2010年10月アーカイブ

Can't Get Enough of this tour?

| コメント(0)

ちゃんと書いてる時間がないのでとりあえず箇条書きにして記憶を記録に残しとく(苦笑)

・ブライアン・ハウとロバート・ハートが居た頃がリアルタイムな俺にとってバドカン=ミック・ラルフスのバンド。ポール・ロジャースは昔在籍してたことがある、って程度
・ミックが来れないなら延期してほしかった。もしくはバドカンの看板を下げてポール・ロジャース・リサイタルと銘打つなら払い戻しはしなかった。でも来ちゃったんだからしゃーない(苦笑)
・報知にのったインタヴューにムカつき、「絶対に」バドカン以外の曲はやってほしくないという思い。でも大阪までのセトリで大丈夫そうだったので行くことに
・A席2階で取り直してたが、2階が閉鎖してた。1階の後方に振替
・総武線人身事故で激混みで御茶ノ水で降りれずに秋葉まで流され、時間に間に合わなかった
・息子が終ってトイレ休憩の間に着席
・暗転のまま待ってたらいきなりショウがスタート
・ポール・ロジャースは黄色いジャケット
・ポール・ロジャースはポール・ロジャースだった。やっぱ凄い。昨日の「バーニーはロジャースを超えた」発言はやはり撤回w
・隣の人が明らかに怪しいしぐさ(録音ねw)してたので座って静かに観てたw
・ギタリストは最初の2-3曲でトリッキーなプレイもあったけど、わりかしミックのプレイを大事にしてくれてたので良しとする
・話に訊いてただけの「夜明けの刑事」、初めて聴いた
・客も"Shooting Star"を過ぎたあたりからノッてた。大合唱にエール
・サイモンは途中もたついてた?でも"Bad Company"での追い込みは凄すぎ、神
・アンコールも終え、バドカンとしての素晴らしいライヴだった記憶が残って観ておいてよかったと思った。誰かが"All Right Now!"って叫んでたけど、2回目のアンコールがなくてほっとしたw
・後日、未見だった「ハード・ロック・ライヴ」DVDを観てギターの記憶を置き換えてミック・ラルフスもいたことにした(爆)


25/10/2010 Bad Company Tokyo Kokusai Forum Hall A setlist

Rock 'n' Roll Fantasy
Honey Child
Gone Gone Gone
Burning Sky
Oh, Atlanta
Seagull
Rock Steady
Electric Land
Mr. Midnight
Yoake No Keiji
Feel Like Making Love
Shooting Star
Can't Get Enough
Movin' On

Encore
Bad Company
Ready for Love

Equinox of Life

| コメント(0)

ちゃんと書いてる時間がないのでとりあえず箇条書きにして記憶を記録に残しとく(苦笑)

1日目
・途中中央線が全線ストップという事態に見舞われたが、なんとか川崎に15分前にたどり着く
・会場を見渡すとやはり年齢層高いw
・俺は(彼らを知るきっかけになった)サンダーのTを着て行ったけど、メタルなTに身を包んだ人は回りには皆無
・客電が消えSEが流れ出し歓声が広がると自然に前のほうから立ち上がりはじめる。よかった、スタンディングで観れた!
・最新アルバムからのファストな曲でスタート
・ハモンドはいくぶん前に傾けてセッティングされてた
・ミック・ボックスは魔術師が魔法書けるようなしぐさでギターをプレイ
・バーニー・ショウのヴォーカルは安定感が素晴らしい
・ミッキー・ムーディがギター・アンプの裏で準備しだしてからはそっちばっか観てたw
・まぁ彼の扱われ方はあの程度でよかったんだろう。ミック・ボックスのボトルネック=楽器として連れてこられたんだから
・バーニー最高!
・初日はすべて予習した曲でのベスト選曲だったので楽しかった。逆に明日クラシックという名目で変化球投げられると困る(苦笑)
・ユーライア・ヒープはやっぱメタルでしょうw

2日目
・最前列に3人のおじいちゃん達
・その横の若い二人はノリノリ。エール送りたい
・左前方俺以外客全然歌ってない(涙)
・バーニーのレザーパンツにはマイクホルダーがあって(ガンホルダーみたいな筒)、手拍子とかをこちらに促す場合、マイクをそこに収める
・ミッキー・ムーディのどまんまえだった
・3連マーシャルから鳴り響く脳天つんざくようなスライドの音にしびれた
・「クラシック」と銘打ったわりには初日よりも最新アルバムの曲やったw
・ヒープは懐メロ再結成バンドでなくこれまでずっと現役だったメタルバンドである。だから彼らが目指してるものと客の望むものとの温度差が残念だった
・バーニー・ショウは俺の中でポール・ロジャースを超えた神


heep1023.jpg

23/10/2010 Uriah Heep Kawasaki Club Citta Setlist

Wake The Sleeper
Return to Fantasy
Book of Lies
Stealin'
The Wizard
Traveller in Time
Easy Livin'
Poet's Justice
Circle of Hands (feat. Mick Moody)
Rainbow Demon
All My Life (feat. Moody)
Paradise - The Spell (feat. Moody)
Rain
Free Me
Gypsy
Look at Yourself
July Morning

Encore
Sunrise
Lady in Black (with acoustic Moody)

24/10/2010 Uriah Heep Kawasaki Club Citta Setlist

Wake The Sleeper
Overload
Bird of Prey
Stealin'
Love in Silence
The Wizard
Traveller in Time
Easy Livin'
Poet's Justice
Circle of Hands (feat. Mick Moody)
Rainbow Demon
All My Life (feat. Moody)
Paradise - The Spell (feat. Moody)
Rain (piano)
Free 'N' Easy
Gypsy
Look at Yourself
Angels Walk with you
(Unknown song)
July Morning

Encore
Lady in Black (with acoustic Moody)

復活のハルフォード

| コメント(3)

きこえるか きこえるだろう はるかな轟きー♪ 
それは復活のイデオン!

CD / Halford / Made of Metal

ロブ・ハルフォードのバンド、ハルフォードが復活したのが昨年。「ウィンター・ソング」というタイトルでクリスマス・ソングを含むアルバムが発表された。いわゆる「企画モノ」の類にも思えたけど、中には正統派メタルの曲を含み、ていうかクリスマス向けは2曲だけで、どうやらこれが実質3枚目のアルバムになると分かった時に、なんかしっくり来ないものがあった。だから通しで聴いてなかった。

で、今回。オズフェストとラウパへの参加にあたり、新作をリリース。それが本アルバムで実質4枚目のアルバムになる。
特に1作目の鋼鉄サウンドの衝撃は凄まじかったものだから、当然今度の新作に関しても期待大だった。
が、しかし。。。

一聴してなんか印象が「軽い」んである。プロダクションのせいかもしれないが、1-2枚目の頃のこうズシンとくるものがない。
タイトル・トラックの軽さはPVで知ってたんだが、全編そんな感じに聞こえる。しかも"Till the Day I Die"なんていう同名異曲だが、スライド・ギターを使った曲すらある。。。

前作と同様のちょっとした拒否反応だ。明日がライヴだというに曲が消化できない。ちょっとパニクった。


で、はたと気づいた。新生ハルフォードが目指すものに。


今はジューダス・プリーストの一員に復帰した彼が、ジューダスに対抗するような曲を書く必要があるのか。建前上できないし。そう、これは過去のバンドの継承として聴くんでなく、二束のわらじを履く彼のソロ・アルバムだと思う必要があると。そう考えたら前作の曲風もうなづける。ハルフォードは以前とは別のベクトルを持ちつつ生まれ変わったんだと。


で、カヴァの「イントゥ・ザ・ライト」を聴くような心構えで聴きなおしてみたら。。。


いい!これはこれで素晴らしい! スクリーミング商法(まだ言うか、唱法!)を使わないロブの生き生きとしたヴォーカルが楽しめるごキゲンなアルバムじゃないかえ。

ツボを心得たらもう溝に堕ちていくだけ、数時間後には「いや、これはもう過去の曲は一切捨て去ってこのアルバム全曲プレイのショウが明日観たい!」とまでにw そこまでいかずともフル公演である名古屋ではある程度期待できると思い楽しみになってきた。

で、当日、名古屋へ。ラウド・パーク以外で観れる唯一の単独公演が去年のジューダスと同じこの地で。


クラブ・ダイアモンド・ホールはサンダーの97年ツアーで行ったことがあるんで、なんとなく土地勘あるつもりだったんだが、近くのホテルにたどり着く途中に下見のつもりが見つけられなかった(汗)。チェックイン後改めて地図で確認して今度は会場に無事着(通りの反対側だっただけ、それとも移転した?)。階段で並び待ちして、40番台だったのでほどなく入場。

。。。したら椅子が置いてあった(汗)。


1000人は押し込める会場だ。よっぽど売れなかったんだろう。しかたない、名古屋だもん(苦笑)。とりあえず2列目中央からちょい左寄りの席に座る。


で、去年のプリースト同様、金払うからには思うようにしたいと自己主張するのが名古屋人らしく(笑)、スタッフに「観たいとこで観ていいんね?」と文句を垂れる人が現れて、後からの入場者が勝手に最前柵前に陣取るという事態が発生。最前椅子に座った人達もスタッフに問い詰め出して、急遽調整が始まる。結果「通路になるスペースを開けてもらえればどこで観てもらってもかまわない」ということに。でもそんなこと言ったって余裕的に見れば2列目の俺らが1列目の椅子の前に動くぐらいしかないじゃん(汗)で、俺らは移動。

隣「じゃあ最初からスタンディングにすればよかったのにね」
俺「そうっすよ。バンドにも失礼っす。よっぽどチケ売れなかったのかな?」
隣「もっと入るんだけどね。この椅子の並びじゃ200ってとこかな」
二人「ハァ。。。(溜息)」

まぁショウが始まって途中で俺の後ろにも人がいるのに気付いたんで、いくつかの椅子は取り払われたんでしょう。そもそも椅子席だって訊いてないのでこれはプロモータの明らかな判断ミスだと。

で、そうこうしてるうちにバンド・メンバー登場。セットアップしてから客電が消え、ファーストのオープニングを飾る荘厳なSEが流れれば1発目は"Resurrection"。革ジャン姿のろぶろぶ。。。。すげ、近い(汗)。メタル・ゴッドをこんな間近で拝めるの初めてでそれだけで興奮。続く"Made in Hell"はもう神曲。会場の掛け声も勇ましい。ここまでの流れはオズフェストと一緒。3曲目は"Locked"で、ファーストからの頭3曲を連発することでしっかりとこちらにペースを掴ませる。

ここでサングラスを外しつぶらな瞳を見せ、革ジャンを脱ぎTシャツ姿になる。。。その体型に、なんか違う生き物見てる気がしないでもなかったが(微笑)、ジューダスでの重々しい(ホントに重い)ジャケットを纏う神々しさとは違う等身大さが出ていていいぞ!どのみち俺も似たような体型だ!(一緒にすな)


「戻ってきたぞ、名古屋!今日はスペシャルな夜だ。今日はメタルマニアックスのために新作『メイド・オブ・メタル』からやるぞ!(超訳)」

そう宣言して始める懸案のタイトルトラックは。。。めちゃめちゃヘヴィに変身! 続くアルバムのオープナーもしかり。あたり前だ、つわものどもの爆音モロだからw 俺の目の前はロイZだった(背中にもそう書いてあったので間違いないw)。自作を口ずさみながらはスティーヴ・ハリスぽかった。活動休止前からの不動のメンバーなので息もバッチリ。客の反応はまぁ当日国内発売だからしかたない。俺すら歌詞は覚えていけなかったんだから。

ここでファイト時代とハルフォードとしてのセカンドからのヘヴィな曲を1曲づつかまし、再び新作から"Fire And Ice"。メロディ・ラインとリズムテンポがどことなくライオット88を彷彿させる。。。って、ドラムがそのボビー・ジャーゾンベクだからだよ!多分トニー・ムーアに歌わせてもハマるかも(プロデュースしたれ、ロイw)。相変わらず「後ろのシンバル見ないで叩き」がイカす。


さて、中盤にさしかかり、ここまで来たら、あったらいいかもなーいやあるに違いないのプリースト・カヴァーだが、彼の口からプリーストをやる気配はまだない。。。と思ったらピーター・グリーンとジョーン・バエズの名前を挙げてプリーストがカヴァーした2曲をプリーストのアレンジで突っ込む。これはオズフェストでもなかった演出で素晴らしいアイディアだ。プリーストの名前を出すのはマズイと思ったのか「"Metal Monster"が以前プレイした...」と紹介してた。そして続くは出ました、やっと"Jawbreaker"! オズフェスでは「ロッカ・ローラ」の"Never Satisfied"とかマニアックすぎたのでこの選曲は素直に燃えた(サビの渾身のスクリーミングにブルブル)。この最中に金髪のいい匂いさせた(オイオイ)お姉ちゃん二人が俺の前に乱入。キャッキャと騒ぐだけならいいんだがおしゃべりまで始める始末だったが、立て続けにファストな"Cyberworld"にヘドバン、コーラスするウチらを見て空気読んだのか即座に退散。

そして本編〆も新作でと大胆。特に"Thunder and Lightning"は勿論シン・リジーとは同名異曲だが、もう一人のギタリスト、メタル・マイクがロイZ側に来て寄り添いながら二人でかますイントロのツイン・ギターが美しすぎ。アウトロでの交互のソロ・バトルも最高潮で一旦終了。

ほどなくしてメンバー再登場し、アンコール。ここからの2曲ははじめに曲を作った背景について語ってくれた。まずはジミヘンに捧げたという"Drop Out"は自分のレーベルから出したベスト盤に新曲として収録したセカンド頃のヘヴィを持った曲。そして次がプリーストでデモに終わった"Heart of A Lion"。よく聞き取れなかったが、「人は殺し合ってて楽しいのか?」とライオンの目を通して書いた曲みたい。〆はヘヴィな"Saviour"でこちらもガンガン頭振って爽快なフィナーレを迎えられた。


俺の前のカップル。女の子がエビちゃんに似ててすごく可愛かったんだが、メタル・マイクがもう2曲目くらいから目つけてて、ずっとアイコンタクトしまくり(隣に彼氏いるにも関わらずw)。たく、そんなことばっか気にかけやがって、少しはロイみたいに真面目に。。。と思ってたらそのロイも最後の最後に自分のピックを彼女に手渡してその手をしっかり握ってました、とさ。さすが敏腕プロデューサのやることは一歩先を行ってるw


15/10/2010 Halford Nagoya Club Diamonds Hall setlists

Resurrection
Made in Hell
Locked and Loaded
Made of Metal
Undisputed
Nailed to the Gun
Golgotha
Fire and Ice
Green Manalishi
Diamonds and Rust
Jawbreaker
Cyberworld
Like There's No Tomorrow
Thunder and Lightning

Encore
Drop Out
Heart of A Lion
Saviour

俺はラウパではこの日のセットリストから新曲を2-3曲オミットしたものになるんではと予想したけど、PRTに載ってるリストでは結局アンコールを飛ばしただけで、新曲5曲は含めて勝負したみたいだね。それだけの自信作であることは俺も保証する。まぁプリーストの合間の活動というのがタイミング的にどうなるかが不安定要素だが、この10年で実に6回も来日してツアーを行ってる親日ロブロブのことだから、ぜひ再来日して全貌を楽しませてほしいといったところだ。

暗闇でドッキリ

| コメント(0)

俺にとっては22年ぶりのオジー・オズボーン。


前回のことはよく覚えてる。なにせ俺がスーツで観戦した最初で最後のライヴだったからw 当時ライヴの開始時間が18時半っていうのが普通だった。で、俺が勤めてた会社は18時に終業チャイムが流れて、その後10分程度の終礼があった。何か通達事項やお説教が増えれば当然長引く。とてもじゃないが終礼終わって、池袋サンシャインの26Fから九段下の武道館に向って間に合わせるのは困難だと判断した俺はタイムカードの押印を同僚に任せ(爆)、チャイムとともに私服とスーツ持ち歩く袋?ケースを含む荷物を抱えてオフィスのいくつかのドアの1つから飛出した。

どういう判断でかは忘れたけど丸の内線で後楽園駅まで出て、そこからはタクシーを拾い武道館の入口まで着けてもらうことに。着替えはその車中ですればいいと。タクシーは北の丸公園方面から武道館へ近づく。

タクシーの運ちゃん「今日は誰のライヴなんすか?」
俺「(上着をケースにしまいながら)えーっと、なんて言うか。。。(説明が難しい。まさかヘヴィメタで悪魔の歌うたってる人だなんて言えんし、汗)」
タクシーの運ちゃん「ああああああー!」
俺「?????」
タクシーの運ちゃん「すげー、真っ暗だ!」

前を見るとなぜか街頭が付いていない道を森深く進んでる。3月という季節もあってまさに漆黒の闇に吸い込まれていくようで不気味さが怖かった。しかもこれから会いに行く人物は「闇のプリンス」と呼ばれる男である(汗)。俺は着替えの手を止めてしまい、そのまま武道館前へ(苦笑)。既に1曲目が始まってる中、たいそうな荷物を抱えてアリーナ席へなんとかたどり着いたのを覚えてる。

当時参加したばかりのザック・ワイルドはキレイだったし(いろんな意味でw)、オジーはといえばのっそりのっそりステージを左右に移動して手を上げて客を煽る。バケツに貯めた水を客席に浴びせ喜んでる変なおじさんだったw 当時は盟友ギーザ・バトラーが参加してたので彼の首振りながらのベースが一番かっこいいと思ったかな。

リアルタイムで聴いてた「ノー・レスト・フォー・ザ・ウィックド」の曲やらで楽しかった。けど、観て音楽的にああ凄いとか何か得るものがあったかとは別の次元の話で、その後彼のソロ・キャリアに関しては興味が薄れてた。一度引退を表明して撤回して復活してまうような人でもある(え、誰かさんも一緒ですがw)。

それが2000年代に入って「オズボーンズ」というTVで一躍その親しみやすいキャラが掘り起こされて、「オースティン・パワーズ3」なんかにもちょい役で出たり、「奇行の人」から「お茶の間の顔」になった時期を経て、「ブラック・レイン」アルバムからの"I Don't Wanna Stop"のPVに魅せられた。ほんまこの人、ファースト・シングルはもの凄いインパクトあるものばっか出すよなぁと再発見した。

その後、韓国でのイベントのついでに来日公演することが「決定」とまでは発表されたが、韓国イベントが中止されてツアー自体がなかったことに。俺的には今回のツアーがその仕切り直しというつもりで、単独公演を観に行くことにしたんである。まぁ最新作「スクリーム」からのファースト・シングルにも燃えたし。


当日は徹夜作業明けだったので午後休とって一度帰宅、身を清めて今回は私服でw会場に向かう。開演も前回と違い19時半と、社会人に優しい設定だったが、半休なんで余裕のよっちゃん。席は8列目だったが、右端PAど真ん前エリアだったので実質5列目(ゲイリー観たところ近辺か)、まずまずの席だが周りは年齢層高w 二人のおとなしげな恰幅のいい人に挟まれて、こりゃスリー・メタボーズだな!とかバカなことを考えて開演を待つ。国際フォーラムの椅子って座り心地いいなぁ。きっと高いんだろうね。今日は「あの恒例行事」も。。。場所柄わきまえれば、まさかないよねw とか考えながら。


AC/DCの"The Jack"が流れる中、時間ジャストにPAからオジーの笑い声が。姿は見えずとも"I can't hear you!"で客を煽る。場内が次第に興奮する中客電が消え、お決まりのSEが流れてオジー登場。なおも歓声を求めながら"Let's go crazy!!"の掛け声とともに"ばかだもん""月に吠える"でショウがスタート。バスドラの重低音が全身の毛を震わせるw 御大は常に後ノリの手拍子と掛け声をこちらに要求する(これが難しいんだわな、掛け声するときは拳突き上げるほうが自然だし、汗)。

1曲終わったところで早くもドラムライザー麓にあったバケツの水を自らに浴びせる。てことはどこの写真も1曲目しか撮影許可されてなかったんだねw 水浸しの髪を振りながら2曲目の新作タイトル曲へ。歌ってる以外は常に客を煽る。ギター・ソロもお構いなし。

3曲目の"Mr.Crawley"の壮大なイントロが、キーボーディスト兼(サバス・ナンバーでの)サイド・ギタリストであるアダム・ウェイクマンのプレイで始まる(父親はイエスのリックである)。この代表曲でやっとウチらも盛り上がり方に慣れてきて、終わると同時に"You're the No.1!!"のお褒めの言葉をいただく。

ご褒美はそれだけでなく、右そでに並んだバケツの1つを担いで、それを前後に振って。。。はい、左前方客席に向けてバシャっと浴びせかけたw 

もうそこから"Ozzy in Wonderland"ともいえる凶宴の始まり。ピョンピョン跳ねたり、楽しそうにはしゃぐオジーと吹っ切れた客席の一体化は20年前と同じ。


目の前にずっと立ちはだかってそのプレイを見ることになったニュー・ギタリストのガスGに関しては、俺自身がギター・ヒーローにはあんま興味ないんで多くは語れないけど、歴代の華々しいギタリストに名を連ねるに十分なフラッシーなプレイをくりひろげる。時折ルックスがスティーヴ・ヴァイに似てるなと思った。下に設けられた1mくらいのファンから送られる風でロン毛が宙にふわっとたなびく様は女性ファンの瞳に星を作らせたに違いないw

その後もサバスの曲とソロ・キャリアのグレイティスト・ヒッツを交互に交え、ギターやドラムのソロを含むバンド・インスト(サバスの"Rat Salad")もフィーチャして、これぞ「メタルの王道」ともいえるショウ展開を繰り広げる。アンコールお決まりの2曲を終えても、オジーは"One more song? なら叫べ!"とこちらを煽り、結果2曲もその声に応えた形となり、22時ちょい前の終演まで2時間15分という長丁場となった。今回2パターンのセットリストを入手して予習に挑んだが、結果それら全曲に加えてさらに2曲も聴けたということは、今回の単独公演がいかに特別であったかを物語ってるといえる。


13/10/2010 Ozzy Osbourne Tokyo Kokusai Forum Hall setlists

Ozzy's MC
SE: Carmina Burana
Bark at the Moon
Let Me Hear You Scream
Mr. Crowley
I Don't Know
Fairies Wear Boots
Suicide Solution
Road to Nowhere
War Pigs
Fire in the Sky
Shot in the Dark
guitar solo - Rat Salad - drum solo
Iron Man
Killer of Giants
Flying High Again
I Don't want to Change the World
Crazy Train

Encore
Mama, I'm Coming Home
Paranoid
Encore2
No More Tears
Encore3
into the Void


終わって東京駅まで歩いてる最中も、なんか笑顔が止まらなかった。会場びしょ濡れになったけど、きっとオジーのツアー・スタッフには専属の乾かし隊がいるに違いない!とかバカなこと考えたり。。。本当に楽しかったのと同時に何よりもオジーの徹底したショウマンぶりに感服した。

「楽しんでナンボ」。この人ほどそれを自ら体当たりで実践している人なんてそうそういない。そんな人がロック界のアイコンとして常に最前線にいてくれるから後続が好き勝手なことやれるわけだ。オジーが変に時流に流されたりせず、ずっとオジーのそのままでいてくれてる、彼の功績と存在の偉大さに気づく。


そしたら急にオジーが愛しい人に思えて、もう一度観てみたい気になった。。。


で、場所を関西に移して2デイズ目を体験したくなり、ハルフォード@名古屋を終えたその足でラウド・パーク@神戸のあるワールド記念ホールへ。


20101016174011.jpg

12時からのラウドネスに間に合うよう会場入りして、クニ、スピリチュアル・ベガーズを観た。スタンド後方から観た客の盛り上がりはラウドネス>スピベガ>クニの順。俺的にはスピベガの新ヴォーカルはイイ線いっててまたカタログ集めてみようという気になった。


あ、この時点でラウパ1回で観るバンド数の記録樹立です、1-2バンド観たら帰るって恒例の自分にしてみればw 俺的に観たいと思うバンドは連続して観れないと時間の無駄でイヤなん。それがタイム・テーブルで実現してるから今回神戸のほうを選択したわけで、その意味ではもう十分11500円の元は取れる(交通宿泊費は度外視)。


一旦会場を出てホテルで休憩して、モーターヘッドから再参戦。アリーナ最前から3-4列目の位置にまで接近。例のマイクが下へ傾けられたスタンドがセッティングされただけでゾクゾクした。登場したレミーは存在そのものが極悪w かと思いきや、「アリガトウ」等の日本語(2つしか知らないそう)を使って、日本に来れてファンの前でプレイできることをいたく感謝してて、いい人やわー、とそのキャラに好感。彼らもリヴィング・レジェンドの名にふさわしく、歓声も大きかったけど、一緒に歌う人は少なかった(モタヘのT着てる人ですら、汗)。この人たちもまた結構諸国との温度差があるバンドなんだなぁと感じた。


そしてトリのオジーに向けてのセット・チェンジ。客の密度が上がってくる。俺は左寄り前方からちょっと後ろへ下がるけど中央寄りへ移動。なるべく正面側で観たいのと、オジーの力ではバケツ水届かなさそうな位置に向かって(笑)。


ここでも最初オジーのMCで始まったが、ちょっとかすれた声だったんで本人かどうかわからないで盛り上がらない状態が続く。
"Ole Ole Ole"の歌声でまごうことなきオジーとわかり、会場が合唱と手拍子を始めて暗転、ショウのスタート。


スタンディングならではの盛り上がりでもみくちゃにされながらも(あ、それでもそんなひどくではない)密集した客の歓声と手を挙げる一体感に「今年初だが大阪にやって来たんや!」って実感。あ、厳密には神戸ですがw


結局この日はフェス用セットリストのアンコール2を除いたものだったけど、強弱のバランスといい、引き締まっててよかったと思う。双方完全燃焼という形で終えられたのが何より。


あ、この日のおケツ出しはたしかアンコール中でした♪(東京は始まって早々だった)

16/10/2010 Ozzy Osbourne at Loud Park 10 Koube World Kinen Hall setlists

Ozzy's MC
SE: Carmina Burana
Bark at the Moon
Let Me Hear You Scream
Mr. Crowley
I Don't Know
Fairies Wear Boots
Suicide Solution
Road to Nowhere
Shot in the Dark
guitar solo - Rat Salad - drum solo
Iron Man
Killer of Giants
I Don't want to Change the World
Crazy Train

Encore
Mama, I'm Coming Home
Paranoid

音楽って、理屈じゃない。そう体現する御大をこの先何度観れるかは判らないけど、これからもショウにゴシップに我々を楽しませてくれることは間違いないでしょう、ウン。

I gotta your love

| コメント(1)

SHOW-YA、「原点回帰」シリーズ in にゃごや。

場所は大須のエレクトリック・レディ・ランド。去年、西寺実とサンダーで行った勝手知ったる所(上のFit.ALLは再結成サンダーの初日だったから3回目か)。会場前には結構どしゃ降ってた。荷物を駅ロッカーに預けて戦闘モードで会場入り。傘は折りたたみで袋に入れて後ろポケットへ。

会場がこの前の池袋、今度の大阪の2倍近いことは知ってたので整理番号が80番台でも4列目あたりをキープ、ゆったり見られそう。どうもベン・マシューズ症候群なのかいつもどおり右PA寄りw(サンダーのT着てったせい?♪)開演前にはレインボー・、スコピ、クイーンズライク、ウィンガー、ドッケン、まさに王道が流れて30分退屈しなかった。

で、ショウがスタート。今年5回目だったけどやっと彼女たち全員の全身が拝めた(爆、池袋はホント首から上が観れればよかったので)。

「疾走」という名の通り、基本的に東京3公演の2回目をベースに大阪と同じセットリストみたいだったけど、歌謡ロック時代のアップテンポ・ナンバーである"Secret"と"Fire"を初めて聴いたな。後者は再結成後のベストに収録されてたけど前者は全然予習対象外だったので首だけ振ってましたw

基本的に名古屋のオーディエンスって「ああ」なので(苦笑、どのバンドでも)東京や大阪での盛り上がりとは比較にならないけど、20年ぶりの第1期SHOW-YAの公演(DVDにもなったラスト・コンサートが名古屋)ということで待ち望んでたファンも多かったらしく、終始和やかな(シャレかよ!)ムードでショウは進行した、やってる側は早い曲ばかりだけどw

初めて聴いた「グラマー」アルバムの一発目"I gotta your love"を含み、やっぱSHOW-YAは様式美バンドだなと痛感。。。てかミッタンのドラム・パターンがレインボーのコージーにばかり聞こえた。


09/10/2010 SHOW-YA Nagoya ELL setlists
SE: Immigrant song
AU REVOIR
奪いとれ
私は嵐
Out of Limits
ターロン・オブ・キング(爪王)
Secret
Trouble
Fire
魔性
I gotta your love
Battle Express
ギャンブリング
Fairy

Encore
drum solo
Survivor
限界LOVERS


スティーヴ・リーの件もあって、「今自分が愛するバンドたちに対してしてあげるべきこと」を再自覚して臨んだ1本目となったけど、うん、俺は生きてる限りまだまだやれると思ったw 姐さんは客の高齢化を凄く気遣ってくれるんだけど(苦笑)、10日前にメタリカ、来週はオジー、ハルフォードと、現役の首振りオヤジもちゃんとココにいますんでご心配なく!(爆)


これからPRT聴くので今日はこのくらいで。


ここが静かな時は
ここで暴れてるか
鑑賞中です♪

月別 アーカイブ

ウェブページ

  • about
Powered by Movable Type 6.0.3

2015年11月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

このアーカイブについて

このページには、2010年10月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2010年9月です。

次のアーカイブは2010年11月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。