Heart of the City

名古屋・大阪には遠く及ばないが、次に訪れることが多いのが仙台だ。
９４年、９７年、０６年のホワイトスネイク。
９７年のサンダー。
００年のメイデン。
直近ではおととしの西寺実。

どの公演も記憶に残ってるし、アーティストに対して暖かい歓迎をしてくれる現地の人たちに同胞として・同じ日本人である誇りを持ってる。

９７年、仙台から秋田への移動時に居合わせて書いてもらったカヴァのメッセージを再掲する。「全世界のインターネットを見てる人へ」だが、「東北の皆さん」に読み替えてほしい。

こんな時期だから、メイデンでそうしたように、キャンセルになった払い戻し金は全額義捐金に廻すつもりでいる。正直、ジョニー・ウィンターやナイト・レンジャーもキャンセルになることを願ってるし、震災前に決まってた公演は仕切り直しすべきではないかと思う。現実的な問題として、世界中を震撼させている混沌とした状況下で、地震も放射能も大丈夫だからスタッフ総勢で是非来てください、となんて言いきれないでしょうが。

変わってしまうかもしれない日本を、それでも今後も来てくれるというバンド達がいてくれるなら、俺はその人たちに自分の残る人生すべての愛情を注ぎたい。

俺はまた仙台でライヴを観たい。今の自分を動かしてるのはそんだけなん。それがいつになるかはわかんないけど、そのために自分でできることはなんでもする。

以上。