2010年12月アーカイブ

Dio rock, we rolls

| コメント(1)

ヴァウワウより先になってしまうが、今年の〆(。。。といいつつ実は今日=2011/1/6であるw まぁヴァウも書きかけなのをいつの間にかアップしとくと思う)。


2CD / Dio / at Donington UK: Live 1983 & 1987

オフィシャル・サイトでTシャツ類と一緒に購入。封入されてるバックステージ・パスのレプリカ以外にその他に「ロック・アップ・ザ・ウルヴス」ツアー時の本物っぽいシール型パスを付けてくれた。
レプリカはラミネートと謳ってるけど白いプラスチックのカードにプリントされたものでちゃちい。まぁでも持ってて損はないよね。柄は蛇だからw

タイトルが示すとおり、BBCが所有する「モンスター・オブ・ロック」の1983年と1987年出演時の模様を収録した音源で前者がディオ(バンド)の初舞台となったらしい。ちなみに前者の時のヘッドライナーはホワイトスネイク、後者がボン・ジョヴィ。ギタリストのヴィヴィアン・キャンベルがその後加入する運命だったことはつゆ知らず、WS時代に聴けたのと同じソロ弾いてる♪

ロニーの張りのある若々しい声が素晴らしい。"Heaven and Hell"をはじめとしてレインボーやサバスにいた頃よりもむしろ艶があるようにすら聞える。


このライヴの映像じゃないが、当時のロニー(幾分恰幅いい?w)。

86年のほうは、俺、あんまクレイグ・ゴールディの書く曲が退屈で好きじゃない(あ、言っちゃった)。でも他人の曲弾かせたらかなりのコピーができる凄い人なんだなぁと知ったw

特にこの日は"Last Line"から"Sailed Away"までの6曲をほぼ矢継早のメドレーの形でやっちゃってて圧巻(トラック表記ないが"Temple of King"も挟まれてる)。(実に惜しい)"Stand up", "Superman", "We Rock"の3曲がカットされてるらしいが、ロニーの勢いという面ではこっちに軍配が上がると思う。


表ジャケットのガニマタ後ろ姿が笑えるけど、ブックレットの裏表紙が最高にかっこいい。


DVD+SHM-CD / Heaven And Hell / Neon Nights: Live at Wacken


メーカー・特設サイトから買える5000セット限定のデジパック仕様(店頭売りは2枚組アマレー・ケース)。一般発売日よりも早く出荷された。まだ買えるみたいで送料含んでもアマで買うより少し安い。ちなみに"Nights"は誤植じゃないんだろうけど、1晩しか収録してないから複数はおかしいよねw

2009年、ドイツの一大イヴェント「ヴァッケン・フェスティヴァル」でヘッドライナーを務めた際の映像で、これが生前の最新映像となる。多分非ハイ・ヴィジョンのTVオンエア用映像で、お世辞にもキレイな画質・音声ではないが(DVD画質でブルーレイには厳しいってだけで、程度が特別悪いわけではない)、例えるなら「ラジオ・シティ・ミュージック・ホール」が販売用に作られた作為的映像であるのに対して数万人の大衆を前にしたライヴならではの生生しさがある点に注目したい。何より日本では叶うことがなかったラスト・アルバム「ザ・デヴィル・ユー・ノウ」からのチューンが聴けることほど希少なことはないから。

その新曲を交え、「デヒューマナイザー」時に日本にやって来なかったために聴けなかった"Time Machine"、これまで聴いたことのないインプロヴィを多く含んだ素晴らしい"Heaven And Hell"、アンコールで"Country Girl"を導入部にした"Neon Knights"まで一糸乱れない演奏が繰り広げられる。

たしかにロニーの動きに以前の活発さはない。進行する病を押しての登壇だったのかもしれない。最後まで現役だった男が見せる最後の雄姿を「小さな巨人」と呼ぶにふさわしい。

ボーナス・トラックにはセカンド・アルバム・リリース後に撮られたメンバー4人個別のロング・インタヴュー+亡くなった後の3人の最新コメントが収録。バンドの歴史をおさらいするにはもってこい。皆口裏を合わせたように同じことを言ってるんだから真実なんだろう。一時結成のつもりがジャパン・ツアーの最中に新作のリリースを決意したことなどが語られてて興味深い。


今年は個人的にライヴ30本越えの豊作の年となり、非常に充実した年だったと思う。反面、(音楽界に限らず)急逝の知らせも多く、俺も皆も歳とったと感じさせる面も少なからず、あながち「俺のメタル生活50歳引退説」も遠からじ、なのかな?(苦笑)


でも、亡くなった者たちに対して「こうしとけばよかった」とかの後悔は全くなく、これまでやることはやってきたと思ってるので、悔やみの念よりかはアーティストから受けとった多くのことへの感謝の気持ちのほうがやはり大きい。それは自分にとって救いだわな、今後そういう機会が増えてくのは仕方がないことだから。


時を無駄にせず過ごすしかない。自分にできることに限界を設けたくないし、来年も手抜きしない生き方を貫きたい。

You're the one for us...all that VOW WOW

| コメント(0)

26/12/2010 Vow Wow Shibuya-AX setlists

IntroSE: God Save the Queen
Somewhere in the Night
Tell Me
Helter Skelter (solo incl. Speed King)
Mountain Top
I've Thrown It All Away
Don't Leave Me Now
Genki Hitomi's a cappella
Rei Atsumi's keyboards solo
Turn on the Night
Kyoji Yamamoto's guitar solo
You Got It Made
Go Insane
Cry No More
Don't Tell Me Lies
Nightless City
You're the One for Me
Premonition
Hurricane

Encore1
Shot in the Dark

Encore2
Rock Me Now

OutroSE: God Save the Queen


最後に笑顔でこちらに手を振るメンバー。普通なら「また逢おう!」くらいの声は観客にかけてもよさそうだが、ただ笑みを浮かべながらこちらに手を振るのみにとどまった。

会場から誰一人(嘘、でも殆どが)去ろうとせず、アウトロが終わるまで拍手と手拍子が続いてた。まぁ俺には元基氏が教師辞めて納得いく収入得られるほどのものを今後このバンドに貢げるとは思えないので(苦笑)、これ以上のおねだりはできないし、ホント今回が彼らの願ってた解散ライヴだったのであれば大成功だった、居合わせることができて幸運だったと、受け入れるしかない。

爆音暴走レミー

| コメント(0)

土曜・月曜と吉祥寺バウス・シアターで「極悪レミー」を観てきた。



今月頭から渋谷で公開されてたんだが、地元吉祥寺でも公開されるということで待ってた。

バウス・シアターは駅前の商店街サンロードをまっすぐ行って突当りの手前にあり、俺が大学生の頃できた映画館で、初めて観たのはマドンナ主演の「スーザンを探して」と「上海サプライズ」の2本立てだった。その後も「スター・トレック、反乱」や「オースティン・パワーズ、ゴールド・メンバー」なんかを観に行き、つい最近は去年の「アンヴィル」だった。

ここ最近では「爆音映画祭」と銘うってレイトもしくはオールナイトでピンク・フロイド関連の映画や「地獄の黙示録」なんかを映画用のPAでなくライヴ用のPAを通して上映する試みを行っててる。よくもまぁ近所迷惑にならないもんだw 商店街が寛容なのと、真裏がお寺に面してる(境内はずっと奥のよう)という立地だから許されるのかもしれない。

(オールタイムではないにしろ)愛着のある劇場なのと、やっぱメタル映画は大音響で観たいよね!ってことでここを選んだ。

ホントはどんなPAがそびえたってたか写メしたかったんだが、光量不足で撮れなかった(涙)

で、もう半端ない音圧だった(汗)。床や座席がブルブル震えて、もろライヴ会場にいる錯覚すら覚えて叫びたくなる(爆)。映画の中でモーターヘッドがどのくらいの音を出すのか、デシベル計測器で測定するシーンが出てくるんだが(笑)、あのくらいは出てるんじゃない?ってくらいで、逆に今年神戸で実際彼らを体験した時よりも凄かったw(あん時は前過ぎてPAの死角に入ってたのかも)

さて、肝心の映画の中身は、メタル・ファンなら知らぬものは誰もいない、モーターヘッドのリーダー、レミー・キルミスターの「生態」を2時間にまとめたドキュメンタリー。そのゴリ押しの音楽性から「極悪」の異名をもつ彼ゆえに、ものすごい話が展開されるかと思いきや、本人はいたって普通の人のいいおっさんにしかみえない(俺が思うに「モーターヘッド=極悪」のイメージは、レミーよりもDr.のアニマル・テイラーのほうが原因としか思えないw)。もっともモーターヘッド結成後シラフでいたことはないというほどジャック・ダニエルのコーラ割りを手放さない(そのために糖尿病を患ってる、汗)らしいから驚き。まぁ見様によってはオジーの「ジ・オズボーンズ」みたいにも見えなくはなく、笑いどころも抑えてある。


50人近いミュージシャンの口からは敬愛を込めた賛辞とエピソードが語られて、義理堅く、何があってもブレない不屈の自己があってこその生きざまは、観ていて「ああ、俺もこういう生き方が理想だなぁ」と思ってしまう。俺んチの家賃より安い900ドルの借家に所狭しと収集品(昔「炎」を読んでた人は知ってるかもだが彼は軍事オタクでコレクター)が飾られてるのみて、なんか親近感が沸いたw


800円のパンフが日本独自編集のとても濃い内容で、政則氏・憲章氏の解説、全ディスコグラフィ、年表、名言集などなど、これ1冊持ってるのと持ってないのとでは理解度がちゃうわ。ちなみに表表紙・裏表紙の写真は今年のラウパの舞台裏で撮られたもので、特に裏表紙の写真の笑顔がかわいい♪


俺がモーターヘッドのファンであることを公言したことは一度もない。てゆーか、白状すると昨日までアルバム1枚も持ってなかった(爆、持ってる音源はコンピに入ってる"Ace of Spades"だけ)。去年のアンヴィル同様、ライヴが先で、その後ドキュメンタリーに触れてファンになるというパターンを今回も踏襲した感じ。俺の場合、音楽そのものの嗜好よりも、昔B!誌買ってた頃はインタヴューをくまなく読んで、まず人として好きになれないと関心がわかないタイプの人間だから、こーゆードキュメンタリーは大歓迎で、知り得てよかったとホント思う。

渋谷シアターNは年始まで。
川崎チネチッタ(20;00-)・吉祥寺バウスシアター(21:00-)の各レイトショーは24日まで。
24日はレミーの誕生日にあたり、渋谷と吉祥寺では先着プレゼントあり。
http://www.lemmymovie.jp/


いずれDVDも出るだろうから機会あれば是非。

冒険の果てに

| コメント(0)

実写版ヤマト、 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」体感記。


2010-12-01 23:50 バルト9 / シアター9

初日、映画の日(1000円)でお得に観られるものの、タクシー使ってバルトへ向かったので通常料金と変わらなくなってしまったw BJの後味悪いライヴをここに綴ってたせい(苦笑)。
東京ドームからの帰りから当日発売のサントラを聴き出して気分高揚。

CD / 佐藤直紀 / 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」ORIGINAL SOUNDTRACK

素晴らしいアレンジ。映えるオーケストラ。オリジナルも交え、やはり佐藤直紀は天才だと証明。多分「海猿」シリーズ同様、音楽だけでイッてしまう予感。

で、1回目の感想。「面白い」とか「感動した」とかいう大仰な言葉でなく、単純に楽しかった。

いろんなSFのパクリ(いやオマージュと言っておこう)があちこちにみられて一人で爆笑できた。コスモ・ゼロはバルキリーになってしまうし、古屋は柿崎みたいな犬死で笑える。アナライザーはR2-D2かよw 木星域の交戦で、追跡ミサイルがローリングしてブラック・タイガーを追う際の効果音がベン・バートぽくて本人採用か?ってエンドロールに期待しちゃった。ガミラスの設定も(ボーグ+生命体8472)÷ID4だわな。


役者たちの演技?そんなもん、どうでもいいのよw 木村くんや柳葉氏が、原作のファンである自分の中にある人物像を役に投入してる姿が微笑ましかった、それで十分。


もうこれは20億かけてやっちゃった壮大な「ヤマトごっこ」なんである。


特撮をふんだんに使った贅沢なコスプレ劇。ファンの誰もがやってみたいと思ってできないでいることを、メジャー映画というフィールドでやってのけてしまっただけ。その時点で、既に彼らは「勝ち組」なんだよ。この作品への旧作ファンの文句は既にやっかみ以外の何者でもなく、参加できなかった負け犬の遠吠えでしかない。後で書くけど別に旧作ファンを楽しませることを約束してる作品じゃないし。


マニアなら、自分の中にそれぞれのヤマト・ストーリーを持っていたに違いない。俺も大学ノートにいろんなスピン・オフ作品を綴っていたし、キャラクターに好き勝手なことさせて妄想の世界を巡らせてた。プラモデルで艦隊戦を再現したり、そん時は(多くの宮川節が頭の中にインプットされてても)結局いつもヤマトの主題歌のアレンジを口づさんでる(爆)。

そんな昔の記憶が甦ってきて、とにかくワクワク楽しかった。それと同じことをしてる人たちが形に残した成果物を素直に歓迎できた。つっこみどころ満載なのもまた愉しみとして。


ツイッターで直後に叫んだけど、「俺もヤマトごっこしたい!」ってすっかりその気w 20億はかけられないけど、7000円の1/500ヤマトのプラモならなんとかなるぞ!と即刻予約。

2010-12-03 23:50 バルト9 / シアター9


去年のアニメ版「復活篇」のように新しい物語を続けるという形ではなく、既に語られた物語を再構築していく「リ・イマジネーション」という手法。昨年の「スター・トレック(2009)」もそうだった。あの作品も、多少はじけたキャラクター作りと、スポックの母星バルカンを消滅さすという本末転倒なストーリーで、やはり楽しく何度も観れた。いいの、アレは別の時間軸で起きてることなんだから!で笑い飛ばせた。

トップ・シーンの、雪の瞳に映る光の流線が、USSケルヴィン登場を彷彿させたように(ガミラスへの降下もバルカン星での空中戦そっくり)、今回の実写版ヤマトの企画も、あの作品の日本でのヒット(それまでの10作に比べると大成功だった)に触発されてゴー・サインが出たことは想像に難くない。そもそも昔の「ヤマト」自体が「宇宙大作戦」のパクリ、いやオマージュであったわけだから!


続きを描くことでかつてのファンを喜ばせようするばかりに特化して自沈したアニメ版と違い、映画の対象者をキムタク・ファン、もといヤマトを知らない世代にターゲティングして、どう訴求していくか?STX(スタトレ11)同様、この映画の存在価値はそこにあるっわけで、製作陣の目論見がはたしてうまくいってるか?2回目の鑑賞ではその点に絞って観た。


ギバちゃん(柳葉)がインタヴューで常々公言するように、ウチらヤマト・ファンはかつての作品から「愛」「ロマン」「正義」といった、人間形成の中で重要な人の心の機微を教えてもらった。「(雪が古代に見せた)おもいやりの愛」「戦う相手にも正義があること」「運命に任せるのでなく自分の幸せは自分でつかみ取ること」「勝って帰るより負けて帰ることのほうが勇気がいること」。。。非常に多くのことをシリーズから受け止めた。


でも、今回は2時間強という時間の中でその荒業を成し遂げなきゃならない。そういった意味で多くのエピソードを貼り合わせて、名セリフを交え、ひとつにまとめようと苦慮しているのがとって見えて、それがことごとく失敗してるとも言える(苦笑)。


(予告ではたしか70なん日だったけど)1年におよぶ29万6千光年というヤマトの「大」航海の時間軸がほとんど説明されない(現在地球から何光年、人類滅亡まであと何日という経過)ので、冒頭で偶然遭遇した古代を真田が弟のように思える過程や、太陽系を出ていく際の別れのシーンですら唐突にみえ、沖田の「地球か、なにもかもみな懐かしい。。。」だって、出発したのたった2時間前やん!と突っ込んで大爆笑すらできる。


ファースト・シーンとエピローグを〆るのが雪だという点からもわかるように、女性の脚本家(監督の奥さん)が書いたセリフ・行動基準は、「女が男に言ってほしい、してほしい」観点から書かれてるので「男なら一度なら発してみたい」と思える原作の男目線の名ゼリフとは雲泥の差で、4回観てていまだセリフが覚えられない(苦笑)。


でも2回目で、原作にはない「放射能除去装置の真実」(まんま同タイトルのBGMあるけどw)に絡めた「沖田が紡ぐ物語」に目から鱗が出た。今の世の中、確固たるものが見えない難しい世界を生きてく中で、希望を持って邁進することの崇高さ、そのために自分を、他人を信じるという、見失いがちな基本的なことを伝えようとしていることに気づいて、ちゃんと筋の通った本作のテーマが見えてきたんである。


最後の玉砕シーンで、やれ特攻精神がどうのと五月蠅い連中もいるみたいだけど、別に「さらば」の時にだって論じられてますし、そんなことに声荒げてるの貴方が最初じゃありませんw 今やゲームの中と同じ感覚でリアルに人が殺せるような人間がいる世の中じゃないっすか。そんな筋書きのないゲームに心馳せるよりかは今回のヤマト観てたほうがいくぶんマシだとも思う。観客の60%以上が40代より上という中で「若い人に見てほしい」とつぶやいたのもそんな思い。。。


多くは望まなくてもいい、たった一つだけでも力強いメッセージがあれば。その先(旧作)への関心につながれば嬉しいし、アニメ復活篇なんかと違って安心して人に薦められるシリーズの1作品として思えるようになった。

2010-12-07 23:50 バルト9 / シアター9

(木村くん好きの)社員達からも「アナライザーも健気でかわいい♪」とかいう声も訊かれて(爆)、そこそこ好評のよう。捉え方は人それぞれだが、この新しいヤマト・ワールドを歓迎してるみたい。

俺はというと、前日から1/500ヤマト作成にとりかかってて、船体の細かい部分まで「ウンウン、たしかにそうなってる!」とほくそ笑みながら観たw もう完全にハマってしまうと、主砲がひねり効かせて飛んでいくとことか、島が艦体を寝かせてミサイルを避けてそのままの状態でコスモ・ゼロが格納庫に飛び込んで直後にワープする一連のシーケンスがむちゃくちゃかっこよく見えて。。。木星域の合戦がやっぱハイライトだね、俺には。やっぱヤマトに載りたい(爆)。

最初はささきいさおのナレーションの雰囲気が気持ち悪かったんだが(苦笑)、がんばって羽佐間道夫風にやってるふしは見え出してきたし(途中に挟まれてるの、どうも噛んでる様子ですがw)、奥様の上田みゆきの指導か?とか、夫婦揃って参加できてよかったね♪とか、旧作ファンをくすぐる「お遊び」も快感になってくる。デスラーは。。。やはり「腐ってもデスラー」だしw

「真っ赤なスカーフ」のアレンジぐらいあってもよかったのに。。。と思ってた音楽も、オリジナル曲がしっぽりハマり、「復活篇」みたいな変なこだわりがない、新たな人材を登用しての曲作りという選択が正解だったことに、音楽面でも改めて感謝。


2010-12-14 23:50 バルト9 / シアター9

3日毎ペースなのを少し落として、1週間後に「一応劇場では最後」のつもりで4回目。これ以上観に行くと「スター・トレック」に申し訳ないので(苦笑)。あとはブルーレイ出れば買うし(復活篇は1500円以下にならない限り俺のコレクションに入ることはない、苦笑)、これからも機会はあるでしょう。


あとは。。。俺が昔そうだったように、どれだけ他の人の心に残る作品となるかを見守っていこうかと思う。


山崎貴監督をはじめとして、正しく育ったヤマト・オタクが旅立たせた船。「今のヤマト」が「今の人」に何かを残す力を信じている。がんばれよ!

つぶやき(こっちでかよ)

| コメント(1)

Twitterが楽で、向こうについ依存してしまうんだが、やっぱあそこは一過性の独り言の場であって、きちっと言っておきたいことはブログに書く、って癖をとり戻さないと、自分の考えてることが記録として残らないんだよな、ウン。

今年最後の「贈る言葉」は決めてはあるし、そのほかにもユニオンについても書いておきたいし、「ヤマト」や「宇宙犬作戦」にも触れたいし、昔ならちょこっとしたネタでアップしてた写真とかが俺のケータイにわんさかある(苦笑)。

まぁあと2週間あるし、おいおいやっていきたい。今年の年末年始は急ぎの仕事ない代わりに短いんだよな。

第一、掃除続けろや(苦笑)

 

 

 

1_500_yamato.jpg

完成。。。? ジツはまだロケット・アンカーの組み立てがわからず付いてない(汗)

うちにおいでよ♪

| コメント(1)

いや、呼べない(爆)

2CD / Deep Purple / Come Taste the Band - 35th Anniversary Edition

2枚組アナログ盤(180g)もあるでよ。ちなみにアマゾンでは俺の初物買い時より800円近く安くなってる orz

長く続いたディープ・パープルのアニヴァーサリー・エディションもいよいよ第4期の本作で完結(?おいおいバンドはまだその先があるんで断言すなw)。


前作の「嵐の使者」はグレン・ヒューズによる、リッチーのギターを消してベース音源上げまくりのリミックス(苦笑)がすげー違和感あったんだが、本作は1枚目に通常のリマスタリング処理したもの、2枚目にアイアン・メイデンのプロデューサーでおなじみケヴィン・シャーリーが手掛けたリミックス・ヴァージョンという構成となってる。


で、今回は2枚目が凄くいい感じ。"Comin' Home"が始まるやいなや、唖然。音の広がりといい、楽器ひとつひとつの生々しい音といい、これが35年前の録音なのかとは信じがたくも思ってしまった。"Keep on movin'"にタンバリンなんて入ってたんだね、今の今まで気が付かなかった(汗)。


おまけに全曲がフェード・アウトなしの完奏という形で収録されていて、フィニッシュまでどんどん上がっていくテンションにも注目。パープルらしさとは言い難いものの、あらためてハイ・テンションな良質のR&Bアルバム(カヴァのブルーズ&グレンのソウル)であることに気づかされる。


体格よすぎて「デブカバ」と呼ばれてた頃だが(笑)、発声ってやっぱ体格によっても違うっていうことに気づかされるし、従来の面々とトミー・ボーリンのハード・ロックの名に恥じないギター・プレイの凄味との相乗効果で、その後カヴァがソロやホワイトスネイクでつきつめるものとも違う世界が繰り広げられてることを再認識させられる。


ケヴィンが実にいい仕事をしてると思う。"keep on movin'"をB面1曲目の位置に持っていき、"This Time Around"と"Owed to 'G'"を切り離すという大胆な作業(CDトラック的に分け目を入れたメタル・ブレイドのリマスタ盤てのもあるが、今回は完全に音源分離)は、むしろ"G"をボーナス・トラックとして収録されてる"Same in L.A."か"Bolin / Paice Jam"と差し替えてしまったほうが従来のディープ・パープルのアルバムと寸分違わない高いテンションを保ちつつのフィナーレとなって、この頃のバンドが過小評価されずに済んだんじゃないかな。。。とすら思わせてしまう(ちなみにボートラは既リリースの2枚のリハーサル音源にも未収録のステレオ音源。まだよくあったな!と驚)。まさに「シャーリー・マジック」とでも言いたい。


「汚名返上」とは言いすぎかもしれないけど、少なくともパープル内では評価の低い本作が本来持っているエネルギッシュさ・ダイナミックさをより良くリスナーに届くよう最大限の手を入れくれてるように感じた。マーティン・バーチの偉業に対する冒涜というよりも、自らプロデュースを任されたバンドへの深い愛情のようにもとれて、俺は全面的に彼の行為を支持する。
特にまだ聴いたことないって人には絶対にオススメ。新鮮に感じるに違いない。

うちにかえろう

| コメント(2)

今年は7公演も観ることができたSHOW-YA。俺にとっての大ラスになる名古屋公演。

早めに着いてTシャツの先行に並び、その後喫茶店で同志たちと3人で男子会(爆)。

通し券なはずだからまた2-3列目かと思ったら、右端最前をゲットできた(汗)。ラッキー。支えになる柵があればヘドバンに容赦ないのはアンヴィルの時同様w グレイト・ホワイトやアクセプト、バレット・ボーイズ等の前BGMでウォーミングアップしつつ臨戦態勢へ。

1曲目から"ギャンブリング"を持ってきた今回のセットリストは東京での追加公演がベース。でも「うちにかえろう」がレア中のレア。俺、生で聴くのは初めてだったかな?少なくともSHOW-YAでは初めて。。。やったとしたら最後の武道館だったろうけど、歌詞の内容からすると姐さん脱退発表前にこの曲はなかっただろうし。

相変わらず長いリズム隊の漫才w しかも今回は名古屋だけにエビの話題を、今巷で騒がれてるアブナイ「海老」の話題に絡めて放送コードぎりぎりで攻めてヤバかった。その後はsungoの容赦ないウチらへのコーラス要求が続き(Sかよ、爆)、姐さんのブルージーなインプロヴィゼーション(あーゆーのも初めてだった)に続く"Blue Rose Blues"は、今までアコースティック・ヴァージョンばかりでなかった?今回はラストに向かってバンド・ヴァージョンになってsungoの泣きのギターに感情移入してまい泣きそうになっちまった。

アンコールはmittanの誕生日のお祝いを挟み、2007年以来、本ライヴハウス・ツアーでは初の"What Do You Say"。薔薇の投げ込みはなかったけど、姐さんの一点集中攻撃はあり、まぁこれで〆るショウってのがやっぱSHOW-YAらしいなと思った。


11/12/2010 SHOW-YA Nagoya E.L.L. setlists

Opening SE : Immigrant Song
ギャンブリング
私は嵐
Out Of Limits
Metalic Woman
Bad Boy
Survivor
Get My Beat
うちにかえろう
MCコーナー / Rock and Roll All Nite
Blue Rose Blues
何故
Look At Me !
Trouble
Battle Express
Fairy

Encore
Drums solo - happy birthday mittan
What Do You Say
限界LOVERS


20101213220456.jpg


人それぞれの「決着」。俺も思い残すことなく歌い叫んだので大満足。最前だったので最後は全員とハイタッチもできたし、
今年のフィナーレを飾るに十分な素晴らしい内容で大満足だった。


俺達に充実した時間を与えてくれた彼女たちに感謝。あと1ステージ頑張ってもらって、来年もSHOW-YAイヤーになることを、期待してます♪

Live's the Only Rule

| コメント(0)

96年のツアーでは「ジーズ・デイズ」から 9曲(+ボートラ1曲)が、
00年と01年の2回のツアーでは「クラッシュ」 から全12曲、
03年のツアーでは「バウンス」から 9曲、
05年のツアーでは「ハヴ・ア・ナイス・デイ」から 10曲。
直近の08年ツアーですら「ロスト・ハイウェイ」から 8曲プレイされた。
※東京複数公演で全曲という意味でなく、ツアー全体でということ

そして今回「ザ・サークル」ツアーと名付けられたたった2回の公演で新作からプレイされたのはわずかに3曲。

おりしも「グレイティスト・ヒッツ」リリース直後であり、中の新曲が1曲プレイされてはいるけど。
ちょうど95年の「クロスロード」ツアーの時に"Always"と"Someday..."、次回作「ジーズ・デイズ」から"Hey God"と"This Ain't A Love Song"の2曲やったのに酷似してる。冠作品とコンピの関係がいつのまにかすり替えられたわけだ。

腑に落ちない。。。チケットが売れずに初日は1・2階スタンドがガラガラだったからヒット曲で固めたんだとしても、2日目はそこそこ入ってたんだから「いつもどおり」のバラエティさを出したってよかったんじゃない?今回その他の地方公演がないんだから。。。

曲順もほとんど変えず1曲違いのセットリスト、しかも前作からの曲が4曲と、新作からより多いってのがまったく理解できない。95年以降80%のステージ観てる俺からしたら、「これまでありえなかったこと」が起こったとしかいいようがない。


通常客の5倍の料金払ってる客に対してそれぞれに不公平がないようにか?今日の終演後ミート&グリートらしきものがあることも耳に入ってる。体力温存ですか。。。ああ、俺も途中から頭に来出してテキトーに手叩いてテキトーに歌ってたからいつもほど汗かいてない(猛爆)。今回かかったツアー費用(チケ+グッズ代+交通費はないけど宿泊費は発生)は7万5千円だけで済んだけど、カラオケで発散するのとさほど変わらない効果だったのでコスト・パフォーマンスはとっても悪かったぞ(失笑)。


30/11/2010 Bon Jovi Tokyo Dome setlists

SE: This is Our House
Blood On Blood
We Weren't Born to Follow
You Give Love A Bad Name
Born to Be My Baby
Lost Highway
Whole Lot of Leaving
When You're Beautiful
It's My Life
I'll Sleep When I'm Dead
We Got It Goin' on
Bad Medicine - Pretty Woman - Shout
Lay Your Hands on Me (vox: Richie)
What Do You Got?
Make a Memory
I'll be There for You
Something for the Pain (acoustic)
Someday I'll be Saturday Night (acoustic)
Working for the Working Man
Runaway
Have a Nice Day
Who Says You Can't Go Home
Keep the Faith

Encore
Wanted Dead or Alive
Livin' on a Prayer


01/12/2010 Bon Jovi Tokyo Dome setlists

SE: This is Our House
Blood On Blood
We Weren't Born to Follow
You Give Love A Bad Name
Born to Be My Baby
Lost Highway
Whole Lot of Leaving
When You're Beautiful
It's My Life
I'll Sleep When I'm Dead
We Got It Goin' on
Bad Medicine - unkonown song - Shout
Lay Your Hands on Me (vox: Richie)
What Do You Got?
Make a Memory
I'll be There for You
Someday I'll be Saturday Night (acoustic)
Working for the Working Man
Runaway
Raise Your Hands
Who Says You Can't Go Home
Keep the Faith

Encore
Wanted Dead or Alive
Livin' on a Prayer


とりあえず今後も語ることのないツアーだった。早く忘れさせてくれるようなことやらかしてくれることを願ってる。
ドーム入らなくなったんだったらこだわり捨てて武道館でいいじゃん?あそこだって世界に名を馳せるアリーナだぞ(苦笑)。
5公演だろうが10公演だろうが、性懲りもなく行ってやるから!(盲目愛w)


ここが静かな時は
ここで暴れてるか
鑑賞中です♪

月別 アーカイブ

ウェブページ

  • about
Powered by Movable Type 6.0.3

2015年11月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

このアーカイブについて

このページには、2010年12月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2010年11月です。

次のアーカイブは2011年3月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。