらいから目つけてて、ずっとアイコンタクトしまくり(隣に彼氏いるにも関わらずw)。たく、そんなことばっか気にかけやがって、少しはロイみたいに真面目に。。。と思ってたらそのロイも最後の最後に自分のピックを彼女に手渡してその手をしっかり握ってました、とさ。さすが敏腕プロデューサのやることは一歩先を行ってるw


15/10/2010 Halford Nagoya Club Diamonds Hall setlists

Resurrection
Made in Hell
Locked and Loaded
Made of Metal
Undisputed
Nailed to the Gun
Golgotha
Fire and Ice
Green Manalishi
Diamonds and Rust
Jawbreaker
Cyberworld
Like There's No Tomorrow
Thunder and Lightning

Encore
Drop Out
Heart of A Lion
Saviour

俺はラウパではこの日のセットリストから新曲を2-3曲オミットしたものになるんではと予想したけど、PRTに載ってるリストでは結局アンコールを飛ばしただけで、新曲5曲は含めて勝負したみたいだね。それだけの自信作であることは俺も保証する。まぁプリーストの合間の活動というのがタイミング的にどうなるかが不安定要素だが、この10年で実に6回も来日してツアーを行ってる親日ロブロブのことだから、ぜひ再来日して全貌を楽しませてほしいといったところだ。

暗闇でドッキリ

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俺にとっては22年ぶりのオジー・オズボーン。


前回のことはよく覚えてる。なにせ俺がスーツで観戦した最初で最後のライヴだったからw 当時ライヴの開始時間が18時半っていうのが普通だった。で、俺が勤めてた会社は18時に終業チャイムが流れて、その後10分程度の終礼があった。何か通達事項やお説教が増えれば当然長引く。とてもじゃないが終礼終わって、池袋サンシャインの26Fから九段下の武道館に向って間に合わせるのは困難だと判断した俺はタイムカードの押印を同僚に任せ(爆)、チャイムとともに私服とスーツ持ち歩く袋?ケースを含む荷物を抱えてオフィスのいくつかのドアの1つから飛出した。

どういう判断でかは忘れたけど丸の内線で後楽園駅まで出て、そこからはタクシーを拾い武道館の入口まで着けてもらうことに。着替えはその車中ですればいいと。タクシーは北の丸公園方面から武道館へ近づく。

タクシーの運ちゃん「今日は誰のライヴなんすか?」
俺「(上着をケースにしまいながら)えーっと、なんて言うか。。。(説明が難しい。まさかヘヴィメタで悪魔の歌うたってる人だなんて言えんし、汗)」
タクシーの運ちゃん「ああああああー!」
俺「?????」
タクシーの運ちゃん「すげー、真っ暗だ!」

前を見るとなぜか街頭が付いていない道を森深く進んでる。3月という季節もあってまさに漆黒の闇に吸い込まれていくようで不気味さが怖かった。しかもこれから会いに行く人物は「闇のプリンス」と呼ばれる男である(汗)。俺は着替えの手を止めてしまい、そのまま武道館前へ(苦笑)。既に1曲目が始まってる中、たいそうな荷物を抱えてアリーナ席へなんとかたどり着いたのを覚えてる。

当時参加したばかりのザック・ワイルドはキレイだったし(いろんな意味でw)、オジーはといえばのっそりのっそりステージを左右に移動して手を上げて客を煽る。バケツに貯めた水を客席に浴びせ喜んでる変なおじさんだったw 当時は盟友ギーザ・バトラーが参加してたので彼の首振りながらのベースが一番かっこいいと思ったかな。

リアルタイムで聴いてた「ノー・レスト・フォー・ザ・ウィックド」の曲やらで楽しかった。けど、観て音楽的にああ凄いとか何か得るものがあったかとは別の次元の話で、その後彼のソロ・キャリアに関しては興味が薄れてた。一度引退を表明して撤回して復活してまうような人でもある(え、誰かさんも一緒ですがw)。

それが2000年代に入って「オズボーンズ」というTVで一躍その親しみやすいキャラが掘り起こされて、「オースティン・パワーズ3」なんかにもちょい役で出たり、「奇行の人」から「お茶の間の顔」になった時期を経て、「ブラック・レイン」アルバムからの"I Don't Wanna Stop"のPVに魅せられた。ほんまこの人、ファースト・シングルはもの凄いインパクトあるものばっか出すよなぁと再発見した。

その後、韓国でのイベントのついでに来日公演することが「決定」とまでは発表されたが、韓国イベントが中止されてツアー自体がなかったことに。俺的には今回のツアーがその仕切り直しというつもりで、単独公演を観に行くことにしたんである。まぁ最新作「スクリーム」からのファースト・シングルにも燃えたし。


当日は徹夜作業明けだったので午後休とって一度帰宅、身を清めて今回は私服でw会場に向かう。開演も前回と違い19時半と、社会人に優しい設定だったが、半休なんで余裕のよっちゃん。席は8列目だったが、右端PAど真ん前エリアだったので実質5列目(ゲイリー観たところ近辺か)、まずまずの席だが周りは年齢層高w 二人のおとなしげな恰幅のいい人に挟まれて、こりゃスリー・メタボーズだな!とかバカなことを考えて開演を待つ。国際フォーラムの椅子って座り心地いいなぁ。きっと高いんだろうね。今日は「あの恒例行事」も。。。場所柄わきまえれば、まさかないよねw とか考えながら。


AC/DCの"The Jack"が流れる中、時間ジャストにPAからオジーの笑い声が。姿は見えずとも"I can't hear you!"で客を煽る。場内が次第に興奮する中客電が消え、お決まりのSEが流れてオジー登場。なおも歓声を求めながら"Let's go crazy!!"の掛け声とともに"ばかだもん""月に吠える"でショウがスタート。バスドラの重低音が全身の毛を震わせるw 御大は常に後ノリの手拍子と掛け声をこちらに要求する(これが難しいんだわな、掛け声するときは拳突き上げるほうが自然だし、汗)。

1曲終わったところで早くもドラムライザー麓にあったバケツの水を自らに浴びせる。てことはどこの写真も1曲目しか撮影許可されてなかったんだねw 水浸しの髪を振りながら2曲目の新作タイトル曲へ。歌ってる以外は常に客を煽る。ギター・ソロもお構いなし。

3曲目の"Mr.Crawley"の壮大なイントロが、キーボーディスト兼(サバス・ナンバーでの)サイド・ギタリストであるアダム・ウェイクマンのプレイで始まる(父親はイエスのリックである)。この代表曲でやっとウチらも盛り上がり方に慣れてきて、終わると同時に"You're the No.1!!"のお褒めの言葉をいただく。

ご褒美はそれだけでなく、右そでに並んだバケツの1つを担いで、それを前後に振って。。。はい、左前方客席に向けてバシャっと浴びせかけたw 

もうそこから"Ozzy in Wonderland"ともいえる凶宴の始まり。ピョンピョン跳ねたり、楽しそうにはしゃぐオジーと吹っ切れた客席の一体化は20年前と同じ。


目の前にずっと立ちはだかってそのプレイを見ることになったニュー・ギタリストのガスGに関しては、俺自身がギター・ヒーローにはあんま興味ないんで多くは語れないけど、歴代の華々しいギタリストに名を連ねるに十分なフラッシーなプレイをくりひろげる。時折ルックスがスティーヴ・ヴァイに似てるなと思った。下に設けられた1mくらいのファンから送られる風でロン毛が宙にふわっとたなびく様は女性ファンの瞳に星を作らせたに違いないw

その後もサバスの曲とソロ・キャリアのグレイティスト・ヒッツを交互に交え、ギターやドラムのソロを含むバンド・インスト(サバスの"Rat Salad")もフィーチャして、これぞ「メタルの王道」ともいえるショウ展開を繰り広げる。アンコールお決まりの2曲を終えても、オジーは"One more song? なら叫べ!"とこちらを煽り、結果2曲もその声に応えた形となり、22時ちょい前の終演まで2時間15分という長丁場となった。今回2パターンのセットリストを入手して予習に挑んだが、結果それら全曲に加えてさらに2曲も聴けたということは、今回の単独公演がいかに特別であったかを物語ってるといえる。


13/10/2010 Ozzy Osbourne Tokyo Kokusai Forum Hall setlists

Ozzy's MC
SE: Carmina Burana
Bark at the Moon
Let Me Hear You Scream
Mr. Crowley
I Don't Know
Fairies Wear Boots
Suicide Solution
Road to Nowhere
War Pigs
Fire in the Sky
Shot in the Dark
guitar solo - Rat Salad - drum solo
Iron Man
Killer of Giants
Flying High Again
I Don't want to Change the World
Crazy Train

Encore
Mama, I'm Coming Home
Paranoid
Encore2
No More Tears
Encore3
into the Void


終わって東京駅まで歩いてる最中も、なんか笑顔が止まらなかった。会場びしょ濡れになったけど、きっとオジーのツアー・スタッフには専属の乾かし隊がいるに違いない!とかバカなこと考えたり。。。本当に楽しかったのと同時に何よりもオジーの徹底したショウマンぶりに感服した。

「楽しんでナンボ」。この人ほどそれを自ら体当たりで実践している人なんてそうそういない。そんな人がロック界のアイコンとして常に最前線にいてくれるから後続が好き勝手なことやれるわけだ。オジーが変に時流に流されたりせず、ずっとオジーのそのままでいてくれてる、彼の功績と存在の偉大さに気づく。


そしたら急にオジーが愛しい人に思えて、もう一度観てみたい気になった。。。


で、場所を関西に移して2デイズ目を体験したくなり、ハルフォード@名古屋を終えたその足でラウド・パーク@神戸のあるワールド記念ホールへ。


20101016174011.jpg

12時からのラウドネスに間に合うよう会場入りして、クニ、スピリチュアル・ベガーズを観た。スタンド後方から観た客の盛り上がりはラウドネス>スピベガ>クニの順。俺的にはスピベガの新ヴォーカルはイイ線いっててまたカタログ集めてみようという気になった。


あ、この時点でラウパ1回で観るバンド数の記録樹立です、1-2バンド観たら帰るって恒例の自分にしてみればw 俺的に観たいと思うバンドは連続して観れないと時間の無駄でイヤなん。それがタイム・テーブルで実現してるから今回神戸のほうを選択したわけで、その意味ではもう十分11500円の元は取れる(交通宿泊費は度外視)。


一旦会場を出てホテルで休憩して、モーターヘッドから再参戦。アリーナ最前から3-4列目の位置にまで接近。例のマイクが下へ傾けられたスタンドがセッティングされただけでゾクゾクした。登場したレミーは存在そのものが極悪w かと思いきや、「アリガトウ」等の日本語(2つしか知らないそう)を使って、日本に来れてファンの前でプレイできることをいたく感謝してて、いい人やわー、とそのキャラに好感。彼らもリヴィング・レジェンドの名にふさわしく、歓声も大きかったけど、一緒に歌う人は少なかった(モタヘのT着てる人ですら、汗)。この人たちもまた結構諸国との温度差があるバンドなんだなぁと感じた。


そしてトリのオジーに向けてのセット・チェンジ。客の密度が上がってくる。俺は左寄り前方からちょっと後ろへ下がるけど中央寄りへ移動。なるべく正面側で観たいのと、オジーの力ではバケツ水届かなさそうな位置に向かって(笑)。


ここでも最初オジーのMCで始まったが、ちょっとかすれた声だったんで本人かどうかわからないで盛り上がらない状態が続く。
"Ole Ole Ole"の歌声でまごうことなきオジーとわかり、会場が合唱と手拍子を始めて暗転、ショウのスタート。


スタンディングならではの盛り上がりでもみくちゃにされながらも(あ、それでもそんなひどくではない)密集した客の歓声と手を挙げる一体感に「今年初だが大阪にやって来たんや!」って実感。あ、厳密には神戸ですがw


結局この日はフェス用セットリストのアンコール2を除いたものだったけど、強弱のバランスといい、引き締まっててよかったと思う。双方完全燃焼という形で終えられたのが何より。


あ、この日のおケツ出しはたしかアンコール中でした♪(東京は始まって早々だった)

16/10/2010 Ozzy Osbourne at Loud Park 10 Koube World Kinen Hall setlists

Ozzy's MC
SE: Carmina Burana
Bark at the Moon
Let Me Hear You Scream
Mr. Crowley
I Don't Know
Fairies Wear Boots
Suicide Solution
Road to Nowhere
Shot in the Dark
guitar solo - Rat Salad - drum solo
Iron Man
Killer of Giants
I Don't want to Change the World
Crazy Train

Encore
Mama, I'm Coming Home
Paranoid

音楽って、理屈じゃない。そう体現する御大をこの先何度観れるかは判らないけど、これからもショウにゴシップに我々を楽しませてくれることは間違いないでしょう、ウン。

I gotta your love

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SHOW-YA、「原点回帰」シリーズ in にゃごや。

場所は大須のエレクトリック・レディ・ランド。去年、西寺実とサンダーで行った勝手知ったる所(上のFit.ALLは再結成サンダーの初日だったから3回目か)。会場前には結構どしゃ降ってた。荷物を駅ロッカーに預けて戦闘モードで会場入り。傘は折りたたみで袋に入れて後ろポケットへ。

会場がこの前の池袋、今度の大阪の2倍近いことは知ってたので整理番号が80番台でも4列目あたりをキープ、ゆったり見られそう。どうもベン・マシューズ症候群なのかいつもどおり右PA寄りw(サンダーのT着てったせい?♪)開演前にはレインボー・、スコピ、クイーンズライク、ウィンガー、ドッケン、まさに王道が流れて30分退屈しなかった。

で、ショウがスタート。今年5回目だったけどやっと彼女たち全員の全身が拝めた(爆、池袋はホント首から上が観れればよかったので)。

「疾走」という名の通り、基本的に東京3公演の2回目をベースに大阪と同じセットリストみたいだったけど、歌謡ロック時代のアップテンポ・ナンバーである"Secret"と"Fire"を初めて聴いたな。後者は再結成後のベストに収録されてたけど前者は全然予習対象外だったので首だけ振ってましたw

基本的に名古屋のオーディエンスって「ああ」なので(苦笑、どのバンドでも)東京や大阪での盛り上がりとは比較にならないけど、20年ぶりの第1期SHOW-YAの公演(DVDにもなったラスト・コンサートが名古屋)ということで待ち望んでたファンも多かったらしく、終始和やかな(シャレかよ!)ムードでショウは進行した、やってる側は早い曲ばかりだけどw

初めて聴いた「グラマー」アルバムの一発目"I gotta your love"を含み、やっぱSHOW-YAは様式美バンドだなと痛感。。。てかミッタンのドラム・パターンがレインボーのコージーにばかり聞こえた。


09/10/2010 SHOW-YA Nagoya ELL setlists
SE: Immigrant song
AU REVOIR
奪いとれ
私は嵐
Out of Limits
ターロン・オブ・キング(爪王)
Secret
Trouble
Fire
魔性
I gotta your love
Battle Express
ギャンブリング
Fairy

Encore
drum solo
Survivor
限界LOVERS


スティーヴ・リーの件もあって、「今自分が愛するバンドたちに対してしてあげるべきこと」を再自覚して臨んだ1本目となったけど、うん、俺は生きてる限りまだまだやれると思ったw 姐さんは客の高齢化を凄く気遣ってくれるんだけど(苦笑)、10日前にメタリカ、来週はオジー、ハルフォードと、現役の首振りオヤジもちゃんとココにいますんでご心配なく!(爆)


これからPRT聴くので今日はこのくらいで。

虹を渡った男達

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(ドゥギーがそっちへ持っていこうとするんだけど)変にロニーへの追悼っぽくない、前回2バンドで来た際のアンコール上演って感じで、単純に楽しめた。むしろ、超有名曲ばかりの前座が付くアルカトラスのショウだったのでなおさら(爆)。

ドゥギーの半べそで感情移入しての"Temple of the King"、素晴らしかった。俺にとってはじめてこの曲を聴いたのが彼でのレインボー来日公演だったので(まだCD持ってなかった)、15年前を思い出した。。。てか、「15年ぶりに戻ってきたぞ!」って、インギーでの来日はなかったことにしたいのか?(苦笑)かなりふくよかになりましたけど(微笑)

グラハムは。。。このおっさん、いくつ?(爆)結構ガリガリの白髪おじいちゃんだよねw 歌唱力は落ちたかな(記憶力だけでなく。。。オイオイ)。でも彼独自のシャウト型発声法で、外すところも豪快に外すのでそう聞こえただけかも。ギターのハウィーも人が良さそうなのは相変わらずで今回ヴァイ時代の曲3曲って多すぎに思えるんだが、彼がもう1曲やるぞ!と叫んだら断れないw


1回でおなかいっぱいだと思うので(笑)名古屋行き断念は惜しくなかったんだが、やっぱ前回みたくスタンディングで観たかったよな。それだけが残念。


The Voices of Rainbow 30/09/2010 Shibuya C.C.Lemon Hall setlists

Joe Lynn Turner
SE:Over The Rainbow
Spotlight Kid
I Surrender
Drinking With The Devil
Street Of Dreams

Doogie White
Black Masquerade
Ariel
Hall Of The Mountain King
The Temple Of The King

Joe Lynn Turner
Stargazer
Can't Let You Go
Can't Happen Here
Death Alley Driver

Encore
Power (with Doogie)

(intermission)

Alcatrazz
Assault Attack
Too Young To Die, Too Drunk To Live
Since You've Been Gone
God Blessed The Video
Love's No Friend
Kree Nakoorie - Hiroshima Mon Amour - Kree Nakoorie
Will You Be Home Tonight
Skyfire
Suffer Me
Bad Girl
Jet To Jet
Lost In Hollywood

Encore
All Night Long (with Joe & Doogie)
Long Live Rock 'n' Roll (with Joe & Doogie)

Metallica rules, metal justice!

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うーん、「22年目にして初めてメタリカを語る!」って気負い抱えると全然筆が進まな
いので(苦笑)、テキトーに思いついたことだけ書く。


初日。まぁ俺としては珍しくスタンド席にて観戦。。。てか、(いろんなゴタゴタがあり、苦笑)最終的に行くの決めたのがソールド・アウト後で、たまたま別件でチケぴ覗いたら復活してたので幸運としかいえない。ステージ左側、真ん中より気持ち後方だったが、あの時期にここが取れたんだからやっぱラッキーな席だったんだろね。それに今回、前座が2つも最終的につくってことでいわば俺の嫌いなフェスティヴァル形式に近い形だったんで、席が確保されてた分、時間に余裕が持てたしよかったかも。グッズ買いこんで荷物持ち込めるし。


前BGMにはガンズやAC/DCがかかり、最後にサクソンの"Heavy Metal Thunder"。あれって、雷の音で始まるやん?それを本編開始と勘違いしてスタンド総立ちになったw
メイデンが"Doctor Doctor"をウォーミングアップにするのと同じように、NWOBHM好きな彼ららしい選曲が微笑ましい。


そして暗転。お決まりの「続・夕陽のガンマン」のテーマが流れる。今回バックに巨大スクリーンが配置されてたので映像つき。映画の中で悪人が墓地をさまよい逃げまとうシーンが「メタル・マスター」のジャケットに重なるのはいうまでもない。そして曲が終ると同時にドラムにスタンバってたラーズがこちらに手を挙げオーディエンスを煽る。
そして1発目は"Creeping Death"!!

これは予想外だった。いや、今年に入ってからのヨーロピアン・ツアーでオープニングを務めた定番曲だったんで2か月前まではその心づもりだったんだが、先週のオーストラリア・ツアーでは新作からの立て続けに「戻った」んで、すっかりその気でいた(汗)。でも正直嬉しい誤算で、最初から「ダーイ、ダーイ」叫べて痛快w


それ以降の初日リストは、どれも今年に入ってからのツアーでプレイしたことのある曲で、9月前予習でひととおり押さえてたので納得。俺、基本的に「ロード」シリーズはあまり好きくないので"Fuel"は要らなかったかな(爆)。でも、"Harvester"と"Blackend"を両方やってくれたのは嬉しい。どっちもツアー中5%くらいの確率でやるかやらないかだったので。


俺、新作「デス・マグネティック」は非常に好感触だった。2000年代に入ってからの最高傑作じゃないかな。もはや前作の「セント・アンガー」すら霞んでしまってたりする。その新作からの曲はド派手なCG映像のおまけつきだった。聴きこんでたのでもう頭振りまくり(いやそれ以前からw)。"Broken, Beat And Scarred"では「俺たちとファンを繋ぐ曲」と紹介して、曲中最前列のクレイジーな客達を隅から隅までかたっぱしから映し出すというファン・サービス(バンド一切映らなかったw)。


"One"の始まる前にはどでかいパイロと、マシンガンが連射される様を見事再現してて、この曲の意味を増長させる。


で、俺にとっての神曲(誰でもだけどw)"Master Of Puppets"!上から下を見下ろすとA1ブロックでモッシュが始まり、かなりでかい、きれいな渦巻きが。台風の目って間近でみるとあんななんだろな。。。って、明日はあそこなんだけど(濁流汗)。


"Nothing"が終わってジェームズの手が大きく映し出され、新作のジャケがあしらわれたピックをこっちに向けるとウチら大歓声。で、そのピックが"Enter Sandman"を奏で出すって演出は最近のDVDでも見れるのと一緒で、大盛り上がりで本編を〆る。


アンコール1曲目はカヴァーと決まってて、この日はダイアモンド・ヘッズ。続く"Wiplash"も初期の曲では一番好きなので大満足。ステージを一旦去ろうとするのを引き留めて、最後は誰でも歌える(笑)"Seek & Destroy"で大団円、初日を終了。


俺的には非常に評価できるセットリストだった。オーストラリア・ツアーでは結構新旧曲(1-3枚目が旧、それ以降が新と考えてる)のバランスがとれてたので、88年からのファンとしては4枚目からが3曲も聴けたことで「王道」的だったと思う。穿って見ればDVDでよく観れるリストではあるけど、やっぱ生の爆音で聴くのが一番だった。

Metallica 25/09/2010 Saitama Super Arena Setlists
Heavy Metal Thunder - Ecstasy of Gold:SE
Creeping Death
For Whom the Bell Tolls
Fuel
Harvester of Sorrow
Fade to Black
That Was Just Your Life
The End Of The Line
Sad But True
The Day That Never Comes
Broken, Beat And Scarred
One
Master of Puppets
Blackend
Nothing Else Matters
Enter Sandman

Encore
Am I Evil ?
Whiplash
Seek & Destroy


グッズは5000円以上でカードが使えるってことで、買う気マンマンだったが、あまりかっこいいと思えるデザインがなかった。。。スケボーなんてのらねーし(汗)。唯一かっこいいと思った定番のドクロとスポーツタオルとでも思ったが、タオル売り切れで仕方なく同柄2枚をw

20100928013520.jpg


2日目はアリーナでスタンディング観戦。俺は声の調子がイマイチだったので14時まで2度寝3度寝して(笑)、それでも16時前にはウチを出る。


群馬から車で来る知り合いと開演前に飯食ってからとの約束が、遅れに遅れて結局会場入りが前座が終る直前。。。俺は腹空かせていこかとも思ったが、一応ウチで食っといたのでよかったw


昨日上から眺めてて、前座が終るとトイレ休憩でどどっと客が抜けるので、そのタイミングがチャンスだと思って、予定通りブロック入り。でも、昨日のモッシュ観てたので、なるべく左寄りに(爆)。


基本的に同じセットリストはありえない彼らなので、変えることは予想できたが、一発目が同じ"Creeping"でなくてもよかったかな?とも。で、2曲目は電気椅子を歌った"Ride"。正直初期の曲はあまり歌えないんだが、今回予習の甲斐あって無事歌えたw
続くは"Through the Never"。いわゆる「ブラック・アルバム」の頃は婚約・結婚の時期だったので体験してない(友達からのドーム・カウントダウンの誘いより元嫁との姫はじめを優先したw)ので素直に嬉しかった。

ここでジェームズが「昨日来たやつは?今日は違う曲いっぱいやるからな。メタリカは東京で違うショウを2つやる!」と宣言して"Disposable Heroes"と"The Memory Remains"を。前者はこのツアーでやったことのない、てか超レア?前日にますだっちに「業界人から圧力かけてやらせてくれ!」なんてリツイートがあった(微笑)その曲がまさに目の前で!後者はさっきも言った通り「ロード」シリーズはスルーしてる俺にはどーでもよかったが、会場は大合唱。そか、若いファンのリアルタイム・チューンだもんね。

新作からは"Unforgiven III"がこの日初。欲を言えば一番好きな"All Nightmare Long"が聴きたかった。。。てか前回観た2003年もそうだったけど新曲少なすぎな傾向だわな、このバンドも。

で、続いたのが意外にも「メタル・ジャスティス」のタイトル曲!そこから"One"へ繋がるくだりは、あのアルバムとツアーが俺とやつらの始まりだった22年前、巨大な女神セットを崩壊さすダイナミックなステージだったり、メタリカを好きになったこと自体が恋敵への対抗だったこと(オイオイ)を思い起こさせて、思い出に浸させてくれるに十分な時間だった(実際2曲で20分以上あるし。。。ってそーゆー問題か!ずっと頭振ってたよ!)

"Fight Fire With Fire"って吐き捨て系の曲で歌メロがないんであまり好きじゃないんだが、それ以降の展開は"Motorbreath"を挟んで昨日と一緒。途中、この日が100回目のショウだという外国人をステージに上げて讃えたりと、バンドも至極ご機嫌な様子で2回の短いツアーが終了。大満足だった。

この日のサークルピットはラス曲で発生。大型スクリーンにも映し出されてた。俺?巻き込まれませんでしたw


Metallica 26/09/2010 Saitama Super Arena Setlists
Heavy Metal Thunder - Ecstasy of Gold:SE
Creeping Death
Ride The Lightning
Through The Never
Disposable Heroes
The Memory Remains
That Was Just Your Life
Broken, Beat And Scarred
Sad But True
The Unforgiven III
...and Justice for All
One
Master of Puppets
Fight Fire With Fire
Nothing Else Matters
Enter Sandman

Encore
Stone Cold Crazy
Motorbreath
Seek & Destroy


20100926213811.jpg


まとめ?いや、特にない(汗)。あえて言うなら。。。メタルに身を任せるのはやっぱ最高だよね。20年前(ドーム)の選択がバカげてたことを再確認!。。。って、今回初日も似たようなシチュエーションで取り遅れたんですが(苦笑)。いやいやそこまで語らない、はい、コレでおしまい!

スカっと爽やかに

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ウィッシュボーン・アッシュ、19年ぶりの日本公演2日目へ。もともと6月の公演予定だったが、唯一のオリジナル・メンバー、アンディ・パウエルの急病に伴い2ヶ月延期。その振替公演だ。


そもそもこのバンドを知るきっかけは、アマチュアのトリビュート・バンドのステージを何度か観る機会があって、ヴォーカルさんのとっても楽しそうなアプローチに清々しさを感じたから。


その後紙ジャケ・リマスターが発売されて集めて、自然に好きになったという経緯が俺の中では他のバンドとちょっと趣が違うところだ。逆に言えばそれほど深い思い入れってものは特にないともいえるが(苦笑)。チッタからのDMで演奏候補曲を知り、でも案の定、初期4作+40周年ライヴだけだと半分も集まらなかった(涙)。


そもそもバンドのことを知らないで出逢った音楽だったのと同じように、今回は予習しなくてもそこそこ楽しめるかも♪。。。とも思ったんだが、日が近づくにつれて「やっぱ100%以上楽しむために予習せねば!」と意気込むようになり、mora win で足りない曲をデジタル購入。それでも4曲揃えられなかったんだが、(二日で全曲なので)まぁ確率は1/2だ(苦笑)。


チッタではめったにない全席指定(あ、でも俺の初めてのチッタは席ありのSHOW-YAだったわw)で、満席にもかかわらず比較的静かな雰囲気が開演前を包む。BGも延々どブルーズだったせいもあるかな。そうこうしてるうちに客電が消え、暖かなライティングの中、バンド登場。着席のままの拍手でその始まりを待つ。


第一部は名作「百眼の巨人アーガス」全7曲の完全再現。今回の目玉。幻想的なアコースティック風に始まる"Time Was"から超有名曲"Blowin' Free"まで、適度な手拍子を交えつつ(笑)、手堅い良質な演奏に酔いしれる。


クソ暑い日が続く中、この会場には爽やかな風が吹いてるような気がしたわ。初めて彼らの曲を耳にした時のように。


後半はタイトルが物騒な曲のオンパレードで(爆)、このアルバムが持つ抒情感あふれる展開を見事再現してくれて大満足で一旦幕を引く。


第2部が始まるまでにタバコ吸いに行こうと思ったら溢れんばかりの人。トイレも(春のゲイリー・ムーアみたく)男性のほうに行列ができてて、客層を物語ってたねw


2部はフリースタイルで40年の歴史を紐解く。結論を言えばチッタからのDMは2日分の曲をセットリスト順に並べただけで、今日はその後半だった。前日に今回聴きたかった"FUBB"とか"The Way Of The World"があったので涙した(笑)。でも新曲1曲を除いてすべて予習したものに含まれてたので大いには楽しんだ。本編最後の"Phoenix"とアンコール”Jail Bait”の白熱したプレイで気分的には心地よい汗をかけて、素晴らしい一夜が過ごせた。感謝。


Wishbone Ash 15/08/2010 Club Citta Kawasaki setlists

Time Was
Sometime World
Blowin' Free
The King Will Come
Leaf & Stream
Warrior
Throw Down The Sword

The Pilgrim
Right Or Wrong
Living Proof
Lady Jay
Front Page News
Sorrel
Tales Of The Wise
Ballad Of The Beacon
Reason To Believe
Engine Overheat
Phoenix

Encore
Jail Bait


当初の日程で、俺は「会社の引越し準備で時間なし」と1日目のチケを手放した。今の俺にとっては100%楽しめる余裕があって好都合の延期だったけど、やっぱ初日も改めてチケ取り直して行くべきだったと後悔したわ(涙)。


次もぜひ彼らを観てみたいと思う。今度はスタンディングでお願いします(苦笑)。

貴女は嵐

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SHOW-YA、3ヶ月連続クラブ・ギグの追加公演で音楽活動再開。


ホントは姐さんとジャズ・ピアニストの国府弘子のジョイントが7月にあったんだが、支度までしておいて「今はラヴソングを聴きたくない」という超個人的な感情面が働いて(爆)ドタキャンした。やはり人生の仕切り直しはメタルに限る、と!(なんやそれ)

なので俺にとって1ヵ月半ぶりのライヴである。


いつもより15分早い開場時間に間に合うように定宿を出て並ぶ。今回180番台と結構遅い整理番号だったので真ん中より後ろ目。メタリカの「ブラック・アルバム」が流れる中、開演を待つ(結局ボートラの"So What"まで聴けた)。いつもの出囃子(だから「移民の歌」をそー呼ぶのはやめいって)とともに


案の定頭2-3曲は見えなかった。しっかし、こんなファスト・チューンを頭に持ってきて、一度限界を超えてしまった女達はやることが半端でない。ジューダスが"Painkiller"2回やるようなもんだからの。頭振りまくりだったので見えてても仕方なかったw


今回は後期2枚からのみの選曲+新曲で、原点回帰を経て完成したハードなSHOW-YAの再生を宣言するかのようだった。再結成後初の「叫び」がレアだったかも。

普段より1-2曲多く、姐さんの4日遅れのバースディを祝ったりとMCも満載でいつもよりわずかに長いショウとなった。


平均年齢48歳なので「SWY48」を結成しよう!なんてバカなことも言ってたけど(笑)、いつまでも心に燃えるもの持ってる女達の美しさは年齢とか関係ないんだってことを再確認できたわ。

01/08/2010 SHOW-YA Tokyo Ikebukuro Blackhole setlists

Opening SE : Immigrant Song
奪いとれ
ギャンブリング
Out Of Limits
Metalic Woman
Bad Boy
Get My Beat
Survivor
叫び
Blue Rose Blues
何故
Look At Me !
Trouble
私は嵐
Battle Express
Fairy

Encore
Rock n Roll
限界LOVERS


さて、ラストのMCで「東名阪、仙台とライヴやるよ!」との嬉しい告知。てっきりホール・ツアーかと思ったが、帰りのチラシでは「『原点回帰』開催決定!」とあるのでまたクラブ・ギグなんだろーな(汗)。でも今年初の遠征のチャンスだし、今年は後半もSHOW-YAイヤーとなりそうで、このお楽しみ、まだまだ続きそうである!


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某映画のロゴを模した今回の記念T。姐さん関連のTって女性的なデザインが多くて買っても着ないんだが、なんか初めて普通に着れるかもと思い大量買いw

情熱の炎(おんな)

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SHOW-YA、3カ月連続ライヴ、2回目のサブタイトルは「疾走」。別名「てめぇこの野郎」ライヴ(笑)で、「ドコドコジコジコ」な曲オンリーで贈るスペシャル・デイ。


前々日つぶやいたんだが、休み明けということもありいろんなことがスムーズに進まず気分がダラ気気味でGWは5/9まで!と内心決めてたんだが、金曜に社外のある方から俺に対して手厳しいというか非常に不愉快なご指摘のメールを会社代表宛てにいただき、困惑した。詳しくは言わないが、俺の仕事を真っ向から否定されたように思えて業務中はかなり凹んでた。ただ、人のビジネス事情を他人様がどうこう口挟む話じゃなし関係ねー!代表もスルーするって言ってくれた。いつまで悩んでも仕方なので、少しでも前に進むべきと考えて仕事を前倒しで進行することに。だったら目に物見せてやろうじゃねーか!てことで(苦笑)、こうして土日出勤決定。あ、それはいつものことかw

16時すぎに例のホテルにチェックイン、シャワーを浴びてから会場へ。今日は他の日と違って整理番号がケタ違い(130番)だったのでかなり後ろの方かと思ったけど7-8列目あたりがキープできた。てか、とすると一体あの小さな会場に何百人詰め込んでるんだ?(汗)いつもどおり「前に詰めてください、入りきれません!」と叫ぶスタッフ。責任転嫁するなって。もう前の人との隙間1センチもなく(てか腕組の肘で背中突かれてる)、立ってるだけで汗。おまけに前BGMがAC/DCの「レザーズエッジ」アルバムときた。


そしていつもの出囃子とともにデビュー・アルバムからのファスト・チューン"AU REVOIR"からスタート。続けてラスト・アルバムで最速を誇る"奪い取れ"と。。。まぁ大方の予想を裏切らないセットリストは目に見えてはいたが、間隔狭くてヘドバンがしにくい(苦笑)。今日は腕を挙げるのは諦めた、そん代わり思いっくそ歌い叫ぶことにするw


お立ち台に立つ姐さん、めちゃくちゃキレイでドキドキした。メイクの仕方変わった?わぁ、ち●ち●起っちまいそう!(コレコレ)まぁ、最初のMCで理由が判った。先月の時に、終わるころには誰だか判らなくなってるほどの化粧落ちだったのを反省して今回はいつもより分厚く濃く塗りたくったそうです(爆)。


そもそも今回は1か月ごとのテーマを決める際に、若いスタッフが「速い曲だけで行ったらどうです?で、1時間ぐらいもやれば客も満足しますって!」という安易な発言が発端らしいが(笑)、改めて選曲していくと結局フルセットと変わらないサイズに。でも集めた分、解散前にも聴いたことがなかったようなレア曲満載でとにかく贅沢なライヴだった(これでたった4800円だぞ)。俺個人的には"I Gotta Your Love"が聴けたのが嬉しかった。なにせSHOW-YAを「様式美バンド」のカテゴリーにぶっこむきっかけになった曲だからして、インギーの曲みたくキーボードとギターのソロ・バトルが熱かった


客も真性ファンばかりらしく、俺の後ろの客は初期の曲でも平気で全部歌えてた。「まだ足りねぇ!」ばっか叫んでるヤツもいたしw


まぁ俺がブチ切れたのはアンコール、思ってもみなかった"Burn"のイントロで。悪いけど、俺の持ち歌なんで姐さんよりうまく歌いました(ホンマかよw)。この時ハッスルしたからか、いつも使ってない筋肉を動かしたおかげで痙攣起こしてマジ死ぬかと思った(汗)。


MCもみんな達者になったし、いい意味でこれからの25周年計画に向けたスタートを切れてるんじゃないかと思う。

08/05/2010 SHOW-YA Ikebukuro blackhole setlists

Open SE : Immigrant Song
AU REVOIR(Last Scene)
奪い取れ
私は嵐
Out Of Limits
ターロン・オブ・キング(爪王)
SHOT
TROUBLE
Battery (Metallica) - 好きになった人 (都はるみ)
魔性
Keyboard solo - I Gotta Your Love
Battle Express
ギャンブリング
Fairy

Encore
Burn
限界LOVERS

さて来月がいよいよ最終。サブ・テーマ「進化」とは一体?この2回でやらなかった「歌謡ロック」路線も含めてこれまでを振り返りつつ、新曲。。。なんかにも期待できそうで、ますます楽しみである!

簡単に済ます(書き終わったらあまり簡単でもなくなったw)


5/5連休最後の日に「Rei Atsumi Presents “ゴールデン・トリビュート・メイニアックスの奇蹟”」なる催しに行ってきた。元VOWWOWのキーボードさんの主催で、彼を見るのは20年以上ぶり。


横浜アリーナの1階にあるサンフェニックスという小さめのホールだったんだが、当日はジャニーズのコンサートで女性でごった返してた。会場整理に一苦労な警備員さんに入り口を尋ねて指さされたものの、集団に前を占拠されていて見えない(爆)。「大変ですね」って声かけて苦笑いする警備さんを背に向かうと、それよかはロッカーな連中が列をなしてたので一安心。ほどなく会場入り。


すると、ステージに乗りきらない程のキーボード類が左右に客席と同じフロアにだーっと並べられて唖然。てゆーか、今日のイベントの主旨を全く理解せずに行ってたんで????が100個くらい頭の中を回る(爆)。


そもそもいつもお世話になってるフリーのトリビュート・バンドのギタリストさん(名字同じなので「あにぃ」と呼んでる)が参加してるのと、前回四ツ谷アウトブレイクに伺った際に「宇宙征服」なるUFOのトリビュート・バンドのヴォーカルさんを紹介されたり、パープルのカヴァーもありということで、なら俺的に内容十分満足できるじゃん!と思って見ることにしたのであって、厚見さんに関しては全く問題外だったw


開始前にあにぃに逢えて、やっといろいろ説明を聞かされて納得。70年代のロックの再現をとことん追求するために、当時使われた機材をそのまま持ちこんでいるとのこと。ドラムは今回のためにあつらえたイアン・ペイス・「メイド・イン・ジャパン」モデルだし、ポール・レイモンドが使ってたアンプはあるわ、世界に2台しかないモジュール等、贅の限りを尽くした、とんでもないイベントだったのだ。


なので、その後4時間にわたってとんでもない世界が展開されたことはいうまでもないw


オープニング・アクトの「宇宙征服」は一見コミック・バンドかと思えるギャグ連発だが(なんで五木ひろしのこぶしネタがw)、それとギャップある高度なテクに裏打ちされた熱いプレイあってこそで、まさに「ストレンジャー」ライヴの再現みたいなとこがあった。ここ数年UFOの曲を生で聴くことがロレーン・ハリスでしかなかっただけに(汗)もう大満足。


続いてグランド・ファンク・レイルロード、フリー、ジェフ・ベックのトリビュート・セクションがあって、やはり俺的注目はフリー(逆に他は口ずさめるほど知らない、苦笑)。あにぃもいつもよかはちょっと広めのスペースで生き生きしてたような気がするwコゾフが乗り移ったかのように弾きまくってくれてたんでいつもどおり感動した(TOSのライヴも前ヴォーカルさんの最後以来久しかったので)。運よく最初2曲は厚見さんはベース参加でキーボードにおいしいとこ持ってかれずに済んだし(爆)。


で、ラストセクションはディープ・パープル。「メイド・イン・ジャパン」のダイジェストに"Speed King"を加えた王道の選曲。これが筆舌に尽くす徹底ぶり。ロードのキーボード・チェックからスムーズに入っていく"Highway Star"の始まりで、ペイシーのバス・ドラが不意に一発大きく踏まれるとこがあるんだが、それで俺、すでにイっちゃったw 

圧巻はやはり最後の"Space Truckin"でしょう。この曲、たしか22分23秒か(逆か?)そこらあるんだが、昔DJしてた頃にリクエストがあると尺関係なく流してたくらい思い入れの深い曲。まさにそのまんまだった。厚見さんのジョン・ロードばりにハモンドを揺らしながらのプレイが、同じフロアなので振動として伝わる。すげーリアル。で、開演前に「凄い?じゃあギター・クラッシュもありだね!」と冗談まじりで談笑してたらマジでミッチ・ブラックモアさんがストラト破壊しやんのw 聴覚だけでなく視覚にも訴えかけられて、トリビュート・バンドを見てる際のいつも以上の体力を聴く側にも要求するかのよう。終わったあとドッと疲れましたわ。欲を言えば、本物は演奏後に圧倒された客が拍手喝采するまでにかなりの間があるんだが、厚見さんのお辞儀がわずかにもうちょい遅ければ、ウチらもそれが再現できたのに!(猛爆、俺はやる気満々だったが撤収に2時間以上かかるという話だったので前倒しだったんかな?)


最後に会場内の知り合い方にひとこと「こいつら変態だぁ!」とつぶやいてしまった。
決して悪い意味でないことはわかってもらえるでしょうw


究めようとすること楽しさ・熱さが体験で来て、とっても幸せな気分で一泊二日ごと帰宅という中途半端なGWの最後を迎えたのだった。


もう怖いものはないね。俺も贅の限り尽くしたといわれる「バンド愛」もまだまだ御飯事みたいなもんや。これからますます変態道まっしぐらに磨きかけるぞ!(オイオイ)

Fighting His Way Back

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最終日、国際フォーラム。

また7時起きの8時半出社を目論んでたものの、見事寝坊(苦笑)。「トクダネ!」も終わって「知りたがり!」を観ながら(笑)全休か半休か悩んだが出社することに。

実は25年慣れ親しんだ事務所の移転問題で揺れ動いているので気が気じゃなかったんである。で、経理とビルのオーナーによる午後の折衝で最終的に確定事項となった。


名目は「経費削減」で実際スペースも2/3になる。ボスからも全社員に「大変だろうがひとつよろしく」と一声かけられて、この不況下仕方がない、というような暗いムードが会社に漂ってたのは否めない。


社内用・社外用に9台あるサーバとネットワークを有してるんで、当然俺に相当の負荷がかかってくる大問題でもあるんだが、俺的には、今いっぱいいっぱいなグローバルIPアドレス32を個をこの回線移行を機に価格据え置きで倍以上に増やせるし、次のチャンスにと見積もってた12コア・24ギガメモリ・6テラHDD搭載サーバを2台導入して全部仮想化でまとめて、なおOS追加の余裕を持たすという案がすんなり稟議を通ったので逆に「将来やりたかったこと」が実現できることになったのでとても嬉しいw 俺から言わせれば後退でなく前進なんだわ。なのでここ1カ月ほどくすぶってた思いが一気に消え失せて、久しぶりにやる気が出てきた(単純)。


で、すっきりしたところで16時半には退社してホテルへ戻り、お清めを済ませて会場へ向かった。


座席表で2列目とはいえ右側最端席だってことは判ってたんで期待はしてなかったんだが、身長順で決めた席順がなぜか逆になって俺が最も近い席に。好意に甘えるってか、それは俺に叫び歌わせて彼をこっちまで呼び寄せろっていう無言のプレッシャーなのか?(爆)


この日は殊の外押して(20分以上?)、それまでの2日で聴いたことなかった"Let Good Times Roll"の途中で客電が消えてショウはスタート。基本的には全く一緒だったが、尺的に5-6分短い結果となった。極端にどこか端折ったところがあったというわけでなく、アップテンポな曲がさらにアップテンポだったとか、"Tired"後のソロが前日よりは幾分短かったということが要因みたいなので、そんなガックリするほどのことでもない。シールドの関係か、結局こっちまで来てくれることはなかったけど(涙)、それでも悔いの残らないよう声援とコーラスに頑張りましたわ。アンヴィルT着て行ったのもそのつもりだったので。とはいうものの"Down The Line"でヘドバンしたら失笑ものだっただろうなw 


ショウの最後に客が無茶な行動に出たらしくセキュリティが騒然とする一幕があったんだが、ゲイリーの「上がってきな」の合図で花束を持った女性が壇上に呼ばれて暑い熱い抱擁。おかげで「また来年!」は聞けなかったけど、彼も「まんざら」ではなかったでしょう!今回こそ日本がいい想い出になったことを願ってやまないw 


充実した日々だった。なによりも、ようやく20年前の記憶を塗りかえることができたのがよかった。初日に用足ししながら(爆)、「俺、20年前のことって殆ど覚えてないんよね、緞帳が上がって1曲目の"After The War"と途中の"Millirtary Man"くらい(汗)」とか連れと話してたんだが、歳には勝てないものを感じてはいる。


でも、ここでも1位に挙げてるくらい感動したライヴだったし、当時テープに落として配ってたDJでも「ベスト・ライヴ」と熱弁してたのをはっきりと覚えてる。


その空間に、(前作「ワイルド・フロンティア」から時間を経たものの)当時の「彼が背負っていたもの」ってのがはっきりと見えたような気がしたからである。亡き友への想い、遺した音楽を伝えていく力強さ。

今回もそれを感じることができたのは言うまでもない。

カヴァも言ってるように、「ブルーズの世界に身を置く」ってのは、考えてるほど楽な商売じゃない。
先に逝った者を弔い、悲しみをこらえて、その生き様と音楽を自分の骨肉として後世に伝えていかなければならない宿命を持ってる。


そう考えると、それを寡黙に実行しているゲイリー・ムーアっていう男は「なんて強い男」なんだと、つくづく愛おしく思えたんである。


Gary Moore Japan Tour 2010 setlists (all days)

Albert King (1923 - 1992)
Gary Moore (1952 - )
B. B. King (1925 - )
John Mayall (1933 - )
Eric Clapton (1945 - )
Otis Rush (1935 - )
Al Kooper (1944 - )
Donny Hathaway (1945 - 1979)
Johnny "Guitar" Watson (1935 - 1996)
Albert Collins (1932 - 1993)
Jimmy Rogers (1924 - 1997)
Little Milton (1934 - 2005)
Philip Paris Lynott (1949 - 1986)

東京2日目。JCBホール。
8時半出勤にして17時退社、定宿の大浴場でサウナ15分コースw
身を清めていざ徒歩10分の会場へ。 

(ホテルのチェックアウト後写真明日撮り直す予定が会社不正攻撃で急いでて忘れた、苦笑)


相変わらず年齢層めちゃくちゃ高い。AXでは目に飛び込むのは背の高い野郎ばかりだったが、今日はカップルが多かった。後ろの列の人も「設計ミス」と言ってたけど、列幅がめちゃくちゃ狭くて、遅れて行った俺もhama夫妻の前を通り過ぎるのにふらついてしまい一苦労だった(デブ、苦笑)。


今日はバディ・ガイをバックに客電が落ちればいいなぁと思ったが、ちょっと過ぎて程なく登場(とはいっても「まもなく開演」のアナウンス後に音出しが常だったので15分押しくらい?)。この日はイス席だから座って観ることになるのかな?と一瞬不安に思ったが皆スタンディングでバンドを迎える。今日も一声で「東京・ジャパン」言わない(苦笑)。


セットリストはまったく同じ。時たま黄色い声援が飛んでた。え、茶色か?(コレコレ)。5列目中央でも(今回機材が真ん中に寄りすぎて)キーボードの前という位置だったけど、ゲイリーが中央に出てくるとその手元がマジマジ見れてかなり感動。


18分を超える大作"Have You Heard"は初日、正直言うと長くてウトウトしてんだが、この日は目が冴えて一音一音を追ってた(腕組みしてても実は隠れてる指でエア・ギターしてるw)。初日より自分にはシックリしてて凄く楽しいし、飽きないんである。ボーカルもこの曲あたりから段々丁寧な歌いこみになってくるし、トロいのが玉に傷な"All Your Love"を挟んで今度は16分超えの"I Love You"が続く。この曲が長いながらも本ツアーで俺の心を掴んで離さなかった絶品である。2回目だからもうないだろうと思ってたんだが、この日は"Still Got The Blues"の"friend of mine"のフレーズとともに涙腺が緩んでちょっと嗚咽した。


で、20年を経てやっとわかったことがあった。


当時のメタル界は「原点回帰」がごもっともに叫ばれてブルーズや70年代ロックのテイストを含むことが大事とされてた。それはそれで勉強になって今の自分があるわけだが、本物の黒人ブルーズを聴き出しちゃうと、「そっちの『本物』聴けばいい」となってしまうようになり(これはヴォーカル至上主義な俺から見た率直な感想)、吸収の勢いも萎えて結構敬遠し出した。実際「スティル・ガット・ザ・ブルーズ」アルバムはよく聴きこんだけど、続く「アフター・アワーズ」以降になると2-3回聴けばまだいい方で「弾きすぎ」で終わらせてた。今回も聴く気が起らなかったんでライヴまで予習しなかった。

で、実際のライヴを見て。。。この日"Too Tired"に続くソロが特に長かったが、そこにデビュー以来変わらない、観る者を圧倒させる「巧み」を堪能できたのは無論、彼がこの20年間やってきたのはブルーズとかロックとかそういう括りじゃない、もはやひとつのジャンルに匹敵するんじゃないか?ヨーロッパでは「ゲイリー・ムーア」というジャンルが既に確立されている、それ故の人気なんだと言っても過言ではない。日本限定でだが「人間国宝」と呼ばれる所以の他に類を見ない芸術(アート)をまさに魅せつけられたんである。


むしろこの人が「ブルーズ」と呼ばれてる音楽をやってようが「ロック」と呼ばれてる音楽をやってようが本人もそこらへんは全然区別がついてないんだろうし、したがってるのはファンだけ。そんなシンプルなことを、俺に理解させるのに20年もかかったアナタは。。。罪な人です、ホント(日本に来なかったってことがだよ、笑)。


結果3公演中一番長く充実したショウは「アリガトウ、来年また逢おう!」と我々への感謝の言葉で締めくくられた。実は前日の〆でもそう言ったみたいなんだが、"Next Year!"と念を押して繰り返すことで、今回のツアーにおける彼の手ごたえも推して計れた。

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人間、胸のつかえが取れた時ほど嬉しいものはない。終演後の呑みもとても気分のよいものだった。俺、みんなと別れてからホテルまでスキップして帰ったんだぞ(猛爆)。

 


 


 


 


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ホテルの自販コーナーに貼ってあるドーム・シティ・イベント・スケジュールより。いったいいつの写真?w

Blues...for you

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こちらも無事21年越しの来日、ゲイリー・ムーアさん。初日。


関東圏では唯一のスタンディング。でも前のほうには詰めずに中あたりの柵にもたれながらの鑑賞でした(卑怯者!)。体力的に衰えてたので(苦笑)そのほうが楽でよかったんだが、男性率がとても多くて(爆)170ちょいの俺でも頭と頭の隙間から観てたって感じ。良かったのか?(涙)開演までに超満員に見えたのは普段より人と人の間隔が広かったからかもしれない。"Hoochie Coochie Man"をさえぎってショウがスタート。


3-4曲目あたりまではなんかヴォーカルが不安定でちょっとガッカリしたんだが、"Have You Heard"以降弾きまくりのギターのほうがやっぱ凄い。「人間国宝」と言われる所以だ。"I Love You..."はブルーズというよりはパワー・バラッドで(ブルーズ・キャリアのアルバムでも必ず1曲はそういうの入ってるよね)、ハード・ロック然としたプレイはもう失神しそうだった、ちょっとチビったかもw


1曲1曲が長いんで曲数少なく進行していく中、あと何やる?と思ってたら"Still Got The Blues"!この名曲中の名曲をすっかり忘れてた(苦笑)。ひときわ歓声も大きくなる。でも歌詞忘れて苦笑いしてた(爆)。あと歌えるようにしておいたほうがいいのは続く"Walking"と"Alright"だろう。


まぁラストは誰もが願っていた「あの曲」。"Looking back at the photographs"での一節を一緒に歌いながら、不覚にも頬を伝わるものがあったんだが、その後が長かったんで曲が終わるまでにはすっかり乾いててバレませんでした(猛爆)。


22/04/2010 Gary Moore Shibuya AX setlists

Oh Pretty Woman
Bad For You Baby
Down The Line
Since I Met You Baby
Have You Heard
All Your Love
I Love You More Than You'll Ever Know
Too Tired
Still Got The Blues
Walking By Myself
Encore1
The Blues Is Alright
Encore2
Parisienne Walkways


"アリガトウ!"は連発してたけど、なぜか"Japan"とか"Tokyo"といった掛け声はしなかったような気がする(汗)。

神様が降臨。あと2回楽しみ。

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Flying Blind

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アンヴィル、27年ぶりの単独ツアー。東京2days に行ってきた。

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基本的に両日ともセットリストも客のノリ具合も同じだったので今日に焦点を置いてレヴューする。


偶然にも両日とも整理番号112番。まぁ中ほどあたりのポジションでの観戦かな。。。と思ったら19時半開演の1時間前にはあまり人が並んでなくて(苦笑)、結局両日同じ場所、左側最前をキープ。柵にもたれかかりながら観れると非常に楽。汗かいても前の人に迷惑かけないし。なんか始まる前なのに、よりかかってると柵に巻かれたゴムクッションと汗が混じった得体のしれない匂いがしてた。げげ、拭いてねぇの?まぁ昨日の自分の汗だからいいか(爆)。昨日もそんだけ燃えたってことだw BGMにはラウドネス、スラッシュの新譜など、これからクリマンが招聘するアーティストの曲が流れてたんで暇しなかった(ザ・カルトは流れなかったけど、イアンが参加したスラッシュの曲は流れたよ!<某氏)。


昨日はその存在に気づかなかったけど、今日は中央最前にひときしり声のでかくてやかましいファンがいる。ラウパの時にも聞いた声だ。あん時はゴットハードのために前から3列目あたりまで食い込んで観てたんで、その時にひとりアンヴィルの熱狂的ファンがそばにいたのを覚えていた。


横断幕を広げ「最終日だからみんな盛り上げましょう!」と、会場の盛り上がりに一役買ってたんで、それはそれでエライと思う。本来ならそんな彼の行為を「微笑」で済ませたいとこだが、5-6メートル離れててもいやでも耳に入るデカイ声で、こうのたまったのが聞えた。


「俺たち真性アンヴィル・ファンはバンドの苦しい時期から応援してるわけです。そこがそこらへんの人とちょっと違います!な?○○くん!」


個人的にはそれが聞えて凄い興ざめした(同意求められた人も困ってたんじゃない?苦笑)。すいませんね、映画観てからのファンで(滝汗)。てか、そーいわれると、全部のバンドをキャリアの後追いでファンになってる俺はすべてにおいて「似非」なんだわね。デビュー当時から応援するとバンドなくなっちゃうこと多いし(涙)、それは俺自身の努力不足なんだわね、きっと。


まぁ俺自身も「俺ほどアーティストのこと判ってる人間はいない!」ってひそかに思ってる口だけど(爆)、それを周りに聞こえるほどの言葉に出して言うほど無神経じゃないw てか、俺の場合は俺なりの point of view をユニークとしてるわけだし、他の同じく「メタルを愛する人達」もそれぞれの捉え方があっていいのは当然で否定してるつもりはまったくない。なにより、あの映画のラストで感動した「われらファンの結束」ってヤツを根底から覆すような発言だったんでちょっとガックリしたわけです。


まぁそんなのいいや、忘れよう。俺は今日もいつもどおり、目の前で頑張ってくれるアーティストのために大きな声とコーラスで応えるだけだ。


ショウはザクザクしたインスト"March Of The Crabs"(蟹の行進?汗)でスタート、そしていきなし「メタル・オン・メタル」よりもメタル中のメタルな"666"と来た!もうフル・スロットルでヘドバン、メガネが吹っ飛ぶかと思ったw リップスのフライングVとマーシャルから繰り出す重金属音は無論、ロブ・ライナーの超絶ツーバス・ドラムと、グレン・ファイヴの名前に由来する指弾き5弦ベースの重低音が強烈。3ピース・バンドの凄みだわ。


1stからの"School Love"で彼らの数少ない(失礼!)メタル・クラシックスをぶっぱなして、最新アルバムのタイトル曲。まぁアレ、"Forged In Fire"の焼き増しとも言えなくはないんだけど、ちゃんとアルバム・サポートしてるのが嬉しい。ボートラに入ってる彼らが最初に作った曲"Thumb Hang"すらプレイされた。前半の見せ場はやはり"Mothra"で、中盤には例のバイヴレーター(色はゴールドだった!)を使ってのプレイ。考えると、ポール・ギルバートがマキタのドリルを使う、はるか以前から続いてる一芸なのだよ!(一緒にすな)


DVDの特典映像で「なにも複雑なことをしようとなんか思って曲を作っていない。ライヴで走り回りながらプレイできるのがちょうどいい」と公言してるとおり、誰が聴いても「判りやすいヘヴィ・メタル」をシンプルな構成ながらもちゃんとプレイできてるとこが、彼らのキャリアたる所以なんだと思う。 だから全13曲90分に満たないステージでも全身全霊でひた走る彼らとともに歌い叫んだ。今回予習は最初の2枚とライヴ盤、そして最新作の4枚、あとはYouTubeのクリップだったけど、数少ないローテーションで耳に残った全部の曲がプレイされたんで、満足度は200%だった。

はい、他の詳しいレヴューはプロによるここを参照してw
http://www.barks.jp/news/?id=1000060371&p=0

アンコールにアンヴィル・コールで呼び出そうと必死がてら、、ふと後ろを振り向くと、安全つえを持った男性が立っていてびっくりした。こんな前方に目の見えない人がいるなんて。クワトロで視界の邪魔になるあの柱だが、前に詰め寄る人との間に十分な空間ができてて、彼も安全にライヴが聴けてたのかも。その彼が"Jackhammer"で一生懸命首を左右に振ってるのを見て、アンヴィルがあの映画で与えた人への影響ってここまでなのかとちょっと感銘した。


彼が昔ながらのファンなんのか、映画に何かしら感動してからのファンなのか、そもそもバンドが彼の事に気づいてたかは知る由もない。でも彼らが新作からプレイしたこの曲が彼の心にも届いて、でも彼にはバンドと共にしたこのちっちゃな空間で、光を感じたに違いないと、信じたい。


When you are lost and you can't find your way
Look for a landmark, as an eagle looks for prey
See the horizon, watch the sun going down
Into the darkness, light fades all around

Flying blind
Flying blind

Look at the ground as you fly overhead
Not the same as the flight plan said
Into the darkness, light fades all around
See the horizon, watch the sun going down

Flying blind
Flying blind

When you're flying and you just can't see
Just can't see where you're going to be
When you're flying and you just can't see
The forest from the trees


Travel in circles and going nowhere
Better or worse, you do what you dare
Take a chance and fly into the night
Blind as a bat, searching for the light


Flying blind
When you're flying and you just can't see
Flying blind
Just can't see where you're going to be
Flying blind
When you're flying and you just can't see
Flying blind


正直ね、今回の来日は「彼らへの特需」だと思ってて、行かなくてもライヴ代払えればいいや、とチャリティ感覚でもあった。今は。。。なんと言われようが、俺は、彼らを、これからもサポートする。人を惹きつける真のメタルが持つパワーを、彼らが放つかぎり。


19,20/04/2010 ANVIL Club Quattro Tokyo setlists

March of the Crabs
666
School Love
Winged Assassins
This Is Thirteen
Mothra
Flying Blind
Thumb Hang
White Rhino - Drum solo
Mad Dog
Forged In Fire
Metal On Metal
Encore
Jackhammer

嗚呼...

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20100419220740.jpg

ポスターほしさのために通常盤買ってしもた。。。もちT2種もw
「この世の春」を満喫中の彼らだった(爆)。


てゆーか、「凄く判りやすいヘヴィ・メタル」というのが率直な印象。
この初心者の俺が、キャリアのうちたった4枚予習しただけで、昔からの生粋のファンのように見えるんだから(猛爆)。最前列で目立つだろうからってのもあったので、それはもうヘドバンしまくりましたわ。


面白いことに、実は明日も今日と同じ整理番号w
また同じポジションが空いてますように(願)。

This Time

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去年のJBR&BCに引き続いてロバート・クレイが今度は単独来日したので、青山のブルーノート東京へ行ってきた。


ブルース・ブラザーズ feat. エディ・ボイドを観に行って以来実に7年ぶりだったが、表参道駅しかり、面する青山通りの雰囲気自体はだいぶ変わってしまってた。ただ、骨董通りへ入ってかなり奥まったとこにあるここ一帯はそれほど変わっておらず、並びに昔ながらのホカ弁屋もまだ健在のようなところ(微笑)に佇まいを残してたんで、着いてホッとできた。内装と雰囲気はまったく変わってなかった点も懐かしい感じをさせてくれたんだと思う(もっともオレは移転前の小さな小屋だった頃も知ってるけど)。


ギネスの高さ(1400円!)はアレだが(苦笑)、ツレとは後で食事することをキレイなウェイトレスさんがいる前で決め(爆)、名物スインギング・ポテト(渦巻いたポテト・フライ。850円)だけにするw

ツレと二人でロックな話をしてたら、しばらくして一人で来てて空いた隣席に埋まってきたおにーちゃんが「ゲイリー(・ムーア)って今度のツアーでロックやるんすかね?」と割り込んできて3人で談笑。クラプトン、クリーム、クイーンからフリーへ、はたまたAC/DCやらMSGがどうのドッケンがどうのとか、89年のゲイリー公演はメタリカのと近接してたよねとか結構コアな話をブルーズ・ライヴの前に展開できたのは夢にも思ってもみなかったのでかなりおもろかった。

で、歓談ほどなく客電が消え、バンドが登場し、去年と同じ"Our Last Time"でプレイが始まる。


http://www.bluenote.co.jp/jp/movie/2010/04/_pm_robert_cray.html

ここに初日のダイジェストが掲載されてるんだが、観てもらえばわかるとおり、非常に生々しいストラトの音で、特にクリアな音で光ってるのが売りな彼の醍醐味を遺憾なく発揮できる格好の場所だったというのが判る。彼のポジションと俺の席的には運指が見える場所じゃなく、ネックの裏側からの指の抑えしか見えなかったけど、アンプからは直線状な位置だったのでもうビンビン。隣のにーちゃんも言ってたけど、この価格(メタルでも平均的な8000円近辺)でこの距離は安い、てゆーか贅沢。


時に激しく、時に蚊が飛んでる音のようにまで細くなり切なく奏でる。変幻自在なトーンにノックアウトされつつ、若い頃からまったく衰えを知らずのヴォーカルも素晴らしかった。脇を固めるバンドも実力揃いで、ツレの話ではドラムのトニー・ブラウナゲルはバック・ストリート・クローラーにも参加したミュージシャンらしい。 かなりフィーチャされてたハモンドの近くだったのでその鮮やかな鍵盤さばきも堪能できた。


今回、ファーストとセカンド・ステージではかなり選曲を変えているみたいで(どちらもフルにはちょっと足りない時間)、往年のヒット曲も"Smoking Gun"以外はどちらか一方でしかプレイされないことのほうが多かったらしいが、最終日ということもあってか?"Next Door", "Influence", "smoking Gun"と連発だったのが俺は去年観てるものの、諦めつつもわずかな望みに期待してたツレにはかなり嬉しかった様子だ。


俺的には前回来日後にアルバム「ディス・タイム」をリリースしたので新曲が多く含まれてほしいと思ってたが、やはり時間の関係上3曲が限界みたいだ。でも去年の公演とダブってたのはゴキゲンな"Keeps Rock"だけだったし、観ておいてホントよかったと思う。最終日でなければセカンド・ステージのまったく違ったセットリストも観ておきたかったと少し後悔。


17/04/2010 Robert Cray Blue Note Tokyo setlists
Our Last Time
Phone Booth
I Shiver
Right Next Door (Because Of Me)
(Unknown blues cover)
Love 2009
Bad Influence
The One In The Middle
Smoking Gun
Encore
I Can't Fail
That's What Keeps Me Rockin'


思いだすと、彼の公演ってあまりいい思い出がなかった。
初単独だった90年の際はいい感じに進んでたのを一人の野次がぶち壊してくれた。正確には覚えてないんだが「ブルースやれー!」みたいな、少なくとも聞いてて不愉快になる言葉だった。去年の野音は。。。既に覚えてないw 前列の白人二人客が連れてたフィリピーナ達が演奏よりでかいおしゃべりしててウザかったのは彼のステージ前だった気もするので(汗)。とにかく平常心で彼のパフォーマンスを楽しめる状況ではなかったことはたしかだった。

それが今回何の邪魔も入らず狭い空間で楽しめたということで、すべてに感謝したかった。

当の俺自身も常々「彼がやってるのはコンテンポラリすぎるブルーズ」と言ってはばからなかったけど、ブルーノートのブログに寄稿された某評論家のコラムを読んで、彼はキャリアから、単なるブルーズ・マンである以前に「ソング・ライター」であるという点を履き違えることないよう彼に接するべきだということを教えられた。
http://www.bluenote.co.jp/jp/movie/2010/04/_report_robert_cray.html

去年観てるので今回はパスするつもりだったのを、AC/DCの時に久しぶりに談笑してファンだと判った旧知のツレと行くことを決めたこと、隣のおにいちゃんとも盛り上がれたこと、何より間髪いれずに再来日してくれたバンド。偶然かもしれないけど、すべてが「この良いタイミング」で重なったことで楽しい一夜になったのだった。


ああ、サイン入りのCD買っておけばよかった orz (今回会場写真撮るの忘れたので)

Live Is Dancing !

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毎年イベントでお茶を濁してきたSHOW-YA、4年ぶりのフルセット・ライヴは「原点回帰」と名付けられた3カ月連続のライヴ・ハウス・ギグ。SHOW-YA自体がホールでなくライヴ・ハウスで行うのは88年に「100LIVE」と銘打ってやったツアー以来。


俺自身が初めて彼女たちを観たのがその直後89年入ってからのチッタ&(誰かの前座での)パワステ公演でまだ「限界」リリース前。その後ブレイクしてPITを経て武道館・野音へ至るわけだ。ただ、姐さん自体はいつもライヴ・ハウスで間近に観れてるし、SHOW-YAナンバーも聴けてるんで特別な思いはないまま、会場へ向かう。選ばれた場所は池袋ブラックホール。普段は鹿鳴館よろしくヴィジュアル系ライヴが行われてるとこらしい。


15時から記念Tシャツの先行販売があるということで早めに行こうと、16時10分に池袋着。山手線が若干遅れてた。会場のすぐ横にもホテル・ストリックスがあるんだが、高めの設定なので、4月にオープンした東急ステイ池袋にチェック・インに向かったが、海外からの団体客でごったがえしてた(汗)。ここのチェーンのフロントはホテル・マンとは言い難い不慣れな人たちが応対してくれるので日本人でも時間かかるのに(苦笑)。結局10分近くかかって、16時半の売店終了に間に合いそうもなかったのでTシャツは帰りにすることに。シャワーを浴びて一服しつつ、あっという間に5分前になってもたので会場へ向かう。


整列しながら会場へ降りる階段の途中に「本日分Tシャツ完売」の文字(汗)。ちくしょう。。。でも考えると俺のグッズ買いはあくまでも自分のためでなくバンドのためなので(猛爆)売り切れは喜ぶべきことだ。


整理番号二桁だったので3列目くらい(やっぱちょっと右寄りw)に陣取れた。箱小さすぎ。 キャパ250名にいったい何人詰め込もうとしてるのか、ハウスのにいちゃんが関西弁まじりで「後ろの人が入れません。前に詰めてくださーい」と繰り返し繰り返し。前だって別に隙間なく詰まってるというのに。始まって人が動き出したら身の危険さえ感じるくらいだというのに。


待ちは30分程度だったので、その間BGMにはグレイト・ホワイトやキックス、アクセプトなんかの80年代メタルが流れていい感じ、退屈せんかった。オートグラフまで流れたのがレアやん、CD欲しくなったやんw なぜか"Turn Up The Radio"のテイク違いが続けて流れ(実は終演直後にも流れたんだが誰の思い入れ?汗)会場が暗転していつもの「移民の歌」が。いつもはメンバー紹介に利用される"Come On"で始まる。みんな大人だった、始まっても殆ど誰もがその位置から動かないで盛り上がる。姐さんは初めからなんか台の上に昇って歌ってるw

バンドの音圧もデカくていい感じ。野郎の頭の隙間からSUNGOとミッタンが垣間見れる。そう。。。男性の割合が以前にもまして多く感じれた。どっちかというとSHOW-YAファン=女性ってイメージ、じゃなくて実際ホールで隣り合わせになるのは女性ばっかで、結構自分加齢臭を気にしたりします(猛爆)。野太いコーラスで女性の心境詞が叫ばれるのってなんか新鮮w 俺もSHOW-YA史上かつてないほど歌って叫んで2曲目で汗全開。姐さんだけ観てると相変わらず目線がスカート前という目の毒な位置だったんで(爆)、間奏中はなるべくミッタンとSUNGO観てるようにしましたw


3曲目に「嵐」を(ちゃんとマイクスタンド逆さを天井にぶつけないように)かまして一旦MCで所信表明。「10代の頃に戻ったつもりで」といいつつ「冷房入れる?え?きこえなーい♪何を入れたいのぉ?」と、ニイちゃんのエロ・トークがうつったか!(苦笑)


「原点」とはいいつつも、初期の曲は3曲程に留めて、ラスト・アルバム「ハード・ウェイ」からの選曲を多めにしてたのが意外だった。"Way You Rock Me"なんて最後の武道館でやったかしら?くらいのレア度で、最初新曲かと思ったw


途中途中で観えない後方客のためにメンバー全員をお立ち台に上げ、MCさす。話し下手なミッタンもおもろいことできるようになったし(選挙演説か!)、SUNGOがあんだけまともに話してる姿観たの初めてだったw もっとも話すことないんで「質問受け付けます。こんなこと二度とないからね!」だと。「そのギター貰えますかぁ?」「ギターより先に私らを貰って下さい!」とか、非常にうまい切り返しで会場大爆笑さす。もっともちゃんとした「なぜいつも片足をモニターにかけてるのか」「使用機材」といった質問にも丁寧に答えて、ワウとディレイ以外エフェクター類は一切かまさない、男より男らしいセッティングと言われる骨太なSUNGOサウンドの真髄も知れた。


後半は久々の"You Turn Me Over"以外は再結成後披露されたことのある王道曲ばかりで、ただただ突っ走るのみ。次回のサブタイトルが「疾走」となってるんだが、1回目がコレで、どんなことになるのやら(俺的予想では"Out Of Limits"、"Gambling"、"奪い取れ"なんかがプレイされるとみた)。ちゃんとアンコールが2回、"What Do You Say"でさすがのバラ投げはなかったにせよ(あったらパニクるよ)、"Fairy"、"Rosie"(去年のガンズ以来オリジナルも含めてメタル系ライヴで立て続けw)で最後を〆、フル・セットらしいステージを展開してくれたのでした。


03/04/2010 SHOW-YA Tokyo Ikebukuro Blackhole Setlists

SE:Immigrant Song
Look at Me !
Life Is Dancing
私は嵐
Metallic Woman
Make It Up - どうにかしてよ
One Way Heart
何故
Keep Me In Your Heart
Way You Rock Me
Battle Express
You Turn Me Over - Move Over - Whole Lotta Love
限界LOVERS
Encore1
What Do You Say
Fairy
Encore2
Whole Lotta Rosie

あと2回、こういった狭い空間でSHOW-YAが楽しめるのは正直嬉しいし、無理してホール公演組むよりもクアトロあたりで、この先ずっとこういう形で続けてくれることを望むのは自分だけではあるまい。本人たちより若いはずの俺が終演後右肩が上がなくなるくらいの疲労感なんで、本人たちはもっとでしょうけどw SHOW-YAの曲はやっぱSHOW-YAで聴きたいから。


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びしょ濡れのシャツ・ジーンズを洗濯中w

Diamonds

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ディオのベスト。。。でなくてw

久々に田川ヒロアキのライヴに行ってきた、昨年のソロ・アルバム発売記念のライヴ以来。ちょうど1年前、西寺実で全国廻ってたのを懐かしく思い出す。

といっても、田川はリリースに前後して八王子にあるライヴ・バー「X.Y.Z.->A」で毎週ライヴを行ってはいる。八王子近辺には安いビジホもあるし、泊まりがけで観に行く(そんな田舎か!)のもやぶさかではないけど、帰りがね、遠くなる感があって面倒ちい(ここでいう「帰り」は代々木の会社出勤という意味、オイオイ)。ちょっと疎遠になってた。


それが今回都心進出(「都内」ではない、八王子も東京だから!と強調してたw)。ありがたいことだし、行かない手はない。しかも新宿クラウダディ・クラブとなれば、以前「フィロズ・コール」と「アマナッツ&サブミッション.」観た知ってる場所でもあり、今回も、相変わらず雑多な歌舞伎町内で客引きを避けつつ、会場へ向かった。


今日はセント・パトリック・デイ間近ということでギネス1パイントを、ボン・スコット時代のAC/DCが流れる中、すすりながら開演を待つ。昨日の後遺症で首が痛い(苦笑)。


時間になり、バンド登場。「イェイ」の掛け声とともに1曲目は"Miraculous Star"。前回観た鹿鳴館の時同様、アルバムとは違うアレンジ。そして彼のテーマ曲ともいうべきスリリングな"My Eternal Dream"で最初の超絶なソロが展開。何度観ても(生で2回、YouTubeで数十回)かっこよすぎ。

ここで今日は2部構成になることを告げて、オリジナル中心の前半部で早くも新曲を披露。大好きな映画「スティル・クレイジー」の主題歌「炎は消えず(The Flame Still Burns)」を彷彿させるような、美しいメロディにウットリ。

続くビートルズのカヴァーは前回アコ・ヴァージョンでやったはずだが、今回はかなりアップテンポにアレンジしたバンド・ヴァージョンで今日初めてのヴォーカルも披露。彼の声の、透き通った感じが心地いい。これはもう彼の曲にしてもいい(オイオイ)。


「ここは壁中ギターだらけなので嬉しい。次は『どブルース』やります」と告げて、"Little Wing"風のチューンを、終盤おなじみ腕時計を使ったスライドも挟みつつかなり長い時間にわたってプレイ。染みます。


前半の〆はボーカル曲"Journey In My Heart"を、シャッフル調にアレンジして。これまたかっこよすぎ。途中パープルの"Lazy"挟んでもよかったぞw


20100313210109.jpg


休憩中にブログにアップ用の写真撮るのをマネージャさんに許可してもらって(といってもこんなブレた写真をケータイの電池切れ気にしながら数枚撮っただけですが、汗)、程なくカヴァー中心の第2部が - ヴォーカルのディオけんが加わり - MSGの"Armed And Ready"で始まる。


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。。。以前TOSレディングスネイクと一緒に観た、「虹の騎士ショー」のヴォーカルさんだw これは心強い!


ゲ○リー・○ーデンの数百倍うまいパワフルなヴォーカルで魅了(でもアクションはロニーw)、しかも田川はリズム隊がそのまま曲を続行する中で、自分のソロ部分を途中からUFOの"Rock Bottom"に差し替えるという離れ業を披露。MSG*100<UFOな俺には涙ちょちょぎれた。1曲目でコレだよ、これからどんなことになるのか期待せずにいられまい?

続けての曲は知らなくて、後でキャロル・キングと紹介されたけど、どう聴いてもハード・ロックだった。まるでロニー時代のレインボーがやってもおかしくないよう。。。なのは彼が歌うんだから当たり前かw

次は田川がピアノにシフトしてのバックに、ディオけんがジャーニーの"Open Arms"(by 「海猿」主題歌、あいちゅわーん)を、切々と歌いあげる。完璧。二人とも、なんて引き出しが多いの!

こんな大盛り上がりん中で、もはやレインボーやらないわけにはいかない。ということで"I Surrender"を!(なんでJLTやねん)もちろんアクションは。。。最後には"Thank you!"の連呼よw 続けざまにベースとドラムが心地よい"Play That Funky Music"。両方とも完璧に歌える曲でかなり嬉しかったわ。

〆の田川作パワー・メタル"Passion On The Strings"をディオけんのヴォーカルで聴けたのもちょっと得した気分♪ 最後には出ました、マイク・スタンド回し!

 

田川をステージに残し、アンコールは壮絶なギター・ソロを披露。そしてバンドを呼び戻し、カッティングで始まるファンキーでゴキゲンな新曲(ベース仮谷、ドラム高仁範のソロ含む)で大団円。

なんていう充実度!これが2500円+ドリンクで観れたなんて昨日に比べて(コレコレ)コスト・パフォーマンス良すぎ。


終演後、ちょっと談笑。田川くんには西寺実@仙台で衝撃受けて以来ファンだということ(彼はあん時ニイちゃんが炸裂させた下ネタ・トークが印象だったって、確かにw)、ディオけんさんにも以前観たことがあって楽しめたことを伝えて会場を後にした。


13/03/2010 新宿Crawdaddy Club 田川ヒロアキ Setlists

[第1部]
Miraculous Star
My Eternal Dream
Hesitation(新曲)
All My Loving (The Beatles)
Do-Blues
Journey In My Heart
[第2部]
Armed And Ready (MSG)
(Carol King)
Open Arms (Journey)
I Surrender (Rainbow)
Play That Funky Music (Thunder...いやいやWild Cherry)
Passion On The Strings
Encore
Guitar Solo
(新曲)

 

 

ファースト・アルバムでもそうだったが、新曲から受けた印象も、この人の頭と心の中には、1枚だけでは足りないくらいいろいろなタイプの曲が詰まってて、発表の機会を待ってるんだと確信できた。


まだまだこの人はこの先も自ら輝きを放ち続けるはずだ。ずっと追っかけていきたいと思う。

直前にブルーズを入れてしまったものの、メタルとしては今年初ライヴになるAC/DCを観に3/12金曜、さいたまスーパーアリーナへ。


前日のトラブル対処を午前中までに済ませ、4時くらいまでは平穏な時が流れてたんだが、ボスから次なる企画を投げられて汗。まぁあまり考えず適当にメールを返す(案の定帰社後キレてた、号泣)。社内でちょこっと打ち合わせして予定では先にひとっ風呂浴びるはずが、18時に代々木を出て会場へ直行コースというハメに。


通勤ラッシュと重なる埼京線。てゆーか、新宿からの埼京線の乗り方がいまだ判らず(苦笑、アナウンスで別のホーム案内されたかと思ったら各停専用だったり)手間取った。おまけに目の前にはガラの悪い女子高生二人が立ちつくす。電話かけまくったり、なんかバッグから取り出して食って足元にカスをボロボロこぼしてるし(涙)。注意しようにもわしはセーラー服恐怖症なんだって!集団でたむろってるとこは映画「エイリアン2」で複数のエイリアンが襲ってくる姿を彷彿させて(一部がでなく)全身硬直して動けなくなるくらいアカンのやて。赤羽まで死ぬ思いだったわ。ホント何から何まで涙目w(夜中の「お願いランキング」の反省今日の星占いのコーナで最悪だった内容が全部あたってた爆)


乗りついで20分前に会場に着くと、そんな気分も持ち直す。いたるところに真っ赤なつのつけた悪魔たちが。結構カップルが多かったのが意外。コスプレできるからかよ!(ナイナイ)


アリーナの入り口は階下まで降りて、かなり先のまで歩かされた。時間的にもグッズ買えるような状況ではなかったので断念。ブロック的には最前で9列目。まずまずの席だった。前の列、全員つのつけてるしw ちなみに周りに板のギター持ってたヤツはいなかったなぁ。あとさすが外国人客が多かった(ライヴ中もケータイやiPhoneで写メとりまくり)。


会場には前BGMでバディ・ガイの炸裂ギターが響き渡る。1曲だけかと思ったらその後3曲全部そう。ジョニー・ラングとの"Midnight Train"が含まれてるってことはベストの「バディズ・バディスト」をランダムで書けてる様子(てか、そこに突っ込むファンは俺だけか?)。


で、開演時間10分押しで暗転し、PG18以上のアニメが流れ(笑)、会場は絶叫に包まれる。そしてそのままスクリーンが左右に割れ、アニメから飛び出したかのように暴走機関車が現れて爆発を意味するパイロが次々に上がる中、最新アルバムの1曲目"Rock 'n' Roll Train"へ。それだけでもう圧巻。まぁ写真はここででも見て下さい。

http://www.barks.jp/news/?id=1000059247


その後は、現ツアーでお決まりのセットリストが続く。昨日通しで予習しておいたので、もう楽勝。歌う叫ぶのもうお祭り騒ぎ。ブライアンもアンガスも中央の花道で大暴れ。


えーっと、白状すると、行くこと決める前までに持ってたのは「レザース・エッジ」とドニントンの「ライヴ」だけw その前のアルバム(「フーズ・メイド・フー」だっけ?)は87-8年に貸しレコードで3-4回聴いた程度で、バンドに特別な思い入れはない。てゆーか、努めて聴くことは全くなかったと断言。でも、こんだけ多くのライヴに通っていれば前BGMで彼らの曲に触れることはしょっちゅうだし、"Thunderstruck"は言うまでもないw 彼らはベスト盤出さない主義なので、予習用に4本のライヴDVDを買ってひととおり目を通したくらいのにわかファンともいえる(苦笑)。そもそも観に行くこと決めた動機自体がPRTで政則さんが「これが最後かも。観るべし!」の言葉に釣られてだったので不純だ。そんなヤツがアリーナで観ることは他のバンドでは俺自身が許さん(コレコレ)。


でも、彼らの曲はシンプルで王道なロックン・ロールだし、初めて聴く人でも絶対楽しめる音楽だと思う。俺が昔、1曲も知らずにナイト・レンジャーのライヴに担ぎ出された時と同じように。なんとなくあの時の感覚と似てた。楽しければすべてよし。それにエンターテイメントなショウとして完璧な要素をこれでもかというくらい詰め込んでいて、DVDで観ることのできるすべてが実体験できる。これはロック好きなら絶対に一度は体験すべきだと思ったし、コストパフォーマンスもなんその、今回来てよかったと思わさせた一因だった。なにより、この不況の中、ソールドアウトになった数少ない公演だ。熱狂し興奮するオーディエンスの中に居れただけでも元気が出るひとときだった。

12/03/2010 AC/DC Saitama Super Arena setlists

1. Rock N' Roll Train
2. Hell Ain't a Bad Place To Be
3. Back In Black
4. Big Jack
5. Dirty Deeds Done Dirt Cheap
6. Shot Down In Flames
7. Thunderstruck
8. Black Ice
9. The Jack
10. Hells Bells
11. Shoot to Thrill
12. War Machine
13. High Voltage
14. You Shook Me All Night Long
15. T.N.T.
16. Whole Lotta Rosie
17. Let There Be Rock
Encore
18. Highway To Hell
19. For Those About To Rock (We Salute You)


まぁ結局日曜は行かないことにした。彼らなら昨日とまったく遜色のないステージを見せてくれるに違いないし、俺も楽しめるとは思うんだが、「まったく変わらない」のもどうかと(汗)。それに、余ったスタンド席で観るくらいならDVDで観るのとあまり変わらんかなぁとも思えてきたのでw

でも、「これが最後」を乗り越えて、まだ現役バリバリで次回やってくることがあるなら、今度はデフォルトで全公演アリーナ取って暴れまくりたいと思う。それが叶わぬ夢だとしても、昨日のたった1回のショウのことは永久に忘れえない。

ちなみにおじさん世代にしかわからない、売春で摘発された某パブ・チェーンの昔のCMのパクリです。。。


3月6日、ジェームズ・コットンを観に六本木ビルボード・ライヴへ。



前回2年前の来日は観てて楽しかったものの、次来日した時も観に行くかと問われれば、「暇だったら」って程度で特別なファンというわけでもなし、再来日の話を訊いてもすぐにはチケを取らなかった(すでにメタルの予定がでバカスカ決まってたし)。

でも先日「キャデラック・レコード」も観たことだし(もっともコットンは劇中のリトル・ウォルターの後釜なので本人役は出てこない)、しかも今回2日にわたる公演。人が入るの?って老婆心ながら気になってチケ予約画面で座席検索すると、予想通りいつまでたっても席が埋まらない(苦笑)。俺的には興行的に失敗してもうブルーズ・ミュージシャンを呼んでくれなくなってしまうのもアレなんで(爆)、いわば「救済」的な意味合いも含めて足を運ぶことにしたんである。


心配もよそに、土曜日だったせいもあって意外に盛況。やはり朝検索してみて(しつこいw)空いてた隣も埋まってたし、テーブル席フロアは普通に賑やかだった。ちょっと一安心。


前回と同じバンドのメンツで、B.B.キング・フォロワーとSRVフォロワーを両脇に配置して、御大が真ん中で座りながら豪快にブルーズ・ハープを奏でる。

レヴューにもあるとおり、前回はマイク・トラブルがあってちょっとヒヤヒヤもんなステージだったんだが、今回はノープロブレム。御大もかなりゴキゲンな様子で、中盤上着をマイク・スタンドにかけてシャツ姿に。これはもうマイクを手離さない、という意思表示か、常に矢継ぎ早で曲を連発する。超名曲"Sweet Home Chicago"でコーラスをこっちに任せるけど、まぁはっきり言ってあまり歌えてなかったようなw 


枯れてもその意気は半端ない。その「スーパーハープ」ぶりにかなり興奮の一夜だった。で、帰りにはフロントで翌日のチケをゲット。初日は定番"Got My Mojo Workin'"がなかったんで、明日はきっとやってくれるに違いないと期待して。あと席にアンケート用紙がなかったんで(苦笑)。


翌日日曜はやはり空席が目立ち、客のノリもイマイチどころか、こんな寒いライヴは久々だっていうくらい(涙、喫煙室で一緒になった業界人とモデル風のバカップルはデートの山車後お持ち帰りみたいなw)。しかも前回みたいにマイクが気に入らないってダダこね出して、またベースのを取り上げてたw


でも、そんな状況を吉と転じようとバンドはもちろん御大自らが必死なのが見てとれた。しゃがれてほとんど聞き取れない声で盛んに声かけてくれる。セットリストを変え、ノリの良い曲を前半に多く入れ、"SHC"でも前日歌わせてた部分もオミットして演奏に集中する。立て続けの"Mojo"も、ちょっとプレイには早すぎる位置じゃない?(笑)しかも上の動画よりもアップテンポで。


ハープのブレスの入れ方ってよーわからんけど、延々と吹き続けてこちらをあっと言わせる。圧巻は、マイクを使わずにスローブルーズ吹き出した(わかると思うけど通常はハープにマイクを当てて片手の中に収める)。クリーンな生音が3階席の俺のところまで伝わってきて感動。その後スタンドにマイクをセットしてその前で最後まで完奏。もうヤラレたって感じ。やっぱ百戦錬磨の「本物」は違う、と唸らされるようなステージだった。



アンケートには

「これに懲りずにブルーズ・ミュージシャンを呼び続けてほしい」

そして呼んでほしいアーティストにBBとBBBの名前を書いて置いて行った。ふとっちょ老人の輸送方法はコレで確立しただろうから(爆)、ぜひブルーノートでなく、ここで観てみたいと願って。

Nice Boy !

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ああ、かなり書いた記憶があったんだが、電源抜けた拍子にオジャンになったままみたいっす。。。orz なのでテキトーに済ますw


まぁ大阪がアレだったんで、ゆっくり行こうかと思ったんだけど、ますだっちのツイッターに「主催者からのお知らせ」と題して「21時半終演」が予告されてることを知ったんで、オンタイムに始まる予感がして、仕事ほったらかしで水道橋向かった。そしたら案の定、前座は開演前に演奏を終えてステージセットの最中だった。


20091219173512.jpg
正面に特別な看板なし。ボケててわからんと思うが、Welcome To...と書いてあるw


ショウは30分押しでスタート。B10ブロックで、最前から22列目くらいだったから距離は感じたけど、ど真ん中だったのでステージがよく見回せた。

アクセルは大阪よりはマトモな格好だったと思う(爆)。やっぱ遅い時間で寒かったから着こんでたのかもしれんが、この日は最初から両肩のタトゥを丸出しにするシャツで、4曲目には汗びっしょり。開演前に今日のステージはシューティングされてる旨をアナウンスしてたんでいつの日か観れる日が来るのかも。俺的には観客のノリもアクセルの声も大阪より数段良かったように思えた。


途中ジャクソン5やゴジラ(BOCんでなく)なんかのお遊びを含めながらショウは進行。大阪よりテキトーな曲順で進行だったようなw なのでソロ・タイムの配置が後半に集中した。

ロン・サールはこの日、ソロから"Don't Cry"へ流れて、2番からアクセルが合流してその後最後までプレイ。


アンコール2曲目で"Better"ではなく"There Was A Time"が始まった時、「やった!これで『チャイデモ』全曲演奏!」って、人一倍喜んで拍手したけど、"Scraped"を"Riad N' The Bedouins"と勘違いしてたからで(苦笑)。でも1ステージで13曲もやればアッパレだよ。10数年ぶりの「新譜を伴うツアー」を満喫できたのは言うまでもない。


"Nice Boys"は意外な選曲。。。てゆーか、大阪で"Rosie"やった後に前方の客がこの曲やれ!ってずっと叫んでたんだよね(微笑)。そん時はやんなかったけど、東京はきっとリハして臨んだのでは?(笑、俺もまさかと思って予習しませんでした)。


結果3時間40分弱で、またHIPは45分ぶんの違約金払ったのかもしれんが、アクセルの満足そうな表情と、2回にわたってマイクを観客席に投げ込むという行為からも彼が充実してたことが見て取れた。


そこには、自分の思い描く理想のステージを妥協することなく遂行する「アーティスト」の姿があった。He is back on the next round.


19/12/2009 Guns 'n' Roses Tokyo Dome setlists

Chinese Democracy
Welcome To The Jungle
It's So Easy
Mr. Brownstone
Catcher In The Rye
Sorry
If The World
guitar solo - Theme of James Bond
Live And Let Die
Dizzy's piano solo
Street Of Dreams
You Could Be Mine
Rocket Queen
My Michelle
guitar solo
Sweet Child O' Mine
Shackler's Revenge
I.R.S.
Axl's piano solo
November Rain
Whole Lotta Rosie
Knockin' On Heaven's Door
Scraped
Prostitute
This I Love
drum solo
Out Ta Get Me
guitar solo - Pink Panther
Don't Cry
Night Train

Encore
Madagascar
There Was A Time
bass vocals - My Generation
Better
Patience
Nice Boys
Paradise City


終演直後にPAから「イェイー」と声がして開場また一瞬盛り上がったけど、アレ、マイク拾ったお客でしょうにw

ひとつ要望があるとしたら。。。そろそろ「バンド」っぽいところも見せてもいいのではないかな?と。今回、ひとり全然弾けてないギターがいることが判明したんで、そいつどかして(笑)、かつての緊張感は無理としても、タイトさがあるステージになれば言うことないと思う。

TM

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ガンズ・アンド・ローゼズ、アジアン・ツアーについて。


タイトルのTMは "Time Is Money"の略ですw 俺、ガンズは好きで、できることなら全公演制覇したいのは山々なんだが、2000年代に入ってからはサマソニにも去年の武道館以外のメッセにも行ってない。なぜかというと話は単純、スタンディングで数時間も付き合って待ってられるほど体力がない、もといヒマじゃない(苦笑)。

そういった意味で、今回のドーム・ツアーは座席ありということで、ギリチョンでもいいから嬉しいかぎりだった。


で、日本初日である大阪へ。


18時半に新大阪のホテルを出て、大正駅へ向かう。着くのが19時過ぎるけど、どうせ前座もあるし、グッズ買いに並んでも余裕だろうと思った。


でも着いたらグッズ売り場も全然混んでなく、5分もしないうちにゲットできて、仕方なく会場内へ。


招聘元の告知でステージ・プランに変更があってグラウンド中央にステージを配すると訊いてた。俺、てっきり「ラウンド・ステージ」にでもなるという意味だと思ってたが、要はステージを真ん中に持ってきてアリーナ・スタンドともに半分のスペースにして、チケ売れなかったのをごまかすという、ウドーがメイデン、WS/DL@城ホールでやったアレであるw まぁ賢明でしょう。アクセル怒りかねないし(爆)。ただ、実際寂しいものはあるわな。


席は9列目だったけど、去年のWS・DL同様、花道みたいにステージが客席へせり出してるので、その先頭からみると実質4列目。でも、前列に背の高いサラリーマン4人が壁作ってる。。。最近の大阪はいつもそうや orz


開演予定時間にはほぼ全員が着席してたが、ステージには前座の機材がスタンバったままで30分経過。ようやくムックとかいう日本のバンドの演奏が始まる。
前回に引き続きということだが、観るのは今回初めて。ヴォーカルは好きなタイプ。態度にも好感持てたし、表現力も豊かなほうだと思う。ただいかんせんバックがヘヴィー・ロックというヤツなんで全然琴線に触れない(マーク・ボールズのいるロイヤル・ハントの感想と一緒かよ!苦笑)。座ったままのアリーナに比べて、スタンドからの黄色い声が凄かった。ファンの鏡だね。


で、前座の演奏が終わるとステージ・チェンジが始まる。わりかしスムーズにいってる感もあったが、場内アナウンスで「機材トラブルのため押してます。開演未定です。」みたいな(苦笑)。


PRTのウラ話ではアクセルがまだ到着してなかったとかの情報もあったけど、前座が演奏し出した時点では着いてたんじゃない?実際、今回ステージ上に3台のテレプロンプター用液晶モニタ(要はカンペw)が用意されてたんだが、花道てっぺんの1台が接続できてなかったらしく、だいぶ苦戦してたのは見て取れた。

それも解決したみたいで「お待たせしました、まもなく始まります」のアナウンス。時計を見たら21時間近(汗)。3時間近くになったら終電ぎりぎりかもな。。。その程度しか考えてなかったw


「ペリー・メイスンのテーマ」(オジーとは関係ないよ)が流れる中、場内が暗転。
ステージには中央スクリーンを囲むように4面の縦長スクリーン、さらに左右にミニスクリーンと豪華。BJの海外公演で見かけた構成だが、頭上のバラ型照明が、まるでトランスフォーマが変形するかのように花開くところは圧巻。

その縦長画面に顔面を粉砕された中国人のイラストが(汗)。SEの後、DJアシュバのリフとともにアルバムのオープニングを飾る"Chinese Democracy"で幕開け。加えてステージ上にパイロ(火柱)が立ち上って、熱風が伝わってくる!

勢いよく飛び出してきたアクセルがステージのせり出しに立った時に、あまりの近さに呆然とした。このド近視の俺が顔を識別できるくらいなんだから。もうこの時点で「来てよかったToT」状態w

でも、はりきり過ぎたアクセルは1コーラス目が全然バックの演奏と合ってなかった(苦笑)。

2曲目からは"Welcome To The Jungle"を筆頭にファースト3曲。これは前回と同じ曲順だったけど、2000年代からトレードマークになってたドレッドヘアを解き、以前のような髪に戻して赤いバンダナも復活してのその姿に、ちょっと涙した。


たしかに体型も立派になって、髭も蓄えて、着てるコスのセンスも悪くなったけど(BARKSのページに写真あり。他にも中盤でTシャツの上から黒のジャケットを羽織って、最上ボタンひとつを留めた姿って、お腹の出具合からしてペンギンにしか見えなかった、猛爆)。でも縦横無尽に走りまくるアクセルを見て。。。


ああ、この男は、90年代の全盛期と同じステージを、10年以上経った今、再現しようと必死なんだ。。。


確かに声量的に苦しい部分を露呈させたり、息切れして他のメンツに寄りかかりながらも(笑)、その懸命さに心打たれるものがあった。ロックン・ロールの頂点に君臨した者が紆余曲折を経てその座を奪還しようとする気迫といったところか。


客観的な目からすると、それが惨めにも見えるかもしれない。でも、もし彼が以前の勘と鋭さを取り戻したら。。。このワールド・ツアーは凄いことになる!とも予感できて、身振るいもした。


バンドは、あってないようなセットリスト候補曲からテキトーにチョイスしつつステージを進める。前回同様、ピアノ曲ではグランド・ピアノが出し入れされて、間をジャムで繋ぐ。あと、全員にソロ・タイムを設けて華を持たす。それが長くなった要因でもある。


今回から加わったDJアシュバ。見た目(タトゥとかも)はトレーシー・ガンズにも似てるし、威勢のいいにいちゃん。ソロ・タイムでこっちを煽るが、でもアンタなんか知ってる人の方が少ないわ!(笑)でも、その後のブルージーなソロと続く"Sweet Child"での、スラッシュほど味はないにせよ、ほぼ完璧なコピーには鳥肌が立った。まさに今のガンズに適材というべき逸材が入りやがったと思った。


ピアノをセッティングの中、誰か(多分ロン・サール?)がメイデンの"Number Of The Beast"をリフったりして間を繋いでたんだが、続けてAC/DCの"Rosie"が流れるとアクセルがつられて歌い出した。
まぁお遊びでそこまでだよな、次ピアノ曲だし。。。と思ったらそのままバンドがプレイし出してしまった(笑)。思いがけないメタルな曲に(実際ACDC好きな彼は廃盤アルバムの中でやった経験があるけど)俺もここぞとばかり首振りまくった。周りびっくりしてたでしょうw中央へ呼び出されてたディジーもピアノでうまく参加してたので、ちょっとレア度が増したわ(笑)。


正直、客が入ってないだけあってイマイチ盛り上がりに欠けてた感は否めない。でも考えてみれば、それは今に始まったことでなく、初来日からずっと続いてるわけで、45分打ち切りやドームでステージの狭さにイチャモンつけたりと、アクセルが「何しでかすかわからない」ことへの警戒心もあるんだろう。だからあまり気にはならなかった。むしろ、ガンズで一緒に歌える唯一の曲と言っていい"Heaven's Door"で素晴らしいコーラスでステージに応えたことでそれもチャラといえるだろう。


本編を"Nighttrain"で〆たのはちょっと皮肉かな?(笑、酒の名前だって)


本編が終わって23時半近く。アンコール前にケータイで終電確認。JRだと0時7分が最終だと。事前情報で4-5曲と判ってたのでギリチョンか、超えるな。
ええい、ままよ!過ぎたら他の手段があるだろうし♪(この時点でまだ気づかない、1万余人が同じ状況に晒されることを)。アンコールの拍手に加わる。


アンコールに入っても新譜からさらに2曲。結果、14曲中12曲をプレイするという、まさにアルバム・サポートというにふさわしいヴォリュームとなった。さすがにバンドは時間を気にしてるのか?リチャードだと思うが"Paradise City"のリフを弾き始めたら、"No!"とアクセルが正し、"Patience"を。最後をお約束の「ハッパは咲いてるし、ねえちゃんはキレイ」で〆る。パイロの他に花火や紙吹雪でステージが見えなくなるほどで、エンタメ度合いも最高潮でその幕が閉じた。当然、持ってたマイクを客席に投げ入れて。


20091217001941.jpg


16/12/2009 guns 'n' Roses Kyocera Dome Osaka setlists

Chinese Democracy
Welcome To The Jungle
It's So Easy
Mr. Brownstone
Shackler's Revenge
If The World
guitar solo - Theme of James Bond
Live And Let Die
Sorry
Rocket Queen
Prostitute
Dizzy's piano solo
Street Of Dreams
Scraped
drum solo
You Could Be Mine
Axl's piano solo
November Rain
I.R.S.
guitar solo
Sweet Child O' Mine
Catcher In The Eye
Out Ta Get Me
guitar solo - Pink Panther
Knockin' On Heaven's Door
Whole Lotta Rosie
This I Love
Night Train

Encore
Madagascar
Better
bass solo
Patience
Don't Cry - Paradise City


会場を出るともう気温下がりまくり。タバコ吹かしながら周りの「どうやって帰れゆーんや」と嘆く声に俺も苦笑い。警備・警察のおっちゃんらも「交通機関はすべて終了しました!タクシー拾うにはなんばまで歩いて出て下さい!」とスピーカホンで怒鳴り続ける(汗)。

橋下知事には言っておきたい。

環状線くらいは1時まで走らせとくよう命令して(涙)

関西人は夜中遊ぶとしたら夜通しなん?それともすんなり帰宅族多いん?
東京の田舎者に田舎者ゆわれるぞw


俺はなんば方面に出ると新大阪より遠くなるだろが。。。と思って大正駅方面へ。でも同じようにタクシーを拾おうとする客との争奪戦が繰り広げられる。そもそも繁華街ではないのでそう通らない。こりゃとにかく広い通りまで出ないと、とひたすら歩く。自分がどこに向かって歩いてるかも知らん(爆)。
30分くらい歩いてやっと周りにライバルいなくなって捕まえられた。運ちゃんに事情説明すると仲間に「稼ぎ時やで」と電話しまくりw
1時半くらいにホテルへ着いた。空腹満たしてもう寝ることしか考えられない。始発のつもりだから朝5時起きなのに(苦笑)。

でも。。。ある意味、この20数年で観た500本の中で一番思い出に残るに違いないライヴになったのはまんざらでもなかったよ。
しかも、同じバンドの初来日45分公演が次点になるだけの話(爆)。


20091217221230.jpg

今日の終電

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水道橋 0:45 - 代々木 00:56

PRTギリギリだな。。。

会社トラブってるのでギリチョン入りだぁ(ToT)/~

KY

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アクセルってヤツは。。。

「空気読めない」でなく「読まない、あえてw」


9時すぎスタートで、終演が0時15分。すべての終電後。ドーム前に残された1万余人。
タクシー拾うのに1キロ以上歩いた ><。

大正から新大阪まで5000円かかった。ここ(宿泊代)より高くついた(猛爆)。


でも最高の3時間だったよ♪ 


それに、腹持ちする豚まん残しておいて正解だったw

Next 10 Years

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1CD / X.Y.Z.->A / Learn from Yesterday! Live for Today! Hope for Tomorrow!

なんかジャケットがクリスマスっぽいね!
。。。と思って現物手にとってみたら、水爆にニコちゃんマークって、アンタ(汗)。
酒飲みソングとは別個に(苦笑)メッセージ色が強い曲も多く書いてる彼らならではのブラック・ユーモアといったところか。全編にストリングスを入れてる点で、Xの「ジェラシー」みたく非常に壮大で優れた作品だと思うんだけど、アマゾンのレヴューではボロクソ言われてるよな。抜きのヴァージョンがいいって、そんなもん、ライヴなら入ることないから気にせんでもええやん。


てことで、日曜日は彼らのワンマン・ライヴを初めて観に、渋谷クラブ・クアトロへ。
もっとも、今日の公演はこのアルバムのサポート・ツアーというわけではなく、月イチで10カ月続けてきた10周年記念ライヴのファイナルであった。やってるのはニイちゃんのブログで知ってたけど、クアトロ・クラスの会場なら観に行ってもいいかな?という軽い気持ち。


「HARDなYAON」出演の際に予習用に買ったベスト・アルバムがかなりイイ線いってたのと実際の演奏も凄かった。俺、爆風スランプのメンバーがいるってことで、もうちょいポップ寄りなバンドかと思ってたんだが、間違いだった。とびきりハードやないけ。

で、"We will rock you"をオープニングSEにして開演。でも最初2曲は新譜からだったので予習した甲斐があった。続く3曲もベストのDisc1から好きな3曲の連発。

こんだけヘドバンする人たちに紛れ込むのは初めてだったw 気が付いたら俺だけボーッとしてつっ立ってる。やば、シューティングしてるDVDの中で浮くかもだからもう必死にしまくり。

まぁその後もベストに入ってない曲やら、彼らのライヴでの「決まりごと」ってのがいくつかあって、知らないから疎外感もったけど(苦笑)、まぁ最初ってそんなもんでしょw


橘高かっこいい。惚れた。。。変な意味でも(オイオイ)。アレすげー美形だよ!女だったらいいのにw しかも今日タメ歳だって知った(爆)。ある意味ヤバイっす、はるな愛に惚れたPRTのADよりもw

その彼が、大事なバラッドでアコギの運指がうまくいかず躓いた(汗)。「まぁDVDだと編集の妙で何事もなかったことにできるよね!」というニイちゃんのつっこみのせいか?その後何度も何度もトライするもののうまくいかない。本人いわく「公開練習だ!今度ミスったら、お前ら全員にビールおごってやる!」と豪語。で、またトチる(笑、てか観客4-500はいますけど汗)。まぁその後なんとか乗り切れて、ウチらもほっとした。


まぁ終盤の最後の挨拶で、彼なりのバンドに対する想いを語り出して、感極まって泣いちゃったんだけど。メソメソではないよ、男泣き。彼にとっては特別な思いがこもった大事な公演だったんだなぁと、理解できたらなんかジーンと来た。サンダーの解散でもなかったのに(猛爆)。


正直、ニイちゃんの歌も西寺実で観た5回よりかは不安定で荒れてたけど(DVD差し替えせんで大丈夫?w)、そこは「勢い」だったんだろうし、まぁMCで笑かしてもらえたんで(芸人かよ!)。


22/11/2009 X.Y.Z.->A Shibuya Club Quattro setlists
(知らない曲はあえて調べなかった。ニイちゃんのブログにセットリストあり)

Z to A
Yesterday! Today! Tomorrow!
Miracle
Stand Up For Your Belief
Faster! Harder! Louder! Deeper!
Open Your Heart
?
Forever Be With You
?
Labyrunth
XYZ
Pure
Black Dog - ?
?
Asian Typhoon
生きるとはなんだ

Encore
Succession
Don't Let The Sun Go Down
 

 


 


「これからの10年」を約束しちゃったので(爆)、次回も行きたいと思う。
筋少ツアーの関係で来年5月までツアーがないらしいが、その間ミッチリ予習して備えようと思う。
 

 


 


 


 


 


20091123001638.jpg

今日の戦果( 漢! さらに惚れた! 発泡酒なのは大目に見ることにするw)

While His Guitar Gently Screams

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2月に偶然遭遇して9か月。
多分、今年一番発売を待ちわびたアルバムかもしれない。

1CD / Hiroaki Tagawa / Fly Away

1993年から16年間にわたって撮り貯めた音源をリミックス・リマスタして仕上げたファースト・ソロ・アルバム。1曲目"Seascape"はドン・エイリーの「K2」でゲイリー・ムーアが弾いたオープニングっぽい。2曲目"Passion On The Strings"はいきなりパワー・メタル(本作ではドラムは打ちこみ。それ以外は彼の手による。この曲は英詞ヴォーカルつき)。なんかトニー時代のライオットをも彷彿させる反面、懐かしさも匂わせる。続く3曲目は彼の代表曲"My Eternal Dream"。F1のテーマ曲にぴったりなスピード感が何十回聴いてもたまらない。4曲目の"Journey In My Heart"における日本語ヴォーカルも、うまいとはいえないけど、なんと伸び伸びで清々しいことか。もうこの4曲で元取れたも同然。

俺には、ありがちな「ギタリストの作ったソロ・アルバム」という言葉で片付けられないものを感じた。このアルバムは、彼の人生そのものである。さらに「苦節ウン十年」といっても、アンヴィルなんかとは意味合いが違っているのはいうまでもない。

で、土曜、アルバム発売記念ライヴのために目黒鹿鳴館へ。


20091121201106.jpg


ライヴ通い始めて20余年、目黒といえばいつもライヴ・ステーションかブルーズ・アレイだったので、意外にも初めて行くこととなった知る人ぞ知るジャパメタの聖地。

HPにも書いてあったが、ミニシアター・サイズの会場に固定席が並べられてて、さながら昭和の地方映画館っていう趣。整理番号9番だったので最前列左側PAどまん前を陣取る。まさに上映を待ってるかのような感覚。


彼のプレイ自体は西寺実で3回観てるので、いまさら大袈裟に表現することはないだろう。慣れ親しんでる自分の曲ということもあって気合入れつつも、しっかりとしたMCを挟んだり逆にリラックスした雰囲気すら感じられた。お客さんも優しく、1曲終わるごとに拍手と声援が贈られてた。振り向くと後方の立ち見は満杯。

始まってすぐ本人の口から今日は2部構成との告知があり、2部はアコ・セットで始まる。
スタート前に、混雑もあってか、もっと彼に声援が届くようにか、椅子席前のスペースを立ち見に開放して、ようやくライヴっぽくなってきた。2部は更に饒舌になり(彼に言わせると毎週水曜に八王子ライヴ・バーXYZ-Aでやっている弾き語りそのものらしい)、客を沸かす。ビートルズ・ナンバー2曲、特に"While My Guitar..."は、あのジェフ・ヒーリーもカヴァーした曲だなぁとしみじみ。彼亡き後に登場したこの期待の星がちゃんと精神を受け継いでることにすこし安心した。

バック陣はまさにプロ集団。ドラムも含めて全員が譜面を見ながらの演奏だった。悪く言えばリハーサル不足?いや、きっと、彼の初ライヴをミスなく全面的に成功させてやろうとする先輩としての愛情だったと信じたい。彼自身も言ってたけど「初体験とというのは人生で1回しかない」わけで、こうしたプロの面々がサポートしてくれること、ましてや、ひーちゃんにしてみればお互いの顔が判らない状態で、そこには音楽を通してつながった心と心のふれあいみたいなものを感じてジーンときた。

終盤にゲストとして元クリスタル・キングの田中雅之が登場。長いライヴ生活の中で「ユーアーショック!(「北斗の拳」ね)」なんて叫ぶなんて予想もしてなかったw あ、アニメタル風ではなかったです。なんやらこの日が彼のデビュー30周年らしく、その「大都会」まで歌わされてしまった。彼も活動に紆余曲折があり、草野球で喉にボール食らい、以前の高音が出なくなったらしいんだが、ちなみにそのいでたちは彼が敬愛するロバート・プラントを完璧にコピってた。MCも関西弁で会場を沸かしつつも、余裕と貫禄ある「まさにスター」だったのが印象的だった。

その音楽は熱く、周りの暖かさまで感じられる、素敵な連中が集ったライヴだった。

21/11/2009 田川ヒロアキ Meguro Rock-Mai-Kan setlists

Seascape
Passion On The Strings
Stranger Destroys Arms
Fly Away
Miraculous Star
That's Over
平和の風
Journey In My Heart

Acoustic Guitar solo
All My Loving
While My Guitar Gently Weeps
G線上のアリア
Keyboard solo
prankish - bass solo - drum solo
愛を取り戻せ
大都会 with 田中雅之
My Eternal Dream

Encore
Electric Guitar solo
Land Of A Thousand Dances


彼自身、今後どういう具合に活動を展開していくか判らない部分はあるのかもしれないけど、なるべくライヴには足を運んで応援していきたいと思った。ありがとう、ひーちゃん。

Hyper.....d. ?

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デッドエンドから帰ってきた。


男女どっちが多かったかといえば男性のほうが多かった。サンダー大阪ん時みたいに周りが香水で充満して窒息しそうになることもなかったんで助かったw 

前BGMは洋楽ハードロックだったので暇つぶしになった。"Is This Love", "Please Don't Leave Me"には泣けた。YOUのローディが"Good To Be Bad"T着てたw エレクトリック・サンがあったのはYOUの好みか?"Mother Heads Family Reunion"なんて初めて経験。でも途中で客電消えて完奏ならず(苦笑)。


今回2階席は全席関係者開放っぽかった。開演前に振り向いたらV系の団体一行が入場してた。

手を挙げさせられたが、昔からのファン vs 後追いで初めて観るファン、半々といったところか。
で、若いほうのファンはV系からの流れっぽい。アンコールの手拍子がまばらでさびしいと思ったら、みんな後ろ振り向いて2階席覗いてるの(苦笑)。


オイオイ、声援せなあかん相手を間違ってるよ!


だからね、想像してたよりおとなしかった。昔でもあんな客のノリじゃなかった記憶なんだが。


まぁ、正直なところ、好きな旧曲が少なかったんで、観ても観なくても一緒だったかな?とも(オイオイ、でもニューアルバムを全曲演奏は花マル)。

インディーズ時代の1stが同時再発でプロモーションも兼ねてるなら仕方ないけど、"The Awakening" なんかより "Sacrifice of the Vision" とかで〆る方が嬉しかったな。


肝心の内容ですが、衰えてないどころか、凄みはさらに120%増量(20%でなくよ?)だったから、誉めてあげたいです。

あ、クール・ジョーの外見を言ってるのではありません(爆、メンバー紹介で彼がDecoy のイントロかきならしたのにはゾクっとしたけど)。代替品である真矢もグルグル回りながら(嘘です)、それなりに難しい役回りをこなしてたと思う。


Tシャツは白地に幾何学なロゴのシンプルさもかっこいいかな
。。。と思ったが、Vネックだったのでやめた。だって、俺が着るとギャランドゥだぜ(爆)。


20/11/2009 DEAD END Shibuya-AX setlists

SE:擬似ヴィーナス
摩天楼ゲーム
テレパシー
Dress Burning
神猿
FRENZY
Danse Macabre
Psychomania
I Can Hear The Rain
Promised Land
The Godsend
Kill Me Baby
Guillotine
Perfume Of Violence
Devil Sleep
冥合
Encore
Princess
I'm In A Coma
Encore2
BEYOND THE REINCARNATION
Song Of Lunatic
Encore3
The Awakening


今度いつ観れるか? 「誰で」観れるか?
それは神のみぞ知る。

スポットライトをいま一度

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ライオット8808 リユニオン・ツアー2デイズ。


俺がライオットを最初に認識したのはTBSの「ピュア・ロック」内のKNACパワープレイリストになんかの曲が入ってたのを見たときからだった。「スペースコブラ」みたいなSFチックなジャケットにバタバタドラムが記憶に残った。悪友に話したらLP持ってるというw

当時の俺はまだ駆け出しのメタラーだったのでなんでも手を出したし吸収できた。ただし初来日となる「TS」ツアーに行くほどの求心力ではなかったな。


多分来日記念として出た旧譜の再発、これを全部揃えて聴いて血が騒いだのを覚えてる。ジャケットには泣いたがw 本当は長い歴史を持つバンドの宗旨替えともいえるパワー・メタラーとしての復活劇。ある意味、イメチェンで成功をつかんだWSと同じ見方でこのバンドを捉えることになる。


で、実際足を運んだのは次作「プリヴィレッジ・オヴ・ザ・パワー」の時。新旧を適度に交えたセットリストは楽しかった。


俺の個人的な意見としては、ライオットに落ち着いたうまいボーカリストは不要だと考える。むしろ荒削りで不安定さが残っていても、がむしゃらにバンドの持つ疾走感に乗ろうとして、それができるヴォーカルであってほしい。なのでレット(・フォリスター)やマイク(・ディメオ)よりかはガイ・スペランザ、そしてトニー・ムーアのいる時期が好きで、特別なんである。


今回のリユニオン・ツアーが発表された時にもあまり深いことは考えずに行こうと決めたのは、見損なった初来日公演の穴を今回埋めようという腹づもりもあった。


でも、前エントリに書いたように、他のバンドに比べて思い入れは少ないほう(俺の中でのサイクルの中でブランクが長いということもある)なので、初日の待ち時間が以上に長く感じられた(苦笑)。とっとと始まってさっさと終わってほしかった(爆)。20年ぶりなのでどっちがどっちのポジションか忘れたんだが、多分マークのほうと思い、左側の3-4列目に陣取る。最前はおばさお嬢さん方が多かったな。


客電が消え、真っ白な緞帳に88年当時の記録が延々とフラッシュバックとして映し出される凝った演出に気分が高まることは抑えられまい。そして1曲目は名曲"NARITA"。俺が前回観た時のメドレー・ヴァージョンではなくほぼ完奏状態。客側もフルスロットル。


そしてトニーが登場して「サンダースティール」からの"Fight Or Fall"。恰幅のいい姿になられてた。フットボール・シャツを着てたんだが、お腹の下にできる隙間でひらひらしてた(猛爆、親近感湧く!)でもその驚異的なハイトーンは失われてなかった。そればかりでなく。。。

さっきウィッキペディアみて思ったんだが、「線は細いがメタリックなハイ・トーン・ヴォーカル」と称されるトニー。でも今の彼は当時より衰えてないばかりか、線の細さなど感じない、ずっしりとした安定感も持ち合わせて素晴らしい変貌を遂げてると思った。今回の再結成の言いだしっぺにも関わらず、他の現役組と違って「おっさん化」しちゃってるのは本来許すべからずなんだが、このヴォーカルは補ってなお余りあるほどの彼の武器となってる。

マーク・リアリはストレートのヅラ(オイオイ)で終始うつむきながらプレイしてるからほとんど顔が見えなかった。どうせだったら88年当時のヘア・メタルっぽいヅラでもよかったのに(だからぁ)。でもなんか久々に手ごたえあるギタリストを目にしたって印象を受けた。時たま見える鼻。でけー(高い)、魔女みたいw 彼は簡単に通じることを配慮してか?ウチらに向かって「ベスト!ベスト!」と繰り返してたけど、もうちょっと難易度高いフレーズでもいいと思う(苦笑)。


ベースのドンの横幅が倍になってた(汗)。てか「見る影もない」という言葉を久しぶりに思い出した(苦笑)。マイク・フリンツは髪短くなったものの、それほど昔と変わらない。笑顔が素敵な好青年。ポール・ギルバートに似てるかも。


ボビーは2000年代に入って2回、ハルフォードのツアーでみたが、トミー・アルドリッジ・タイプのドラム・ソロは毎回結構お気に入りだった。今回はなんとドラムスティックを回しながら叩きやがった(汗)。ヒットが弱くなって軽い音になるかといえば、右手はちゃんとスネア直前で回転止めておもいっくそ叩いてるし、左手で叩くシンバルやタムもちゃんと鳴りがデカイからかなり強打してるんだろう。こいつ神!風貌がキリストにそっくりになってきてる。(翌日再確認したら、スネアも交互に両方の手で叩いてることが発覚。まさに千手観音!)


ギター・ソロはマーク・マイク二人仲良く、片方がバッキング・リズムをとる中、もう片方の引きまくりが交互に繰り返されて非常に濃い。彼ら得意のアイリッシュっぽいメロディとシン・リジーっぽいツインでの〆が感動的だった。


セットリストもトニー時代の2枚からのファスト・チューン中心と、往年の名曲の交互に配したバランスがとても心地よかった。そればかりか来年春にリリースされるアルバムからの新曲も披露。歌メロは「TS」、ソロの展開は「TPOTP」と往年の作風そのままだったのが嬉しかった。


俺も首振りまくった。多分43年間でこれほど振ったことないくらい。体はほとんど動かさず首だけを振る術をマスターしたぞw それでも意外に疲れないし、フラフラもしなかったのはやはりトニーに負けず劣らず首が座った恰幅さになったからでしょう!(猛爆)翌日も特に首周りに問題なかったぜw

もっとも、首振り続けてたのは初日は予習不足で全然コーラスできなかったからで、「TS」と「ライヴ・イン・ジャパン」の2枚だけ。「TPOTP」は結局リマスタ買ったけど聞く暇がなかったし、通しで聞くと曲間のSEって雰囲気あるしあんまり気にならないんだが、ダイレクト・アクセスしようとするとやっぱ邪魔(苦笑)。でも2日目に備えて時間ぎりぎりまで(待ち時間にケータイで見ながら最終チェック)みっちり練習した成果はちゃんと出たと思う。左側2列目だったけど、ラストの"Thundersteel"まではパニクることもなく楽しんで観れた。


来年あるであろう、ニュー・アルバムを携えての再来日公演がますますもって楽しみである。


RIOT 24, 25/10/2009 Club Citta Kawasaki Setlists

NARITA
Fight Or Fall
On Your Knees
Metal Soldiers
Outlaw
Johnny's Back
Sign Of The Crimson Storm
Swords And Tequila
(new song)
Tokyo Rose - Rock City - bass solo - drums solo
Flight Of The Warrior
Stormng The Gates Of Hell - R.W.T.D.O.A.S.H. - guitar solo duo
Dance Of Death
Warrior

encore
Bloodstreets
Thundersteel

社員のん、々

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凄かった!

 
やっぱ明日も行こw


一旦セットリストを予習(復習?)リストに変更

NARITA! NARITA! (嘘w)


Fight Or Fall
Fight Or Fall


On your knees
Into the night that you'll never remember
On your knees
Bow to the crowd of a trhousand oppressors
On your knees
Into the night that you'll never remember
On your knees
Bow to the crowd of a thousaand oppressors


Metal Soldiers
Metal Soldiers


Bet your life on the silver ball,
Spin it, 'round the wheel.
Will it land on the black or the red ?
The outlaw's got no deal.


Don't look now but Johnny's back again
I am your man
I paid the price i'll take that slide again
Nothing stays the same


Oh cry cry for a world that's torn
Cry for a child unborn
For it's the sign of the crimson storm

Swords And Tequila
Swords And Tequila


(new song)


Tokyo Rose
Tokyo Rose
Tokyo Rose----


Rock City
Rock City


Shining, into the night you are riding
Through the darkness and light you are flying
With the wind in your hair
The flight of the warrior


Into the lake of fire they fell
Storming the gates of Hell


Kill not your enemy
Love not your friend
Turning in ecstasy
We learn the dance of death


Shine, shine on, through the darkness and the pain.
Shine, shine on, Warrior.
Shine, shine on, through the wind and the rain.
Shine, shine on, Warrior.


Time has changed the seasons
And I will go on with no reason
I feel my life slipping away
These streets are getting colder
And I am growing older
Tomorrow seems so far away


Thundersteel
Thundersteel
Thundersteel

信じることが重要

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Gotthard / Need To Believe

国内盤はボートラ2曲入りのSHM-CD、1曲入りの通常盤。
他にニュークリア・ブラスト直販で買った通常盤と限定盤(バックステージ・パスのレプリカつきボックス)、全部で9枚買ったw 早々に来日決まったのでそこまでする必要もなかったわけだが(汗)。


前作「ドミノ・エフェクト」が「超」のつく傑作だったので、若干落ち着いた感もあるけど、どの曲もゴットハードらしい曲ばかりという点では及第点は満たしてるアルバムだと思う。以上レビューおしまい。


そんだけかよ!


今はちょっと時間が取れないので、とっとと済ませたい。


で、日曜はラウド・パーク09・2日目に参戦。

やっぱ俺にとって、幕張って名古屋行くより面倒いような気がする(苦笑)。総武線・武蔵野線・京葉線乗り継いで1時間ちょい。会場までかなり歩くし。

マーク・ボールズ率いるロイヤル・ハント(オイオイ)から観るために13時半に会場入りした。マークは去年のウリの時のコスまんまだったw すごいバンドだね、平均身長の高さが。マークが子供に見える(爆)。彼の歌いっぷりは見事なんだが、いかんせん曲を知らないのでどう評価していいものか。てゆーかね、普通曲知らなくても琴線に響くような曲ってのに巡り合いそうなものなんだが、どうやらボスのアンドレさんの音楽観と俺との間には相当な隔たりがあるらしく、全然曲が耳に残らなかった。バンドをけなすつもりは全然ないけど、価値観の違いだから仕方ない、と開き直る(汗)。音はよかったけどね、客席真ん中あたりで観てたけど。

で、セットチェンジが始まる。客が引けたので前へ繰り出し3-4列目へポジショニング。まぁ前に広い撮影空間があったんで距離感はいなめないが、叫び声は届きそうw

でも始まったらなんかモニタよりPAのほうから出てる音の方が大きいらしくて1曲目が"Unspoken"だと判るのにちょっと時間がかかった。おまけにスティーヴの出だしでマイク入らないし(汗)。最初の数曲のヴォーカルは聴き取りにくかった。

まぁ、でも考えてみれば、本国ではスタジアム・クラスの会場を埋め尽くすバンドが日本で行うかつてないアリーナ級のステージであるわけで(苦笑)、いつものライヴハウスでの環境とは違うは歓迎すべきことだわな。

で、バンドは本気だったよ。得意のバラッドを排してアグレッシヴに攻める。過去の曲を極力封印してニュークリア・ブラスト・イヤーズ3枚でまとめたところに、ちゃんとフェスティヴァルの主旨を組み入れていることが判る。で、客の盛り上がりも悪くない。いや、みなちゃんと歌えてるし、素晴らしかった。俺と、横のカップルの男性はちょっと歌詞に困りながらも大声で歌ったった(笑)。12曲で1時間弱。やはり若干空調弱めだったみたいなので、おもいっくそ汗かけて最高に熱かった。


今や、サンダーが解散してしまって、「完璧なヴォーカル」が聴けるヴォーカリストって、俺の中ではスティーヴとコッツェンくらいしかいなくなってしまったのがさびしいが、やはり唸る。なんでこの人、こんなにブレないの?やっぱ神だわ。


18/10/2009 幕張メッセ Gotthard setlists

unspoken words
gone too far
top of the world
need to believe
sister moon
hush
right from wrong
all we are
the oscar goes to you
i dont mind
lift u up
anytime anywhere

終わってから汗乾かすために一服して、T買いに行ったら既にXLしか残ってなくて(涙、それでも買いましたがw)、メロディアスなサウンドが聴こえてくるメイン・ステージのほうへ向かうとフェア・ウォーニングがプレイしてたので、後方から2-3曲観た。トミー・ハートはなんか人相変わって別人みたいw ヘルゲはそこまでウリ・ジョン・ロ-トになりきらなくても。。。ってくらい、バンダナ姿と下からの吹上でなびく髪が超クリソツ。老けたのは否めないが、考えたらもうみんないい歳だわな。ウリ(・リトゲン)は最初から老てるけど(微笑、でも彼カッコイイと思います)。メイン・ステージは横並びに2つ隣接してたんだが、トミーはPAを超えて隣ステージのオーディエンスまで煽った。それに応えて上がる無数の拳と動きにちょっと感動した。


で、途中で切り上げ、最後にアンヴィルを一目見るためにサンクチュアリ・ステージに戻るw
するとステージにはベースとドラムしかいない?どうやら1曲目から客席前のスペースに降りてギターは盛り上がってたみたい。
曲が終わるたびにアンヴィル・コールが止まないのが印象的だった。俺も映画後のライヴだったら盛り上がったに違いないけど、2-3曲観て会場を後にした。


ラインナップが発表されていく過程で、ヘッドライナーがスレイヤーということで、かなり野蛮そうなファン(失礼)も多かった中で、メロディアス系が冷たい目で見られるのかなぁ?とちょっと不安ではあった。でも実際はそんなことなかったし、どのバンドに対してもオーディエンスの歓迎ぶりは素晴らしかったんじゃないかと思う。日本のメタル・ファンの一体感とか忠誠心とかをまざまざと見せつけられた数時間だった。

偉大なる鋼鉄神たち

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ホントは名古屋泊のつもりでホテルにもチェックインしたんだが、気づいたら最終のぞみに十分間に合う時間だったのでチェックアウトして帰京してきたw まぁ2回シャワー浴びただけになったけど、それもよしとする。駅に最短だから常宿にしてるとはいえ、じっとしてると惨めになるような古めかしいホテルなので、帰ってきて会社でここ書いてたほうがマシだと思った(猛爆)。


去年に引き続き日本を急襲するジューダス・プリースト。
東京ではラウド・パーク09・1日目のヘッドライナーとしての登場だが、名古屋での単独公演を観てきた。


正味1時間半のステージだったけど、ゆえに引き締まって無駄がない、とてもよいショウだった。再結成以降3回のツアーの中で、俺的には一番素晴らしかったんじゃないかと思う。


正直「『ブリティッシュ・スティール』アルバムの完全再現」という点に関してはどうでもよかったし、むしろ逆に「おいおい、完全再現すると言ってたたアルバムが違うだろう!」と突っ込みいれたくなるほどムカツイていた(苦笑)。


それでも1回行くことにしたのは、"Freewheel Burning"が聴きたかったから。多分プリーストで一番好きなキラー・チューンだと思う。だから含まれるであろうフル・セットのショウが観たかったので名古屋行きを決めたんである。


そういう不届きな思惑ではあったものの、予習に余念がないのが俺様なので、数週間で気分は「こっちも完全再現モード!」ではあったわけだが(笑)。

新幹線で着後即あんかけスパゲッティ屋に走り、400グラムをたいらげてホテルへ。2日ぶりのシャワーを浴びて会場のある栄へ。愛知芸術センターは大ホールの他に小ホールやクラシックホールまであるデカイところでその佇まいにちょっと驚いた。開場と同時に入場してグッズ売場へ直行。今ツアー用の「カミソリ物」2種(+予備1枚w)とネックレスを買って席へ。

7列目とあったが、会場は扇形になっていてその端の席なので実質2列目。まぁPAが邪魔でステージ全体が見渡せないけど、プリーストではいつものことだ(笑)。

すると座るや否や係の人が寄ってきて。。。
「今回ステージが奥ばった場所にありまして、ここの席一帯が一部を見渡せないということが今日判明したので、ご希望の方には全体が見渡せる2階席の2-3列目にご案内させていただいてます。2階席と言っても段差が少のうございまして、あのPA卓の後ろあたりでございます。。。」だと。

??? 東京の呼び屋なんてこういう席でも平気な顔して売って客に有無言わせませんが(汗)。なんて腰が低いプロモータなんでしょw てか、名古屋ってこういう場合のクレーマが多いの?実際ほとんどの人がどっちか速攻で決めるのに一人だけ30代風のサラリーマンが責任者呼び出してグタグタ言ってたのを見てみっともないと思いましたが(苦笑)。


俺?断りました。ここの席でいいと。冗談じゃないです、遠くなるのは。近眼だからというのもあるけど、全体を見渡してフムフムと満足したくてわざわざ東京から来てるんじゃないんだって。どんな場所だろうが、全身全霊でステージからの問いかけに応えるために俺はここに来てるんだって。

彼らは親切心でしてることなのかもしれないけど、ステージと俺らメタル・マニアックスの間の絆の距離は近ければ近いほどいいということまでは計りしれんみたいだ。で、俺の両隣は結局残って、前1列は全部移動。やった、実質最前列になったし、これで前の人を気にせずヘドバンして汗飛び散らせる!(オイオイ)。


横断幕にはイギリスの工業地帯、煙突からくすんで出る煙がモノトーンで映し出されてる。ユニオン・ジャックなくともいかにもブリティッシュな雰囲気を醸し出しててヴェリー・グッド。


同郷ブラック・サバスの"War Pigs"が流れ(さっき見返したら前回もそうだった)、そして客電が落ちる。ハンマーとアンヴィルがぶつかり合う音が会場に轟き、レーザー光線でヘルメットを被った労働者が一生懸命鍛冶をしてる姿を横断幕に描くという心憎い凝った演出。興奮は最高潮に達して、1曲目の"Rapid Fire"へ。


係の人の心配をよそに俺のところはそれほどでもない。フロントマンは前面に出てくるし、今回は左右に昇り台ないし、スコットも見えるし、PAの足下駄越しにイアンも見えます(笑)。少なくとも去年のパシフィコよりかは全然マシな納得いく席だった。


なのであとの俺は「予習!予習!」に書いたとおりのことをそのまま実行したまでです(爆)。最初の"Rapid"と最後の"Steeler"は公言どおりほとんどステージみないで頭振ってた(苦笑)。

もう説明のしようがない。彼らは見事にあの「名作」を完全再現したのです。

去年のレヴューで俺は「最近のロブは昔の曲もスクリーミング商法(爆)」と苦言を呈したけど、このセットリストでは無理な声域を酷使することなく、原版にほぼ忠実な形で歌ってくれてるのが嬉しかった。だからって曲のテンポを落とすとかでなく、あのままのスピード感の中でなんだから、もう彼らは正真正銘の「神」としか言いようがないわ。アルバム自体が「メタル・マニアックスのためのアンセムばかり集めました」みたいなもんだから、終始楽しくコーラスできて、グレンも喜んでたw 


再現後は、本編終了までが俺のリサーチしたセットリストと2曲違ったのが想定外の楽しみとなった。肝心の"Freewheel"はというと、なんかテンポがとろくて肩すかしだった(苦笑)。てゆーか、多分スコットのドラムの解釈が原曲と違うんだと思う。あの曲はツーバスをバタバタさせる曲じゃない(汗)。

それで思ったんだが。

「完全再現」って確かに呼び物にはなるけど、そのアルバムを聴く人それぞれがライヴという形になった場合に抱く印象が違うわけだし、ましてや30年を経たサウンドともなればそのなおさらだ。

万人を納得させるようそれを再現するってのは冒険でもあり、ある一部の人には失望を与えてしまうかもしれないリスクを抱えた中での果敢なる挑戦でもあるんだなと思った。


「ブリティッシュ・スティール」に関しては、観た人全員がその不可能といってもいいかもしれないことを成し遂げた目の前のメタル・モンスター達にノックアウトされたに違いないと俺は確信してる。観ておいてよかった、その場に居合わせて光栄と思わせる素晴らしい一夜だった。


15/10/2009 愛知芸術劇場大ホール setlists

Rapid Fire
Metal Gods
Breaking The Law
Grinder
United
You Don't Have To Be Old To Be Wise
Living After The Midnight
The Rage
Steeler
The Ripper
Prohecy
Hell Patrol
Victim Of Changes

Encore
Freewheel Burning
Diamonds And Rust
You've Got Another Thing Comin'

20091016012550.jpg
俺も完全再現?してみた(爆)

I ain't got you

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つまんなかったライヴであろうと、一応行ったものは残らず記録に留めておきたいので(苦笑)。

ジ・オリジナル・ブルーズ・ブラザーズ・バンドの来日公演に行ってきた。PRT聴いてると、ひっきりなしにミュージカル版BBのCMをやってるので、オリジナル・バンドが来るとなれば行かずにはいられまい。

前回が2003年だったから6年ぶりになるか。でも前の2回はエディ"ノック・オン・ウッド"フロイドをフィーチャして「黒さ」全開、大盛況を全部かっさらっていった、ある意味特別興行みたいなもんだった。思い起こすと映画に出てたオリジナル・メンツが全然記憶にない(苦笑)。強いてあげればマット“ギター”マーフィくらいなんだが、今回彼は不参加。他のオリジナルはギターにスティーヴ“カーネル”クロッパー、サックスに“ブルー・ルー”マリーニ、トランペットの“ミスター・ファビュラス”アラン・ルービンの3人。まぁこの3人なら「オリジナル」を名乗るのにふさわしくはあるけど。映画で魅せた個性的なキャラという意味で。1台のキャデラック(ブルーズモバイル)からバンド・メンバー全員が降りてくるとこ思い出して吹いたw。


2曲の超有名インストでウォーミング・アップしたステージは、スティーヴがこの東京での最後のステージを、忌野清志郎と自分のプロデューサに捧げると告げて始められた。清志郎氏は2003年に俺が観なかった回のどこかに飛び入りして競演したことがある。


ヴォーカルはなんか精細に欠けた(まぁ黒尽くめだから当たり前だが!爆)個性がないキャラ。動きはモッサリだし、歌も褒められたものではない。彼なりに一生懸命盛り上げようと最前テーブルにマイクを振ったりするが、客歌えない(苦笑)。3階席ど真ん中の俺を指立てて褒めてくれたけど、口パクだけで歌ってないしw


"Shot Gun Blues"では2階カウンターに移動してひざまづlきながらハープを披露してたがそもそも華ない。客席の中にそっくりまんまの衣装を着た二人組がいて、何度かステージに呼ばれてダンスに混じったが、正直彼らの方が「オリジナル」ぽくて素晴らしかったわ(猛爆)。


スティーヴもスタックス・レーベルを支えてきた名匠ではあるけど、だからって特別うまいってわけぢゃない。ただ、レコードと同じギターの音を奏でてるだけ。


選曲的には1作目の1曲目、2作目のエンディング曲まで、有名どころを網羅してたが、なんで"Everybody Needs Somebody to Love"がないの?あれが一番盛り上がるだろうに。


最後はホーン・セッションを筆頭に演奏しながらの退場だったが、なんか日本のチンドン屋っぽくて微笑ましかった(褒め言葉ぢゃないよw)。


映画でもそうだが、結局のところ、フロントの二人組の奮闘こそがこのプロジェクトの魅力であり、後半にもう一人黒人ヴォーカルが出て二人になったところで今回は全然パワー不足だったことは否めない。
初日は体調不良で断念したけど、1回だけで正解だったような気がするw そもそもミュージカル版のほう観にいったほうがそれなりに感動したのかな?(汗)


Roppongi Billboard Live 14.07.2009 2nd stage Setlists

Green Onions
Peter Gunn Theme
Going Back to Miami
She Caught the Katy
Gimme Some Lovin'
Shot Gun Blues
Minnie the Moocher
I Can't Turn You Loose
Sweet Home Chicago
Flip Flop and Fly
Soul Man
Encore
New Orleans

アンコール曲以外は以下のアンソロジーでオリジナル・ヴォーカルにて全部聴けます。

2CD / The Complete Blues Brothers

4年ぶり6回目の参戦。奇跡的に晴間すら出て気持ちの良い1日だった。
18年ぶりに観れたロバート・クレイはすっかり貫禄ついてた。1曲ごとにストラト替えながらのチョーキング満載プレイは、やっぱ生で聴くと迫力が段違い。正直、彼のようなコンテンポラリーすぎるブルーズってタイプではなかったんだが、予習で聴いた最新ライヴ盤から9曲プレイされてたので退屈することなく最後まで楽しめた。


24/05/2009 Hibiya Open Arena Robert Cray Band setlists

Our Last Time
Phone Booth
The Things You Do to Me
Keep Me Rock (新曲)
Poor Johnny
Right Next Door (Because of Me)
12 Year Old Boy
Chiken In The Kitchin
Bad Influence
The One in the Middle
Time Makes Two

Encore
Smoking Gun
All Star Jam - Everyday I Have The Blues


はい、今回のレヴューはこれで勘弁して(苦笑)。

まぁ行ったことある人はご存知だろうが、このフェスに参加する「一部の人達(と言ってもかなりの数だが)のお行儀」って、やっぱ特殊だわね。われらヘビメタ・ファンのマナーの良さはやっぱ自慢できると思うわ!(爆)それは納得承知の上でいつも参加してるわけで、そんな中で「自分がここにきた目的」をブレることなく集中して遂行することに努めようとしてる俺ではあるけど、来年からはちょっと考えようかとすら思った(苦笑)。出費にはなるが、名古屋ボトムラインといった小さな小屋の前のほうで観たほうが幸せになれそうだ。

もっとも「来年あれば」の話だけど(汗)。Cブロックが空きだらけだった今年の状況を鑑みるとちょっと無理そうかな。。。

大和の交響曲

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1CD / 大友直人指揮 NHK交響楽団 / 交響曲「宇宙戦艦ヤマト」

といってもここでこうやって紹介しようとも現在廃盤なので聴くことは不可能(CDは1万、DVDは2万以上のプレミアがついてる)。

1984年。「完結編」でその物語に終止符を打ったヤマトの、最後のイベントとして五反田簡易保険ホールに1800人のファンを無料招待して行われたコンサートの実況録音盤。俺も当然応募したはずだが落選(涙)。まぁ当たってたとしても「正装」必須だったので、学生服しかなかった俺はビビってたかもw

しかも楽曲はこの1回きりの演奏のために羽田健太郎が書き下ろしたもの。まぁお金かかって豪勢だが、当時はアニメ関連のレコードが飛ぶように売れてた時代。十分元が取れるのを見込んでの大盤振る舞いだったんだと思う。

とにかく圧巻なのは100人を超えるフル・オーケストラによる演奏。ヤマトの音楽は基本的にオーケストレーションだが、TVシリーズ用に小編成、映画用でも6-70人の中編成(憶測)なのでその差は歴然。

ヤマトといえば第1作映画公開に伴って「交響組曲」を冠して宮川泰(ひろし)が書いた劇伴を拡張した最初のオーケストラ作品が存在するが、この作品は(主題歌にかぎらず)永遠無二の各テーマ・モチーフを散りばめてはいるものの、基本的には各章10分越えの4楽章からなる「新曲」と見なされている。

よってサントラで聴きなれた曲が聴けると思って臨むと違和感を覚えるというかその長さゆえ退屈ささえ感じるかも。「完結編」に作曲家として参加した氏の作ゆえに「『完結編』をテーマにした作品」と実際に見られてるふしがある。でも各モチーフを繋ぐアレンジが「完結編」で聴けた「ハネケン節」に似てるだけで(当たり前だ)、まったくの別物である。なので、聴き処を「羽田健太郎作曲」と捉えれば、彼のそれまでのキャリアの集大成ともいえ、文句のつけようがないほど素晴らしい。ポピュラー音楽で名を馳せて、初志であったクラシックから遠ざかってた彼の原点回帰でもあり、むしろ「新たなる果敢な挑戦」だったとも言える(事実、氏はその後クラシックを題材とする仕事をメインにし出した)。

お決まりの川島和子の透き通ったスキャット、N響コンサート・マスターであった徳永二男のヴァイオリンとハネケンのピアノによる第4楽章でのソロの応酬は圧巻。後の俺に「様式美におけるギターとキーボードの掛け合いが大好き」という面に影響を与えたといっても決して過言ではないw


その後、アニメから洋画、洋楽、メタルへと嗜好を代えていくことになる俺だが、2000年代に入ってまたヤマトのバック・カタログを集めるようになるまでの、2-3千枚のCDコレクションの中で、唯一LPから買いなおしてたアニメ作品はコレと組曲「マクロス」だけだった。後者もハネケンによるもので、自ら書いた劇伴モチーフを一切封印した完全オリジナル作品。どちらにも彼にしか出せない持ち味が満載だったし、今でもワンフレーズ・ワンフレーズは鮮明に記憶にあり、各楽器パートごとの「エア・オーケストラ」ができる(指揮者含む、猛爆)くらいに、自分の音楽人生に欠かすことのできない存在だった。


宮川泰亡き後、息子の彬良(あきら)が主題歌歌手であるささきいさおとつるんで「交響組曲」A面再生プロジェクトを「正史」として進める一方で、この「交響曲」はその壮大さで困難ゆえか「外道」とみなされてるのか、実に25年にわたって封印されていた。それがこの5月に当時の指揮者・大友直人が常任指揮者を勤める東京交響楽団による2回の再演があると訊きつけて早速チケ購入。

クラシック・ホールといえば社会人1年生の時に同僚が四重奏発表会で行ったきりなので20年ぶり。インギーや某レインボーのヴォーカル、ディープ・パープルによるオーケストラ競演すら観なかった俺にとって、初めてのフル・オーケストラ演奏会だ。胸躍る。いや、座って観るので寝てはしまいか?心配(爆)。

メニューには坂本龍一・三枝成彰ら他の現代音楽家のサントラ曲とともに紹介されてるので、そもそもフル演奏されるのか?すらおぼつかない。


まぁいろいろな気持ちが交錯してその日を迎える。池袋の東京芸術劇場とミューゼ川崎シンフォニー・ホールの2回。天気はぐずついてたがなんとかもった。もっとも両方とも駅から直結なんで降ってたとしても、さほど問題ではなかったが。


初めてのシンフォニーの感想は、意外に音小さいのね。。。普段爆音に慣れ親しみすぎとるからか?(苦笑)まぁエレクトリックなしの生音だから当たり前なんだが、100人も集まれば音が顔面シャワー洪水のように押し寄せてくるかと思いましたが。。。


もっともそう感じたのは前半で、元々大人しい曲調のナンバーだったからかもしれない。そして後半はいよいよ交響曲ヤマト、その完全再現!と告知され、かなり興奮!でも20分の休憩が入る(バタッ)。

第四楽章でピアノがフィーチャされるので大きな舞台チェンジがあるのかと思ったらここではなし。前半が1時間も満たないというのに、いやはやクラシックって悠長なもんだなぁw


てかね、不謹慎だけど、「この人たち真剣にやってるの?どうせギャラの頭割り考えたら少ないんだからテキトーなんじゃない?ロックの世界なら、アマチュアのバンドだってそんな休憩入れないで最後までちゃんと気合入れてやってるよ!見習わせたい」って思った。


でも、いよいよ曲が始まった時。。。


レコードで聴くのと一緒の音が一斉に耳に入ってきて、身震いした。足がガクガク震えた(汗)。弦楽器が素晴らしいメロディを奏でるのはもちろんだが、打楽器と管楽器がアクセントをつける曲の構成自体が前座の曲と違うんだから。手に汗握ってた。アドレナリンがどんどん放出されてくのがわかる。ロック聴いてる状態とまったく一緒。


初日池袋は楽団の直販サイトで買ったステージ前のS席(7000円)だった。川崎のほうは、やはり俺だけに両日抑えたほうがいいね!って思い立ったのが先週日曜日だったので(笑)、唯一売れ残ってたCNプレイガイドで買った4000円のB席だった。でもちょうどステージ右側上方からオーケストラを見下ろす感じの席のほうがむしろ「当たり」だった。


大友さんの指揮もケツでなく顔が見えたし、エアー・オケできるくらい染み込んでるから、上から見てて次は誰が音を出すかが判るので、次から次へと目のやり場に忙しいw でもそっちのほうが全然楽しいし、演奏者の顔が見えると、個々が譜面にあわせて自分の仕事を丁寧にこなしてるのがわかる。一瞬でも「手抜き」なんて思って申し訳なく思う。


各楽章に必ず目がウルウルするところがあって、でも音は出せないので(汗)、かなり困りました。


やはり、2日目の川崎のほうが進行にミスもなく(初日は第3楽章飛ばして舞台チェンジをうながそうとした、汗)完成度として高かった気がする。無論、レコードに慣れ親しんできた俺としては、ヴォーカリーズ(ヤマト音楽では「スキャット」と表現してるが本来のクラシック用語ではそう言う)やピアノに違和感を覚えたのは率直な感想だが、「スタイルが違う」だけで、さしたる問題じゃない。


曲の始まりと舞台チェンジの間に大友さんの「生き証人」としての宮川・羽田両故人のエピソードが紹介される。

この譜面の表紙には「宇宙戦艦」の文字はなく、ただ「ヤマト交響曲」とだけ書かれてる。それはハネケンさんが、ドラマの世界に関わる音楽としてだけでなく日本を代表できる交響曲にしたかったという意気込みの表れだったんじゃないかと。スコアができたのが演奏前日だったというほど、悩み磨かれて完成された過程を知ってる大友さんは。。。


昨日は耐えたんだが、今日は声を詰まらせて思わず涙ぐんでしまったんである。


そこで観客から励ますように拍手が沸き、それは舞台の楽団員からもだった。演者の一人ひとりが同じ気持ちで真剣にこの日を迎えてたこと、観客もその思いを理解して心して対さなきゃいけないと、想いがひとつになった瞬間だったと思う。だから1時間の演奏があっという間だった。その濃さは想像以上のものだった。最後の割れんばかりの拍手・喝采は忘れられないくらい素晴らしかったよToT。


「伝統=クラシック」を守るだけがオーケストラの使命じゃない。現代の音楽家が残す作品にも劣らないものがあることを伝えていくこと。それが大友さんの願いだという。
その想いが今ひとつ叶った場に居合わせていただいて光栄としか言いようがない。6/2で2回忌を迎えるが、良い法要になったと思うし、ハネケンさんもどこかで「いつもの笑顔」で喜んで見守っててくれたに違いない。


定期演奏会の枠では「変わった趣向」として行わなきゃならないようなので再演は難しそうだが、「正史」として認められまいとも、俺はこっちのほうを何度でも聴きたいと思った。今回に限らず是非語り継いでってほしい。日本の偉大なるシンフォニーを。

90年代、その直前にあの宮崎勤の事件があってから十数年間、自分がアニメおたくだった事をひた隠しにしてた時期があったわけだが、今は胸を張ってあの頃の「良き時代」をこうして語れること、そしてハネケンさんという素晴らしい作曲家に出逢えたことを自分の人生の中で誇りにこそ思えた、25年目の春の夜だった。


ありがとう。

春の祭典♪

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4/29 、ジャパメタ集結!「HARDなYAON」なレポ。



。。。ということで、新環境に没頭中の俺。火曜も、(時間外無給になろうとも)いじってみたかったWindows Home Server をインストールするのに明け暮れ、まさに朝を迎えてしまった。


仮眠から目覚めたらお昼過ぎてたので一時帰宅もままならず、大久保か水道橋か迷った挙句、野音まで7分の足場ということで水道橋のドーミーインへ。あ、洗濯もできるというのも大きかった!(爆)。15時半にはチェックインして、シャワーを浴び、一息つく間もなく会場のある日比谷へ地下鉄でGO!


。。。と思ったら運悪く地下鉄止まってました。。。 orz
時計見ると開演まで20分切ってる(汗)。仕方ないのでタクシーで1700円かけて野音前につけてもらう。


そこまでして遅れたくなかったのは、去年同日の「NAONのYAON」でトップバッターをSHOW-YAが「私は嵐」で飾り、海外よろしく、てっきり若い連中が先と思って遅れて行った呑気な俺はそれを聞き逃したのをDVDで知ったからである(苦笑)。


案の定、トップバッターはいつもの着物コスによる「西寺実」が登場、これから文字通りハードになる、そのウォーミング・アップとして「ああ無情」「ボヘミアン」「たどりつけばいつも雨降り」を披露。バック・メンバーはドラムに44マグナムのジョー、ベース寺沢功一、ギター田川ヒロ、キーボード笹路プロデューサという強力な布陣。ウォーミング・アップどころか、左PA前にいたんだが、音割れまくりの大爆音(全身の毛ブルブル、汗)。まぁホールと違い、遠くまで音飛ばさなきゃあかんのでそれは許そう。


続いてヴィジュアル系の若手が登場。われらおじさん・おばさんは着席して、代わりに若いお嬢さん方がスタンドアップ。これがしばらく交互に続くのに笑ったw
ヴィジュアル系には別に偏見はないけど、「いかにも」って感じで「おいおい、ポケットに手突っ込みながら歌うんじゃねーよ!」「客席に向かって中指立てるんじゃない、はしたない!」と突っ込みいれたかったですが。。。


彼らを見守るお嬢さん達の健気なこと(涙)


正直大人連中が盛り上がらないで「寒い」中、みんな一生懸命に、全員が同じ振り付けで踊ってるんである。かと思えば、曲によっては激しい音の中で頭をグルングルンと回して髪を宙に舞わせてる(驚)。それが、メタルのライヴでもお目にかかったことのないくらい凄く見事で(女性特有の柔らかさっていうのかな?)、彼女たちに拍手を送りたかったくらいだ。声を枯らしながらもメンバーの名前を連呼する子、俺の前の席も一人で来てた子だったが、体動かさないで手だけをフリフリで、思わず「かわいい><」と後ろから抱きしめたい衝動にかられた(やったら犯罪ですw)。


ある意味、俺が洋楽ライヴで心がけてることと共通な部分もあり、ましてや自分が楽しめる時間が少ないにもかかわらずお金をかけて参加して、「前座」という立場をものともせず全力でサポートしようとする、その姿に心打たれるものがあった。

すごく感動した。え?そっちにかよ?バンドぢゃなくて!

で、演奏が終わると次の準備。「NAONのYAON」同様、ステージにはドラムセット3基、キーボード2基、アンプがすでにズラリ並んでる状態だから手際よく進む。その間姐さんとマーシーが出て来てその若手にインタヴューしたりリリース・ライヴ情報を告知したりして繋ぐ。ふんぞり返ってた連中が急に腰が低くなったのが笑えた。「俺たちの世界観、気に入ってくれたらぜひワンマンに来て下さい!」だってw互いにかなり気を遣ってる様子が見られ、どちらが欠けても成立しなかった、このステージを一緒に作り上げてる連帯感ってのがよく出てた。マーシーも若いお嬢さん達の応援に心打たれたらしく、思わず「うらやましいよ~俺たちの時もやってね♪」と本音が(猛爆)。


続いて、ニイちゃん率いるX.Y.Z.→Aの登場で俺たちスタンディング。

実は、今回一番楽しみにしてたバンドかもしれない。2枚組ベスト盤を買って、最初の5曲にノックアウトされたんである。ウンウン、やっぱジャパメタは日本語で歌って歌詞で観客の魂を振るわせるのが本来の姿!「生きるとはなんだ」に続き一番大好きな「Miracle」「Faster! Harder! Louder! Deeper!」「Pure」と疾走の如くプレイ。元爆風スランプのリズム隊という色眼鏡で観ることなく楽しめた。いや、ファンキー末吉こそ,
このコテコテな情熱系ソングのメイン・ライターであることを高く評価したい。昔のB!を読んでれば筋肉少女帯の橘高文彦がマイケル・シェンカー狂いだということは知ってるでしょう?フライングVを太ももに挟みながら、全盛期変わらぬ80年代風裾長コスと煌びやかなスプレー・ヘアでステージに華を添えてた。結成10年。当事から「あきらめない」をテーマに、バンドとしての姿勢はちっとも変わってないですが、これからもよろしく!というニイちゃんのお礼の挨拶に、ラウドネスよりもこっちでがんばって成功して欲しいと切に思った。


次はまた若手。ビジュアル系というよりかはラウドな「たてのり」系のバンドで、蛍光色をちりばめたチェッカーズ風衣装(マーシーと姐さんは更に古くベイ・シティ・ローラーズを引き合いに出してたw)で元気いっぱいのプレイ。どうやら前のヴィジュアル糸とファン層が被るらしくまたしても見事なパラパラが見れた。途中、タオルを宙で振り回すお決まりの曲があったんだが、ヴォーカルが「大人たちもハンカチとかでいいです、振ってくださーい!」と声かけるものの、やっぱ照れちゃうよな(苦笑)。前の席の子はスタンディングの時には荷物を席に置いて応援してるんだが、さすがにタオルは持ってこなかったの?。。。と思いきや!ちゃんとカバンの奥から取り出してフリフリ、終わるとまたカバンに戻して、また始まると取り出してフリフリ、うーーーーーーーん、そのぎこちなさがとびきりキュート!(だからもうええって、汗)。「大人たちの『一部』もハンカチ振ってくれて、ありがとうございます!」って厭味か?でも、えらくさわやかだったので好感は持てた。


ここでニイちゃんがMCで登場。ちょこちょこっと若い子らを弄る。てかここのMC、いつもと違い、かなりいい加減に告知棒読みw

その間にお嬢さんたちはその使命を果たせたかのごとく一気に撤退開始。


「オイオイ、マジ帰っちゃうのかよToT」

まぁ仕方ない。それでもショウは続く。続いてはアースシェイカー。
マーシーって、エアロスミスのステーヴン・タイラーに口の大きさを似せてるだけでなく(オイオイ)、ちゃんとマイク・スタンドにもスカーフたらしてるのね!

必殺の「More」をぶちかました後、マーシーが「長いキャリアでもやったことのないことをやろうと思う」と言って、初期のメドレーを披露。予習不足であやふやだが「TOKYO」「Fugative」「Wall」「Earthshaker」等で短い出番を有効活用した。最後は「Radio Magic」で閉める。まぁバンドとしてあまり興味がないと前に告白したが、それでもオフィシャル・サイトなんかはよく覗いてたのでメンバーには親近感持ててた。特に料理もコーラスも上手で家庭的なベースの人!

既に日も暮れ、照明もいい感じにライトアップ。順番的に次は元ヴィジュアル系の河村隆一か?の予想に反してSHOW-YA登場。今回のこのショウ、既に6月下旬にDVD化が決定してて収録されてるんだが、それを意識してか、でもお決まりの"Immigrant Song"が元曲だって分かるオープニングで登場。

いきなり壮大なファンファーレで始まる、B面曲ながら比類なきハードさを誇る「奪いとれ」をかましてアッと言わせる。これは隣のコアそうな女性ファンでも知らなったみたいで、俺一人ヘドバン状態。ついに本気戦闘モードw「私は嵐」ではSUN GOのギターに釘付け、ソロから次々にメンバーが音を重ねてゆく中盤間奏にゾクゾクして、もちろん姐さんの「空を~切り裂いた~」でのマイク・スタンド・リフティングも見事に決まってもう最高!様式美的にGとKeyが掛け合う「Battle Express」、「限界LOVER」と続き、あっという間に持ち時間終了。うーん、物足りない。。。やっぱフルでみたいすよ(ToT)。

さて、次こそ河村の出番で、俺たち座れるぞwと思ったら、また意に反して「西寺実」。なんでショウのプレゼンターがトリじゃないの?なんか俺たちの知らない業界のパワー・バランスでも働いてるの?とちょっとブーイングしたい気持ちになったけど。。。


まだ準備中の姐さん・マーシーを差し置いて登場したパワフル回復済みのニイちゃんが、ツアーでも披露しなかった、ラウドネスの「In The Mirror」をかます!ちゃんと知ってる数少ないラウドネス・ナンバーなんで俺もSHOW-YAに続けて全開モード。ヒロ田川のソロも壮絶。西寺実としてのステージの最後の最後に、こんな隠し玉を残しておいたなんて!

しかもその驚きは、マーシーと姐さんが合流して「Crazy!」の掛け声で始まった「Nights」ではない「Doctor!」へと続く!俺にとっての最強ナンバーだ!1コーラス目をニイちゃんが英語バージョンで、2コーラス目を姐さんが日本語ヴァージョンで、そしてあの美しくも壮絶なギター・ソロが続く。まったくヒロ凄すぎ!

ここでスペシャル・ゲストの山本恭司登場。自分のバンド、ワイルド・フラッグのツアー中で、広島から夜通し車を飛ばして会場に駆けつけ、1時間しか寝てないという(驚)。3人にとっては先輩にあたる彼だが、ニイちゃんが「樋口っさんが『友達紹介してやるよ』と言われて訪ねてきたのが恭司さんだった。あの時は失礼しましたw」という微笑ましいエピソードも挟みつつ、「吼えろ!バウワウ」からの曲と「私は風」を弾きまくり。ウリ・ジョン・ロートとの競演以来。。。てかその前はトミー・アルドリッジのドラム・クリニック、その前がVOWWOWと、ほぼ7-8年ぐらい間隔でしか観てないんだが、さすがに年季の入ったというか、早弾きなんだが、なんかねちっこくていやらしさすら感じるよね、彼のソロ(俺だけかい、汗)。凄かったし楽しかった。


そしてこのパート最後はニイちゃんが渾身を込めて歌う「スローバラード」。この1年で6回聴けたのもこれが最後かと思うとちょっぴりウルウルしてしまったのでした。
ホント、彼にメタル歌わせとくのはもったいないと思えるソウルフルな魂の叫びだった。俺にそう言わさしめたのは後にも先にもカヴァたった一人だけなんだから、その凄さが判るはず、いや、判らないなら判ってほしい!(願)。


俺的、てゆーか、ほとんどのおじさん・おばさんファンにとっては、ここでもう今日のショウは終わったも同然だった。この後最後のトリを勤める河村隆一なんか正直どうでもよかった。基本的に自分より目上ならスタンディング、若いなら着席というルールだったんで座る。

たとえニイちゃんが「こんな好青年みたことない!」と褒め称えようともラストにあるだろうセッションまでの繋ぎ・消化試合みたいなもの。


。。。のはずだったが。。。


ギターが素晴らしいソロを聴かせてくれた。しかも、この音。。。俺が知る限りストラトであの音を出せる日本人はたった一人しか知らない。まぁ河村自体、そのGが在籍してた「伝説のバンド」のフォロワーであることを知ってたから、似てるGを探し当ててきただろうことは容易に想像できたが、でも似すぎてる。。。

そして、河村がマイクなしで歌うオペラ調の生歌を披露した後に、「続く曲では渾身のギター・ソロを堪能して下さい」と前振りがあって、そのGの名前が明かされる。


ギター、足立祐二!


やっぱり?元デッド・エンドのYOUじゃん!
思わずそう口に出してたw 当時とは風貌が違う上サングラスだったので全然気づかなかったが、そういえばモーリーが結成したクリーチャ・クリーチャのライヴで飛び入りゲスト参加した時と同じ、間違いなくあのYOUだった。次の瞬間身を乗り出して見入ってた。周りの女性ファンも最初隆一の「リュウ!」って叫んでるのかと思ったら、よく聞けば「YOU!」ぢゃないかw

彼の、彼にしか奏でられないGの絶品さに酔いしれた。20年前、ここ野音に初めて足を運んで観た、雨の中のデッド・エンド(「Hype d.」としてDVD化されてる)を懐かしく思い出しながら。

そしたらMCで河村くん(いきなり「くん」付けかよ!)も「ここ野音でのライヴ、観ました。今でも鮮明に覚えてます」と愛の告白。なんや一緒のこと考えてw「そか、もう20年前になるわなぁ」と関西弁まじりで喋るYOUちゃん。河村くんの「ファンはいつまでも待ってます、デッド・エンドの復活を」の言葉に苦笑いだったけど、それがここに集まってるファンの一生消え得ぬ願いだったと思う。ホント、彼をこの場に引きずり出してくれてありがとう!河村くん!先輩を立てる、今時珍しい好青年だ!(コレコレ)
ただ、そのファンの思い割にはあまりフィーチャされないばかりか、ラストのジャム・セッションには参加せずにあっさり帰ってしまいましたが(涙)。


ラストは参加者が集まって、プラス44マグナムのヴォーカル(すまん、このバンド自体名前しかしらんで、汗)も飛び入り参加してラウドネスの「Crazy Nights」。金銀のラメテープが観客に向けて発射され、拾った人が手にし振りながら「MZA!」とシャウトする様がキレイだった。ヴォーカルとギターが「スターズ」のように次々とバトンタッチされて、ヒロは最後の最後に腕時計を使ったスライドを魅せ、もう大満足。ジャパメタの祭典はその4時間の幕を閉じたのでした。


20090429203441.jpg
祭りの後。。。シャッター・チャンスとしては当然ですw


最高にハッピーな1日だった。参加できてホントよかった。

「最後の西寺実」と言ったが、それは「其之壱」の終わりである。既に7月に「其之弐」のレコーディングが行われるという。それは今回のような邦楽のカヴァーではないかもしれないし、今度は着物コスではなく、姐さんがウサギさん、マーシーが忘れたw、ニイちゃんが牛さんの格好で登場するらしい。。。というのは冗談だとしても、ニイちゃんはこのユニットでスティックスやダム・ヤンキーズのような曲もやれたら最高!とブログで語っている(ってことは同じトミー・ショウ様ファン?驚)。そしてまた全国ツアーとこのイベントのパート2をやりたいとも意気込んでた。

まだまだこの先、どう転ぶか判らない、3人の珍道中。期待十分である。

Mission finish completely !

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もうレポする気ないのはわかってくれてると思うがw

俺もさすがに"Higher Ground"あたりから3日間の声のかすれが露呈し出してまって、まだ使える声帯が残ってないか、あ、ここ震わすとまだ中音域出るな!とか探り探りで歌い叫んでた(苦笑)。

でも、俺がいなくても全然平気だったし、心底思った、大した客達だぜ、まったく(微笑)。


19/04/2009 Club Citta Kawasaki setlists
Opening SE: Thunderstruck
Welcome To The Party
On The Radio
Everybody Wants Her
I'm Dreaming Again
The Devil Make Me Do It
Empty City
Higher Ground
Like A Satelitte
Fade Into The Sun
Just Another Suicide
Love Walked In
I Love You More Than Rock n Roll

Encore
A Better Man
Backstreet Symphony
River Of Pain
Dirty Love - I Can't Get No Satisfaction

Closing SE: Adagio For Strings


レポにならないレポはこれで終わるけど(苦笑)、後日もう1発アップするつもり。

Ice To Fire

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いやはや、帰りの呑みでのこの発言でツボにはまったみたいですが、ホントそう思うよ。


今日は、ウチらも奴らもよくがんばった!


18/04/2009 Club Citta Kawasaki Setlists
Opening SE: Thunderstruck
Loser
On The Radio
Miracle Man
Low Life In High Places
The Devil Made Me Do It
Robert Johnson's Tombstone
Dirty Dream
I'll Be Waiting
Fire To Ice
You Can't Keep A Good Man Down
Don't Wait For Me
I Love You More Than Rock N Roll

Encore
Play That Funky Music
River Of Pain
Dirty Love

ありがとう、みんな(含むバンドw) 俺の人生500本目のライヴ(およそ)だから、95000点つけましょ♪


さぁ、明日は彼らと過ごす45/45。笑顔で最高のフィナーレを迎えさせてやる!

You Wanna Know

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ほぼ19時ぴったりに始まって20時40分に終了。短かったですが。。。

今日の観客、少数精鋭といえども素晴らしかった!
男性・女性のバランスがよかった。特に前から2列目の男性陣の壁が「いい仕事してた」んだと思う(俺も含むw)。
殆どの曲で振られて応えられたので"Very Very, Very Very, Very Good"のお墨つきをいただけました。

セットリストも半分以上変えて、構成的にも納得のいったものになってる。2回名古屋飛ばししてるのをちゃんと加味してるんだよ、優しい連中。"Higher Ground"の最初の掛け合いが、これまでの42回で経験したことのないやりとりだったんで、ちょっと目がウルウルしたw てか、"I'll Be Waiting"(9年1ヶ月ぶり)と"Everybody Wants Her"(これで2回目)は俺を瞬殺さすに十分だよな。


100点満点中の9000点つけれらる、楽しいライヴだった。
この勢いをそのまま川崎へ持っていきたいよな。
明日からまたがんばろ!


17/04/2009 Nagoya ELL Setlists

Opening SE: Thunderstruck
Backstreet Symphony
On The Radio
Everybody Wants Her
Until My Dying Day
The Devil Made Me Do It
Robert Johnson's Tombstone
Higher Ground
I'll Be Waiting
Stormwater
You Can't Keep A Good Man Down
Love Walked In
I Love You More Than Rock N Roll

Encore
A Better Man
An Englishman On Holiday
Just Another Suicide

。。。って、また"Dirty Love"ないやん!(汗)

てゆーか、なんか、物足りなさを演出して週末川崎に出向けさす「作戦」のように思えてならないんですが(そんな売れてないんかい!涙)。

男子に告ぐ(またかよ、苦笑)

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さっき社員にお菓子勧められて、思わず断った(猛爆、今どうこうしようとしても遅いってw)。
今名古屋に向かってる。このエントリーは正直ポストに悩んだが、やっぱハッキリさせときたい。


暗チョコをリヴィジョンするためにオフィシャルのヨーロピアン・ツアーのセットリスト見ようとしたら、既に昨日のが載ってて、予定より2曲削られたらしいってのが判り、事態を深刻に受け止めてる(汗)。


おとといアクション指導入り暗チョコ作ろうとした時、"Higher Ground"の出だしの前にはこう記すつもりだった。

(東京組は頭の上で大きく手拍子、大阪組はこぶしを振りながら"Hey! Hey! Hey! Hey!")


これがいつもの大阪と東京における象徴的なライヴの違いである。他のバンドがライヴハウス規模でやる場合でも大体このパターン。この会場で過去観たゴットハードだろうがリッチー・コッツエンだろうがナイトレンジャーだろうとそう。大阪には野太い男性の掛け声が似合ってる。大阪のライヴの盛り上がりが半端じゃないのはバンドにとっていつも頼もしい味方がついててくれたからだと信じてる。

それが昨日は足りてなかった。なかったとは言わない。少なくともバンドには届いてなかった。そう思う。前4列ぐらいまでに占める男性の割合って5%未満だったし(苦笑)。


女性もかなーり頑張ってるのはわかるんだよ。"Low Life"みたいなバラッドでは素晴らしいものがある。でも大概の曲だと声が抜けるというか、そこが「黄色い声」と呼ばれるゆえんか、バックのエレキな音にかき消されてまう。"Good Men"でダニーがルーク側の女性陣に4度も5度も続けて歌わせて、みんな聴こえるか?って訊くんだけどさ、ベン側にいる俺たちにはマジまったく聞こえないから反応できなかったんよ。嘘でも拍手でがんばりにエール贈っておけばよかったと思うけどさ。


いや、大阪の男性連中がこんな腑抜けになるとは夢にも思ってもみなかった。それがショックだったわけ。"Higher Ground"がオミットされたのもうなずける。彼らが「ウチらに望むもの」に期待できないと見限ったからでしょ?正味な話。

大阪のライヴで2回目のアンコールがなかったという「異常事態」というだけでもショックだったのに。客電付こうが5−6分以上ラヴ・コール続いたけど、アンプの電源切られちゃあ"A Better Man"すらできない(ベン、テレキャス弾くでしょ)。それに気づいてひどく落胆してビール一気にかっくらって会場を後にしたんだけどさ。


100点満点で1000点のライヴを見せるのは当たり前。でも、体験したいのはそんな程度のもんじゃない。10000点付けられるライヴ。


俺のがんばりにも上限はあるからさ(苦笑)、男性諸君は自分が参加する日ではいつもより2m前に歩腹前進なさい(爆)。で、歌うの。歌わなくてもいいから、恥も外聞も捨ててデカイ声出しなさい。いいじゃない、俺みたいにサウンドボード・ブート(2005)に自分の声が入ってたってw


先週のPRTでチッタの集客に政則さんも嘆いてたけど、明日。。。さらに集客が心配な名古屋だわ。。。
笑顔で見送れるんだろか…

がんばれ!男子(苦笑)

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大阪公演はいろいろ考えさせられる1夜だった。うまい表現が難しいので今はパス(苦笑)。


セットリストは2月のヨーロピアン・ツアーがベースになってて、若干変化あり、かな。


表題はまんまですw ライヴでもっと野太い声聴かせて下さい(爆)。


それよか、「ジャンプ!」ってオーダーされて、もはや遂行不能な自分にかなりめげてる(号泣)。
前回に比べてペットボトル5-6本しょってるのといっしょだからの(汗)。失恋の後遺症の副作用がこんな面に出るとは(え?そうなん?ただの甘いもの好きやん!)


それと、終バスで帰ってくるつもりでネカフェ入ってシャワー待ちしてたらどっと疲れて(昨日徹夜だったし、寝るつもりの新幹線で予習してたのもある)、急きょ宿取って(そのままネカフェはきつそうだった)、朝イチの新幹線で戻ってきた(旅費3倍増)。明日の名古屋もやばそうなので同じく泊まることにした。結局この1か月で5本終バスを抑えてたのを全部キャンセルした結果になって、そろそろカラダが無茶に対応できなくなってきたのを痛感してる。。。


帰りに某女史に「7月行く?」と訊かれてノーと答えたが、どうやら現在3つの会場の音源をインスタントCD化することが決定したようだ。録音後、その場でCD-R(なんだろね?)に焼いて終演後並べばすぐ受け取れるというシステムらしい。クイーンやメタリカがダウンロード販売してるのとか、ポール・ギルバートのオフィシャル・ブートレッグとかみたいだね。

昨日メールで貰ったが、オフィシャル・サイトでも告知がある。どうやら行かない人でも郵送してくれるみたいなのでさっそくオーダーしてみよっと。他の公演のリクエストも受け付けてるので、ひと段落ついたらメールしてみようかな。

あ、グッズはTが1種、Rock City 10 のCDと スイスでのライヴDVDの直販です。お金に余裕があったら買ってあげて下さい。(ホント、閑古鳥鳴いてた)

ツイン・ルームの使わないベッドのほうに広げてみた(猛爆)。

20090416000502.jpg

もう1公演ずつ買うの面倒くさいので一気に4枚買ってもたw
並んでる最中もどうしようか悩んだんだが、ある点に気づいて、これが日本オリジナル版だとわかったので、当然レア度アップして暴挙に出ました。てか、ホント商売上手w

おわりとはじまり...

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出逢いと別れが交錯するこの季節。
俺の中でも。。。ひとつの区切り、終焉を迎えるバンドと、これからの希望を託すバンドが続けざまとなる4月。
まずはこれからの希望、ジ・アンサーが来日。

前回同様、同時にアルバム・レヴューから。

1CD / 2CD / 1CD+1DVD / The Answer / Everday Demons

日英ともに限定盤が赤ジャケ、通常盤が緑ジャケ
日限定盤にはUSシングル"Never Too Late"付属の70分ドキュメンタリーDVD付き(字幕あり)
英限定盤はハードカヴァーブックレットジャケで2007年の来日公演をノーカット収録したCD付き。ノーカットとは時間的にセットリスト全曲の意味で、オーヴァーダブで修正はされている。なのでかなり聴きやすい(笑)。

日本はWHDからリリース。俺、てっきりWが付くんでワーナーの1レーベルかとばっか思ってたんだが、WはWOWOW、Hはホリ・プロ、Dはディスク・ガレージの略で3社が出資してできたレコード会社のようだ。うん、たしかに前回の来日はDがプロモータでWでライヴもオンエアされたし。

正直、期待してたほどではなかった、というのが第一印象。ただ、何を期待してたか?と言われると返す言葉に困ってしまうわけで(汗)。まぁ1作目が劇的にレイドバックしてオーヴァープロデュース気味だったから、その路線を踏襲するのか?と。でもこの人たちの場合、クラシック・ロックやってるから落ち着いてるとかでなく、「若さ」が売りみたいなもんだから。部分的には発育しきってない部分を残したままの荒削りさとか。それはアルバムから感じ取れた。

ただ、その元気さも3曲目まではいいんだが、4-5でなんかテンション下がる感じがして中だるみするような印象受けた。まぁその後また昇りつめてく感じも彼ららしいんだけど、5を入れるくらいなら日本盤ボートラに入れた"Highwater or Hell"と差し替えたほうがキマってたように思えた。

それでも平均点以上で満足度高いことは確かだったし、楽しみにしてた来日だった。

なぜかクリエイティヴマンは今回「初来日」を売り文句にしてたが、じゃあ前回俺らが観たのは誰?(フジロックでも来てるしw)ああ、なるほど、あの若さゆえヘタッピなプレイを見せたバンドは偽物だったのね?!(オイオイ) と納得してみせる。今回は5500円(クワトロだからそれで1ドリンク付き)という破格値で、クリマンとしてはショウケース的な意味合いを持たせたかったのでは?と政則氏もラジオでは行ってた。

で、当日。朝から良い天気で、社内でもタウンゼンドでアルバムと同時購入すると安く買えたアルバム・プロモのTシャツ1枚で過ごしてた。なんか前日の大阪キャンセルの件を引き摺ってて、仕事に身が入らない。たしか7時間かそこらで短い手書き原稿10本程をテキスト化しただけ(苦笑)。夕方になってちょっと熱っぽくさえ感じたんで薬飲んで、重い腰。。。じゃなくて、いよいよ重いカラダだな(爆)、渋谷に向かった。

電車の中で同胞に「今日はクワトロだからねー、間違ってAXとかO-EAST行っちゃダメだよ!」とメール。自分にも言い聞かせるためにだ(爆)。実を言うと経験がある(汗)。先週のPRTで似たようなお便りがあったんで今だからバラしますが、おととしのウィンガーvsラット公演w タクシーでAXまで行って、会場外のロッカーに荷物しまってWSのTシャツ1枚に(だってレヴだもんw)。チケットもぎってもらい、中に入ると、なんか客層が違う。。。で、場内アナウンスによるグッズ販売の告知も「??」みたいな内容で、グッズ見に行ったらやはり「??」。どうやら邦楽女性アーティストらしく、そこでチケ確認して初めて今日行かなきゃいけないのがO-EASTだったことに気づく(滝汗)。前の週にスコーピオンズでAXに来てたので、翌週も...となんか刷り込みが働いたようだ。で、会場抜け出して荷物ピックアップして(ロッカーの無駄遣い)徒歩で円山町へ急いだ。まだ開演前だったのはよかったが、あいにくこの日はソールドアウトでチケの買い直しもできない。息荒い中、泣く泣くスタッフに事情を話したが、しばらく上とのやりとりがあって半券があれば通せるとの返事。えっ、また引き返して探すの?(滝汗)もう力尽きて断念。。。てわけで、出かける前に確認は忘れずに(苦笑)。

閑話休題。

センター街を抜け、久々に角海老。。。じゃなかった、クラブ・クワトロへ到着。しばらく来てなかった間にパルコがブックオフに代わってた(汗)。まぁテナントが変わっただけで、上の方の階にあるのも中も(あの忌まわしい柱も!)一緒だった。ロッカーだけがフロア外に移動して、喫煙室ができてたわな。でもタバコはロッカーに預けちゃったし、グッズも荷物になるから終わってからしか買えない(涙)。50分前だとかなりまだ空いてる会場の中で、中央あたりに陣取って開演を待つ。途中、トイレに立って戻ってきたらそこそこの混みになり、自然と右側PAの前に。俺はいつものことで全然平気だが、相方には仕事上平日に大爆音はキツイだろうから、好きなとこで見てなさいとメール。

正解でした(爆)。前座の日本人バンド、エレクトリック・イール・ショックの大音響にぶったまげた(笑)。

どんな連中か知らなかったし、興味すら湧かなかったんだが、いわゆるガレージ・メタルってやつで、まぁメタリカ命!モータヘッド上等!ブラック・サバスは教典!みたいな連中(微笑)。常にメロイック・サインでこっちを煽る。MCもおかしい上、ドラムがチンポにソックス履かせただけの全裸といういでたち(ヘアまるだし苦笑)で、一見コミック・バンドかよと思えたが、なんか勢いよく4-5曲やって終了。セットチェンジ中にケータイみたら19:33だったので20分強?前座のカラダ暖めるという役割を十分こなしてたし、観てて「若いっていいよなぁ、思いっきりバカやれるしw」と却って好印象もった(終演後マサくんに訊いたら芸歴12年以上でそう若くもないらしいですが。。。ならやっぱただのバカw)。まぁどの曲もどっかで聴いたことのあるようなフレーズ含むメタルばかりで、あれ?そーいった意味では、形態が違うだけでメイン・アクトとあんま方向性に大差はないか?と思ったw


前座目当てで帰る人もいないようで、基本誰も動かない様子なのでそのまま待つ。フロアも満杯でなかなかいい感じの雰囲気になってきた。

そしてほどなくして客電が落ち。。。会場には1作目をコラージュしたオープニングSEが流れる。前回みたいなオーソドックスな出だしを予想してただけに意外。でもある意味ステージングに凝れるだけの風格を持ちつつあるといことだな。なにしろ直前に全米でAC/DCの前座を務めて新曲も披露してたとはいえ、メイン・アクトとして新作メインでショウを展開するというのがこの日世界で初めてなんだから!

メンバーの登場とともに1曲目の"Demon Eyes"が始まる。みんな前に前にと詰め、俺も右橋からど真ん中に流されwもみくちゃになって歓声とこぶしを振り上げる!コーマックは髪を振り乱し、マイク・スタンド前で地団駄を踏むようにリズムを刻む姿は前回を含めていつも観る映像どおり。かすれ気味の声が特長だが音程はしっかりしてる、以前よりはw バック陣も1曲目から全開。特にベースのミッキーは痩せた?激しいアクションで(EES程ではないけど、爆)曲に力強いグルーヴを生み出す。まぁコーラスするとこがないんでウチらは叫ぶだけだが、「ドウモアリガトウ!コンバンワ、トキオ!...Our business...Rock'n roll tonight !」とMCもハイテンションで続く"Too Far Gone"ではサビで大きなコーラス。この曲が新作中一番好きかも。

とにかくコーマック自身がすごく興奮しているのがMCでもわかる(コイツ、ラリってるかもって思えるくらい)、続く"Come Follow Me"では先走りすぎていきなりサビへ飛ぼうとしてなおかつ「歌え!」だとw 間違ってるの知ってるウチらは歌わないで彼だけ"Come Follow Me..."。一瞬おちゃめな顔しつつ(カワイかったw)軌道修正して、ちゃんとしたパートでウチら大合唱。どうだ、まいったか?日本のオーディエンスの正確さを!(爆)。ちょっとしたジャム風な出だしに続く"Walkin' Mat"。「足ふきマット」って意味だが、ブルーズなら「洗濯板」だって歌になるんでノー・プロブレム。ちょっと音程が怪しくなってきたかな?とも思えたがなんとかクリア。

「ゲンキ?ボクモゲンキ!」続く"Cry Out"はアルバムではテンション下がると感じてたが、ライヴでは冒頭に"クラーーイーーアーーウトーー"のシャウト入りでなかなかだし、中盤がなんかフリーっぽいフレーズに聞こえなくもなかった。前作から"Never Too Late"、そしてポールのギター・ソロからジャム、"Tonight"へ続く。この曲のギター・ソロ聴くと何故か同郷の英雄シン・リジーを彷彿としちゃうんだけど、ライヴではツイン・リードじゃなかったわな、当然w

「次はダークで怖い曲だぜ」で"Why'd You Change Your Mind"。ああ、結局俺の苦手としてた2曲ともやってやんの。。。まぁそれでも生で聴くと印象は違うね。そしてここで新作からのファースト・シングル"On And On"。え?流れ的にもう終盤近いってこと?

「オーイェイ!」の掛け合い声が次第に歌になっていき、始まる"アイ・ガッタ・ブルーーーズ♪"。おお、コレは前回の"Preachin'"と同じ。まさか一番好きなコレやってくれるとは!(号泣)。ゴスペルのリズムに身を任せて楽しんじゃったぜ。中盤コーマックはまたステージから降りようとしてたみたいで急に姿が消えたw彼を触ろうと前へ前へ押し掛ける一部観客。曲も最高潮に達し「ドウモアリガト、トキオ!」
え?もうおしまい?早すぎ!(てかレヴュー端折りすぎ、汗)

アンコールで、いきなり"Highwater Or Hell"。日本ではボーナス・トラックとして入ってるBサイド・ナンバー。コイツらはこっちが知ってか知らずかな曲をよくやるんだが、この曲はここでも紹介したとおり、今の彼らを象徴するかのようなナンバーでお気に入りだったので興奮。「ミンナダイスキ!」と"Comfort Zone"。アンコールだとちょうどツボにハマる曲だな。

日本に最大級の賛辞を述べた後に「マタネ!」と叫んで勝負曲"Under The Sky"へ。俺達ジャンピング、でも俺もたなかった(汗)。前回フェイクしまくったが、今回のヴォーカルは上出来!よくぞここまで頑張れた!と誉めてやりたかった。こうして楽しいショウは75分あっという間に幕を閉じたのでした。


The Answer 08/04/2009 Shibuya Club Quattro Setlists

Opening SE
Demon Eyes
Too Far Gone
Come Follow Me
Walkin' Mat
Cry Out
Never Too Late
Tonight
Why'd You Change Your Mind
On And On
Preachin'

Encore
Highwater Or Hell
Comfort Zone
Under The Sky


ドリンク・コーナでコーラ飲み干し、Tシャツを2枚ゲットし、荷物ピックアップして階段降りてる途中でマサくんと合流。開口一番「やっぱ昨日も行ってればよかった><」。うん、もっとこの興奮に酔いしれてたかったわ、マジ。アイリッシュ・パブに向かう途中で、「あの歳でも「成長」ってあるんですかね。今回上手くなっててよかったです」と満足気な様子だった。うん、たしかに!それはあった。確実に手ごたえを残した印象深いライヴだったと思う。

考えてみると、80年代にバリバリこだわる俺、95年以降にデビューして好きになったバンドって片手の指で数える程しかいない。ある意味、ポっと出の新人の成長に付き合う時間なんて俺にはないし、成熟したベテラン勢を観てる方が安心だからとも言える。だからこそ、そんな中で自分が目をつけたバンドが「成長・進化」を遂げてく姿は新鮮で久々な感覚で、ましてやちゃんと期待に応えてるってのはまさにファン冥利に尽きる嬉しいことだ。まだ、

これからもっと「化けて」くれることを祈る。願わくばスキンやスカンク・アナンシー、ダークネスのように消えていくことなかれ(苦笑)。まだ観ぬ正統派ブルーズ・バラッドをも聴かせてくれるようなバンドになってくれるまで、応援するから!


The%20AnswerQuantcast

Readingsnake 1980 pt.2

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曲は続けざまに"Walking In The Shadow Of The Blues"。力強いドラムと堀切康司のベースが編み出すビートにツインのギターリフが合わさって、われらもレディングのオーディエンスに負けじと手拍子。カヴァが己の生き様を映し出す入魂の1曲が始まる。

"アキ"デールはカヴァに比べると華奢で、声質もくりそつというわけでもなくどっちかというとクリアなトーンではあるが、時にカヴァより深みあるなディープ・ヴォイスを披露する。変に歌唱をテクをまねようとせずに、プロ・ミュージシャンとして確立できてる自分を前面に押し出して堂々と唄いこなしてる。この曲ではかなり歌詞を改変させてたが(爆)、間違いでなくちゃんと本人には意味が通ってるに違いない。うんうん、何より、このレディングを聴いた時に感じることのできた、ヴォーカリストのカリスマがかった感じがちゃんと伝わってきてる!

そしてこの曲でのハイライトでもある木下のソロへ。2曲目にしていつもながら顔中大汗掻きながらの熱演。いや、こちらの血管もぶち切れそうな勢い。付け加えておくと前半でちゃんとコーラス・パートも兼任してる。9年を経て唄うとこ見るの初めてだす。さすがバンマス、似せてないのは体型だけ!

フィニッシュはマイク・スタンド、トントンか?と思いきやソレはなかった。考えると、この期の映像ってUSツアーでの暗めのプロ・ショットしかないし、当時どんなパフォーマンスだったか知る由もない。もう先輩方におまかせ状態w


ここでMCが日本語に切り替わり、どうやら会場満杯らしく(トンズのライヴん時は珍しくないことだが)後ろが混みあってる模様で、前方へ詰めろとの指示が。イス席みんな一斉に前へずれてさらに間近に。アキが今日のレディング再現への意気込みを表明して、続く"Ain't Gonna Cry No More"へ。去年のツアーのレパートーリーだが、アコでフルレンスでもなかったので、後半での全員参加による力強いフレーズが嬉しい。さらに「Hey, Hey, hey, yeah, ain't gonna...」とフロント3人が徐々に重ねてくコーラスの美しいこと。


期待を裏切らないショウの進行は前半の山場、谷口のスライド・ソロを含むエロハンター、じゃなかった"Lovehunter"へ。"And use my tail on you"の"you"のあたりがどスケベ・カヴァのネットリ度にクリソツだった。"Lovehunter, baby!!"のパートではレディング客に負けじとがんばりますた。

そして、去年本人ヴァージョンで聴いたスライド・ソロ!最初のほうがまったくおんなじ(号泣)。

一息入れると被った帽子を客席へ投げ込む。いや、客にあげるんじゃなく中におひねり入れろって催促してw 

ブギのリズムは、コミカルになるのを避けたのか、幾分シャープさが目立ったけどOKOK。久津見のドラムと抜群のコンビネーションが続き、ちゃんと"Steal Away"の流れへ。後半スピードアップしてフィニッシュ!


戻ってきた帽子の中には女性ものパンツが(汗)。まぁ97年のグラスゴーとか2003年の大阪とか、本家でもステージに投げ込まれることはよくあることです(爆)。

ここでメンバー紹介があって初めて目の前の人たちが日本人だったことを知らされる。しかもキーボーディストが女性だったなんて!(オイオイ)。


そして中間の山場。。。って、さっきから山場ばっかやん!しゃーない、曲数少ない中名曲粒揃いなんだからw それに時間的にもこれ1曲で相当長い。あの"Mistreated"が渡部の物悲しいピアノ・ソロで始まった時。。。

俺の頬に伝わる涙一筋(T^T)。いや、心の汗だなw 体と魂が震えるのを感じた。


思えば、これまで、ディオ、グレン・ヒューズ、そして2006年福岡・広島での本家と、幾多のパターンで聴いてきたこの名曲ではあるけど、すべてパープルの「メイド・イン・ヨーロッパ」でのリッチーのギターで始まるヴァージョンだった。でも、スネイクのレパートリーとして見るなら、やっぱ"Blindman"のイントロをくっつけたヤツか、このピアノのヴァージョンが本命。それが生で聴ける喜びにエレクトせずにはいられまい。

"アキ"デールが力強く歌い上げるのはもちろん、この曲での本家バーニーのソロは正気の沙汰じゃないほどイっちゃってる。それを木下がまさに渾身の叫びとも言えるプレイで神がかって見えたわぁ。さらに全員でラストに向けて壮絶さを増していくのはレディングの音と寸分も変わらない。凄すぎ!

渡部のキーボードをバックに"アキ"デールが"Soldier Of Fortune"を丁寧に歌い上げてフィニシュ。


木下が「デイヴィッド・"アキ"デール、プリーズ!(←ここが重要)デイヴィッド・"アキ"デール!」の連呼に促されてオーディエンスがその健闘を称える。

「馴染んできた?シリアスな話、レディング・フェスティバル、知ってるよね?」
「(ちょっと戸惑い交じりで皆)イェーイ!」
「あれ?知らない?これがレディング・フェスティバルだ!」
言い切ったが、まさにそのとおり!とエールを贈りたい。


そして後半のハイライト(今度は単に山場を英語にしただけやん)、「歌わないといつまでもやらせるからね!」と釘を刺して始める"Ain't No Love In The Heart Of The City"。このセットリストの中では俺がスネイク50数公演全部で聴けてる唯一の曲。まかせてちゃぶ台。レディングのオーディエンスに合わせて"City", "Town"のみのリフレインでコピることに決めてある(やっぱ何かしら目論んでたんやん)。でもみんなちゃんと"sure 'nuff is a pity","'cos you ain't around"で歌えてたみたいだから逆に浮いてしまった(汗)。そういえばこっちを煽るのもいつの間にか「ウタテ!」になってたわね(爆)。


よかったとお褒めの言葉を頂戴し(自分で自分に拍手しろだってw)、「まだ聴きたいか!」の煽りの繰り返しに応える俺達。「TOP20ヒットだ!」ってお決まりのセリフがあったかは忘れたが、渡部のキーボードが先導で最後の"Fool For Your Loving"へ。木下のソロが「ライヴ...イン・ザ...」ヴァージョンになってたのは大目に免じて許そう!。。。てか、ホントこのテイクやりたかったんだろーなぁってのがヒシヒシと伝わってきたよw

こうして熱狂のうちに1時間という本家より長丁場のステージが見事完奏されたのだった!めでたしめでたしー♪


やまない拍手が手拍子に変わる間に"We Wish You Well"が流れ始め、ショウの終了を告げる。スクリーンが降りて、ステージは次のバンドがあるんで撤収作業に。でもこの曲を終わりまで歌って帰ってこそ我等の努めw
最前の俺達ホワイトスネイク・クワイヤーはアイ・コンタクトしつつ、ちょっとしたイタズラをしかけることに。

スクリーンをちょこっと上げて隙間から最後の「ウィ・ウィシッユー・ウェ~~ル~」を大合唱してみた!

片付けしてた木下が思わずビクッとして「アホや」と言わんばかりに笑顔でこっちを振り向く。場内にちょっとした爆笑が起こり、ミッション・イズ・オール・オーバー、コンプリートゥリー!


あ~楽しかった!完璧だね、完璧!そう漏らす笑顔の自分がいた。まぁ突っ込みどころはあるのかもしれないけど、細かいことは気にしないw

たとえ、今あのメンツが集まって再結成したとしても、出すことができないだろう「あの時代のロックが持っていた空気」を感じれたことが何よりだった。

実は開場前からサーバの異常を知らせるアラート・メールがケータイに入り出して幾分焦ってたんだが、思い切って電源切って仕事忘れることにした(爆、なので写真ないです、あっても近すぎて兄ぃの股間のアップぐらいしか撮れなかったでしょう)。

「代え難い時間」を共有したかったという点では本家見る姿勢と全く一緒だったし、企画して参加させてくれた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいである。


。。。え?待てよ、とゆーことは。。。あ、今思い起こすと、正味な話ほとんど"アキ"デールの一挙手一投足しか見てなかったような気が。。。(汗)。やっぱ忠犬だわ。イヤイヤイヤ。。。

どうでしょう?名前はレディングスネイクのままでいいので、今度は「ライヴ...イン・ザ」の完全再現でも?ニール堀切による"Ready An Willing"のグルーヴィなソロとか、"Take Me With You"での楽器隊のスリリングなメドレーとか。まだまだやり足らないんじゃない?(爆)ちょっぴり期待してます(ハートマーク)

 


 


。。。って、本音は俺自身が"Fool For"の直前に「ホワイトスネィク、チャチャチャ!」コールをやりたいという理由からだけなんですがね(以上レポおしまい、お粗末様でした!爆)


 


 


 


もう何も思い残すことはないね。。。決めたっ

Readingsnake 1980 pt.1

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sは小文字で、スペース空けずに繋げます(だよね?w)。日曜はホワイトスネイクのリスペクト・バンド、レディングスネイクの最初で最後のステージを四谷まで観に出かけた。80年代、レディング・フェステイヴァルに出た際のセットリストの完全再現だった。といってもメジャー・リリースされている音源ではないので、かなりのマニアにしかその内容が判らないかと思うw


ちなみにスネイクはレディング・フェスティバルに79年と80年に出場して、いずれもBBCが名物番組「イン・コンサート」の中でその模様をオンエア、その公式記録として非売品アナログ・レコード化もされてる。日本でもオンエアされた模様だが、後追いの俺は当然レコード、もっとも緑のレーベルの本物でなく、黒レーベルの海賊盤だったけど。CD時代になってからはその音源をコピーしたものが様々な形で出回ってる。中でも80年のほうを収めた"Suck My Snake"は酒井康氏がカヴァ本人に直接プレゼントして、そのタイトルに大爆笑してお気に入りにしたという記事が「炎」誌にある。。。あとは俺の上位サイトで調べて下さい(爆)。


俺個人としては、80年よりも79年のほうに思い入れがある。いい音質求めて何度もCD盤を買い直したし、オーディエンス録音のアナログも持ってる("Come On"がオミットされてるのはマイク・トラブルのせいだというのがわかる)。内容的にも"Breakdown"、"Whitesnake"などレアな曲もプレイされ、それがスネイクらしくないのかもしれないが、サブ・タイトルを「イアン・ペイスの帰還」とつけたいくらいwドラマー交替によってその後黄金時代を築く、その足掛かりになった瞬間をパッケージングしてる点で評価してる。数万人の、たぶん彼らだけが目的というわけでもない観客の前で獰猛な牙を剥くバンドの気迫あふれるパフォーマンスが好きなんである。

ブートCD化がわずかに遅れた80年のほうは、楽曲的にはオフィシャルの「ライヴ...イン・ザ・ハート・オブ・ザ・シティ」に収録されてるものばかりなのでオフィの高品質なサウンド聴けば足りると思って、あまり繰り返し聴いた覚えはなかった。


で、取り上げるのがこっちだというんで、予習するために何度も聞き返してみたんだが。。。

凄いです、こっちも(濁流汗)。こっちは「レディ・アン・ウィリング」アルバムのヒット後でまさに脂がのった時期。スネイク目当ての観客を目の前に、頂点に立つバンドが王者としての貫録、いや決して守りに入らずあくまで攻撃的で圧倒的な姿を見せることでオーディエンスを沸かしてる光景が目に浮かんでくるよう。見せられた側の熱狂ぶりも半端なもんじゃない。相乗効果で最強のステージが繰り広げてて圧巻。

そこで1つの疑問が。こんな凄いのをいったいどうやって再現しようと?無謀やない?と。。。

メンバのお四方によるフリーのトリビュート・バンド「トンズ・オブ・ソブス」を通して、バンドを「ものまね」するのではない「精神性」を体言化するのに長けてる人達だと一目置いてるので、その彼らが満を持して組むバンド側に一転の曇もないのは判ってる。


問題なのは。。。ウチらだw このオーディエンスの熱狂ぶりは俺が本気になっても100人いないと無理だぞ?どうしよう?87年以降ファンの俺でも一応このセットリストで"Sweet Talker"以外は全部生で経験してるし、どこで何をすべきかは振付のように体に染み付いてるから先導は簡単なんだが、80年代前半は勝手違うかもだし、本物ん時でも一人盛り上がってただでさえKYなヤツなのにここでも思われたくないしなぁ、アハハ。。。


あれ?なんだ?そもそも俺がオーディエンス側をコピる義務はあったんだっけ?(汗)


などとおバカなことを考えてることに気づきw 最終的に、うん、ヴォーカルさんに合わせましょう、所詮俺は「ヴォーカリストの犬」なのさ、3回まわれと言われれば回りましょう!ということに落ち着いて、その日が来るのを楽しみにしたのでした。


そして当日。

5分前に会場着。知った顔を見つけては「ねぇ、Tシャツはどこで売ってるの?」というボケをかましつつ、無事最前列をゲット。


まずは対バンであるレインボーのトリビュート・バンド「虹の騎士ショー」も満喫させてもらった。あのヴォーカルさんはきっとロニー・ジェームズ・ディオの着ぐるみなんだ!中に絶対ちっちゃい本物が入ってるんだ!ってくらい歌唱力も素振りも素晴らしかった。最後が"Stargazer"か。。。って思ったらちゃんと"Light In Black"までやってくれた。コージーも疲れるからあまりやりたがらなかったパターンをよくぞ!

途中で舞台袖に引っ込んでたヴォーカルさんが、バンド・ソロが終って飛び出せずに出遅れたんだが、「ライヴ・イン・ミュンヘン」の再現だったのなら完璧です(爆、アレにはロニーが袖でタバコ吸ってて出遅れたのが記録されてる)。

で、一旦幕が降り(プロジェクタ・スクリーンだけど)、おおがかりなセット・チェンジへ。たっくさんのキーボード、でっけーバス・ドラが撤去されて、所狭しと6人編成の機材がセットされていく(いや、実際横からちょっと見えただけなんだけどw)

そうしてるうちにちょっと緊張してきた。やべぇ、掌に汗掻いてる。これって本物ん時と一緒じゃん(汗)。

すると楽器のチューニングが始まって、"Ain't Gonna Cry No More"でバーニーが出すギターと同じ音色が掻き鳴らされて。。。もう喜国涙状態。あれ?ちゃうか?デジカメで俺の横顔撮って、涙書き入れたいって言ってたんだけ?まぁいいやw

そして程なくして、簡単なMCの後に。。。
タラタラタラタラタラタラタラタラ~
ヴォーカル、アキ・フカザワ(以下敬称略)によるお決まりのシャウト、「アー・ユー・レディ!!!!!!!」の掛け声とともに
ジャジャーン~ジャ~ンジャ~ンと一斉の音出し!

うぉおおおおおお、ブートと一緒だ(ToT)//
感激のあまりマックスで絶叫(汗)。ツイン・リードに導かれて1曲目の"Sweet Talker"が続く。

ええ、たとえ生で聴いたことなくとも、久津見裕二の力強いドラムのビートに乗って足と頭が自然に動いちゃうわ。ウォーム・アップどころか完全にヒート・アップ。

で、2コーラス目の「The bitch is in heat, So you better run~」以降は頭の上で手拍子なんだろうな、見たことないけど!などと思いステージと一体になろうと必死。

そして、数々聞けるソロ・パートのトップ・バッターを務める渡部直美のキーボード・ソロ!サングラスと髭はないが(当たり前やんw)ベストにデニム姿で貫禄・気合充分のハモンド・ソロが繰り広げられる。そしてミッキー・ムーディ・パートを務める谷口幸城のソロに難なくスイッチング。やんちゃそうなとこ以外は似ても似つかないw、かっこよすぎるその姿と白熱のプレイに釘付け。
その後、バーニー・マースデン・パートを再現するわれらが木下秀幸のワウなサウンドがアキのヴォーカルにまとわりつくよう絡み合っての3コーラス目。うーん、Hだ!(意味不明)ヴォルテージ全開でそのまま完奏。見事!素晴らしい!俺も始まってすぐに「ラヴハンター」Tシャツ1枚に。あっちーです(笑)。

そして。。。デイヴィッド・”アキ”デールの咆哮がこちらを煽る。

「アオゥー!」(アオゥー!)「ア・オウ・ヤ!」(ア・オウ・ヤ!)
「。。。スプレンディッド!」

って、MCもそのまんまだぁ゙(T^T)//


水分取ってたら失禁してたかもしんない。
目の前の連中、どえりゃーことやらかしてくれそうな予感に打ち震えるKINOなのであった。。。

まだ1曲目だけど、長くなりそうなので以下明日の後編に続く。
。。。って年度末な上、明後日重大発表あるのに書き終えられるのか?(滝汗)

予習復習は忘れずに(汗)

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日付変わって土曜はアンセム。俺にとって1年半ぶりであり、バイク事故で負傷した本間さんがリハビリを終えて復帰の回でもあった。

会場もステージもその復活劇に涙うるる状態で感動的だったし、彼を含むその演奏力に、やはりアンセムってバンドは1本筋が通ってる凄いバンドだ!と確信できた。


もし問題があるとしたら。。。俺の「彼らに対する想い」だったんじゃないか?他のバンド達に比べて、「足りてない」っていうのを、ふと感じた。


新作「ブラック・エンパイア」が出て2回のギグをキャンセルしてる。体調不良と、アルバムを自分の中に昇華しきれてない消化不良ということもあった。


今回はかなり聴きこなして満を持した形で臨んだので、新作からの曲は非常に楽しめた。でも、自分でも驚いたことに、あれほど気に入っていた前作「イモータル」の曲をすでに歌えなくなってた時分に気づく。それだけじゃない。"Running Blood"以外の再結成以降の曲もサビが来るまで曲名が浮かんでこない。80’sの曲で盛り上がるが、その当時は森川のほうに興味があったので"Tightrope Dancer"とか言われても。。。つまりほとんど歌えなかったんである。


なんていうのかね。。。歳のせいもあるのか?例えるならば、アンセムという1バンドに与えられてる記憶メモリがついにオーバーフローしてしまっていて、後から覚える曲の代わりに古い曲が記憶から消えていく。。。そんな感じ。こういうことって、みんなはないんだろうか?


俺、5000枚のCDを持ってるとして、同じものを省くと大体4000枚か?(苦笑、でも7-8年前にここで数えてる時点で軽く3000は超えてるんであながち間違ってもなさそう)。で、さらにそこからベスト盤やブート含むライヴ盤を除いて純粋なスタジオ作品が1500枚くらいだとする。で、それぞれに10曲入ってるとして1万5千曲。曲名くらいとかなんらかの情報は頭の中に残ってはいるものの、もしすべての歌詞を覚えておけるんだったら神業だよな(汗)。まぁ西寺実もツアー最後まで譜面台が欠かせなかったのはなんとなく許せる気がするw自分たちが作った曲ならまだしも、やってるのがカヴァーなんだからねぇ。。。


さすがに"Night After Night"までうろ覚えな自分には閉口し、ライヴ中なのにすっかり意気消沈状態だったんである。盛り上がってる周りになんか申し訳なく思う気持ちでいっぱい。こんな俺がいなければもっと近くで見れた人がいたはずである(もっとも今回も電車遅れで後ろのほうではあったが)。

次回決まってるが、俺ん中では今どうするかちょっと様子見状態であるとしか言えなくなった。


一旦こう考えちゃうと、自分自身の記憶力にすごく不安を感じてしまった(滝汗)。今日のスネイクはヴォーカルさんの間違いを指摘できるくらい鮮明に完璧に染み付いてるからまだしも(爆)、なんかサンダーでさえマジ大丈夫か?と不安になって、さっそくデジタル・プレイヤーに詰め込めるだけ詰め込む作業してる。。。手元に見つからないのはタウンゼンドでダウンロード購入してまでw


そこまで気を遣わず単純に楽しめればいいんだが。。。性格かな?(苦笑)

俺の西寺実ツアー、昨日で終了(HARDなYAONは別モノと考えて)。


京都は前にコッツェンのツアーで途中下車して以来。着いてすぐ地下鉄で会場のある「市役所前」まで出た。20分くらいかな?意外に時間かかる。。。てゆーか、京都ってなんか独特な、ゆったりとした時間が街の中に流れてるような気がする。おっとりとした京都弁しかり。発売から1か月は経つのにゲットできたの整理番号11番だったし(苦笑)。

今回の会場のライヴスポットRAGはレストラン・バーだったので開場が開演より1時間半前だった。まぁいつもの目黒ブルーズ・アレイみたいな感じのテーブル席想像したんで、それでも45分前に入ればいいなと、直前までネカフェで過ごす。

大阪は3時間近かったという話から、翌日の名古屋の終バスの時間22:50がギリギリだなとちょっと不安になって急きょキャンセルと泊まるホテルの予約を入れる手続きをしたもんで、実際に会場入りがそんなもんになってしまった。

狭い店ん中超満員(汗)。どうにか、てゆーか無理矢理詰めてもらって相席。なんか全然身動きとれない。実際、終演後のサイン会用にグッズ売ってたが買いに行けなかったわ(苦笑)。

ショウは盛り上がった。さすがみんなできあがってる(爆)。それに「バイト後、ホワイトスネイクを聴きながらコタツ1つで抱き合って寝た」マーシーとニイちゃんの地元である(爆)。2部になってオールスタンディングになると段差ないステージの3人が観客に埋まって見えない(汗、関西人の身長高いって言ったでしょ?)。で、「みかん箱持ってきてー」との冗談が冗談でなくなり、3人ともなんかの台に乗って歌うことに(猛爆)。

会場の都合でかアコ・セットがなかったのと、MCが他より少なめだったので終演は早かった。わざわざ盛り上げようとしなくても客は大爆笑しっぱなしだったし、ニイちゃんから「おまえらみたいなのを『ボケ殺し』ゆうんじゃ!最高!」とのお褒めの言葉どおり、俺の観た4本の中では一番のノリだった。

遠くから見に来てちょっと物足んなかったかな?という感もあるが、そもそも今日はヒロ田川のギターが目当てだったんで、その点では満足。仙台で俺にアッと言わせた、「裏切りの街角」で腕時計を外してスライド・ソロ再現するシーンとかは見られなかったんだけど(革バンドのだったし)、2部でのヒット・パレードでの早弾きはやっぱ「神」だと思ったわ。現在制作中といわれるソロ・アルバムも期待できそうだ。


終演後、新快速で大阪へ。通常運賃で25分弱で着いちゃうんだね。時間と気持ちのゆとりがあるんだったら節約のために今度から新幹線京都止りも考えよう。


翌日。朝から頭痛(汗)。昼前にやっぱ大阪から新幹線にして(苦笑)名古屋へ。いつものネカフェで味噌カツ定食を食ってホテルのチェックイン時間までフラット席(板の間和室)で横になった。数時間ごとに頭痛薬飲んでるが一向に回復ならず、完全な風邪かも。でも重い腰を上げて会場ELLのある大須観音へ。


えっと、特に言ってはなかったけど。。。


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フツーに電子チケぴで発売日の時間きっかりにアクセスしただけなんですが(汗)。
他の会場では番号どおり入場しようという気も起らなかったが、これはやっぱ特別でしょう(笑)。具合悪い上にめちゃくちゃ冷たい風が吹きすさんでて、待ってる間に死ぬかと思いましたよ。当然最前のどの席でも選び放題だったけど、あえてニイちゃんの前にしました。3週間後にサンダーで来る時も多分同じ位置なんだろなw


そして東名阪のみのバンド編成でのショウがスタート。やっぱバンドの生音はいいわ、当たり前だけどw 4回目最後にして、最初からスタンディング状態に。ステージも広いから3人のノリもかつてないほどいい。

今回は前回みたいに邪魔な柱もなく全員の姿が。。。と思ったら、ミッタンの顔だけがニイちゃんの譜面台によって。。。orz ある意味デニム・フェチには堪らん構図ではあったが(オイオイ)。

「あゝ無情」での姐さんの艶姿に魅とれてると、2番が始まると同時に、彼女お得意のピンポイント・アタックの餌食に。。。確実に目線が合ってます(濁流汗)。こっち見つめて「ねぇわたし、素敵でしょ?ケバさがいいでしょ♪」のフレーズは強烈すぎ。蛇に睨まれた蛙だわな(なんちゅーたとえや)。続く「悪いけどよくモテてーます♪」の部分に合わせて口合わせるくらいの対応しかできませんでした。思わず今回ニイちゃんがどこでも披露してる天津木村のエロ詩吟のフレーズ「なんだか今日はイケそうな気がする~♪」が口から飛び出そうだったわw

今回どの会場でもアースシェイカーのファンのみなさんがオーディエンス側からの盛り立て役みたいなもんなんだが、ここ名古屋だけはちょっと大人しかったようで。なのでいつもどおりニイちゃんが暴走する暴走する、勢いあまって空振りするまで。シェイカーの初代と2代目のヴォーカルである二人にまつわる有名なエピソードは毎回だが、ついに姐さんの機転で二人の前にマイク・スタンド1本置かれて、
西「なんでシェイカーやめましたねん?」
実「へヴィ・メタルなんて子供だましみたいな唄やってられまへんわ、ソウルやるわ思いましたねん」
西「それでアンタ、どないしましたねん」
実「はい、舌の根も乾かないうちにラウドネスへ加入しました♪」
西「(オイオイ)」
二人とも手を前に重ねて完全に漫才になってましたわ(爆)。


まぁこういった「遊び」も許せるのは「本業」である歌のほうにも手抜かりないからで(いい加減8回もショウ重ねてて譜面台はヤメイ!ってひとりボケツッコミしてたけど、これは別のエントリで)、この日の「スロー・バラード」はツアーいちだった。オケテープの長さに制限ある回よりもバンドが彼のインプロバイズに合わせてくれるバンド編成の回のほうが圧倒的。オーティス・レディングばりにひざまづぎながら(着物でw)シャウトするニイちゃんにソウルを感じれた。


2部も盛り上がったのは必至。あおるニイちゃんに応えるべく最前で歌いまくり。
姐さんは白のフリルのスカート、といっても片側を紐で結わいてるだけだから(仙台では途中で紐がほどけてしまったらしく、最前の女の子にゆわってもらうというハプニングもw)素足はおろか、パン○も時たまで(汗)、今日に限ってあまり凝視もできなかった(汗、モニタ・スピーカに足かけないで><)。なんかSHOW-YAにいる時よりもかなり周囲の男の眼を釘付けにする演出があちこちあるんで、ニイちゃんのここでは書けないような下ネタ・オンパレードの気持ちがかなり理解できたぜ!(コレコレ)


アコギのコーナーはあることはあったが、いつもの「おかまの唄」(ちゃんとしたタイトル不明なもんでこうとしか書けん、汗)はあったものの「みんなの願いはただひとつ」はオミット。その代りリクエストで"Crazy Night"をアコ・ヴァージョンでもう一度。


誰がつけたか?バックの「うなぎっちゃうバンド」も今日がこれで解散(3回だけだけどw)と告知され、ああツアーもこれでおしまいかぁって物悲しさも感じた。でも7月には2枚目のレコーディングに入って年内には出したいと言ってたし、今後も期待できそう。とにかく楽しかったツアーでした。


終演後はサイン会。俺は買ったTシャツ(これで3枚目w)に直接サインしてもらいました。ニイちゃんにサイン書かせるときに姐さんに一緒にひっぱってもらったので、匂いつきです(オイオイw)。絶対に洗いません、てゆーか永久保存で着るつもり最初からない(猛爆)。


20090328110531.jpg


その後、結局頭痛が治らないんで、食事も取らずにとっととホテルに帰ってすぐ薬飲んで布団へ。朝4時にいったん目が覚めて、嘘のように治ったので、そのまま始発の新幹線で東京へ。大事に至ることなくアンセムに参加できましたとさ。

今日の収穫

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明日の工事が終わったらゆっくり書くつもりではいるけど、
今日の牛タン以外の収穫はこの人に出逢えたことでした。

音楽絵巻のはじまりはじまり♪

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いやぁ、おもろかった!
今日はそんだけにしておこうw
月末の仙台・来月の名古屋のタイミングで書こうかと思う。
さっそく予習用にアースシェイカーとラウドネスのベスト&DVDオーダーした(爆)



にしでらみのる setlists 10/02/2009 Shibuya Duo Music Exchange
第一部
あゝ無情 (寺)
気絶するほど悩ましい
ボヘミアン (実)
キャンディー (寺)
裏切りの街角 (西)
フレンズ (西)
月のあかり (寺)
私は泣いています (西)
スローバラード (実)
弁士:山田広野

第ニ部
MORE
LET IT GO
私は嵐
RADIO MAGIC
限界LOVERS
CRAZY NIGHTS
私は風
Encore
おかまの歌w
みんなの願いはただひとつ (上田正樹と有山じゅんじ)
たどりついたらいつも雨ふり

Key. 力石理恵 / Dr. 角田美喜 / G. 藤尾リョウ ともう一人 / B. 柱で見えなかった(汗

Catch Your Train

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ウリ・ジョン・ロートのコンレポ。

前回の来日(23年ぶり)の時はこうレビューしてかなりの好印象を受けたライヴと評価してるが、正直な話、今となってはどんな曲をやったのか覚えてない(爆)。別にスコピ絡みで好きになったわけでなく「プレリュード・トゥ・ザ・シンフォニック・レジェンド」でファンになり、フルレンスは「トランセンデンタル・スカイ・ギター」しかこなしてない当時の俺だったりするわけで、ある意味「今回見逃したらいつ観れるかわからないから」という理由だけで興味本位で観に行ったくらいの軽い気持ちだったと思う。実際初めてドン・エイリーが観れたほうが嬉しかったし(苦笑)。。。記憶にないんだが、もし座って見てたらウトウトしながらだったかもしれない(実際ブラックモアズ・ナイトの時はよく寝る、汗)。

でも、あれから7年で状況は一変し、「世捨て人」的イメージもなくなるくらい(爆)コンスタンスに作品を発表し続け、遂に完全オリジナル作品を携えての来日である。でも座って見ることになったらやっぱ眠っちゃうかもしれない(汗)。会場の中野サンプラザはそのブラックモアズ・ナイト以来11年ぶりだったし(苦笑)。

そんないろいろな感情が入り混じって迎えた初日だったわけであるw 

11/11 東京初日

昼休みにググっててここに大阪セットリストを見つけて、エレクトリック・サンと「ライヴ・アット・ドニントン・パーク」DVDで最終的な予習をして、まぁスコピ時代はうろ覚えだけどまぁよしとして(苦笑)、夕方まで仕事して時間間際に会社出てサンプラへ。

客の入りは厳しかった。1階席も後ろは埋まってなかったわな。ホール2日という日程を組んだザックの腹のうちが読めまへん。彼らがよく呼ぶMSGと同じノリだったのかもしれんけど。会場への道のりにもメタラ風なファッションの人は皆無だった(てゆー俺も一番下はプリーストTだったが、この季節ゆえ上からシャツ、ブルゾンでフツーぽかったんで言えまいw)
2列目。サンプラは0列目というオーケストラピット内の席があり、扇形に広がってるので、実質5-6列目付近の距離か?ウリの立ち位置とは反対側だったけどそれでも十分納得できる席。

今回グッズはパスしてギリチョン入りして、開演もほとんどオンタイムだったみたいなので、あっという間にショウの開始。SEとともに誰からともなくスタンディング。よかった、てか助かった(爆)。

1曲目は前回同様"Sky Overture"。約9分(以下レコードでのタイム)の大作をいきなりかます。やはり32フレットあるスカイ・ギターの高音域までを駆使したその音色はすんばらしいわ。そのために書かれた曲だからして当然。

「再びサンプラザへ戻って来れて嬉しい。新曲も紹介するよ」と軽くMCをして新作「アンダー・ア・ダーク・スカイ」の再現コーナー、その1曲目"Land Of Dawn"へ。これまた11分に及ぶ曲なんだが、ここでまずヴォーカルのマーク・ボールズ登場。彼はイングヴェイ・マルムスティーンでの3回のツアーを見ているが、01年以来7年ぶり。当時もステージ上での見栄えは垢ぬけない格好だったが(苦笑)、今回はバンダナにサングラス、ちょっと肉付きよくなり、おまけにひげ面で、誰が見てもチャゲ&飛鳥のチャゲだった(猛爆)。
彼のヴォーカルの本領は知ってるつもりなのでアルバムでは控え目だった印象があるけど、やはりステージでもそのアルバムを忠実に再現することに努めてた。ウリという人の生み出す世界観をちゃんと理解して、インギーん時みたいに闇雲にギターと張り合うようなことなく(汗)、作品の一部となることに終始している印象を受けた。圧倒されることはないが、安定した素晴らしいヴォーカルだ。

そして時間差でもう一人の女性ヴォーカリスト、リズ・ヴァンダルがゆったりと登場してその美声を披露。と言ってもマークとは対照的に低音を利かしてるとこが面白いわな。貫禄充分で身ぶり手ぶりを加え、まさに彼女はウリの世界のストーリーテラーとしての存在をアピールしてて思わず引き込まれる。いいじゃん!妙齢の女性だけど美人だと思う。サハラというバンドにいたらしいが聴いてみたくなった(一瞬ダグ・アルドリッチが参加したことなかったっけ?持ってたような。。。と思い調べたらハウス・オブ・ローズの「サハラ」というタイトルのアルバムだったw)。

続く"Magic Word"の3曲目で既に30分経過ってのも凄いw 更に5分・7分の曲を重ね、依然こちらを新世界に引きこむ。

そして怒涛のエンディング"Tanz in Die Dammerung"へ。レコード・タイムにして19分だがCDでは盛りあがった最後にプッツリ切れる。ライヴでは当然ラストまで完奏なので20分を裕に超える(汗)。最初ウリのアコギで始まり、その最中に若い女の子がステージに登場。え?「ヴァージン・キラー」ジャケの再現?(ナイナイ)なんかバックに合ってたかビミョーなスキャットをちょこっとして引っ込む。なんだったの?汗

続いてアルバムでは別の男性テナー(てゆーかバリトン?)のパートをマークが再現。彼のヴォーカルのオペラチックな面はインギーん時の彼のソロ・タイムでもっと豊かな表現力を持ってるのも知ってるが、ここでもアルバムの別人に近い唄い方をなぞってた。
組曲風の展開で緩急折込み、まさに息をつかせない。ヴォーカルとの掛け合いそして怒涛のラスト。スカイの音ってストラトに近いから、まるでロックしてた頃のリッチー・ブラックモアによく似てる。正確無比なピッキング、てか、どこまで早くなるんや?!(汗)圧巻なエンディングに拍手喝采でショウ前半を終了する。

ウリが袖に引っ込み、自然とメンバーのソロ・タイムがスタート。
キーボード。。。最初俺の位置から後頭部しか見えなかったんで、そのキレイすぎるサラサラなブロンド姿に「え?女性なん?」と思いきや、横顔見えて「ほほう、エドガー・ウインターみたいや!」。ソロ終わってこちらに正面向くとひげ生やしてたので「グレッグ・オールマンやないけ!」と次々変わっていったわ(ハルク・ホーガンって噂もw)。
続くベースは。。。天パでグラサン、なんかイケてない(最近の)グレン・ヒューズみたい(笑)。この人のソロは、筆舌尽くし難いほどつまらなかった。ただチョッパして叩きならして雑音にしか聴こえなかった(サバスの"Iron Man"をちょこっとやってたけどね)

ドラムは。。。手では叩かなかったものの、気がついたらトミー・アルドリッジのリズム・パターンをかなり真似てて笑えた(いい意味でw)。ドラマーにつきものである、一発叩いて客の掛け声を煽るアクションが、ウチらのノリが悪すぎてが大人しくて全然決まらない。なんか気の毒になってもた。そのままサイド・ギターを含んだジャム・セッションに突入。このサイド・ギターがかなりイケメンで、クラーク・ケント(=スーパーマン。クリストファー・リーブでなく「リターンズ」のほう)にそっくり、真面目そうな好青年。ウリを前面に押し立てて、目立たないリズム・ギターに徹してたけど、このジャムでは結構いい味出してた。時にコーラスをも担当するんだが、マークと一緒の時には彼より上のパートが歌えるんだから恐れ入った。

まぁ観客にはどうでもいいメンバー・ソロが終わって(苦笑)、ウリが再登場。初日の広島公演の前に記念公園と美術館(多分原爆ドーム内のことでしょう)を訪れて受けた感銘を語り、告げた曲がエレクトリック・サン時代の"Enola Gay" - 原爆を落とした爆撃機の名 -。まさか東京で聴けるとは。。。冒頭に「トランセンデンタル...」に収録の"Hiroshima"をプレイ。リズが「ヒロシーマー、ヒロシーマー、カナシーイ、カナシーミ。。。」と切々に唄い終わると、プロペラ爆撃機のエンジン音が轟き、圧倒的なパワーで曲が始まる。今後もう1枚アルバムを出す予定があるくらい、この出来事から受けたインスパイアを曲に遺すってことが、もはや彼のライフ・ワークでもあるからね。この1曲にしろ、4パートに別れてその表情を次々変え、「落とした側の正義」「落とされた側の悲しみ」を表現した組曲だからして、圧巻だった。この日のハイライトと言ってもよかった。

さて、残すはスコーピオンズ時代のオンパレード。まずは絶対外せない名曲"We'll Burn The Sky"をリズのヴォーカルで。これはマークにも通じるんだが、スコピ・ナンバーでは敢えてオリジナルのクラウス・マイネを意識せずに、それぞれの個性を十分に生かした唱法だったのが嬉しかった。クラウスのペーソスさを感じたいなら現在のスコピで見ればいいわけで(この曲は2004年以降必ずやってるし)。
以降片方がメイン・ヴォーカルの際は片方がヴァッキングに入るのが続くんだが、この曲ではマークのマイクが入ってなかったような気がする。彼のマイク・スタンドを垂直に立てるアクションだけでも十分かっこよかったですが、残念。

続いて"The Sails Of Charon"をマークが。インギーの「インスピレーション」アルバムに彼のヴォーカルで収録されツアーもあったから、歌いなれた曲である。前半とは人が変ったように圧倒的な声量でシャウトしまくる姿に「コレだよ!これが彼の本領!」と嬉しくなる。

そして、観客にいろんなタイプの手拍子を煽るカッティングでジャム風で始まり、ウォーミング・アップもできたとこで、御大自らヴォーカルを取る"Polar Nights"へ。アルバム・ヴァージョンよりかなりテンポ早めで、今日初めての、ロックならではこの疾走感が堪らなかった!(笑)

そしてこの流れの本編の締めくくりは、彼のキャリアの始まりである「ヴァージン・キラー」の頭を飾る2曲"Pictured Life", "Catch Your Train"を前者リズ・後者マークのヴォーカルで。"Catch"はスコピの「アコースティカ」で聴いて以来、俺にとってのウリ時代モスト・フェイヴァリット・ソングだったんで(サビの歌詞もイカシテル)、〆にふさわしかったわ。寒い会場で適度に汗掻いた!観客にも「やっと」火がついたようで(苦笑)、アンコールを求める拍手が会場に心地よく響き渡る。

そしてアンコール。スコピの曲が続く。"I’ve Got to Be Free"。あ、気づいたかもしれないが、俺、予習で(4枚目である)「テイクン・バイ・フォース」の存在をすっかり忘れてたんで(汗)、この曲は予習してなかったんだけど、ドライヴ感最高で楽しめた。途中インプレヴィゼーションな部分で"Crossroad"のリフが面白かった。ちゃんと予習してサビコーラスしたかった(涙)。

忘れてたことがもうひとつ。。。そう、今日はゲストありだってこと(爆)。ここでウリの紹介でマーティ・フリ-ドマンが登場。ウリを指し、
「僕の神様ですー!信じられないよ、コレ、マジで信じられない!
超ヤバくない?ウリ・ジョン・ロートだよ?!
(当然カタカナ表記不要な流暢日本語です。そっちのほうが信じられんくて皆大爆笑w)「光栄」という言葉にも出てたが、同じステージに立てるのがホント嬉しくてしょうがない素のまんまのロック少年のようで微笑ましかった。いわばウチらファンの代表みたいなもんで、いいこと言ってくれたと思ったw 

で、始めたのが"In Trance"。正直言ってこの日のマーティのギターは張り切りすぎのあまりやかましくてウリの音がよく聴こえなかった(汗)。終わった後、ウリがマーティに耳打ちして、彼が素に戻って袖に音を下げるよう指示に行ったのを見逃さなかったぞw
最後ののウチらのコーラスもバッチシ決まった。ラストはおなじみウリの神様であるジミ・ヘンドリックスの「見張り塔からずっと」。

11/11/2008 Nakano Sunplaza setlists

Sky Overture
Land Of Dawn
Magic Word
Inquisition - Letter Of The Law
Stay In The Light
Tanz In Die Dammerung
Keyboard / Bass / Drums Solo - Jam
Hirosima - Enola Gay
We'll Burn The Sky
The Sails Of Charon
Polar Nights
Pictured Life
Catch Your Train
Encore
I’ve Got to Be Free
In Trance (with まーてぃ・ふりーどまん)
All Along The Watch Tower (with まーてぃ・ふりーどまん)

セカンド・アンコールはなしだったけど、どれも知ってた曲ばかりの充実したセットリストで大満足だった。終わって会社に戻ってWinodws Updateが配布されるまで仮眠しよかと思ってたんだが、興奮しすぎて寝れなかったので、BETTERくんとこへ訪れてコーラ買って("Catch"にかけたんだよ、ウィスキーは入れられなかったけどw)、このレヴュー書き始めたり、2日目のための予習に費やした。前回とはえらい違い(猛爆)。アドレナリン出っ放しだ。


そして明けて2日目。

小雨が降る中、再度サンプラへ。今日もギリチョン、しかも0列目オーケストラピット内。実質3列目にあたり、ウリのどまん前(汗)。BETTERくんが席まで訪れてしばし歓談。彼が来た時には(サイン会の権利ある)グッズは既に売り切れだったとか。ほぼオンタイムに始まることは判ってたんで彼を席に戻させて開演を待つ。

会場見渡すと、やはり2階は解放されてなかったものの、1階はほぼ満席。昨日よりは盛り上がることを予感させた。1列目の背の高いサラリーマンがちょっと気になったが、まぁ問題ないでしょう。。。と思ってたら前の席に185センチはあると思われる大男登場(しかもがたいよすぎる体育系っぽい青年、濁流汗)。

案の定、ショウが始まると、こんな前にいるのにステージに見えない部分ができてた(涙)。
でもね、やはり自分でも気にしてるのか、客電が落ちた瞬間に「すいません、立ちます!」ってこちらに礼儀正しく声をかけてくれたし(俺が座って見るオールド・ファンとでも思ったか!爆)、楽しそうでノリ良く首振ってたので許す(このライヴでは希少な存在だw)

てか、姿見えなくてもウリの圧倒的な存在感を、その音だけでも感じることができたから。
なんせ、マーシャル・アンプ4台+スピーカ・キャビネット2X3台の目の前である(汗)。
今日は"Charon"からスタート。どうやら音のポケットに入ったらしく、彼の止まることのないピッキングの1音1音は漏れこぼさずに耳に入ってくるが、左右のPAからミックスされるそれ以外のバックの音・ヴォーカルがまるで後ろのサラウンド・スピーカから流れてくるような微弱な音になってしまってよく聞こえない。。。これってラッキーなのか?アンラッキーなのか?(苦笑)。

間近で見る御大は、ライティングのせいもあってか、思ったより肌がキレイだった(爆、皺そんななかったような気が)。てか実際彼、カヴァより若いんだよね。下に扇風機が何台か置かれてて、その煽る下からの風で彼の髪がフワっと宙に舞ってるんだってのが分かった、仙人の神通力でなくw

これも昨日気付かなかったが、マークとリズではリズのほうががたいいいし、背が高いのね?(あ、いっちゃまずかった?汗)リズいいわぁ。唄ってる最中に偶に目が合うと俺の方がちょっと照れた(オイオイ)。

2曲目以降新作の再現は前日と同じ。何度聴いてもいい。
この日はラスト前にちょっとしたMCが入ったんだが、"Tanz In Die Dammerung"というのは、作家だった彼の父親の著作のタイトルから取ったものなんだよね。で更には、昨日も登場してた最初に出てきてスキャットする女の子、実はウリのお嬢さんなんだ。つまりこの曲、このアルバムには、ロート家が三代にわたって携わるほどの彼のいろーんな想いが込められているんだってことが読み取れて、ますますこのアルバムが好きになった。

このパートが終わって、次にメンバー・ソロ・タイムへ続く。まずキーボード。昨日より長かった。そしてベース。。。と思ったらメンバー全員登場。ジャムるわけでもなくただ突っ立てる。どうやらウリの登場待ち。彼が現れてチューニングし出して、エレクトリック・サン時代から"Fire Wind"を披露。お昼にDVDで予習しといてヨカッタw

"We'll Burn"を挟んで続いたのが、これまた昨日やらなかった"Fly To The Rainbow"!最後はウリが"Little Wing"を意識して書いてるよな、コレ。どこまでも美しく哀しく響くギターの音色がやがてジミヘンのような激しいプレイへと様相を呈してく。

やりすぎたのかちょっとチューニングを挟んで"Pictured Life"へ。そのままドラムのビートに合わせて続いたのが"Dark Lady"。途中パープルの"Strange Kind Of Woman"のようなギターとウチらコーラスの掛け合いを挟み、「荒城の月」のメロディが続く。ウチらに1コーラス歌わせてなおも続く。その音色、やっぱリッチー・ブラックモアみたい。ロックから身を引いた彼に寂しさを感じてる俺だったけど、今、こうしてウリがウチらの前でロックしてくれてることに感謝したかった瞬間だった。また"Dark Lady"に戻り、メンバー紹介をして本編終了。この会場で収録されたライヴが「トーキョー・テープス」としてリリースされて30周年を記念するにふさわしいスコピ・コーナーだったと思う。

アンコールは"Catch Your Train"でスタート。そしてレア曲"Life’s Like A River"へ。クラウスとはかなり違うものとなったが、マークの歌が素晴らしかった。

そしてスペシャル・ゲストのマーティが登場。ところがだ、今日は珍しいことに英語で喋ってる!(オイオイ)。そこにウリの突っ込みが入ると、マーティが「ウリが『キミは日本語で話すべき』だって!」観客大爆笑、ってあんた達は漫才師かい!
「これからもこの人を応援していきましょう!」の掛け声で会場に割れんばかりの拍手が沸き、昨日と同じく"In Trance”へ。今日はウリのギターが堪能できましたw マーティが参加するならもっとロックっぽい曲の方がいいなぁと思ってたら"I’ve Got to Be Free"。二人交互のギター・ソロがかなり長く続きワクワクしっぱなし、対決の最後は二人ともフルパワー。あ、マークのヴォーカルもね!

アンコール3曲目。構成的に昨日はここで終わったのでおしまいかな?と思ったが、ウリが袖のスタッフに向かって

「あとどのくらいやれる?。。。日本はドイツと似てて時間に厳しいからね。。。20分か、じゃあ続けようか!」

時間ギリギリまでやってくれるなんて嬉しいじゃないか(涙)。まず軽快なジャム(コレがヴォーカルなしの"Virgin Killer"だったって復習するまで知らなかった、汗)、そしてこれまたレアな"Sun In My Hand"。ミドル・テンポの重厚な曲でとりあえずのアンコールを〆る。

セカンド・アンコールは。。。もうこれしかないでしょう(笑)。自分のアイドルだとの紹介で、ジミヘンのカヴァー。"If 6 Was 9"から"Little Wing"へ。まさに感動のラストだった。

12/11/2008 Nakano Sunplaza setlists

The Sails Of Charon
Land Of Dawn
Magic Word
Inquisition - Letter Of The Law
Stay In The Light
Tanz In Die Dammerung
Keyboard Solo
Fire Wind
We'll Burn The Sky
Fly To The Rainbow
Pictured Life
Dark Lady - Kojo No Tsuki
Encore
Catch Your Train
Life’s Like A River
In Trance (with まーてぃ・ふりーどまん)
I’ve Got to Be Free (with まーてぃ・ふりーどまん)
Virgin Killer
Sun In My Hand
Encore2
If 6 Was 9 - Little Wing

曲数が多くなったのはメンバー・ソロがなかった分増えただけで、時間的には昨日とほぼ同じ2時間15分だった。

最後に、もう一度メンバー全員の紹介。リズがなかなか出てこなかったのは用足しか?(爆)ウリもちょっと困ってたw そして彼の娘アショカも紹介され、明日が彼女の10歳の誕生日だと(え?背も高いし、17くらいに思ってましたが、汗)。


その時に、誰かがハッピー・バースディを歌おうとしたんだよね。でも拍手でかき消されてしまった。それに気づいたのか、ドラマーがウリの耳元でなんか囁いた、なんか必死に。ウリはなんか照れてる様子で、もう一度「アショカが明日誕生日なんだ」と告げた。ここでまたウチらは拍手喝采。

もし、この時に。。。ウチらから自然にハッピー・バースディを歌って彼女を祝ってあげれてたら、彼女にとっても、ウリにとっても、そしてバンドにとっても、いい日本の思い出が残ったんじゃないかなぁって思った。それだけが心残りだったかな、ウン。


彼のギターに誘われて心が天高く飛んだ。短くも楽しいミュージカル・ジャーニーだった。
まぁ興業的に成功だったかどうかを考えると、次があるか?いつになるか?はわからないけど、彼の創作意欲と、ロックし続ける魂に、今後も期待しようじゃないか。


ロックン・ローラーのように
ウィスキー・コーラで違った生活
元気出せ、自分のスタイルを持ち続けよう
キミの列車に飛び乗るんだ

神のみぞ知る

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なんてこったい、またライヴとWindows Updateの日が重なっちまった(土曜に気づいて汗)。

今日、手元にイングヴェイとサンダーの新譜が届きましたが。。。


それどころではない!!


ウリの初日、素晴らしかった!
ここで見つけた昨日の大阪セットリストとも違う、若干短めだったけど(それでも2時間15分前後。10分・20分超えの曲多いんで。。。)、納得いく、まさに王道ともいえるセットリスト。だって後追いの俺でも判らない曲がなかったぜ!(爆)。


難をあげればベース・ソロが全くイケてない。それ以外は100点満点で1111点!俺の中で、リッチー・ブラックモアを超えるギタリストが誕生した記念すべきぞろ目の日となったわ。
ボーカル二人も完璧。チャゲ&飛鳥のチャゲの着ぐるみをまとったマークはスコピ・ナンバーで本領発揮。てか"Sail Of Charon"はインギーとの「インスピレーション」ツアーでの持ち歌だったしw 俺、リズなら全然OK(何が?)。熟女マニアになりそうです(爆)。
リズがメインで歌ってる時にマークのマイクがオンになってなかったことが頻繁にあったのはちと残念だったな。

トミー・アルドリッジやグレン・ヒューズ、グレッグ・オールマン、クラーク・ケントまでいたりと、いやぁ楽しいステージでした(意味不明。レヴューは後日)

ちゅーことは明日はレア曲連発なんだろな。勉強しとこ。今日と被りそうな曲も歌えるまでにレヴェルアップする!明日は仙人様のドまん前だし(滝汗)。

11/11/2008 Nakano Sunplaza setlists
Sky Overture
Land Of Dawn
Magic Word
Inquisition - Letter Of The Law
Stay In The Light
Tanz In Die Dammerung
Keyboard / Bass / Drums Solo - Jam
Hirosima - Enola Gay
We'll Burn The Sky
The Sails Of Charon
Polar Nights
Pictured Life
Catch Your Train
Encore
I’ve Got to Be Free
In Trance (with まーてぃ・ふりーどまん)
All Along The Watch Tower (with まーてぃ・ふりーどまん)

マーティの登場は、いい意味で最後の最後に隠された「起爆剤」だったと思う。彼の卓越した日本語(猛爆)でのあの一言がなかったら、"In Trance"でウチらのコーラスが決まらなかったはず。

Standardize

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ダブル・ヘッドライナー、デフ・レパードの巻。

俺にとっては、レップスもまた大好きな「英国を代表する」バンドとして、96年来関東公演制覇してるバンドで、今回は期せずして「全追っかけ」になったわけだ(笑)。

予習も最小限で済むくらい好きなバンドなんだが、反面、個々のレヴューを書くのに凄く困ってしまうバンドなんである(汗)。なぜなら、どの公演でもほとんど同じクオリティを発揮するモンスター・バンドだから。あっちに「ライヴの尺が観客によって決まるスネイク」と書いたが、対照的に多分この人たちの場合、別日だろうと同じ曲の尺ってどれもまったく同じなんじゃないかな?(笑)。今回の4公演を曲ごとにぶつ切りにしてシャッフルして聴かされても、どれがいつの公演だったか?てのは絶対当てられないと思う、俺には絶対無理(地名叫んでない限り、苦笑)。だからいつも「総括」なんである(もしくはノーコメント、爆)。

じゃあそれがライヴの醍醐味として退屈か?って言ったら、オイオイ、だったらいつも複数公演観に行くわけねーじゃんw 名曲のオンパレードなんで興奮はする。おまけに彼らの場合、各公演で演奏曲と曲順を替えたりして、飽きさせない演出をしてくれるので、逆に見逃せないというのがある。そこらへんは彼らのショウに対するアプローチがライヴァルのボン・ジョヴィに最近似てきたような気がする。ヴィデオ・スクリーンを多用して、曲それぞれの内容に即した映像を展開しながらという手法は間違いなく手本にしてるわな。エンターテイメントなショウとしてのクオリティを持続させられているバンドって数少ないから偉大だ。

ゆえに、彼らには、たとえ相手が目上のスネイクだろうが、ショウを納得のいくものにするために譲れない絶対演奏時間ってのがあるんだと思う(それにバンドとしてはどちらも30周年で大差ないw)。2日目以降スネイクの登場を早めさせて、曲を変える工夫して、やるはずだった"Bad Actress"をなんとか突っ込んだってのも理解できなくはない。

でも、今回そこまでしてただでさえ短い時間に「ヒステリア」からのシングル・ヒット6曲全部演るのに割くのはいかがなものかな?と思わざるを得なかった。ここ2回のツアー(99と02年)ではそーゆーことしなかったはず。"Hysteria"と"Love Bites"を隠し玉にして1公演でしかプレイしない日とかもあったと記憶してる。

まぁ、レップス自体の近況が、USで他の80年代バンド(ブライアン・アダムスやスティックスら)とのカップリング・ツアーを中心に活動しているわけで、レパートリーもグレイティスト・ヒッツ、てゆーかあのモンスター・アルバムからの選曲中心にならざるをえなかったというのは判らなくはないが(今回のヴィデオ・スクリーンを使ったオープニング演出だって、1-2年前にYouTubeで観かけたものと一緒だった)。で、今回は相手がホワイトスネイクだったってだけで、その延長上と考えられてしまってる。。。

俺的にはこのバンドに限らず、どのバンドにも最新アルバムからの曲をメインにやってほしいという希望がある。それがあるから毎回何度も足運ぶ原動力になってるんだが、彼ら自身「スパークル」に付いてたDVDでも「新曲はほどほどで、後はみんなが聴きたい曲を聴かす義務がある」と公言しちゃってるし、それでも今回2曲しかやんない会場もあって、それは「ほどほど」以下じゃない?って突っ込みたくなってもたw。

その点を百歩譲るにしても、レップスには「ヒステリア」以外にもいい曲がいっぱいあるんだから、もうちょっとバラエティに富ませてもよかったんじゃないか?って思う。今回隠し玉というべき"Mirror Mirror"は事前にやった公演があることを知ってて予習していったが、逆に"Love & Hate"はやってくれなかったし、今回も全公演変えてくれたとは言え、消化不良な気がしてならない。


23/10/2008 Budokan Tokyo
Rocket
C'mon C'mon
Animal
Nine Lives
Make A Love Like A Man
Love Bites
Bass solo - Rock On
Two Steps Behind
Bringing On A Heartbreak
Switch
Hysteria
Armmagedon It
Photograph
Pour Some Sugar On Me
Rock Of Ages
Let's Get Rocked

24/10/2008 Budokan Tokyo
Rocket
Animal
C'mon C'mon
Foolin'
Make A Love Like A Man
Go
Love Bites
Mirror Mirror
Bringing On A Heartbreak
Switch
Hysteria
Armmagedon It
Photograph
Pour Some Sugar On Me
Rock Of Ages
Bad Actress
Let's Get Rocked

27/10/2008 Castle Hall, Osaka
Rocket
Animal
C'mon C'mon
Foolin'
Make A Love Like A Man
Nine Lives
Love Bites
Mirror Mirror
Bringing On A Heartbreak
Switch
Hysteria
Armmagedon It
Photograph
Pour Some Sugar On Me
Rock Of Ages
Let's Get Rocked

28/10/2008 Gaishi Hall, Nagoya
Rocket
Animal
C'mon C'mon
Make A Love Like A Man
Mirror Mirror
Go
Love Bites
Two Steps Behind
Bringing On A Heartbreak
Switch
Hysteria
Armmagedon It
Photograph
Pour Some Sugar On Me
Rock Of Ages
Bad Actress
Let's Get Rocked


ジョーは、かなりふくよかになりはったけど、逆に今のメタボな俺には親近感を湧かせてくれたw 大好きな"Make A Love"での彼の最後のシャウト、さすがに99年頃に比べると短くなったものの、健在なのは嬉しかった。
フィルは相変わらず気がつけば上半身裸で(爆)、気合入ったかっこいいプレイで魅せてくれた。
サヴのコーラスと、曲に合わせてこぶしをあげるアクションもレップスになくてはならない。
今や"Love Bites"はヴィヴのためにあるようなものだと思ってる、素晴らしいソロを聴かせてくれた。
この四人が花道の先端でこまめにポジションを変えながら繰り広げる"Two Steps Behind"は、まさにプチ・ラウンド・ステージ状態だったw
そして忘れてならないリックの壮絶ドラム・プレイ。最後に挨拶するために花道へ出てくるのが今回いっつも間に合わなかったんだが、その彼の体力消耗ぶりか奮闘を物語ってる。

そして。。。今回感じたのは、今は亡きスティーヴ・クラークも大事なメンバーであることをバンドが想っていてくれてること(オフィシャルには写真1枚もないけど、苦笑)。
"C'mon"のコラージュの中で、彼は天使の格好をしてギター抱えてた。"Photograph"では俺が一番大好きな、腰をかがめて前方の空を指さしてる写真が中央ちょっと左寄りでずーっとループしてた。彼に逢うことはできなかったけど、彼の書いた曲は永遠に語り継がれていかないとと、ちょっとホロリと来た。

あ、あと今までそれほど感じてなかったんだが、レップスってやはり女性ファンのほうが多いんだなぁと、"Heartbreak"のコーラス歌わされた時に知らされたw ボン・ジョヴィ・ファンほどはち切れてないお行儀のいい方ばかりなんで(笑)、盛り上がりに欠ける面は若干しょうがないのかな?まぁ俺も彼らの曲はキー高めで、特に"Heartbreak"なんて2オクターヴは下げないと唄えないくらいキツイんだが、これからもがんばるよw

何言ってるんだろ?俺。レポになってるか?(汗)。まぁそんな感じで今後の彼らにももちろん手ぬかりなく向かい合いたいと思う。

Keep The Faith

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鋼鉄神、関東上陸。9/28横浜。

9月に入って、ドーミーインが日曜・月曜2泊で1泊分キャンペーンってのをやってて、この2日間も秋葉に宿を取った。

ホントはひとっ風呂浴びてから。。。といきたかったが、15時チェックインなので叶わず。
16時の開場と同時にグッズ買いに並びたかったので、それでも15時に一旦秋葉に着くようウチを出て、ロッカーに荷物を預けて、そのまま京浜東北で桜木町へ。

久しぶりに、ていうかJRの桜木町駅を使うのは初めてだったかも。かつての東横線終着駅の桜木町を使ってた頃以来でランドマークタワー突っきった先のパシフィコまで歩いた。かなーり距離あるのね、メタボにはきついわ(汗)。


会場入りして、まぁさした混乱もなくTシャツ3種ゲット。"Four Horsemen"は絶対だと思ってて、もう1つは"Piramid Eye"にしたかったんだがLサイズしかないらしく、結局新作ジャケと"Vengeance"に落ち着く。

一服してからホール入りするとA16って前から8-9列目とはいえ、右から2ブロック目の端席。PAどまん前で、これじゃKKよりも左側じゃん(汗)。おまけにステージを見渡すと1キャビネット分飛びぬけてPAが聳え立ってる。なんかイヤな予感。。。

あっちんもやって来て、歓談しながらショウまでのわずかな時間が過ぎていく。AC/DC、メタリカと続き、開演を知らせるブザーとともに同郷バーミンガムの英雄、ブラック・サバスの"War Pigs"が。かなりわくわくさせる展開である。

客電が落ちると同時に歓声があがり幕開け、ステージがその全貌を現わす。新作「ノストラダムス」の冒頭SEの中、場内には青のレーザ照明がゆっくりと徘徊する。次第に盛り上がっていく曲調に手拍子が重なり、スコットが登場、彼のカウントで1曲目の"Prophecy"が。ドラムライザの真下の隙間からグレンとKKが飛び出し、前後にヘドバンしながら重厚なリフを奏でる。


そしてやがてロブロブの歌声が。。。え?どこ? 声はすれども姿が見えない(滝汗)。


どうやら前回同様、左右にせり立ったお立ち台があるらしいんだが、さっき触れた1段高く積み上がったキャビネットの真裏にその部分がすっぽり隠れてて見えない(怒)。後で訊いたら隣のあっちんは背中が見えてたというが、マジっすか(;_;)

ロブの姿を確認できたのは次の"Metal God"ももはや中盤の頃。スキンヘッドをきらびやかなバンダナで覆った姿って初めて見たので萌え。なおさら1曲目から拝めなかったのが悔しい。
もうこうなったら暴れてやる!(オイオイ)でも「ペインキラー」からの"Between The Hammer And Anvil"が流れると否が応でも血が騒ぎ、ヘドバン状態。ロブも巨大な旗を振りまわしながらステージの左右を行き交う(。。。って、メイデンの"The Trooper"みたいw)。続く"Devil Child"、"Breaking The Law"でのわれらがコーラスも堂に入ったもの。力強さを秘めたアンセム"The Hell Patrol"で前半を終えた時には既に酸欠状態に近かった。3階席までいっぱいの観客の声援にバンドも満足の様子。

中盤は新作からの重厚な"Death"。一旦消えてたロブが椅子に座りながら召使に押されてステージ中央に登場(退場の際、ちゃんと召使が演技してた、爆)。"Dissident Aggressor"を挟んで、前作から"Angel"。なんで前回演らなかったのか不思議なくらいの名曲だ。是非歌詞を紐解いてほしい。しんみり聴き惚れた後に続く"The Hellion / Electric Eye"の様式美の素晴らしさは言わずもがなである。

終盤に繰り出す"Rock Hard Ride Free"。実はこれまであまり重要視してなかった曲なんだが、ツイン・リードが奏でるギターの美旋律に鳥肌が立ったわ。「朝から晩まで、一生ハードに自由にロックしよう」このアンセムも合唱しまくりだった。続く"Sinner"。スコットのドラムが途中走ったように感じたけど、まぁよしとするw 〆はもちろんハードな"Painkiller"でステージ・観客が最後の力を振り絞った。

アンコール。今回はどの回もあまり間を開けず、ご存じハーレーで登場し、"Hell Bend For The Leather"。そしてフリートウッド・マックのカヴァー"Green Manalishi"。これだけ予習が「プリースト・ライヴ!」の映像を見ながらだったんだが、カヴァーというよりはもう彼らの曲と言っちゃっていいくらい昇華してるよな。長い掛け合いの後に始まるポップな"Another Thing Comin'"が楽しくライヴを〆めてくれた。バンドも終始ご機嫌で、なんとロブは最後の最後に舞台から降りて最前の客らとハイタッチを始める始末。なかなか上がれなかったのはご愛敬w
初日としては十分な出来だった。


2日目、9/29武道館。

朝から雨。俺も喉含む体調を考えて、この日はゆっくりすることにして会社に休みの連絡を入れる。「夏休み1日目だからね!」(猛爆、遅いちゅーの)10時までサウナと温泉に浸かってた。最上階で露天風呂もあるのが売りなんだが、素っ裸で外気に当たると鳥肌立つくらい寒かったのでほとんどサウナだったな。その後ベッドメイクもあるし、ブランチついでに秋葉を少し(いやかなりw)散策。たしか15時からまた大浴場オープンだったはずなんで戻ったら、平日は17時かららしく、仕方ないのでネカフェへ行って、横浜分のレポを書く。書き終えてさて投稿ボタンを押そうとしたらIEが異常終了(汗)。どっかに文章コピペできないかあがいてみたが叶わず。泣く泣く終了させて、時間もよい頃合いだったので武道館へ向かった。

グッズを買う必要がなかったので直前入りしたが、たしか2階席は埋まってなかったような気がする。1か月後のWSDLなんてどうなるんだろ?(汗)
A3ブロックでまた端っこだったが、武道館仕様だとPAが宙に浮いてるので(??)、両サイドの突き出しは臨める。バックドロップもバッチシ!今日は萌えるぞ!(字ちゃうて)

ショウがスタートし、ロブロブが肩手に杖、銀のローブをまとってこっちを向きながら歌い始める。そうかこうだったのか!w これで思い残すことはない、後は暴れまくり!途中から首にタオルを掛けてながら。結構拭わないと前の座席のカバンがヤバイことになりそうだったので(苦笑)。武道館マジックも働き、昨日と相変わらずテンションあげあげなバンドとともに楽しんだ1時間半だった。帰りトイレで着替えたんだが、久々に汗が絞れたw


1日置いて最終日10/1、東京国際フォーラムA。

2階席なし、どころか1階も後ろが埋まってたのか定かでない。始まるまでの穏やかさもメタルのライヴに似つかわしくなかったようなw この日は6列50番、ちょうどグレンとイアンの目の前。年配が多い中、隣はデート感覚の20代の若いカップルで、いかにもライヴなれしてない模様(微笑)。ここはおぢさんが手本見せないとあかんな!(猛爆)

ライヴが始まってもなんかイマイチ盛り上がりに欠けるような状態で、バンドが懸命に煽る。だからと言って手は抜かない。却って余計に白熱した中に気迫すら感じる。

判る人には判ってもらえるだろうけど、グレンって観客と人差し指で喋れるんだよね(爆)。2-3列前に子連れの客がいて、ちっちゃい子に向かって一生懸命コンタクトしてた。あのコミュニュケーションの仕方ってしびれるくらい粋に感じた。

"Electric Eye"過ぎたあたり、やっと後半になって、お決まりのかけ合いが多くなったせいもあり、気持ちが一つになってきた感じ。後は大団円へと向かうだけ。

3日間ホント楽しかった。前回同様、プロフェッショナルな連中のエンターテイメントに舌づつみを打ったのは間違いなかった。3回ともクオリティが落ちなかったのは驚愕に値する。


ただ。。。1つ思うことがあった。今回さ、俺、かなり予習に力を入れた。9/7にSDにムーブしてから28日までほぼずーっとローテションしてたわけで、そういった意味では前回以上だった。それは今回の選曲が前回のグレイティスト・ヒッツと比べて更にヴァラエティに富んでたものだったからに違いない。で、今回はすべてスタジオ・テイクで予習したんだが、ロブののびのびしたかつての唱法に聴き入ってたんである。だがライヴでは終始気合の入ったスクリーミング商法の連続だった。

ヘヴィ・メタルの頂点に立つ者としての意地を見せたともいうべき「ペインキラー」アルバム。その後90年代のロブはファイト、2000年に入ってハルフォードを通じてその路線を一貫してきたのはご存じのとおりで、俺も2回のツアーに参加して彼がが放つ強烈なスクリーミングに魅了されてきたのは事実である。ただ、こうして過去の曲を振り返ってみると、スクリーミングだけが彼の本領ではないことが一目瞭然わかってしまったのだ。

やはり今回いいなぁと思ったのは新作からの2曲と"Angel"がダントツに思えたのも、その彼の本来の持ち味が生きていて感情の込め具合が手に取るように伝わってきたからだと思う。反面"Breaking The Law"なんかはかなり自然な発声だと思うんでやってやれないことはないに違いない、でも"Dissident Aggressor"なんて短いなりにも"Bawl", "Crawl"の部分でのびやかな高音のはずが、いわゆる金切り声になっちゃってて。。。まぁ考えてみると、昔のファンが今のカヴァを嘆くのと似たようなもんなのかもとも思うw 


3日共通 setlists

Dawn of Creation - Prophecy
Metal God
Eat Me Alive
Between the Hammer & Anvil
Devil’s Child
Breaking The Law
Hell Patrol
Death
Dissident Aggressor
Angel
The Hellion - Electric Eye
Rock Hard Ride Free
Sinner
Painkiller

Encore
Hell Bent for Leather
Green Manalishi
You've Got Another Thing Comin'


だからってバンドの価値・価値が下がるようなことは決してない。50をとうに超えたベテラン・バンドの意地すら垣間見れるし、彼らへの畏敬の念は変わらない。

だからこそ、予定されていて今回は無理だった、傑作「ノストラダムス」全曲再現を、是非来年この目にしたいと、切に願うのである。


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燃えろ、いい女

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土曜日は姐さんのライヴを観に渋谷DUO MUSIC EXCHANGEへ。

1万越えの特等席(柱前の2列)は抽選で外れたので自由席に。
開場の5時に着いて無事整理番号順で入れた。でもやっぱどこから見ても柱邪魔すぎ。結局右端のカメラスタンド横がベストだと思い陣取る。

「誕生前夜 More 限界」というタイトルが付けられた今回は、2つのユニットが生まれることを意味してるのかと思いきや。。。なんてこたない、姐さんの誕生日の前日って意味だった(爆)。すっかり忘れてたが、つまり毎年目黒でやってるイベントの拡大版なだけなのねw


まずはチームうさぎ。寺田・みったんのおなじみコンビにサトが加わってのユニット。もちろんSHOW-YAからの選曲で攻める。いつもやってる曲がほとんどだからアコへのアレンジはそう目新しいものではない。サトが誕生プレゼントとして自作の「もうフレンドはいらない」(爆)をプレイ。SHOW-YAでやったことがあったかは定かでないが、少なくとも俺は95年の100曲ライヴの時以来だと思う。まぁいつもどおり第1部はさらっと終わる、てゆーかMCが多すぎるせいもあるんだが(苦笑)。そーいや今回みったんは一言もしゃべらなかった。

MCといえば、子供連れのお客を意識して、「パンダ・ウサギ・コアラ」っての?なんかお遊戯タイムがあったんだが、ひとりの質の悪いガキお子様がライヴ中うるさくてかなわなかった。たまらず振りむいて親の顔見てる客もいたなぁ。アンコールのメッセージ・ソングなんて台無しになりかけたw 


そしていよいよ西寺実。3人のほかにキーボードで力石りえが参加。
いきなりチャーのヒット曲で始まり、二人の持ち歌でウォーミングアップ。やっぱニイちゃんはうまい。ナイト・ホークスのライヴでゲストに出たのを最前1メートル以内で観たのが15年も前になるが(当時はラウドネスから脱退、デッド・チャップリン在籍中)、この人ほんまブルージーやわ。ある意味バンド間違ってるかも(オイオイ爆)。マーシーはね、正直言うと声質が俺の好みじゃないんで。でも"More"は歌詞にはしびれたわ。顔は姐さんと同系(ステーヴン・タイラー、ミック・ジャガーも。。。って口がデカイってことかいw)ってニイちゃんに突っ込まれてましたけど。

で、このユニットは、自分たちが若い頃影響を受けた日本のロック・シーンの名曲を再現、自分たちの先輩達に敬意を表そうというのが主旨らしい。どうにかネットで全曲名調べ上げたが、普段洋楽しか聴かない俺は最初と最後のしか知らんかったよ(汗)。


やっぱこの3人が集まると可笑しい。このユニットでの姐さんのコスはデザイン着物(バラ柄浴衣風で右肩がなくもろ肌が出てて、ちょうど女賭博師みたいなイメージ)だったんだが、すかさず「下着はつけてるんでしょうかねぇ」というツッコミがw 以前紹介したVごとく、かなり際どい話も飛び出す始末で、いやぁ楽しかった。最強。

26/07/2008 Keiko Terada Acoustic / Shibuya Duo Music Exchange setlist

[チームうさぎ]
私は嵐 (Show-ya)
We Will Rock You (Queen) - Come On (Show-ya)
もうフレンドはいらない (Show-ya)
限界LOVERS (Show-ya)
Whole Lotta Rosie (AC/DC)
Bad Boys (Show-ya)

[西寺実]
気絶するほど悩ましい (Char)
Never Change You Mind (Loudness) / 実
More (Earthshaker) / 西
魂こがして (ARB) / 西
月のあかり (桑名正博) / 寺
バラッドをお前に (The Mods) / 西
スローバラード (RC.サクセション) / 実
みんなの願いはただひとつ (上田正樹と有山じゅんじ)
THE PROOF OF THE MAN - 人間の証明 (ジョー山中)

Encore
Rock 'n Roll (Led Zeppellin) / all cast
Many Rivers To Cross (Jimmy Cliff) / 寺田&力石

なんか来年アルバム出すことが既に決まってるらしい。もし、まじデビューしてツアーに出ても全おっかけしようとは思わないけど(苦笑)、暖かく見守りたい。

ちなみにツアーの条件は「相部屋で3人川の字で寝ること」だそうです(爆)。

3回の衣装チェンジがあったが、姐さん、やっぱいい女! 45だとしてもw

Got Mojo Working More...

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先週土曜はビルボード・ライヴ東京へジェイムズ・コットンを観に。

ハーモニカ。ドイツ・ホーナー社の商品名である「ブルーズ・ハープ」という呼び名のほうで親しまれている、ブルーズ・フィーリングを醸しだすに必須な楽器。

俺にとっての3大ブルーズ・ハーピストといえば、ルーク・モーリーでしょ?イアン・ギラン、あとは(ゴットハードの)スティーヴ・リー。。。

。。。てのは冗談でw 唯一上げられるのがバディ・ガイの盟友、ジュニア・ウェルズくらいなんだわ。一応リトル・ウォーターのCDなんかは持ってはいるが、その彼の後釜としてマディ・ウォーターズ一家に加わったこの人はノーマークだった。有名なライヴ盤「ライヴ&オン・ザ・ムーブ」はスリムなジーンズにハープが刺さったジャケットで強烈な印象はあったし(デニム・フェチでかよ!)、「100%コットン」なんてアルバムも有名だわな。

まぁ予習はしなくとも、ブルーズ・ハープに触れられるよい機会だと思って会場へ。当日はPCの危機を救うために朝タクシー飛ばして自宅へ帰ったんだが、ひと寝入りしたらなんか風邪っぽくなって、熱も若干感じてたんで、直前までどうしようか?考えてたが、ブルーズ・アーティストは特に「次回があるか?」の保証はない。思い切って大江戸線に飛び乗る。

会場は前回のチャーに比べて閑散としたものだった。特に3階席、俺の隣10席は空席だったし(苦笑)。でも(マディの所属したブルーズの名門)「チェス」レーベルのTシャツ着た人がいたりと、コアさは感じた。

バンドが2曲演奏したところで(黒人のほうはギターがB.B.の影響をモロ受けで一生懸命スクィーズしてたのがおもろかった)、「スーパーハープ」の別名を持つ御大が登場。丸っこい。まるで風船のようだ(爆)。椅子に腰掛け、横のテーブルの上に綺麗に並べられたハープから1つ取って吹き始める。元気と威勢はないが、心地いい響きが会場に。ただバックに比べると音圧が低いのは楽器の特性ゆえか?

現在の彼はヴォーカルを取らない。今回のパーソネルにもharmonicaとあるだけで、Vo.は二人のギタリストが取ってた。その彼が会場に声をかける。。。。しわがれすぎて全然聞き取れません(汗)。これじゃ唄えないわな。

この人は80年代にはかなりファンキーなステージも展開してきた人のようだが、セットリストは王道のブルーズといったところで攻めてた。

演奏途中ベースに何度も何かささやく。そのベースは袖に歩み寄ってスタッフになんか指示してるんだが、特に何も起こらない。段々イライラしてるのが目に見えてきて、ちょっとした緊張感が走る。御大はしびれを切らして、白人の方のギタリストに向かって「お前のマイク貸せや」ってゼスチャで取ってこさせ、使ってたのと交換。したら、今までと全然音が変って活き活きな一音一音が耳に入ってきた!こんなにも変わるものなんだね。本人もちょっとご機嫌になったのがやはり目に見えて判る(爆)。交換したマイクを自分のスタンドに戻そうとしてスタンドコケさせてやっとスタッフが応対。なんか手際の悪さを感じた。

まぁ正直言って知ってる曲は1曲だけだったんだが、その"Got Mojo Workin'"では当たり前のように行われる観客との掛け合いが実に楽しかった。あと(ポール・バターフィールドで有名な)"Born In Chicago"なんかも昔のレパートリーだったんだから聴きたかった気がする。マディの曲ももっと。

ステージ後、始まった際にはキレイに並べられてたハープ達が(途中キーが違うのをとっかえひっかえしながらの熱演だったので)散乱してるのを見て、散らかしたおもちゃ箱みたいでなんか微笑ましかった。なんかわがままやんちゃ坊主がそのままジジィになったみたいな人なんだなぁってw

アルバム2枚分しか予習して行かなかったので、まぁ100%楽しんだというわけにはいかなかったが、1ドリンク付き6500円なら十分に満足できたライヴだった。体調考えてジンジャ・エールでしたが(爆)。

こういう「時代の生き証人」をさりげなく呼んでくれるのはありがたいとも思った。そこで、普段書かないアンケートの「呼んでほしいアーティスト」欄に、あるミュージシャンの名前を書いて投函しといた。B.B.でもなく、もちろんカヴァでもない(爆)。極少ファンの声が少しでも届けば。。。今後をちょっと期待していたいw

Don't break my heart again...rev.

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火曜日のエントリー。
えーっと、かっこいいなぁと思ったのはジツはこっちのほうでして。。。汗

mmoody.jpg


絶対観てぇ。スライド聴きてぇ!
思い立ったら早速行動w

ビルボード・ライヴ東京のサイトで座席を確認しながら購入できるんだが、水曜当日のセカンド・ステージの空きが角席すぎて気に入らなかったので、比較的観やすそうな場所が空いてた翌日木曜にした。

そして当日。
’06に買った「ラヴハンター」Tシャツはたまたま先週着てまだ洗濯してなかったので(汗)、しかたなく保存用のおニューを下すことに。

代々木だと大江戸線でたった7分。しかも駅の目の前で繋がってる。。。ていうかミッドタウンって、タウン言う割にはめちゃくちゃちっこいじゃん(汗)。5分もしないうちに会場へ。

ブルーノートみたいなシャレたとこにあるライヴ・レストランだから気が張るかな?と思いきや、4-5階のカジュアル席は1ドリンクつきで、後は勝手に自販でチケ買って自分で取りに行く普通のライヴハウス・スタイルで、過多な接客サービスがないのがよい。そのかわり場所の案内もされない。上への階段昇って勝手にどうぞって感じでちょっと迷ったw 会場自体狭いので、どの席でも見やすい。周りからも「コレで6500円なら悪くないね」との声に同感。ステージのバックがガラス張りで六本木の夜景が美しい。とーってもよい会場(メタラー以外には、爆)。始まるまでにリック・ウェイクマンやジェームズ・コットンなんかのライヴ告知を観て、行ってみようかな?って思わせる(後者は多分行くと思う、てゆーか、まだ生きてる人だったのね、汗)

で、肝心の中身だが、メイン・アクトはあくまでジム・コープリーとチャー。
チャーは嫌いではない。ソロ1枚、ピンク・クラウド3枚、馬呆2枚持ってるくらいだし、親父が結婚前実家にいた頃、彼の近所だった。「戸越銀座のヒサトちゃん」といえば小学生の頃から有名だったそうだ(何で?)。かといって彼のプレイは特に思い入れはない。やっぱストラトよりレス・ポール派だからして(ムスタングだったのかもしれんが、場所的に彼をほぼ真上から見下ろすような形でシェープ感がつかめなかった)。ジムに関しては全く知らん。

ベース&ヴォーカルのポール・ジャクソン、オルガンの日本人含めて、とーってもうまい。非のつけようがない。やってる曲がロックというよりフュージョンに聞こえて熱く感じなかった以外は。それは聴く側・見る側の感性だから仕方ない。前日2時間しか寝てなくて空腹でビールかっくらってたので思いッくそ眠かった(苦笑)。

ほいで、われらがミッキーちゃんは中盤に登場。最近おなじみのバンダナ・スタイルとひげを仰山蓄えた貫禄充分。おお、"Living Legend"だよぉ(ToT)。ゴールド・トップでいきなりチャーとギター・バトル(ソロの応酬)。ステージの空気が変わったのを感じた。俺もロックの胸騒ぎに目が冴えた!(爆)。しかも最初の曲でヴォーカルを取る。彼お得意のチャック・ベリーのダック・ウォークぽいアクションを交えて元気元気。俺、右サイド上方に席を取っみて、足もとにチャーらしきギター類、はるか左袖にミッキーのレスポール類を見かけた時には、失敗だったかな?と思ったが、全然。かえって真正面から彼が見れてラッキー♪

続いてクリームの"Strange Brew"、ブッカーTの"Red Bean & Rice"が続き、チャーが彼を「英国紳士かと思いきやホントは大阪人!Fromヨシモト、Micky Moody!!」と紹介すると彼のソロ・タイム。もちろん、スライド・ギターでだ!

俺、スライドに関しては、日本の松浦善博(世良正則&ツイスト)、アメリカのライ・クーダー、そしてイギリスのミッキー・ムーディと3人を神と崇めてるが、最初の一音で全身鳥肌。ってゆーか、涙出てきた(苦笑)。だって日本なんかではもう絶対その姿を拝めないと思ってたし。

そして。。。流れは聴きなれたメロディに。そう、あの"Love Hunter"(ライヴ・ヴァージョン)でのソロだ!!!もう感激で5階から飛び降りたくなる気分w。これで不満があろうはずがない。確かにあのソロでの動きはユニークだ(笑)。チャーは馬鹿とクレージーで「バク」ってユニット二人でやってみたいと言ったが、マジお願いしますw

もう1曲終えて一旦退場(あとはアンコール1曲に参加)。俺はガマンしてたトイレタイムに。放出しながら笑いがとまらんw「ああ、明日また見たい!そういえば明日もカジュアル席だけ空いてたような。。。」と思い立って(ちんちんは立てず)、用足し後にチケ売場のおねえさんに訊いてみたが、既に満席だった。。。まぁしかたがない。それでもいい。一人非常識な客がいたのを除けば(騒ぐのは気にしない。でもミッキーのファンだからって、チャーとジムに「あるまじき暴言」を吐いたのは許せんかった。ただの酔っ払いバカ)大満足の夜でした。

確かに一時期は泣きのギター、バーニー・マースデン派で、ミッキーの泥臭さ、カヴァがかっこよく歌う中であの滑稽にも思えるソロに抵抗あった時期もたしかにあった。でもバーニーは人間的に嫌いになり(爆)、ミッキーがソロ出し始めた頃から、そしてブルーズを通してスライドの面白さが判って以来、もはやミッキー派なのである。二人して「えせホワイトスネイク」で来日するよりかは好印象な形での来日(苦笑)。他に誰かリスペクトしてくれる人いないかな?また掘り出しておくれ!w

初・NAONのYAON

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日比谷野外音楽堂、通称「野音」といったらコレ。
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この会場専用に買ったレイン・コート(爆)、というくらい雨にたたられる。
初めてのデッド・エンドの時、恒例ブルーズ・カーニヴァルも2回に1回は雨。

ところが、今日はどういうわけか、快晴。。。やった、やっぱ日頃の行いがいいからだ!

。。。しかし、日頃の不摂生がたたって、ジツは昨日から鼻風邪(汗)。
多少熱っぽくもあり、今日は絶不調(涙)。
16時スタートだったが17時半くらいまで横になって安静にしてて、重い腰を上げて日比谷へ。

18時20分頃ついた時点で、ZONE(と言われても全然知らん、汗)とプリンセス・プリンセスのリズム隊のユニット「ゾンプリ」のプレイが始まってた。SHOW-YAのキャプテンとSUN-GOがサポートしてたようだったが、タバコ吸って終わるの待つ。

で、終わってから席へ向かう。A4列といってもA1列って2席しかないから実質3列目だわな。しかも端席だから視界はバツグン。

まったくプロフ判らない若い子達のパフォーマンスは全部終わっていたようで、ここから熟女タイムだった(爆)。

まずはパーソンズのジル。パーソンズというと、社会人1年生で研修所に通ってた頃、名古屋の事業所から来てた同胞に薦められて聴いたことがある(拓ちゃん、元気してるかぁ?見とらんてw)。ギターに足立久美(知らん)と長井ちえ(この前の姐さんのソロ・ライヴでギターを務めてた人)。ジルは一見すると「ヤンキーのねえちゃん」そのものだが(猛爆)、意外に腰が低いMCと、歌声はかわいい
そのアンバランスさが楽しくて、まさに「ディーヴァ」だった。3曲目はジャズ・ピアニストの国府弘子をバックにバラッドを披露。

続く元バービー・ボーイズの杏子。バービーも聴いたことはあるけど覚えていない。むしろ映画「海猿」で演じた訓練学校の食堂のおばちゃん役のほうが思い出すw1曲目は4人のダンサーをひきつれて、マドンナよろしくセクシーにダンサブルに熱唱。ちょっと惚れた(爆)。2曲目バービー時代の曲では相川七瀬が相手役を勤める。

基本的にステージにはドラムとキーボードが2セットづつ、あとはアンプが並べてあって、セット・チェンジなしで人だけが変わっていくから段取りはいい。

次がTRFのYU-KI。音楽性からいうともっとも馴染みのない人(苦笑)。3曲ともTRFのヒット曲のようで会場はそれなりに盛り上がってた。サポートはミッタン・サトミ・SUN-GOの豪華キャストだったが、打ち込みに合わせてドラムは必要だったのか?SUN-GOはそこまで弾かなくても...(苦笑)

ここまで観て思ったのは、どの人もTVでしか見たことなかったけど、実物は意外にちっこいかわいらしい人ばっかだなぁって思った。カメラ・マジック?あ、女性って歳とってくと段々身長が縮むのか!(ナイナイ)

で、トリはSHOW-YA!!! といっても持ち時間は他の人同様3曲(涙)。
1曲目の「戒厳令の夜」は意外な選曲だったな。90年の武道館以来だった。
2曲目の「Look At Me !!」では途中、なぜか姐さんに指さされ見つめられ、笑顔を返された(汗)。気のせいだよな?後ろに誰かいたんだよな?あ、メイデンのTシャツが気に入られたのか?(爆)
3曲目は外せない「限界LOVERS」。

アンコールは出演者全員(多分50人くらいいたと思う)がステージでカルメン・マキの「とりあえずRock 'n Roll」。

周辺はとっても香水臭かったです。てゆーか、あんだけ女性が集まると怖かった(涙)。

わぁ、レポし甲斐のないレポ(滝汗)。まぁ、しかたないわな、イベントだから。
復活して今後も続けるつもりらしく、「また来年!」とはゆーてましたが。。。
あまりロック色の強いイベントではないので次回はパスしますです。

今年、これとは別に、絶対単独やれよ!(悲願)

プライスレス

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新たに立ち上げたシステムの監視で名古屋は捨てた。ホールだったし。
最終日大阪、去年と同じIMPホールだが、今回はスタンディングだったのでこれは外せない。

午前中バタバタしたが、なんとか13:50には会社出て1430ののぞみに飛び乗り、17:06新大阪、そのまま環状線で京橋へ17:25。IMPまでは10分近く歩く。
近場にロッカーがないので、ふもとの地下鉄駅まで降りてぶっこんでTシャツ一枚になって待ち行列へ。曇り空だったのでちょっと寒かったが、気分は熱い!w
まぁほどなくして会場入り。終演後後急いでグッズ買ってタバコ1/3吸って荷物をピックアップしたら22:30.そのまま梅田に向かってネカフェ寄ることなく腹ごしらえしてバスに飛び乗り、朝8時には新宿。8:10には職場。なんかまれに見る強行スケジュールだった(爆)。

文句つけようがなかった!!

今回のツアー最大の収穫はファイヤーハウスと出逢えたことだと思ってる。人間的にも音楽的にも最高なヤツらだぜ。

東京では言わなかった「大阪、愛してます!」(CJの日本語はカタカナにしないw)
今はなき梅田ヒートビートでの模様をライヴアルバムにしてるんだっけね。

今日は終盤でリクエストを受け付けたんだが、最前の人の"Don't Walk Away!"に応え、結局4日でファーストから全曲聴けたのも嬉しかった。ちゃんとファンを理解してる。

ナイレンの部では、"Secret Of..."前の恒例電話ネタで、CJの奥さん含むメンバー全員がおとぼけコントに付き合ってくれたのも人の良さを感じたわ。

Tシャツも買った。俺にしてみれば、これは凄いことだよ?(爆)
これからのサポート対象になるに違いないってことw

24/04/2008 Osaka IMP Hall FH Setlists(曲順不問)
1.Overnight Sensation
2.Lover's Lane
3.All She Wrote
4.Oughta Be A Low
5.Hold Your Fire
6.When I Look into Your Eyes
7.Shake And Tumble
8.Door To Door - drum solo
9.Don't Walk Away
10.Love of a Lifetime
11.Reach for the Sky
12.Don't Treat Me Bad .

まだうろ覚えなもので(笑)ひょっとすると抜けがあるかも。


ナイレンも東京初日をベースに申し分ないセットリスト。この日がジャックの誕生日だったせいもある。"Rumors" / "Eddie"を含めて、通常レパートリーの抜けを全部補完できた。

充実過ぎて"When..."が飛ばされるんでは?と心配したけど(苦笑)目的は無事果たせた。消化不良も解消!

ずっと歌ってるスーツ姿の男性、FHの頃から横ノリして楽しんでるお嬢さん(反復横とびかい!w)に囲まれ、大阪のノリの良さを体感。NR以外でも見かける2-3列目で両手を上げて歌い上げてる迷彩服の長髪あんちゃんもいたなぁ。

セット書き出したら東京より2曲多かったんだ?どうりで22時すぎたはずだわw

24/04/2008 Osaka IMP Hall NR Setlists
1.You're Gonna Hear From Me
2.Man In Motion
3.Night Ranger
4.Rumor In The Air
5.Call My Name
6.Sing Me Away
7.Eddie's Coming Out Tonight
8.Happy Birthday To Jack
9.Let Him Run
10.Goodbye
11.Passion Play
12.The Secret Of My Success
13.Can't Find Me A Thrill
14.When You Close Your Eyes
15.Sister Christian
16.Don' t Tell Me You Love Me
17.(You Can Still) Rock In America
18.Rock n' Roll All Nite (with Firehouse)

サヨナラ。。。?

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3日目。簡単すぎるから後で書き直すかも。

ファイヤーハウスはたった1日の特訓でサビ歌えたぞ!(猛爆)
文句なく楽しかった。。。いや"Overnight Sensation"やってほしかった(涙)。

ナイレンのほうは。。。
22/04/2008 Tokyo C.C.Lemon Hall NR Setlists(曲順不問)

1.Seven Wishes
2.Touch Of Madness
3.Sing Me Away
4.Nightt Ranger
5.Call My Name
6.Let Him Run
7. Goodbye
8.Passion Play
9.You're Gonna Hear From Me
10.Coming Of Age
11.When You Close Your Eyes
12.Sister Christian
13.(You Can Still) Rock In America
14.Don't Tell Me You Love Me
15.Crazy Train (with Firehouse)

えっとね、俺的には上々のセットリストだったと思う。だってマニアだからw
でも、前2公演を見てる人、さらに言うなら去年同ホールに来てくれた人に対して「サプライズと新たな感動を!」と気張りすぎて、なんか芯がない選曲って感じもした。

NRの「激」な部分てのは十分出てた。バラッドも4曲。NRが体言するロックの世界を十分網羅はしている。けど、「楽しさ」を感じさせる"Four In The Morning"とか"This Boy"がもう1曲あれば。。。少なくともダムヤンのカヴァー代わりにね!(苦笑)今日が初NRになるお二人を誘って一緒だったので、「初NRがこんなもんでいいのか?」ってショウの途中からちょっとそれが結構気にかかってたものであえて苦言してみたw


まぁ、今日は終演後も声が枯れてなかったのも、消化不足を物語ってるのか?
てゆーか、なんで複数回行くかって、"When You Close"を3回以上歌うためでしょ?(爆)

ということで、明日明後日考え中。仕事がうまくかわせたら。。。の話だが。

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「愛してる」言うな

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いや、もう済んでることなのでいまさらいいですが(汗)。

2日目。
今日は昨日より整理番号が若かったので早めに出た。。。。んだけど、原宿駅がなんかのイベントらしくて超混みで、改札からたった10-5メートルの地下鉄入口までたどり着くのに15分以上かかった(苦笑)。
まぁ、それでも赤坂までは10分だから余裕で待ち行列にセーフ。今日は最前から3-4列目の右側を確保。今日は「濃いほう」に陣取ったわけだ(爆)。

ファイヤーハウス、ナイト・レンジャー、ともに今日はセットリストを大幅に変更。両者5曲くらいしか被らなかったんじゃないかな?

ファイヤーハウスに関しては。。。ファンになっちゃいました!(爆)
足もとの観客向かって丁寧に熱唱するCJスネアくんの誠実そうな姿を見せられたら、俺でなくても誰でもイチコロだと思うw ひげ面の彼はどことなくゴットハードのスティーヴ・リーを思わせるところがあるので好感。昨日はなんか華がないイケてないヴォーカルだなぁと思いましたが(内緒)。

選曲も昨日より馴染みやすい曲が多かったし、昨日の曲はサビの合唱は歌えるようになってたので、楽しかった。

ギターの人の顔って、誰かに似てると昨日から思ってたんだが、若き日のジョン"モンティ・パイソン"クリーズにクリソツじゃないの!(爆)彼のGプレイも壮絶。歌うドラマーさんも濃いキャラでおもろかった(笑)。

てゆーか、ファイヤーハウスってまだ現役だったの?知りませんでした。
とにかく俺にアルバム集めさそうって気を起させたんだから、貴方達の勝ちです。歌えなくても周りに負けない声援はかけられました。
素晴らしいライヴをありがとう。

ナイレンは、1曲目が"Need To Rock"だったけど、2曲目以降はまた20年ぶりのレアな選曲を含んで狂喜でした。内容的にはいつものフル・セットを2分割にしてレア曲をちりばめた感じ。
渋公はこの中から数曲か?もしくは。。。?!?!?!?!?!?

20/04/2008 Tokyo Akasaka Blitz NR Setlists
1.This Boy Needs To Rock - Highway Star
2.Tell Your Vision
3.Rumor In The Air
4.Call My Name
5.Sing Me Away
6.Eddie's Coming Out Tonight
7.Sentimental Street
8.Passion Play
9.The Secret Of My Success
10.Can't Find Me A Thrill
11.Coming Of Age
12.Sister Christian
13.Don't Tell Me You Love Me
14.(You Can Still) Rock In America
15.Highway To Hell (with FireHouse)

勘弁してくれぃ。また歌いすぎで声が出なくなっちまったよ(涙)。
まぁ1日オフがあるんで調子取り戻そう。
そしていよいよ、最後の渋公。。。か?w
いや、多分東京3公演で大満足で終わると思ってはいる。
あとの地方行くのは、自分のために楽しむかどうかだな。

ナイト・レンジャー vs ファイヤーハウス 初日。 

日頃の行いがいいせいもあって(爆)、午前中から晴れ間すらさす天気。
まぁ会場着いたらちょっとぱらついたけど、端から屋内なんで問題なしのライヴ日和に。

TBSのふもとに復活した赤坂ブリッツ。ここでのナイト・レンジャーは「ネヴァーランド」ツアー以来。以前に比べると若干ハコが小さくなった気がしたが気のせい?今回はブロックに分かれてたので、中ほどの
Bブロックの2列目あたりへ。

前半。ファイヤーハウスは結局予習しなかった。彼らが「本物」ならまったく曲を知らない状態でも楽しめると思ったから。20年前俺がナイト・レンジャーにハマった際の再現をもう一度である。それに、(最低でも)3回も観れば、曲だって覚えるだろう?w

(まじ喋れるのかと思わせるくらい)日本語を巧みに使って場内を沸かす。会場にも彼らのTシャツを着たファンが多く、ちゃんと合唱も起こり、彼らを待っていたファンの多さを知った。曲は80年代後半のメタル・バブル時代の産物そのもので、若干俺のツボとは違うものの確かな演奏力で70分の持ち時間とても楽しかった。

なにせドラムの場所が2つのバンドでは異なるので、狭い中全機材入れ替えの完全なステージ・チェンジとなったが、手際は良く、待ち時間は1曲目が何になるか?予想してたのであっという間だった。

暗転して、面々登場。1曲目が去年の新譜からだったのは意外だった。2年連続で今回はあまり拘らないと思ってたので。
2曲目は20年ぶりの"Man In Motion"。5曲目に「20年ぶりだぜ」と言ってプレイした"Night Ranger"はジツは再結成後もやってますがこちらは正真正銘俺の初めてのライヴ以来。
3曲目に俺的ハイライト"Close Your Eyes"を持ってくるあたりに今回のツアーがいつもと違うことを予感させる。フル・セットではないせいもあるが、ジャックいわく「今日はいつもと違う曲をやる。明日もちょっと変える。CCレモンホールではいっぱい変える!」だとw
それは再結成後2枚目のアルバム「セヴン」からの曲(このツアー、元嫁闘病中で行かなかったんだよね)やファーストの"Can't Find "を織り交ぜるところからも明らかだ。後者は前述の「ジャパン・ツアー83」再現のプロローグ?(ワクワク)。

まぁ相も変わらず楽しいライヴで、また喉痛めましたとさw

19/04/2008 Tokyo Akasaka BLITZ NR Setlists(曲順不問)
1.You're Gonna Hear From Me
2.Man In Motion
3.When You Close Your Eyes
4.High Enough (Electric Version)
5.Night Ranger
6.Panic In Jane
7.Sing Me Away
8.The Secret Of My Success
9.There Is Life
10.This Boy Needs To Rock - Highway Star
11.Can't Find Me A Thrill
12.Four In The Morning
13.Sister Christian
14.Don't Tell Me You Love Me
15.(You Can Still) Rock In America
16.Smoke On The Water (with Fire House)

最後にはファイヤーハウスの面々を呼び出してのセッション。
ジャックいわく「何やるか俺も決めてないのよ!ブラッドが弾き出すのについていこうぜ!ちなみに明日は違う曲だよな?CCレモンでは2曲やるよな?!」。プレッシャー与えるなちゅーのw


えーっとね、最後に付け加えときたいのが、不安だったサポート・メンバーなんだけど。。。

イイ!

キーボードのクリスチャン・カレンはなんか真面目そうでロッカーらしくないけど、そつないプレイで好感。なにより、いつもはアコースティックだった"High Enough"を、あのオープニングを再現してエレクトリックでバンドにプレイさせた点は大いなる貢献だと思う。

で、ギターのジョエル・ホークストラ。ちょっとヤサ男風なんだが、コイツ何者?ちゃんとお家芸であるエイト・フィンガーも難なくこなし、ソロを完璧にコピー・マスターして、ジェフ・ワトソンの穴を十分に埋めてる。
"Smoke..."ではリッチーのスタジオバージョン再現ときた!
我流、ていうか要はリハーサル不足だった去年のレブレブちゃんなんかより全然バンドのサウンドに合ってるんだ、コレが!ジェフ不在は痛いが、ヘタに有名ギタリスト入れるよりかは全然得策だって一例だね。

いやあ、楽しかった!彼らは麻薬のような存在だね。去年十分摂取したと思ったら、またハイにさせてくれる。今、名古屋と大阪行きを再検討中w

でも、さすがに長いスタンディングで足腰が大変です(汗)。

Heaven Can Wait

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アイアン・メイデン、あっという間の2日間。
今回は"Somewhere Back In Time"ツアーと題し、最盛期のライヴ・アルバム
"Live After Death"を中核に7枚目までのアルバムを網羅した完全ベスト・
ライヴとしての企画。

初日。

朝8時半に出勤して(。。。てゆーか起きて仕事始めたのがその時間w)
17時には会社を出れるようにしたので横浜へ向かう。今日はイス席で
荷物あってよいし、グッズGET必至だったから。10分前にパシフィコへ
到着。列に並ぶ。

開場してグッズ売場へ向かったがもうかなりの人混み。20分くらいして
やっと順番がまわってきたけど、前の男性がおねいさんにいろいろ持って
きてもらってそこで考えるもんだから手間取ってます(苦笑)。俺はスマート
に行こうと、昨日ここで挙げたリストをプリントアウトしたものをそのまま渡
して「全部Mサイズでお願い」。でも、逆におねえさんパニクってた感あり
(汗、言われたほうが楽なのかい!)、「あとFだよ!F!」とか指示して
たら意味ないやんw しめて予定どおり23500円のお買い上げでした。
。。。って迷ってたのも買ったのね(爆)。Kも買ったんだが、帰って広げて
みたらHPの写真にはなかったメイデンのロゴが入ってた(汗)。うーん
コレを普通の子に着さすのは。。。"The Evil That Men Do"ってだけなら
「男達を惑わす小悪魔」って意味にとれてチャーミングだと思ったのにぃ
(苦笑)。

45分には前座のロレーン・ハリスが登場。1曲目に"Natural Thing"を
持ってきて、後は30分持ち歌だったが、前回と被ってたのは1-2曲?
わかんねぇ。。。早く出せよ、アルバム(苦笑)。多少ステージ慣れは
してきた感はあるけど、やはりスティーヴの親バカとしか思えません(爆)。
一応ラス・バラードの曲らしいけどね。
http://www.myspace.com/laurenharrisuk

途中、あっちんが滑り込み。彼にしては珍しく遅れた理由はここでは
伏せておく(爆)。彼とは6人編成になって以来4回、ずっと一緒なん
だよな?とか、客層の年齢層の高さとか(初老の男性もいたし、俺ら
の隣のグループはいかにも管理職ぽいおじさんの休日風かカジュアル
フライデーって感じだったw)話してたらあっという間にいつもの"Doctor Doctor"
がかかって総立ち。俺もいつもながらもうここから歌いだしちゃうもんね(爆)。

そして客電が落ちて、空中戦の爆撃音が轟き、チャーチル首相の演説。
"Never Surrender!"で間髪入れずに"Aces High"のイントロ。いつもどおりの
ハイジャンプでブルースが前面に。 かっちょええ!!

「飛ぶために生き、生き抜くために飛ぶ、やるかやられるかの世界、大空を
駈る空軍のエース」のサビを歌ってるとまさに「漢(おとこ)の世界・ロマン」
よのぉ。1曲目からもうヘドバンしまくり。続く、冷戦時代の核による人類の
危機を描いた"Two Minutes To Midnight"、2曲でおもいっくそ上がった
テンションはミドルテンポだけど"Hey!Hey!"のドス効いたかけ声を擁する
"Revelations"へと続き、いやぁまさに「死霊復活」の再現ですわ。

その後も"Trooper", "Wasted", "The Beast", "Madness"とたたみかける。
新譜のプロモーションだと、途中にブレイクになるようなミドルテンポの曲が
挟まれがちだjけど、今回は息をもつかせてもらえない。ただ、攻め!攻め!
攻め!あるのみの選曲。おじさんにはかなりキツイ。隣の管理職風おじさん
も聞こえないけどちゃんと歌ってるし、それに負けじと頭振りながら大声で
叫ぶ叫ぶ(爆)。

「日本ではマリナーって聞きなれてる言葉だよね?!」と、イチローのいる
マリナーズのことを振りつつ、13分に及ぶ大作"Rime"へ。正直長いと
つらいものがあるかと思いきや、そのドラマチックな展開に息を呑む。

ブルースは"Trooper"では例の赤軍服、この曲では黒魔術師風の衣装、
そして続く"Powerslave"ではアフリカ民族の儀式みたいな仮面をつけた
出で立ち(「ライオン・キング」で見たような。。。w)を披露。彼が多汗症
なのはこれまでのレポでも散々言ってきたが、滑らないよう床拭きに
手こずるローディを見るに見かねて、自ら歌いながらタオルで床拭きしてた
(笑)。そういうユーモアも英国人らしいところだから許せようw

そして。。。俺が今回非常に楽しみにしていた、「あの曲」のSEが始まる。。。

俺がメタル全般を聞き始めたのが88年だから、このバンドでは"Seventh Sons"
からにあたる。たしかこの時は来日がなかったので、実際に彼らを目に
したのは次の"No Prayer"のツアーだった。でも、その楽しみにしてた
ライヴの日に仕事でトラブルがあって、収拾ついたら時計は20時を回ってた
(涙)。

階段に座ってガクリとうなだれてしょげてた俺に、当時すでに付き合っていた
元女房(社内恋愛かよ!w)に「今からでも遅くないから行って楽しんで来な
さい!」と肩を押されて、急いでタクシーを駆ってNHKホールへ。

客席内に駆け込んで始まったのが"Heaven Can Wait"で、会場はもちろん
途中ステージにファンやローディ達が集まって大合唱する姿に感動を覚えた
ものだ。感動のあまり翌日のチケを入手して無事リベンジを果たした。あの
有名な「ブルース、においそうな靴下を客席に投げ込む」事件があった日
でもあるw

だからこの曲には、ことさらバンドとファンの間の「絆」を感じるんである。
93年は行けなかったし、ブルース脱退・復帰後もプレイされなくなったので
実に17年ぶりに聴くこの曲は"Aces"なんかよりもずっと俺には重要な今回
のハイライトだった。だからことのほか燃えた、燃え尽きるまでWowow!と
叫んだよ(爆)。

本編最後はいつものとおり外せない"Fear"と"Maiden"で〆る。そして
アンコールにはリアルタイムで愛した"Seventh"からの2曲を連発して
"Hallow"で劇的フィナーレへ。

終わったときにはもう声ガラガラ、足ガクガクだった。インドから始まるツアー
でセットリストは判っていたので、"Icarus"なんかも聴きたかったという
気持も始まるまでは若干あったが、ダメです、これ以上は体力持ちません
(汗)。十分すぎるほどパワー全開のステージに大満足の一夜だった。


2日目。

かなり放心状態で一旦土日出勤。声は若干かすれてる感覚はあるものの、
それ以上に体中の節々が痛いし、眠い(苦笑) 正直今日行けるか?行くの
かったるいって、いつもの軽い拒否反応。幕張メッセは行ったことないし、
スタンディングだから荷物はどうしよう?とか、いろいろ考え出すと段々億劫
に。まぁ総武線で約1時間も揺られていればなんとか回復するでしょう!って
ことで重い腰をあげて出向く。マムシドリンク一気飲みして。。。(使い道ちゃう
やろが!)

(一度破壊したことのある)ケータイを持ち歩くのが不安だったので、できれば
クロークにも預けたくなく、幕張ついてロッカー探すも既に満杯。かなり離れた
別会場まで探しに行ったけど、しかたなく会場入り。700番台だったが、入場
させる手際が悪いせいで順番に間に合ったし、クローク寄ってもまだ結構前の
ほうに陣取れた、というか、まん中が山のように人が集まって両端がまばらの
状態。列にして3-4列の位置を確保でけた。最初デイヴ側でだったが、昨日
こっちから観たし、俺右曲りだし(ナイナイ)、今日はヤニックでも拝もう!と
右端に場所を変える。

ロレーンちゃんの頃から軽いウェイヴができて流されるような盛り上がりで、
"Aces High"が始まった日にはもうもみくちゃ(爆)。まぁ慣れてるからいい
けど。会場は昨日にまして白熱。メイデンでいえば2000年のゼップ東京が
凄かったとの記憶があるが、ブルースいわく「こんなクレイジーな東京は
初めてだぜ!」と最大級のお誉めの言葉どおりの盛り上がりだった。俺も
揉まれて汗だくで手を上げると周囲に迷惑かけるだろうし、声が存分に
出せてないとわかった時点で一旦後ろに下がろうとも考えたが、「そんなの
関係ねぇ!」ってそのまま声だけは張り上げてやつらの熱演にエールを
送るべく踏ん張った。セットリストは変わらずともこの日も大満足の一夜
だった。

15,16/02/2008 Pacifico Yokohama / Makuhari Messe setlists

0.Doctor Doctor
1.Churchil's speech
2.Aces High
3.2 minutes To Midnight
4.Revelations
5.The Trooper
6.Wasted Years
7.The Number Of The Beast
8.Can I Play With The Madness
9.Rime Of The Acient Mariner
10.Powerslave
11.Heaven Can Wait
12.Run To The Hills
13.Fear Of The Dark
14.Iron Maiden

Encore
15.Moonchild
16.The Clairvoyant
17.Hallow Be Thy Name

同種の試みとしては以前DVD"Maiden Years Part1"がリリースされた時に
1-3枚目の楽曲でのツアーがあったが、来日には及ばなかった。まぁ
ポール・ディアノ時代がメインだったのであまりガックリ感はなかったんだが
今回は来てくれてホント感謝したいくらい濃厚なステージだった。いずれ
8-9、12-15作を網羅したツアーも考えていただければ。。。(ブレイズ時代
はいいです、苦笑)

で、代償として、私は声を失いました(爆)。月曜は森進一状態で、夜には
多少喉風邪の症状が出た。まぁ(武蔵境にいつの間にかできてた)日高屋
のニンニク餃子2皿で難は逃れましたが。

自分でも「何もそこまでしなくても」とは思う(苦笑)。加減を知らないただの
馬鹿と云われても反論できません。でもね、愛情と忠誠を示すために、目の
前の人には最大限のやれることをするのは礼儀だと、俺の中の法律では
定義づけられてるんで、止めることができないのさ。最悪それで死に至って
も本望だと思ってる。ボン・ジョヴィだって「眠るのは死んでからでいい」
言ってるじゃんw

大丈夫、そう簡単には逝かないのも分かってる。
天国はもうちょっと待っててくれているはずだから。

20080216200633.jpg
※前方の人物は架空のもので、当エントリとまったく関係ありませんw

I Love This Town

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今回は早いものだ、ツアー最終日。

会社は全休にして午前中に野暮用を済まし、昼すぎ東京を出ることに。
一番早く着く「のぞみ」が全席禁煙の700系だったので、不本意ながら
1本前の「ひかり」に決める。ひかりに乗りたくない理由はここでは控えるけど
グリーン席にしたからよしとする(高いけど ><)。

車中で最終予習してたんだが、
なんで今回、こんなにセットリストが変わらなくても、許せている自分がいるのか
判った。このエントリで作成報告したオムニバス(名づけて「アルティメット・ベスト」)
の16曲中14曲がプレイされてるのに気づいて、今回のセットリストこそが自分の
求めている「究極のBJ」なんだわ。ゆえに納得してるのは至極当然だわなと。
今日は"Older"演ってくれそうな予感。"Roses"はジョン的に去年のイヤな思い出
(女の子に爪でひっかかれた、苦笑)で大阪ではもう演らないと思う(爆)。

やっぱこの選曲で新ベスト出そうよ>ユニヴァーサルさん。

大阪着後、他は見向きもせずに、地下街「ホワイティうめだ」にある某店へ。
ここ2回は満席で1品テイクアウトしてネカフェで食したが、今日は席が空いてたので
久々の「粉ものオンパレード」をジャスト・オーダーw

20080116155653.jpg
(左から ねぎ、たこ、いか焼き。明石焼きじゃないけど出汁で食べる)
特にねぎ焼きが最高なん!中の筋コン(牛筋とコンニャクの煮込み)がウンマっで
ホント、一片も残さずにたいらげました。

その後、ネカフェで一服、地下街歩いておみやげゲット、ロッカーに閉まって身を
軽くして、JR環状線で大正駅まで。

kyodo.jpg
前回来た時はまだ「大阪ドーム」だったような気がするが、今は「京セラドーム大阪」。

そして19時開演。。。やはり、「奇跡」は起こったのである!!
1曲目が聴いたことのないカヴァーで始まる(曲名はさっきオフィシャル・ブログ
で確認して判明)。95年以降の大阪公演は01年以外全部経験しているが、
オープニングがカヴァーで始まるのは前回に続き3回目。でもやっぱり驚く。
だってその先が「スペシャル」なものになることを予感させるから。

2曲目が"Highway"になり、これもまた"Bad Name"の定位置を破ったことになる。
なら、次がそうか?と思ったら、やってくれました、"Older"!
もうこの時点で20万近くかかってる追っかけ費用の元がとれたような気分(猛爆)。

その後も"Streets","Blood","Sin"等の黄金期の曲が挟まれ、リッチーのソロ・
コーナも"Stranger"だったし、これまでと大きく異なる様相を呈して嬉しいこと
嬉しいこと。特に"Blood"は曲の内容(青春の回顧)にロザンヌちゃんのヴィオラ
が誘う郷愁が非常にマッチしてて絶品だった。必ず最新作からのバラッドは外さ
ない彼らが"Memory"すらオミットしての本編バラッドなし攻勢はお見事としか
いいようなかった。

それはアンコールでも続き、初演の"The Last Night"、カヴァーの"Hallelujah"
がプレイされる。前者はツアー最終日というシチュエーションにふさわしく、
後者はデイヴィッドのピアノのみでジョンが切々と歌い上げ、最後には鳥肌
立ってしまった。「俺的下手シンガーNo.1」の汚名を取り下げたいw

後は全公演同様"Wanted","Love Town","Captain Crash"で、ツアーの〆に
相応しい大団円のステージとなった。"Crash"ではアリーナはもとよりスタンド
までもが息のあったウェーヴを作り出し、すがすがしさを感じた。大阪だけなん
だよね、過去に最後の"トゥルトゥル~"までこちらに振って歌わせたことがある
会場は。だからこの曲で終わるのがふさわしいかったと思う。


16/01/2008 Kyocera Dome Osaka setlists

Glad All Over
Lost Highway
Just Older
You Give Love A Bad Name
Wild In The Streets
Born To Be My Baby
Blood On Blood
Summertime
Living In Sin
Whole Lot Of Leavin'
In These Arms
We Got It Goin' On
It's My Life
Bad Medecine - Shout
Stranger In This Town
Have A Nice Day
I'll Sleep When I'm Dead - Jumpin' Jack Flash
Keep The Faith
Who Says You Can't Go Home
Livin' On A Prayer

Encore
The Last Night
Hallelujah
Wanted Dead Or Alive
I Love This Town
Captain Crash And The Beauty Queen From Mars

東京と大阪の違いがジャスト8曲。ジョンはサンスポに漏らしていた(ストーンズ
が持つ)「8曲違い」のタイ記録を最後の最後にやってのけてしまった。

バンドがなぜ「大阪でのスペシャルなライヴ」に拘るのかは本人の弁を聞いた
ことないので定かではない。でも、(カヴァペーから始めた)いろんなバンドの
おっかけ14年を通して、ツアー中一番熱いライヴが見られるのはやはり大阪
であることが多いし、それはここのファンが見せる情熱がショウにケミストリー
を与えているからだと信じて疑わない。今回また1公演になり2階席が埋まらない
状況とはいえ、この日の観客も素晴らしかった。逆に一見さんが淘汰されて
精鋭揃いだったんだと思う。スタンドながら両隣の女性客達のはしゃぎぶりは
気持ち良かった。

ジョンが宣言したように、俺も声高に言わせてもらうよ。
「めっちゃ好きやねん、この街!」

20080116180002.jpg

終了は21:30頃。規制退場無視で抜けたものの混雑で梅田に出てきたのが
22:20過ぎてた。ネカフェでシャワー浴びて腹ごしらえしたらあっという間に
終バスの時間。早割で取ったゆえ狭い1階席に押し込められるはめに。。。
と思いきや1階席には俺一人だった(笑)。気兼ねなく熟睡できたのでよしとする。

4公演目のエントリでやっと最初の予定通りのタイトルと思惑通りの内容が書けて
(「いわゆるアンチョコw」エントリを参照)、ホッとしてるw
次回の来日にも期待せずにいられない。最終日はまた大阪ということでw

We Got It Goin' On !!

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東京2日目。

20080114162256.jpg

普通最終日のほうが「何か」を期待して大入りになることが多いけど、今回はチケ発売当初から
この日WOWOWで生中継があるって告知されていたので、蓋を開けてみると案の定スタンド
2階席までは埋まらない、見た目にも寂しい状況だった。

で。内容的にも「昨日のセットリストに2曲追加されただけ」という前回ほどの変化が見られない
ショウだった。

ただ、だから「楽しくなかった」なんてことは全くなく、終演後の飲みで「じゃあ他に何を演って
くれたらよかった?」って話題でホントにレアな曲しか浮かばないほど(笑)、代表ト曲を網羅
した強靭なセットリストだったことは誰もが認めるところだと思う。この日でBJ30本目(ジョン・
ソロは除く)になる俺からすれば、逆に聴いたことのない曲のほうが少ないんで特にこだわら
ないでおまかせ状態になれるしぃ(それって厭味かよ!)。

バンドのテンションもいつもどおりだったし、PRTの先行予約でチケ取るようなコアなファン達
に囲まれたアリーナで、ノリとしては昨日と大差なく居心地よかったのは確か。
最新作「ロスト・ハイウェイ」の曲を披露することに関しては、あまり拘ってなかったのも逆に
興味深かった。とはいえ6曲を両日プレイしてはいるので決して少ないとも言えないじゃん?
あえて言うなら、あのアルバムでは後半のバラッド群に差し掛かかるとテンションが緩む感じ
がしてたので、最初の直球6曲からのチョイスで勝負に出て正解だったともいえるんじゃない
かな?

あとは、やはり映像として残ることを意識してか、ジョンのアクションがどんな場面でもサマに
なってて、マジかっこよかった。まぁ読んでる人の中にはWOWOWでオンエアされたライヴ
を見る機会があるかもしれないし、期待させるような詳細なレポでなくて恐縮だが、感想は
こんなところである。

14/01/2008 Tokyo Dome setlists

Lost Highway
You Give Love A Bad Name
Raise Your Hands
Runaway
Radio Save My Life Tonight
Story Of My Life
In These Arms
I'd Die For You
(You Want To) Make A Memory
Whole Lot Of Leavin'
Born To Be My Baby
Any Other Day
We Got It Goin' On
It's My Life
Bad Medecine - Shout
These Days
Someday I'll Be Saturday Night
Keep The Faith
I'll Sleep When I'm Dead - Jumpin' Jack Flash - Dancing In The Streets
Who Says You Can't Go Home
Livin' On A Prayer
Encore
Have A Nice Day
Wanted Dead Or Alive
I Love This Town
Captain Crash And The Beauty Queen From Mars


20080114195526.jpg



さて、前エントリで「連れはたいてい女の子」とは書いたが、実はこの日はいつもの
元女房に加えて、(ML仲間である)みわっちが一緒だった。男を連れだって観るのは
91年以来だから17年ぶりである(笑)。去年10月のカヴァのバースディ・オフの
際に今回のチケの手配を頼まれたので、断る理由もないw 

彼にとっても12年ぶりの「凡」で、大いに楽しんだみたいだった。その証拠に終演後
に某居酒屋での飲み会は実に3時間に及ぶものとなった(ライヴより長かったじゃんw)。

「普段BJの話ができる機会がないからマジ嬉しいっす」というのが本人の弁だったが、
それは俺も同意だった。女性とは端から視点が違うので話の趣旨が異なることが多い。
じゃあ男同士ではどうかと言えば(被害妄想と言われてもかまわんが)他のHR/HM
バンドと同一線上では語っちゃいけないような風潮すら感じることがあるのは否めない。

でも。。。
他のバンドに比べて楽曲のクオリティがそんなに低いか?
バンドが持つモチヴェーションがそんなに特異か?
演奏レベルが低かったのだって一昔前の話だと思う。
ジョンは今でも俺の中では下から数えて1番の下手っぴヴォーカリストだが(爆)、
彼の魅力は別の点にあり、補って余りあるものだと信じてる。

みわっちがバンマスのバンドはヴァイオリンがフィーチャされているので、今回の
(ロザンナちゃんを擁した)ステージはよい参考にもなったと言ってた。探究して
いれば得る所があり、その発見に一喜一憂できる点に「音楽を聴く」という醍醐味が
あるんじゃないかと思っている。

まぁ、そんなディープな会話に及ばずとも、根底にそんな共有する気持ちがあったのは
互いに感じてただろうし、なんかマジに「俺達イイ感じ!」だった瞬間で嬉しかった。

「好きなものは好き」。そう声を大にして言える空間が提供できて、ホントよかったと
思ってる。偶には「野郎連れ」も悪くないな!(猛爆)頼まれればまたチケ確保するから
遠慮せずに言ってくれよ。もっとも(美容師だから)「月曜限定」になっちゃうのかも
だけどw


さ、残すはいよいよ明日の大阪のみ。
去年オフィシャル・サイトでも「サプライズなショウ」と速報された、あの胸躍る
興奮と感動が再び起こるのか?どっちにしろ何があってもこの目で確認してきます。

Any Other Day...

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くそ、ホテルのLANが繋がりにくくて当日アップできへんかったやんけ(苦笑)。
泊っている「俺の隠れ家」ドーミーイン水道橋はいつもにまして女性客でいっぱい
です。夜もうるさいし、イヤですw

東京初日。幸いにも天気は回復して、風が冷たいものの快晴。
これは俺の日頃の行いが良いせいだと思う(笑)。
ただし連れが突然の仕事の打ち合わせが延びてるとの連絡が入って
先に会場へ。

会場は嬉しいことに満員。俺はBブロック。ただしB4だったので
ステージは遠く左モニタ前って感じ(ちなみに14は右モニタ前です、苦笑)。

今日は前ツアーと同じオープニングSEがついてのスタート。
最初の5曲は昨日と変わらなかったけど、間髪入れずに続くのでかなり
テンション高め。っていうか、やっぱ東京の客の質はいいです!ノリ、合唱
ともに及第点あげられる。俺のBブロック周りはもちろん、スタンド席からも
歌声がうまく反響してきて心地いい。隣の男の子達も上手に歌ってたのが
好感。

6曲目も間髪入れずに本ツア初の"Story Of My Life"で徐々に変化を加える。
続く"In These Arms"に会場はいつもどおりの狂喜の声。次の"Make A Memory"
とともにまさにイチャイチャ・タイムともいうべきか?w 俺はふと空いた隣席を
見つめる。チェッ(どういう意味やねん、爆)。

おとといはテンポがとろくてイライラした"Leavin'"も既に慣れか?ティコの
力強いビートに酔いしれる。そして"Baby"を挟んで遂に本ツアーで一番
聴きたかった"Any Other Day"が初演!

やっぱ後半のセッションがかっこいいわ。昨日、今回は6人編成と書いたが、
前回と同じサポートGも来てて7人だということをここで知りましたw 
まぁそれだけ今回は従来通りリッチーがフィーチャされてるってことですわな
(言い訳)。今日のロザンナちゃんはピチピチの皮パンでした。この子、ホンマ
きれいやわ。。。続く"Goin' On"も途中のプロバガンダが再現されてて、最後
の"Scream!!"で会場を沸かせてた。Good !!

今回ステージにバーがないけどジュークボックスはいつもどおり置いてあって、
ジョンがリッチーにコインがないかを尋ねて、渡されるとボックスにガチャン、
すると"It's My Life"が始まるニクイ演出。まぁ合ってるかはともかくw

この後、リッチーの"These Days"を挟むものの、基本的にはこれまで
のツアーで本編エンディングに用いられてた曲の連続。名古屋と同じ
だけど、"Keep"がこの位置に入るとかなり印象が違うかも。まさに
怒涛の快進撃。

ジョンって意外に汗かかない人だというイメージがこれまであったんだけど、
"Who Says"の頃には拭いきれない程の汗が頬をつたって、両手が
Gでふさがってるから、リッチーに苦笑いしてたのが印象的だった。

アンコールは曲順を変えて"Captain Crash"で〆。今日は俺も手を左右に
振って、息合ったファンが作り出す、そのウェーブの美しさを堪能しました。

13/01/2008 Tokyo Dome setlists

Lost Highway
You Give Love A Bad Name
Raise Your Hands
Runaway
Radio Save My Life Tonight
Story Of My Life
In These Arms
(You Want To) Make A Memory
Whole Lot Of Leavin'
Born To Be My Baby
Any Other Day
We Got It Goin' On
It's My Life
Bad Medecine - Shout
These Days
Keep The Faith
I'll Sleep When I'm Dead
Who Says You Can't Go Home
Livin' On A Prayer
Encore
Have A Nice Day
Wanted Dead Or Alive
I Love This Town
Captain Crash And The Beauty Queen From Mars

今日は1曲減って2曲追加、と思ったより変化なかったけど、サンスポの
記事では「ストーンズがやった8曲日替わりを超える!」と宣言してたし、
前回もそうだったので、2日目は期待大である。

ホテルへ戻ってサウナでいつものくつろぎタイム(コイン・ランドリーかけ
ながら1時間半は入ってる、笑)





結局隣席は空いたまま、ショウは終了。気になってメールしてみると
「これから行っても平気?」と連絡を待ってたようなので、待ち合わせて
食事することに。俺のほうのライヴでの満足話は置いといて、いつもどおり
仕事の愚痴を訊いてあげた。
なんかこのパターン、5年前にもあったような。。。(苦笑)。

予習もしてかなり気合入ってただけに残念な結果に終わったけど
(それは服装からも判った。この寒い中ホットパンツはジョンが見たら
刺激的だったと思う。。って「見えねーよ!」私生活でも結構イベ・コン
っぽいのねw)、互いに次回があるさと約束。

うん、今は、きっと次の別の日が来ることを願っている自分がいる。
(そしてこれはあさってのエントリのプロローグw)

Say It Isn't So

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あ、タイトルの曲は今回やってないから。ちょっとタイトルつけに困ってしまい
「そうでないと言ってくれ」っていうのはいつも名古屋後に感じる正直な気持ち
であるからつけてみましたw 結構頭悩ませて考えてるんよ?前回初日の
his Left Feels Right」(「彼の左腕は正しく思えた」=リッチーの
故障ながらの奮闘にエール)なんてわれながら傑作だと自画自賛(爆)。

じゃあボン一行の「冬の陣2008」のコンレポ、スタート。

グッズ販売に合わせ15:30に名古屋到着、そのままドームへ。16時ちょいすぎ着。
20080111161052.jpg

天気はぐずつき始めて小雨交じり。俺は雨男で有名ですが、ボンに関してはドーム
公演の際にはあまり降られた印象なかったんだけど(2001年の横浜は降ってたね)。

マフラー(スカーフって表現してたかな?)が既に売り切れ。直筆サイン入りリトグラフ
が急遽15000に値下がってたのは、ケチな名古屋人向けだったんだろか?w
まぁでも、2003年にストラップを求めて早めに来た時に比べると予想外に盛況
だったんでびっくりしたわ。
20080111161814.jpg
(よく入り口でにみかける立て看板やバックドロップみたいなのもなくさびしかったので
売場を、苦笑)

俺はこの間のエントリに書いた4種類5アイテムを予算どおりにゲット。
開演3時間前着って余裕だと思ってたんだが、一旦市内に戻って普通のおみやげを
チョイスしてたら結構迷ってしまい、気がついたら1時間半前。日帰りなんていつも
デイパックで十分なんだが、今回は買い物がメインだったので(オイオイ)、ひとまとめ
にできるでかいバッグを持参。荷物をハイウェイバス近辺のコインロッカーに預け、
きしめん屋に寄って、またドームへ。

20080111174006.jpg
(800円もした。具だくさんもいいが金の掛けどころが間違ってるような気がする...
って俺に言われたくない?)

気がついたら帰りネカフェでの着替え用のTをデイパックに入れ忘れてたので
予定外のもう1種をゲット(結局今回トータル36000円ですた)して会場入り。
開演30分切ってた。前回5分早く始まったので、今回も予想できたんですぐさま
アリーナ席へ。57列目ってやっぱ遠いです(涙)。それよりもスタンドが以前に
ましてガラ空き。バックネット席一帯しか埋まってない。ああ、もう次回ねーや、
名古屋じゃ(苦笑)。

前と左隣を女性に囲まれ開演待ち。結局5分押しでショウがいきなり"Lost Highway"
でスタート。「いきなり」ってのはSEとかなしって意味で、ステージも過去の
派手なギミックはみられずいたってシンプル。これが意図したものなのか?
全体的にどの公演も不入りと訊いてる今回の予算削減のせいなのか?わかり
ませんが。。。ちなみにアメリカ同様8人編成とばかり思ってたら、今回は
バイオリンのロレンザさんしか連れてきてなくて6人だった模様。これも予算
削減のあおり?じゃあ"Any Other Day"訊けないのかねぇ。。。(涙)。
いつものステージ上のバーも今回はなし。PRTでも募集してなかったから
薄々わかってたけど。

それよりもなによりも、ちょっと違和感があったのは、ジョンが97年ソロ時の
(ちょっとオールバック風)短髪ダークブラウン髪に戻ってたこと。カッコ悪くは
ないんだけど、あの時よりかは確実に10歳以上歳重ねてるわけで、なんか
以前にもましてチンピラ風にも見えなくなかったな、ひょっとしたらティコよりも
老けてみえたかも(爆)。

で、肝心のセットリストのほうは。。。先にあげてみとくと

11/01/2008 Nagoya Dome setlists

Lost Highway
You Give Love A Bad Name
Raise Your Hands
Runaway
Radio Save My Life Tonight
Summertime
(You Want To) Make A Memory
Whole Lot Of Leavin'
Born To Be My Baby
We Got It Goin' On
It's My Life
Bad Medecine - Shout
These Days
Captain Crash And The Beauty Queen From Mars
I'll Sleep When I'm Dead incl. Jumpin' Jack Flash
Who Says You Can't Go Home
Livin' On A Prayer
Encore
Have A Nice Day
Keep The Faith
I Love This Town
Wanted Dead Or Alive

結構「王道」をゆく選曲であったことは確かなんだが、時差ボケのせい?どの
曲も(特に新曲の)テンポがトロく感じられて、イマイチ歯切れがなかったのが
残念。あとはいつもの「本編ラストに置くべき曲」の詰め込みすぎって感じが
して、せっかくの"Prayer"で〆るっていうのが活きてなかったような気がする。
。。。てゆーか、あ、そーいえばまだ演ってなかったんだ?じゃあこれで本編
おしまいだなって、正直ありがたみを感じなかった(爆)。

もちろん、単発で見ると、
前回の東京初日同様の1982までカウントダウンしてから始まる"Runaway"は
ゾクゾクっとしたし、
いつも時間との戦いで必ず端折られてた"Shout"つきの"Medecine"とか、
ロレンザねえさんの生足まるだしのホット・パンツ姿とか、
12年ぶりの"These Days"がリッチーのヴォーカルだったにせよフルで聴
けたのは最高だったし、そのリッチーが"Nice Day"でダブルネックを抱える
姿を見て、前回の(腕故障でできなかったソロの)雪辱を果たしたんだ!って
俺的一番のハイライトでアンコールになって初めてテンション上がったのとか、
総じて悪くはない、彼らのライヴが悪いはずないのは断言できるし、ぶっちゃけ
俺にとってもバンドからしてもウォーミングアップで試行錯誤的な意味合いでは
盛り上がらない会場がケース・スタディになるのは当然かなと判断できるでしょ。
少なくとも途中に挟まれて一時でもテンション下がって気落ちする、いつもの
パターンは回避できたんじゃないか?

帰りはいつものネカフェで250円味噌カツ定食食べて深夜バスへ。

20080111222425.jpg
(これまで話だけだったので今回初めて写真撮ってみました、一切れ食べてからだったけどw)

追っかけなら誰でも判ってる事実。。。
名古屋済ませちゃえば、これより不満あるライヴが以後絶対にないということ!

さて、明日からの「本チャン」に胸躍らせよう!w

伝えたいこと。

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23日、四谷アウトブレイクにフリーのトリビュート・バンド、トンズ・オブ・ソブス
を観に。

火曜にちょっと発熱してから消化器官の調子がおかしくて水便が続いてる。
出る時はすごい勢いで噴き出すんで(汗)、いつもよおすか気が気でないw
そんな中、無理して観に行ったわけだが。。。

ウンコ漏れそうなくらい良かった(爆)。

新ヴォーカリストを擁して初のライヴ。そして俺にとっても2年ぶりのTOSだった。

前回は前任ヴォーカルのお披露目だった。その時の感想はここにも書いた。
で、以降俺は正直な気持ちを通させてもらった。この2年間、「行けなかった」
んでなく「行かなかった」ってこと。だってそれまでの2年間どんなに忙しくても
足しげく通って皆勤だった俺だし。まぁもう1回くらいは見ておけばよかった
かな?とは後悔もしてはいるんだが。

だから久しぶりのフリーの曲、しかも大好きなファースト・アルバムの頭から
始まった時点で、やっぱり俺、フリーが好きかも!って2年のブランクはすぐ
に埋まるくらいの感覚を覚えたし、新ヴォーカリストの超絶な魅力に即惹き
込まれた。

基本的にこのバンドに「合ってる会ってない」でなく完全に「自分の世界」
ってのを既に構築済みのヴォ-カルだって感じた。そこにポール・ロジャース
を物まねするうまさとかを感じるんでなく、伝えたいことを確実に唄に込める
ことができるパワーをもったヴォーカリストとして、同次元性を感じた。
それはMCからもうかがえたんで嬉しかったな。言いたいことはちゃんと
伝わってきたよ。

「そこに遺したい・伝えたい歌があるから」
それがこのバンドの本来の存在意義だと思ったし、久々に観たバンドは
これまで観たことなくその意思を拡散する輝き・オーラを放ってたと思う。
プロとかアマとか関係なく、今年の1年を締めくくるにふさわしい素晴らしい
一夜だった。

で、次回を既に凄く楽しみにしてること、今回からまた皆勤賞を目指しての
再開をここに宣言しとくw

今日は丸1日オフ。仕事は溜まってるんだが、昨日賞与が支給されて、1/3を
税金と保険料で持っていかれてかなり凹んだ。これでも11月は残業少なく計上した
ので去年よりはマシなんだが、本来基本給の4か月分のはずが、手取りは2か月分
強程度、毎月残業当たり前なので実質1か月半程度の手ごたえしかない(号泣)。
ま、いいか、もらえないより(苦笑)。しかも年末調整って過分が返ってくるのが普通
なんだが、俺に限っては逆に不足分を1月給料から充当しなきゃいけなくなること
が2-3年に一度ある。なので年収締め日にあたる10日までは極力働かないよう
にすることにしたのであるw

午前中に宅配4個受け取って、比較的ゆったり過ごす。別に時間を間違えていた
わけではないが、眠かったのでドトールまでいつものコーヒーを買い出しに行って、
帰りに無性にケーキが食いたくなって(理由はいずれw)、3つも買い込んで
たいらげたらもう16時すぎてやんの(汗)。

慌てて支度してアンセムを観に川崎へ。15分前に着。1階のロッカーが空いて
なかったんでわざわざ3階まで。それだけで汗掻いてしまったやないけ。。。
会場入るとそこそこの入り。前方は満員だったけど、客電落ちたら詰まるだろうし
そしたら前に行こうと画策して後方待機。まぁ結局行かなかったけどね、いくじなし!w

で、期待通りやってくれました!前半で「イモータル」全曲演奏!相変わらず
アゲアゲテンションのバンドはホント見ていて気持ちがいい。ファースト・レッグ
の時とは若干アレンジを変えてる曲もあって「完全昇華」にふさわしい内容
だった。やはりこのアルバムの質の高さを証明したようなライブだ。なにせ俺が
10回以上聴いたアンセムとしては3枚目のアルバムだからして(1.No Smoke
2.Graham。次点がSevensかな?)。しかもその大好きな"Shadow Walk"まで
やってくれて感無量。唯一全部唄い通した曲だったわw

。。。そうなのだ。確かに素晴らしいプレイを魅せてくれたバンドだったが、
肝心の俺が坂本時代の曲をほとんどうろ覚えなのである。前回はそれほど
自覚してなかったのは「イモータル」の曲がアンコールにまで分散してたから
で、今回みたいに前半でお楽しみを終えて後半がクラシックだとモロ露呈して
もた。"Bound To Break"や"Night After Night"なんてバンドのファンなら当たり
前のまさに「アンセム」なはずなんだが、よく判らなかったんでリズムに乗ってた
だけ(汗)。唯一の反省はそのことだったかな。

ということで知らない曲もあり、今日はセットリストを伏せておく(苦笑)。

来年に新作の発表を宣言した彼ら。同等か上回る出来であれば、また参加
したいし、そん時は。。。ちゃんと唄えるようにしときますw






帰りにいつものキリン・シティでまさくん夫妻といろんな情報交換。教えてもらった
ブツは全部手配したw
「毛布」は会社用・保存用の2枚にしたよ!だって1枚80ドルもするんで(滝汗)。
結構迷ったけどね(爆)。

愛蘭からの熱い風

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今年、どんだけライヴが充実してたかといえば、全部のコンレポをここにアップしたくらいだ!
ライヴの2-3時間のために仕事を抜け出すので精一杯な俺にとって、時間的な制約で
うやむやにしとくより、伝えたい感動のほうが勝ったということだね(笑)。


。。。って思ってたら、一発目のアンサーがまだ書きかけだったので急遽上げとく(汗)。



CD / The Answer / Rise

(リンクは2枚組仕様の日本盤)

昨年のホワイトスネイク英国ツアーの前座を務め、年間購読してるクラシック・ロック・
マガジンのブライテスト・ホープにも選ばれたアイルランド出身の新人バンド。ちょっと
聴いてみたくなって買ってみたんが。。。久しぶりにヤラレました(笑)。

「ここ10年で出てきた最高のバンドの最良のアルバム」という触れ込みに偽りが
ないことだけわ断言できる。てゆーか、なんなんだ?若いくせにこの70年代テイスト
溢れるサウンドわ。キサマらちょっとヤリすぎ(微笑)。まんまとコイツらの「狙い」
にノせられた感が。

俺がコイツらと同じくらいの衝撃を受けたのわb.l.o.w.以来だな。ジツに12年。
でも非常に聴きやすいと思う。そこかしこにブリティッシュ・ブルーズ・ロックの
エッセンスが濃縮され、初めて聴く気がしない心地よさに安心して身を任せら
れたんだわな、これが。国内盤はボーナストラック含めて14曲だけど、本編
11曲わまさに全速疾走の感覚で、今これ書いてる間にも聴いてるんだが、
脇の下に少し汗かいてるw 

で、ライブで観てみたいという願いが、幻惑されて2-3週もしないうちに
一晩限りのショウ・ケースという形で実現することがわかって、さっそくチケ
入手。


対バンありという話だったから、年度末のクソ忙しい中、タクシーで乗り付けて
サクっと観て汗かいて、またタクシーで会社に戻る計画で会場に向かった。
新人故前座だとばかり思ってたから、ひょっとして時間より早めに始まったら
イヤだから30分前にわ会場着。すぐ始まる気配なかったからマサくんと待ち
合わせて中入る。懐メロBGが流れる中、ほどなくして暗転、ステージに
ミュージシャン登場。俺も歓声あげて、いよいよスタート、首振り用意!
。。。と思ったら始まった知らない曲(汗)。てゆーか、どうやらステージにいる
のわ対バンのフィリップ・セイスというヤツらしい(滝汗)。

え?出演順変更かよ?って、前座って勝手に決め込んでたのわ俺だけかも
なんだが、それより、俺、考えたらアンサーについてわバンドのパーソネル
すらまったく知らない状態で観に来てるんだよな。ビデオで観たヴォーカルの
揉みあげぐらいしか印象なく(猛爆)、今これ書いてる時点でも名前すら知ら
ないのだ!(威張れることかw)「情報よりも感じる音楽、先にありき」って
ことで。
で、1時間強、よく音楽の方向性がよくわからないヤツのステージを、まだ
肌寒い中Tシャツ1枚でほぼ立ち尽くし状態で早く終わるのを待つ。よく風邪
ひかなかった、えらいぞ、俺!

セット・チェンジとともに、バンド・ロゴの横断幕が降りてきて、期待を誘う。
そして、ほどなく我らがジ・アンサーの登場!今度こそ(笑)。

ショウは、若き日のヌーノ・ベッテンコートをワイルドにしたような風貌のギター
が炸裂する中、ヴォーカルの「グ~ッド・イ~ブニング、トキオ~、シィ~・ヤ~、
ウィ・ア~・ジ・アンサ~!」(~のヴィヴラートが重要w)の一声が絡み、
最新シングルで必殺のファスト・チューン、"Come Folow Me"からスタート。
うわぁ、掴みは完璧にOKじゃねぇかい!続く"No Questions Asked"が
対照的にオープニングからヘヴィで、ドラムの変拍子が心地いいグルーブ感
をたたき出す。後半はブルーズ・フィーリングたっぷりの曲に違和感なく続き、
ステージ上は70年代の雰囲気を醸し出す。続く"Never Too Late"もジミ・ヘン
の曲にも似たヘヴィなカッティングィを伴ってヘドバン向きである。


ここまでで、もう笑いが止まらない。期待どおりじゃねぇかよ。もう参りました。。。
手拍子をしながらリズムに乗って髪を振り乱すヴォーカルを見ていると、
若き日のロバート・プラントを髣髴させるようなステージアクションだと思った。
まさにステージ上は70年代。

続くはアルバム未収録で彼らのデヴュー・アナログEP(!)"Keep Believin'"。
EPは持ってたけどプレイヤないんで聴けないんだが、「ロック・シティ」でPVは
見てたんで予習はOK。俺、なぜかこの曲でU2を思い起こす。ドラムがこの曲
のみクリック・カムつけてプレイするのでラリーっぽく見えるからかな?

温かさを秘めた感動のバラッド"Always"は頭をサラっとやるだけで、
"Sometimes Your Love"へ続ける。後半フェイクしたけど、それが多分彼の
地声で、全編がかなりシャウト状態だということだろう。

そして、俺のハートを鷹掴み、いや鷲掴みした、あの"Under The Sky"が、
ブルーズ・ハープを含んだジャム・セッションを導入部として始まるともう
狂喜もの。レコードよりかなりフェイクしたのが若干興ざめで残念だったけど
若さゆえまだ荒削りな部分として目をつぶる。なによりそれを上回る
エネルギッシュさが彼らの魅力だわ。

そう思ってたら、次が"Preachin'"と来た!ジツはこの曲こそが俺をコイツらに
メロメロにさせた元凶である。ぶっちゃけ、この21世紀に、ロック・アルバムの
中でゴスペルが聴けるとは思ってもなかったんで、しかもコーラスの本物っぽさ
に、「お前たち、反則!ちょっとヤリすぎだよw」ってほくそ笑みながら突っ込んだ
くらい。ただ、黒人ブルーズを知らない若い連中がコレを受け入れられるか心配で、
ましてやショウ・ケースである今回のライヴでやってくれるのは望み薄だと
思ってたんで、まさか本編のハイライトになるなんて予想だにしなかった。
個人的にはもうトランス状態(爆)。ヴォーカルとギターが客席に降りてきて
「ト~キオ、気分はどうだい?」と語りかけるインプロヴィゼーションは圧巻だったね。
まるでバディ・ガイのステージにも似た興奮を覚えた。間髪いれずにファスト・チューン
"Into The Gutter"で本篇を〆るあたり、よくできたセットリストだと思う。まぁ
マテリアルが1枚しかないからかもだが(苦笑)。

アンコールはエアロの"Sweet Emotion"というのが意外。ってゆーか、もっと
やるべき自国のバンドがあるでしょ!ってマサくんと二人で突っ込んだわなw
これまたどブルーズの"Memphis Water"をかまし、ステージと客席にできた
温かな絆を謳歌するような"Be What You Want"で感動のフィナーレへ。
初の日本での歓迎ぶりに謝辞とメンバー紹介を残してヴォーカルがステージ
を去り、残ったメンツでインスト・ナンバーで〆るあたりはまさにブルーズの
ライヴそのものだった。

27/03/2007 Shibuya-AX setlists
Come Follow Me
No Questions Asked
The Doctor
Never Too Late
Keep Believin'
Always - Sometimes Your Love
Under The Sky
Preachin'
Into The Gutter
Encore
Sweet Emotion
Memphis Water
Be What You Want
The Moment (Instrumental)

たしかにオリジナリティという点を、この人たちから感じることは今の時点では
難しい。すべてが過去の音楽遺産を踏襲して計算しつくされた演出を伴って
行われてるわけだから。でもね、偶にこういうバンドが現われて、昔を知らない
今のロック世代にガツンと喝を入れてくれることに異論は唱えない。俺自身
80年代後半にバッドランズやバーニング・トゥリー、タンジア、クワイアーボーイズ
といったあたりが憧憬に値する古きよき時代のロックへの扉を開くきっかけに
なってくれたのがそうだったし、こういうループが現われることによって脈々と
受け継がれていってほしいと思うロックの熱さ(厚さとも言えるわな)ってのを
再確認できるんじゃないかと思う。数日後41歳になってまう俺にも(爆)、なんか
パワーを与えてくれたような、そんな気がする。


7月には「フジ・ロック」にも参加し、1年に2度の来日という快挙を成し遂げた彼ら。
今後にも期待ありだ。。。。って、「マサくんと俺が応援するバンドはポシャる」の
ジンクスを超えてがんばれ!(爆)。

今年最後のライヴは姐さんこと寺田恵子のアコースティック・ライヴ。

そーいえば、今年キャンセルしたのはウィンガーだけでなくSHOW-YAもだった。
まぁ、でもアレは「夏の祭典」で、俺の中ではイベント扱いだからリストにも入れなかった
ので全然忘れてた。なので、寺田姐を観るのは今年最初で最後になる。(いつものこと
だがよく生計が成り立つと思うw)

3-4年前は年4-5回のペースでのアコースティック・ライヴだったのが、年1回になって
しまって久しいのはちょっとさびしいんだが、ブルーズ・アレイ・ジャパンを訪れると、「戻って
きた」って感じがする。アーティストにちなんだカクテル「アコースティック・ローズ」(カシス・
ベース。本人も「まぁ、よくもベタな名前w」だと)と「スモークサーモンのタルタル ゆず胡椒
と苦味野菜の和風仕立て」を頼んで1時間後の開演を待つ。

まぁ70-80'sバリバリの姐さんの趣味があらわれたBGMだったので飽きない飽きない。
ってゆーか、今年ライブ行ったバンドが4つ含まれてたので思いがけない場所で1年を
振りかえることにw ちなみに以下がその曲達(一人ヒマだったんで1曲ごとにケータイ
にメモってた)。
Mr. Clawry / Ozzy Osbourne
Paranoid / Black Sabbath (オジーは彼女の「恋人」なんで外せないw)
Fool For Your Loving '89 / Whitesnake
Kill The King / Rainbow
Burn / Deep Purple
Exiter / Judas Priest
Painkiller / Judas Priest
(盛り付けがオシャレな料理をこの曲バックに食した、バスドラ踏むリズムに合わせて、爆)
We are An American Band . Grand Funk Railroad
レニー・クラビッツの有名なヤツ
Big City Nights / Scorpions
Don't Tell Me You Love Me / Night Ranger
Communication Breakdown / Led Zeppellin
Love In An Elevator / Aerosmith
Jump / Van Halen
Live And Let Die / Guns N' Roses
etc....

で、ほどなく客電が落ち、2部構成の前半戦の開始。姐さん登場で女性客(アコライヴ
は初めてだったらしい)から悲鳴にも似た驚きの叫び声が上がる。そんくらいカッコイイ、
Tシャツにジーンズ姿。ホント殆ど出てないお尻がちっちゃくてステキ。。。って、ニヤニヤ
しながらどこ見てるんだよ!いや、生地です、ジーンズは生地が命w

久し振りの演奏となるソロ「ワンダーグラウンド」からの"Together"で静かにスタート。
2曲目でライヴでしか聴けない定番"Woman's Boogie"。今回のメンツは全員女性。
実はアコでは今回初で、いつものメンバーミッタン(Dr. Per.)・ちからいしさん(Key)に
加え、男性が務めてたGの座にミッタンが組んでるバンドからの長井チエ。

第1部はウォーミング・アップを兼ねてるので4-5曲と後はおしゃべりでもともと短い
んだが、気がつくと「ワンダーグラウンド」で埋め尽くされてた。2003年に俺がNo.1
アルバムに挙げて、春秋2回の全ツアを敢行したのを懐かしく思い出した。独り身の
寂しさを込めた"冷たい月"はいつもムギュっと抱きしめたくなるような衝動に駆られるし、
自分が唄う理由を高らかに宣言する"ずっとずっと"もゴキゲンなナンバー。まさに
「All That Keiko」「女心、聴かせます」の名作の再現にかなりウルウルしてしまった。
途中初めてだから不安と言って始めた、ボンの"Wanted Dead Or Alive"は来年の
いい予習になりましたw

2部が始まる前に2杯目注文。「スタウト系のビールない?」が通じず、「黒」って表現
したら「ハイネケンの黒と一番搾りの黒がある」と言われて、ハイネケンは知らなかった
んで頼んだが、届いたのはどう見ても味も普通のピルスナーだったんですが(汗)。
まぁかわいいウェイトレスだったんで文句言わずに許すことにした(爆)。

第2部はSHOW-YAの曲を含めてカヴァーあり、いつもバラエティに富んだ構成なんだが、
今回は特に音楽的なセンスが光ってたような気がする。スィング・ジャズの定番「A列車で
行こう」が始まって「?」と思いきや、"Rock Train"に繋がるアレンジの妙、いつものあの
AC/DCが、おもいっきりブルーズ調でドキッ!俺が彼女と出会うきっかけになった「グラマー」
アルバムの1曲目で様式美な曲"I Gotta Love"がアコになるなんて思いつかなかった。
彼女が参加したラスト・アルバムのラストを飾る「ウチへ帰ろう」をやったのも、今また
SHOW-YAをスタートさせた彼女にとっては何かの再確認だったように思える。

リクエストコーナを挟んで、クリスマスソング...って紹介して始まったのがサザン(爆)。
4人でうまくヴォーカルを回して(長井さん、すげーかっこいい。ちからいしさん、冗談
やめてw)、「今何時?」にミッタンがいちいち答えて最後に困ってドリフるという、
毎度ある日本人のカヴァーの中では秀逸のバカ騒ぎようだった。
ミッタンも愛すべきキャラだわなw(わけは来年1/15掲載予定のエントリで話しますが
ミッタンがSHOW-YAん中で2番目に好き)

アンコールはセカンド・ソロから「泣かないで」。全体的にしっとり聴かせる曲が多いんだ
よな。踏んで割ってしまって二度と聴けないのが悔やまれる(苦笑)。ラストは定番Zepの
カヴァーを後半でアップテンポ・ブルーズ・デスメタル・ヒップポップ・演歌調にアレンジ、
爆笑の中で幕を閉じた。寸前に俺の目の前の席に女性が遅れて到着して、結局その
2曲しか見れなかったのをちょっとかわいそうだなと思ったけど、まぁそれでも20分近く
は楽しめたんで納得はできたんじゃないかな?

23/11/2007 Meguro Blues Alley Japan setlist
Together
Woman's Boogie
赤い花
冷たい月
Wanted Dead Or Alive
ずっとずっと

Rock Train
Whole Lotta Rosie
I Gottta Love
ウチに帰ろう
リクエストコーナー
~ 戒厳令の街(歌詞忘れてスキャットw) / Blue Rose Blues / その後で殺したい / 昨日酒場で見た女 / 暗黒おもちゃのマーチ...ってなんだ?他
勝手にシンドバッド
私は嵐
Encore
泣かないで
Rock 'n Roll

オールナイト5部構成でやった100曲ライヴをどうカウントするかが問題だが
かれこれ18年で姐さんを観たのは20回越えてて、ボン・ジョヴィとタイくらいにはなる。
ふと気がつくと、俺的にはかなり恋愛感情に近いもんも含んでるのかもしれない。
一生愛し続けたいとこっちが思っててその間柄を縮められない女性ではある
(あたりめーだ、爆)。歳上を感じさせないいつまでも魅力を失わないチャーミングな
彼女のファンでホントよかったと思った1日でしたw

1年の締めくくりもまた大満足のいくものだった。18本東名阪4周と少なめだったが
お気に入りのヴォーカリスト達の熱演が濃かった。ホント俺、バンド・チョイスのセンス
のよさを自覚し、WさんRさんは除いてほぼ全てを観れたラッキーな1年だったと思う。
ガンズが含まれてるのが奇跡である(爆)。

来年も当たり年であることを願っている。

狂熱の蠍団

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あれ?それって「トウキョー・テープス」の邦題だったけ?(汗)まぁ、いいやw

正直言うと、そろそろ忘れかけてるので大したこと書けない。1回しかなかったし。
年末に本ツアー前半のDVDがリリースされるからソレと同時にとも考えたけど、
アレはアレでウリさんとか弟シェンカーがフィーチャされるからちょっと雰囲気違う
かもね。

整理番号6番だったがために、会社17時半に出た!タクシー飛ばした!(爆)
おかげさまでマティアス・ヤプスまん前の最前列を確保!
左隣はドイツのフラッグ持った妙齢のお姉さま、右隣りはおとなしそうな青年。
1時間以上の待ち時間も80年代HRのBGMで退屈しなかった。サウンド・
チェックの音のでかさに驚いた。

ほどなく開演。新譜の"Hour 1"からスタート。ライブハウスで観るスコピは
前回のゼップ大阪以来だが、それどこでない異常な盛り上がり。熱気の
あまり、右隣が女性に性転換してた!(ナイナイ)
男性一人がいたとこに女性二人割って入ってきたもんだから押される
押される。。。
目の前のマティアス、超カッコイイ。繰り出すGのサウンドもド迫力だわ。
御歳59の「おばちゃん顔(声もか?汗)」クラウス・マイネもいつものベレー
帽に、いつもの独特なアクションで客をあおる。"The Zoo"では恒例の
スティックばらまき大会。2-30本ってやりすぎ。。。って、アンタ、肝心の
カウ・ベル、全然叩いてないんですけど(滝汗)。でもお家芸ともいえる
タンバリン投げ(曲が終わるとステージ中央から袖のローディに投げて
ナイスキャッチ)は終始見られた。

若さで脈動するリズム隊に、ベテランのツインギター、それに強靭な
ヴォーカルが載っかって、まさに音の組み体操!繰り出すメロディアスな
珠玉の名曲の数々に会場ますますヒートアップ。

マティアスが途中、マイクのヘッドをたたくようなしぐさしてイクイップメントの
不調を訴えて、"I'm Leavin' You"で完全に引っ込んじゃったのを覗けば
問題ないステージ。そん時もすかさずルドルフ兄ぃがウチらの前に来てくれて
ナイスなサポートだと思った。

コーラスしてて気づいたんだが、なんかボン・ジョヴィ並みに女性が多いのには
驚いた。多分「妙齢の」。。。(以下自粛。オジさんがオバさんのことゆえないw)
唄っててホントすげー楽しかったし、いちいち振ってくれるクラウスに感謝だわ。

俺的には、この1曲が聴きたいがために通う"Big City Nights"に続けて、
通い出してから日本では一度も演ってくれなかった"Dynamite"で本篇を〆て
くれたんで、それだけで十分感動ものだった。隣で押してくる女性はあまり気に
してなかったようだが、すげー汗かいた(爆)。

アンコールはバラッド2曲(あ、「荒城の月」はかなり早目なとこで披露)に
"Hurricane"、"The Smoke"で、あっというまの2時間だった。

グッズ販売がないというところに、急遽決まったという慌ただしさがうかがえたが
それでもたった1回のためにわざわざ日本に寄ってくれた彼らに感謝したい。彼ら
も非常に満足そうだったのが印象的だった。ドラマチックな新譜からのプレイに
かなり期待してたんだが、3曲と意外に少なかったのはやや不満だったけど
ここ10年プレイされてなくて聴いたことのない曲が4曲ほどあって相殺できるもの
だったし、良質な楽曲の宝庫なバンドの贅沢な悩みだと思った。

31/10/2007 Shibuya-AX Setlists (曲順不同)
Hour 1
Bad Boys Running Wild
Love 'em Or Leave 'em
The Zoo
Deep An' Dark
Coast To Coast
Koujo No Tsuki
Send Me An Angel
Holiday
Humanity
Make It Real
I'm Leaving You
Tease Me, Please Me
321
Bass solo - voodoo chile, smoke on the water, enter the sandman
Kottak Attack
Blackout
Big City Nights
Dynamite
Encore
Still Loving You
Wind Of Change
Rock You Like A Hurricane
When The Smoke Is Going Down

「来年また逢おう!」の言葉を信じて待ってるよ。嵐の如く全ツアするに
違いないw

Master Of Rarelity

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20年間で450本超えのライブを観てて、嫌いな手の音楽でなければどんな
大音響の中でもそう苦にならないどころか、好き好んでPAどまん前に行く
習性すらあるこの俺(そのせいかちょっと耳が遠い、苦笑)が、これまでに耳を
傷めたライヴが2本ある。

1本はイングヴェイのソロタイムでサステインをエフェクタで超音波風に上げてく
アホな有難迷惑な演出、そしてもう1本が、89年に観た、ブラック・サバス
でのトニー・アイオミのリフそのものが持つ衝撃波だった。

あの時はクラブ・チッタでニール・マレイ側のかなり後方にいたにもかかわらず
終わってからほとんど何も聞こえなくなってしまったのを覚えてる。ぶっちゃけ
今は亡きコージー・パウエルとのリズム隊がWSキャリアだったから行った
ようなものだったが、その出来事が「リフ・マスター」の異名をとる彼の存在感
を目の当たりにした一夜に変わったりしたのだった。

すべてのメタルの原点。そのブラック・サバスが、2代目ヴォーカリスト、ロニー・
ジェイムズ・ディオと組み「ヘブン&ヘル」という変名でやってきた。

俺はオジー・オズボーンのサバスはリアルタイムで経験していないので、今イチ
ピンと来ないところがある。逆に、ロニー時代はオリジナルには触れられなかった
こそあれ、90年代に一時再結成して「デヒューマナイザー」を発表したのをリアル
で楽しんだので愛着がある。あのアルバムの評価は低いけど、その理由がわか
らない。俺の中でロニーがWS繋がり(ブラックモア、ヴィヴがいたバンドのVo.
であり、ソロではバッキング・コーラスを務めた人)という位置づけからひとつ前進
した時期だったので、来日を逃したそれ以降の彼は(去年のラウパを除いて)
努めて行くようになったわけで、当然のことながら今回も複数回を敢行。
本来観る予定だった20/10/2007は前述のとおり(俺のほうで)ドタキャンしたので
単独公演の2回ということになる。

[22/10/2007 国際フォーラムホールA]

トリなんとかという前座がつくというので(あ、ちなみにいつも興味ないバンドには
「なんとか」って接尾語つけるけどホントはちゃんと名前ぐらい知ってます、爆)、
18時半過ぎに代々木を出て19時10分くらいに有楽町着。さいたまではファスト
ウェイ終演後まだ14時半だったにも関わらずTシャツのMサイズが売り切れて
たんで今日は買えるかな?と思いきやまた売り切れ。あ、ヘブヘルのジャケの
ヤツね。うーん、これで残すチャンスは名古屋だけか。まぁでも名古屋人はケチ
なのか
入手できなかったためしがないのでちょっと安心もしたりw
それでも開演前に着くにはどうすりゃいいか?とかをケータイの「乗換案内」で
検索したりして喫煙所で時間をつぶす。前座が終わって席につくと、16列目の
まぁど真ん中どまん前。先に来てたあっちんとしばし歓談。前座が日本語
うまかったと訊き、そんなバカな。。。トビーよりうまいはずがない!と内心思ったりw 
古城(か古い屋敷)をイメージしたセットが姿を現して期待が高まる。ギターの
チェックでローディがリフを弾くと、ちょっとした耳障り感を覚える。うう、やっぱ
今日は耳やられちゃうのかしら?(滝汗)。

ほどなく客電が落ち、SEの"E5150”が。そして闇の中、ヴィニー・アピス、トニー・
アイオミ、ギーザ・バトラーの順で登場。で、1曲目がライヴDVDの"After All"では
なく"Mob Roules"でビックリ。てゆーか、さいたまでもこの始まりだったんだが、
単独でもフルセット仕様じゃないのか?と複雑。まぁこの勢いよい始まり方も悪く
はないんで、ディオでもしばらくプレイされてなかったこの曲で燃える。気がつくと
客席の俺と、ステージ上のロニーの目線の高さが一緒!!(猛爆)さすが
「小さな巨人」w 

今回のセットリストは緩急交互なので非常にわかりやすい。続くは"Children..."。
正直言うと、デイオでカヴァーする際ってかなり退屈に感じてたんだけど、やはり
オリジナルという意味で壮絶。トニーは。。。トニー以外の何者でもなく(笑)、あの
黒づくめの衣装で静かに美しいリフを奏でる。ギーザはオジーがザックを率いての
初ツアー以来やはり18年ぶりだったけど、あのピックレスで弾き出される低音部
に結構くるものがあって好き。昔みたいな無心な首振りはなかったはず。てゆーか
代わりに俺が真似て振っててよく観てなかった(爆)。

真正面から見ると4人の立ち位置が十字架のように見えてちょっとゾクゾクした。
「南十字星」なんてピッタシな曲もあるし。ツワモノ揃いによる4ピース・バンドの
究極とすら感じた。

ノリのよい"Voodoo"でディオはもちろんトニーのソロも堪能。義指(彼は工場勤め
の頃指を失ってる)という先入観があるためか、テクニカルなプレイや早弾きとは
無縁だと思ってたんだが、あながちそうとも言えないことが判った。ラストでは
ディオとのちょっとしたブルージーな掛け合いが見られて、多分俺的にはここが
ハイライトだったと思う。続くヴィニーのソロは、確かにパワードラマーらしい退屈
させないものなんだが、今回の90分という中では幾分長く感じられた。まぁその
間おじいちゃん達を休ませないといけないという目的があるのはいたしかたない
ことだとしてもw

トニーのソロに続くファストナンバー"Die Young"、そしてクライマックスの名曲
"Heaven And Hell"。もう最初から「オーオオオー、オオ、オーオーオーオーオオオ」。
みんな予習エライw てゆーか定番だからね、ディオでの。掛け合い、「ファイヤー!」
の掛声とともに炎に見立てたガス噴射を含む20分以上にわたる熱演で本篇
終了。アンコールは"Neon Knights"1曲のみだったが、まぁ最後にふさわしい
曲はこれしかないので許す(エラソーに)。途中青のネオンが山型になって頭上
から降りてきたのは、やっぱ意味あるんだよね?汗

DVDのようなライン録りだと粗が見つかるかもだが、PAを通して聴く限り、
ロニーの歌唱は絶対音感でホント安定している。さすがメタル界のサブちゃん。
正直自分のバンドで唄っている時より数段パワーアップしてる(笑)。強力
な個性のぶつかり合いがなせる技だと思う。はっきり言っちゃえば、もう
ディオは要らないと思う。それはトニー達にも言えるじゃないかなとも。
オリジナル・サバスとは趣を異とするロニーと組んだ時期の楽曲をプレイ
するのはトニー・マーティンがヴォーカルだったころ以来だろうからホント
楽しんでプレイしてたと思う。

最強バンドのプレイに大満足だった。あ、で、恐れてた耳のほうは。。。
大丈夫でした、さすが鍛え上げられてるってか?w

[25/10/2007 名古屋市公会堂]

ケータイサイトの「乗換案内」どおりに(笑)18時ジャストに会場に着くと、グッズの
先行販売とか言って会場外で売ってた。チャンスと思って念願のツアデ入りのTを
購入。ヘブヘルの出番まで2時間近くあるし、半分目的は果たしたようなものなの
で(爆)、近くにネカフェがないかと探してみたんだが、舞鶴って交通量あって開け
てるようで意外に何もないのがわかった。千種まで行く気力もなかったので駅直結
のドトールで少し一服して会場へ入る。

うーん、予想してたとおり、中はなんか博物館みたいな作りで、古い建物が醸し
出す雰囲気がなかなかいい。通路の長イスに座ってて出番待ち。木造の柱に
手をやりその感覚を味わ。。。おうとしたら前座の演奏でビリビリ振動してる
(滝汗)。外にいてもとにかく大音響なん。聴きたくなくても耳に入ってくる音。
そしてヴォーカルのMCが。。。日本語うまい!トビーより(汗)。「みなさんに
この曲を捧げます!」の発音の正しさには驚きましたわw

前座終わって入ると、いい感じに狭い!ステージ・チェンジが始まる。どうやら
定刻どおりのようでペース的に東京と同じ。終演予定の21:30まで1時間半しか
ない。彼らが最終のぞみで帰るつもりなら1-2曲削られてもおかしくないかな?
といった微妙な時間だ。

でも結局20時に始まり東京と同じセットリストだった(ラウドも同じだったし全公演
同じかも)。この日は6列目だからメガネ視力0.8の俺でも全員の顔が判って
嬉しかった。

直後の席にずーっと唄ってる熱狂的なファンがいて、アドリブ以外ちゃんと発音
できてるのには感心したが、聴きこみたいバラッド中もそんな感じなので多少
興ざめしたかな。名古屋のロニーを聴きに来たわけじゃないんだし(苦笑)。
俺も唄うほうだが、「振られたところは大声で」という俺とはちょっとアプローチが
違うんでふとそう感じただけだが、終始不快だったというわけではないんで
よしとはする。前回のディオの時の「大バカ」よりは全然エライw

やはり心地よいステージだった。唯一残念だったのは"Heaven And Hell"の
ラストでマイク・トラブルがあったことだが、想定外の出来事は仕方ない。目
をつぶるw 一体感という意味では狭いホールだったこっちに軍配上げようか?
(微笑)何よりファンが投げ込んだ横断幕に感動した。
「We Sold Our Soul for HEAVEN AND HELL!!」(Sは雷に似せてた)
トニーは終演後ごそっとピックをばらまいて行った。ロニーもお得意の
最前の客へのタッチにご満悦。花火ならぬ延々と続くガス噴射で最期を〆た
(出し切っとかないと出国できないって?w)。

21:30終了。ローカル電車を待ってる間に、ギリギリ最終のぞみに間に合う
かもと気づき、急きょバスの予定を新幹線に。25000円の出費になってもたが
そん時の気持ちはプライスレスなもんだったからねw ちなみにグリーンだった
けど御一行様はいらっしゃいませんでした。名古屋マリオットにでも泊まった
のかね?

setlist 22/25共通
Mob Rules
Children Of The Sea
I
Sign Of The Southern Cross
Voodoo
Drum Solo
Computer God
Falling Off The Edge Of The World
Die Young
Heaven And Hell
Encore
Neon Knights

正直言えば、新曲2曲を含むDVDと同じフルセットがプレイされなかったの
が不満といえば不満だった。このツアーが終われば、オジー・サバスの
活動再開なんだろうし、ロニーの寿命も考えると(失礼!でも10年という
スタンスで考えると)次回があるのか?はかなり疑問だけど、この素晴らしい
ユニットで、なにより待望の「デヒューマナイザ」のマテリアルが聴けたこと
だけでも興奮し通しの2夜だったんで贅沢言うのはなし。

ロニーの前でしかしないメロイック・サインもやりつくしたって感じだし。まさに
We Rock!!!  。。。あ、ちゃうか?汗

All Fired Up !!

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土日の2日間、朝11時から夜10時まで約半日にわたって繰り広げ
られるヘヴィ・メタルの祭典、ラウドパーク07、いよいよスタート!

俺は12時半ちょい前に会社を出て、13時ちょいすぎにさいたま新都心へ。
さすがに中途半端な時間帯なので入場にも手間かからず中へ。
人の入りは結構なもん。食べ物屋に並ぶ人の行列やらをかき分け、
ホールん中を1周。スティルなんとかちゅーバンドが演奏してるのを
各入口から覗いて、一番ステージが見栄えする場所をチェックする。

ステージ向って左側通路から見下ろすとアリーナはかなり後ろのほう
まで人がいたんで、素直にステージに一番近いスタンド席を狙うこと
にする。でも結構スタンド席も埋まってて、なら、右端のスクリーンが
よく見えるとこがいいやと思って、ホール右側へ。

ところが、右側へ行くと、近くになるはずのスクリーンがまた遠くに
見えて。。。??? ああ、そういえば今回ステージが2つ並ぶん
だった。左側から奥手に見えたスクリーンって実は真ん中に配置
されてるのね!(納得) そう錯覚させたのも無理もない。客電落
ちてる右側アルティメット・ステージのアリーナを見下ろすと。。。

ひ、ひ、人、全然いないっす。。。(濁流汗)

どおりで通路に人が多かったわけだ(苦笑)。
いやぁ、次がいくらオールド・ファッションド・ロックだからって。。。(号泣)
?待てよ?これは俺にとってはまたとないチャンスぢゃないか!!(嬉)

てゆーことで急遽アリーナ・スタンディング席へ降りる。手荷物厳禁
なんだが、クロークが満杯で既に締め切り(クリマンもアホやね)。
でも真っ暗な中でお咎めするセキュリティもなく、デイパックのまま
かなーり前方まで行って柵際に荷物置いてへばりつく。

絶景のロケーションぢゃないか!(猛爆)

ほどなく隣のステージの演奏が終わり、よくわからんMCが会場の
ゴミについての諸注意と次のファストウェイを軽く紹介する。
簡単なサウンド・チェックがあってほどなくしてバンド登場。
おお!生トビー・ジェプソンだ!!その姿は往年のリトル・エンジェルズ
時代と変わらないロン毛w
「コンニチワ、ジャパン!We are FASTWAY!!Welcome Eddy Clark here!!」
白髪の"ファスト"エディ・クラークのリフでミッドテンポの"Misunderstood"で
ショウはスタート。

もちろん、俺としては予習せずに観るなんて勿体なくもバカなことできない
んでファーストとセカンドアルバムがカップリングになったCDを聴いてみた
んだが、正直好きなタイプのバンドではなかった。てゆーか、このバンドって
ゼップ・フォロワーに入るんでしょ?ボーカルはジャック・ラッセルうり
ふたつだし(そう比較するかよ!)、"Hurtin' Me"、"Easy Livin'"なんて
パクリやんw

だからちょっと不安だった。トビーはタイプ的に違うと思ったから。彼に
ロバート・プラントのマネなんてしてもらいたくなかったし。

でも、彼は。。。彼のままだった(笑)。一声目からまさにリトル・エンジェルズ
時代と変わらない、伸びと張りのある声で俺を魅了する。時折彼独特のあの
シャウトが挟まれると、なんか背筋に電気が走る感覚を覚え、「おお、本物
だよ!生トビーだよ!」って思わず口走りそうになり、顔に笑みがこぼれて
しかたない(キモー)。

彼に合わせてキーがかなり下がっているんで、曲もまったく別物に聞こえて、
とてもオーソドックスなブルーズベーズのクラシック・ロックとして楽しめた。
何よりフロントマンとして、多分趣向異なる客とわかってながら、物怖じも
せず煽ろうとするその貫禄ぶりに、キャリアを感じたね。"Non Stop Love"
では見事だと思い、応じて拍手と合唱。ジ・アンサーの"Under The Sky"
ってこの曲のパクリかもしれないって気づいたw

1曲ごとに「ドウモアリガトウ!」と客に敬意を表する。全部観てないから
わからないけど、多分どのバンドのフロントマンより一番流暢に日本語が
喋れてたんじゃない?(爆)それにいつのまにか俺、女子に囲まれてるし
(汗)。結構、俺と似た想いで観てるブリティッシュ・HRファンっていたん
だろうと思う。隣ではしゃぐ子は確実だとみたw 

サンダー、クワイヤボーイズと並んでデビューし「御三家」と呼ばれ(え?
FMと差し替えろって?俺的には却下w)、俺が知った94年暮れには
既に惜しくも解散してたバンドのヴォーカルが14年を経ての来日でその
雄姿を見せ、長年来の俺の望み薄だった夢が叶ったんである。
多分その想いは長年のエディのファンや(元ママズ・ボーイズの)ジョン・
マクマナスのファンも同じだったと思う。終わってから「俺ずっとファン
だったんだよ!」って興奮やまぬ話声がしたんでなんか嬉しかった。

まさに「奇跡の来日」。感動の45分だった。最初は一度会場出て、また
13000円払ってでも夜のヘブヘル観て帰ろうかな?って考えだったが、
今日はこの興奮をそのまま持って帰ったほうが幸せになれるに違いない!
と思って、そのまま会場を後にした。

20/10/2007 Saitama Super Arena setlist
Misunderstood
All Fired Up
Another Day
Helt
Telephone
Say What You Will
Non Stop Love
Easy Livin'

(1回通しで聴いただけのわりによく曲名判るな?ってツッコミはなしってことでw)


やっぱトビーにはハード・ロックが似合うよ!
リトル・エンジェルズ、再結成してくれねーかなぁ(ToT)。
そしたら気持的は30万くらいかけてもイギリスまで見に行く価値がある
と思いますが、この人には。

大阪サウナ...?

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さぁ、5連荘のラスト。午後イチで大阪へ。
土曜と同じ(書いてないけど、汗)、着いてすぐ「たこ八」へ向かって、
また行列できてたのでテイクアウトでねぎ焼き・いか焼き買って
近くのネカフェへ。牛筋入りのわやっぱうんまい。

あっという間に時間が来たのでクワトロがある心斎橋パルコへ。
8階から階段に沿って並ばされたが、この時既にサウナ状態(汗)。
駅近くのロッカーに荷物は置いてきてスポーツタオルは手にしてた
ので汗を拭き拭きしながら開場を待つ。

大阪・名古屋のライブハウス興業で注意しないといけないのは
整理番号がプロモータ・ぴあ・その他チケセンで重複する場合が
あるということ。ナイト・レンジャーがそうだったけど、今回も35
番という若い番号ながら結局最前は確保できず右側2列目へ。
まぁ今日は準備万全大丈夫でしょう!

ショウは昨日とまったく同じ進行でスタート。
で、スティーヴさん、やってくれました。。。。

3-4曲目までのMCでここを「NAGOYA!」と連呼してしまいました(猛爆)

その後しばらくして苦笑いと言い訳で「オーサカ!」って訂正してたけど、
結構最後のほうまで珠に「名古屋!」って言い間違えることがあって、
俺はどこに来てるか錯覚起こしたw てゆーか大阪人泣いてた(苦笑)。
まぁ寛容な気持ちで笑って許してやって下さい。

2-3の無茶な人に押し流されてちょっと後ろへ下がることになったけど
それで結構回りに余裕ができたのと、やはり「Osaka Sauna !!」とは叫んだ
ものの、ちゃんと空調は入ってたみたいなので(大阪クワトロは構造上完全
密室状態に近いのでやっぱり酸欠が心配だったんでしょう)昨日と大違いで
快適。逆に曲に集中してノリまくりすぎてやはり汗かいたw

セットリストに関しては事前にネットで調べたかぎりでは、ほぼ「ドミノ・エフェクト」
と「リップサービス」からの曲で旧作が3-4曲だということは知ってたんだが
日本では結構古めの曲を特別に演ってくれたみたいで、まさか"Make My Day"
が聴けるとは思わなかった。まぁ"Fist Your Face"なんかのほうが好きなんだが
今の彼らには道徳上無理かもな(笑)。だから近2作が大層気に入ってる俺は
楽しめたことは楽しめたんだが、逆に「リップ」の際に来日してくれれば"Said & Done"
とか"The Other Side Of me"とかも聴けたんだろうし、今回新譜から外された
"Come Alive"や"The Oscar Go To You"とかも聴きたかったというのが結構
本音になっちゃうな。

繰り返しになるがヨーロッパと日本での温度差のせいだが、少なくとも「ドミノ・
エフェクト」の評判はよかった故の東京大入りだったようなので今後の成り行き
には注目したい。

スティーヴ・リー。メロディアスでクラシック・ロックのファンなら絶対チェックすべき
存在である。ヴォーカル・表現力、最高にうまいから。特に白シャツにジーパン・
フェチの某誰かさんにはお勧めだね!って、昨日ソニックくんと話してました(猛爆)。

(セットリストは東京に同じ)

簡単だけどこれで一旦筆置きます。タイムアウトにならないうちに(爆)。
シャワー浴びにネットカフェ寄ってるんだが、今日に限って「待ち」になってて
終バス前に浴びて帰れるかがちょっと心配。。。

東京サウナ(苦笑)

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毎日サウナ付きホテルで朝晩たっぷり汗をかいてる。
そのせいか、サンダー3デイズはいつもにくらべるとそれほどでもなかったんだよね。

で、今日からゴットハード2デイズ。そにっくくんとは20番違いだったのでなかよく
左ブロック2列目を確保。いやあまた170センチ越えが迷惑な。。。って俺の前の
女子もあんま背丈変わんなかったけどね。待っている間は風通しがよくて心地よか
った。坂上ってきてかいた汗も引いて、開演を今か今かと待つ。「左側」でライブ観る
のってかなり久し振りかも!(猛爆)

呼び屋の場内アナウンスもないまま、客電が消えてショウがスタート。いきなり新譜
からのかっちょいい2曲でハート掴まれた!スティーヴのヴォーカル、素晴らしすぎ!

で、気がついたら、熱い。。。いや暑い。あっちい。空調が切れてる!!やっぱこの
パターンかよ。。。(涙)

3曲目の"Top Of The World"で最初の"Hello Hello Hello"に合わせて手を振った
とこまでは覚えているんだけど、もうそれ以上は手を上げると汗が飛び散って周り
に迷惑かけるに違いないと思ってその場で終始腕組み状態に(苦笑)。ステージ
からは盛り上がらない客に見えたかも(涙)。

床に滴り落ちて湿ってるのが自分でもわかるぐらいだから。局地的亜熱帯性高気圧
かい!上昇気流で竜巻起こるかい!ってな感じ。ハンドタオル程度だと無駄な抵抗。
前回のツアーで買ったオレンジのTシャツもかなり濃いめの色になったよ。

でもそのかわり人並みに声だけは張り上げましたわい!

ステージのメンバーもノッてきて汗だく。スティーヴも何度も着替えてはいるけど
隆々の腕から汗が滴り落ち、ジーンズも汗で変色してる。それほどの熱演だって
のはわかるが、「オイオイ、客席も一緒なんだよ(号泣)」

その彼が一言。

「It's Tokyo Sauna !!」

泣きたくなったよ、この確信犯め(苦笑)。確かに喉に悪いからとはいえ
少し気遣ってほしいわん。。。(本編終わってアンコール前までは若干空調
入れてくれたけど)

なんかレポになってないんで、また帰京後にまとめることにするわ(苦笑)。

じゃあスポーツタオル肩から掛けて、大阪サウナに行ってきます(爆)。
心斎橋クワトロ、東京より狭まいんだよな、天井も低いし、2階席で観る
という選択肢もないし。。。(すでに汗)
整理番号35番なんで多分最前確保できれば、迷惑かけるのわ張本人の
スティーヴにだけだと思いますが。。。(コレコレ)


18/09/2007 Shibuya O-EAST setlists (多分)
Master Of Illusion
Gone Too Far
Top Of The World
The Call
Hush
Sister Moon
Make My Day
I Wonder
Tomorrow Just Begun
One Life One Soul
Let It Be
Domino Effect
All We Are
Dream On
Fire Dance
Mountain Mama
Anytime Anywhere
Encore
The Falling
Heaven
Lift U Up
Mighty Quinn

Everybody Wants...THUNDER!!

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最終公演。また前方右マスエリアw

多分41回観てきて、一番最高なステージだったかも。
てゆーか、こんだけ観てて、まだ生で聴いた事のなかった2曲(持ち歌)が
含まれてるんだから、これ以上何を望むというのか?(爆)
さらに「ジャッジメント・デイ」と「シューテイング・アット・ザ・サン」からはレパートリー
残ってるんだろうし、他にも8枚のアルバムで2回はプレイしてない曲とか、まさに
秀作の宝庫であるからして。

新曲が少なかった感も見受けられたのは幾分残念にも思えるが、今回のような
アルバム・ツアーという名目以外の趣旨の企画はぜひ続けてほしい。

やっぱ毎年でもいい。彼らに逢えるのは最高な気分にさせてくれるから。
やっぱ3公演じゃ物足りないから名古屋も訪れてほしいよな。

今の時代にまだ、みんながサンダーを求めてる。。。とってもハートウォーミングな
3日間だった。ホントありがとう。


17/09/2007 Shibuya O-EAST setlists
Welcome To The Party
Dirty Dream
Everybody Wants Her
Low Life In High Places
The Devil Made Me Do It
River Of Pain
A Million Faces
Robert Johnson's Tombstone
Somebody Get Me A Spin Doctor
You Can't Keep A Good Man Down
Love Walked In
She's So Fine
Encore
Play That Funky Music
I Love You More Than Rock 'n Roll
With A Little Help From My Friends (Joe Cooker)
Good Lovin' Gone Bad (Bad Company)
Tumblin' Dice (Rolling Stones)
Dirty Love - I Can't Get No Satisfaction

A Million Faces

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夜行バスでは結構寝れたと思う。てゆーか社内アナウンスで高速各駅
のアナウンスが始まったのは覚えてるんだが、次目が覚めたら新宿駅
に着いてたw たしか真後ろの席にサンダーTを着てた人がいたんだが、
既に降りてて結局声かけられずじまいだったな(苦笑。こういう繰り返し
の中で初めてだったな、同志と乗り合わすのは)。
最後に降りて、一旦会社へ寄ったが551蓬莱の豚まん食ってそのまま
会議室で爆睡。気づいたら15時でやんの(汗)。今日お泊りのホテル
へ寄って軽くシャワーを浴びてから川崎へ向かう。

開場ちょいすぎに着いたけど整理番号呼び出し前だったのでいい場所
確保。って当然ってゆーかお決まりのベン様まん前ですが、何か?
この日は比較的混みあわずゆったりスペース確保できて、メタボで汗
かきな俺にとっては好都合だった(苦笑)。もっとも身長170センチ越え
の二人が前に陣取ってるっていうのは東京では結構迷惑なのかも(猛爆)

開演前までまさ夫妻と談話しつつ。昨日は楽しかったけど(楽しくない
わけがない!)セットリスト的にはいま一つだったかな?とか白状。
俺にとっては今日が彼らの40本目にあたるライブになるんだが、ここ
まで付き合ってると殆どの曲を実際目にしてるんでそうそう驚かない
贅沢な人間になってることを吐露したり(そのあと起こるハプニングも
知らずに、猛爆)。

ほどなくして、多分開演時間ちょうどにショウがスタート。「違うことする」
と公言した奴らはいきなり"Backstreet"をかます本ツアー初期のフォーマット
を踏襲。俺的にはなくてはならない"Higher Ground"も聴けてテンション
上がますわ。昨日は4曲と若干少なめに感じた新譜からの曲も5曲に増え
聴きごたえ満載。途中に挟まれた"Stand Up"にも狂喜。なんせ「ビハインド...」
アルバムリリース直後にいてもたってもいられず渡英して初サンダーした
ヤツですから(爆)。あれから12年。日本でのライブを1本たりとも落として
ない自分を褒めてやりたい気分に(オイオイ)。

今日は中盤からの展開が結構新鮮だった。通常だと本編最後3曲
ってバラッド("Love Walked","Low Life")が来てマイナーでかっこいい
曲("Suicide","River","Fade")が続き、〆に楽しい曲("So Fine","B&C",
"ILYMTRNR")って流れがほぼ定番なんだが、これを崩してとにかく
ノリ重視のレパートリーをたたみかけるようにプレイ。中には12年来
初演の"Flawed To Perfection"を含み、まさくんと思わず顔を見合
わせちまったw 再結成後に聴けた"Don't Wait..."もまだ新鮮な
感動を味わえたし(ベン様のキー最高!)、本篇ラストの"Can't Keep"
も客との掛け合いで楽しさ満載で、この曲で終わるのも断然アリだと
思った。

アンコールに入ってもそれは変わらず、去年同様の(日曜なのに)
"Saturday Night is Alright"、そして"Dance To The Music"と
カヴァー攻勢。後者は初めてかな?と思ったが、99年の日比谷
野音の前日の大阪でプレイしてた(さすが俺のデータベース、爆)。
「ライブ!」アルバムで聴けた、会場を2分割しての掛け合いも
再現されて十分堪能してラストの"Dirty Love"へ。ツアー前は
「今日は"Dirty Love"がない日であっても面白いんじゃない?」とも
思ったんだがやっぱ外せなかったでしょう。

それは今日も観客のコーラスとノリが最高だったから。昨日も感
じたんだがサンダーを観に来る客の質って、他と一線を画して
非常にいいと断言できる、自分含めて(爆)。一緒に楽しみたい
という共通の想いを抱いて会場に集まるから、ホント、ダニーが
指揮者のように客へレスポンスを願えば期待通りのリアクション
を忠実にするから気持ちいい。「everybody clap your hands!!」
と言われて全員が全員するなんて普通ありえないでしょ?昔は
一見さんっぽい人もちらほら見かけて、ダニーに「手叩け!」って
怒られてたが(爆)、今は皆無のよう。WSみたいに自分ひとり
だけでもやらねば!という気負いもないから(苦笑)安心して
られるし。

それを可能にするバンドもそう多くはないと思う、実際の話。
なんども繰り返すけど、この人たちほどのエンターテナーはいない。
再結成直後はなかなか来日してくれずにヤキモキだったが、
今はこうしてまた毎年来てくれる状況を、幸せに感じずに何を
人生の幸福と言おう?最近は仕事柄向こう(英国)に行くこと
すら自由にできない身だから、日本を重要視してくれる彼らを
余計ありがたく思ったりするのです。

ミート&グリートなんかを行うところにも表れてるが、「繋がりを
大事にする」このバンドのことだから、たとえ観客が1000人
しか来なくなったとしても、その人たちに100万人分の笑顔を
与えられるはず。それがこのバンドの底力だと改めて感じた
1日だった。

まだまだ40本。これからも追い続けたいと思う。
(あ、なんか明日用に取っておくべき〆みたいな。。。w)

16/9/2007 Club Citta Kawasaki setlists
Backstreet Symphony
Dirty Dream
Higher Ground
A Million Faces
The Devil Made Me Do It
Stand Up
My Darkest Hour
Robert Johnson's Tombstone
An Englishman On Holiday
Flawed To Perfection
Don't Wait For Me
You Can't Keep A Good Man Down
Encore
I Love You More Than Rock 'n Roll
Saturday Night Is Alright For Fighting
Dance To The Music (菅井君と家族石...嘘 Sly & The Family Stone)
Dirty Love

終演後、短い時間だったが絢さんはじめニフティ時代の仲間と声
かけあう。「あれ?昨日いた?」と当たり前のように訊くと「KINOさん
こそ(サンダーだと)どこにでもひょこっといるからどこに住んでる人か
わからないよね~」との応酬。いや、実際このツアー中は東京でも
ホテル住まいなので返すに返せない。おまけに「フィロズ・コール」
の時某女史にリークしたゴットハードおっかけの件でつっこまれ苦笑い。
とりあえず今は「サンダー一筋」ですってば!(爆)


そして今日久々の「東京」公演で「感動のフィナーレ」へ。

速報のみ(苦笑)

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うわー、キツー!!今(17日)片方でサーバOSインストールしながら
書きなおしてたんだが、行ったり来たりしてたら今度はタイムアウトで
おジャンに。。。(かなり書き進めてたんで濁流涙)

もう16時半なので今日は出かけないとだし、さすがに3回同じことを
書き直す気力はあるか?ってことで(苦笑)、19日の大阪の空き時間
か週末にします。。。ご容赦を。

うう、1時間かけてネカフェで打ち込んでた書きかけツアレポが、
バックスペースキーのせいで一気にオジャンに(号泣)。
どっと疲れが出た。。。

とりあえず初日大阪セットリトだけにします。明日昼間書き直すわ。

Loser
Dirty Dream
What A Beautiful Day
Until My Dying Day
The Devil Made Me Do It
Gimme Some Lovin'
Low Life In High Places
You Can't Keep A Good Man Down
Robert Johnson's Tombstone
Fade Into The Sun
Love Walked In
I Love You More Than Rock 'n' Roll
Encore
A Better Man
Tumblin' Dice (Rolling Stones)
Dirty Love - Shakin' All Over

うーん、2年ぶりの大阪人にとっては再結成後初が2-3曲入って
オイシかったかもしれないけど、だったら"River Of Pain"だって
演ってあげなさいよ!ってツッコミたくなったw

ちなみに大阪のオーディエンスはかつてより全然クレイジー
ではなくなったけど、決めるとこは決め、特にコーラスが
素晴らしく、ダニーが"Fantastic !! Faburous !!"の連発だった。
"Low Life..."はラストのダニーのブルージーな絶叫が楽しみな
曲だけど、今日みたいに客に全部振っちゃったっていうのも
面白かったし、自分で歌ってて感動した(爆)。

多分その20%くらいの客が明日あさってもダブるんだろうが
(猛爆)、東京組も負けないようにがんばりましょう。
俺はなんか既に喉やられてる感じがしますが。。。(濁流汗)

ちゅーことで終バスまで安静にしときます。。。

ロック寓話の中で...Pt.2

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ああ、もう多分ブートなんかが出回ってる時期なんだろうな。。。レポ
にならんやん、許してちょ(汗)。まぁそれでも今回俺が感じたことを
なにせネット歴20年で、ガンズについて語るのはきっと初めてだから
(10年近い付き合いのML仲間でも知らんだろー、爆)ちょっと語ら
せてw


で、中盤"Knockin On..."に差し掛かったあたりから、俺にはひとつの
確信が生まれてた。ラストに合唱を要求するこの曲に、この意外に静か
な観客が応えられるか?「気難しいわがまま」アクセルを納得させるこ
とができるのか?に一抹の不安を感じてて、まぁ実際「そこそこ」って
感じだったんだが(苦笑)彼は客の反応にキレずに終えた。満足気そう
にも見えた。

今日のこのショウ、客の質がどうだろうと彼には知ったことでなく、彼
自身が納得できるものになればいいと思ってるんじゃないか。。?って。
なんせここは「聖地=ブドーカン」なんである。クラシック・ロック・
オタクである彼からしてみれば、チープ・トリックやディープ・パープル
らと同じステージに立っているわけで、感動もひとしおなのは予想できる。
その想いがこうして周囲に捉われず妥協なきステージを繰り広げてる原
動力になってるのかもしれない。。。(増田っちのブログによれば現に
ドラマーはカルロスの恰好を真似てその聖地に敬意を表していたそうで
ある、微笑)そう思えたら、それまで気負ってた緊張感がフッと解けて、

「大丈夫、心配しなくても今日は最後までいい完璧なショウが見れる」

っていう安堵感に変わっていったんである。

実際、この日のライヴは彼の最後の言葉「ここでプレイできたのはとて
も名誉なことだ」を言いたかったがために完璧なまでに演出されたショ
ウになる。19年前に行けなかったばかりに聴けなかった"Used To Love
Her"や(当時まだライヴでしかカヴァーしてない)"Knockin'"をを盛り
込んで、さながら「GNRライズ」リリース直後のあの武道館公演をち
ゃんと覚えているかのように再現することも忘れなく。

思えば...バッド・ロックン・ロールの旗手としてデヴューを果たした
わけだから、「凄い話」ばかりがスキャンダラスに取り上げらることで
ある意味マスコミ操作に近い彼らのイメージが作られたわけだけど、実
際はこの人の「核」っていうのはアーティスティックな部分とエンター
テナー性を第一とする、真面目な人だとみるべきで、彼が求める「完璧
なショウ」のためならば、メンバがステージに立てなければ公演を延期
する、PAの調子が悪けりゃ45分でも切り上げる、走りまわれないス
テージに文句たれる、どれもが正当化される行為なんじゃないか?振り
まわされるウチらはいい迷惑かもだが(苦笑)、その弊害を超えて何に
も代えがたいライヴになることをウチらも理解すべきで、この人のショ
ウマンシップ、ロック・ショウがこうあるべきだっていう姿勢を今見せ
つけられてるかのようだったことにちょっと眼頭ウルウルしだしたので
ある。

アクセルは今回何回か衣装チェンジしてるんだが、往年の派手さはなく
皮ジャン脱いだり、シャツをとっかえひっかえの単純なものだった。
そーいえば最近はタトゥー見せないのかな?とちょっとがっくりだった。
今回、俺としては久々にアーティストものでないTシャツを着て行った
んだ。目にされて不愉快になられると困るから(猛爆)。一応前日ウチ
に帰った折にガンズのを探してみたんだが、UYIの時のは見つからず
初来時のあのロゴTが見つかったけど、薄地で洗濯ビシバシでヨレヨレ
になってたんで止めたw その時にシン・リジーのTも手にしたのを思
い出して、「あー、アレにすりゃよかった...orz」って少し後悔。リッ
ツでのライブのビデオで着ていたロゴTではなく、彼の肩に刻み込まれ
てる「ブラック・ローズ」の。。。「コイツ、思いっきりオールド・ロ
ック・ファンぢゃん!」と俺が彼を見初めるきっかけになったアレであ
る。「UYI」2部作で魅せた彼の音楽での多面性は、クイーン好きと
リジー好きの2本柱からなってると信じて疑わないんで。

このバンドをちゃんと理解してる評論家といえば増田勇一氏をおいて他
ならないと思ってるんだが、彼が初来のインタヴュー終了後、この人が
当時持ってなかったクイーンのセカンド・アルバムのCDをプレゼント
されて子供のようにはしゃいで語りまくったっていうエピソードを思い
出す。あの時の「ロック少年」の姿が俺にとってのアクセル・ローズそ
のものだから。

タンクトップかカットTだったか忘れたが、アンコール近くになってやっ
とあのタトゥーを遠目に拝められたた時。。。
歳を重ねて先人達と同様、今本当にアーティスティックな部分を開花さ
せられる、そんな時期が今来てることを彼も自覚してるんじゃないか?
と、思ったわけです。長いこと待たされてはいるけど(苦笑)。

新曲中一番美しい"Madagascar"(昔"Used To..."絡みで黒人侮蔑発言騒
動を起こした彼が、バックにキング牧師の映像と演説のサンプリングを
使用しているところもまた一考させられるものがあった。感動)を経て
大団円"Paradise City"で〆た2時間20分は、まさに「アクセル健在」
を宣言するかのようだったことを付け加えておく。おかえり!

今回新曲に関して一切触れなかったが、どれも賞賛に値するものがあっ
た。それは来るべきニュー・アルバムの時にでも語ろう。

。。。あるんかい!。。。いや、信じようぢゃないかw 無性に楽しみ
にしている。Check Out!


2007/07/18 Legendary Day at Budokan
(http://www.heretodaygonetohell.com/tour/tour-073.php より)
Welcome To The Jungle
It's So Easy
Mr. Brownstone
Live And Let Die
Guitar Solo
Sweet Child O' Mine
Better
Knockin' On Heaven's Door
You Could Be Mine
Dizzy Piano Solo (Angie)
The Blues
Guitar Solo
Out Ta Get Me
November Rain
I.R.S.
Guitar Solo
Don't Cry
My Michelle
Liquor & Whores (with Bubbles)
Used To Love Her
Patience
Nightrain
Encore
Madagascar
Paradise City

ロック寓話の中で...Pt.1

| コメント(2)

88年12月。思えばあの時も7月のツアーの振り替えで、武道館が
追加公演だった。半年でガンズを取り巻く環境は全世界で大きく変わ
って、単なるLAメタル・バンドから「80年代のストーンズ」と呼
ばれるまでにそのファンを幅広いロック層へ拡散していった。

当時俺は社会人1年生、てゆーか半年は研修だったからホントまだ駆
け出し。終業時間が18時(終礼があってさらに10分押し)の会社
でまだライヴが18時半開演が普通だったからライブ行くのにも苦労
ものだった。池袋のサンシャインからタクシー飛ばしてオジーの武道
館観に行ったっけ。幸い10日は土曜だったので少し安心してた。

。。。が、1か月かそこら前に、その日に郊外にある研修センターで
グループ会社合同のボーナス支給式典ってヤツが予定に入って唖然。
せっかく楽しみにしていたのにそれ以来憂鬱の毎日だった(苦笑)。
ストレスが溜まってついに爆発。前日9日の朝になり、仮病を使って
会社を休んでNHKホール公演鑑賞を血行することに(爆)。

ダフ屋から券を買ったのはアレが今でも最初で最後なんだが、3階立
ち見席を1万でゲットしてショウの開演を待った。当時とてーもマジ
メ人間だったこの俺が悪行三昧だ(苦笑)。

。。。で、あの伝説の45分公演となったのは皆が知るところであるw
前評判から、何をしでかすかわからないバンドに誰もがビクビクして
て異様な緊張感が場内に張りつめ、結局アレである。今でも"Rocket
Queen"が俺のジレンマである(猛爆)。帰宅してから(翌日観る)女
友達に1時間ほど報告の電話で喋りまくって。。。でも愚痴も愚痴に
ならなかった。想定内の「事件」が起きただけ、かえって清々しささ
え感じて惚れたことをよかったと再確認できた自分がいたのを思い出
す。

翌日、式典後に武道館へ向かおうとしたが、新宿に出たのが20時前
だったので、断念。結局連れの友達と落ち合い呑んで憂さ晴らしたw

その武道館公演で前日のことを詫び、当時考えられなかった2時間超
の大盛況なショウを行ったことも皆の知るところである。

あれから19年。「チャイニーズ・デモクラシー・ツアー」と題され
たツアーがアルバム未発表のまま「ワールド・ツアー」に改訂され仕
切り直しとともに追加公演発表。今度はチケを取ることができたし、
俺も仕事のペースをコントロールして時間の余裕を作れるような身柄
になった(「かなり無茶すれば」だが、汗)。これは「ザ・リヴェンジ・
アット・ブドカン」である。

日本の前座が付くということで開演時間の18時に会社を出て市ヶ谷
経由で九段下へ。それでも早めに行こうと思ったのはグッズ買いのた
めだったが、九段下駅を降りたあたりから、いつもとかなり様子が違
うのを感じた。武道館へ流れる人の量が異様に少ない。まぁ実際開演
後だからそんなもんだろうな、前座終わるまでグッズ売り場も長蛇の
列なんだろうなって予想。でも着くとメイデンやプリーストの時の半
分以下のスペースで並ぶこともなくあっさり購入できて肩すかし。時
計確認しても18:40だし、こりゃ相当時間つぶしするな(苦笑)
サービスがトラブル中で飛び出してきたのでケータイで時折状況を確
認しつつ、外で暇つぶしててもアレなんでそのまま会場入り。入場時
にはボディ(カメラ)・チェックさえなかった。

今回取れたのが1階スタンド南東最前列だったので視界は超良好。あ
る意味19年前のNホ3階席後方より近いぞ、とちょっと興奮。フロ
アを見ると左右のブロックはすし詰め。真ん中はちょい余裕。俺の脚
元の後方ブロックも余裕あり。2階席については垣間見ることができ
なかった。

1時間以上は待たされるつもりでいたが、30分もしない19時15
分頃には客電が消えてちょっとびっくり。なんか不気味なホラー映画
のサントラみたいなのがSEとなり、歓声の中、あのギター・リフが
響く。そして。。。

"You know where fuckin' you are !!!"

初っ端から必殺の"Welcome To The Jungle"にマジ鳥肌モン、Oh my god.
続く"...So Easy","Brownstore"とファーストからの攻勢に俺みたいな
年配ファンには涙モノ、頭フリフリ。。。なんだが、気が付いてみると
両隣の若いもんが座って観とる。なんでやねん!てゆーか、俺一人浮く
という心配より、ステージからこっちを見たアクセルが機嫌損ねたらど
ないすんねん。。。の思いのほうがが強く冷や汗濁流汗状態。両隣だけ
でなくスタンドではかなりの人間が座って観てる。おめぇらそれでもフ
ァンかよ!あ、ひょっとして前座のなのかよ。。。それわないとしても
この「問題児」を冷静に見世物的な関心でやってきた人間がやっぱ多い
のかぁと。

でも、"Brownstone"が終わった後の間髪開けない客の手拍子がどうやら
この男に火をつけたらしく、ショウはさしたるMCもなく「ジツに」順
調に進む。アクセルのヴォーカルは全盛期にまして安定しているのが驚
き。実に丁寧に歌いこなしてるとこの時点で思ったが、それはギターソ
ロを挟んで披露された"Sweet Child..."で顕著に。この感動的で甘美な
バラッドの「名曲度」を改めて認識。

バックの演奏陣に関しては、全然パーソネルも知らないで気にもしてな
かったからか、まったく問題ないように思えた。てゆーか、本音言えば
ギルビーやマット、ディジーが加入してオリジナルでなくなった「ユー
ズ・ユア・イリュージョン」発表時点でバンドとはいいがたい別モノに
なったと感じてたから大差ないってこと。自分の仕事「アクセルが作っ
た名曲の再現」をちゃんとこなしてたように思う。今Gが3人いるんだ
が、その一人、「右側の人」(猛爆)には特にこれからが期待できそう。
風貌が70年代当時のゴンゾ(=テッド・ニュージェント)そっくりで
ああ、前BGMに"Cat Scratch Fever"がかかったのわそのせいね!とほ
くそ笑みw ゼップの"Since I've Been Loving You"を彷彿とさせるブル
ージーなソロにわ感動した。スラッシュの役もそつなくこなせてると言
える。他はドラムは黒人なのに驚いたが、もうちょいグルーヴ感前面に
押し出してもいいと思う。ディジーは歳重ねて味のあるキーボーディス
トになってたね。これまでのガンズといえばチューニングやら次何やる
かで曲と曲の間にすげー間(ま)があって、そこが冷める要因にもなっ
てたんだが、今のバンドは常にジャムっててピアノ・チェンジなりなん
なりも行われてるから、観ていて気持ちがいいんである。

で、中盤"Knockin On..."に差し掛かったあたりから、俺にはひとつの
確信が生まれてた。。。 (長いんで続く、爆)

ゾッコンLOVE♪

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オイオイ、いくらタイトル凝ろうと言っても。。。汗
ちなみに"Don't Tell Me..."をパクったとゆーこのシブガキ隊の曲って
聴いたことないんです。。。w

先月から来月売り出すソフトを作ってて、ボスのデバッグ待ちだったんだが
いつまで経っても返事ない上に来月から出張とか言ってるんでちょっと
自分で参考文献を元にデバッグし出したんだが。。。

し、し、仕様書にないことばっか書いてあって、結果が全然違う(濁流汗)

それでなくてもなんかインストーラが変になったらしく、Vistaと98に
インストールしてみたらOS壊すし(爆)、なんか目の前真っ暗。
これから2-3週間思いやられる(号泣。あ、100yenくん、当分キミんとこ
のお世話になるかも、猛爆)

このストレスをやりすごすにわ。。。そうだ、ナイレンだ!。。。とこじつけて
最終日東京公演へ。もうはちきれちゃうしかないですわ。渋谷からでも
原宿からでも歩くの面倒だったから代々木駅前からタクシーで直行。
なんやかんやで開演まで20分だったから歩いてたら間に合わなかった
わな。10分で着いてセーフ。客の入りわいいほうだったと思う。2階席
後方までわ確認できなかったけど。

東京2公演目わ結局"This Boy..."からスタート(ツアマネの前フリわなし)。
順調に進み、違うのわそこだけか。。。と思いきや、アコ・コーナー1曲目に
再結成1作目「ネヴァーランド」から"Forever All Over Again"が!一応
シングル・カットもされた隠れた名曲で、ひさびさに聴いて感動。
この曲ではレブは袖に下がってて(リハなしだったんだろねw)、次の"High.."
から呼び出されて再登場。ちょっとファンクっぽいフレーズを弾きながら。
なんかジャック以外は皆ノってジャムろうとするから、ジャックが制止。
「ジャーニーかよ?それともデフ・レパード?。。。。。ああ、ウィンガー?」
と覗き込まれてレブちゃん、"Seventeen"のイントロを披露。まぁ一瞬
だったけど、この13ヶ月で一番目にしてるギタリスト(13回w)の
唯一の代表曲だけに、俺わちょっと盛り上がっちゃったわね。

アンコール前にケーキとバースディ・ソングでブラッドのお祝い。会場の
皆に手を上げさせてバックに記念撮影。ろうそくを吹き消して(5本立っ
てたかわ確認しなかったw)指ですくい舐めて満足気。もう一すくいして
ジャックのほうへ。アーンしてる彼のほっぺにベチョ。まぁお約束かな。。
てゆーか、80年代だったらケーキ丸ごと顔にベシャ!だったかもとか
想像笑いw 最後に乾杯して残り3発で大団円。

今日も初日同様、観客のノリわよくて盛り上がった。俺の周りもいい
感じだったな、浮かなくてすんだ(爆)。隣の一人で来てたおねーちゃん
がかなりはしゃいでて、俺わ引いて一歩下がってあげてた。
「アメリカの良心」の元にわ、いい人達が集まるってゆー見本みたい
だったw

6/15 Shibuya C.C.Lemon Hall
This Boy Needs To Rock - Highway Star
Tell Your Vision
Sing Me Away
Touch Of Madness
Drama Queen
Rumours In The Air
Seven Wishes
The Secret Of My Success
some nana song - Hey Jude
There Is Life
Eddie's Comin' Out Tonight
Once Bitten Twice Shy
Sentimental Street
Forever All Over Again
Reb's jam
High Enough
Goodbye
Whatever Happened
Four In The Morning
When You Close Your Eyes
Don't Tell Me You Love Me
Encore
Happy Birthday To You, Dear Blad
Sister Christian
You're Gonna Hear From Me
You Can Still Rock In America
San San Nana Byoshi (あ、これは今回毎回やってたw)

 


Never Surrender。栄光と挫折を掻い潜ってきても屈服することなく
今なお前を見てる男たち。新譜を携え、まだまだ現役で彼らが頑張
ってるかぎり、俺のロックに卒業わないとも感じた。

また数年後、逢いましょう。

。。。数年後でいいから(こっちが体力不足、汗)。

何が起ころうとも

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日曜初日わ結局朝方まで起きてて英国ダウンロード・フェスティヴァル
のアイアイン・メイデンを観て殆ど寝てなかった翌日の名古屋で、あんな
盛り上がりだったから、昨日のオフわ結構キテて視界が霞んだり(汗)。
会社で21時前にわダウンしてまい、起きたら4時。げげげ、Windows
Updateの時間を1時間過ぎてもた。。。毎月明け方まで30台近いパソ・
サーバにパッチ当てるのに死に物狂いなんだが、今月からターミナル
サービスにしてクライアントPCが減ったのでいつもより1時間早く上がった
。。。ヒヒヒ。

チケットを見たら席番号が書いてあって、11年前にサンダーで行った時
わスタンデイングだったんだが、IMPホールのHP見るとどうやら可動席
らしく今回わ席あり。その時点でちょっと残念に思い、具合もよくないし
遠いし(あ、距離に関してわ全然気にしない人間ですが、爆)、やめよか
とも思ったんだが。。。

大阪で新譜から"Rock Star"を絶対にやってくれるに違いない!
そう確信してたから、やっぱ行くことに。もたもたしてたから新幹線初めて
駆け込み乗車したわ(苦笑)。

"Rock Star"は大阪アメリカ村の某ロック・カフェが歌詞に盛り込まれてる
んで絶対アリだと思ったんだが。。。

 


6/13 Osaka IMP Hall
This Boy Needs To Rock - Highway Star
Tell Your Vision
Sing Me Away
Touch Of Madness
Drama Queen
Rumours In The Air
Seven Wishes
The Secret Of My Success
some nanana song - Hey Jude
There Is Life
Eddie's Comin' Out Tonight
Once Bitten Twice Shy
Sentimental Street
High Enough
Goodbye
Whatever Happened
Four In The Morning
When You Close Your Eyes
Don't Tell Me You Love Me
Encore
Sister Christian
You're Gonna Hear From Me
You Can Still Rock In America

や、や、やんなかったぢゃん!(号泣)
うーん、風船ギター持った兄ちゃんやらスーツ姿で頭振りまくる
おっちゃんやら個々にわ盛り上がってたんだが(俺の隣のにいちゃん
わ巡回中のジャーマネさんによくやってる!と肩たたかれてたw)、
全体的にみるとなんかテンション低かったように見えたし、振られて
も全然歌えてなかった(というより歌えてたけど、ホールとわいえ
人数わ少ないからステージまで届かなかったのでわ?)んで、
バンドもちょっと肩透かしくらった感も。とわいうものの手抜きすること
なく、ちゃんと東京と同じセットリストで納得いくものを魅せてくれた
と思う。1-2曲目のチェンジわ好み分かれるところだけど、最終日
もコレで行きそうな予感。

まぁ俺わ中通路直後の視界遮らない席で手加減せず歌いまくったし
(新幹線の中で新譜含めてちゃんとコーラスの復習改めてしたのだよ
、爆)、いつもなら3回目の今日でおしまい。。。なんだが、あともう1回
あることにちょっと嬉しさを感じてるので、よしとして後15分で大阪を
立ちます(爆)。


そうだ、この日わどうもバンド一行が(店舗内一の売場面積を誇る)
梅田のヨドバシ・カメラに出かけたらしく、ブラッドがMCで触れて
ジャックが「まーるい緑の♪」のメロディをちょこっと口ずさんでたのが
笑えたw それがレアだったぜ!(コレコレ)

右寄りのダンディ

| コメント(4)

ネカフェでシャワー浴びていつもの味噌カツ定食って
終バスまでの時間を利用して。

なぜか19時半開演という遅めの設定のところ、ちょい
時間押し。そのせいか最終の新幹線目当てかわからんが、
セットリストは若干削られた。

6/11 Nagoya Club Quattro
This Boy Needs To Rock - Highway Star
Tell Your Vision
Sing Me Away
Touch Of Madness
Whatever Happened
Rumours In The Air
Seven Wishes
The Secret Of My Success
Eddie's Comin' Out Tonight
Sentimental Street
High Enough
Goodbye
Drama Queen
Four In The Morning
When You Close Your Eyes
Don't Tell Me You Love Me
Encore
Sister Christian
You're Gonna Hear From Me
You Can Still Rock In America

でも、やっぱ彼らの醍醐味を知るにはライブハウスが一番だと
思った。特にリッチー・コッツェン以来12年ぶりに訪れたここ
クワトロわ5人が立ってるのがやっとなくらいの狭さ。密度わ
当然高まる。

ブラッドってやっぱ強烈なギタリストだわ。あの手抜きのない
真剣さにわ圧倒。このバンド、いつも思うんだが、右側の重力って
ゆーかキャラがすげー濃いからw(ブラッドとケリーのことだわな)
ケリーわ全盛より声わ出なくわなってるんだけど、味が増してきてる
ってゆーか

レブくん、意外にがんばってましたw 昨日わPAの調子もあまり
よくなくてアンプに怒ってたし(爆)。コピーに徹してる感もあり、
正直言って、ブラッド一人のGでこのバンド十分だとも思ったり
わしたんだけどね(苦笑)

今回遠征は初だったわけだが、名古屋のNRファンわすげー
クレイジー。これじゃ「名古屋飛ばし」できないよ、彼らも。
"Sister Christian"があんなに唄えた皆さん、偉い!スタンディング
オヴェーション!

今日わステージ上でジャックの結婚30周年のお祝いがありました(爆)。
オイオイ、毎回プライヴェート行事はさむつもりかよ?汗

みなさん、コメントサンキュー。明日大阪前の徹夜作業の合間にでも
レスします

成功の秘訣

| コメント(3)

それわ
出し惜しみなく、もうこれ以上ないってだけ(苦笑)名曲をたたみかけること!
今日の大盛り上がり、しばらくライヴ・ハウスが続いてた彼らにもいい思い出
になったに違いない。

レブに関してわ違和感なかった。4回行く目的である"When..."はイメージ
壊さず完コピしてくれたので◎。あ、でも"R.I.A"わもっとリハーサルしたほう
がいい(苦笑)。

アンコール前、鳴りやまぬ拍手の中、マネージャらしき人が登場して挨拶。
??なんかトラブルあって続行不可能??と思いきや、ケリーとそのガール
フレンドであるモニカをステージに呼び出す。ケリーわポケットから白い箱を
取り出し、中の指輪を彼女の前にひざまずいて差し出す。感動で顔を押える
彼女に観客からの惜しみないおめでとうの拍手。ジャックが一人カメラを持っ
てはしゃいでる。粋なプロポーズにその直後の"Sister Christian"が彼史上
最高の出来だったのわ言うまでもない。


これが不屈の「アメリカ流」。

 


6/10 Shibuya C.C.Lemon Hall
Tell Your Vision
This Boy Needs To Rock - Highway Star
Sing Me Away
Touch Of Madness
Drama Queen
Rumours In The Air
Seven Wishes
The Secret Of My Success
some nanana song - Hey Jude
There Is Life
Eddie's Comin' Out Tonight
Once Bitten Twice Shy
Sentimental Street
High Enough
Goodbye
Whatever Happened
Four In The Morning
When You Close Your Eyes
Don't Tell Me You Love Me
Encore
Sister Christian
You're Gonna Hear From Me
You Can Still Rock In America

金曜最終日わブラッド・ギリスの誕生日だそうな。そっちも期待。

Screaming Of Vengence

| コメント(4)

プリーストの"For"でなく"Of"にしたw 先週のアルカトラスvsジョーリンのレポ。

行くのに正直気分がノらなかった。予習に買ったCDも1枚目を2-3回聴いた
だけで2枚目は1回だけ。SDに取りこんでもCDのレベルが小さいんでイマイ
チ迫力にかけるし、大体俺アルカトラス自体に特に深い思い入れないから聴
いててもおもろないねん。

当日は雨降ってたし、なんか開演30分前で会社出る時、溜息ついてたぞ(爆)。
おまけに500本ライブ行ってて初めてチケットを翌日分と間違えて持ってった
もんだから入場止められた(汗)。通常わツアー始まると全公演分サイフに詰
めるんだが、そんな簡単なことすら億劫がって、いかにやる気なかったか(苦笑)。
一旦会社引き返して取りに帰ろうとしたけど、結構強めの雨だし、めんどくさい
から当日券買って会場に入った。今わ痛い8000円の出費(涙)。

会場入ると、人だけわたくさんいて(笑)、前に詰めろ詰めろと係員がうるさい
くらい場内大入り。後ろのほうにわ俺と同じように直前入りのサラリーマン達
がたむろってる。なんできさまらそんなスーツ来てこんなじめじめした天候で
蒸し暑い会場にいられるんやい!!人一倍汗っかきな俺わ空気の流れの悪
い中、もう濁流ですよ、Tシャツだけでなくシャツまでびっしょり。

そんな中、まずジョーリンが始まる。先入観からか、アルカトラスからだと思
ってたので正直意外。ジョーリンに関してわ、ちょっと今回感想わパス。て
ゆーか、俺、前回までの4回のツアーわグレン・ヒューズと組んでたから行
ったんであって、(去年みたいに)彼ピンだけなら本来行かない人間なので。
それに今の日本人とのユニット見てるとムカツクし(あ、言っちゃった、爆)。
こっちが先だって分かってたらチケ会社に取りに帰ってもよかったなw 

とりあえず今回の目的わ、「グラハム・ボネット」という唯一無二なヴォーカ
リストを観る数少ないチャンスを逃すまいという一心だったから、他にわ何
の関心もない。でも、どっちかとゆーとアルカトラスとしてでなく、ソロ・バンド
として自分のキャリアを総括するほうがいいなぁと思ってたから、さっきも言
ったようにノリ気がしなかったのも事実。会場にわゴットハードの「ドミノ・エ
フェクト」が流れてたので、むしろそっちのほうが俺的に嬉しかったりw

そうしてるうちに20分のセットチェンジを終えて暗転。すると、会場にわジワ
ジワとシンセの音が。げげ!これわ"Eye Of The World"のイントロSEやな
いけ!アルカトラス名乗っておきながら1曲目からいきなりレインボーって反
則のような。。。(爆)まぁ会場騒然で俺も狂喜しながら登場を待つ。ほどなく
して炸裂する演奏の中、おっさんグラハム登場。おお、黒のジャケ
ットだよ、ネクタイ締めてるよ、オールバックでグラサン姿わ思いっきし横山
やすしそのものだよ(猛爆)。ポケットに手突っ込みながら、なんかモンティ・
パイソンのシリー・ウォーク(バカ歩き)にも似た動作がちょっと微笑ましいの
とわ正反対に、その口から発せられるシャウトはもう鳥肌もの。この歳にして
まだここまで出るか?といった感じ。

こめかみに血管浮き上がらせての熱唱わアルカトラスのインギー時代・ヴァイ
時代の1曲づつに繋がっていく。で、4曲目は鐘の音とともにインペリテリ名
義の"Stand In Line"が!!もうこの時点で涙もの。てゆーか、これが俺の
見たかった"オール・ザット・グラハム"そのものなんだから。もうこの時点で
さっきの出費の元とったようなもんw 

ファスト・ナンバー"Jet To Jet"を筆頭にここからわしばしアルカトラスとして
インギー時代の曲を立て続けにプレイしてバンド再結成の面目を保つ。
ステージ自体はほとんど見えない最後列だったが、バンド音にひけをとら
ないやっさん彼の絶叫がここまで届いてマジすげーわ。セーブ
すること知らないからか、本編2曲を残してMCでもう声枯れてかすれ気味
(苦笑)。歳を考えず上半身裸。でも意外にいいカラダしてる。キャリアとし
てわ本人にとってあまりいい思い出なさそうな(w)MSGの曲まで挟み、
怒涛の"All Night Long"でフィナーレ。もちろん"第1回MOR"から続く伝説
の掛け合いもヴァリエーション豊かに再現。いやースカッとしました!

アンコールわお決まり"Since You Been Gone"だけかと思ったら"Lost In..."
までやっちゃってくれて、もう心おきなく楽しめた。ここまででよかったんだ
がセカンド・アンコールでジョーリンを迎えて、何やるかと思ったら"Long Live..."。
うーん、ジョーリンの選曲だろうな。グラハムわ堂々とカンペ持って唄って
た(爆)。途中「誰が書いた曲?」「ロニー・ディオだよ!」「わけわからん歌詞
。。。」なんて掛け合いがあってセッションを終え、1日目終了。うーん、どうせ
やるんだったら(リフが全く同じな)"Jet To Jet"と"Spotlight Kid"を交互に掛
け合うとかやってほしかったぜw

数多くライブ通っても、グラハムの曲はあまりカヴァーされるのを聴くことが
ないので、繰り出される曲そのものがどれも新鮮に聴こえた。それは誰も
が真似できない(再現できるのわ森川之雄くらいしか思いつかないw)
唯一無二のヴォーカリストたる証。

重い腰上げて来た甲斐があった。そして明日しなきゃいけないこともおのず
と決まったw

5/30 Shibuya O-EAST
Eye Of The World (Rainbow)
Too Young To Die, Too Drunk To Live
God Blessed Video
Stand In Line (Impellitteri)
Big Foot
Jet To Jet
Sons And Lovers
Kree Nakoorie - Hiroshima Mon Amour
Desert Song (MSG)
Island In The Sun
General Hospital
All Night Long (Rainbow)
Encore
Since You've Been Gone (Rainbow)
Lost In Hollywood (Rainbow)
Encore2
Long Live Rock 'n' Roll with JLT (Rainbow)


2日目も曇天だったが、17:30にわ会社を出て開場前に渋谷到着w
前から3列目程に陣取り開演を待つ。待ってる間、国内盤発売前の
ゴットハードの新譜がボートラ含めてフルレングスでかかってたから
全然暇に感じない。それが意味するところも明らかでw、ザック招聘
で9月来日のアナウンスにガッツ・ポーズ。え?でも待って、9月かよ
(汗)。雷とかぶらないかちょっと心配になった(><)。

あと場内アナウンスでアルカトラスのTシャツ購入者にはこの後休憩
中に行われるサイン会でサインがもらえるとも。
これが意味することわ、今日わアルカトラスのほうが先の演奏だ
ちゅーこと。この時点でもうジョーリン見ないで帰ること決定、思い残す
ないように燃えようと決心(爆)。

ショウわ昨日と同じく"Eye.."からスタート。今日のグラハムわ真白の
アロハっぽい姿です。。。最も今日わ思い存分、ハウィー・サイモンの
足元で彼を拝むという役目も担ってた。この会場で数少ない彼の理解
者である俺だと確信するからに。あ、でも小ぶりのマーシャル4台を
並べて健闘する彼に結構声援あったのわ嬉しかったw 彼自身わ
なんの苦もない表情でそつなく弾きこなしてこちらを圧倒。

てゆーか、考えてもごらんなさい。リッチー・ブラックモア、イングヴェイ・
マルムスティーン、クリス・インペリテリ、スティーヴ・ヴァイ、マイケル・
シェンカー...(この日は"Night Games"もプレイされたけど、ミッキー・
ムーディのそれでわなくインギーの"ライブ・センテンス"ヴァージョン)
錚々たるギタリストと組んだ男の女房役をせなあかん立場である。
それなりの実力の持ち主でないとね。グラハムが今、彼を見込んだ
のわ正解だったし、こうして念願の生プレイが拝めたことにわ非常に
感謝してる。もっとも隣にジェフ・スコット・ソートがいてくれたらもっと
嬉しかったんだが(コレコレ)。俺的にわ「彼の音」ってのも知ってた
から、あまりコピーコピーしてたとも思わなかったんだが、頑固な
様式美ファンにわどう映ったんだろう?興味ある。

そーゆーわけでこの日わ結構ハウイーに見とれてたのでヤクザ
グラハム(もうええって?w)の奮闘を見逃してしまった感が。昨日に比べ
ると喉の調子悪く、前半若干セーブしてるようにも思えたが、前方で
バックの演奏が大きく聞こえてただけかもしれないし、後半進むにつれ
絶叫になっていったのでまずひと安心。考えたら客席からヴォーカリスト
の全開な口の奥の「のどちんこ」を拝むことができるってシチュエーション
もそう滅多にないことだわなと思った(笑)。

前方で観てるといったら、前回アンセムでの際に引き続き、しなければ
いけない好例のカンペ・チェック(爆)。いやはやいわば「パートタイム・
ヘヴィ・メタラー」ですから、彼w ちゃんとありましたわ。でも見てる機会
をあまり感じさせなかったのわ最近の活動のたまものか?w
てゆーか、ご丁寧にノートにまとめてあるってのがわかってさりげなく
几帳面なヤツ!MCでそんなの見せちゃうおちゃめさも彼の別の魅力
だわな。

俺もよく叫び、楽しい時間を過ごさせてもらった。
外はどしゃぶりでえらいことになってたけど、JLTを背に心残すことなく
会場を去れた。

次回の来日も楽しみにしてる。


5/31 Shibuya O-EAST
Eye Of The World (Rainbow)
Too Young To Die, Too Drunk To Live
God Blessed Video
Night Games (solo)
Big Foot
Jet To Jet
Kree Nakoorie - Hiroshima Mon Amour
Desert Song (MSG)
Island In The Sun
General Hospital
All Night Long (Rainbow)
Encore
Since You've Been Gone (Rainbow)
Lost In Hollywood (Rainbow)

あ、サイン会、一応並んだんだけどね。メンバー4人の誰に当たるか
は運次第ってことで、不幸にもドラマーさんに当たってしまい
3500円の損。。。(オイオイ、全くの無名ぢゃなく現インペリテリの
ドラマーなんだってよ?w)


で。。。。ここでわひとり注目のゴットハードですが、今日正式に日程
がアナウンス。9/18 O-EAST・19 心斎橋クワトロ
。。。サンダー含めて怒涛の5日連荘と相なりましたとさw

さ、その前に日曜からナイ・レン4デイズや。がんばろ。。。

姐さんアコライブ2006

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ジツは今日は1年後w
セットリストは基本的に寺田恵子オフィシャルに載るはずなんだが、この日のがないので
マニアのために掲載しとく。

23/11/2006 Megro Blues Alley Japan
Move Over
Woman's Boogie
ずっとずっと
地下水道の月
この空の下
大きな古時計
限界LOVERS

Get Back (Blues Ver.)
Blue Rose Blues
Runaway (「夜明けの...」でなく「悲しみの街角」)
不明(誰かのカヴァー)
リクエストコーナー...だったが覚えてないんで殆ど唄えず(汗)
Flower
Come On
Rock 'n Roll
Encore
見上げてごらん夜の星を

メイデン総括

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なんか中途半端になりそうな予感。足りないのわ後で補完する
としてとりあえずアップ。ジツわもう次の書きたいことが溜まってる
もんで(笑)。

[ロレーン・ハリス]

今回前座がついたんだが、なんとベースのスティーブ・ハリスの娘!
ロングのストレートで、華奢で、レザーパンツがフィットする、(知ってる人わ
知っている)俺好みの子だったが、まぁ音楽となると。。。(苦笑)。
当り障りのないガールズ・ロックって感じでコレといった印象がなかった。
前座っていうのわ本来、楽曲を聴く機会を与えてもらってプロモートする
ってのが目的なんだが、彼女の場合、デヴュー前なんでマテリアルも
入手できない状態ということあり、初ライブにあの「武道館」を&場慣れを
お膳立てしてもらった風にしか見えず、まぁスティーブも「親バカ」なの
かねぇ。。。と苦笑。

武道館以外でわUFOの"Natural Thing"をカヴァーして、俺なんかわニンマリ
だったが、盛り立てに一役買ってたかどうかわノーコメントとする。てゆーか
誰も文句言えないでっしょ?汗


[10/25 武道館]

俺の場合、1階スタンドから全景を見渡し、その八角形の特殊な構造を見て
「ああ、武道館にやって来た!」
と実感することが多いんだが、今回わアリーナでステージどまん前7列目
だったので、会場の全体像がつかめず、さほど感慨わなかった。。。
(贅沢や!爆)

メイデンのステージは両脇にブルースが駆けあげれるお立ち台があって
ほぼ定型化されてるんだが、今回のは「戦記」アルバムのジャケットを
イメージして戦場を模してあり、ステージ中央にわ機関銃掃射のために
よく積んである砂袋が配置されてて、おサルブルースがそれを
踏み台にハイ・ジャンプする姿が随所に見られて、こと武道館という
聖域(サンクチュアリー)ではそのテンションの高さを物語ってた。ただ、
テンション高いと高音域が出ずに音外すきらいがあって、結構残念だなぁ
と思った。それにやはりツアー初めてまもないからか、「新曲全曲披露」
という醍醐味の中で、客をどうノせるかを、手拍子させるタイミングとかで
まだ試行錯誤していたようにも見受けられた。

「スクリーム・フォー・ミー!ブドカン!」の連呼で、お決まりのテーマ曲、
"Iron Maiden"で大掛かりな仕掛けによる怪物エディ登場が見られるわけ
だが、今回わ大轟音とともに戦車登場。ゆっくり砲身が客席に向くと、
ハッチが開いて、エディが双眼鏡でこちらを覗く。。。大歓声があがったの
はいうまでもない。


[10/28 国際フォーラム]

今回、開演前にゆっくりできそうなのがこの日しかなかったので、14時
半にわウチを出て16時前にわ会場前に並んで、グッズをゲット。Tシャツ
だけで8種類あったんだが、うち3種類をゲット。ひとつわ6000円もして、
俺ロングスリーヴとばっかり思ってたんだが、帰って広げたら半袖。返品
不可だから確認しろといわれて袖まで見なかった俺も俺なのか?汗
でもほしかった絵柄に違いないんで、おねーちゃんに間違えられたの
かな?と翌大阪でもう1回確認したんだが、飾ってあったのも半袖だった。。。
だとすると半袖との1500円の差がどこから来るものか全然不可解な
ままだ(やってくれるよな、クリマン。苦笑)。

ショウ自体わ追加公演でわあるが、コアな連中が集まったみたいで
13列目近辺の俺らがわめき騒いでも全然浮いてなかったのが幸いで、
またいい汗かきました。汗かいたのわ、ブルースが喉の調子を心配して
途中で空調を切ったせいもある(笑)。

彼の歌の調子としてわ武道館とさほど変わらない様子でちょっと残念
にも思ったんだが、前回来日の際は直前のアメリカ・ツアーでステージ
から転げ落ち、立つのもやっとの苦痛の中でこなしたことを考えれば
十分なできばえだし、バンドとしてのテンションに影響を与えるような
ものでもなかった。


[10/30 大阪城ホール]

予定でわ朝イチの飛行機で9時にわ現地に着いてるはずだったが、
急な仕事で飛行機わキャンセル。前日から会社泊まりでの準備を経て
午前中の仕事をこなし、そのまま新幹線に飛び乗ることに。中央線で
東京駅へ向かったが、降りる際に東芝EMIの紙袋持った人に遭遇。
ああ、A&Rの人でこれから大阪行きかなぁ。。。と横から覗かせた
顔見たら、伊藤(政則)先生でした(爆)。
彼よりかわ何本か後の「のぞみ」に乗って、大阪に着いたのが6時
10分前。ホテルにチェック・インしてる間もなく、そのまま市内キップ
ということもあって荷物をロッカーに預け城ホールへ向かう。

グッズ売り場が比較的空いてたので、前日買い損ねた、アーミー・
ジャケットを購入するために並ぶ。これわ、古着にエディやメイデン・
ロゴをプリントしてあって、1枚1枚作りが違う。古着ゆえ染み汚れ
なんかもあったりして、それを了承の上でお求め下さいと言われた
が、売り子のねーちゃんがやけに親切で、決めて畳んでる最中に
染みみっけてくれて自分から取り替えに行ってくれたりして(俺に
惚れたな!ナイナイ)比較的よいヤツをゲット。ただ、ホテルへ持ち
帰って眺めたら、めちゃくちゃカビ臭くてこのままじゃ着れません><。
なんかこの匂い、高校の柔道か剣道の時以来久々に嗅ぐぞ(爆)。
ここを見てる女性諸君、ぜひ対処法を教えたまえ(汗)。

城ホールわ、東京でいうと代々木オリンピックプールに作りが近い
アリーナホールだから多分1万人わ余裕で入るはずなんだが、
今回、あの巨大ステージが中央トラックの部分に配置されてた。
要はスタンド席が半分以下しか埋まってない状況で、カヴァ・ペー
以来13年ぶりに訪れた俺としてわちょっと寂しかった。席わ前
から7列目だったんだが、おもいっくそ右端で、PAよりも右側
だったので、この日わニコがまったく見えませんでしたToT
その代わり6人編成になってから影が薄くなった(汗)ヤニックが
必死にはしゃいでるのがずっと見れたのでよしとする(爆)。

「大阪わどんなライヴも盛り上がる!」と思い込んでた俺としてわ
ショウが始まってからの客の冷静ぶりにちょっと意外な感じが
した。大部分を占める新曲への反応ってこんなもんなのかなぁと
残念。"The Legacy"では、最初のトリオ・アコギの部分でブルース
が静かに歌いながら左右に配置されたサーチ・ライトで会場の
そこかしこを照らすという、このレクイエム(鎮魂歌)をより感動的
にする演出があって、どこの会場でも照らされたら手を上げて盛り
上がったりしたんだが、大阪だけわまったく声も上がらずシーンと
してて、なんか別の不気味さを感じた(汗)。

そんな状況に諦めたのか(苦笑)、ブルースのフェイクもせず比較的
安定した唄が楽しめたのがこの日の救いだったような気がする。
何曲かエンディングを歌わないで終わらすことがあったにせよ(苦笑)。

前の席が小さな坊やを連れたお父さんで、案の定開演すると坊やわ
見えないからイス席に立ち上がり。。。まぁ本来やってほしくない光景
だが微笑ましかったし、俺としてわ例のエディが出てくる瞬間を喜んで
もらいたいなぁと思ったから(微笑)。でもその登場に意外に冷静だった
んで肩透かし。そこがTVゲーム世代とウルトラマン(着ぐるみ)世代の
違いなわけか?

帰りに250円の天ぷら讃岐うどん立ち食いして、9個300円のたこ
焼きをお持ち帰りしてチェック・イン。チューハイ呑んで明石家さんま
の番組みながら寝たw


[10/31 名古屋市民会館]

ホントわ訳あって神戸へ行くはずだったんだが(内輪爆)、急遽変更
を余儀なくされ、午前中最後の「のぞみ」でそのまま名古屋へ。

代わりに映画「木更津キャッツ・アイ」の完結編でも観ようと思った
んだが、これもまた時間が合わずに断念。結局、前回WSの時に
気に入ったネカフェへ行って時間つぶすことに。また(50%引きで)
250円の味噌カツ定食に感動。てゆーか250円だから感動できる
もんだが、基本料金わ別途かかってるわけで、総額1500円近い
ことを考えるといかがなものか?w

なぜかサイフの中にわ500円分くらいしか使ってない2000円
ユリカ(私鉄・地下鉄パス)が3枚も入ってたので(笑)、金山まで
は名鉄を使ってみたりした。

18時30分前後に会場に着いたら長蛇の列(汗)。会場時間が
30分前だったからで、のんびりしているというか。。。まぁこれだと
ここでとグッズ買い込む人わロレーンのステージわ見れないん
だろうな(笑)などと思い、俺わもう不要だったので早速席へ。

24列目、PA卓・照明卓の2-3列後ろで今回で一番席が遠かった
んだが、まぁどうせ最後だしステージ全景を観るのもよし、それに
19時開演で3時間かかると22時で、最終バス出発まで50分しか
なくネカフェに寄ってる暇もないから、そう汗もかけないんで丁度
いいかもな(笑)。

ところがだ、ロレーンの登場が10分早まって、25分あるはずの
セット転換もほどなく終わり、19時半にわUFOの"Doctor Doctor"
が流れはじめてショウ開始の合図となった。

今回、どこの会場でもそうだったんだが、外人のおっかけ部隊が
すごいはしゃいでて、こと最終公演となるここでわもう狂ったように
盛り上がってらっしゃるw 日本人も負けじと騒ぐから、スタッフも
その空気をきっと感じ取ったに違いない。狭いホールに4公演で
一番の歓声が沸き起こってショウわスタート。

なんかニコの刻むテンポも原曲に近い速さのような気がするし、
曲と曲も切れ目なく続いて、疾走感満点。。。


ああ、最終の「のぞみ」で東京帰る魂胆なのね!!!ボン・ジョヴィがよくやるw


帰るためにはかなりの曲を端折るBJと違い(苦笑)、他公演と
まったく同じステージを再現しようと奮闘してるとこにわプロらしさ・
粋を感じるねぇ。まぁそれを知ってか知らずか演奏の気迫に圧倒
される観客わもう狂いっぱなし(微笑)。俺も今日わ暴れないはずが、
これまで同様にヘドバンするわ叫ぶわでおもいっきり汗かくはめに(爆)。
まぁ彼らが早上がりしてくれそうな気配で俺もネカフェに寄ってく時間が
ありそうなのが見えてきたからだけど!やっぱ俺的にわこうでないと
「らしく」ないよな?同時に当初思ってたステージ全景やライティングの
演出効果なんかを再確認できて、いやあ、最終公演として最高の
気分を味わえました。

俺もアンコール入ってからわ時計を気にしつつ「最終バスまで70分!」
って秒読みだったんだが、そんな中での"2 minutes To Midnight"は
面白かった!最前の子が紙でできた23:58を指す時計を作ってきてて、
ブルースに渡すとコーラスごとにこちらへ向けて、いいキャッチボールが
できた。

21時半に無事全曲完了。最終公演だから、誰一人帰らず盛り上
がってたんで客電もつかない状態が続く。俺も「これわひょっとして
セカンド・アンコールがありそうな予感!!」と席を離れず粘って
みた。ええい、このままバス乗り過ごしても、そん時わそん時よ!
って気分(爆)。結局彼らが再登場することわなかった(てゆーか
出待ちファンによる混乱を避けてバンドを新幹線に乗せるための
時間稼ぎですな)んで、俺も即効で名古屋駅まで向かい、無事
シャワーも浴びれて、最終バスで東京に向かえました。

密度の濃い1週間だった。ただただ今わバンドに感謝。

鋼鉄の処女の鋼(はがね)の意志

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まずはしとらんかったアルバム・レビューから
Iron Maiden / A Matter Of Life And Death (邦題「戦記」)



※リンクは12/20に再発されるDVD付き仕様国内盤

アイアン・メイデンはもともと複雑な楽曲を得意とするバンドである。
1曲の中で変調を繰り返し、表情が何度も変わる曲が多い。バンドを
牽引するスティーヴ・ハリスの思い描く世界はある種プログレにも
通じるところがある。

ブレイズ時代わないものと考えてる俺にとってわ(苦笑)、「フィアー・
ザ・ダーク」以降の彼ら、特にブルースとエイドリアン復帰後の6人
編成になってから同路線への傾倒を強く持ち合わせていたことに
違和感はなかったし、「ブレイヴ・ニュー・ワールド」は新旧のメイデン
らしさをうまく融合させた最高傑作とまで言い切ってしまいたいほど
だった。

翌作「ダンス・オブ・デス」でわハードな側面はシングル・カット曲に
集約して、その他の曲を長尺でじっくり構築と、幾分セパレートした
ことが新機軸・実験的に感じて逆に面食らった部分もあった。

そして、満を持して発表された本作。とにかく発表前からの評判
で、好き嫌いがはっきり分かれるだろうと訊いていたし、10曲ある
中で4分台が1曲、5分台が2曲、残りを7-10分の大作が占め
るということで、俺は期待と同時に前作に思った不安もあったが、
通販待てずに8月下旬の輸入盤解禁当日にタワーへ足を運んで
手に入れ、その世界観を目の当たりにして、その異常なまでの
興奮を覚えたのを記憶してる。

たしかに似通った印象を受ける曲が続くけど、どの楽曲も冗長な
だけとは言い難いフックを個々に持ち合わせているので聴きやすく
思ったし、その意味では長年の方向性が「ここで遂に完成」された
アルバムなのだと感じて鳥肌が立った。

実際、俺、アルバム1枚通して聞き続けるってことわあまりない
んだが、これは捨て曲なしで全曲ローテーションできるほど気に
入ったし、今は本作が彼らの最高傑作であると念を押せる。


発表後ほどなくしてツアー前半に組み込まれた来日も決まり、
毎回新曲を5-6曲はプレイする(現役バンドのプロモーション
ツアーなんだから至極当たり前のことだができていないバンド
も多い汗)彼らだから、どの曲がプレイされるかも楽しみでその
日を待つことになったわけだが。。。

先週TVKの「ロック・シティ」で伊藤政則氏の口から驚愕の
事実を知らされる。口開きとなったアメリカ・ツアーで、彼らは
新作を「1曲目から全曲」演奏しているのだと。2時間のショウ
のうち、80分近くを「戦記」アルバムのために裂いているという
のである。

パープルが「マシン・ヘッド」を、ディオが「ホーリー・ダイヴァー」を、
最近ではメタリカが「マスター・オブ・パペッツ」を完全再現してる
けど、それわ長い年月を経て「名盤」というお墨がついたこそな
わけで、新作をこのような形で再現するのわ、クイーンズライクが
「オペレーション・マインドクライム」を発表した時のツアー以来
だと思うし、あのツアーでも全曲パーフェクトだったかわ記憶に
定かでない。

いやがおうでも俺の期待わ高まり、そして、その「前代未聞」を
確認すべく迎えた日本ツアー初日。メイデンにとっても20年ぶり
の武道館から今、帰ってきた。

内容について細かいことわ今後のツアー記に書くが、単刀直入
にいえば、世界にも名高い「武道館という聖域」だからと奇をてら
うことなく、アメリカと寸分たがわないままの形で彼らはプレイを
始め、その偉業をやり遂げたのである。最後の"The Legacy"が
トリプルアコの〆で静かに終わったときに、言うに言えない感動
の電気が俺の中を駆け巡った。会場は割れんばかりの喝采に
包まれてた。他の観客も同じだったものと信じてる。

訊くところによると、アメリカでは耐え切れなくなったファンが
「もっと名曲を!」と書いたプラカードをステージに投げ入れた
そうな。ブルースわそれをビリビリに破り捨ててショウを続行
したという。それは昨年の「オズ・フェスト」でおきた事件への
アメリカへの回答であったとも言えないか?

現在のメタル・シーンに王者として君臨し、自分たちの信念を
つらぬき通すために一切の迎合・妥協を許さない。曲がること
のない鋼(はがね)の意志を強く感じるエピソードである。
そして俺にわあと3公演分、「歴史」を目撃することができる
機会が与えられている。。。無性に楽しみである!


2006/10/25 日本武道館 setlist (間違いようがない曲順、爆)
Different World
These Colours Don't Run
Brighter Than A Thousand Suns
The Pilgrim
The Longest Day
Out Of The Shadows
The Reincarnation Of Benjamin Breeg
For The Good Of God
Lord Of Light
The Legacy
Fear Of The Dark
Iron Maiden
Encore
Two Minutes To Midnight
The Evil That Man Do
Hallowed Be Thy Name

女だけのRock 'n' Roll Day 2006 (2)

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昨年の「大復活祭」からほぼ1年。SHOW-YAの東京公演。

まぁ1年に1本のペースっていうのはどうかと思うんだけどねぇ。
2回くらいツアーわしてほしい。。。てゆーか、そうでないとこっちの
サイフに跳ね返るから(汗)。今回は2列目までがSSS席として
2万円強、10列目までがSS席で12800円、その後S/A/Bの席種
となってた。俺はSSS席取り損ねたが、去年と同じ金額払って
10列目あたりってどーなのよ?って感じ。特に神戸では狭い会場
なのに、SSの最後列・ABにあたる席ががら空きで半分も埋まって
なかったと思う。東京はそこそこみたいだったが200人近く並んでた
「招待席」っていうのが気ぃになった(怒)。

まず敷居を高くしてる時点で、ウチら高年齢者わともかく若いファン
を拒絶することにつながんないかねぇと若干心配になってるんだが。

ショウ自体は十分にその価値わある内容で、やっぱりこの人たちは
凄い。てゆーか、全盛期よりまとまっててアンサンブルの素晴らしい
こと!!「私は嵐」で、ギター・ソロの後、ベースラインにキーボードが
絡んでギター・ドラムと共に疾走はじめるパートがあって、いつもここで
鳥肌もんのエクスタシーを感じる。15年ぶりの新曲もミドルテンポながら、
やはり同様の手法で各人のプレイが折り重なっていくイントロに、やっと
メンバー全員が「対等」な関係にある今が垣間見れて、ちょうどリッチー
が抜けた後の97年くらいのパープルを思い出した。

SHOW-YAは「GRAMOUR!」アルバムを境に、前期・後期にはっきり
と分けられるんだが、今回のショウの構成で(たとえメドレーだとしても)
歌謡ロック時代だった前期の代表曲をふんだんに詰め込んだことには
素直に喜びたい。実際寺田姐さんのソロでしか聴いたことのない
「水の中の逃亡者」とか「孤独のラビリンス」なんかわ燃えた燃えた。

15年ぶりということもあるからだろうけど、MCに関しては東京よりも
神戸のほうが断然ノってた気がする。で、この人たち、やっぱ「年齢」
と「結婚」ネタに走る傾向がさらに強まってきた気がする。俺、笑っちゃ
いけないとこで思わず噴き出してしまった(汗)。そか、SUN-GOわ
いつの間にかバツイチだったのね。だからって会場にいる同類に手を
上げさすなって!w

今回わアンコール2にハードな2曲を持ってきて、東京でわご丁寧に
ヘッドバンギング講習まで行われた。今回の公演もDVD(あと日テレ
BS番組)になるんだが、そう告げた後の「フェアリー」でマイク・トラブル
があったのわ正直キツイっす(カットだな、号泣)。

まぁ泣き笑い含めて、今後も楽しみだから今年わこれでよしとする。
こっちの調子も悪かったもんで、WS以来のプロ鑑賞としてわ
メイデンのウォーミングアップとしてちょうど良かったかも(苦笑)。


2006/10/20 渋谷C.C.Lemonホール
SE: Immigrant Song
Out Of Limits
Look At Me !
私は嵐
Switch Blade St.
夜が来るまで眠りたい
Life Is Dancing
(新曲) Stand Up You Got A Fight, Keep It You Shout A Loud
Medley:
One Way Heart / しどけなくエモーション / その後で殺したい / 水の中の逃亡者 / You Still Keep Me Hanging On (愛さずにはいられない English Ver.) / 叫び / 孤独の迷路(ラビリンス) / AU REVOIR
時を越えて
Keyboard solo - Drum solo
Bad Boys
Come On !
限界LOVERS
Encore1
What Do You Say ?
Encore2
ギャンブリング
Fairy
SE: 地下水道の月

女だけのRock 'n' Roll Day 2006

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航空券取る時に、神戸着も視野に入れてたので、「関西」で検索して
一番安いのにしたんだが、搭乗口で初めて関空行きを取ってることが
発覚。99年に仕事で一度使った時わ市内からタクシーでそうかから
なかった記憶があったんで「まぁいいか」程度で気にするのをよしたん
だが。。。

電車だと、快速でも市内まで1時間もかかるのね?(滝汗)

結局神戸まで2時間近くかかった。電車賃も2000円近くかかった
から羽田までの料金・時間含めると、最初から新神戸まで新幹線で
行ったほうが良かったような。。。(濁流汗)

さて、肝心のレビュー自体は2回に分けるほどでもないと思うので
詳細わ渋公公演後にまとめたいと思う(苦笑)。セットリストから
見ても判るとおり、今回わ更にてんこ盛りで、去年同様最高の
ステージだったのわいうまでもない。

とにかくデニム(履いた女性)・フェチにわたまらん1日でした(意味不明爆)。


2006/10/14 新神戸オリエンタル劇場 setlist(順不問)
Out Of Limits
Look At Me !
私は嵐
Switch Blade St.
夜が来るまで眠りたい
Life Is Dancing
(新曲) Stand Up You Got A Fight, Keep It You Shout A Loud
Medley:
One Way Heart / しどけなくエモーション / その後で殺したい / 水の中の逃亡者 / You Still Keep Me Hanging On (愛さずにはいられない English Ver.) / 叫び / 孤独の迷路(ラビリンス) / AU REVOIR
時を越えて
Keyboard solo - Drum solo
Bad Boys
Come On !
限界LOVERS
Encore1
What Do You Say ?
Encore2
ギャンブリング
Fairy

だーくねす

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俺、ここでバンドや個人名表記わカタカナに決めてるんだが(書いてる内容はともかく
初心者にも発音くらいわわかりやすいように、汗)、彼らをひらがなで書くのはなんか
名前からして重苦しいメタルかなんかだと思われるからで、実際わお気楽なR&Rバンド
である。で、俺がここで彼らのことを書くのも初めてだし、何より全ツアを性分として
「一見さん」的なライヴの観方を嫌う俺が、「何故だーくねす?」ってことから説明せな
あかんかなと思ってる。

デビューして2-3年と新しいバンドである彼ららと知り合ったのわ、まぁ政則氏が並々
ならないプッシュをしたからもあるが、何より彼らの演ってるサウンンドが語り継がれて
きているブリティッシュ・ロックの伝統をうまく継承してるからでもあり、初めて聴く感じ
のしない懐かしい曲のように感じられたからである。

まぁ確かにヴォーカルのジャスティン・ホーキンズ(以下兄)の裏声を使った唄わ独特
で好き嫌い別れるところだが、楽曲自体はクィーン、シン・リジー、AC/DC等を彷彿
させ、彼らが好きなファンならほくそ笑みたくなるに違いない。自分達のルーツを隠さ
ない。特にギターのダン・ホーキンズ(以下弟)がステージで常にリジーのロゴの入った
Tシャツを愛用している点が、俺を彼等贔屓にするに足りている。

この感覚。。。そう、まさに87年にガンズ&ローゼズが出た時と同じなんだよね。
アクセル・ローズも独特な声を持ち、先の3バンドを愛してやまない。リッツでのライブ
映像でリジーのロゴシャツを着てたのを見た時、肩のタトゥーがまぎれもない
「ブラック・ローズ」だって判った時、俺の中で「同志」とも思える感覚が生まれた。

今回が二度目の来日という。レパートリーもアルバム2枚分、満を持して対峙に挑む
俺の「最初の一歩」。。。はいかに?

前日泊だったからネカフェでシャワーを浴びた後、サンダーのおニューTシャツを着て
初めて行く新木場へ。考えたらなんでフィル・ライノット(シン・リジー)の写真入りTに
しなかったんだろうと後悔。まぁ、彼らの初めて観たバンドがサンダーだとか耳にして
たんでいいか?(笑)会場のスタジオコーストに着くと、1時間前にしては結構な人
だかり。外のロッカーに荷物を納めてちょうど自分らの整理番号が呼ばれたので入場。
最近できたライブハウスなんだがキレイ。横に広く、後方は段差があって見やすい。

客層わ、メタリーな格好より普通ぽい、しかも若い子が多い。うーん、この子たち
ってひょっとしてタテノリ族?(なんちゅー表現やw)本国でわアリーナ・クラスを回
る彼らが日本でわクラブ回りという温度差が気にわなってたが、でもこの集客を
みるかぎりは安心かな?と考えながら連れのまさくんと談話してると、お決まりの
AC/DC、リジーとかかったので二人で狂喜してる。次がWSの"Here I Go Again"
だったのにわ笑ってしまったが、回りわあまり気にかけてない(汗)。

"Wole Lotta Rosie"が流れ、サウンドチェックが行われ、主催者の注意がかぶって
なんやわからんうちに客電が落ちる。すると急に後ろから押し寄せてくる波に、まさ
くんわ上手に離脱、俺わまんまと飲み込まれて揉まれて、く、く、苦しい(汗)やっぱ
タテノリの連中(=マナーもへったくれもない連中、オイオイ)ぢゃん。。。涙。でも
クイーンの曲が流れ(彼らのお決まりのオープニング曲なのかもしれないが)、場内
で大合唱が始まったのを目の当たりにして、「むむむ、できる。。。」と鳥肌が立つ。
しかもその声からしてどうやら女の子に取り囲まれてるらしい、俺。下手な動きをする
とヤバイ(濁流汗)。

1曲目は"Knockers"。どこを切っても完璧なクィーン・サウンドである(笑)。英国の
セットリストを入手して予習してたから違和感なかったが、普通なら意表をつくよな。

で、絶叫に迎えられてバンド登場。兄は。。。最初イングヴェイかと思った(猛爆)。
1作目でキャット・スーツが似合ってた面影わいずこへ。「印税太り」ってヤツです
かね?(笑)。対する弟わ。。。「おおお!ちゃんとリジーのTシャツや!!(号泣)」
頭振り乱してのギターがかっこ良すぎ!!"One Way Ticket"あたりから、もみくちゃ
にされて熱いだけではない、アドレナリンがどんどん出てくる感覚。兄のギターも
飾り程度かなとも思ったが意外に達者である。でもピックでサッカーのリフティング
をやろうとして何度も落とすのわやめて(汗)。

3-4曲目あたりから波打つ客の動きの中にでも自分の位置をちゃんとキープ
できるようになってたので、ポップで良質なロックンロールに身を委ねた。まぁ
曲名と曲が一致しないのと、合唱できるまで予習しとかなかったんで(それを裏声
のせいにする!)曲順わさだかでないが、多分以下のセットリストどおりに進んで
ったと思う。アグレッシブな"Black Shack"、途中兄がキーボードを引っ張り出して
歌うパート、セカンドでかなり気に入ってるダークネス版"Black Rose"とも言うべき
"Hazel Eyes"、彼らを知らしめることになったヒット曲"Hands Off"。。。キャリア浅い
中、凝縮された楽曲の連続で心地いい。ラスト前にわAC/DCのカヴァーを連発。
しかも"Thunderstruck"だった日にわ。。。思いっきり叫んでやりましたわ。逆に
そこで一番ノって首振ってた俺って何者?(爆)

ラストがセカンドで一番気に入ってる"Bald"だったのがGood。てゆーか、この曲
がラストだって判ってから急に俺ヤル気になったんだよね(微笑)。でなきゃ2連泊
の合間のライブってかなり気分的にツライもんがあったと思う。このかっこいいハード
ロックに大満足でショウの幕わ閉じたのでした。

開演前に「今日が気に入ったら、(あれば)名古屋も参戦したいなぁ」とも思ってた
んだが、ツアーわ東京が最終らしく、最後にツアークルーへの謝辞もあったりした。
残念。

本国でわボン・ジョヴィよろしく宙に吊り上げらたり、虎や巨乳の乗り物にまたがっ
たりと(爆)、アリーナならでわのエンタテイメントを提供してる。そんな彼らも観て
みたい気もするが、音で勝負のクラブ・ギグでも十分に通用するので、日本での
人気わコレわコレでいいと思う。

次回わ複数回行くこと必至!と心に決めた、嬉しいファースト・コンタクトだった。

Setlist (うーん、これわ英国ツアーでの。多分この順で全部やったような。。。)
Knokers
One Way Ticket
Is It Just Me
Growing On Me
Dinner Lady Arms.wma
Givin' Up
Black Shuck
Love on the Rocks With No Ice
Love Is Only a Feeling
Seemed Like a Good Idea at the Time (Acoustic)
Hazel Eyes
Get Your Hands Off My Woman
Friday Night
Girlfriend
Highway To Hell / Thunderstruck (AC/DC)
I Believe in a Thing Called Love
Encore
English Country Garden
Bald

It's All Over Now...

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大阪2日目。あいにく朝から結構な雨模様。ホテルを出て、荷物を
深夜バス発着所近くのロッカーに預けて市内をブラブラ。桜ノ宮の
造幣局の桜並木がきれいだった。。。って、なんでそんなとこ行った
の?(笑)

ドームにわ50分前に到着。実わ昨日ジャケット(ニコちゃんマークつき)の
Mサイズを購入したんだが、裾が短くて気に入らず、Lを買いなおしたかっ
たのでグッズ売り場へ。でもその売り場にわLサイズなく、メインの大売り
場は超混みだったのでいったんあきらめて中へ。(規制退場無視で早めに
外へ出たので、結局ゲットわできた)

席はスタンド真正面。メインステージから最も遠いとこだな。でもお立ち台
からわそう遠くもなくまん前なんで、ここらへんわ否が応でも盛り上がるに
違いない。

ショウわ15分押してスタート。1曲目わ"Last Man"でお立ち台登場。
大阪ドームってスタンドでも音いいね。悪いと思ったことないもん。遅れて
わいるんだろうけど、さして気にならない。こうして最後の公演で全景を
ゆったり見渡せるのわかえってよかったと思う。ステージ上のモニタに
写るニコちゃんが"Bad Name"の俺たちの歌声にあわせてウィンクする
なんて初めて気がついたし(笑)。"Just Older"のブレイクのMCで、
今日が日本での75本目のライヴになるという。ちなみに俺にとってわ
28本目。ともに歩んできた19年間の想いが、歌詞とダブってちょっと
感慨深くなった。

セットリストわ大幅に変わる、というか通常フォーマットだろうと予想してた
が、意外にも前半わ昨日を踏襲してた。ただしアコ前に"Prayer"を持って
きたりと、曲順わかなり変えて展開したので、今日もユニークなショウに
なった。初出の"Always"わジョンが高音出さずに済むTLFRヴァージョンで(笑)、
今日わ土曜だから"Saturday Night"のアコヴァージョンが訊けて、
"Keep The Faith"で〆めるっていうことでまずまずだった。アンコール1曲目に
"Wanted"を持ってきて、今回初めて1コーラス目をジョンが普通に歌う。なにやら
ラジオでのオンエア用でのことらしい。ラストを"Who Says "で〆たのも俺的にわ
今回のテーマになった曲だったから大満足。

時計をみたら2時間20分くらい。曲数もそれほどでもなかったので、昨日見て
今日違ったものを期待してた大阪の人にわちょっと肩透かしだったかもしれ
ない。2日かけても新作から2曲オミットされてたし。途中モニタの一部が欠けて
表示されるようになってしまい、そのせいもあったのかも。確かにノリという意味
でわ昨日に負けていたかもしれないけど、当の俺わ、今日わ最後だから悔いが
残らなきゃいいやってことでかなりリラックスして歌って盛り上がれたのでこれわ
これで十分楽しめた。


15日大阪ドーム・セットリスト(多分やっぱ順番でたらめ、涙)
Last Man Standing
You Give Love A Bad Name
Captain Crash And the Beauty Queen From Mars
Runaway
The Radio Saved My Life Tonight
Just Older
I Want To Be Loved
Born To Be My Baby
Story of My Life
In These Arms
Have A Nice Day
Complicated
Welcome To Wherever You Are
Everyday
Livin' On A Prayer
I'll Be There For You (Richie Version)
Always (TLFR Version)
Bad Medicine - Dancing In The Streets
Raise Your Hands
Someday I'll Be Saturday Night
I'll Sleep When I'm Dead
Keep The Faith
Encore
Wanted Dead or Alive
It's My Life
Who Says You Can't Go Home


駆け足だったが楽しい8日間を過ごさせてくれた彼らに感謝の気持ちで
いっぱい。また早めに来てほしいものだ。

じゃあネットカフェからの書き込みを終えて、これから最終のバスで東京に
戻ります(笑)。


会社に寄って少し残処理してウチへ。ずっと土日働いてたから長らく受け
取れなかったコレをようやくゲット。

Have A Nice Day Japan Tour Edition (CD + DVD)

いわゆる「来日記念盤」なんだが、結構濃い。初回盤プレゼントした連中にわ
交換してあげたいくらい(笑)。
なにせCDのほうにわ最新ライヴからの音源を5曲、DVDも初回限定盤付属と
全く違う、プロモ3曲と"HAND"のライブ映像、ツアー初日のドキュメントを収録
だから、まさに本ツアーを体験した人への思い出の品になるようなパッケージ
ングになっているのが嬉しい。俺的にわツアー前にでなく今日観たのわ正解
だったな。

これ観たら、やっぱリッチーがダブルネックでソロ弾く"HAND"(今回わゲストの
ボビー・バンディエラが代行)が聴きたかった。来年仕切り直しに来なさい!
それがキミたちの義務だよ(笑)。

Magical Mystery Tour

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大阪初日。あいかわらず会社から羽田直行への構図(汗)。

着くと大阪わまだ冬みたい。気温12度ってかなり肌寒い(><)。

ジツわ理由あってチケが1枚余っていたんで(爆)、よくある
「チケ譲ってください」の紙持ってる人にでも譲ってあげようかと思い、
JRと地下鉄の駅前をうろうろしてたんだが、今回やはり2公演あるせいも
あって需要より供給のほうが多いらしく、みんな「余ってます」の紙ばっか
(汗)。そうだよな、でなきゃ東京もんの俺がアリーナ取れるわけないもんな
(苦笑)ちゅーことで諦めて会場へ。寒いし(汗)。会場内でも開演までわ
Gジャン羽織って待ってた。

アリーナ39列目は中間あたりなのでちょうどよかった。例のお立ち台を後方
に確認して、開演を待つ。8分くらいすぎて客電が落ち、俺わ後ろを振り向く。
今回みんな始まると正面でなく後ろを振り向くってなんか変な感じ(笑)。

しかーし!姿なく曲が始まる。振り向くとジョンがメインステージに(濁流汗)。
しかも1曲目わ"Last Man"でわなく、ジェリー・リー・ルイスの「火の玉ロック」
という意表!やってくれましたわ、ジョン様。2000年のまだ大阪1公演しか
なかった頃もいきなりニール・ヤングのカヴァーから始まったりと、ちょっと趣向
を変えたショウを見せてくれた彼らだから納得もできるけど。

で、その「これまでと全く違う」ショウは1曲目どころかそれ以降も新曲を排除
して次々繰り出される名曲のオンパレードで進行されていく。「2,3,4!」の
掛け声で続くのわ決まって"Born To Be"のはずが"Radio"だったりと、慣れてて
「ナナナ!」って叫んでもた俺の周りがバツ悪くなった。うーん、完全に裏かかれ
てる気分(爆)。

あまりに新曲がないんで、「こ、これわひょっとすると、中盤でアルバム全曲、収録
順にプレイとか考えてるのか?」なんて妄想にも駈られたが、中盤から"Novocaine"
を筆頭に小出ししはじめる。ウォーミングアップ十分でここからメインディッシュ!
って構成わ、やっぱ大阪の気候が寒かったせいもあるのかなぁ?って。

中盤のアコースティックコーナにさしかかり、リッチーが紹介される。故障の件
に触れつつも、なんとリッチーに振ってジョンは退場。"The Left..."ヴァージョン
でない、リッチーがヴォーカルのエレクトリックな"I'll Be There"が披露される。
その素晴らしいこと!TLFRヴァージョンわかなり原曲を崩してるからコーラスしに
くいんだが、こっちだとみな安心して歌える。ここで聴けるラストの素晴らしいギター
ソロを見せつけられる限り、怪我なんて嘘のように思える(演出・ヤラセだったり
してw)。

続く"Blaze"で前エントリで触れたティコの壮絶なドラムが展開。盛り上がりが
絶頂に達すると会場は割れんばかりの歓声。ジョンが歌いだす。でも、スクリ
ーンにわ映し出されるが、ステージにわいない。。。ま、まさか!と後ろを振り
向くと。。。

例のお立ち台にジョンがスポットライト浴びて立っている!
こっちにわケツ向けてw

やられた、今回わさすがの俺も完全にノックアウトだね。ここまで劇的だと
もう言葉が出ない。。。

あそこだとモニタがないから口パクだってのわ、立て続けに"Bed Of Roses"を
プレイしだした時点で誤りだってわかった。ジョンわ歌いながらそのまま会場を
ゆっくり掻き分けながらメインステージへ戻ろうとする。ドラマティックな演出。
ジョンのマイクがそのサプライズに絶叫する周りの女子の声を拾ってヴォーカル
が聞き取れない!(爆)しかももみくちゃにされるジョンの姿がスクリーンに映し
出され、ちょっとかわいそう。で、さしものジョンも、ある女の子の行為にムッと
きたのか歌をやめ、睨みつけた(汗)。ちょっとヤバイ空気が流れるも、ジョンの
ことですから笑顔で続け、ようやくステージへ。「いっ痛てぇ!」ってゼスチャで
手を振りながらリッチーになんかささやいてた(苦笑)。

まぁその張り詰めた空気も、中指を折り曲げた手のひらを差し出して「ああ、
俺の指わどこ!?」で笑いをとると元に戻り、"Bad Medicine"へ。観客の熱狂
に応える形で"Shout"完全版を続けるヴァージョンを披露、ここにメンバ紹介を
挟むのもレアだったぞ。

それ以降も盛り上がったのわ言うまでもなく、とにかく大阪のオーディエンスわ
素晴らしい。となりのカップルも、どうやら彼のほうがバンドを好きらしく、開演前
にわTシャツに着替える気合の入れ様でショウ中もずーっと歌ってた。特に俺の
周りは素敵なつわもの揃いのファンが集まってたらしく、後ろからは手馴れた
感じでショウの進行を語る会話も聞こえてた。今回全公演で"Wanted"の
1コーラス目をこちらに歌わすんだが、直前連れに「歌詞わこうだからちゃんと
歌って!」だって(笑)。おかげでこの日が一番素晴らしく応えられた。1列前の
おばちゃんが振り向いてウチらに拍手くれたくらい(爆)。

全曲終了して時計を見ると22時近かった。2時間半超えで全27曲。こ、これ
が1日目です(汗)。

USから70公演近く続けてる中でも、これまでにない「特別な夜」になったのわ
間違いないでしょう。オーディエンスとバンドの間に起こったケミストリーに大満足
の一夜だった。俺にとってのラストステージ。2日目にもマジックを期待したい。


14日大阪ドーム・セットリスト(もう完璧に曲順不問、汗)
Great Balls of Fire (Jerry Lee Lewis cover)
You Give Love A Bad Name
Captain Crash And the Beauty Queen From Mars
Runaway
The Radio Saved My Life Tonight
Just Older
Novocaine
Born To Be My Baby
Story of My Life
I Won't Back Down (Tom Petty cover)
Have A Nice Day
In These Arms
Welcome To Wherever You Are
Everyday
Who Says You Can't Go Home
It's My Life
I'll Be There For You (Richie Version)
Blaze of Glory (TLFR Versionもどき)
Bed Of Roses (TLFR Version)
Bad Medicine - Shout - Members Introduce
Raise Your Hands
Livin' On A Prayer
Encore
Complicated
Wild In The Streets
I'd Die For You
I'll Sleep When I'm Dead
Wanted Dead or Alive


順当に「その公演でしか聴けない曲」が1曲わあるって感じで進んでるから、
"Blood"か"Never Say"か"Hands On Me"やってほしい。。。"Always"でもいいw

中盤戦

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3公演目、名古屋。 WindowsUpdateの日とぶつかったので早朝作業があり、
前日徹夜状態(汗)。

2000年だったか、駅からドームまで20分くらい歩いた記憶があって実際開演に
間に合わなかった教訓を生かして余裕もって出かけた(笑)。ホントはそんなでも
なく10分程度で、ボンたちが日帰りだから開演時間を厳守したからかもな。

で、30分前に着いたんだが、アリーナ67列目って後ろから8列目でえらい遠い
やない(涙)。幸運なことに今回スタンドわ大阪最終日だけで済んだのを喜んで
たがあんま変わらない感じ(苦笑)。

だが。。しかし。。

左手に目をやると、12-3メートル先が凹っと空いてて、その中央にさりげなく
黒幕のかかった物体が。

おお!これが知ってる人わ知っている(爆)今回のサプライズ、1曲目にジョンが
上がるお立ち台でわないか!

東京だとはるか後ろで起こってた出来事で、サブステージだとばっか想像してた
が単なる1.5メートル四方の箱じゃん(汗)。この距離だと去年お台場で見た近さ
とあまり変わらない(笑)。一人妙に興奮しながら知り合いにメールしまくった(爆)。
特に元嫁の
「なんかで触って、大事に持って帰って来て。タオルかなんかで。」
に噴き出してもた。そこまで近くないちゅーのw

アリーナわ客がまだまばら。外で「入場できない時間があるのでお早めに」と
係員が叫んでたのは、やっぱあのサプライズがある最中に入場なんかさせたら
パニックになるからなんだなって判った。

時間が近づくにつれ、いつもどおりAC/DCが流れる。でも"Hell Bell"はおろか
"Shook Me"が流れるまでもなくオープニングSEが。。。ケータイの時計をみると
19時ジャスト。しかも俺のわ3分進んでる。ああ、ついに開演前に演奏はじめる
ほどに。。。(=最終でこの地を去るから演奏時間が短いって宣告されたような
もの、苦笑)。

ほどなく客電が消えると、さぁ、どこからジョンが駆けつけるかと思ったら、
"Last Man"のメインステージでの演奏が始まってから、やはりベンチより守衛に
守られ駆け足で(笑)。で、スポットライトが当たるとそこにジョンが。。。

状況としてわ周辺のファンからしてみたらどえりゃーすごいことのはずなんだが、
ふと見渡せば、手を挙げて絶叫する人もまばらでなんかあんま盛り上がってない。
きさまら、すごいこと起こってるのに!!

まぁ毎回訪れてわかってはいるもののロックよりエビフライ出されたほうがよっぽど
盛り上がれるのかよ!ってツッコミたくなった俺の気持ち。。。察して下さい(号泣)。
ちなみにこの曲でわ口パクだってことがわかった。だって、ステージの音わエコー
で遅れて聞えてくるのに、イヤモニタもしてないジョンわちゃんと演奏にあわせて
唄えてたから(爆、右耳見えなかったからだけかもだが)。やっぱ近場で見れる
ときわ口パクなのかよ!(去年同様、汗)まぁ裏舞台を覗いたって感じで面白かった
ですけど。

ショウわ2-3曲分端折ったものの、東京2日目のフォーマットに1日目の数曲を
混ぜた単独公演フォーマットで、この日初演となった"Novocaine"で新作からの
ライヴレパートリ全曲が聴けたことになるから、それだけで来てよかったものの、
もしあれば今回代わりに行こうと思ってた福岡公演があったらそっちでもやってた
かもだし、同じ曲でも"Bad Medicine"のように今回初めてのアドリブやら"Shout”
の最初もなかったりと、お互いに「消化試合」みたいだったのわ否めない。

それでも18:57-21:04という変則技まで使って構成的にわほとんど遜色ない
ステージを見せてくれたバンドに責任わないし、やっぱ盛り上がりに欠ける
おみゃーらのせいだと4回目だが毎回繰り返し耳にタコが出来るほど言いたい。
え?こんなとこじゃ馬の耳に念仏かい!

なんか居心地悪かったし、フーゾクで憂さ晴らすのも今回わ金欠につき(爆)
席も取れたんで最終の新幹線で東京へ戻った。ライブで掻いた汗よりもドーム
から1駅分あるJR大曽根駅まで駆け足して掻いた汗のほうが凄かったかも。。。
夜行バスわキャンセルではなく捨てたんだから結局高くついたけどな。

東京から乗った中央線がいつも帰宅に乗るやつよりも早かったりして。。。汗

12日名古屋ドーム・セットリスト(あいかわらず曲順不問)
Last Man Standing
You Give Love A Bad Name
Complicated
Born To Be My Baby
Story of My Life
Captain Crash And the Beauty Queen From Mars
The Radio Saved My Life Tonight
I'd Die For You
I Won't Back Down (Tom Petty cover)
Have A Nice Day
Everyday
I Want To Be Loved
It's My Life
Who Says You Can't Go Home
I'll Be There For You (TLFR Version)
Blaze of Glory (TLFR Versionもどき)
Bad Medicine
Runaway
Raise Your Hands
Livin' On A Prayer
Encore
Bells of Freedom
Novoaine
I'll Sleep When I'm Dead
Wanted Dead or Alive


今回のツアーでね、"Blaze of Glory"っていい曲なんだなぁって初めて思った(笑)。
ジョンのソロからの曲で、ボン・ジョヴィのライヴで演奏するってこと自体に違和感が
あったんだが、今回もれなくついてくるティコの壮絶なドラムイントロで、すげードラマ
ティックな曲だって認識へと変わり、好きな曲のほうに入った。

大阪、盛り上がらないわきゃない。俺にとってのラスト2デイズ。燃えようっと。

It's Alright

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BJ東京2日目。

例の「社長の約束」通り、招待券もらえたんだが、関係者受付で席確認
したら1階スタンドだったんで遠慮した(笑)。てゆーかシングル20枚も
買って当てるようなファンが、そんなクズ席で納得するわけないぢゃん!(怒)
ジョンの思いやりとレコード会社の思惑の温度差をちょっと残念に思い
ながら、買ってあったアリーナBブロックで観覧。

最初数曲は同じだったんだが、「昨日来た人わ?」の問いかけに皆が
応えると二番煎じは通用しないことがわかったらしく(オイオイ、いつも
のサービスだって、笑)セットリストを変える。昨日わ1曲しかなかった
バラッドを十分にちりばめ、新曲は新曲で比較的まとめてプレイ。リッチー
の故障にもまったく触れずだったから、いつものバランスのよいセットリスト
で楽しめた。

まぁ俺の席の界隈で、一番うるさく唄うのわこの俺なんだが(爆)、今日わ
隣の一人で来てた男の子も中盤からとても大きな声で歌いだしたので
なんかすごく嬉しかった(笑、しかも俺よりちゃんとした英語の発音だよ、汗)。
やはり客が一体になって唄う姿って壮観だと思う。実を言うと俺、もう数年
も前から"Living On A Prayer"の、肝心な一番キー高くなるとこが唄えなく
なってて、そこだけは周りにまかせて訊く立場になるんだが、やっぱり俺抜き
だとしても凄いなと思う(爆)。ドームを満席にできる外タレで、これをやって
のけれる唯一のバンドだし、何より19年前体験したこの感動が、今の俺の
ヘヴィメタ好きを決定付けたわけだから、こういうのわどんどん若い子たちに
受け継がれていってもらいたい。

昨日と6曲を差し替えプラス1曲。勢いは昨日のほうに軍配を上げるが、
定番が2日で全部聴けたってことで大満足の東京公演だった。

9日東京ドーム・セットリスト(曲順不問)

Last Man Standing
You Give Love A Bad Name
Complicated
Born To Be My Baby
Story of My Life
Captain Crash And the Beauty Queen From Mars
The Radio Saved My Life Tonight
I'd Die For You
I Won't Back Down (Tom Petty cover)
Have A Nice Day
Welcome To Wherever You Are
Who Says You Can't Go Home
I'll Be There For You (TLFR version)
Bed of Roses (TLFR version)
In These Arms
It's My Life
Everyday
Runaway
Raise Your Hands
Bad Medicine
Livin' On A Prayer
Encore
Bells of Freedom
Last Cigarette
Someday I'll Be Saturday Night
I'll Sleep When I'm Dead
Keep the Faith
Wanted Dead or Alive


今回招待席の件が3月中盤になってもなかなか決まらなかったので、
友人・知人の類がどうにも誘いづらかった。で結局融通の訊く元嫁に
2日とも付き合ってもらった(笑)。

彼女にわ95年から最低1回は只見(爆)させてやることにわしてる。
当時は重度の精神障害だったから、気分が明るくなればとの思いで
だった。離婚してから6年同居して病気のケアに付き合ったが、俺の
誕生日に平気で自殺未遂するような子だから(濁流汗)依存されて
がんじがらめになって結局俺のほうから同居関係を解消する話を持
ち出した。そん時の彼女の寂しそうな表情が忘れられなかった。要
は「お前を棄てる」って言ってるようなもんだから。苦渋の決断の中、
出逢ったのが"It's My Life"だった。00年の鈍言に書いたように
買った日に70回聴きながらその間号泣しっぱなしだった。自分の選択
しようとしてる人生を唄に重ねて勇気をもらった。だからその後も横に
彼女がいてこの曲をプレイされると、かなり複雑な気分になるんよね、
実際(苦笑)。

向こうわ身寄りがないからアパートの連帯保証人にわなってて、2年毎
の更新時にメールと郵便のやりとりするだけ、後はボンたちが来た時に
誘ってみる程度の関係にとどめてたんだが、突き放したのが逆に効果的
だったようで、自立心が芽生えさせて、働くこともできるようになり、今では
1日50錠近く服用してた薬もゼロで月2回カウンセリングに通う程度に
までになって、健常者とどこも変わらないまでになった(もっとも心の病だから
違いが判らないわな、苦笑)。今、大家に内緒で拾ってきた子猫を飼ってて
溺愛してるらしく、その親バカぶりを散々訊かされた(爆)。クリスチャンなんで
教会にも通っているんだが明日から神学校にも入学して"Mission Of God"
の勉強に励むらしい。

一杯呑んで、「じゃあまた今度、ボンが来日する時に」って言ってさっき別れた
が(爆)、その後電車の中で安心したのか一人不気味ににやけてた俺。総武
線空いててよかったw

もう"It's My Life"の思い出は過去。今回、"Who Says You Can't Go Home"
でジョンが繰り返し叫ばせたこの言葉が頭の中を駆け巡ってる。

It's Alright. 大丈夫、すべてがうまくいってる。。。

ムフ、そして俺わ来週あと3回もBJ楽しめちゃう(猛爆)。

his Left Feels Right

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ボン・ジョヴィのジャパン・ツアー、スタート。

リッチー・サンボラの左腕骨折の件が、期待とは
裏腹に不安となって重くのしかかってたんだが。。。

サンスポのうそつき!
ギブスハメながら弾くなんてことなくいたって普通(爆)。

まぁストラップわ右肩にだったが、逆にアルバート・コリンズ
みたいでかっこよかった(笑)。ジョンのMCだと故障は「肩」と
言っていたので、運指には問題なさそう。たしかに通常でもあん
ましうまいギタリストでわないので(汗)、いつもどおりってとこかな?

ジョンをはじめとしてまわりがしっかりサポートしてたよう見受けられた
のが印象的。ジョンがいつもよりギター多目だった気もするし、今回のツアー
わUS当初からGとKにサポートつけた7人編成なんで音の抜けをさほど
感じることもなかった。(アレックが去った以外では)長く続けてる中で、誰が
欠けてもありえないバンドの結束みたいなのが垣間見れて、前半で早くもウル
ウル。

アリーナど真ん中に設置されたサブステージにいきなり姿を現した1曲目の
"Last Man Standing"から基本的に新旧1曲づつ交互にというセットリストもBJなら
でわ。"Story Of My Life"の間奏でMCするジョン。
「22年前に初めて日本に来て、当時の女の子たちは息子達を連れてきてるかもしれ
ないネ!」(え?未就学児童禁止ですが。。。汗)
ラストに2006からカウントダウンして1983まで戻り、原点である"Runaway"をプレイするくだりなんか真性ファンにはたまらんでしょう。結成24年を経たバンドの歴史を垣間見せる演出。日本のファンからすれば特別な想いで受け取れるはずだ。

アンコールの「スリッパリー...」からの3曲が強力だったし、こんだけロック色強いセットリストだったのは「ワン・ワイルド・ナイト・ツアー」初日の横アリ以来だったような気も。

リッチーの故障でアコ多目のバラードのオン・パレードか?と予想してたマイナス要素はすべて杞憂に終っただけでなく、既に個人的に訊きたい曲は網羅されてしまったので1回で満足気味だ(汗)。
早めに切り上げられると思ったのも、気がつけば、USよりも曲数多い26曲。初日から2時間半ぶっとばすのは10年ぶりじゃないかな。心配させたファンへ応える形でのBJ史上最高の部類に入るステージだった。

え?前回最後の横アリ(DVD用に収録されお蔵入りになったアコライブ)の詫びの意味もあるって?(濁流汗)

知り合って19年目の春。あと4回「心置きなく」楽しむつもりだ。足腰痛ぇが、この40なりたて男をもっとロックさせておくれ。

8日東京ドーム・セットリスト(曲順不問)
Last Man Standing
You Give Love A Bad Name
Complicated
Born To Be My Baby
Story of My Life
Runaway
The Radio Saved My Life Tonight
In These Arms
I Won't Back Down (Tom Petty cover)
Have A Nice Day
I'll Sleep When I'm Dead
I Want To Be Loved
Bounce
It's My Life
Who Says You Can't Go Home
I'll Be There For You (TLFR version)
Blaze of Glory (TLFR versionもどき)
Bad Medicine
Someday I'll Be Saturday Night
Livin' On A Prayer
Encore
I'd Die For You
Raise Your Hands
Wild In the Streets
Just Older
Treat Her Right (Cover)
Wanted Dead or Alive

英国人たちとの楽しい休日

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今年一発目のライヴがサンダーってゆーのわ縁起がいい。期待に
ワクワクだったのわ前日のエントリー見ればわかるでしょう。ただ、
今回わ地方公演もないし、レポというより簡単な感想で済ます
(てゆーかここ見てるに違いない人ほぼ全員と演後酒交わしたから
のぉ、不要じゃろうw)。


セットリストはここ。


どっちが良かったかと訊かれれば日曜のほうだった。
前日わ"Loser"と"Welcome To The Party"ちゅー、WSの
"Burn"と"Bad Boys"の連続みたいな違和感ありありな始まり方
だったし、かえってなにもかもセットリストに「つめこみすぎ」で
統率感がない印象があったから。

旧作「ライヴ!」が4日間違ったセットリストからの抜粋だったので
今回のも「DVDシューティング用の特別なステージ」という刷り込み
が働いて「どの曲から始まるか?」からだけでも期待に胸膨らまして
たけど、蓋を開けてみれば前回と同じ、「荒野の七人」のBGMから
"Loser"への流れ。

今回グッズわ今通販で販売してるのと全く同じだから後でオーダ
しようと買ってなかったんで今日まさくんに教えてもらったが
「ザ・マグニフィシエント・セブンス・ツアー『エピソード2』」とご丁寧に
書いてあるとおり、去年の延長(セカンド・レグ)なわけである。
大体サンダーのライブで開始前に段幕が閉じてるってことはあまり
ないのでこの時点で気づけよ!(笑)。

元々去年3月の英国ツアーが録音されてて11月にCDかDVD
でリリースっていう企画がミニアルバム「シックス・シューター」に
縮小され、その代わりに今回の企画が立てられたという見方を
すればうなずけるわけだし、ならば前日みたいに"Loser"から
始めてみたものの新作からは2曲っていうほうが不自然。それに
名曲"River Of Pain"、"Just Another Suicide","Fade Into The Sun"
の3曲ってどれも本編ラスト前の必殺曲なわけだから、全部やる
なら"River..."はフェアウェルの時みたいにいきなり2曲目とかもう
ちょい構成を考えてほしかったなというのが率直な感想。

まぁ俺がリクエストした10曲のうち5曲わ演ってくれたし、
"Like A Satellite"の望むべきヴァージョンが両日で聴けて、これで
やっと3回という超ウレシイ選曲もあったものの、95年来追いかけ
続けてきて、今回が37・38本目になるから元々贅沢にできてる
のかもしれないが(苦笑)、"Empty City"なんて聞き飽きてるから
2日ともやるんじゃねぇ!とか、"A Better Man"も「はげ男」ヴァー
ジョンならもう十分でしょう?こっちに歌わせろ!って感じで(笑)
バラエティに富んでたのかは判断しかねる部分わある。

まぁ俺にわDVD収録で客の盛り上がったとこ、日本人の気合って
ゆーの?それを見せるって独りよがりな使命もあったし(猛爆)、
いつもどおりステージも客も燃えてたことには違いなかった。史上
最強のバンドだからして。

あとアンコールでのおなじみカヴァー・ソング部分が1stリマスター
時にボーナス・トラックに入れたエルトン・ジョンの
「土曜の夜は僕のいきがい」だったのは想定外で狂喜でき、まぁ
今回も初めて聴く曲があったのわ収穫(爆)。この曲わ86年かな?
まだ俺がへびめた聴く前の一般人だった頃(汗)デビューしたての
ケビン・コスナーが主演した「ファンダンゴ」って映画の主題歌にも
使われてて、それわそれわ思い入れあったのです。

相変わらずのギャグセンスも見事というか呆れるというか(苦笑)
2日目の"Dirty Love"で、ダニーがポッケから何か取り出すしぐさ
をして見せたかと思うと人差し指を立て、
「これわ"Magic Scream Finger"だ!指されたら叫んじゃうんだぞ!」
と前置きして、客を次々に指差して絶叫させる(爆)。最後わしっちゃか
めっちゃか指で空をかき回し、おもむろにポケットにしまうしぐさをして
「あぶない、あぶない、ふぅ。。。」って、アナタ、モンティ・パイソンじゃ
ないんだから(笑)。てゆーか、Nardyさんにゆーたら「子供番組みたい」
と言われる「程度」が、英語が通じにくい日本人相手に妥当な
コミュニケーションであったともいえるわけで(汗)、まぁ楽しかったって
ことで、ここの部分の完全収録を望む(爆)。

「やること」わやったので、どんなDVDになるか楽しみだ。でも次回わ
ちゃんと新譜も携えてやってきてね!(微笑)

イングヴェィ2005

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いやあ、プリーストもサンダーもちゃんとしたレヴュー書いてないのに
ホントわ見てもどーでもよいコイツのレヴューを詳しく書くのわ気が
引けるので放置しとったが(苦笑)、一応備考録ってことであとがき
(ホントわ今日22日)。
3年ぶり、ドゥギー・ホワイトを引き連れての来日。

初日厚生年金会館ではドゥギーの紹介で、ライジング・フォースを
名乗って日本で行う100本目のライブだと判明。うーん、俺も彼の
ライブはかれこれ12本目だから1割強観てる計算なんだな。

かといって特にスペシャルな内容でもなかった。前々回のセット
リストにあった"Hiroshima Mon Amor"が復活、でもドゥギーが
歌うとどうしても裏声になってしまって(爆)、あらためてグラハム・
ボネットって人の凄さを再認識。「エクリプス」や「セブンス・サイン」
からもプレイされたので新曲の割合が前回よりも減ったような気が
したがそれでも4-5曲だったろう。ただいつも以上にソロタイムの
長さに辟易しそうだった。せめて本編終了前2曲は唄モノにして
終わってくれ(笑)。

ツアー最終日の日本青年館。俺、大学のマンドリン演奏会、ジェフ・
ヒーリー・バンド以来だから17年ぶりかそこらだった。そのおかげで
場所がわからずさまよい続けて(爆)、頭2曲欠かした(汗)。俺
ドゥギーの"Rising Force"と"Do You Remenber..."聴きたいが
ためだけに来てるのにオープニングの片方を見逃すとわ(苦笑)。
そのせいか前から4列目だったけど、消化試合でもうどうでもよく
なってきた感が(爆)。ステージでわモニタに不具合があったのか
ローディにクビ切りの合図しててご立腹みたいだった。逆に俺
そのローディを観察してるほうが楽しかったかも(笑)。20分も
しないうちになくなるピックの補充とか(オイオイ)。
最終日だったこともあって、最後にはギター・クラッシュ。俺
出くわしたのわ初めてだったか2回目か忘れたが、今回わ
破片が飛び散る範囲内だったのでちょっとビビった(濁流汗)。
4つくらいに分割されたそのシグネチャモデルを(苦笑)客席
に放り込むとどこもかしこも奪い合い。まぁ、本人わさぞ
ご満悦だったことでしょう。

やはりドゥギーは(レインボーの時にも感じた)バンマスを気遣い
つつもちゃんとフロントマンらしさを出せる良いヴォーカルだと
感心した。イングヴェイとのウマも合ってるようにみえる。でも
3作わ続けて同じヴォーカリストわないバンドだから、今回が
見納めなんだろうな、きっと。

次。。。ちょっと期待してるのわそろそろデビュー何十周年とか
銘打って、「あの人」連れて来てくれないかしら?ジェフ・スコット・
ソートだよん。え?逆に彼のほうが今忙しくてツアーにならんて?
(爆)

ずっとずっと

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10・23 SHOW-YA大復活祭!

まぁまず会場入りしてしなきゃいけないお約束、グッズしこたま
大人買い作戦のハズだったんだが(爆)、Tシャツ1種類しか
なかった。薔薇模様入りのバスタオルくらい復刻しろよ、持ってる
けど(笑)。コンサートパンフみたいなのもなかったのは珍しいなぁ
と思ったんだが(あっても買わないが)、面白い試みとして、当日
深夜にすぐここでライブショットを公開、自分で絵をチョイス
して購入手続きすればちゃんとした写真集として届けてくれる

=思い出のパンフになるんだと。まぁ近影ショットのない
彼女達にだけに苦肉の策ともいえなくないが。
そのまま会場入りして、席はど真ん中の2列目、うーん、さすが
SS席(爆)。

そして開演は17:30きっかり。。。と言いたかったんだが(笑)、
今の寺田姐はネット上でブログとストリーミング番組を持ってる
関係上、今回「ドリームメール」というプレゼント応募ポータル
サイトがスポンサーで、そこが何ヶ月かにいっぺんやってる、
1000万円が1名に当たる大抽選会なる、こざかしいプロモ
イベントが頭30分に.。

司会進行を務めたのが「ヘビメタさん」のVJ。で、彼の紹介で
スペシャルゲストとして、(ラウドネス)にいちゃんと
(アースシェイカー)マーシーが登場。寺田姐さんの番組
「ギュイーン」でオンエアされた絶叫対決(シャウトを騒音測定
器で計るちゅー、汗)をバックに流しながらしばしの歓談が
あって大抽選会。

いやぁ、そもそもそんなとこ会員登録してるお客さんが会場
にそういるわけないだろうし場違い。おまけに200万人登録
の会員サイトで当選番号が390万番台だと(苦笑)。
ちょっと興ざめしてもた。。。てゆーか、こいつがあったおかげ
で、20時開始なら余裕で間に合うはずだったTOSのライブに
駆けつけられなかったねんで!(怒)。「14年ぶりの再結成」
に誰もが興奮・緊張の面持ちで開演待ってたのに急にリラックス
してもた(汗)。

でもほどなくして客電が消え、嗚呼懐かしのオープニング、ゼップ
「移民の唄」が流れると会場もう絶叫で戦闘モード。青白い
ライティングだけの中、ドラムライザーとキーボードが高い位置に
セッティングされた今回のステージにメンバが一人づつ登場し
シルエットを浮かばせる。5人が一直線上に並んだと同時に
「移民の唄」がやみ、SUN-GOの"私は嵐"の切り裂くようなリフで
SHOWの幕開け。うぉー、90年、初の武道館公演を彷彿させる
ような始まりじゃー。

そして寺田姐さんの、まぁなんて表現したらよいのか、全盛期
以上に露出度全開のステージ・コスに鼻血ブー寸前。オイオイ、
パンツ履いてるのかよ!(汗)。両肩両足もろだしのガーター・
ルックにはMの血が騒ぎます!(オイオイ)

彼女が髪をストレートのロングにしてかれこれ10年になるし
見慣れてるはずなんだが、前もって再発されたDVDの
全盛期ライブでかつてのイケイケねーちゃんぶりを思い起こして
たもんだから、なんかSHOW-YAとしてはぱっと見、違和感を
感じたのも否めないし、しかも改めて感じる「ちいささ!」。
もう子供にしか見えんのよ(笑)。なのに唄わやっぱ凄い。
まったくもって衰えてないばかりか、ここ数年でベストともいえる
域まで達してるのにびっくり。正直、9月末に出たベストの新録
聴いた時は「ああ、歳には勝てないか。。orz」とちょっと凹んだ
んだが、並々ならないリハーサル(最近の彼女にしてわ、爆)
の賜物か?不安定になることなく最後までキープし続けたのは
もう感涙もの。しかもセットリストがブレイク以降のハード路線の
曲メインでなんだから。

「お祭り」ていうことで、もうちょい古めのポップ時代の曲もやる
かな?とそれわそれで期待もしてたんだが、繰り出されたセット
リストからはまさに「アウターリミッツ」後の「ハードウェイ」ツアー
の仕切り直しを感じさせた。あの解散コンサートで、当時の寺田
は気迫を失ったかのようで、ステージにはジョン・ロードとジミー・
ペイジ信者が(笑)音のデカさを競い合って、「SHOW-YAの最後」
としてはやるせなさ感じたままの14年間だったけど、恩讐を越えて
今またひとつになった、端から「女を越えてる」彼女達の「今度の
本気」がビシビシと伝わってきた。”フェアリー"で首を振り、「グラマー」
ツアーで印象的に残ってった客席にバラの花束をばら撒く"What Do
You Say?"の再現、アンコールお決まりの"Whole Lotta Rosie"と
"Rock n Roll"のカヴァーと存分に楽しませてくれた。本人たちも
楽しんでるのが判ったし、それはメンバーひとりひとりに何か一言を
求めたくだりで、(ベース売り払って音楽から足を洗ってた)サトの
「楽しいよぉ~」の一言にも現れてた。

あとどんくらいできるかは判らんが(笑)、一時の再結成でわないと
断言した彼女達を、これからも応援し続けられればいいなぁと思った。

See You Next Tour.

Setlists : (曲順不同)
SE: Immigrant Song
私は嵐
Look At Me!
Life Is Dancing
Bad Boys!
Metallic Woman
Keyboard Solo
その後で殺したい
何故
Drum Solo
Battle Express
祈り
One Way Heart
Come On
Fairy
Encore1
What Do You Say ?
限界LOVERS
Encore2
Whole Lotta Rosie
Rock 'n' Roll
SE: 地下水道の月

Higher Ground

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日曜は午前中に宅配受け取って、「タイガー&ドラゴン」DVDボックス
の特典ディスクだけ観て出社。会社着く直前に大雨に降られてびっしょり
状態。

着けば着いたで、昨日からメールが送信不能に陥ってることに気づいて汗。
サーバにチェックディスクかけたんだが、エラーにひっかかり破損ファイルが
うじゃうじゃ(汗)。大方修復できたと思ったんだが、その時、本来フォルダ
であるべきのものが同名ファイルになっていて、それで書き込みが失敗して
た。。。なんてことに気づいて解決でけたのが20時直前。取り急ぎ、TOSを
観るべく四谷へ向かう。

ヴォーカルが交代しての初めてのライブ。まぁ最初はプロのヴォーカルが
加入して、このバンドをどう捉えればいいのか迷った。迷ったので呑んで
観ることにした(笑)。

新ヴォーカルは定評どおり、思いっきりのよい唱法でダイナミックだった。
口惜しいくらい(笑)ポール・ロジャースに肉迫はしてた。交代は諸事情
があってかのことだと察するが、観てる限り、バンドがより高いところを
目指したいという意図もあったんだろうなって思ったし、実際いつも以上
に凄く感じた。選曲も王道をいくものであったからかもしれない。

ただ、今度観て同じ感動を得られるかは別問題かもしれないなぁとも
思った。俺にとっては「飽きのくるヴォーカル」っていう印象がブラインド
マン自体を聴いてあったので、コピーなら尚更かも。ある意味、前の
ZIZOH(ウィッシュボーン・アッシュのコピーバンド。俺はあのバンドの
ボーカルのすげー楽しそうな感じが大好き)と好対照だった気がする。

次回は出番が遅ければNHKホールからクロコダイルまで飛んでいく
が(笑)どう感じるか、何を見せてくれるかには注目してみたい。

終わってMLメンバで企画会議。オフは10月1-2週目の土曜に決定!
(オイオイマジかよ?笑)ほろ酔いで一旦会社に戻ってサーバの順調を
見届けて帰宅。

エンタメかくあるべきPART2

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いよいよ今年のトリ、ナイト・レンジャー3公演のスタート。

会場に着いたらなんと2部構成で、前座がコリンブレイズだと。
まぁ前座は見ない主義だが、暇潰すのも何だったんで会場へ。
どんなバンドかと思いきや、バンドでわなくコリン・ブレイズ。
アコギ片手に6曲ほど披露。一生懸命プレイする中、途中口汚い
野郎の「早く終れ!おめえなんて観たくねぇ!」にちょっとキレ
そうになった。高音部が出し辛そうで痛々しかったが、曲が
ナイト・レンジャー、というかジャック・ブレイズが書くような
メロディアスな感じでちょっと気に入った....

で、演奏終って初めて気付いた、ブレイズって名前に(汗)。
甥っ子か誰かなんだろうなぁと思ってたが、今帰ってきて
彼のHPhttp://www.colinblades.com/を見たら...

む、む、息子!!(仰天)


あのヤジにお父上もきっと悲しがってるでしょう。
同じファンとしてゴメンなさい。

10分の休憩(いや実際それ以上あった)を経て、ヘッドライナ(笑)
ナイレンの登場。不覚にも1曲目知らない曲(滝汗)。
大方「最強の初期」グレイテスト・ヒッツになるとばかり思ってたんだが
"Secret Of My Success","New York Time","Falling Love All Over Again"等
斜陽期・再結成期も網羅した「侮れないセットリスト」となってた。
もちいつものダムヤン2曲もありってね。

こっちも「あ、キーボード、アランぢゃない(涙)」と一瞬がっくり
きたんだが、紹介されて初めて気付いた。アララ、元グレイト・ホワイトの
マイケル・ローディぢゃあーりませんか?まぁ、アランの手慣れた
音のほうが良かったんだが、こっちも意外ちゅーことで楽しめた。

当然、唄うに唄って、ちょっと声枯らす(爆)。でもまだまだ。
本調子は明日・明後日へと続く。


...トホホ、会社帰ってきたらデータベース破壊されてやんの(号泣)

12/8
1, Sign Of The Times
2, 7 Wishes
3, Rumors In The Air
4, Sing Me Away
5, Touch Of Madness
6, Secret Of My Success - Hey Jude
7, New York Time
8, Eddie's Comin' Out Tonight
9, Sentimental Street
10, High Enough
11, Forever All Over Again
12, Goodbye
13, Four In The Morning
14, When You Close Your Eyes
15, Coming Of Age
16, Don't Tell Me You Love Me
Encore
17, Sister Christian
18, (You Can Still) Rock In America

12/9
1, Sign Of The Times
2, Sing Me Away
3, 7 Wishes
4, Rumors In The Air
5, Touch Of Madness
6, Secret Of My Success - Hey Jude
7, Eddie's Comin' Out Tonight - Once Biten Twice Shy
8, Sentimental Street
9, High Enough
10, Goodbye
11. Night Ranger
12, Four In The Morning
13, When You Close Your Eyes
14, Coming Of Age
15, Don't Tell Me You Love Me
Encore
16, Sister Christian
17, (You Can Still) Rock In America

12/10
1, Sign Of The Times
2, Sing Me Away
3, 7 Wishes
4, Rumors In The Air
5, Touch Of Madness
6, Secret Of My Success - Hey Jude
7, New York Time
8, Eddie's Comin' Out Tonight
9. Once Biten Twice Shy
10, Sentimental Street
11, High Enough
12, Forever All Over Again
13, Goodbye
14. Night Ranger
15, Four In The Morning
16, When You Close Your Eyes
17, Don't Tell Me You Love Me
Encore
18, Sister Christian
19, (You Can Still) Rock In America

誰にも誰かが必要だっ

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2001/04/12 (木) 00:17

 酔っ払い~(笑)

 4/4に待望のブルーズブラザーズ&2000の国内盤DVDが発売。ホント
待ちに待ったぞ。そーいや去年頼んである輸入盤はまだ来ない(苦笑。一緒に
頼んだSTYXのDVDのせいだが、それだってこの冬に秋葉で見かけたぞ)。

 DVDの画像の素晴らしさを再確認....したのは最初に出てくる著作権に関する
注意事項。びっしり細かい文字なのに鮮明...ってオイオイ(爆)。

 第1作は20年前の作品ながらニュープリントにデジタルリマスターサウンドで
復活したディレクターズカット版。WOWでオンエアされた時と比較になんねぇよ。
やはりジョン・ランディス侮り難し。

 第2作(BB2000)はLDフォーマットに同じ(2ヶ国語)。こちらも以前
レヴュしたとおり大傑作。あえて「2」と名乗らず「2000」としたワケ-我々
ブルーズファンが70年間にわたって愛し、伝え広めてきた伝統芸能、否「魂の叫び」
が風前の灯火になることなく新世紀に語り継がれていくことを切望するエルウッド=
ダン・エイクロイドのステートメントである。ぜひ5時間弱のディレクターズノーカット
版のリリースをして(笑)。

 他にヘザー"シャグウェルちゃん"グレアム目当てに「ビッグムービー」。
ジャン・リュック・ピカードが出てる「X-MEN」も買わねば。でも今ホントに
見たいのは

http://www.uipjapan.com/galaxyquest/index.htm

なんかDVDリリースまで待てなさそう(猛爆)

2001/05/02 (水) 00:44

 うーっぷす。3日回泊まりこみでなーんとか見えて来た、連休明けの納品。

 今日と明日はブルーノート東京でブルーズブラザーズ・オリジナル・バンドの公演。

 いつのまにかソールド・アウトになってるほどの盛況。いつもの後方席がいっぱい
だったので最前列(笑)。ブルーズの時はいつもハイネケンが後援なんだが、今日は
そういううざったいことなく、5年ぶりにここでギネスが呑めたことに狂喜。

 最近、ライブ行くまでが凄くかったるい。今日もそうだった。まぁ寝不足でかつ昨日
徒歩で新宿代々木間を3往復して足がぱんぱんに張ってたせいもあるんだが、またいつもの
「白人のブルーズなんて...」ちゅう雑念が頭をよぎったのも否めない。

 しっかし、ショウが始まるや、やはり映画で顔なじみの連中が目の前でプレイする、
サントラを中心にわっかりやすいくらいスタンダードな曲がすごく心地よい。予想外
だったジョン・グッドマン似のふとっちょヴォーカルの登場も黒スーツでバシッとキメてて
興奮。 おなじみの"テーマ",代名詞"ピーターガン"はもちろん、両映画からの曲、そして
THUNDERですっかり慣れた"ギミサムラヴィン"、マーフィの聴かせるGで名曲
"スリルイズゴーン","と流れ、中盤"スイートホームシカゴ"で総立ちになりにくいあの
会場を早くも湧かせる。

 曲の途中でステージ袖の俺の目の前を黒い人影がよぎる。待機スペースで曲にあわせ
ウォームアップする、エディ・フロイドその人である。狭い通路でノッてた俺が邪魔で
ツアマネがちょっと下がれだと。その時エディと目が合っちゃい「君、ちょっとノリすぎ!」
ってな顔される(苦笑)握手してもらい、彼がステージにあがるのを見送る。彼の登場で
場内は一層盛り上がる。

 やっぱり「本物」は違う。歌うために生まれてきたその「ソウルマン」は"ダンス天国"や
"634-5789"といったウイルソンピケット・ナンバー(2Kで競演した絡みやね)と御大自身
の名ナンバー"ノックオンウッド"を熱唱。途中女性二人をステージに上げて腰くねくね
ダンスで絡んだり、最前卓に飛び移ったりーの、もう大変(笑)。最前のオニィちゃん達が
あまりに抱きつきたがるもんだから、顔中の汗をぬぐって彼らにパッパッと振りかける(爆)。

 これはもはやオリジナル・バンドというだけでなく、映画に勝るとも劣らない「ブルーズ・
ブラザーズ・ショウ・バンド」である。

 アンコール。ラテンな"ファンキーナッソー"に続いて1作目のハイライト"エヴリヴァディ
ニーズサムバディズラヴ"で一層湧かす...いやもうエンターテイメント性充分すぎるほどの
パワーに溢れたステージに圧巻。いい汗もかいた。何度でも観たくなるライブであって
ホントよかった。

It's All Over Now

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2000/03/10 (金)

 長野では泊り(ただし寝不足)。朝の雪景色の中、名古屋へ。終演後
最終1本前で会社へ。仕事入ったから泊り(涙)。朝には一時帰宅、
風呂入って御殿場へ出張。帰りは三島経由で静岡。終演後は勿論東京へ。
やっぱハードや(苦笑)。

 表題は勿論THUNDERのことである。今のヤツらが何を考えているか
全然判らん(爆)。

 長野ではUKラストツアーを基本にしつつ日本初演を3曲。俺のツアー
経験上(24回目にして)最高と呼べるステージだった。

 名古屋では前回ツアーで行かなかったからか半分以上セットリストを
変えた(日本初演1曲)。

 これが最期のツアーにやって来てる連中のすることか?

2000/03/11 (土)

 この状態が危険だと察知したのが4時くらいだったかな。疲労と睡魔で
体のコントロールが利かない。でもプライベートでも仕事でも「約束」は
守らなきゃ。新宿からのあさぎりで寝て行くはずが時間的に間に合わず
新幹線で三島へ。

 仕事を終えて各停の東海道本線で静岡。座ったとたんに爆睡。何度も
後ろに頭をぶつけたり横の人によかかって迷惑かける始末。

 駅に着く寸前に目の前に奇麗なお姉さんが寄ってきて声をかけてきた。
ぼーっとしてたのが覚めて、あらま、そーいや今は静岡に住んでいる知人
だった。旦那さんと一緒で当然目的は同じある。逢うのはBruce Dickinson
以来だからかなり前だったので素直に喜んだ。三島から乗ってるのを
知ってたらしいがお疲れ様だったから声がかけられなかったそう。うう、
醜態見られてたのね(汗)。

 会場1階のイタ飯屋で先に出来上がってた(嘘)お姉様方と合流して
食事。THUNDERでは最後とはいえ、Britishが縁な仲(ホントはNiftyな仲)
が集まればいつもどおり愉快なひととき。

 頃合いよくライブ参戦。俺は椅子席だろうと関係なく暴れる(爆)。
それはツアー同行のお歴歴も同様。またとびきりレアな曲が飛び出して
驚愕。素晴らしい一夜となる。

A Japanese Man In A Holiday。

 11日。たった1日のOFF。朝7時に帰宅して13時まで爆睡、
一旦起きる。唄いすぎ・叫びすぎでかすれた声しか出ない。「ライブ!」
にあわせて唄ってみたがうまくコントロールできない。その他の風邪の
兆候は見られないが大事をとって薬を呑んで(アルコールも少々)
15時にまた眠りにつく。

 次に起きたのが21時。簡単な食事を取って溜まっているDS9を
2本観る。そこにダチからTEL。0時に車で焼肉屋へ。絶対欠かした
ことのない(というかこれだけが愉しみ)ユッケ+初めての温麺。
焼きは二人でタン塩のみ4人前。なんやら相談事(愚痴)含んでた
らしいが、頭の回転がすぐれないので勘弁。PRTを聴きながら軽く
車を流し、途中でミニストップへ寄る。ただし2時過ぎるとマシン洗浄
に入るためソフトクリームはなし。酒とつまみを買ってウチで呑みなおし。
4時半まで雑談(猥談)。

 そして12時半起床。喉は相変わらずだ。

2000/03/12 (日)

 「想い」って伝わるんだろうか?

 京浜東北線で川崎に向かう途中、ず~っと「ある人」のことを考えてた。
2-3週間前に逢った際に携帯が変ったとかの話を聞いたものの新しい
番号を聞き損じてしまい、こちらからは連絡できずにいた。

 ぼーっとしてると突然こちらのピッチが呼び出し。なんとその人である。
いつもこちらからで、向こうから連絡がくることなんて初めてだ。
「ちょっと気になったのぉ。元気かぁ?」ライブ30分前だったので
「また後で」と切る(切られた。爆)。偶然とはいえビックリした。

 相変わらず彼奴らはセットリストを変えつづけている。サプライズの連続。
この想いも伝わっているのか。。。。?

 ならさ、この際言っちゃおう。やっぱどっかで"Don't Pray For Me"やって。
それと"Like A Sattellite"も聞いたことないんだ。"Everybody Wants Her"
もいいな。アルバム同名曲で唯一やってない"The Thrill Of It All"も。

。。。ふう、口に出したら叶わないわな(猛爆)。

2000/03/13 (月)

 会社である。守秘義務があるので詳しく言えないが、会社宛てになんか
馬鹿馬鹿しい依頼が今日の午後あって、18時締め切り。後輩に任せたが
危うくライブに遅刻するところだった。コイツがいろんな所から要請が
あって別経路で俺のところへ。慌てふためいているは分かるが「勘弁してよ」
って感じ。おかげで残処理。

 さて、やはり想いは伝わるみたいだ(狂喜)。全サポート6年目にして
初めての"Like A Satellite"。しかもBennyのピアノのみをバックに。
感激で涙が零れそうだった。やはりBenは才能素晴らしいプレイヤーである。
「そろそろローテーションも固定するのでは?」と思いきや、本ツアー
初登場が他に2曲。改めてよい楽曲の多さに驚嘆。これはLukeの功績。
個人的にはやっと長野を越えるステージが拝めたような気が。

 折り返し地点到達。彼らの雄姿を拝めるのもあと4回しかない。あと...

2000/03/14 (火) 12:17

 帰ろうと思ったら中央線が止っていた。まだ着かぬ反対車線が東京から
折り返してくるのを待てだと。しかたないので会社に泊まる。
今日は仕事しない。というかこんな疲れている時に無茶したくねぇよ。

 昨日が締め日で給与計算があった。どうやら二人分働いたようだ。
先月って俺、遊びで日本2周したはずだぜ?(苦笑。過去ログ見れば遊びで
なくなってることは一目瞭然だが)その遊びのための借金の相殺になれば
いいが、足りていないような気がしないでもない。。。俺はJRのカモか?
ライブ仲間に回数券買ったほうが得なんじゃない?とまで言われた(猛爆)。

 あ、正月休みがあと半日残ってる(爆)

2000/03/15 (水)

 今日は初1曲だけで、可もなく不可もない日だった。だからといって
手抜きなわけでもなく、ステージ・会場大いに盛り上がる。
 Dannyがちょっと辛そうだった。実際、演奏時間はこれまでで一番
短かったかも。この人、昔からそれほど連続回数こなせる人ではない。
心配だが休みが2日ある。大事にしてほしい。

 ショウ自体短かったけど会場にいたのは一番長かった。誰一人帰ろうと
しない状態が客電明け後も20分ばかり続いた。。。コアなファン。

 気が付いたら隣にマスクをした客。おかげで喉が少々痛い。ドリンクと
風邪薬喉飴で落ち着ける。帰宅後朝イチで医者には酷くならなければ。。。
っていっといて徹夜してんだから、もう。。。

2000/03/17 (金)

 結局売薬を飲んだだけで酷くはならなかった。会話に支障があった
声の調子も元に戻った。これでまた叫べる(爆)。

 残すところあと3回。彼らの調子からして悔いは残らないだろう。

 3月下旬、さまざまな別れがある。でも何事にも「卒業」はつきものだ。
ただしROCKすること、自分の魂を震わす瞬間を体感することに
「卒業」はない。

 じき34歳を迎えるオヤジが言うことではないか(苦笑)。

2000/03/17 (金)

 俺が開場前から並ぶということをしたのは日本では11年前の
ブラックサバス以来である。理由はWSマニアの某氏と逢うためである。
分かりやすいように俺の秘蔵(初めて袖を通した。笑)全員のサイン入り
サッカーシャツを着て行くことを告げてたが考えたらジャンバはおってた
のでわからねぇよ。

 この世界(ネット)で知り合った人との遭遇っていつも互いにドキドキと
不安の連続だろう。声かけて間違ってたらちょっと恥ずかしいし。この時も
声はかけられず、かけず終いだった。

 会場に入ってマニア達とビール引っかけながら少し談笑。混まないうちに
Ben側へ。しばしして後ろからお声がかかる。彼だ。メールでのノリとは
一味違う人の良さそうな人でよかった(笑)。お連れのバンド仲間とそのまま
後ろに陣取ったので開演まで談笑。THUNDERのこと、97年のWSのこと。

 いつもながら大阪のノリは一目置くものがある。とにかくよく唄う、よく叫ぶ。
俺が1000人いるようだ(爆)。彼奴らも安心して唄を振ることができる。
良質の客こそが最高のショウを生み出す。去年がここ数年で最高なものだと
いうのはレビューしたが、今日も劣らない上質なショウだった。

 ステージを去る直前、わめきながらBenを見た瞬間、心臓に痛みが走り、
手をあてる。げげ、ちょっとはしゃぎすぎたか。。。そっと手を離してみると
掌に一枚のピックが。

 あ~、想いは伝わるのね~。Benからの愛を受けとめちゃったぁ~(猛爆)

 終了後、放心状態の某氏はなぜか握手を求めてきた(笑)。お返しに
抱擁を(爆)。彼には別に目的があったのでそこで別れる。

 目的は果たせたか?(微笑)

2000/03/18 (土)

 2日目。本来ラストの公演だったはずである。THUNDERが最終地に
選んだ大阪。8/9である俺も最後だという気迫で臨む。

 熱気は昨日にまして最高潮。英国を含めた今回のツアーで初めて「これが
最後」とダニーが告げる。少しだけ感傷に浸ったがそれも「ほんの一瞬」だけ
である。正直言うと今終わってセットリストを思い出すのにかなり時間が
かかった。未だに4曲目が思い出せない。それだけ狂熱のライブだった。
10年間のサポートを感謝して彼らは去っていった。。。

 しかしここは大阪。98年の時、お決まりのラスト”Dirty Love”
が終わっても帰らない客のコールに”A Better Man”で応えた
連中である。今回も同様。素晴らしき哉浪花ッ子!ただしそれは
「信じられない光景」の中で繰り広げられた(いずれ話す)。偉大なる
コメディアン達に乾杯!

 終演後、追っかけ連中とダベってたら見知らぬ人が声をかけてきた。
年季の入ったブリティシュ・ロックのファンな方でTHUNDERは初めてだ
という。どうやら誰かに何かを言いたくてしかたらしく(微笑)明日朝イチで
帰って仕事な俺は仲間と別れて大阪駅までの長い道のりを彼と談笑
(盛り上がり)しながら歩く。わずかな時間だったが楽しかった。

 観る人の心を揺り動かす力。誰にでもできることではない。彼らの魅力を
あらためて偉大に思う。いよいよ明日9/9!!!!!!!!!!!!!

2000/03/19 (日)

 終わった....敢えて今日の感想はない。彼らは十分なことをしてくれた。
でも昨日で終わってもよかったと思う(苦笑)。とにかくお疲れ様。そう
彼らに言ってあげた<Meet n' Greet

 ライブ後呑み。よっぱらった。急に喉が痛くなったので喉飴。案の定
3駅寝過ごした(爆)。

 でも爽快。明日も半仕事の用があるので寝なきゃいけないのが惜しい。。。。

Adios, So Long, Sayonara, THUNDER!! See you again somewhere.

JON LORD NIGHT

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JON LORD NIGHT - Set List & Musician -

●難波チーム=====================================
Keyboard:難波 弘之
Drums:本間 大嗣
Bass:高橋 竜
Guitar:大谷 令文
Vocal:青木 秀一

1) HEY JOE (第一期)
2) LALENA (第一期)
3) PRELUDE:HAPPINESS~I'M SO GLAD (第一期)
4) HUSH (第一期)


●石黒チーム=====================================
Keyboard:石黒 彰
Drums:本間 大嗣
Bass/Vocal:高橋 竜
Guitar:大谷 令文
Vocal:青木 秀一

1) DRIFTER (第四期)
2) GETTIN' TIGHTER (第四期) ~Key Solo
3) 'THIS TIME AROUND'~OWED TO 'G' (第四期)
4) HOLY MAN~LADY DOUBLE DEALER (第三期)


●増田チーム=====================================
Keyboard:増田 隆宣
Drums:黒瀬 蛙一
Bass:満園 庄太郎
Guitar:小西 昌人
Vocal:森川 之雄
Vocal:二井原 実

・ Organ Solo [増田only]
   ∫
・ YOU FOOL NO ONE [Introduction/Instrumental]
   ∫
1) SPEED KING (第二期) [森川Vocal]
2) BACH ONTO THIS (Jon Lord Solo) [Instrumental]
3) HIGHWAY STAR (第二期) [二井原Vocal]
4) BURN (第三期) [森川&二井原Vocal]


●Encore=========================================
Keyboard:難波 弘之+石黒彰+増田隆宣
Drums:本間 大嗣
Bass:高橋 竜
Guitar:小西 昌人
Vocal:青木 秀一+二井原実+森川之雄

1) PICTURES OF HOME (第二期)
2) BLACK NIGHT (第二期)

*******************************************

http://www.misty-inc.co.jp/artist/masuda/jln_list.html

Kingdom Come

Shout It Out
Living Out Of Touch
Pushin' Hard
Keyboard Solo
17
Guitar Solo
What Love Can Be
Who Do You Love
Get It On
Break Down The Walls
Perfect 0
The Shuffle

http://blogs.yahoo.co.jp/fujita1o/24024007.html


RATT

City To City
Don't Bite The Hand That Feeds
Slip Of The Lip
Wanted Man
I Want A Woman
Bottom Line
Lay It Down
You're In Love
Back Yor More
Body Talk
What I'm After
Round And Round
Way Cool Jr.
--- Encore ---
Chain Reaction


Bon Jovi

Lay Your Hands On Me
I'd Die For You
Wild In The Streets
You Give Love A Bad Name
Tokyo Road
Born To Be My Baby
Homebound Train
Pink Flamingos~Let It Rock
I'll Be There For You
Blood On Blood
Get Ready
Livin' On A Prayer
--- Encore ---
Ride Cowboy Ride
Wanted Dead Or Alive
Bad Medicine

Count Down
It's All Over Now

http://blogs.yahoo.co.jp/fujita1o/24946809.html

Guns n' Roses Japan Tour 1988

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12.09.88 - NHK Hall, Tokyo, Japan

You're Crazy
It's So Easy
Mr. Brownstone
Move To The City
Patience
Out Ta Get Me
Guitar Solo
Welcome To The Jungle
My Michelle
Rocket Queen

http://www.gnrontour.com/setlistalm88.htm

Yngwie Malmsteen's Rising Force Tour 1988

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1988.08.25
Budokan, Tokyo, Japan

Intro
Rising Force
Liar
Queen is in Love
Deja Vue
You Don't Remember
Keyboard solo
Crystal Ball
Far Beyond the Sun intro
Adagio
Far Beyond the Sun
Bass solo
Heaven Tonight
Now is the Time
Drum solo
I'll See the Light Tonight
Trilogy Suite
Dreaming
Riot in the Dungeon
Faster Than the Speed of Light
Black Star
Budokan Blues *
Smoke on the Water *


Yngwie Malmsteen - guitar
Joe Lynn Turner - vocals
Barry Dunaway - Bass
Jens Johansson - Keyboards
Anders Johansson - Drums

* Jeff "Skunk" Baxter - guitar on last two songs

Whitesnake Japan Tour 1988

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Intro - Bad Boys
Children Of The Night
Slide It In
Slow An' Easy
Here I Go Again
Guilty Of Love
Is This Love
Love Ain't No Stranger
Vivian Campbell Solo
Adrian Vandenberg Solo
Crying In The Rain
Tomm Aldridge solo
Crying In The Rain
Still Of The Night
Ain't No Love In The Heart Of The City
Give Me All Your Love
Tits [Tush - Zz Top]

Madonna Who's That Girl World Tour

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日本
6/14 大阪 西宮球場
6/15 大阪 西宮球場
6/20 東京 後楽園球場 ※雨天中止
6/21 東京 後楽園球場
6/22 東京 後楽園球場


■Set List

01. Open Your Heart
02. Lucky Star
03. True Blue
04. Papa Don't Preach
05. White Heat
06. Causing A Commotion
07. The Look Of Love
08. Dress You Up/Material Girl/Like A Virgin(*Medley)
09. Where's the Party
10. Live To Tell
11. Into the Groove
12. La Isla Bonita
13. Who's That Girl
14. Holiday
■The Band

Keyboards: Patrick Leonard、Jai Winding
Drums: Jonathan Moffett
Guitar: David Williams、James Harrah
Bass: Kerry Hatch
Percusion: Luis Conte
Background vocals/dancers: Donna DeLory、Niki Haris、Debra Parson
Dancers: Shabba Doo、Angel Ferreira、Chris Finch
Musical Director: Pat Leonard
Set Designer: Jerome Sirlin
Costumes: Marlene Stewart
Choregraphy: Shabba Doo


http://ciccone.s148.xrea.com/tour.shtml


ここが静かな時は
ここで暴れてるか
鑑賞中です♪

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