2008年7月アーカイブ

夏バテかもw

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いや、食欲旺盛。1か月で4キロ太りました(甘いもの食いすぎ汗)。

ただ、気分はなーんとなく「ノリ」が足りてないような気が(苦笑)。

この半年、SDオーディオプレイヤー用のカードリーダーが壊れて、転送できずにいたんだが、新調して、やっとこさWS・DL・JPの新作をぶっ込んだ。これでしばらく。。。って聴いて歩き回る時間自体皆無だけどねw 

WS大阪とJP武道館のチケが会社に来て、WS名古屋とJP横浜が来ないのはなぜ?と調べてみたらウチへ届くようになってた(汗)。一旦ポスト前まで帰って不在票取ってきて、かなり離れた郵便局まで取りに行くのも疲れるから転送してもらうことに。どーせ期待して取りに行こうが席はすでに決まってるわけだしね。

届いてたクラシック・ロック・マガジンのコンサート・レヴューにはWS/DLのカップリングでのウェンブリー・グラスポップ、あともうひとつでの3本にレポが。

精力的だわ。見習いたい。

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燃えろ、いい女

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土曜日は姐さんのライヴを観に渋谷DUO MUSIC EXCHANGEへ。

1万越えの特等席(柱前の2列)は抽選で外れたので自由席に。
開場の5時に着いて無事整理番号順で入れた。でもやっぱどこから見ても柱邪魔すぎ。結局右端のカメラスタンド横がベストだと思い陣取る。

「誕生前夜 More 限界」というタイトルが付けられた今回は、2つのユニットが生まれることを意味してるのかと思いきや。。。なんてこたない、姐さんの誕生日の前日って意味だった(爆)。すっかり忘れてたが、つまり毎年目黒でやってるイベントの拡大版なだけなのねw


まずはチームうさぎ。寺田・みったんのおなじみコンビにサトが加わってのユニット。もちろんSHOW-YAからの選曲で攻める。いつもやってる曲がほとんどだからアコへのアレンジはそう目新しいものではない。サトが誕生プレゼントとして自作の「もうフレンドはいらない」(爆)をプレイ。SHOW-YAでやったことがあったかは定かでないが、少なくとも俺は95年の100曲ライヴの時以来だと思う。まぁいつもどおり第1部はさらっと終わる、てゆーかMCが多すぎるせいもあるんだが(苦笑)。そーいや今回みったんは一言もしゃべらなかった。

MCといえば、子供連れのお客を意識して、「パンダ・ウサギ・コアラ」っての?なんかお遊戯タイムがあったんだが、ひとりの質の悪いガキお子様がライヴ中うるさくてかなわなかった。たまらず振りむいて親の顔見てる客もいたなぁ。アンコールのメッセージ・ソングなんて台無しになりかけたw 


そしていよいよ西寺実。3人のほかにキーボードで力石りえが参加。
いきなりチャーのヒット曲で始まり、二人の持ち歌でウォーミングアップ。やっぱニイちゃんはうまい。ナイト・ホークスのライヴでゲストに出たのを最前1メートル以内で観たのが15年も前になるが(当時はラウドネスから脱退、デッド・チャップリン在籍中)、この人ほんまブルージーやわ。ある意味バンド間違ってるかも(オイオイ爆)。マーシーはね、正直言うと声質が俺の好みじゃないんで。でも"More"は歌詞にはしびれたわ。顔は姐さんと同系(ステーヴン・タイラー、ミック・ジャガーも。。。って口がデカイってことかいw)ってニイちゃんに突っ込まれてましたけど。

で、このユニットは、自分たちが若い頃影響を受けた日本のロック・シーンの名曲を再現、自分たちの先輩達に敬意を表そうというのが主旨らしい。どうにかネットで全曲名調べ上げたが、普段洋楽しか聴かない俺は最初と最後のしか知らんかったよ(汗)。


やっぱこの3人が集まると可笑しい。このユニットでの姐さんのコスはデザイン着物(バラ柄浴衣風で右肩がなくもろ肌が出てて、ちょうど女賭博師みたいなイメージ)だったんだが、すかさず「下着はつけてるんでしょうかねぇ」というツッコミがw 以前紹介したVごとく、かなり際どい話も飛び出す始末で、いやぁ楽しかった。最強。

26/07/2008 Keiko Terada Acoustic / Shibuya Duo Music Exchange setlist

[チームうさぎ]
私は嵐 (Show-ya)
We Will Rock You (Queen) - Come On (Show-ya)
もうフレンドはいらない (Show-ya)
限界LOVERS (Show-ya)
Whole Lotta Rosie (AC/DC)
Bad Boys (Show-ya)

[西寺実]
気絶するほど悩ましい (Char)
Never Change You Mind (Loudness) / 実
More (Earthshaker) / 西
魂こがして (ARB) / 西
月のあかり (桑名正博) / 寺
バラッドをお前に (The Mods) / 西
スローバラード (RC.サクセション) / 実
みんなの願いはただひとつ (上田正樹と有山じゅんじ)
THE PROOF OF THE MAN - 人間の証明 (ジョー山中)

Encore
Rock 'n Roll (Led Zeppellin) / all cast
Many Rivers To Cross (Jimmy Cliff) / 寺田&力石

なんか来年アルバム出すことが既に決まってるらしい。もし、まじデビューしてツアーに出ても全おっかけしようとは思わないけど(苦笑)、暖かく見守りたい。

ちなみにツアーの条件は「相部屋で3人川の字で寝ること」だそうです(爆)。

3回の衣装チェンジがあったが、姐さん、やっぱいい女! 45だとしてもw

だ~んす・ざ・みゅ~じっく♪

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CD / Sly & The Family Stone / The Anthology

サンダーが「ライヴ!」アルバムでカヴァーしておなじみ、白黒混合ファンク・グループ。
他にもジェフ・スコット・ソートが"Take Me higeher"とかカヴァーしてるし、ロック・ファンにもなじみやすいところは多いかも。

その彼らが秋にブルーノートに招聘されて来日。うーん、15000円とかしたはず。今どーしようか迷ってる。
ってことで、今日は彼らの来日記念!

 


 


 


とは全然別の話。

1DVD / Movie / 菅井君と家族石 The Movie Standard Edition / Limited Edition

「鷹の爪」でおなじみ「蛙男商会」のデビュー作である本作がいつのまにか映画化!
島根に生きる貧乏黒人一家のハチャメチャストーリー。もちろん脚本・作画・声の出演はフロッグマン。
どんな作品かはオフィシャルサイトで7話を観よう!

てことで長編になった本作。思いっきりオシャレなオープニングで始まってビックリ。MTVでオンエア時にはファンキーなテーマだったのが、アグレッシヴなジャズ・タッチでちょっと戸惑った。でも始まってみると、主線に映画的テーマはあるものの基本的にはサブタイトルつきの短編オムニバス形式で、懐かしい面々によるしょうもないナンセンス・ギャグの連発に大爆笑。TV時代から映画と音楽ネタをパロっていて、これでもかこれでもかと繰り出されるギャグの歯切れとテンポのよさにやはり脱帽。2時間という長尺ながらあっという間、久々にスカっとさせていただきましたw

「黄金の吉田像」フィギュアがついてる以外、限定盤と通常盤にちがいなし。1枚もので凝った映像特典もなしで、そこだけが食傷気味ではあるが、オススメの1枚には間違いない。
監督他スタッフによる副音声は、監督の「自分の映画について語るほどナンセンスなことはない」というポリシーから全然関連性のない話題が展開。特にフィリップのモデルであるパンテラの話から「ホワイトスネイク」まで飛び出すメタル談義には大爆笑。そうか、デスメタルの聖地は千葉県にあるのか。。。w

今度は紫。。。

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昨日届いたカヴァ初期2枚のソロの紙ジャケ・K2HDマスタリング仕様ビクター盤を開けたら、VAPから出てたパープル・レコーズ・シリーズが移管されたらしく、全部出直しらしい。ということで、カヴァ参加のだけを、申し訳ないが1枚ずつ注文。

おまけについにワーナーもSHM-CDに手を染めるらしく、スタジオ盤がやはり一挙リリース。こっちもまたカヴァだけのを1枚ずつ。


。。。って、それだけでも13タイトル(半分以上が2枚組で枚数としては19)、4万超えなんですが(滝汗)。まぁこれでもパープル・コレクターの某氏に比べたらかわいいもんか?(爆)。

マジ、宝くじ当たってほしい(苦笑)。

kick ass hole !

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「レストレス・ハート」聴いてる。やっぱしっくりくるねぇ、この頃のヴォーカル。

手持無沙汰で、そーいやUKツアー終わったんだよな?と、ネットで今年に入ってからのセットリストを調べてみた。

ほう、そう来るのですか。。。まぁフェスだからこんなもんだろな。3曲目と4曲目、逆じゃね?アレ、南米でしかやってねぇみたいですが、アカペラでないの聴いてみたいんだけどなぁ。

レップスはなんか日替わりで楽しめそうですがw しかも大のお気に入りが2曲立て続けの日が多い(ルンルン)。

えー、まだ3か月もあるんすか? orz 生きてられるんだろか?(苦笑)

あー

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会社では普段温和な俺が、2-3週間前からかなりのストレスを感じてる(苦笑)。
こんなとこで皆まで言うのはよしとくが、なんかスカッとしたいね!と思いつつ、楽しみにしてたコレを観たんだが。。。

1DVD / Mr.ビーン: カンヌで大迷惑?!

ビーンが懸賞で南仏旅行とビデオカメラが当たって、旅先で巻き起こす騒動。


大ブームから既に10年を経て、なんでいまさらビーン?って、この映画の存在を知った時は思った。ローワン・アトキンソンの怪演にはいつも感心するけど、今回ちょっと「毒」が足りなかったような気がする。

ビーンはいわば「大人の体を持った子供」なわけで、普通の大人からしたらちょっと残酷なことを平気でしでかしちゃう人だから(前作のゲロ爆弾や指鉄砲みたいにw)、そういった意味では本人が巻き起こす騒動によって観てる側が「危なっかしい!」ってハラハラする感覚がもっとあってもよかったような気がする。駅々に物を置いてってしまい最終的には無賃乗車状態になって本人の動揺と一緒にハラハラするところはあるものの、意味合いが違ったものだったりする。

やはりそこは長編映画として他の大勢の人に委ねられて作られるビーン像と、ローワン自体が表現したいビーン像にギャップが出てきてしまうんだろうなと思う。

今回もビーンはただ単に懸賞で当たって行けることになった「海岸」を目指してただけで(爆)、そこにカンヌ映画祭にまつわる人たちが巻き込まれて、いろんな意味でこの純粋な男に感化されていくっていうストーリーだが、結局アメリカを舞台にした前作とまったく変わらないわけで、比較すると前作のほうが俺は好き。

舞台がヨーロッパで、特にフランスにおいてはジャック・タチが「ぼくの伯父さん」シリーズで無声映画風で独自のコメディ世界を織りなしていたり、マルセル・マルソーを代表とするパントマイムで有名なだけに ビーンが馴染みやすい環境、というかビーンのキャラクターそのものがその影響を多大に受けてるわけだから絵としてハマるのは当然だし、制作側が敬意を表しているとも言えなくはないが、ビーン自体がイギリスのブラック・ユーモアをふんだんに発揮してもっと破天荒なインパクトを与えてくれたら面白かったと思う。まぁ「イイ子ちゃん」になっちゃったのは「お茶の間の人気者」になりすぎたゆえなのかもしれんが(苦笑)。


やっぱり基本はオリジナルTVシリーズである。暇ができたら観返してみたい。


で、依然なんかモヤモヤ続きなんである。おとといあたりからデイヴィッド・リンチの最新作観賞に取り掛かってるんだが、5分ももたないでスイッチ消してまう(だからまだウサギ人間しか登場してない、汗)。気分的に躁な時でないとこの人の作品って受け入れ難いってのもあるが。

最近スカっとしたのが、構想3か月・コーディング3日で思い描いてたとおりにできたプログラムの完成だなんて。。。やっぱビョーキやね(苦笑)。

そもそも「モジョ」が切れてるせいなのかも。。。うんきっと!w

Bella Vista !!

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前エントリーにも書いたとおり、自宅のクライアントのほうを新しいのに替えた。「新しいの」と言っても会社に余っていた3-4年前のブックタイプのPCをタクシーで運んで取り付けただけなんだが。

サーバ・クライアントともに「自作派」の俺だが、5年ほど前までは毎年CPUとマザーボードを買い替えては新調してた。というよりマザーのほうが1年ももたないんである。24時間駆動で酷使しすぎか?(苦笑)そう考えると前回のPCはインテル製のマザーボードだったんだが、3年保証のところをよく5年ももったと思う。その評価から、俺が管理するサーバ・クライアント類は必ずインテル製ボードを使ってる。

初代ペンティアム4の1.7GHz+D850チップセット+RIMMメモリという短命に終わったレアな組み合わせだった(半年もたたないうちにDDRにとって変わられたからなぁ)。ただHDDの1台がおかしくなって起動時にF1押さないと立ち上がらないわ、起動させて正常に使えるようになるのに裕に20分はかかるわで。。。WindowsUpdateで再起動が必要な時などは一旦自宅に帰らないといけないし、帰って再起動して30分無駄にするのもそろそろ疲れたので(え?自宅に帰るのは当たり前だって突っ込まないようにw)、替えることにした。

俺、結構パーツに拘るので、昔だったら空きベイ・空きスロットがないくらいに機能搭載したPCに乗り換えるのが常だった。今なら地デジ対応なんかしただろうな。

でもどうせウチにいないだろうし、そういった高性能PCがなによりこれからの猛暑の中、不在ゆえ冷房なしの状況下で耐えられるか?といったら「????」なわけで、結局タワー型でないブックタイプのにしといた。急場しのぎってやつですかね? CPUはペン4の2.4Gだしメモリも2Gまでしか積めない(しかもDDR2でなくただのDDR)。ソフトだって最低限でDVDプレーヤや書き込みソフトすら入れてない。要はネットができる環境であればいい。DVDだって会社で観るから(コレコレ!)。

それでもVGAは内蔵から外付けのAMD(ATI)に、HDDも内蔵IDEからボード取り付けてシーゲイトのNS(エンタプライズ仕様)SATAをつけたりと、こだわった部分はある。加えて以前に紹介した「裸族の二世代住宅」に500Gを2台積んでRAIDでeSATAにしてデータとバックアップ領域に。やっぱなんか会社によくある構成だわw

OSをVistaにしたのは、XPだとボード経由のHDDを起動用にしたら、ドライバーがうまく載らずにインストールできなかったからで、そこだけがちょっと不満であるが、まぁこれでVistaに触れる機会も増やさなきゃいかんとも思い。。。。

 


 


 


 


 


え?たしか会社のPCは発売直後にVistaにしたんじゃなかったっけ?って?

いや、使ってたら半年後急に「ソケット・エラー」とか吐き出してネット系アプリが全滅したので、元のXPのX64エディションに戻したのだよ(苦笑)。バグに付き合ってトラブルシューティングや再インストールしてる暇なかったし、戻すのもリムーバブルで外してたものを差し込めばいいわけだけだから。

ホントダメダメなOSである。それもSP1が出たら使えるように。。。かと思ったら相変わらずのようで「応答なし」状態に陥りっぱなし。ネット経由のコピーなんか全然改善されない。一旦サーバ側にデータ退避させて3-400Gをコピーしたんだが、丸1日かかるなんて信じられん。業務で使うなんて考えられないし、今主要セクションはみんなターミナルサーバにしてるからOSを巻き返すって需要もないんで、まだ「様子見」といったとこだな。

2点気にいったのは、デスクトップサーチでメール内も対象にしとけば、「バイアグラ」とか「ペニス」「ロレックス」「アドビ」とかいう単語で引っ張ってきて全削除すればスパム整理になるのと、フォトギャラリーで画像・映像が管理しやすくなったことかな?後者では思いもよらなかったネットでDLした音源が見つかったり(カヴァとスティックスのヴィデオがいっぱいw)、俺の過去を彩ってくれた女性たちの写真がわんさか出てきてニンマリ(猛爆)。まぁ一人者だからそういう可視化させてても妬かれることなく平気ですがw(てゆーか消せよ)

ご心配なく、Xレイトなものは今回完全に外付けUSBHDDに集約させて隔離してます♪

しばらくしたらやはりデルのサーバが余ってるので、これにWS2008載っけてネットワーク組んでみようかと思う。この組み合わせなら転送速度従来の6倍!なんて豪語してるのがホントかウソか実証してみたい。TechnetとMSDNに加入してるので最新ソフトは「評価・開発」という目的で使い放題なだけに。思えばWS2003だって今の自宅サーバでの運用が検証材料になって移行に踏み切ったわけだから、これもちゃんとした仕事です。ってことで。


あ、タイトルはウチのマンション名で、Vistaに対するほめ言葉では決してありませんよ♪

Got Mojo Working More...

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先週土曜はビルボード・ライヴ東京へジェイムズ・コットンを観に。

ハーモニカ。ドイツ・ホーナー社の商品名である「ブルーズ・ハープ」という呼び名のほうで親しまれている、ブルーズ・フィーリングを醸しだすに必須な楽器。

俺にとっての3大ブルーズ・ハーピストといえば、ルーク・モーリーでしょ?イアン・ギラン、あとは(ゴットハードの)スティーヴ・リー。。。

。。。てのは冗談でw 唯一上げられるのがバディ・ガイの盟友、ジュニア・ウェルズくらいなんだわ。一応リトル・ウォーターのCDなんかは持ってはいるが、その彼の後釜としてマディ・ウォーターズ一家に加わったこの人はノーマークだった。有名なライヴ盤「ライヴ&オン・ザ・ムーブ」はスリムなジーンズにハープが刺さったジャケットで強烈な印象はあったし(デニム・フェチでかよ!)、「100%コットン」なんてアルバムも有名だわな。

まぁ予習はしなくとも、ブルーズ・ハープに触れられるよい機会だと思って会場へ。当日はPCの危機を救うために朝タクシー飛ばして自宅へ帰ったんだが、ひと寝入りしたらなんか風邪っぽくなって、熱も若干感じてたんで、直前までどうしようか?考えてたが、ブルーズ・アーティストは特に「次回があるか?」の保証はない。思い切って大江戸線に飛び乗る。

会場は前回のチャーに比べて閑散としたものだった。特に3階席、俺の隣10席は空席だったし(苦笑)。でも(マディの所属したブルーズの名門)「チェス」レーベルのTシャツ着た人がいたりと、コアさは感じた。

バンドが2曲演奏したところで(黒人のほうはギターがB.B.の影響をモロ受けで一生懸命スクィーズしてたのがおもろかった)、「スーパーハープ」の別名を持つ御大が登場。丸っこい。まるで風船のようだ(爆)。椅子に腰掛け、横のテーブルの上に綺麗に並べられたハープから1つ取って吹き始める。元気と威勢はないが、心地いい響きが会場に。ただバックに比べると音圧が低いのは楽器の特性ゆえか?

現在の彼はヴォーカルを取らない。今回のパーソネルにもharmonicaとあるだけで、Vo.は二人のギタリストが取ってた。その彼が会場に声をかける。。。。しわがれすぎて全然聞き取れません(汗)。これじゃ唄えないわな。

この人は80年代にはかなりファンキーなステージも展開してきた人のようだが、セットリストは王道のブルーズといったところで攻めてた。

演奏途中ベースに何度も何かささやく。そのベースは袖に歩み寄ってスタッフになんか指示してるんだが、特に何も起こらない。段々イライラしてるのが目に見えてきて、ちょっとした緊張感が走る。御大はしびれを切らして、白人の方のギタリストに向かって「お前のマイク貸せや」ってゼスチャで取ってこさせ、使ってたのと交換。したら、今までと全然音が変って活き活きな一音一音が耳に入ってきた!こんなにも変わるものなんだね。本人もちょっとご機嫌になったのがやはり目に見えて判る(爆)。交換したマイクを自分のスタンドに戻そうとしてスタンドコケさせてやっとスタッフが応対。なんか手際の悪さを感じた。

まぁ正直言って知ってる曲は1曲だけだったんだが、その"Got Mojo Workin'"では当たり前のように行われる観客との掛け合いが実に楽しかった。あと(ポール・バターフィールドで有名な)"Born In Chicago"なんかも昔のレパートリーだったんだから聴きたかった気がする。マディの曲ももっと。

ステージ後、始まった際にはキレイに並べられてたハープ達が(途中キーが違うのをとっかえひっかえしながらの熱演だったので)散乱してるのを見て、散らかしたおもちゃ箱みたいでなんか微笑ましかった。なんかわがままやんちゃ坊主がそのままジジィになったみたいな人なんだなぁってw

アルバム2枚分しか予習して行かなかったので、まぁ100%楽しんだというわけにはいかなかったが、1ドリンク付き6500円なら十分に満足できたライヴだった。体調考えてジンジャ・エールでしたが(爆)。

こういう「時代の生き証人」をさりげなく呼んでくれるのはありがたいとも思った。そこで、普段書かないアンケートの「呼んでほしいアーティスト」欄に、あるミュージシャンの名前を書いて投函しといた。B.B.でもなく、もちろんカヴァでもない(爆)。極少ファンの声が少しでも届けば。。。今後をちょっと期待していたいw

愛は他人事じゃない

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メル・ギャレーが逝った。多分WS歴代メンバーでR.I.P.言わなあかんのは初めてだわな。

オリジナルがウチなので(汗)、今「30th Anniversary Edition」の中でリマスタされた"Gambler"と"Love Ain't No Stranger"を聴いてる。あと、"Night Of The Sinner"ちゅーブートが入ってたんでこれから聴こうかと思う。

WSからは不幸な形で解雇され(サイクスと駐車場でじゃれあってる最中に車から転げて骨折)、その後の人生変わっちゃった人だけど、腕の神経の腐食と戦いながら「フェノメナ」プロジェクトやドン・エイリーのソロ、グレン・ヒューズとトラピーズも一時的に再結成させて、地味ながら頑張ってた。

彼と言ったらカーキーのツナギ姿が頭から離れませんが(苦笑)、今度ドニントンDVDが来たら、いつもと違う視線で見ようっと。


良い曲を遺してくれて、ありがとう。

恩讐の天使が語る時

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とんでもないもの到着(汗)

2CD+3LP / Judas Priest / Nostradamus - Super Deluxe Box Set

いや、前にも話した通り、国内盤の出荷が蛇のおかげで止まってるので、輸入盤を限定盤で注文。これかて2-4週間の予定だったんだが、結局こっちが先に来てしまった(苦笑)。
写真だと迫力ないですが、3LPとあるようにアナログ盤サイズです(汗)。中には2CD、3LPの他にポスターとハードカヴァーのブックレットが同梱。

ろぶろぶ復帰作「エンジェル・オブ・レトリビューション」に伴うツアーの終わり頃から既に構想を漏らしていた「メタル・オペラ」がついに目の前に姿を現したわけだ。

前作のレヴューでは結構歯に物が詰まった言い方をした。はっきり言って期待はずれだった面もあったから。事実、2-3曲がヘヴィロテになっただけで多分10回も聴いてないと思う。なので今回は過度な期待はしなかった(爆)。

それが功を奏したのか。。。
断言しよう。今回の作品は素晴らしい出来。きっと15回は聴くにちがいない!
(オイオイ、それが多いほうなのかよ!)

曲間にもドン・エイリーがアレンジした小曲SEを挟み、切れ目のないアルバムに仕上げている。こういう趣向は80年代のクイーンズライチ「オペレーション・マインドクライム」、90年代だとライオットの「プリヴィレッジ・オブ・パワー」以来だが、下手に楽曲をチョイスして聴くより、続けて聴く意欲を起さすもんだ。それが「コンセプト・アルバム」の醍醐味であるからして。てゆーことで何回も聴きこむ形にはならないかもということ。

「ノストラダムス」と言えば昭和世代の日本人からするとなじみ深いテーマだと思うし、メタル界ではニコロ・コチェフというギタリストが以前全く同じ形で2枚組オペラとして取り上げている(ゲスト・ヴォーカルがグレン・ヒューズ、ジョー・リン・ターナー、ドゥギー・ホワイト、ヨラン・エドマンといった錚々たる顔ぶれ)。今回到着した輸入盤でもさっそく歌詞を紐解こうと思ったが、ブックレットが慣れないフォントで全然読めません(汗)。内容は邦盤が届くのを待つとして、まずはバンドの気合いを通して感じることにした。そして思う。


前作は単なるウォーミング・アップにしか過ぎなかった。これが今のジューダス・プリーストの真価であると。


ファンがどの時代に自分のプリースト像を重ねるかの問題もあるが、正直言って今の彼らが"Painkiller"のような曲が望めるわけもなく、また本人たちもするつもりもなく、このような展開になったんだと察するけど、いやいや正解だと思う。ましてや、「ターボ」で物議を醸し出したシンセ・ギターを再び、そして大胆なストリング・オーケストラの導入。過去積み上げてきた「メタル・ゴッド」の称号をまったく白紙の状態にして構築した世界観。いや、ベクトルは名曲"Beyond The Realms Of Death"、"Victim Of Change"を生みだした初期を確実に向いてる。

ディスク1で唯一のファスト・ナンバーによるラストに、次はどうなるんだろう?
まさに昔、アナログだった時代にサイドをひっくり返す時の緊張感みたいなものをデジャ・ヴさす。
その期待はディスク2冒頭曲によって最大限に増長される。後半に入って実にドラマチックな展開に身震いすら起こる。ちゃんと起承転結が描かれてる。見事としか言いようがない。

「ヴォーカル至上主義」の俺としては、とにかくろぶろぶの健闘が痛快である。ステージでは既にのっそのっそとしか動けない彼が(あ、アレはメタル・ジャケットのせいか!)、このアルバムではまさに「七色の声」とも言うべき活き活きとした唱法で聴く者をノックアウトする。メタル界では意外と数少ない「ストーリーテラー」の実力ぶりを遺憾なく発揮してる。俺は歌に込めた「物語」を語っているヴォーカルを心で感じて魂を揺さぶられる時が、ああメタルを好きでよかった!って一番実感する時なんである。今がまさにそんな瞬間だった。

カヴァに関してもそうだが、俺、好きなミュージシャンは演奏者と呼ばずに「アーティスト」と呼ぶ。芸術を生み出す人としての畏敬の念を込めて。ジューダス・プリーストというバンドも俺の中のその領域についに踏み込んできたようだ。

前回の来日時は、長時間名曲をこれでもかとちりばめてファンを喜ばすことに徹した姿に、ショウビズとして万人が納得する「バンドが持つ商品価値」をキープし続けていることに感動しつつも表現者としての活き活きを感じることができなかったのをレヴューしたつもりだった。ある種「祭り」みたいなものだった。今回は満を持して「至高の芸術」を携えてのある意味全く逆のショウが楽しめそうだ。置いてかれる者すら出そうな気配ではあるが。

えっ?でも来年が全曲再演?。。。上等やん、この勢いだと全公演付き合うぞ!(多分w)


ここが静かな時は
ここで暴れてるか
鑑賞中です♪

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