2007年12月アーカイブ

今年最後の投稿は...オイ!そう訳すのかよ!(爆)

CD / Richie Kotzen / Return Of Mother Heads Family Reunion

歌良し・顔良し・ギター良し、3拍子揃った天才アーティスト、リッチー・コッツェン。

2004年10月の"Get Up"全ツアーを終えての率直な感想で
「日本にコッチーを正当に評価できている人間はどれだけいるんだろうか?」
と苦言を呈して以来、毎年のように行われていたアルバムのリリースとツアーがぱったり
止まった。

いや、正確に言うと、フォーティ・デュースのようなバンドのヴォーカリストをしてみたり
ガンダムのカヴァー集を出したり、ソロとしてもスタジオ・アルバムをリリースする一方
マルコ・メンドーザのソロのプロデュースをしてみたり、活動は絶え間なく続けてはいた。

ただせっかくのソロ・アルバムも日本ではリリースされなかったり、その主戦場を南米
に移したりと、少なくとも日本との蜜月は終わったことを物語るようで、これがコッチー
の決断ならやむをえないといったのが率直な感想ではある。アーティストが制約を受
けて自己表現に影を落とすことがあっちゃならないと思ってるから。

そんな中、2007年。

「コッツェン、待望のニュー・アルバム。しかもあの名作『マザー・ヘッズ・ファミリー・
リユニオン』の続編!」

との情報は、まさに寝耳に水といったところだった。期待に胸膨らませずにいられようか。

届いた音は。。。あの頃(ゲフィン時代)のサウンドを期待すると肩透かしを食らうかも
しれない。正確な表現としては、あのアルバム以降常だった、ひとりで全楽器をプレイ
するスタジオ・ワークを離れて、4人編成のバンドとして製作されたというところしか
共通点が見受けられない。タイトルをこう付けたのはマーケティング的な意味合いだと
思う。事実、このタイトルが付けられているのは日本と(伊フロンティア配給の)EU盤
のみで、アメリカでは「ゴー・ファスター」として前者未収録のタイトル曲をフィーチャして
曲順構成も違うものになってる。

詰まった楽曲も"All That Kotzen"的なこれまでの集大成的な色合いを感じた。どれも
過去のアルバムに入っていておかしくない曲である。ただ完成度やバンドとしての勢い
ということで突出はしている印象を受けた。お気に入りは頭2曲、特に"Fooled Again"
は素晴らしすぎ。歌メロ終えて後半延々と続くソロの熱さは、カヴァーだけど凄いプレイ
が聴ける"I'm Losing You"を遥かに凌ぐ出来で、ぜひライヴで感じてみたい!魂を
揺すぶられたい!と思わずにいられなかったりする。

もうちょい早く絶賛すれば、来日の可能性もあったのかもしれないが、今現在のところ
アルバム売り上げが伸びていないのか?そんな話は全然耳にしない。やはりこれでも
コッチーの魅力・底力ってのが日本人には響かないのか?ミスター・ビッグに加入した
ことによる一時的な人気も翳り既に飽きられたということなのか?寂しいかぎりではある。

総じて、今年も「新譜」と呼べる作品に出逢うことは少なかったのも事実で、商業的成功
が難しくなってるのはもちろん、リリースもし難い現実も直視しないといけないのかもだが、
それでも。。。俺は俺なりの目と耳で、それぞれのアーティストが持つ真価を見極めていく
しかないんだなとも改めて思った。

来年も素晴らしい「出逢い」と「信頼」を実感できる年でありますように。

冬休み

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結局市販薬が効かないので火曜に医者行ってきて「流行りの風邪の後遺症」と診断された。
処方薬が効き始めて回復へと向かってる。

昨日の朝テレビ見てたら、この時期ノロウィルス・サボウィルスが流行ってるんだってね?

ちゅ、ちゅーことは?まさか?

とビビったのと、あと2日無理して出ても新しいプログラミング始めるには中途半端
になりそうだったんで、前倒しして皆より2日早く27日から休暇に入ることにした。

 


 


 


その途端、調子よくなりました(爆)。お昼なんかマックのチーズバーガー、4個も
食っちゃったもんね!!(オイオイ)

1日目は夜通しでツインピークスの残り10話近くを観た。

2日目。。。


これを今、会社で書いてます(もう暇つぶし飽きたんかい!苦笑)。

あ、そんなヘヴィでない仕事が急に入っただけなんであと1時間後には帰りますがw

今日届いたとんでもない「箱」の話はまたいずれ。。。
あと、おなかの調子もバッチシ、今は逆に便秘気味です(涙)。

ありがとう、ヘルシー・ウィング

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3DVD / 超時空要塞マクロス・愛おぼえていますか HDリマスターボックス

リマスターされるっちゅーことで頼んでみたら、たかだか2時間弱の映画なのに
とんでもなくデカイ箱で届いて驚いたw 3枚組がシングルjトールケースに
1枚ずつ、分厚い2冊の設定資料集と絵コンテ、プラスすかいらーく販促の
レプリカ。。。とまぁマニアなら喉唾ものなんだろう。てゆーか、今の俺には
冊子なんていらねぇし、持ってたいんだったら昔金出して買ってたムックのほう
を大事に持ってるってw

リマスター版のほうしか観てないが、たしかに色合いとかがみたことなかったほど
鮮明で、23年前の作品だというのに全然古さを感じさせない。芝居と脚本の
臭さはあるにせよ御樹本・平野コンビのキャラへの偏執ともいえる書き込み、
板野一郎の戦闘シーンは現代の実写SFXをもってしても出せない迫力だと
思う。


って、内容に関しては前回書いたことあったんでこの際どーでもいい(苦笑)。
今日話しておきたいのは音楽に関してである。


「ハネケン」こと羽田健太郎氏の訃報を耳にしたのは6月だったか?ちょうど
5月に1週間腕の故障を起こしてる間にアニメを回顧してて、宇宙戦艦ヤマト
の紙ジャケリマスターボックスや「交響詩」のDVDなんか手に入れて、氏の
作品に触れて素晴らしさを再認識してただけに残念でならなかった。

高校時代はこずかいのほとんどをアニメのサントラに注ぎ込んでた。今は知らん
が当時は毎月毎月絶え間なくなにかがリリースされるくらいのマーケットで
コレクションも100枚近くにはなったと思う。その中でハネケン氏が好きな作品
の音楽を担当する割合が一割くらいは占めてたんじゃないかな。彼の活躍の
場はアニメだけでなく、古くからスタジオ・ミュージシャンとして沢田研二の「勝手
にしやがれ」とか山口百恵作品なんかがあったり、「西部警察」「土曜ワイド劇場」
大衆が知るところでは「渡る世間は鬼ばかり」なんかのTV番組の音楽があったり、
映画では「復活の日」「さよならジュピター」等の小松左京作品、また「タモリの
世界は音楽だ」「ニュース・ステーション」、「題名のない音楽会」なんかでマスコミ
にも露出してたので、名前を知らなくてもその曲・ピアノの演奏を耳にしたことのない
人は恐らくいないと思う。

いわゆる「ハネケン節」といわれる独自のフレーズがあって、こと映像作品における
BGMにおいては情緒豊かな楽曲をピタっと当てて、より感動を盛り上げる一因と
なってた。マクロスみたいな三角関係の人間ドラマが中心にすえられた作品なんか
はまさに彼の独断場であり、ある時は繊細に。またある時は激しくといった起伏ある
楽曲が多分この作品の80%以上の魅力になってると思う。まさに「世界のジョン・
ウィリアムズ・日本のハネケン」とその才能を仰いでいた俺にとってはであるが。

氏のコンサートには一度だけ(アニメファンやめてかなり経って)元嫁連れて行った
ことがあった。映画「愛情物語」のテーマを弾く彼の姿と饒舌ぶりが今でも思い出
される。

「歌は3分間のドラマです」なんて昔の司会者が言ってたが、「たった3分の歌に
ドラマが語れるわけがない!」って思いながらアニメや映画にはまってた時期に
触れた彼の音楽は、「3分でも十分に語れる」こと知った現在でも、自分の聴く
耳の素養になったと思ってる。

6月に書くべきことがこんな時期になってしまったが、心から冥福を祈っているし
これからも遺された楽曲を愛し続けていきたいと思う。

ありがとう。ハネケン、そしてヘルシー・ウィング・オーケストラ。

Next 15 Years

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気がつきゃもう1週間で今年もおしまいだわな。早っ!
まだいくつかのレヴューを書き残してることはあるんだが、
一応締めくくりの文を書いておいてみようと思う。

今年の1発目にも書いたように、2007年は
カヴァ様と出逢って音楽一筋20年
今の仕事を天職と考えて20年
そして今日で離婚して15年(爆、よりによってイヴなんかにするなって?)

と。。。あらゆる面で節目に当たったわけで、1年間いろいろな局面を
体験していろんな出逢いと別れもあって、思い起こすと感慨深いが、
ホント充実した1年だったと思う。

特に今日という日は離婚した事実で悲しみにふけるでもなく毎年
「去年よりも少しはマシな人間に進歩できたかな?」と考えるように
してるし、一方で今年における数々の追っかけを回顧しつつ、
でもやっぱ「俺はKINOだしぃw」って、今ある自分を再認識できてもいる。
こういうイヤイヤが一切ない生き方ができてる自分の幸せさとかを。

何回か「いつ死んでも悔いない気分」とも書き込んだ。
仕事残す会社やちょっとあるカードの分割支払いの残りを負わされるだろう
両親にはありがた迷惑かもだが(苦笑)、こういうことを言える状態でありたい
と願うようになったのは、ちょうど1年前に天に召された俺の恩師である上司
のことも関連してるんだろうと思う。

俺が今の「ネットワーク絡み」の仕事に将来性を見出した時点から常に
サポートをしてくれて仕事のやり方を一から教え込んでくれた人だった。
生き方がダイナミックで、営業面だけでなく技術も持ち合わせて仕事もできた。
自分が営業旅行で飛び回りたいからという理由で東京拠点だけでなく日本
全国はおろか海外まで仕事を獲得してきたり、今当たり前のように使ってる
このインターネットに関してもごく初期から仕事として取り込んでもらったのは
いうまでもない。六本木に住んでたこともあり、グルメで酒豪で、容姿に
似合わず(失礼)女の子にもててw、仕事以外の自分のライフスタイルをも
存分に楽しんでる人だった。

通夜にはテネシー・ワルツなどのジャズが流れ、棺桶の上には料理評論家の
岸「とってもおいしゅうございます」朝子氏から手向けの一升瓶が乗っかってた。
多分その場に居合わせた人は、悲しみよりは、故人が十分に納得いく人生
を送ったと思わせるような、無宗教式のお別れの会だった。俺は彼が縁結び
で引き合わせてくれたこともあって元嫁と一緒に参列したんだが、キリスト
教徒である彼女はやはり「天に召される」という考え方もあって
「(彼は)十分に好きな生き方をして全うして召されたと思う。私たちが悔い
なかったか?なんて憶測して悲しむなんて本人にとってもいい迷惑よ!」
と言った時になんか救われたような気がした。実はこの5年で上司を
二人亡くしている。人の死と接するのは慣れることはなく、いつもやるせない
けど、一人目は妻子を残しての辛い別れに、俺も通夜・葬儀と涙なくして
はいられなかったんだが、けんちゃんの時(上司でも名前・愛称で呼んでた
)にあたってはホント安らかな気持ちでいられたのを思い出す。

で、無茶な仕事ぶりという意味では、次に死ぬのは自分の番かもしれない
という覚悟は常々薄々あるんだよねw かといってこの勢いを失いたくないし
止められしない。仕事だけでなく音楽に生き、あらゆる面でに完全燃焼でき
たらいいなと思う。もし突然俺がこの世から消えても後腐りない状態であり
たいし、知ってる人からは「あ、やっぱKINOさんらしい生き方だったわ。
全うして悔いなかったでしょう」って言われたいぢゃん?w

自由であることは孤独と友達になるということでもあるけど、自分の思い
通り生きることを決めたから、先の発言が出来るんだと思うん。

とはいえ、まぁそう簡単にくたばるわけにもいかないから、今年が節目
としてとりあえずあと15年は突っ走っていきたいという決意表明をBJ
の曲のタイトルに掛けてみましたけど(I'll sleep When I'm Deadのほう
がよかったかな?爆)。

今までがそうだったように、来年も「KINO」であることを変えずにいく
つもりなんで、まぁ遠くからでも見守ってやって下さいw
早いけど年末の挨拶とさせていただく。皆様もよいクリスマス・よいお年を。


おっと、ここのエントリは年内まだまだ続くかもよ?!今後もKINOという
キャラをお楽しみ下さいw

そして今日は誕生日以来のトップスのチョコケーキだ!

伝えたいこと。

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23日、四谷アウトブレイクにフリーのトリビュート・バンド、トンズ・オブ・ソブス
を観に。

火曜にちょっと発熱してから消化器官の調子がおかしくて水便が続いてる。
出る時はすごい勢いで噴き出すんで(汗)、いつもよおすか気が気でないw
そんな中、無理して観に行ったわけだが。。。

ウンコ漏れそうなくらい良かった(爆)。

新ヴォーカリストを擁して初のライヴ。そして俺にとっても2年ぶりのTOSだった。

前回は前任ヴォーカルのお披露目だった。その時の感想はここにも書いた。
で、以降俺は正直な気持ちを通させてもらった。この2年間、「行けなかった」
んでなく「行かなかった」ってこと。だってそれまでの2年間どんなに忙しくても
足しげく通って皆勤だった俺だし。まぁもう1回くらいは見ておけばよかった
かな?とは後悔もしてはいるんだが。

だから久しぶりのフリーの曲、しかも大好きなファースト・アルバムの頭から
始まった時点で、やっぱり俺、フリーが好きかも!って2年のブランクはすぐ
に埋まるくらいの感覚を覚えたし、新ヴォーカリストの超絶な魅力に即惹き
込まれた。

基本的にこのバンドに「合ってる会ってない」でなく完全に「自分の世界」
ってのを既に構築済みのヴォ-カルだって感じた。そこにポール・ロジャース
を物まねするうまさとかを感じるんでなく、伝えたいことを確実に唄に込める
ことができるパワーをもったヴォーカリストとして、同次元性を感じた。
それはMCからもうかがえたんで嬉しかったな。言いたいことはちゃんと
伝わってきたよ。

「そこに遺したい・伝えたい歌があるから」
それがこのバンドの本来の存在意義だと思ったし、久々に観たバンドは
これまで観たことなくその意思を拡散する輝き・オーラを放ってたと思う。
プロとかアマとか関係なく、今年の1年を締めくくるにふさわしい素晴らしい
一夜だった。

で、次回を既に凄く楽しみにしてること、今回からまた皆勤賞を目指しての
再開をここに宣言しとくw

顧客満足度100%という目標

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ちょっと迷ったけど、1エントリで一気に2枚。MTだと複数カテ登録もできるしw

DVD / Bon Jovi / Lost Highway:The Concert (Region 1)

(リンクは日本語盤)


あれ?俺がアマゾンで買ったのはA&Eって所が出してるリージョン1のヤツだけど
タワー扱いのはアイランドからの限定仕様盤ってなってる(汗)。
ま、いいか。。。前にも書いたように急ぎ見したかっただけなんで(笑)。
ボーナストラック含んだ国内盤は大みそかリリースです。
(BETTERくんからの指摘で延びたのは来日記念盤CDのほうで、コレは
国内盤絶賛発売中です)

ボン・ジョヴィの素晴らしいところにアルバムのリリースに伴うツアーで
そのアルバムからほとんどの曲をプレイすることがある。最低でも
7-8曲は当たり前。もっとも「全おっかけして」って条件でだけどね(苦笑)。
今回のLHツアーでは既に2公演でアルバム全曲完奏を達成している。
このDVDはツアーに先立つシカゴでのギグを収録したもので、やはり
新曲全曲を収録。

ってことは、今回全おっかけする必要なかったんやん!(オイオイ)

まぁ、結局たとえやらなかった曲があっても、コレはコレでそのライヴ・
テイクが楽しめちゃうんだから重宝ものだと思う。もちろん俺みたいな
マニアにとっては予習に最適なわけです。

"We Got It Going On"は期待通りなノリだったな。意外だったのが
続く"Any Other Day"。スタジオ・テイクだと割とこじんまりした曲だけど
ライヴだと後半のサポートメンバーのステール、女性のバイオリン、
デイヴィッドのオルガン、リッチーのギターが四つ巴のバトルを繰り広げて
超かっちょいい!(あ、勿論ティコのドラムがペース・メイカーになってる)。
多分BJ史上"Dry County"に次ぐ「熱さ」だと思う。これは生で聴くのが
凄く楽しみ。

昨日最後の名古屋公演のチケが届いて(ネット予約なのにメアド間違えた
のか全く連絡なしで注文しそこなったか?とちょっとハラハラしてたw)、
大阪以外は全部アリーナでまずまずといったところかな?
1か月切りましたぜ?レディース&ジェントルメン!あとは指折り数えて
待つばかり。


DVD / Thunder / The Devil Went Down To Huttwil - Live In Switzerland

当然PALですw
ジャケットに「牛」ってゴットハードのDVDみたいだなぁ。やっぱりスイスって
牧場のイメージなの?ハイジなの?ペーター!クララが起った!(オイオイ)
まぁ交尾してないだけいいか?(爆)あ、メンバーと同じでちゃんと5頭いる
んだね!これがルークかしら?じゃあこれは。。。
あああ!!!!!(とりあえず見てのお楽しみw)

という前振りが長くなったが(苦笑)、これは今年の夏スイスで行われた
フェスティヴァルでの模様。一応「ロバート・ジョンソン...」からの曲が目玉
。。。といっても2曲しかないんで最新ライヴっぽくはない。お世辞にも
音も良い状態とは言えない。

ちなみにトリがアリス・クーパー、セカンドビルがゴットハード、それに次ぐ
出番だったことを考えれば仕方なく、ステージも手前しか使わせてもらえず
ルークは途中トラブルに見舞われる(ベン、ナイス・サポート!)観客も
サンダー目当てな人ばかりではないからノリが悪い。ダニーも1曲すっと
ばして「次はセックスについての曲だ!」ってMCしちゃうしw

でもそこは「われらがサンダー」である。"Can't Keep..."でのやりとりを
きっかけに会場を次第に「参加型」へと変動させて場を盛り上げてく。
ゴットハード目当ての兄ちゃん姉ちゃんはもちろん、アリス目当ての
おっさんおばちゃん(失礼!)も手を挙げて曲にノってきてる。

よく目を凝らせば非常に大きなアリーナだってわかるはず。今の
サンダーにはそう滅多にない大舞台ではある(苦笑)。あの「ドニントン」
を彷彿。。。とまではいかないが(笑)、最後の"Dirty Love"までテンション
を下げさすことなく持ちこたえさせたのはやっぱあっぱれだったわ。

彼らの「観る者全員を楽しませよう」というごく当り前な気持ちと
それに応える観客のキャッチボールが見えた時、ホロってしまうのよね。
最近涙もろくなってきたかしら?w

同じことを感じたこのセッションの模様も今回ボーナストラックとして完全収録。(ただし
4:3画面をワイドに変換してあって潰れてます、メンバー、汗)

ウチらが参加した「ゴー・マッド・ジャパン」には及ばずとも
「サンダーがサンダーたる理由」を十二分に堪能できる作品であること
は間違いなし。

もの申す!

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今、MSNニュースを見てたらこんな記事が。
配達員が郵便受けに無断で住所書く「年賀状配達のため」

ふーん、こんなことがニュースになるのか。。。
俺は一人暮らし始めてからマンションに表札を出してない。新聞勧誘やらなんやらの
押し売り等から個人情報を保護するためだ。あとは「いかがわしい物」を届けてもらう
時に偽名が使えるというのも(猛爆)。14年前から暮らし始めた時点でも郵便物も
宅配も届くし何不自由なかった。

ところが3-4年して、ある日気がついたら表札を差し込むステンレス版に何か鋭利
なもので俺の苗字が刻み込まれてたんである。
宅急便関連だと顔合わしての受け取りだし、件数が多いってこともあって(笑)冗談
のひとつも言い合えるくらい自然に仲良くなるのでそんなことするはずがない。
だとすると犯人は郵便関連しかありえないと薄々感じてたが、このニュースで確信に
変わったわ。引越しで現状復帰しなきゃいけないのにどーするんだよ!

濡れ衣と逃げられても、もっとすごいのはどうやっても受け口からは入れられないよう
な海外から届くCDの箱がきちんと郵便受けに収まってることがある。ダイアル・キー
の解除法まで知られてるんだよね。再配達依頼かけないで済むけど、なんか気持ち
悪い。

郵便局がいけないのか?「木下」という直線だけで成り立つ簡単な苗字なのが不幸なのか?
(ちなみに4文字中3文字は小学1年生必修、苦笑)

でも最近わりかし気に入ってるの。
この苗字だと誰でも一度は「キノピー」とかわいく呼ばれるとは思うけど(爆)。

戦い終わって。。。

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とりあえず終わった。。。詳細はまだ社内秘なので口外できないが
最後の最後に目的の映像が見つかってひと安心。。。

しっかし、おととい4本同時にエンコーディングかけて夜帰ったら、朝PCが死んでた
(滝汗)。

急場しのぎに予備に組み立ててあったサーバ機に、使ってたXPx64Ed.のHDD
を刺したら、再インストールなしで勝手に復元した(98時代はよくあったけど2000/XP
では初体験だったわ)。ただしサーバ機用ボードなので光端子がなく、サウンドが
鳴らない。俺にとってはつまらない箱だったりする。。。(今使ってるヘッドフォンが
光なので、汗)

でも一気にCore2環境になってもたw 今日のごほうびとして明日QX6600と8GB
メモリ、プラスサウンドカードをアキバに買いに行ってVista機にするから、
月曜5万ほどの請求書が上がっても文句言わないでね(苦笑)。

耐久レースみたい。。。

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昨日、タワーからボンのライヴDVDが12/31に発売延期になったってメールが来て
それはなかろう(T_T)と思い、しょーがないからアマゾンのお急ぎ便で輸入盤を
購入。21時前には手元に。400円プラスになるがなかなか早い対応でよろしい。

。。。でも、今、急遽仕事で全然違う映像を見てる。。。マスタが裕に300時間ある
んですが(汗)。

急いだ意味ないやん(爆)。

8画面使って2倍速で観てますが、果たして年内に終わってDVDにたどり着ける
んだろか?(号泣)。

加藤さんっ!!

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大好きです!!

 

 

 

ハァ...orz

ちゅーことで、あいちゃん、25歳(まだ若っ!)のお誕生日、おめでとう。

あぁ。。。トップスのチョコケーキ、久々に食いたくなった。。。

礼には及ばん

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気づいた人は気づいただろうが、テンプレ替えたちょうど同じ時期に
異常に迷惑コメントが増えて一杯一杯になった。
今度のは巧妙。。。てゆーかすごく単純で「クールなサイトだね、ありがとう!」
の本文に規定の入力欄に書いたURLだけ。これじゃ迷惑コメントって機械的に
判断できないよな。。。(汗)

でも(このサイトでは珍しく)ブログは日本人のみ対象なので(笑)、結局
"ありがとう"という言葉を含むと保留にするキーワードチェックを入れて
回避した。 (あ、ちなみに英語でだよ?書くとエントリも公開できなくなるかも
なので日本語で書いてるがw)

まぁ、俺自身はここ見てる人達に礼言われることなんてひとつもしてないから
まず心配ないですが(笑)。

気分はチェリーパイ

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すげー、定価だと全部で5万5千するのね(汗)。
DVD / Twin Peaks Gold Box Edition, Season 2 Vol.1 / 2

90年代前半に世界的ブームを巻き起こしたTVシリーズ。シーズン1のボックス
が出たのがたしか4-5年前で、今回は15周年を記念して続きのボックスと
全話+初の特典映像を収めた10枚組の2パターンで発売。いや、スター・
トレックに引き続き「パラマウント商法」に引っかかってるマニアです(爆)。

平和な田舎町で女子校生殺人事件が起こり、FBIの捜査が始まる。事件を
解明していくうちに「モラル」で保たれていたような街の、深い闇の部分が
浮き彫りにされてゆく。しかも単なる猟奇殺人事件ではかたづけられない
「何か」が絡んで。。。

デイヴィッド・リンチは「エレファント・マン」「イレイザーヘッド」「デューン砂の惑星」
の頃から注目してた監督だけど、彼の作品を言葉にして説明するのは、テリー・
ギリアムの数十倍難しいんで困るんだが(多分本人もしてもらいたくないと思うw)
独特の映像感覚と間(ま)、随所に溢れるギミックでグイグイと観る者を惹きつけ
てくれる。リアルタイムではちょうど音楽捨てて結婚してた頃に元嫁と一緒に
WOWOWでハマってたし、昨日は2時間以上の特典映像を、今日も朝から
序章のインターナショナル・ヴァージョンとシーズン2の「ローラ・パーマ編」が
終るまでの9話分を一気に鑑賞できたのはやっぱ時代を超えて凄い濃い作品
なんだと思うわ。

ゴールドボックスの特典映像はリンチ自らが出演者・スタッフと当時を語る30分
のインタヴュー番組とドキュメンタリーに近い2時間近いメイキング(制作秘話)、
「サタデー・ナイト・ライヴ」でのスケッチ、わずかに現存する削除シーン、そして
嬉しいことに日本でのみ放映された缶コーヒー「ジョージア」のCMまでもが収録
(やった!これでヴィデオテープ何本か捨てられる!爆)されてててんこ盛り。
いかに当時が類まれなブームだったかを思い出させてくれる。あとは全話が
コメンタリーだったら言うことなかったなぁ。

ブーム当時は嫁・悪友連れ添ってよくアンナ・ミラーズに番組の顔「チェリー・パイ」
をよく食いに出かけた。今回のDVD化もアンミラと協賛してキャンペーンやってる
みたいだがアンミラ自体が国内に数店舗しかなくなりちょっと寂しいかも。
昨日無性にケーキが食べたくなったというのはコイツのせいでなんだが
(ドーナッツには反応しなかった)、近所にはチェリー・パイ置いてるとこがなかった
ので仕方なくアップル・パイでガマンしたのだった。

オススメするにはマニアックすぎてw 以下のサイト参照のこと
http://www.greetingsfromtwinpeaks.com/japan/

さーて、これからヘザー・グレアムちゃんが登場する「ウィンダム・アール編」
に突入します。今夜は眠れない。。。のかな?汗

今日は丸1日オフ。仕事は溜まってるんだが、昨日賞与が支給されて、1/3を
税金と保険料で持っていかれてかなり凹んだ。これでも11月は残業少なく計上した
ので去年よりはマシなんだが、本来基本給の4か月分のはずが、手取りは2か月分
強程度、毎月残業当たり前なので実質1か月半程度の手ごたえしかない(号泣)。
ま、いいか、もらえないより(苦笑)。しかも年末調整って過分が返ってくるのが普通
なんだが、俺に限っては逆に不足分を1月給料から充当しなきゃいけなくなること
が2-3年に一度ある。なので年収締め日にあたる10日までは極力働かないよう
にすることにしたのであるw

午前中に宅配4個受け取って、比較的ゆったり過ごす。別に時間を間違えていた
わけではないが、眠かったのでドトールまでいつものコーヒーを買い出しに行って、
帰りに無性にケーキが食いたくなって(理由はいずれw)、3つも買い込んで
たいらげたらもう16時すぎてやんの(汗)。

慌てて支度してアンセムを観に川崎へ。15分前に着。1階のロッカーが空いて
なかったんでわざわざ3階まで。それだけで汗掻いてしまったやないけ。。。
会場入るとそこそこの入り。前方は満員だったけど、客電落ちたら詰まるだろうし
そしたら前に行こうと画策して後方待機。まぁ結局行かなかったけどね、いくじなし!w

で、期待通りやってくれました!前半で「イモータル」全曲演奏!相変わらず
アゲアゲテンションのバンドはホント見ていて気持ちがいい。ファースト・レッグ
の時とは若干アレンジを変えてる曲もあって「完全昇華」にふさわしい内容
だった。やはりこのアルバムの質の高さを証明したようなライブだ。なにせ俺が
10回以上聴いたアンセムとしては3枚目のアルバムだからして(1.No Smoke
2.Graham。次点がSevensかな?)。しかもその大好きな"Shadow Walk"まで
やってくれて感無量。唯一全部唄い通した曲だったわw

。。。そうなのだ。確かに素晴らしいプレイを魅せてくれたバンドだったが、
肝心の俺が坂本時代の曲をほとんどうろ覚えなのである。前回はそれほど
自覚してなかったのは「イモータル」の曲がアンコールにまで分散してたから
で、今回みたいに前半でお楽しみを終えて後半がクラシックだとモロ露呈して
もた。"Bound To Break"や"Night After Night"なんてバンドのファンなら当たり
前のまさに「アンセム」なはずなんだが、よく判らなかったんでリズムに乗ってた
だけ(汗)。唯一の反省はそのことだったかな。

ということで知らない曲もあり、今日はセットリストを伏せておく(苦笑)。

来年に新作の発表を宣言した彼ら。同等か上回る出来であれば、また参加
したいし、そん時は。。。ちゃんと唄えるようにしときますw






帰りにいつものキリン・シティでまさくん夫妻といろんな情報交換。教えてもらった
ブツは全部手配したw
「毛布」は会社用・保存用の2枚にしたよ!だって1枚80ドルもするんで(滝汗)。
結構迷ったけどね(爆)。

。。。。な、な、ない。。。。

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おお、やっとテンプレ替えてみたぜ!(笑)
ついでに「鈍言」からライヴレポだけは引っこ抜いてきて
カテゴリーと月別は全件表示できるようにしたわん。。。
てゆーか、プロなんだから最初から調べてとっととやってろよ(汗)。

それはともかく。。。

スター・トレック「宇宙大作戦」デジタルアップデート版の発売が中止になって残念。
まぁいいや、ツインピークスのボックス2つもあるし、ブレードランナーのボックスもあるし。。。
そもそも見てるヒマないし(爆)。

いつだっけ?発売日。。。11/9。。。そか。。。。えっ?


届いてないじゃん!ったく、どこの業者だよ!

てゆーか、最近、どこに頼んだか全然覚えてないのは
Yahoo!か楽天の価格比較で一番安いとこに頼むのが普通になったからで
どっちかの履歴に残ってるだろう。

。。。ない。

あれ?ポイント目当てで、タワーかHMVかな?

。。。ない。

注文確認メール検索しても見当たらない。

僕の4つのDVDボックス、いったいどこに注文したか知ってる人がいたらメール下さい(オイオイ)。


全部で10万くらいするので。いまさら二重発注することになるとちょっと汗。

君の名は。。。

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年末の大整理!年内書きかけたものは年内に。。。

2DVD / Casino Royale

昨年末に(多分初めて英米と同時)公開された007最新作。
当然、公開初日深夜に観に行ったんだがレビューするの忘れてた(汗)。

イアン・フレミングを原作とするこのシリーズ、権利関係が複雑で、小説第1作目
である本作が現オリジナルシリーズを制作するイオン・プロ側に権利がなかった
ことから007誕生のいきさつが描かれてなかったんだが(60年代にコロンビア
から同名タイトルで製作されたが内容はパロディ。「オースティン・パワーズ」の
元ネタだわな)、版権面で決着、しかもMGMがソニー・コロンビアに買収された
こともあり、スムーズに今回めでたく映像化。

ただし原作といってもこのシリーズはタイトルだけ拝借して内容わまったく別物
にしてほしいという作者の意向もあって趣を異とするみたいだが、今回は意外に
忠実らしい。そして新ボンド俳優であるダニエル・クレイグの第1作目となるわけ
で、観に行くまでわどうなることかハラハラものだった。

過去を再現する手法としてライオン(MGM)と自由の女神(コロンビア)でおなじみ
プロダクション・ロゴからモノクロで始まる懲りようで、ファーストカットであるはずの
銃口すらないのには映画館でぶったまげた。もっとも位置が変わったというだけで
(笑)、ちゃんとキメになってタイトル・ロールにスムース・インされちゃ「やられた」と
しか言いようがないw。トランプをコラージュしたアニメーションが実に秀逸で、ちゃ
んと伝統を重んじている。今回の"You Know My Name"のヴォーカルわクリス・
コーネル。偶々去年PRTでオーディオスレイヴの曲がかかって、リッチー・コッエン
みたいな声の雰囲気が気に入って最新作(ちゅーか今年になって解散したから
遺作だわな、汗)を聞いてただけに面白いつながりを感じた。かっこよすぎ。掴み
がOKにしたらあとわ畳み込むのがこのシリーズの伝統。

前役のブロスナン時代も結局軍事兵器やらが飛び出し、現代VFXばりばりの娯楽
超大作になってしまった感がある(ちょうどロジャー時代が「ムーンレイカー」で宇宙
まで飛んでっちゃったみたいに)。でもその手の類は今回最小限に留めて基本に
戻った感じで、肉体派。相手の首を絞めて殺すなんてシーン、久しくなかったんで
燃えたw 後、最初のシーケンスの黒人とのチェイス・バトルは見事だよね。スケボー
を使わないスケボーって感じで、イギリスではスポーツの一つとして認められてる
らしいんだが、機敏な動作で飛び回る芸術的な美しさがある。

美しいといえば、今回のボンド・ガールのヴェスパーには、マジ惚れました(爆)。
俺、弱いんだよね、高学歴で高圧な態度とる女性に。もう激しくいじめられたい
。。。それで。。。(以下自粛)。そんな彼女と行動を共にしている間に、非情さを
求められる仕事と愛の間で揺れ動くボンドの男心。。。うーん、イイ!

核になる悪行投資家とのカジノ合戦とその顛末ってのがあっけなく終わって
以後は伏線を張ってあった事の真相が描かれ始める。その中で、はかなくも
散っていくボンドの恋と、エージェントとして生きる決意。ラストの決めゼリフが
活きてくる流れは本作が2本目でよく判ってるマーティン・キャンベルの

お見事だった。「リビング・デイライツ」「ワールド・イズ・ノット・イナフ」と並んで
俺の好きな3本指に入る出来。今後続く作品でもこういう作風を期待したい!


ここが静かな時は
ここで暴れてるか
鑑賞中です♪

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