Live Is Dancing !

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毎年イベントでお茶を濁してきたSHOW-YA、4年ぶりのフルセット・ライヴは「原点回帰」と名付けられた3カ月連続のライヴ・ハウス・ギグ。SHOW-YA自体がホールでなくライヴ・ハウスで行うのは88年に「100LIVE」と銘打ってやったツアー以来。


俺自身が初めて彼女たちを観たのがその直後89年入ってからのチッタ&(誰かの前座での)パワステ公演でまだ「限界」リリース前。その後ブレイクしてPITを経て武道館・野音へ至るわけだ。ただ、姐さん自体はいつもライヴ・ハウスで間近に観れてるし、SHOW-YAナンバーも聴けてるんで特別な思いはないまま、会場へ向かう。選ばれた場所は池袋ブラックホール。普段は鹿鳴館よろしくヴィジュアル系ライヴが行われてるとこらしい。


15時から記念Tシャツの先行販売があるということで早めに行こうと、16時10分に池袋着。山手線が若干遅れてた。会場のすぐ横にもホテル・ストリックスがあるんだが、高めの設定なので、4月にオープンした東急ステイ池袋にチェック・インに向かったが、海外からの団体客でごったがえしてた(汗)。ここのチェーンのフロントはホテル・マンとは言い難い不慣れな人たちが応対してくれるので日本人でも時間かかるのに(苦笑)。結局10分近くかかって、16時半の売店終了に間に合いそうもなかったのでTシャツは帰りにすることに。シャワーを浴びて一服しつつ、あっという間に5分前になってもたので会場へ向かう。


整列しながら会場へ降りる階段の途中に「本日分Tシャツ完売」の文字(汗)。ちくしょう。。。でも考えると俺のグッズ買いはあくまでも自分のためでなくバンドのためなので(猛爆)売り切れは喜ぶべきことだ。


整理番号二桁だったので3列目くらい(やっぱちょっと右寄りw)に陣取れた。箱小さすぎ。 キャパ250名にいったい何人詰め込もうとしてるのか、ハウスのにいちゃんが関西弁まじりで「後ろの人が入れません。前に詰めてくださーい」と繰り返し繰り返し。前だって別に隙間なく詰まってるというのに。始まって人が動き出したら身の危険さえ感じるくらいだというのに。


待ちは30分程度だったので、その間BGMにはグレイト・ホワイトやキックス、アクセプトなんかの80年代メタルが流れていい感じ、退屈せんかった。オートグラフまで流れたのがレアやん、CD欲しくなったやんw なぜか"Turn Up The Radio"のテイク違いが続けて流れ(実は終演直後にも流れたんだが誰の思い入れ?汗)会場が暗転していつもの「移民の歌」が。いつもはメンバー紹介に利用される"Come On"で始まる。みんな大人だった、始まっても殆ど誰もがその位置から動かないで盛り上がる。姐さんは初めからなんか台の上に昇って歌ってるw

バンドの音圧もデカくていい感じ。野郎の頭の隙間からSUNGOとミッタンが垣間見れる。そう。。。男性の割合が以前にもまして多く感じれた。どっちかというとSHOW-YAファン=女性ってイメージ、じゃなくて実際ホールで隣り合わせになるのは女性ばっかで、結構自分加齢臭を気にしたりします(猛爆)。野太いコーラスで女性の心境詞が叫ばれるのってなんか新鮮w 俺もSHOW-YA史上かつてないほど歌って叫んで2曲目で汗全開。姐さんだけ観てると相変わらず目線がスカート前という目の毒な位置だったんで(爆)、間奏中はなるべくミッタンとSUNGO観てるようにしましたw


3曲目に「嵐」を(ちゃんとマイクスタンド逆さを天井にぶつけないように)かまして一旦MCで所信表明。「10代の頃に戻ったつもりで」といいつつ「冷房入れる?え?きこえなーい♪何を入れたいのぉ?」と、ニイちゃんのエロ・トークがうつったか!(苦笑)


「原点」とはいいつつも、初期の曲は3曲程に留めて、ラスト・アルバム「ハード・ウェイ」からの選曲を多めにしてたのが意外だった。"Way You Rock Me"なんて最後の武道館でやったかしら?くらいのレア度で、最初新曲かと思ったw


途中途中で観えない後方客のためにメンバー全員をお立ち台に上げ、MCさす。話し下手なミッタンもおもろいことできるようになったし(選挙演説か!)、SUNGOがあんだけまともに話してる姿観たの初めてだったw もっとも話すことないんで「質問受け付けます。こんなこと二度とないからね!」だと。「そのギター貰えますかぁ?」「ギターより先に私らを貰って下さい!」とか、非常にうまい切り返しで会場大爆笑さす。もっともちゃんとした「なぜいつも片足をモニターにかけてるのか」「使用機材」といった質問にも丁寧に答えて、ワウとディレイ以外エフェクター類は一切かまさない、男より男らしいセッティングと言われる骨太なSUNGOサウンドの真髄も知れた。


後半は久々の"You Turn Me Over"以外は再結成後披露されたことのある王道曲ばかりで、ただただ突っ走るのみ。次回のサブタイトルが「疾走」となってるんだが、1回目がコレで、どんなことになるのやら(俺的予想では"Out Of Limits"、"Gambling"、"奪い取れ"なんかがプレイされるとみた)。ちゃんとアンコールが2回、"What Do You Say"でさすがのバラ投げはなかったにせよ(あったらパニクるよ)、"Fairy"、"Rosie"(去年のガンズ以来オリジナルも含めてメタル系ライヴで立て続けw)で最後を〆、フル・セットらしいステージを展開してくれたのでした。


03/04/2010 SHOW-YA Tokyo Ikebukuro Blackhole Setlists

SE:Immigrant Song
Look at Me !
Life Is Dancing
私は嵐
Metallic Woman
Make It Up - どうにかしてよ
One Way Heart
何故
Keep Me In Your Heart
Way You Rock Me
Battle Express
You Turn Me Over - Move Over - Whole Lotta Love
限界LOVERS
Encore1
What Do You Say
Fairy
Encore2
Whole Lotta Rosie

あと2回、こういった狭い空間でSHOW-YAが楽しめるのは正直嬉しいし、無理してホール公演組むよりもクアトロあたりで、この先ずっとこういう形で続けてくれることを望むのは自分だけではあるまい。本人たちより若いはずの俺が終演後右肩が上がなくなるくらいの疲労感なんで、本人たちはもっとでしょうけどw SHOW-YAの曲はやっぱSHOW-YAで聴きたいから。


20100403213414.jpg

びしょ濡れのシャツ・ジーンズを洗濯中w

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このページは、kino1989が2010年4月 4日 13:17に書いたブログ記事です。

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