Catch Your Train

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ウリ・ジョン・ロートのコンレポ。

前回の来日(23年ぶり)の時はこうレビューしてかなりの好印象を受けたライヴと評価してるが、正直な話、今となってはどんな曲をやったのか覚えてない(爆)。別にスコピ絡みで好きになったわけでなく「プレリュード・トゥ・ザ・シンフォニック・レジェンド」でファンになり、フルレンスは「トランセンデンタル・スカイ・ギター」しかこなしてない当時の俺だったりするわけで、ある意味「今回見逃したらいつ観れるかわからないから」という理由だけで興味本位で観に行ったくらいの軽い気持ちだったと思う。実際初めてドン・エイリーが観れたほうが嬉しかったし(苦笑)。。。記憶にないんだが、もし座って見てたらウトウトしながらだったかもしれない(実際ブラックモアズ・ナイトの時はよく寝る、汗)。

でも、あれから7年で状況は一変し、「世捨て人」的イメージもなくなるくらい(爆)コンスタンスに作品を発表し続け、遂に完全オリジナル作品を携えての来日である。でも座って見ることになったらやっぱ眠っちゃうかもしれない(汗)。会場の中野サンプラザはそのブラックモアズ・ナイト以来11年ぶりだったし(苦笑)。

そんないろいろな感情が入り混じって迎えた初日だったわけであるw 

11/11 東京初日

昼休みにググっててここに大阪セットリストを見つけて、エレクトリック・サンと「ライヴ・アット・ドニントン・パーク」DVDで最終的な予習をして、まぁスコピ時代はうろ覚えだけどまぁよしとして(苦笑)、夕方まで仕事して時間間際に会社出てサンプラへ。

客の入りは厳しかった。1階席も後ろは埋まってなかったわな。ホール2日という日程を組んだザックの腹のうちが読めまへん。彼らがよく呼ぶMSGと同じノリだったのかもしれんけど。会場への道のりにもメタラ風なファッションの人は皆無だった(てゆー俺も一番下はプリーストTだったが、この季節ゆえ上からシャツ、ブルゾンでフツーぽかったんで言えまいw)
2列目。サンプラは0列目というオーケストラピット内の席があり、扇形に広がってるので、実質5-6列目付近の距離か?ウリの立ち位置とは反対側だったけどそれでも十分納得できる席。

今回グッズはパスしてギリチョン入りして、開演もほとんどオンタイムだったみたいなので、あっという間にショウの開始。SEとともに誰からともなくスタンディング。よかった、てか助かった(爆)。

1曲目は前回同様"Sky Overture"。約9分(以下レコードでのタイム)の大作をいきなりかます。やはり32フレットあるスカイ・ギターの高音域までを駆使したその音色はすんばらしいわ。そのために書かれた曲だからして当然。

「再びサンプラザへ戻って来れて嬉しい。新曲も紹介するよ」と軽くMCをして新作「アンダー・ア・ダーク・スカイ」の再現コーナー、その1曲目"Land Of Dawn"へ。これまた11分に及ぶ曲なんだが、ここでまずヴォーカルのマーク・ボールズ登場。彼はイングヴェイ・マルムスティーンでの3回のツアーを見ているが、01年以来7年ぶり。当時もステージ上での見栄えは垢ぬけない格好だったが(苦笑)、今回はバンダナにサングラス、ちょっと肉付きよくなり、おまけにひげ面で、誰が見てもチャゲ&飛鳥のチャゲだった(猛爆)。
彼のヴォーカルの本領は知ってるつもりなのでアルバムでは控え目だった印象があるけど、やはりステージでもそのアルバムを忠実に再現することに努めてた。ウリという人の生み出す世界観をちゃんと理解して、インギーん時みたいに闇雲にギターと張り合うようなことなく(汗)、作品の一部となることに終始している印象を受けた。圧倒されることはないが、安定した素晴らしいヴォーカルだ。

そして時間差でもう一人の女性ヴォーカリスト、リズ・ヴァンダルがゆったりと登場してその美声を披露。と言ってもマークとは対照的に低音を利かしてるとこが面白いわな。貫禄充分で身ぶり手ぶりを加え、まさに彼女はウリの世界のストーリーテラーとしての存在をアピールしてて思わず引き込まれる。いいじゃん!妙齢の女性だけど美人だと思う。サハラというバンドにいたらしいが聴いてみたくなった(一瞬ダグ・アルドリッチが参加したことなかったっけ?持ってたような。。。と思い調べたらハウス・オブ・ローズの「サハラ」というタイトルのアルバムだったw)。

続く"Magic Word"の3曲目で既に30分経過ってのも凄いw 更に5分・7分の曲を重ね、依然こちらを新世界に引きこむ。

そして怒涛のエンディング"Tanz in Die Dammerung"へ。レコード・タイムにして19分だがCDでは盛りあがった最後にプッツリ切れる。ライヴでは当然ラストまで完奏なので20分を裕に超える(汗)。最初ウリのアコギで始まり、その最中に若い女の子がステージに登場。え?「ヴァージン・キラー」ジャケの再現?(ナイナイ)なんかバックに合ってたかビミョーなスキャットをちょこっとして引っ込む。なんだったの?汗

続いてアルバムでは別の男性テナー(てゆーかバリトン?)のパートをマークが再現。彼のヴォーカルのオペラチックな面はインギーん時の彼のソロ・タイムでもっと豊かな表現力を持ってるのも知ってるが、ここでもアルバムの別人に近い唄い方をなぞってた。
組曲風の展開で緩急折込み、まさに息をつかせない。ヴォーカルとの掛け合いそして怒涛のラスト。スカイの音ってストラトに近いから、まるでロックしてた頃のリッチー・ブラックモアによく似てる。正確無比なピッキング、てか、どこまで早くなるんや?!(汗)圧巻なエンディングに拍手喝采でショウ前半を終了する。

ウリが袖に引っ込み、自然とメンバーのソロ・タイムがスタート。
キーボード。。。最初俺の位置から後頭部しか見えなかったんで、そのキレイすぎるサラサラなブロンド姿に「え?女性なん?」と思いきや、横顔見えて「ほほう、エドガー・ウインターみたいや!」。ソロ終わってこちらに正面向くとひげ生やしてたので「グレッグ・オールマンやないけ!」と次々変わっていったわ(ハルク・ホーガンって噂もw)。
続くベースは。。。天パでグラサン、なんかイケてない(最近の)グレン・ヒューズみたい(笑)。この人のソロは、筆舌尽くし難いほどつまらなかった。ただチョッパして叩きならして雑音にしか聴こえなかった(サバスの"Iron Man"をちょこっとやってたけどね)

ドラムは。。。手では叩かなかったものの、気がついたらトミー・アルドリッジのリズム・パターンをかなり真似てて笑えた(いい意味でw)。ドラマーにつきものである、一発叩いて客の掛け声を煽るアクションが、ウチらのノリが悪すぎてが大人しくて全然決まらない。なんか気の毒になってもた。そのままサイド・ギターを含んだジャム・セッションに突入。このサイド・ギターがかなりイケメンで、クラーク・ケント(=スーパーマン。クリストファー・リーブでなく「リターンズ」のほう)にそっくり、真面目そうな好青年。ウリを前面に押し立てて、目立たないリズム・ギターに徹してたけど、このジャムでは結構いい味出してた。時にコーラスをも担当するんだが、マークと一緒の時には彼より上のパートが歌えるんだから恐れ入った。

まぁ観客にはどうでもいいメンバー・ソロが終わって(苦笑)、ウリが再登場。初日の広島公演の前に記念公園と美術館(多分原爆ドーム内のことでしょう)を訪れて受けた感銘を語り、告げた曲がエレクトリック・サン時代の"Enola Gay" - 原爆を落とした爆撃機の名 -。まさか東京で聴けるとは。。。冒頭に「トランセンデンタル...」に収録の"Hiroshima"をプレイ。リズが「ヒロシーマー、ヒロシーマー、カナシーイ、カナシーミ。。。」と切々に唄い終わると、プロペラ爆撃機のエンジン音が轟き、圧倒的なパワーで曲が始まる。今後もう1枚アルバムを出す予定があるくらい、この出来事から受けたインスパイアを曲に遺すってことが、もはや彼のライフ・ワークでもあるからね。この1曲にしろ、4パートに別れてその表情を次々変え、「落とした側の正義」「落とされた側の悲しみ」を表現した組曲だからして、圧巻だった。この日のハイライトと言ってもよかった。

さて、残すはスコーピオンズ時代のオンパレード。まずは絶対外せない名曲"We'll Burn The Sky"をリズのヴォーカルで。これはマークにも通じるんだが、スコピ・ナンバーでは敢えてオリジナルのクラウス・マイネを意識せずに、それぞれの個性を十分に生かした唱法だったのが嬉しかった。クラウスのペーソスさを感じたいなら現在のスコピで見ればいいわけで(この曲は2004年以降必ずやってるし)。
以降片方がメイン・ヴォーカルの際は片方がヴァッキングに入るのが続くんだが、この曲ではマークのマイクが入ってなかったような気がする。彼のマイク・スタンドを垂直に立てるアクションだけでも十分かっこよかったですが、残念。

続いて"The Sails Of Charon"をマークが。インギーの「インスピレーション」アルバムに彼のヴォーカルで収録されツアーもあったから、歌いなれた曲である。前半とは人が変ったように圧倒的な声量でシャウトしまくる姿に「コレだよ!これが彼の本領!」と嬉しくなる。

そして、観客にいろんなタイプの手拍子を煽るカッティングでジャム風で始まり、ウォーミング・アップもできたとこで、御大自らヴォーカルを取る"Polar Nights"へ。アルバム・ヴァージョンよりかなりテンポ早めで、今日初めての、ロックならではこの疾走感が堪らなかった!(笑)

そしてこの流れの本編の締めくくりは、彼のキャリアの始まりである「ヴァージン・キラー」の頭を飾る2曲"Pictured Life", "Catch Your Train"を前者リズ・後者マークのヴォーカルで。"Catch"はスコピの「アコースティカ」で聴いて以来、俺にとってのウリ時代モスト・フェイヴァリット・ソングだったんで(サビの歌詞もイカシテル)、〆にふさわしかったわ。寒い会場で適度に汗掻いた!観客にも「やっと」火がついたようで(苦笑)、アンコールを求める拍手が会場に心地よく響き渡る。

そしてアンコール。スコピの曲が続く。"I’ve Got to Be Free"。あ、気づいたかもしれないが、俺、予習で(4枚目である)「テイクン・バイ・フォース」の存在をすっかり忘れてたんで(汗)、この曲は予習してなかったんだけど、ドライヴ感最高で楽しめた。途中インプレヴィゼーションな部分で"Crossroad"のリフが面白かった。ちゃんと予習してサビコーラスしたかった(涙)。

忘れてたことがもうひとつ。。。そう、今日はゲストありだってこと(爆)。ここでウリの紹介でマーティ・フリ-ドマンが登場。ウリを指し、
「僕の神様ですー!信じられないよ、コレ、マジで信じられない!
超ヤバくない?ウリ・ジョン・ロートだよ?!
(当然カタカナ表記不要な流暢日本語です。そっちのほうが信じられんくて皆大爆笑w)「光栄」という言葉にも出てたが、同じステージに立てるのがホント嬉しくてしょうがない素のまんまのロック少年のようで微笑ましかった。いわばウチらファンの代表みたいなもんで、いいこと言ってくれたと思ったw 

で、始めたのが"In Trance"。正直言ってこの日のマーティのギターは張り切りすぎのあまりやかましくてウリの音がよく聴こえなかった(汗)。終わった後、ウリがマーティに耳打ちして、彼が素に戻って袖に音を下げるよう指示に行ったのを見逃さなかったぞw
最後ののウチらのコーラスもバッチシ決まった。ラストはおなじみウリの神様であるジミ・ヘンドリックスの「見張り塔からずっと」。

11/11/2008 Nakano Sunplaza setlists

Sky Overture
Land Of Dawn
Magic Word
Inquisition - Letter Of The Law
Stay In The Light
Tanz In Die Dammerung
Keyboard / Bass / Drums Solo - Jam
Hirosima - Enola Gay
We'll Burn The Sky
The Sails Of Charon
Polar Nights
Pictured Life
Catch Your Train
Encore
I’ve Got to Be Free
In Trance (with まーてぃ・ふりーどまん)
All Along The Watch Tower (with まーてぃ・ふりーどまん)

セカンド・アンコールはなしだったけど、どれも知ってた曲ばかりの充実したセットリストで大満足だった。終わって会社に戻ってWinodws Updateが配布されるまで仮眠しよかと思ってたんだが、興奮しすぎて寝れなかったので、BETTERくんとこへ訪れてコーラ買って("Catch"にかけたんだよ、ウィスキーは入れられなかったけどw)、このレヴュー書き始めたり、2日目のための予習に費やした。前回とはえらい違い(猛爆)。アドレナリン出っ放しだ。


そして明けて2日目。

小雨が降る中、再度サンプラへ。今日もギリチョン、しかも0列目オーケストラピット内。実質3列目にあたり、ウリのどまん前(汗)。BETTERくんが席まで訪れてしばし歓談。彼が来た時には(サイン会の権利ある)グッズは既に売り切れだったとか。ほぼオンタイムに始まることは判ってたんで彼を席に戻させて開演を待つ。

会場見渡すと、やはり2階は解放されてなかったものの、1階はほぼ満席。昨日よりは盛り上がることを予感させた。1列目の背の高いサラリーマンがちょっと気になったが、まぁ問題ないでしょう。。。と思ってたら前の席に185センチはあると思われる大男登場(しかもがたいよすぎる体育系っぽい青年、濁流汗)。

案の定、ショウが始まると、こんな前にいるのにステージに見えない部分ができてた(涙)。
でもね、やはり自分でも気にしてるのか、客電が落ちた瞬間に「すいません、立ちます!」ってこちらに礼儀正しく声をかけてくれたし(俺が座って見るオールド・ファンとでも思ったか!爆)、楽しそうでノリ良く首振ってたので許す(このライヴでは希少な存在だw)

てか、姿見えなくてもウリの圧倒的な存在感を、その音だけでも感じることができたから。
なんせ、マーシャル・アンプ4台+スピーカ・キャビネット2X3台の目の前である(汗)。
今日は"Charon"からスタート。どうやら音のポケットに入ったらしく、彼の止まることのないピッキングの1音1音は漏れこぼさずに耳に入ってくるが、左右のPAからミックスされるそれ以外のバックの音・ヴォーカルがまるで後ろのサラウンド・スピーカから流れてくるような微弱な音になってしまってよく聞こえない。。。これってラッキーなのか?アンラッキーなのか?(苦笑)。

間近で見る御大は、ライティングのせいもあってか、思ったより肌がキレイだった(爆、皺そんななかったような気が)。てか実際彼、カヴァより若いんだよね。下に扇風機が何台か置かれてて、その煽る下からの風で彼の髪がフワっと宙に舞ってるんだってのが分かった、仙人の神通力でなくw

これも昨日気付かなかったが、マークとリズではリズのほうががたいいいし、背が高いのね?(あ、いっちゃまずかった?汗)リズいいわぁ。唄ってる最中に偶に目が合うと俺の方がちょっと照れた(オイオイ)。

2曲目以降新作の再現は前日と同じ。何度聴いてもいい。
この日はラスト前にちょっとしたMCが入ったんだが、"Tanz In Die Dammerung"というのは、作家だった彼の父親の著作のタイトルから取ったものなんだよね。で更には、昨日も登場してた最初に出てきてスキャットする女の子、実はウリのお嬢さんなんだ。つまりこの曲、このアルバムには、ロート家が三代にわたって携わるほどの彼のいろーんな想いが込められているんだってことが読み取れて、ますますこのアルバムが好きになった。

このパートが終わって、次にメンバー・ソロ・タイムへ続く。まずキーボード。昨日より長かった。そしてベース。。。と思ったらメンバー全員登場。ジャムるわけでもなくただ突っ立てる。どうやらウリの登場待ち。彼が現れてチューニングし出して、エレクトリック・サン時代から"Fire Wind"を披露。お昼にDVDで予習しといてヨカッタw

"We'll Burn"を挟んで続いたのが、これまた昨日やらなかった"Fly To The Rainbow"!最後はウリが"Little Wing"を意識して書いてるよな、コレ。どこまでも美しく哀しく響くギターの音色がやがてジミヘンのような激しいプレイへと様相を呈してく。

やりすぎたのかちょっとチューニングを挟んで"Pictured Life"へ。そのままドラムのビートに合わせて続いたのが"Dark Lady"。途中パープルの"Strange Kind Of Woman"のようなギターとウチらコーラスの掛け合いを挟み、「荒城の月」のメロディが続く。ウチらに1コーラス歌わせてなおも続く。その音色、やっぱリッチー・ブラックモアみたい。ロックから身を引いた彼に寂しさを感じてる俺だったけど、今、こうしてウリがウチらの前でロックしてくれてることに感謝したかった瞬間だった。また"Dark Lady"に戻り、メンバー紹介をして本編終了。この会場で収録されたライヴが「トーキョー・テープス」としてリリースされて30周年を記念するにふさわしいスコピ・コーナーだったと思う。

アンコールは"Catch Your Train"でスタート。そしてレア曲"Life’s Like A River"へ。クラウスとはかなり違うものとなったが、マークの歌が素晴らしかった。

そしてスペシャル・ゲストのマーティが登場。ところがだ、今日は珍しいことに英語で喋ってる!(オイオイ)。そこにウリの突っ込みが入ると、マーティが「ウリが『キミは日本語で話すべき』だって!」観客大爆笑、ってあんた達は漫才師かい!
「これからもこの人を応援していきましょう!」の掛け声で会場に割れんばかりの拍手が沸き、昨日と同じく"In Trance”へ。今日はウリのギターが堪能できましたw マーティが参加するならもっとロックっぽい曲の方がいいなぁと思ってたら"I’ve Got to Be Free"。二人交互のギター・ソロがかなり長く続きワクワクしっぱなし、対決の最後は二人ともフルパワー。あ、マークのヴォーカルもね!

アンコール3曲目。構成的に昨日はここで終わったのでおしまいかな?と思ったが、ウリが袖のスタッフに向かって

「あとどのくらいやれる?。。。日本はドイツと似てて時間に厳しいからね。。。20分か、じゃあ続けようか!」

時間ギリギリまでやってくれるなんて嬉しいじゃないか(涙)。まず軽快なジャム(コレがヴォーカルなしの"Virgin Killer"だったって復習するまで知らなかった、汗)、そしてこれまたレアな"Sun In My Hand"。ミドル・テンポの重厚な曲でとりあえずのアンコールを〆る。

セカンド・アンコールは。。。もうこれしかないでしょう(笑)。自分のアイドルだとの紹介で、ジミヘンのカヴァー。"If 6 Was 9"から"Little Wing"へ。まさに感動のラストだった。

12/11/2008 Nakano Sunplaza setlists

The Sails Of Charon
Land Of Dawn
Magic Word
Inquisition - Letter Of The Law
Stay In The Light
Tanz In Die Dammerung
Keyboard Solo
Fire Wind
We'll Burn The Sky
Fly To The Rainbow
Pictured Life
Dark Lady - Kojo No Tsuki
Encore
Catch Your Train
Life’s Like A River
In Trance (with まーてぃ・ふりーどまん)
I’ve Got to Be Free (with まーてぃ・ふりーどまん)
Virgin Killer
Sun In My Hand
Encore2
If 6 Was 9 - Little Wing

曲数が多くなったのはメンバー・ソロがなかった分増えただけで、時間的には昨日とほぼ同じ2時間15分だった。

最後に、もう一度メンバー全員の紹介。リズがなかなか出てこなかったのは用足しか?(爆)ウリもちょっと困ってたw そして彼の娘アショカも紹介され、明日が彼女の10歳の誕生日だと(え?背も高いし、17くらいに思ってましたが、汗)。


その時に、誰かがハッピー・バースディを歌おうとしたんだよね。でも拍手でかき消されてしまった。それに気づいたのか、ドラマーがウリの耳元でなんか囁いた、なんか必死に。ウリはなんか照れてる様子で、もう一度「アショカが明日誕生日なんだ」と告げた。ここでまたウチらは拍手喝采。

もし、この時に。。。ウチらから自然にハッピー・バースディを歌って彼女を祝ってあげれてたら、彼女にとっても、ウリにとっても、そしてバンドにとっても、いい日本の思い出が残ったんじゃないかなぁって思った。それだけが心残りだったかな、ウン。


彼のギターに誘われて心が天高く飛んだ。短くも楽しいミュージカル・ジャーニーだった。
まぁ興業的に成功だったかどうかを考えると、次があるか?いつになるか?はわからないけど、彼の創作意欲と、ロックし続ける魂に、今後も期待しようじゃないか。


ロックン・ローラーのように
ウィスキー・コーラで違った生活
元気出せ、自分のスタイルを持ち続けよう
キミの列車に飛び乗るんだ

 


 


 


 


すまん、ウリのお嬢さんの名前、アショカでなくアカシャ(Akasha)でした(汗)
ちなみに「ウリ 娘」でググるととんでもない結果が出てくるので
「uli jon roth his dautghter」で検索しましょうw

コメント(4)

"Happy Birthday" 歌ってあげるべきでした。
"Yellow Raven" やらなかったですね。
TAKEN BY FORCE は、いいアルバムですよ。
次回は、何年後になるのやら・・・。
破産してるんですから、毎年、日本に来てほしいですね。
次のアルバムが楽しみです。
最後に、コーラのギャグ、おもしろいです!!

BETTERくん

俺はマークとこれからもうまくやっていってくれることを願ってる。彼、2日目ビールばっか飲んで顔真っ赤だったけど、ウリに叱られなかったかな?(汗)

またインギーんとこ戻るなんてことないように(俺、新作でマジ見限ったから、爆)

実は私も一日目、行ってました〜
一週間前にぴあでチケット買ったのに、ウリ真正面の9列目が取れたよ(^_^;)
KINOさんに会えなかったな〜と思ってたら、私と全く反対側だったんですね。

スコーピオンズは今度ちょっと演奏する予定の「We'll Burn The Sky」以外は全く知らなかったし、ソロ作品も全く知らなかったけど、いやぁ、素晴らしいギターでした。大満足!広島のこともKINOさんのレビュー読むまで知らなかったなぁ。。ちゃんと聴いてみよう!と思った夜でした。

今年の怒濤の来日公演、私は今度のWho武道館で一応は終結です。
ホントは来週末からのブルーノートのブッカーTも行きたいんだけどぉぉぉ(T_T)

にゃを

そか、1週間前でもそんないい席が(涙)。セットリスト的には初日のほうが楽しめたと思うよ。あにぃにも自慢したれ!(爆)

俺も再来週のアンセム@予習中で怒涛の本年を終えますが。。。

ああ、ブッカーT。今HP見たらSクロッパーとDダンのブルーズ・ブラザーズ・コンビも来るんだよねぇ(行きたくなった、汗)。

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ここで暴れてるか
鑑賞中です♪

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このブログ記事について

このページは、kino1989が2008年11月14日 23:35に書いたブログ記事です。

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