鬼に金棒、YOUにフライングV(笑)

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デッド・エンドが主催するライブイベント「四鬼夜行-四喰-」に行ってきた。

「四鬼夜行」についてはネットで調べて下さい(苦笑)。今回23年ぶりに東京で開かれる4回目は東日本震災チャリティ・イベントとしての性格を持ち、バンドはノーギャラで参加だと言ってた(なので、本来4バンドで名乗るべきのイベントなはずが3バンドだったのも許せる)。

18時半開演だったが、どうせトリであるはずのデッド・エンドにしか興味ないので、仕事に目途がついた19時過ぎに渋谷へ向かう。
ドア開けたら。。。人詰まってます(汗)。まぁこの会場って広そうでそれほどでもないからいつもの光景かもだが。

途中だった前のバンド(リンチとかいう?)をしばし遠くの目で。いわゆるジャンル的にはヘヴィ・ロックだわな。そして「HARDなYAON」でもみれた、お嬢さん達のパラパラ風手振りが後ろから見てて微笑ましい(曲に合ってたか?爆)。最後の曲だけちょっとポップで、前振りで今回の主旨に丁寧語で触れたんでちょっと好感♪

終わって客電が付くと結構入れ替えがあったのか、前のほうにスペースができたっぽかったので、ドア前最後列から空隙ぬぐって一気に右PA前3-4列のとこまで(すげー移動距離、爆)。男性が固まってたので居易かった。もっとも始まったらヘドバンてか頭振り回すおねーちゃんの髪の毛攻撃の洗礼をモロ受けましたがw 舞台に目を向けると中幕が張られて、奥から機材チェックの音がしてた。

クラシック・ロックの流れる中、客電が消えていよいよか。中幕が開けられると、それこそ背筋が凍るかのような冷気が会場前方になだれ込んで皆騒然、彼ららしいとも言える面白い演出だ。

復活後3回目、人生で5本目の、彼らのショウがスタート。1曲目は復活作からの"摩天楼ゲーム"。2曲目以降は同時復刻されたインディーズ・デビュー作からと、まぁ復活後のステージでおなじみの構成。

ホントは特別なステージだから湊を含んだオリジナルでメジャー・リリース3作からの構成というのを薄々期待してたんだが、前日に現ドラマーさんのブログで本人やる気マンマンなのを見てしまい(笑)、はかない夢に。まぁでもデッド・エンドの価値が下がるわけでもなく、同世代にして今でもこのアグレッシヴさには圧倒される。

俺がリアルタイムなメジャー作「ゴースト・オブ・ロマンス」から"Danse Macabre "がプレイされた時に「やった!」と思ったが、後で調べたら再結成直後にもやってるんだね(汗)。今回は彼らのショウだけが特に長いわけでもなく、平等にイベント用セットリストだったのでこの1曲のみ。「シャンバラ」からも聴きたかったけど。


で、次に2曲連続で聞き覚えのない曲。俺が知らないだけでなく周りも唄えてなかったので新曲?
まぁこれは後で3か月連続シングル・リリースのニュースが発表されたので間違いない。
2曲目"Beyond The Reincarnation"のソロがUFOの"Lights Out"(「UFOライヴ!」ヴァージョン)みたいなリフで始まった時に思わず吹いちゃったw 知っての通り彼はマイケル・シェンカー信者なので、フライングV持たせるとそれはもう乗り移ったかのようにメロディアスなフレーズを弾きまくるんで、初めて聴くはずなのに次の展開が予想できてまうんで、たまらず嬉し笑いしてしまったんよ♪

てことで、ほぼ9割方、YOUばかり観てるといういつものパターン。だって楽しいんだもんw ほとんどフライングVで「アレ」だったので飽きなかった。逆に上半身裸のモーリーが目の前で客煽ろうとすると男としてはスゲー照れます(苦笑)。

本編をメタリカの「セント・アンガー」に入っててもおかしくないようなファスト・チューン"Devil Sheep"で〆て一旦退場。やまないアンコールの中、「1曲だけだけどな」と言ってはじめたのが"Sacrifice of the Vision"。これには俺も萌えた♪

人生で二度目。しかも1回目はDVDにもなってる日比谷野音でのステージで、雨のため機材トラブルに見舞われて結局ラストをプレイできなかったという逸話ありの曲であるw なので今回もちょっとハラハラして観てたが無事完奏。めでたしめでたしで短くも充実したショウは終了。

最後に参加者全員がステージにあがり挨拶をして、今回がチャリティ・イベントとしても成功を収めたことを象徴するようなラストだった。

10/08/2011 Shibuya O-East Dead End setlists

SE
摩天楼ゲーム
The Awakening
Danse Macabre
新曲
Beyond The Reincarnation
Dress Burning
FRENZY
Devil Sleep

Encore
Sacrifice of the Vision


ただし、ここで終わりではなかった。会場に懐かしい"Sarafine"が流れ出して会場騒然。気が付くと側面に配されたプロジェクターに「3か月連続シングル・リリース」と「東名阪ツアー」の告知が。歓喜の黄色い声w

もちろん俺も喜ばずにいられない。再結成直後のここと大阪でのショウ以来、2年ぶりのワンマンだ。期待せずにいられようものか!

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ここが静かな時は
ここで暴れてるか
鑑賞中です♪

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このページは、kino1989が2011年8月11日 00:37に書いたブログ記事です。

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