2006年4月アーカイブ

We love you, Phil

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10連泊終えて2日間のオフ。当然寝まくって起きたの夕方。

今日は届いたもの多くて。。。じゃあまずコレ。

DVD Gary Moore & Friends / One Night In Dublin...A Tribute To Phil Lynott (PAL)

去年の8/20の誕生日は銅像が建てられた記念日だったけど、これは
その前夜、ポイント・シアターで行われた歴代シン・リジー・メンバーの
手によるトリビュート・コンサートの模様。ゲイリー・ムーアのライヴとして
"Walking Myself"から始まり、2曲目の"Jailbreak"からリジー・ナンバー
を展開、ゲストにスノウィとサイクスを除く全ギタリストとのセッションと
いう形で進行していく。

考えたら"Jailbreak"なんかゲイリーは全然関わってないから純粋に
カヴァーなんだよな。でも違和感なく受け入れられるのわ「俺が彼に
求めてるもの」のせいでもあるんだ。ピンとして見ても凄腕ギタリスト
で惚れるに十分なアーティストでブルーズ路線も追いかけてわいる
が、俺にとっては「フィル・ライノットに一番近い存在だったその人」っ
てことで、89年に観た唯一の日本公演(てゆーか今んところそれが
最後だから、汗)以降変わってないし、今回のコレを観てまた想いを
新たにする。

「モンスターズ・オブ・ロック」DVDでも魅せた"Don't Believe A Word"
のスロー&ファストヴァージョンが続き、まずブライアン・”ロボ”・ロバ
ートソンが登場して"Emerald"を。あ、言い忘れたが、ドラムは1曲目
から当然ブライアン・ダウニー。まぁ(12年前に観た時よりかなり)老
けちゃったなぁって印象わ否めないが、この曲のイントロのスリリング
さわ変わらない。逆にロボはタンクトップに革パンツといういでたちの
せいか、本参加者中で一番若く見えた(笑)。ロボの方がゲイリーに
敬意を表してるのがラストのソロの掛け合いで垣間見られるが、ゲイリ
ーは最後のパートをロボに託してのエンディング。で、次にロボに弾か
せたい、聴きたいって言ったら、それわもう"Still In Love With You"
しかないわけで(涙)、全盛期とわ違う、少し枯れた雰囲気のソロパート
の味がゲイリーと好対照でそれわそれで素晴らしい。息の合ったラスト
のツィンリードのハモリにわやっぱ涙腺が緩む。

続いてスコット・ゴーハムの登場でゲイリー時代の名曲"Black Rose"を。
スコットも老けたなぁ。終始笑顔なんだが皺が凄い(微笑)。でも昔から
「ワルでクレイジーなアメリカ人」で慣らした、その視線の鋭さは変わって
ない。時折ぞぞっと怖くなる、そこがたまらなくセクシー。

全曲収録なのか不明だが、ここで早くもハイライトである"Cowboy Song"
登場。俺が一番好きなリジー・ナンバーである。「コヨーテが叫ぶ」の
フレーズで観客が野生の雄叫びを発するともう視界がウルウルである。
「カウボーイの生き方こそまさに俺の行き方」
生きて一度も観ることができなかったフィル・ライノットの短かった生き様
をこの曲にダブらせることができるから尚更だろう。
お決まりのブレイクを挟んで"The Boys Are Back In Town"が続くともう
会場は老いも若きもモッシュ状態で、アイルランド国歌にも匹敵するこの
曲を楽しんでる。客層わ上目かと思いきや、最前列わキッズばかりなの
を初めとして若い子たちが目立つのが嬉しい。大人が譲っている印象も
見受けられる。先週のだーくねすの弟といい、シン・リジーを「伝説」とし
てしか知らない子たちだ。そういう40前後の俺だって、12年前のジョン・
サイクス主催のトリビュート・ライブで同じ状況だったから、なんか彼らの
気持ちが凄く判る。

アンコールには初代ギタリスト、エリック・ベルが登場して、彼の代表曲
にしてリジーの初ヒット"Whiskey In The Jar"をヴォーカルも交互に。
誰もが知るアイルランド民謡のアレンジだから会場わ和気藹々となって
盛り上がる。

ラストはゲイリー一人に戻り、ご存知「パリの散歩道」。いつもながらの
泣き泣きのギターである。ハードロックから離れて久しい彼が唯一常に
レパートリーに加えていたが、正直ブルーズに紛れてプレイされると俺
の中でわこの曲の意味合いが薄れるんであまり芳しく思ってなかった
んだが。。。。今日わこっちも思いっきし泣けました(ToT)。しかも最近
と趣が異なったヴァージョンでの熱演で、ラストの嬉しい仕掛け(言いた
いがこれから見る人のためにあえて閉ざしとくw)でステージ・会場の
気持ちがひとつになって感動のフィナーレ。俺もパソの前に貼ってある
フィルのポスターに向かって声をかけずにいられなかった。

俺にとってわ1000点満点のショウを収めたDVD。
サイクスがやってるほうが有名無実化してしまった今、オリジナルの
彼らでの、ツアーといったそう派手でもない、年1回でもいいからこんな
催しがアイルランドで開かれたらいいなぁと思った。俺ら年老いたファン
のためでなく、今回会場で目にした若者達がフィルの遺した名曲に触れ
られる時間・空間を提供し続けてほしいもんだと思った。

忘れちゃいけない、いつまでも語り継いでいかなきゃならない曲がそこに
あるんだから。

だーくねす

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俺、ここでバンドや個人名表記わカタカナに決めてるんだが(書いてる内容はともかく
初心者にも発音くらいわわかりやすいように、汗)、彼らをひらがなで書くのはなんか
名前からして重苦しいメタルかなんかだと思われるからで、実際わお気楽なR&Rバンド
である。で、俺がここで彼らのことを書くのも初めてだし、何より全ツアを性分として
「一見さん」的なライヴの観方を嫌う俺が、「何故だーくねす?」ってことから説明せな
あかんかなと思ってる。

デビューして2-3年と新しいバンドである彼ららと知り合ったのわ、まぁ政則氏が並々
ならないプッシュをしたからもあるが、何より彼らの演ってるサウンンドが語り継がれて
きているブリティッシュ・ロックの伝統をうまく継承してるからでもあり、初めて聴く感じ
のしない懐かしい曲のように感じられたからである。

まぁ確かにヴォーカルのジャスティン・ホーキンズ(以下兄)の裏声を使った唄わ独特
で好き嫌い別れるところだが、楽曲自体はクィーン、シン・リジー、AC/DC等を彷彿
させ、彼らが好きなファンならほくそ笑みたくなるに違いない。自分達のルーツを隠さ
ない。特にギターのダン・ホーキンズ(以下弟)がステージで常にリジーのロゴの入った
Tシャツを愛用している点が、俺を彼等贔屓にするに足りている。

この感覚。。。そう、まさに87年にガンズ&ローゼズが出た時と同じなんだよね。
アクセル・ローズも独特な声を持ち、先の3バンドを愛してやまない。リッツでのライブ
映像でリジーのロゴシャツを着てたのを見た時、肩のタトゥーがまぎれもない
「ブラック・ローズ」だって判った時、俺の中で「同志」とも思える感覚が生まれた。

今回が二度目の来日という。レパートリーもアルバム2枚分、満を持して対峙に挑む
俺の「最初の一歩」。。。はいかに?

前日泊だったからネカフェでシャワーを浴びた後、サンダーのおニューTシャツを着て
初めて行く新木場へ。考えたらなんでフィル・ライノット(シン・リジー)の写真入りTに
しなかったんだろうと後悔。まぁ、彼らの初めて観たバンドがサンダーだとか耳にして
たんでいいか?(笑)会場のスタジオコーストに着くと、1時間前にしては結構な人
だかり。外のロッカーに荷物を納めてちょうど自分らの整理番号が呼ばれたので入場。
最近できたライブハウスなんだがキレイ。横に広く、後方は段差があって見やすい。

客層わ、メタリーな格好より普通ぽい、しかも若い子が多い。うーん、この子たち
ってひょっとしてタテノリ族?(なんちゅー表現やw)本国でわアリーナ・クラスを回
る彼らが日本でわクラブ回りという温度差が気にわなってたが、でもこの集客を
みるかぎりは安心かな?と考えながら連れのまさくんと談話してると、お決まりの
AC/DC、リジーとかかったので二人で狂喜してる。次がWSの"Here I Go Again"
だったのにわ笑ってしまったが、回りわあまり気にかけてない(汗)。

"Wole Lotta Rosie"が流れ、サウンドチェックが行われ、主催者の注意がかぶって
なんやわからんうちに客電が落ちる。すると急に後ろから押し寄せてくる波に、まさ
くんわ上手に離脱、俺わまんまと飲み込まれて揉まれて、く、く、苦しい(汗)やっぱ
タテノリの連中(=マナーもへったくれもない連中、オイオイ)ぢゃん。。。涙。でも
クイーンの曲が流れ(彼らのお決まりのオープニング曲なのかもしれないが)、場内
で大合唱が始まったのを目の当たりにして、「むむむ、できる。。。」と鳥肌が立つ。
しかもその声からしてどうやら女の子に取り囲まれてるらしい、俺。下手な動きをする
とヤバイ(濁流汗)。

1曲目は"Knockers"。どこを切っても完璧なクィーン・サウンドである(笑)。英国の
セットリストを入手して予習してたから違和感なかったが、普通なら意表をつくよな。

で、絶叫に迎えられてバンド登場。兄は。。。最初イングヴェイかと思った(猛爆)。
1作目でキャット・スーツが似合ってた面影わいずこへ。「印税太り」ってヤツです
かね?(笑)。対する弟わ。。。「おおお!ちゃんとリジーのTシャツや!!(号泣)」
頭振り乱してのギターがかっこ良すぎ!!"One Way Ticket"あたりから、もみくちゃ
にされて熱いだけではない、アドレナリンがどんどん出てくる感覚。兄のギターも
飾り程度かなとも思ったが意外に達者である。でもピックでサッカーのリフティング
をやろうとして何度も落とすのわやめて(汗)。

3-4曲目あたりから波打つ客の動きの中にでも自分の位置をちゃんとキープ
できるようになってたので、ポップで良質なロックンロールに身を委ねた。まぁ
曲名と曲が一致しないのと、合唱できるまで予習しとかなかったんで(それを裏声
のせいにする!)曲順わさだかでないが、多分以下のセットリストどおりに進んで
ったと思う。アグレッシブな"Black Shack"、途中兄がキーボードを引っ張り出して
歌うパート、セカンドでかなり気に入ってるダークネス版"Black Rose"とも言うべき
"Hazel Eyes"、彼らを知らしめることになったヒット曲"Hands Off"。。。キャリア浅い
中、凝縮された楽曲の連続で心地いい。ラスト前にわAC/DCのカヴァーを連発。
しかも"Thunderstruck"だった日にわ。。。思いっきり叫んでやりましたわ。逆に
そこで一番ノって首振ってた俺って何者?(爆)

ラストがセカンドで一番気に入ってる"Bald"だったのがGood。てゆーか、この曲
がラストだって判ってから急に俺ヤル気になったんだよね(微笑)。でなきゃ2連泊
の合間のライブってかなり気分的にツライもんがあったと思う。このかっこいいハード
ロックに大満足でショウの幕わ閉じたのでした。

開演前に「今日が気に入ったら、(あれば)名古屋も参戦したいなぁ」とも思ってた
んだが、ツアーわ東京が最終らしく、最後にツアークルーへの謝辞もあったりした。
残念。

本国でわボン・ジョヴィよろしく宙に吊り上げらたり、虎や巨乳の乗り物にまたがっ
たりと(爆)、アリーナならでわのエンタテイメントを提供してる。そんな彼らも観て
みたい気もするが、音で勝負のクラブ・ギグでも十分に通用するので、日本での
人気わコレわコレでいいと思う。

次回わ複数回行くこと必至!と心に決めた、嬉しいファースト・コンタクトだった。

Setlist (うーん、これわ英国ツアーでの。多分この順で全部やったような。。。)
Knokers
One Way Ticket
Is It Just Me
Growing On Me
Dinner Lady Arms.wma
Givin' Up
Black Shuck
Love on the Rocks With No Ice
Love Is Only a Feeling
Seemed Like a Good Idea at the Time (Acoustic)
Hazel Eyes
Get Your Hands Off My Woman
Friday Night
Girlfriend
Highway To Hell / Thunderstruck (AC/DC)
I Believe in a Thing Called Love
Encore
English Country Garden
Bald

う、う、売れてないのか?汗

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WSのチケ、すべて到着。

福岡 整理番号68番
広島 2列目
名古屋 4列目
横浜 A18列目
静岡 7列目
大阪 Aj列ってなんだ?ヴァンデンバーグでも来るんか?(汗) 調べたら10列目だわな。
新潟 1列目
仙台 整理番号14番
東京 12列目
横浜と東京もクリマン先行で取ればよかったかな。 

さてと、なーんも変えてない俺のカヴァのHPだが。。。
変えられないんである。アイテムわCDプレーヤが構築するデータベースを
元にしてるから、サポートが終ったWindows98なんて使ってないし(苦笑)。
新たに「マーク15」のカテゴリー作らなあかんのだが、当時の画像編集ソフト
もなく。。。汗

あ、でも、英語版のほうに英語のブログが新設されてる!
少しわヤル気なのかな(爆)。

ただ、地方7公演あっても
福岡 ネット付きホテルに1泊
広島 ネカフェ寄って寝台列車で東京
名古屋 日帰り
静岡 ネット付きホテルに1泊
大阪 ネカフェ寄って夜行バスで東京
新潟 ネット付きホテルに1泊
仙台 ネカフェ寄って夜行バスで東京
だから更新してる暇あるか?まぁ97年当時と違い、どこでもネットに
近い状況にわあるがw

そもそも今日出すつもりだった「新商品発売延期」が決まって、その頃
行けるかどうかも不安なんだが(濁流汗)。
なんとかがんばりまふ。。。

ぶりぶり

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うう、日曜ツアーから帰ってきて1日休んだだけで、月曜から木曜まで
連日泊まり。今日4日ぶりに帰ってきた(汗)。おかげで予習用にMP3
に放りこんどいた「だーくねす」、往復1回でしか聴いてねぇ、
予習になってねぇ!大丈夫だろか?土曜。。。てゆーか、今頃になって
爆弾発言していい?

え?だーくねすってツインリードギターバンドぢゃないの?(濁流汗)
どーやってコレ再現するのやら。。。


まぁソレわおいておいて、日曜ボン以外に見聞きしたもの

CD Thunder / Live 2005 The Magnificent Five Do Xmas !

毎年恒例のクリスマス・アコースティック・ギクの、3年連続のCD化。

まぁアコースティックも最高な連中なんだが、アコーステイック・ギグの
マテリアルわこれで4-5枚になるし、そろそろ飽きたかな。。。と思い
きや!俺、このCDの選曲が一番好き。
1. Amy's On The Run
2. The Gods Of Love
3. Love Worth Dying For
4. Itchycoo Park
5. Future Train
6. Harvest For The World
7. The Thrill Of It All
8. Something About You
9. 'Til The River Runs Dry
10. Change
11. With A Little Help From My Friends
12. Make Me Smile (Come Up & See Me)
13. I Wish It Could Be Xmas Every Day

俺、"Harvest"って、パワー・ステーションでアンディ・テイラーが作った曲
とばっか思ってて「え?なんでこのチョイス?」だったんだが、アイズレー・
ブラザーズのカヴァーだったのね(汗)。坊主&森のライヴ後に買った
ベストにちゃんと入ってるやん。。、
俺的にわ、アルバムタイトルが曲になっている中で唯一日本でプレイされて
ない"The Thrill Of It All"が涙もんよ(特にハモンド。ベンかな?ゲストかな?)。
"River Runs"も大好きだし、ツボを抑えられてあわや失神寸前の状態。

タイトルわ5人ってあるが、いつもの4人がゲストで(もち、魅惑のマクドナルド・
シスターズ含む)で、完全なアンプラグドでもないから意外に音の厚みがあって
聴きやすい。この前撮ったライヴがDVDになるまで、これがヘヴィ・ローテーション
かも。

DVD Movie / Brothers Grimm

テリー・ギリアム監督の新作。
グリム兄弟は迷信や不思議現象におびえる人たちから自作自演の悪霊退治
で大金を巻き上げるイカサマ師。しかし、ある村で起こる少女誘拐事件の解決
を任されて、それが魔女と森の不思議な魔力でひき起こされた「本物」だとわかり。。。

まぁ奇抜なアイディアをギリアムお得意のファンタジックな映像とブラック・コメディ
のエッセンスがちりばめられて愉快爽快。最後に事件を解決した彼らわ詐欺まがい
なことを改め、さらわれた少女達を題材に「ヘンデルとグレーテル」「赤ずきん」「白雪姫」
「眠れる森の美女」を書いて有名な童話作家になった。。。ってオチがつくんだわな、
これがw。

全然本編と関係ないけど、弟のウィルが兄貴のジェイコブを"My brother Jake!"って
紹介するのになんとも反応してもた(内輪ウケネタ、爆)。

英国人の頭の中を覗いてみたくなった2作品。。。。って、オイオイ、ギリアムのほう
わパイソンズで唯一のアメリカ人だよ!(汗)

明日わ午前中に「容疑者・室井慎次」とWS7公演分のチケを受け取ったらそのまま
2泊で仕事だ(涙)。でも良質のブリティッシュ・ロックが俺を待っててくれるに。。。
違いないよね?

It's All Over Now...

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大阪2日目。あいにく朝から結構な雨模様。ホテルを出て、荷物を
深夜バス発着所近くのロッカーに預けて市内をブラブラ。桜ノ宮の
造幣局の桜並木がきれいだった。。。って、なんでそんなとこ行った
の?(笑)

ドームにわ50分前に到着。実わ昨日ジャケット(ニコちゃんマークつき)の
Mサイズを購入したんだが、裾が短くて気に入らず、Lを買いなおしたかっ
たのでグッズ売り場へ。でもその売り場にわLサイズなく、メインの大売り
場は超混みだったのでいったんあきらめて中へ。(規制退場無視で早めに
外へ出たので、結局ゲットわできた)

席はスタンド真正面。メインステージから最も遠いとこだな。でもお立ち台
からわそう遠くもなくまん前なんで、ここらへんわ否が応でも盛り上がるに
違いない。

ショウわ15分押してスタート。1曲目わ"Last Man"でお立ち台登場。
大阪ドームってスタンドでも音いいね。悪いと思ったことないもん。遅れて
わいるんだろうけど、さして気にならない。こうして最後の公演で全景を
ゆったり見渡せるのわかえってよかったと思う。ステージ上のモニタに
写るニコちゃんが"Bad Name"の俺たちの歌声にあわせてウィンクする
なんて初めて気がついたし(笑)。"Just Older"のブレイクのMCで、
今日が日本での75本目のライヴになるという。ちなみに俺にとってわ
28本目。ともに歩んできた19年間の想いが、歌詞とダブってちょっと
感慨深くなった。

セットリストわ大幅に変わる、というか通常フォーマットだろうと予想してた
が、意外にも前半わ昨日を踏襲してた。ただしアコ前に"Prayer"を持って
きたりと、曲順わかなり変えて展開したので、今日もユニークなショウに
なった。初出の"Always"わジョンが高音出さずに済むTLFRヴァージョンで(笑)、
今日わ土曜だから"Saturday Night"のアコヴァージョンが訊けて、
"Keep The Faith"で〆めるっていうことでまずまずだった。アンコール1曲目に
"Wanted"を持ってきて、今回初めて1コーラス目をジョンが普通に歌う。なにやら
ラジオでのオンエア用でのことらしい。ラストを"Who Says "で〆たのも俺的にわ
今回のテーマになった曲だったから大満足。

時計をみたら2時間20分くらい。曲数もそれほどでもなかったので、昨日見て
今日違ったものを期待してた大阪の人にわちょっと肩透かしだったかもしれ
ない。2日かけても新作から2曲オミットされてたし。途中モニタの一部が欠けて
表示されるようになってしまい、そのせいもあったのかも。確かにノリという意味
でわ昨日に負けていたかもしれないけど、当の俺わ、今日わ最後だから悔いが
残らなきゃいいやってことでかなりリラックスして歌って盛り上がれたのでこれわ
これで十分楽しめた。


15日大阪ドーム・セットリスト(多分やっぱ順番でたらめ、涙)
Last Man Standing
You Give Love A Bad Name
Captain Crash And the Beauty Queen From Mars
Runaway
The Radio Saved My Life Tonight
Just Older
I Want To Be Loved
Born To Be My Baby
Story of My Life
In These Arms
Have A Nice Day
Complicated
Welcome To Wherever You Are
Everyday
Livin' On A Prayer
I'll Be There For You (Richie Version)
Always (TLFR Version)
Bad Medicine - Dancing In The Streets
Raise Your Hands
Someday I'll Be Saturday Night
I'll Sleep When I'm Dead
Keep The Faith
Encore
Wanted Dead or Alive
It's My Life
Who Says You Can't Go Home


駆け足だったが楽しい8日間を過ごさせてくれた彼らに感謝の気持ちで
いっぱい。また早めに来てほしいものだ。

じゃあネットカフェからの書き込みを終えて、これから最終のバスで東京に
戻ります(笑)。


会社に寄って少し残処理してウチへ。ずっと土日働いてたから長らく受け
取れなかったコレをようやくゲット。

Have A Nice Day Japan Tour Edition (CD + DVD)

いわゆる「来日記念盤」なんだが、結構濃い。初回盤プレゼントした連中にわ
交換してあげたいくらい(笑)。
なにせCDのほうにわ最新ライヴからの音源を5曲、DVDも初回限定盤付属と
全く違う、プロモ3曲と"HAND"のライブ映像、ツアー初日のドキュメントを収録
だから、まさに本ツアーを体験した人への思い出の品になるようなパッケージ
ングになっているのが嬉しい。俺的にわツアー前にでなく今日観たのわ正解
だったな。

これ観たら、やっぱリッチーがダブルネックでソロ弾く"HAND"(今回わゲストの
ボビー・バンディエラが代行)が聴きたかった。来年仕切り直しに来なさい!
それがキミたちの義務だよ(笑)。

Magical Mystery Tour

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大阪初日。あいかわらず会社から羽田直行への構図(汗)。

着くと大阪わまだ冬みたい。気温12度ってかなり肌寒い(><)。

ジツわ理由あってチケが1枚余っていたんで(爆)、よくある
「チケ譲ってください」の紙持ってる人にでも譲ってあげようかと思い、
JRと地下鉄の駅前をうろうろしてたんだが、今回やはり2公演あるせいも
あって需要より供給のほうが多いらしく、みんな「余ってます」の紙ばっか
(汗)。そうだよな、でなきゃ東京もんの俺がアリーナ取れるわけないもんな
(苦笑)ちゅーことで諦めて会場へ。寒いし(汗)。会場内でも開演までわ
Gジャン羽織って待ってた。

アリーナ39列目は中間あたりなのでちょうどよかった。例のお立ち台を後方
に確認して、開演を待つ。8分くらいすぎて客電が落ち、俺わ後ろを振り向く。
今回みんな始まると正面でなく後ろを振り向くってなんか変な感じ(笑)。

しかーし!姿なく曲が始まる。振り向くとジョンがメインステージに(濁流汗)。
しかも1曲目わ"Last Man"でわなく、ジェリー・リー・ルイスの「火の玉ロック」
という意表!やってくれましたわ、ジョン様。2000年のまだ大阪1公演しか
なかった頃もいきなりニール・ヤングのカヴァーから始まったりと、ちょっと趣向
を変えたショウを見せてくれた彼らだから納得もできるけど。

で、その「これまでと全く違う」ショウは1曲目どころかそれ以降も新曲を排除
して次々繰り出される名曲のオンパレードで進行されていく。「2,3,4!」の
掛け声で続くのわ決まって"Born To Be"のはずが"Radio"だったりと、慣れてて
「ナナナ!」って叫んでもた俺の周りがバツ悪くなった。うーん、完全に裏かかれ
てる気分(爆)。

あまりに新曲がないんで、「こ、これわひょっとすると、中盤でアルバム全曲、収録
順にプレイとか考えてるのか?」なんて妄想にも駈られたが、中盤から"Novocaine"
を筆頭に小出ししはじめる。ウォーミングアップ十分でここからメインディッシュ!
って構成わ、やっぱ大阪の気候が寒かったせいもあるのかなぁ?って。

中盤のアコースティックコーナにさしかかり、リッチーが紹介される。故障の件
に触れつつも、なんとリッチーに振ってジョンは退場。"The Left..."ヴァージョン
でない、リッチーがヴォーカルのエレクトリックな"I'll Be There"が披露される。
その素晴らしいこと!TLFRヴァージョンわかなり原曲を崩してるからコーラスしに
くいんだが、こっちだとみな安心して歌える。ここで聴けるラストの素晴らしいギター
ソロを見せつけられる限り、怪我なんて嘘のように思える(演出・ヤラセだったり
してw)。

続く"Blaze"で前エントリで触れたティコの壮絶なドラムが展開。盛り上がりが
絶頂に達すると会場は割れんばかりの歓声。ジョンが歌いだす。でも、スクリ
ーンにわ映し出されるが、ステージにわいない。。。ま、まさか!と後ろを振り
向くと。。。

例のお立ち台にジョンがスポットライト浴びて立っている!
こっちにわケツ向けてw

やられた、今回わさすがの俺も完全にノックアウトだね。ここまで劇的だと
もう言葉が出ない。。。

あそこだとモニタがないから口パクだってのわ、立て続けに"Bed Of Roses"を
プレイしだした時点で誤りだってわかった。ジョンわ歌いながらそのまま会場を
ゆっくり掻き分けながらメインステージへ戻ろうとする。ドラマティックな演出。
ジョンのマイクがそのサプライズに絶叫する周りの女子の声を拾ってヴォーカル
が聞き取れない!(爆)しかももみくちゃにされるジョンの姿がスクリーンに映し
出され、ちょっとかわいそう。で、さしものジョンも、ある女の子の行為にムッと
きたのか歌をやめ、睨みつけた(汗)。ちょっとヤバイ空気が流れるも、ジョンの
ことですから笑顔で続け、ようやくステージへ。「いっ痛てぇ!」ってゼスチャで
手を振りながらリッチーになんかささやいてた(苦笑)。

まぁその張り詰めた空気も、中指を折り曲げた手のひらを差し出して「ああ、
俺の指わどこ!?」で笑いをとると元に戻り、"Bad Medicine"へ。観客の熱狂
に応える形で"Shout"完全版を続けるヴァージョンを披露、ここにメンバ紹介を
挟むのもレアだったぞ。

それ以降も盛り上がったのわ言うまでもなく、とにかく大阪のオーディエンスわ
素晴らしい。となりのカップルも、どうやら彼のほうがバンドを好きらしく、開演前
にわTシャツに着替える気合の入れ様でショウ中もずーっと歌ってた。特に俺の
周りは素敵なつわもの揃いのファンが集まってたらしく、後ろからは手馴れた
感じでショウの進行を語る会話も聞こえてた。今回全公演で"Wanted"の
1コーラス目をこちらに歌わすんだが、直前連れに「歌詞わこうだからちゃんと
歌って!」だって(笑)。おかげでこの日が一番素晴らしく応えられた。1列前の
おばちゃんが振り向いてウチらに拍手くれたくらい(爆)。

全曲終了して時計を見ると22時近かった。2時間半超えで全27曲。こ、これ
が1日目です(汗)。

USから70公演近く続けてる中でも、これまでにない「特別な夜」になったのわ
間違いないでしょう。オーディエンスとバンドの間に起こったケミストリーに大満足
の一夜だった。俺にとってのラストステージ。2日目にもマジックを期待したい。


14日大阪ドーム・セットリスト(もう完璧に曲順不問、汗)
Great Balls of Fire (Jerry Lee Lewis cover)
You Give Love A Bad Name
Captain Crash And the Beauty Queen From Mars
Runaway
The Radio Saved My Life Tonight
Just Older
Novocaine
Born To Be My Baby
Story of My Life
I Won't Back Down (Tom Petty cover)
Have A Nice Day
In These Arms
Welcome To Wherever You Are
Everyday
Who Says You Can't Go Home
It's My Life
I'll Be There For You (Richie Version)
Blaze of Glory (TLFR Versionもどき)
Bed Of Roses (TLFR Version)
Bad Medicine - Shout - Members Introduce
Raise Your Hands
Livin' On A Prayer
Encore
Complicated
Wild In The Streets
I'd Die For You
I'll Sleep When I'm Dead
Wanted Dead or Alive


順当に「その公演でしか聴けない曲」が1曲わあるって感じで進んでるから、
"Blood"か"Never Say"か"Hands On Me"やってほしい。。。"Always"でもいいw

中盤戦

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3公演目、名古屋。 WindowsUpdateの日とぶつかったので早朝作業があり、
前日徹夜状態(汗)。

2000年だったか、駅からドームまで20分くらい歩いた記憶があって実際開演に
間に合わなかった教訓を生かして余裕もって出かけた(笑)。ホントはそんなでも
なく10分程度で、ボンたちが日帰りだから開演時間を厳守したからかもな。

で、30分前に着いたんだが、アリーナ67列目って後ろから8列目でえらい遠い
やない(涙)。幸運なことに今回スタンドわ大阪最終日だけで済んだのを喜んで
たがあんま変わらない感じ(苦笑)。

だが。。しかし。。

左手に目をやると、12-3メートル先が凹っと空いてて、その中央にさりげなく
黒幕のかかった物体が。

おお!これが知ってる人わ知っている(爆)今回のサプライズ、1曲目にジョンが
上がるお立ち台でわないか!

東京だとはるか後ろで起こってた出来事で、サブステージだとばっか想像してた
が単なる1.5メートル四方の箱じゃん(汗)。この距離だと去年お台場で見た近さ
とあまり変わらない(笑)。一人妙に興奮しながら知り合いにメールしまくった(爆)。
特に元嫁の
「なんかで触って、大事に持って帰って来て。タオルかなんかで。」
に噴き出してもた。そこまで近くないちゅーのw

アリーナわ客がまだまばら。外で「入場できない時間があるのでお早めに」と
係員が叫んでたのは、やっぱあのサプライズがある最中に入場なんかさせたら
パニックになるからなんだなって判った。

時間が近づくにつれ、いつもどおりAC/DCが流れる。でも"Hell Bell"はおろか
"Shook Me"が流れるまでもなくオープニングSEが。。。ケータイの時計をみると
19時ジャスト。しかも俺のわ3分進んでる。ああ、ついに開演前に演奏はじめる
ほどに。。。(=最終でこの地を去るから演奏時間が短いって宣告されたような
もの、苦笑)。

ほどなく客電が消えると、さぁ、どこからジョンが駆けつけるかと思ったら、
"Last Man"のメインステージでの演奏が始まってから、やはりベンチより守衛に
守られ駆け足で(笑)。で、スポットライトが当たるとそこにジョンが。。。

状況としてわ周辺のファンからしてみたらどえりゃーすごいことのはずなんだが、
ふと見渡せば、手を挙げて絶叫する人もまばらでなんかあんま盛り上がってない。
きさまら、すごいこと起こってるのに!!

まぁ毎回訪れてわかってはいるもののロックよりエビフライ出されたほうがよっぽど
盛り上がれるのかよ!ってツッコミたくなった俺の気持ち。。。察して下さい(号泣)。
ちなみにこの曲でわ口パクだってことがわかった。だって、ステージの音わエコー
で遅れて聞えてくるのに、イヤモニタもしてないジョンわちゃんと演奏にあわせて
唄えてたから(爆、右耳見えなかったからだけかもだが)。やっぱ近場で見れる
ときわ口パクなのかよ!(去年同様、汗)まぁ裏舞台を覗いたって感じで面白かった
ですけど。

ショウわ2-3曲分端折ったものの、東京2日目のフォーマットに1日目の数曲を
混ぜた単独公演フォーマットで、この日初演となった"Novocaine"で新作からの
ライヴレパートリ全曲が聴けたことになるから、それだけで来てよかったものの、
もしあれば今回代わりに行こうと思ってた福岡公演があったらそっちでもやってた
かもだし、同じ曲でも"Bad Medicine"のように今回初めてのアドリブやら"Shout”
の最初もなかったりと、お互いに「消化試合」みたいだったのわ否めない。

それでも18:57-21:04という変則技まで使って構成的にわほとんど遜色ない
ステージを見せてくれたバンドに責任わないし、やっぱ盛り上がりに欠ける
おみゃーらのせいだと4回目だが毎回繰り返し耳にタコが出来るほど言いたい。
え?こんなとこじゃ馬の耳に念仏かい!

なんか居心地悪かったし、フーゾクで憂さ晴らすのも今回わ金欠につき(爆)
席も取れたんで最終の新幹線で東京へ戻った。ライブで掻いた汗よりもドーム
から1駅分あるJR大曽根駅まで駆け足して掻いた汗のほうが凄かったかも。。。
夜行バスわキャンセルではなく捨てたんだから結局高くついたけどな。

東京から乗った中央線がいつも帰宅に乗るやつよりも早かったりして。。。汗

12日名古屋ドーム・セットリスト(あいかわらず曲順不問)
Last Man Standing
You Give Love A Bad Name
Complicated
Born To Be My Baby
Story of My Life
Captain Crash And the Beauty Queen From Mars
The Radio Saved My Life Tonight
I'd Die For You
I Won't Back Down (Tom Petty cover)
Have A Nice Day
Everyday
I Want To Be Loved
It's My Life
Who Says You Can't Go Home
I'll Be There For You (TLFR Version)
Blaze of Glory (TLFR Versionもどき)
Bad Medicine
Runaway
Raise Your Hands
Livin' On A Prayer
Encore
Bells of Freedom
Novoaine
I'll Sleep When I'm Dead
Wanted Dead or Alive


今回のツアーでね、"Blaze of Glory"っていい曲なんだなぁって初めて思った(笑)。
ジョンのソロからの曲で、ボン・ジョヴィのライヴで演奏するってこと自体に違和感が
あったんだが、今回もれなくついてくるティコの壮絶なドラムイントロで、すげードラマ
ティックな曲だって認識へと変わり、好きな曲のほうに入った。

大阪、盛り上がらないわきゃない。俺にとってのラスト2デイズ。燃えようっと。

It's Alright

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BJ東京2日目。

例の「社長の約束」通り、招待券もらえたんだが、関係者受付で席確認
したら1階スタンドだったんで遠慮した(笑)。てゆーかシングル20枚も
買って当てるようなファンが、そんなクズ席で納得するわけないぢゃん!(怒)
ジョンの思いやりとレコード会社の思惑の温度差をちょっと残念に思い
ながら、買ってあったアリーナBブロックで観覧。

最初数曲は同じだったんだが、「昨日来た人わ?」の問いかけに皆が
応えると二番煎じは通用しないことがわかったらしく(オイオイ、いつも
のサービスだって、笑)セットリストを変える。昨日わ1曲しかなかった
バラッドを十分にちりばめ、新曲は新曲で比較的まとめてプレイ。リッチー
の故障にもまったく触れずだったから、いつものバランスのよいセットリスト
で楽しめた。

まぁ俺の席の界隈で、一番うるさく唄うのわこの俺なんだが(爆)、今日わ
隣の一人で来てた男の子も中盤からとても大きな声で歌いだしたので
なんかすごく嬉しかった(笑、しかも俺よりちゃんとした英語の発音だよ、汗)。
やはり客が一体になって唄う姿って壮観だと思う。実を言うと俺、もう数年
も前から"Living On A Prayer"の、肝心な一番キー高くなるとこが唄えなく
なってて、そこだけは周りにまかせて訊く立場になるんだが、やっぱり俺抜き
だとしても凄いなと思う(爆)。ドームを満席にできる外タレで、これをやって
のけれる唯一のバンドだし、何より19年前体験したこの感動が、今の俺の
ヘヴィメタ好きを決定付けたわけだから、こういうのわどんどん若い子たちに
受け継がれていってもらいたい。

昨日と6曲を差し替えプラス1曲。勢いは昨日のほうに軍配を上げるが、
定番が2日で全部聴けたってことで大満足の東京公演だった。

9日東京ドーム・セットリスト(曲順不問)

Last Man Standing
You Give Love A Bad Name
Complicated
Born To Be My Baby
Story of My Life
Captain Crash And the Beauty Queen From Mars
The Radio Saved My Life Tonight
I'd Die For You
I Won't Back Down (Tom Petty cover)
Have A Nice Day
Welcome To Wherever You Are
Who Says You Can't Go Home
I'll Be There For You (TLFR version)
Bed of Roses (TLFR version)
In These Arms
It's My Life
Everyday
Runaway
Raise Your Hands
Bad Medicine
Livin' On A Prayer
Encore
Bells of Freedom
Last Cigarette
Someday I'll Be Saturday Night
I'll Sleep When I'm Dead
Keep the Faith
Wanted Dead or Alive


今回招待席の件が3月中盤になってもなかなか決まらなかったので、
友人・知人の類がどうにも誘いづらかった。で結局融通の訊く元嫁に
2日とも付き合ってもらった(笑)。

彼女にわ95年から最低1回は只見(爆)させてやることにわしてる。
当時は重度の精神障害だったから、気分が明るくなればとの思いで
だった。離婚してから6年同居して病気のケアに付き合ったが、俺の
誕生日に平気で自殺未遂するような子だから(濁流汗)依存されて
がんじがらめになって結局俺のほうから同居関係を解消する話を持
ち出した。そん時の彼女の寂しそうな表情が忘れられなかった。要
は「お前を棄てる」って言ってるようなもんだから。苦渋の決断の中、
出逢ったのが"It's My Life"だった。00年の鈍言に書いたように
買った日に70回聴きながらその間号泣しっぱなしだった。自分の選択
しようとしてる人生を唄に重ねて勇気をもらった。だからその後も横に
彼女がいてこの曲をプレイされると、かなり複雑な気分になるんよね、
実際(苦笑)。

向こうわ身寄りがないからアパートの連帯保証人にわなってて、2年毎
の更新時にメールと郵便のやりとりするだけ、後はボンたちが来た時に
誘ってみる程度の関係にとどめてたんだが、突き放したのが逆に効果的
だったようで、自立心が芽生えさせて、働くこともできるようになり、今では
1日50錠近く服用してた薬もゼロで月2回カウンセリングに通う程度に
までになって、健常者とどこも変わらないまでになった(もっとも心の病だから
違いが判らないわな、苦笑)。今、大家に内緒で拾ってきた子猫を飼ってて
溺愛してるらしく、その親バカぶりを散々訊かされた(爆)。クリスチャンなんで
教会にも通っているんだが明日から神学校にも入学して"Mission Of God"
の勉強に励むらしい。

一杯呑んで、「じゃあまた今度、ボンが来日する時に」って言ってさっき別れた
が(爆)、その後電車の中で安心したのか一人不気味ににやけてた俺。総武
線空いててよかったw

もう"It's My Life"の思い出は過去。今回、"Who Says You Can't Go Home"
でジョンが繰り返し叫ばせたこの言葉が頭の中を駆け巡ってる。

It's Alright. 大丈夫、すべてがうまくいってる。。。

ムフ、そして俺わ来週あと3回もBJ楽しめちゃう(猛爆)。

his Left Feels Right

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ボン・ジョヴィのジャパン・ツアー、スタート。

リッチー・サンボラの左腕骨折の件が、期待とは
裏腹に不安となって重くのしかかってたんだが。。。

サンスポのうそつき!
ギブスハメながら弾くなんてことなくいたって普通(爆)。

まぁストラップわ右肩にだったが、逆にアルバート・コリンズ
みたいでかっこよかった(笑)。ジョンのMCだと故障は「肩」と
言っていたので、運指には問題なさそう。たしかに通常でもあん
ましうまいギタリストでわないので(汗)、いつもどおりってとこかな?

ジョンをはじめとしてまわりがしっかりサポートしてたよう見受けられた
のが印象的。ジョンがいつもよりギター多目だった気もするし、今回のツアー
わUS当初からGとKにサポートつけた7人編成なんで音の抜けをさほど
感じることもなかった。(アレックが去った以外では)長く続けてる中で、誰が
欠けてもありえないバンドの結束みたいなのが垣間見れて、前半で早くもウル
ウル。

アリーナど真ん中に設置されたサブステージにいきなり姿を現した1曲目の
"Last Man Standing"から基本的に新旧1曲づつ交互にというセットリストもBJなら
でわ。"Story Of My Life"の間奏でMCするジョン。
「22年前に初めて日本に来て、当時の女の子たちは息子達を連れてきてるかもしれ
ないネ!」(え?未就学児童禁止ですが。。。汗)
ラストに2006からカウントダウンして1983まで戻り、原点である"Runaway"をプレイするくだりなんか真性ファンにはたまらんでしょう。結成24年を経たバンドの歴史を垣間見せる演出。日本のファンからすれば特別な想いで受け取れるはずだ。

アンコールの「スリッパリー...」からの3曲が強力だったし、こんだけロック色強いセットリストだったのは「ワン・ワイルド・ナイト・ツアー」初日の横アリ以来だったような気も。

リッチーの故障でアコ多目のバラードのオン・パレードか?と予想してたマイナス要素はすべて杞憂に終っただけでなく、既に個人的に訊きたい曲は網羅されてしまったので1回で満足気味だ(汗)。
早めに切り上げられると思ったのも、気がつけば、USよりも曲数多い26曲。初日から2時間半ぶっとばすのは10年ぶりじゃないかな。心配させたファンへ応える形でのBJ史上最高の部類に入るステージだった。

え?前回最後の横アリ(DVD用に収録されお蔵入りになったアコライブ)の詫びの意味もあるって?(濁流汗)

知り合って19年目の春。あと4回「心置きなく」楽しむつもりだ。足腰痛ぇが、この40なりたて男をもっとロックさせておくれ。

8日東京ドーム・セットリスト(曲順不問)
Last Man Standing
You Give Love A Bad Name
Complicated
Born To Be My Baby
Story of My Life
Runaway
The Radio Saved My Life Tonight
In These Arms
I Won't Back Down (Tom Petty cover)
Have A Nice Day
I'll Sleep When I'm Dead
I Want To Be Loved
Bounce
It's My Life
Who Says You Can't Go Home
I'll Be There For You (TLFR version)
Blaze of Glory (TLFR versionもどき)
Bad Medicine
Someday I'll Be Saturday Night
Livin' On A Prayer
Encore
I'd Die For You
Raise Your Hands
Wild In the Streets
Just Older
Treat Her Right (Cover)
Wanted Dead or Alive

ボスの初のデスクトップ型になるバイオ用の液晶モニタを、店頭で実際に
評価したくてヨドバシへ。


。。。しかし、目的わそれだけでわなかった!(爆)


あ、毎度の物量作戦の中、申し訳なさそうに顔を出しているのわジョン
(発売中の「メタリオン」)でわありませんか!(バンド、大丈夫かよ?汗)

いつもながらインタヴューへの切り返しが(よくも悪くもw)素晴らしい。
わくわくさせる彼らの今後の活動・展開、そして俺らがやらなきゃいけない
使命ちゅーものを再確認するためにもいいタイミング。よくやった、
ジョン・ハーレル。

”バーン”5月号わディヴィッド・カヴァデールの表紙で明日発売!
定価650円!(って広瀬かよ!)
さ、みんな本屋へ走れw

紫の競演(4月ヴァカ’06)

| コメント(2)

うう、40歳迎えた当日から徹夜状態。。。日曜まで帰れそうにないかな?
(ウソのようでマジな話、濁流汗)

まぁ、これも5月楽になりたいからこその無茶なんだがね!(笑)
4月26日にわ例のDVDも国内盤発売され、来日を待つばかりのWSでわ
ある。今わボンの予習でしばらく見てないが、既に100回わ観てるね、アレ。
ホント飽きないで見れるのがいいとこだが、ひとつ残念なのわもうバンドに
マルコ・メンドーザがいないってこと。カヴァさまとのデュエット、特に"Burn"
では本家に劣らないコンビネーションで鳥肌立つ。

この二人で聴けない残念さと、今度のベースわちゃんとコーラスとれるのか?
っていう不安の中、さっそくベース交代劇のニュース。で、こともあろうか、


スペシャル・ゲスト featuring グレン・ヒューズ!!!!!!!!!


まぁヨーロッパ・ツアーまででわなく日本だけでの参加らしく、「え?去年
ジョーリンと決別して頑張るっていってたソロ道わどーなるってのよ?」って
感じなんだが(苦笑)、それでも旧知の盟友が、2000年12月15日以来の
共演ってことに素直に喜びたい(それに念願のグレン全公演おっかけも実現
できるわけだし、狂喜)。まぁあん時の"Burn"はロニー・モントローズやら
急造バンドでめちゃめちゃだったのに比べると、今度わ手馴れて手堅い
バック陣だから、メチャ興奮しそう。グレンにわがんばって前座でソロ曲やって
もらいたい気もするが、まぁそれわ望みすぎってとこか?(苦笑)


ともかくあと少し。われわれわ伝説を垣間見る。。。。





以上「マジのようでウソな話」でした、恒例のw






ここが静かな時は
ここで暴れてるか
鑑賞中です♪

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