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2年に一度の更新(爆)

いよいよ最終章。観てきた(初日2回連続、以降1週間毎に2回のペース)。
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パンフの表紙がありきたりなのでこっちのムビチケに(てか写真撮り忘れて今掃除中のどこかへ)

まず前提は話しておく。
・俺はねずみーがキライである。MovieNexとやらでイヤイヤ作ったアカウントのパスワードにihatedis●yと設定するくらい(しばらくして凍結されたw) ルーカスフィルム買収を良かれと思ってるわけもなく、まして当時鋭意製作中だったスピンオフ「クローン・ウォーズ」を制作会社の違いから打ち切りに追い込んだのを言語道断と恨んでいる。
・俺はJJエイブラムスを過度に高く評価している。「スター・トレック(2009)」と「イントゥダークネス」で見事スタトレを復活させてくれた立役者であり、ファンのツボを心得ている映画人だと思っている。後者は劇場で10回観た。日本は半年遅れの公開だったので11回目観たくなるころには輸入盤BDが届いてたので、それで更に回数を重ねている。何度観ても飽きさせない映画が作れる人。
・俺は2017年12月に劇場に行ったら、なぜかライアン・ジョンソンが撮ったらしいねずみー上層部へのプレゼンテーション映像を見せられたクチなので、わが辞書にEP8の文字はない、いや記憶から無くそうと心掛けているw
・そんな失態に愛想が尽いて、ジョン・ウィリアムズも公言していることもあり、俺にとって本作を最後に観るスター・ウォーズ作品にするつもりである。42年にわたって愛し続けた思い出を胸に、そのファンタジーの世界を卒業をするつもりでいる。

もう一つ補足すると、今回ねずみーは大失態を犯した。1か月ほど前にジョン・ヴォイエガが引っ越しで失くした台本がeBayに出品され、ねずみーが回収、危うくネタバレを回避できた、というニュースが出回ったが、何かを隠したがったフェイクニュースの可能性が高い。知っている人なら7月かそこらの段階でYouTubeにストーリー判明をスクープする動画が溢れて、実際公開されてみたら文字通りそのままだった(苦笑)。EP1-6は先行するノヴェライズを読んでから観賞していた俺には何の影響もない、むしろ文字が映像になる過程を楽しみたい口だから、ユーチューバーの淡々とした語りでつまらなさ感じても映像として完成度が高ければ、レイの出自の強引な設定とか含んでいようともそれで良かった。「私がおまえの父親だ」すら承知で劇場に足運んだんだからw

そういう男にとって、結論から言うと、本作「スカイウォーカーの夜明け」は、すべての面を満たしてくれる完璧な映画だった。感傷に浸る間もなく笑顔で劇場を出れる爽快さがそこにあった。まぁ有言実行すればユアン・マクレガーのオビワン・スピンオフを観ないことになるのが心残りかな?とも考えてたんだが、サーガが終わってしまった今はもうスピンオフなどどうでもよくなってる(苦笑

JJマジックと俺が呼んでいる、始まって早々には観客の心をグイと引き寄せる手法は健在、キャラクター紹介は済んでいるので輪をかけてテンポが速い。従来の物語りペースを無視するかのようで忙しいw 次から次へと舞台が変わるRPG的な展開も必要然としているので気にならない。何より初めて行動を共にする主役3人のキャラクター・芝居の間合いがとても良い。ポーが絡むことでこんな豊かになるあたり、群集劇描写(しかも多くなればなるほどはスタトレで実証済み)に長けたJJの冴えが光っている。さらにドロイドの扱いも旧作然(特にEP5)としてて見事。新キャラクターの女性二人も登場時間は少ないものの、「活きたセリフ」でちゃんと存在感を際立たせている。

ただの長くて話が無駄の積み重ねだった、某エピソード(なのか?辞書にないと言ったぞw)と大違いである。

ファズマを殺された代わりに中が女性のストームトゥルーパーを登場させたり(ジャナのことでなくトゥルーパーに居た)、
情緒不安定・セクハラ・ストーカー女としてしか描かれなかったローズは出番が削られ、
無駄死にさせられたアクバー提督はその息子に遺志を継承させ、
ルークに「ライトセーバーを粗末に扱うんじゃない!」と言わせるあたり、
どれも前監督がシラミ潰した伏線をそのメンツにかけて回収・コケにしているあたり、JJは前作否定を否定しているが、共同脚本だったローレンス・カスダンの仇討ち的な意味も含めて俺は気分が良かった。
次世代のフォースの意味を魅せるのを半ば諦め、言われたとおり「すべて終わらせた」ことでねずみーはJJに任せたことが正かったのか、再考せざるをえまいとも感じた。EP8で最後に希望をもたらした少年も、ジェダイにもシスにもレジスタンスにも属せない世界でエスパーとして生きなければならない続編の将来を絶ったんだから(痛快
本来制作裏の衝突なんて表面化させるもんじゃないが、種を撒いたのはねずみーであり、無能なキャサリン・ケネディなんだからしゃーない。
もうこの時点でJJは困った時に頼ってくる連中にキレているんだと診た。さらにメイン・ストーリーの展開にも拍車がかかる、てかぶっ飛びすぎw

カスダンの仇討ちだけでなく、JJがこれまでスター・ウォーズに関わってきた人々(前監督以外のw)に最大限の敬意を払っているのが嬉しい。
音楽はシリーズ通して原則、映像から起こした新たな充て録で、過去にはEP6でEP4のデススター攻略を使いまわした以外は見当たらないはずだが、今回、レイが第二デス・スターの亡骸内、かつての皇帝の間にたどり着く際に、"Vader's Death"がロンドン・シンフォニック・オーケストラの演奏のまま再登場している。俺には新録音でなくそう聴こえたので、なんで原版使用権料が発生するようなことしたんだろう?と思ったんだが、LSOとRSOへの謝辞みたいなもんだと考えている。もしくは録音後にここに載せる音楽はこの曲が然るべきと思ったのかも。
歴代のジェダイ騎士の声だけでの登場然り(EP7のマズ・カナタの館でのシーンより更に人数増やしてシスを全滅させるほどのパワーが込められていた)、
基本的にCGだからこそ可能な物量作戦で描かれた何千隻規模の大艦隊とかは「ありえん」とも思えるが、レジスタンス側のその先陣を切ったファルコンにEP4-6の生き残り名パイロット、ウェッジ・アンティリーズが載っているだけで妙な説得力が生まれている(彼はEP7時に出ても退屈だからとオファーを断っている)。

ポーに「亡き者のために」と言わしめたように、この総力戦が42年間この世界を支えてきた人達へのJJなりのセレブレーションなんだと確信する。こんだけの作品だからギャラは出るでしょう。全員が幸福を享受できる最後のお祭り感がある。

レイアのEP7に遺されたシーンは未公開シーン・背景を合成し直した使いまわしも含めて、丁寧に、ほとんど違和感なく使われていた。レイとライトセーバーの受け渡しを2回したり、そのあっけない最期(こっちはルークで慣れてたw)の不自然さはあるにしろ、キャリー亡き今は納得しなきゃいけない部分である。そして、息子を救いたいという無念をなんとハン・ソロの亡霊が引き継ぐのにちょっとしたサプライズ感。
今回のエンドロールにハリソン・フォードの名前は一切ない。画面目一杯に登場するカメオ出演と言ったところか。役柄上念願叶って殺されたものの、リアルでかつて愛した女が死して果たせなかった最後の大仕事を引き受けた彼の漢ぶりは感動的、しかも"I know"で〆て彼らしく終わらせる所は、EP7で一度失敗したシチュエーションではあるものの、十分な説得力を持って魅せた最高の見せ場だったと思う。
だからカイロ・レンがベン・ソロに戻り、やっとベンと呼べたレイと心を通じ合わした僅かな時間が自然に受け入れられ、切なくも感じる。

ジェダイの総力がエクスゴールのファイナル・オーダーをシスもろとも壊滅させ、ベスピン等で行われていたファースト・オーダー残党との闘いにも勝ち、今度こそ共和国に平和が訪れるラスト。再会して抱き合うレイ・フィン・ポーにEP6のルーク・レイア・ハンが重なり、大団円を実感させる。

ここで高揚感高らかに終わってもEP6をなぞって良かったかもしれないが、場面はタトゥイーンへ。

俺のラストの解釈はこうだ。

タトゥイーンのシミ・スカイウォーカーが眠る墓へ。アナキンもそこに眠っている(霊体だから漂っているか?w)に違いない。すべての決着を報告しに行くレイ。
ジェダイを継ぐつもりなら、せめてルークのライトセーバーは手元に残し、後世に伝えていくのが筋だろうが、その気がないから2本とも地中に埋める。家族のいる場所に共に。
代わりに手にしていた黄色のライトセーバーにも意味はない。スピンオフではジェダイを守るガードナーが持つ色だとのことだが、自分が継がなきゃ守るジェダイもいない。ジェダイ訓練の途中で作らされたものをただの護身用に使う程度かと。

レイがスカイウォーカーを名乗る、のは今回だけだと思う。前半パッサーナで女の子に名前を訊かれ答えられなかったことへの演出的な解決であって、レイが今後嘘をつき続けるとは思えない。
レイの性格は芯が強く実直で、裏表のない女性だと思っている。平和になったらどんな職に就くだろうか?彼女自身が嫌でなければひょっとしたらガラクタ漁りに戻るかもしれない。そんな子だとも感じる。
俺にはいつもの静かに落ちる夕陽でなく、手前があたりを揺らめかせながら登る朝日に見える。バイナリ・サンライズを眺めながら想う自分の未来はどんなものか?

見事な〆とファンファーレが、ジェダイもシスもいなくなった世界を宣言して終わる。サントラを初めて聴いた時、フィナーレ冒頭がEP7と全く同じアレンジだと気づく。意外にこれが初めて。前回キマった同じタイミングで監督のクレジットを入れたかったJJの最後のわがまま、といったところか(微笑)。


結局、原作者(ストーリーテラー)の手を離れた物語世界を他の人が引き継ごうとすると、どうしても二次創作のような作風にしか感じ取れないというのも事実だともいえる。そこに正しい答えはないし、気に入らなきゃ自分で作ればいい(苦笑)。ひょっとかすると、ねずみーとルーカスフィルムは数年後にこの3部作自体をスピンオフだったとか言い出すかもしれない。でもこの8部作物語こそが俺の観たかったスター・ウォーズであったと断言するし、この4年間良い夢を見させてもらった、とJJに感謝している。もう一度宣言しておく。JJが提示してくれた世界は少なくとも俺には納得できるものだったし、なにより、何度でも観れる「映画」としての完成度が高かったので、未練はない。
そもそも俺には - SFではない、家族の物語 -なので、人物描写にしか焦点を当てていないので他のファンが気にしている設定の甘さとかに大して関心はなくw うまくまとめたとしか感じない。

評論家やファンの間で評判が悪いこと、ルーカスフィルムはもはや名ばかりの、その意志が引き継がれていない別もんであることも特に気にしない。むしろ興行的に失敗しないとねずみーの拝金主義第一の量産が止まらないのなら、良いクスリになるかと。


さて、物語を読み終え、裏表紙を閉じることにしよう(ピリオド=終止符)

スター・ウォーズ 最後のジェダイ(EP8)
前回は仕事が重なって初日鑑賞が叶わなかったが、今回は無理してでも「早く」観たかったのでいつものバルト9で。

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それだけ期待が大きかったのは、3部作の真ん中で既に紹介を終えたキャラクター達を使ったぐっとくるドラマが自由に描ける、物語のもっとも面白い「転」に当たる部分なわけで、ライアン・ジョンソンについても「ブラザーズ・ブルーム」「ルーパー」と観て、まぁドラマ部もちゃんと撮れる監督だから安心して任せきるつもりでいた。実際上映開始5分前の喫煙所で次のチケットを取ってたくらいw 今回の作品に期待していた。

そして、深夜2時近くスタート4時半終了にもかかわらず結構な人の中、いよいよこの目ですべてを確認!

眠くもならず、冬寒いと極端にトイレ近くなるにもかかわらず、最後まで見切った2時間33分、いや、エンドクレジットは途中退出したから29分くらいか?

頭の中が混沌として整理がつかない状況で会社に戻ることとなった。

観た直後の感想は、総じての印象は悪くないし、むしろ「よく頑張ったね」と声をかけてやりたい気持ちではあった。俺が辟易してた小動物の件も「あれは食肉」という形でまとめられてたしw 主軸のドラマはブレずに描かれてたと思う。

ただいくつかの点が俺の後頭部をひっぱたかれたかのごとく混乱させて思考を停止させよる(苦笑)。

まずSW史上最長の上映時間。これはウチらダイハードなファンにはあっというかも知れないが、普通の人には長すぎると。実際、ある瞬間で音がまったく途切れる瞬間があったかと思うんだが、その間安らかないびきがシアター内に響き渡り、笑いこらえるのに必死だったw そもそも夜中だから不快感はないし、それも無理のないことだよなと思った。いや、ファンだってこんだけの時間中常に注意力を散漫さすことなく神経をとがらせながら観てろ、というのは酷である。今回は途中ケータイで時間とか確認せずに見続けたが、そろそろ終わるだろうと思ったら、そーいや予告編で出てきた塩の惑星が出てないやんと気づき、まだまだ終わらないと思ったら、多少げんなりしてきたw

基本的にEP1,7はEP4、EP2はEP5の物語展開や構成を模すのが暗黙のルールとなってる(EP3がEP6に似てるかは置いとく)。EP8もEP5に倣い、ジェダイ側の話と反乱軍側の話が同時進行で交互に視点移動していくパターンは踏襲してる。
ただ、ジェダイ側のストーリーの分量が多すぎて、それに合わすため反乱軍側の話の持ってゆき方が冗長で無駄なトピックを詰めすぎた感がある。レイアが吹っ飛ぶシーンとか、カジノの惑星なんて本当に必要だったんだろうか、と。

観終わった後、なぜこの不均衡が起きたかを12時間くらいかけて考えて出た結論は、ジェダイ側のストーリーがEP5とかを超えてEP6の途中くらいまでの話になっちゃってるからである。多分観てる誰もが、最高指導者といわれるスノークがああもあっさり死んでまうとは想像もしてなかったでしょう。あれじゃジャバ・ザ・ハットくらいの玉だったくらいにしか思えんし、最終的にルークが
「私は、最後のジェダイ、ではありません!」とかガキ使の利き●●コーナーみたいな一言漏らして昇天するところはヨーダのそれに倣っていると考えれば、中盤話を大幅に超えて〆に入ってるわけで長くなるのは当然なんである。

フィンとファズマの確執にも決着をつけ、レイの正体を金のために両親に売られた過去を持つ普通のファザコン女と決めつけ、そう、なぜかライアン監督は、EP7でJJとローレンス・カスダンが新3部作が盛り上がるように一生懸命練りだした新たな物語の枝葉ひとつひとつに決着をつけて終わらしているんである。あんたに任されたのは「結」の部分じゃない。

EP5以降のSWが終始「贅沢な自主映画」と揶揄されていたのを、E7をEP4にあったほどよいスピード感あるエンタメ作品に戻したJJに倣わず、またなんか「思いのたけぶっこんだらこんなんなっちゃいました♪」的な感覚でまた逆戻りの自主映画もどきにしてしまった功罪は、その手腕が優れてたとしても許すべきではないと思う。

そして、謎のラストシーン。途中に出てきた少年(名前はパンフにある)が反乱軍を夢見るという、え、何?なんでこんな本作でも重要でない人物のシーンでメルヘンチックなイメージ醸し出して終わらすの?てか、こんなこと、ねずみーに「将来この子が大きくなった姿を描けばもう一儲けできまっせ♪」と手もみしながらささやく悪徳商人のやることやんけ。そこまで媚びるか?と失笑だった。

で、ググってみたら、既にライアンはEP10からの3部作にプロデューサとして参加が決まってると知って、つまり明らかにそれを意図した伏線というわけだ。ライアンの頭の中には、自分が関わらないEP9のことなんかこれっぽっちもなく、ねずみーというかルーカス・フィルムとの今後のビジネスしか考えとらん。もしくはEP7で好き勝手に作った設定を次に丸投げされたことへのJJに対する陰湿な復讐劇なのか?

裏切られた感が半端ない。てか、俺は彼がUSC出身ということもあって、ルーカスをオビワン、ヨーダを(EP5を監督した)アーヴィン・カーシュナー教授だと見立てて、アーヴィンに匹敵または超えるような一作を魅せてくれるものだとばかり期待してたが、これじゃ私利私欲で動いたアナキンじゃん(苦笑)彼にはホント自滅してほしいわ。てか、ここまで統率が取れてない状態の作品を量産する無計画さをコントロールできてないルーカス・フィルムもキャサリン辞めさせてジョージ戻せって。

EP7を見終わった時、さぁ次は?ルークはレイに修行をつけるもカイロとの一騎打ちで果てる。そして驕るカイロは爺さんのマスクを修復しヴェイダーを名乗る。ファーストオーダーと反乱軍の行方は?最終章へのお楽しみ!等とその先を予想してワクワクしたもんだが、今EP9がどんな話になるか予想もできないし、もっと困り果ててるのはJJなんじゃないかと思う。キャリーが亡き後を継ぐというだけでも大きな課題なのに。

でもJJはそんな窮地に屈しないヴァイタリティで、エンタメとして一級品にEP9仕上げてフィナーレを飾ってくれることを信じている。EP9が思い浮かばないとは言ったが、ひとつだけ、俺はサガの最後には「王家の間とエンドタイトル」が流れるのがふさわしいラストショットであってほしい、それを観て号泣する自分を夢見てる(爆)
JJ、あなたが俺の最後の希望なんである。

2年後に今回とは違う、よい興奮で冷めやまぬレヴューが書ければよいと思ってる。そして俺はSWをEP9で卒業する。

ネタばれも心配しながらTwitterの140字だけでは俺のEP8への思いを伝えるのが足りないので、やっぱWSとSWに関しては最低でもブログでしょう♪と書き終え、よく見たらEP2,3はあってもEP7について書いてなかったことに今更気づく(汗

てことで簡単に捕捉。以前に書いた体で(え、じゃあ最後の〆が虚しいw

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JJが監督するということで作品の出来に関しては全く心配してなかった。予想を上回るよく出来たエンタテイメント作品となっていて、見終わってつけた点数が300万点w

「JJマジック」という言葉を知ってるかい?いや、俺が今作った言葉なんだがw

この人には観客をキャラクターに感情移入させるのに、たった一言のセリフか動作しか必要としない。

SWの新章に関してはキャラクターの名前は判明していたものの、どんな人物なのか事前にまったく知られないよう情報規制が敷かれ、謎のベールに包まれてた。例えて言うなら入学式や入社式で、まだ周りの人がどんなだかわからず、ワクワク感より不安のほうが大きい、誰もがそんな気持ちで作品ができるのを待っていたに違いない。

物語内の登場人物も初めて絡み合う者同士だから同じことが言えるわけだが、そこでJJマジック。フィンとポー・ダメロン。状況的には敵同士で殺し合いしかねない同士が、フィンの「正しいことがしたいんだ」というたった一言で全面的に協力し合い、ジャクーで分かれた後も互いを心配しあう仲になる。レイとBB-8。ハンターに絡まれてるのを助けたものの、面倒には巻き込まれたくないレイ。でも結局放っておけずに、顎をクイっと動かして付いてこい合図。そしてレイとフィンがめぐり逢い、共通の追っ手をまいた後に互いにアンタ凄いと褒めあって生まれる友情。観客もその姿を観てスッと自然に自分に近しい存在にしてしまう。人見知りで時間をかけてでしかできない俺にとってはうらやましいかぎりのコミュ能力であるw スター・トレックのリブートで、自分の中に血肉として染みついてる完成された有名キャラを全く知らん俳優が焼き直すってことに懐疑的だったオールド・ファンな俺に受け入れさせたことで先に体験済みだったから、今回もその演出テクニックに恐れ入った。

あとはキャラクター達と監督を信じて任せきって、物語が進むのを楽しめばいい。それがEP7の楽しみ方だと思ってる。細かい設定の粗なんか気にしなくなるはずw

新しい兵器スター・キラーとか、EP4に酷似してるのは否めないが、EP1がそうだったように、基本的にEP4の物語進行・構成を模するというのが三部作の1本目の暗黙のルールだから全然OK。

ジェダイではないレイやフィンがライトセイバー振りかざすのに抵抗があるかといえば、俺自身は今回のフォースという力が、カイロ・レンのようにジェダイの血を継ぐミディなんとかが多い人たちだけに伝わる特殊な能力ではなく、万物を取り巻くエネルギーとしての存在に特定の人物が何かの拍子で反応して湧き出すパワーみたいなものだと捉えた。例えるなら某国産ロボットアニメに出てくるニューなんたらという力みたいなw

「フォースの覚醒」というのは長い年月を経て誰にでも起こり得ることになってるのが、この三部作で語ろうとしている新解釈なんじゃないかと思う。

旧作と新作の登場人物を交錯させ、ハンの死は最初は受け入れ難かったが、世代を交代させることを臆せず次の物語を編もうと奮闘したJJの頑張りは賞賛に値すると思う。

そして物語は多くの謎を残しつつ、年老いたルークをたった1カットしか登場させずに、SW史上初の「つづく」状態で終わらせた衝撃。TV出身のJJがシーズン・フィナーレの手法をまさか持ってくるとは、てか吹替で旧作と同じ島田敏さんがキャスティングされてたけど一言もしゃべらずにギャラは?(知らんわw)アレって大体、後先のことは考えずに次のシーズンへ丸投げしちゃうらしいので、次の監督は大変だなぁと思う。

投げられた賽の目は最大の6だったと思う。好調な船出。2年後の次作に対する期待に早くも胸ときめかずにいられない。


Everybody Wants to Go to Heaven

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ライヴのレポほったらかしにしてることに罪悪感を抱きつつ。。。映画のレビューww その1。

待ちに待った、スター・トレックの新作「イントゥ・ダークネス」の先行上映に行ってきた。

。。。3日間で5回ww

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実によくできた映画である。俺自身は観る前にネタバレは大歓迎で、今回もいろいろ情報を入手してた。それでも裏の裏の裏をかくような今回の策略は見事だったと思う。脚本(ほん)が素晴らしくよく出来ていて無駄がない。どのセリフも物語内で繋がるのはもちろんのこと、他のエピソードにも繋がっているあたり、マニアックなファン目線で推敲し尽くした結果に違いない。

まぁストーリーのネタバレはまだ早いかもなので後にまた書く機会があればその時に譲る。複雑すぎてよく判らないかもしれないが、メイン・テーマはすごく簡単。25文字で表そうか?(爆)

「スポックがカークを『ジム』と呼ぶようになるまでの物語」


この着地点がブレないでストーリー、いやキャラ描写が進んでいくのはとても気持ちがいいと思った。


さて、あるシーンでブルーズが流れる。われらがアルバート・キングさまの声とギターだとはわかったが、曲名を知らんかった。エンド・ロールの最後で確認したらこれだった。


「誰もが天国に行きたがる、でも死にたいとは思っちゃいない」


次のシーンにリンクしてるんだよね。

200年後にもブルーズが生き残ってると知って嬉しかった(オイオイw)。


じゃあ、これから6・7回目を観に行ってきます♪

アドレナリーン!(失笑)

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去年からオーケストラづいてる俺の今年1本目の標的。

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シネマ・ミーツ・シンフォニーは前回「セント・エルモス・ファイヤー」目当てで行って以来(「海猿」から数えて3回目)。ロッキーなら燃えます♪ 知って速予約。ちなみに前回同様、読売日本交響楽団の演奏。


高校・大学と無類の映画ファンだった俺だから、当然このロッキー・シリーズは大のお気に入り。。。といっても「4」までw(その後の2作もDVDで1回づつ観てはいる) 個人的には「2」が一番好き。当然サントラも当時貸しレコード屋でゲットして聴きまくったので血肉になってたが、(本編6作観てる時間がなかったので、苦笑)今回あらためてCDで4作目まで抑えて予習して備える(5は中古でしか手に入らなさそうだったし、6はそもそもサントラがこれまでのベスト盤なので割愛)。


当日は爆弾低気圧で雨が凄かったが、幸い風には困らされることなく会場のオーチャード・ホールへ。bunnkamuraドなんて元嫁と芝居観に行って以来だから20年以上ぶりだぞw


「オーケストラ観るのは上の階から」という俺の中のルールに従い、3階の最前列を取った。左サイドから斜めに正面で、奥のバンド・セクション(ドラム・ギター)あたりまで見渡せる抜群の見晴し。これでA席7500円ならお得だと思えた。もっとも客の入りとしては2-3階席はホントまばらだったけど。


ステージは「ロッキーのファンファーレ」とともに始まる。やっぱ興奮w 1曲目が終わるとカンカーンと試合が始まる時みたいな鐘が鳴っていい演出。司会は日テレの若い人(前回も読売楽団だったけど司会はテレ朝の人だったのは輪番制なのか?)。まぁ作品を知ってか知らぬかわからんそつない進行だった。

続く「テイク・ミー・バック」はアカペラ・グループのジャミン・ゼブという若手たちが唄う。この曲はまさにアカペラだから映画同様の抜群の雰囲気を醸し出してた。

しっとりした曲調である「エイドリアン」「ミッキー」はグっときたんだが、ピアノが女性だったのが気に入らなかった。線が細すぎる上にもう少し音下げてもよかったんじゃないかと。そもそも作曲家のビル・コンティ自身がピアノも弾ける人なので、ここは男性のほうがロマンチシズムさが絶対出たはず。


オーケストラの上には映画の名シーンを流すスクリーンがあったけど、俺は「次はそこが音出すのよね」と終始上から各セクションを目で追ってたのでほとんど見ることなかった。純粋に演奏を楽しめる状態にあった。


途中2回にわたってトーク・セッション。


一人目は元巨人軍の宮本和知氏。急に野球に関して喋り出して司会から「今日はロッキーの話題で」と諭される(苦笑)。タイトルの「アドレナリーン!」って彼が発したんだが、昼夜ともに白けたそうw
浜スタではアウェイ球団の練習が始まるときにロッキーのテーマが流れて燃えるだが、横浜にとっては逆効果なんじゃないか?とか、読売楽団の練習場が巨人の練習グラウンドと隣同士だったことやら、土手を走ってたら子供たちが寄り添ってきてロッキーみたいなシーンを味わったことがあるとか、そんなことを話した。


そして二人目が声優の羽佐間道夫氏。開口一番、あの「エイドリアーン!」が飛び出し、満場の喝采を浴びる。さっきの偽者と大違いww 基本的に彼が見たかったのも大きな理由だったので、話はほとんどWikipediaに書かれた内容と一緒だったけど楽しめた。おまけにその場で生アテレコまで。スクリーンには例のラブ・シーンが流れ、調子に乗った彼はなんか余計な嗚咽まで飛び出させてエロく演じて(爆)、最後に照れるように「なんちゃって。こーゆー掛け合いをしてればカップル・夫婦の円満間違いなし」とちゃんと落としてくれる。つくづく話上手な人だと感心する。しかも79歳という年齢を訊かされて驚愕。まぁ俺が若き頃、ヤマトのナレーションやマクロスのグローバル艦長で心奪われてた頃だって今の俺と変わらないくらいの年齢だったんだわな。いつまでも聴いていたい素晴らしいトーク・セッションだった。

第1部は最初の2作から、ということだったが、続く「熱い戦い(Conquest)」は「Ⅲ」から。劇中でロッキーがミスターTに対してキレて猛突進するシーンに流れるこの曲が一番聴きたかった曲なんだが、若干テンポが遅かったような気して残念だった。で、1部の最後「ロード・ワーク」はメイン・テーマのアレンジなんだが、バイオリン・セクションが泣きの旋律を奏で出した時にもう我慢できず涙ボロボロ。おかげで休憩に入っても涙が引くまでトイレに立てなかった(苦笑)。
映し出される映像でではなく、奏でられてる音だけでイカされてしまったんだから、やはりビル・コンティのメロディ恐るべしといったところ。


第2部は3作目以降の歌ものが中心。先のジャミン・ゼブが終始活躍。アカペラ・グループの彼らだからサヴァイヴァーのロック、ジェイムズ・ブラウンのソウルの力強さは期待しなかったが、細かいコーラスを重ねて常に爽やかさを感じさせてくれたのが好感。「アイ・オブ・ザ・タイガー」ではドラムが終始カウベル叩いてたけどなんかイマイチだったが、(B!でもソロ作がアルバム・レビューに載ったことがある)ロバート・テッパーの「ノー・イージー・ウェイ・アウト」なんて選曲も嬉しかったし、「ハーツ・オン・ファイヤー」は歌に続くヴィンス・デコーラの「アップ・ザ・マウンテン」までを、流れる実際の映画シーンに完璧にリンクさせてもう感無量。4作目の作家、ヴインス(メタル・マニアならライオンが参加した「トランスフォーマー・ジ・アニメーション」を持ってるはず、って俺だけか?w)のは基本シンセ・ミュージックだが、今回のためにオーケストラ用の譜面を書き起こしたらしく、続く「ウォー」以降で4作目のラスト・シーンを再現してまたまた恐れ入った(当時はなかったが、その後出たスコアのみのCDも買って予習しといてよかった♪)。満場大拍手で本編を終える。


アンコールは「テーマ」を再演。今度はジャミン・ゼブがコーラスを入れての完全版(本編中の1回目は俺たちがコーラス入れなあかんのかい!と思って聴いてたw)。最後にスタローンの勝利のスピーチと短いファンファーレでめでたしめでたし感いっぱいでショウは幕を閉じた。

06/04/2013 Tokyo Shibuya Orchard Hall ROCKY in Cinema meets Symphony setlists

Fanfare for Rocky
Take you Back (with Jammin' Zeb)
Adrian
Mickey
Gonna Fly Now
Conquest
Going the Distance

Eye of the Tiger (with Jammin' Zeb)
Livin' in America - No Easy Way Out - The Sweetest Victory (with Jammin' Zeb)
Burning Heart (with Jammin' Zeb)
The Measure of Man (with Jammin' Zeb)
Training Montage - Hearts on Fire - Up to the Mountain (with Jammin' Zeb)
War - Fanfare from Rocky

Encore
Gonna Fly Now (with Jammin' Zeb)


いやぁこの感動、去年の「スター・ウォーズ・イン・コンサート」級だった。てか、マチネ観てたら速攻立て続けに2回観れたのにぃ、と後悔(苦笑)。


これはぜひ再演すべきだと思う。大阪ではやらないのかしら?w

07/09/2012 Tokyo Shibuya-AX Gotthard & Unisonic setlists

[Gotthard]
Dream On
Gone Too Far
Starlight
Top of the World
Remember It's Me
Sister Moon
Fight
Hush
One Life One Soul
The Story's Over
Mountain Mama
Right On
Lift U Up
Anytime Anywhere

[Unisonic]
Unisonic
Never Too Late
King For a Day
I've Tried
My Sanctuary
March of Time
Over the Rainbow
Star Rider
Kai Hansen solo include Kojo no Tsuki
Mandy Meyer solo
Souls Alive
We Rise
Never Change Me

Encore
Future World
I Want Out

10/09/2012 Nagoya Club Diamond Gotthard & Unisonic setlists

[Gotthard]
Dream On
Gone Too Far
Starlight
Top of the World
Remember It's Me
Sister Moon
Fight
Hush
One Life One Soul
Shine On
The Story's Over
Mountain Mama
Right On
Lift U Up
Anytime Anywhere

[Unisonic]
Unisonic
Never Too Late
Renegade
King For a Day
I've Tried
My Sanctuary
March of Time
No One Ever Sees Me
Star Rider
Kai Hansen solo include Kojo no Tsuki
Mandy Meyer solo
Souls Alive
We Rise
Never Change Me

Encore
Future World
I Want Out

強力なタッグだった。東京初日は仕事で行けず断念。

ぶっちゃけステーヴ・リー亡きゴットハードには全く期待をしてなかったんだが、蓋を返せば前半で声が出なくなるほど歌い叫んでたww スティーヴの才能が抜きん出てた昔はVo.以外正直カスの集まりとさえ思ってたんだが(失礼)、今はサウンド的にそれぞれが対等でまとまりがあって、1つのバンドとしていい状態にあるんじゃないかと感じた。
スティーヴしか認めないよ!状態の俺に、ニックのヴォーカルがすんなりと入り込み心を掴んでしまったのも想定外だった、人柄よさそうだし。また、マーク・リンが取り戻した笑顔(彼は友がグチャグチャになった現場に居合わせてる)に安心した。
まさに再スタートを切ったばかりの彼らを、これからも応援していきたいと誓った初日だった。ぶっちゃけ名古屋は彼らを観るために出向いたと言っても過言じゃない♪

ユニソニックはラウパに続いて2回目だったけど、いいアルバムを携えて、日本のボートラ以外の全マテリアルを披露。カイがもてはやされてばっかだけど、マンディが対等かそれ以上にフィーチャされてたのが嬉しかった。ルックスは変わったが(爆)衰えをしらないキスケの声も素晴らしかった。

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09/09/2012 Tokyo Akasaka Blitz NAON NO BATTLE Vol.1 SHOW-YA & more

Intro: Immigrant Song

私は嵐
Look at Me !
Get My Beat
Outsider
流星少女
Count 8
Battle Express
Fairy

Encore
限界LOVERS
学園天国

ゴメン、女性二人組の方、途中入場で観なかったのでマジ名前思い出せない。てかさ、前半終わってから彼女たちのファンにほとんど動きがなくて結局後ろのほうで観た。こういうイベントって対バンのファン気遣って入れ替わったりとかがフツー自然に起こるもんだと考えるのは俺だけ?ヴィジュアル系とかアマチュアでさえするのに(苦笑)。まいいや、そんな初SHOW-YAになるだろう皆様のために、わっかりやすいセットリストとトークで攻めていった。少なくとも俺たちマニア層対象のライヴではなかったので違和感があったのは否めない。まぁ新規顧客開拓って大事なんだけどさ、ホントに彼ら若者たちはその思いを受け止めたんだろうか?(苦笑、そーゆー想いがあったのでVol.2はキャンセルした)


16/09/2012 Tokyo Shibuya Koukaido Dead End setlists

水晶獣
Dress Burning
地獄の季節
Danse Macabre
I Want Your Love
Psychomania
摩天楼ゲーム
Guillotine
夢鬼歌
Blood Music
Promised Land
I'm In A Coma
Serafine
Beyond The Reincarnation
Night Song
Embryo Burning
Phantom Nation
Calamity
Blackout
Conception
Seiren
SSS

Encore
冥合

Encore2
Good Morning Satellite
Back In The Shadow
Spider In The Brain
Devil Sleep

25周年を祝うライヴ。完全収録のDVDが出てるので詳細は割愛w
再結成からこれまでの道のりは、この日を迎えるためにあったと言い切ってもいい位、懐かしい曲々の数々も飛び出し、まさに集大成、最凶の3時間半だった。


10/11/2012 Maihama Anphtheater ヤマト音楽団大式典 setlists

Overture

組曲「宇宙戦艦ヤマト」
探索艇
無限に広がる大宇宙
イスカンダル - 虹の彼方に
艦隊集結 - ベン・ハー
地球を飛び立つヤマト
コスモ・タイガー (wan dah bah)
ガミラス国歌「永遠に讃えよ我が光」
銀河航路
ヤマト渦中へ
大河ヤマトのテーマ

(第11話初上映)

宇宙戦艦ヤマト ささきいさお
テレサよ永遠に ささきいさお
ヤマト 新たなる旅立ち ささきいさお
ヤマトよ永遠に ささきいさお
ラヴ・シュープリーム - 至上の愛 - Yucca
星が永遠を照らしてる 結城アイラ
美しい地球を知る者よ ,美郷あき
真赤なスカーフ ささきいさお

宇宙戦艦ヤマト オールキャスト

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ハネケンの「交響曲」以来の生ヤマト。しかも劇伴のオンパレード。ただし純粋なオケでなく吹奏楽器メイン。弦がごっそりないのがちょっと引っかかったものの、「艦隊集結」はこの編成でないと迫力でないだろうから、これはこれでよかったかも。
ささきいさおが5曲も歌い(うち1曲は初めて歌うというくらいマニアックな選曲)、オケが音飛びするというプロらしからぬハプニング(歌い手さんではなく音響スタッフのミスがだよ)あったりしたものの、満足いく内容だった。

そして終演後休む間もなく千葉から神奈川へ(笑)。

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10/11/2012 Club Citta Kawasaki ANTHEM setlists

Overture - On And On
Dance Alone
Venom Strike
Shadow Walk
Get Away
Blood Line
Struggle Action
Ghost in the Flame
Double Helix
Victim in Your Eyes
Life Goes On
Face the Core
Unbroken Sign
Evil One
Bound to Break
Immortal Bind
Warning Action!

Encore
Hunting Time
Road to Nowhere

Encore2
Heat of the Night
Wild Anthem

Encore3
Night After Night

全作に続いて80年代じゃぱめたサウンド全開の「バーニング・オース」からの10曲を中心に圧倒的なパワーを見せ付ける彼奴ら。まぁ英三が前日食べ慣れない高級肉を食って(笑)、力みすぎの感もあったけど、サポート・ドラマーも含めて炸裂したパフォーマンスは「変わらぬアンセム」を証明してた。軍曹、がんを克服してまたバーニングなオースしてくれよ!

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23/11/2012 Tokyo Shibuya Quattro SHOW-YA setlists

Intro: Immigrant Song

Bloody Rose - 薔薇の紋章 -
私は嵐
Rolling Planets
Trouble
息ができないほど
Life with You
性 - SAGA -
Outsider
In my arms
Keyboard solo - Drum solo
Count 8
流星少女 - Shooting Star 196X -
ギャンブリング
Battle Express
FAIRY

Encore
Member Introduce - Whole Lotta Love
You Turn Me Over
限界LOVERS

ライヴ自体は22年ぶりのアルバム・リリースという今年の総括という意味で素晴らしかった。
ただ初めての会場の仕切りが悪くて狭い待ちスペースが大混乱、開演前にちょっとしたパニックになりそうだった。そーゆーのなんとかしてくれよ。


01/12/2012 Tokyo Hachioji Olympus Hall The Chieftains setlists

Part.1
Limericks Lamentation
Butterfly (Cara's dance)
Bells of Blackville (Nathan's tap)
(Kevin's a cappella)
Morning Dew - Wabash Cannonball - Cotton Eyed Joe
(Alyth's 2 song)
Toss the Feathers - The Laird of Drumblair- The Silver Spire
- Women of Ireland - Downfall of Paris - A Stor Mo Croi
(- Matt's flute more - Deanie's Fiddle ) - Soppin' the Gravy
Maneo - Mo Ghile Mear - I can't get no Satisfaction
- Rocky Road to Dublin - Ballyfin Polkas
Part.2
Kerry Reels (タカ・ハヤシ with スパイアビーツ)
The Chieftains in Orbit with NASA Astronaut, Cady Coleman [video] - Funny Power
Lament for Tsunami - Carolan's Concerto
March to Battle (東京パイプバンド)
(矢野顕子)
Sake in the Jar (矢野顕子)
Nathan & John's tap - Cup of Tea
Did You Ever Go a Courtin' Uncle Joe - all cast's solo (矢野顕子はモスラ、パイプバンドは紅葉(もみじ))

Encore
Andro

WOWでやったオーチャード・ホールのライヴを元にセットリスト思い出した。全曲判る人は神だなw
どういうわけかこの20年タイミングが合わず、今回が初チフたんだったが、すげー楽しかった。座って観るんで俺寝ちゃうかと思ったけどw、全然そんな暇なく、アイリッシュ・ダンスあり、タップあり、日本人とのコラボありで、50周年をみんなで祝う感がいっぱいで素晴らしかったぞ、客含めて。
最後のダンスで多くの人がステージに上がって輪になってバンドを囲む。演奏が終わって拍手で湧いて、散り散りになるとメンバーが消えてた。エイルから来た妖精たちがくれたクリスマス・プレゼントに帰りはちょっとウルウルだった。

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07/12/2012 Billboard Live Tokyo Procol Harum setlists

Wall Street Blues
As Strong As Samson
Robert's Box
Homburg
An Old English Dream
A Salty Dog
Simple Sister
Cerdes(Outside The Gates Of)
No Woman No Cry - When A Man Loves A Woman - A Whiter Shade Of Pale
Conquistador

ぶっちゃけここだけの話、「青い影」は元嫁がセックスのバックに流すと燃えたの(猛爆、なので俺のライブラリーには後々買ったベスト盤しかなく最近買い足したw)。まぁそんな官能的なあの曲を含めてファーストの持つ雰囲気が好きだったので、行ってみた。長いキャリアから満遍なくの選曲に実際予習できなかった曲もあったけど、ゲイリーの素晴らしい歌声とキーボードに酔いしれた一夜だった。


18/12/2012 Zepp Tokyo Guns n Roses setlists

Chinese Democracy
Welcome To The Jungle
It's So Easy
Mr. Brownstone
Estranged
Better
Rocket Queen
Richard Fortus solo
Live And Let Die
This I Love
Used To Love Her
Tommy Stinson solo
Dizzy Reed solo (No Quarter)
Catcher In The Rye
Street Of Dreams
You Could Be Mine
DJ Ashba solo
Sweet Child O' Mine
Another Brick In The Wall Part 2
Axl Rose Piano Intro (Goodbye Yellow Brick Road / Someone Saved My Life Tonight)
November Rain
Bumblefoot solo
Don't Cry
The Seeker
Civil War
Knockin' On Heaven's Door
Nightrain

Encore
Don't Let It Bring You Down
Madagascar
Whole Lotta Rosie
Patience
Paradise City

で、ハルムで終わる1年のはずが、急遽来日、しかもゼップ1夜限り!2万近いチケ代なんて気にも留めず、当日休みを取ってお台場へ。もちろん前回の大阪みたいな終演が終電後なんていう状況も想定してホテル取ってw
当日は寒い海風すさぶ中、開場が1時間遅れ、案の定、と思いきやライヴ自体は1時間押しだけで済んだ。若い連中にもみくちゃにされながら熱狂の2時間半。曲数的には物足りなかったが、アレ以上は無理、カラダが持たなかったw
オリジナルにまったく固執してない俺としては、今のバンドがベストだと思う(アシュバが強力)。なにより今回、あのアクセルの、サングラスを外した目が、20年以上前と変わってないことが、この近眼の目でもわかった。。。変わらないのは目だけなんだがw 終始笑顔でご機嫌そうな姿。エポックなライヴが体験できたのを嬉しく思う。

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東京「都」って。。。w


さぁ、怠けてた2012年とは違い、今年は力入れてレビューするぞ!

。。。って既に1本終えてはじまっとるやんけww

あはは、ついにエイプリル・フール以降ここを更新することなく2012年が終わってしまうのね♪

ってことで今年の総括を、行ったライヴの全セットリストとそん時のつぶやきをもって代えさせていただきますw


30/03/2012 Nakano Sunplaza Michael Schenker setlists

Intro (William Shatner)
Into the Arena
Armed an' Ready
Love Drive
Another Piece of Meat
On And On
Hangin' On
Shoot Shoot
Too Hot To Handle
Love to Love
Let It Roll
Natural Thing
Lights Out
Rock You Like A Hurricane
Rock Bottom

Encore
Blackout
Doctor Doctor

短! あっというまの名曲90分。ハーマンが予想外のベストパフォーマンスだったわ♪

MSGのファンからすると、90分でアレって消化不良でもっと欲しがりだったかもだが、UFO寄りの俺としてはあと1曲足りなかっただけの充分な満足感だった。

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その「あと1曲」を要求する意味で着てったTシャツw

てか、バックプリントなんで後ろの客に見せてどうするねんw レゴショップで売ってたギターシリーズ2種のうちの1つ...汗の変色が生々しいぜ失笑

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今昔物語♪


07/04/2012 Yokohama 7th Avenue Dead End setlists

水晶獣
地獄の季節
Black Out
摩天楼ゲーム
Final Feast
Dress Burning
夢鬼歌
虚無を超えて
Beyond The Reincarnation
No Man's Dream
Calamity
Devil Sheep
Conception
Seiren
SSS

Encore
Angel
Kiss Me

Encore 2
Replica
Frenzy

デッド・エンド@7th avenueを終えてホテルでTとタオルの汗絞りなうw

1ヶ月前の畏怖から狂気に変わる壮絶なライヴだった。両脇男だったのが1曲終わったらどっちも女子になってたw


26/04/2012 Otuka Deepa Tokyo Fiona setlists

Loved Along the Way
Talk to Me
Shadows of the Night
Life on the Moon - dedicated to Jani Lane
Hang Your Heart on Me
Broken
Everything You Are

Encore
Hearts on Fire

Encore
Ain't That Just Like Love

幼児がうるせー(苦笑) あ、ひょっとかしてあのうるせーガ...もといお子様って身内かw
急造とはいえ、バンド・サウンドでちゃんとしたライヴだった♪ 
リアルタイムな"Hearts on Fire"をアコギで聴けたのが一番の収穫でした♪
「ビヨンド・ザ・ペイル」からも聴きたかったけど、今のフィオナに合ってるのは最新アルバムだと確信しとります。"Broken"をツアーで何回でも聴きたい♪


02/05/2012 Akasaka Blitz Dead End setlists

水晶獣
地獄の季節
Black Out
摩天楼ゲーム
Final Feast
Dress Burning
夢鬼歌
虚無を超えて
Beyond The Reincarnation
No Man's Dream
Calamity
Devil Sheep
Conception
Seiren
SSS

Encore
Angel
冥合

Encore 2
Night Song
Frenzy
Sacrifice Of The Vision

デッド・エンド、フィナーレは最長最多で大団円♪
ひょっとかして、本ツアー初のYOUちゃん側w
さすがに足には来てるなぁ、4時間近く立ちっぱだったか。まぁ一晩寝れば、出社までには復活しとるやろ。。。


08/05/2012 Cotton Club Tokyo Stax!: Steve Cropper, Donald Dan (RIP) & Eddie Floyd setlists

Melting Pot
Booker Loo
Soul Dressing
Soul Limbo
Summertime
Hip Hug-Her
Green Onions
Time is Tight

Soul Man
634-5789
I've Never Found a Girl (To Love Me Like You Do)
(Sittin' on) The Dock of the Bay
Knock on Wood

Encore
Big Bird

丸の内南口を探すまでが大変だったけど出たらすぐだった@コットンクラブ

スタックスの夕べ、初日終了♪ 9年ぶりのエディ・フロイドも、すっかり白髪のおじいちゃんなっちゃったなぁ。やってることは9年前とまったく変わんないんだが(以下自粛

「老いてから味あるパフォーマンスに」ってのは自分を納得させるための表現であることがほとんどで、やっぱ旬のうちに観ておいたほうがいいよ♪ということを思い知らされた一日。え。旬もしっかり観てますがw


(2日行く予定を1日キャンセルしたんだが、ベースのドナルドが全日程終了後の東京のホテルで眠るように息を引き取った、というのはちょっとショックだった)

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13/05/2012 Nagoya ELL SHOW-YA setlists

Intro: Immigrant Song

Bloody Rose - 薔薇の紋章 -
奪い取れ
Rolling Planets
Get My Beat
Battle Express
Outsider
性 - SAGA -
流星少女 - Shooting Star 196X -
In my arms
Keyboard solo - Drum solo
Count 8
ギャンブリング
私は嵐
限界LOVERS

Encore
Life with You
Member Introduce - Whole Lotta Love
FAIRY

(つぶやき見ると東京出て戻るまで頭痛だったらしい、苦笑)

今日は「隠れみったんファン」であることを告った日(ってブログには書いたことあるけどw


19/05/2012 Ebisu Liquid Room SHOW-YA setlists

Intro: Immigrant Song

Bloody Rose - 薔薇の紋章 -
奪い取れ
Rolling Planets
Survivor
Battle Express
Outsider
性 - SAGA -
流星少女 - Shooting Star 196X -
In my arms
Keyboard solo - Drum solo
Count 8
ギャンブリング
私は嵐
限界LOVERS

Encore
Life with You
Member Introduce
FAIRY

SHOW-YAツアーファイナル、歌詞も間違えることなく完璧だった。いいDVDが出せるに違いない♪


26/05/2012 Zepp Divercity Tokyo Johnny Winter setlists

Instrumental - Introduce Johnny Winter
Hidaway
She Likes To Boogie Real Low
Good Morning Little Schoolgirl
Got My Mojo Workin'
Johnny B. Goode
Blackjack
Lone Wolf
Don't Take Advantage Of Me - Gimme Shelter
It's All Over Now

Encore
Dust my Broom
HIGWAY 61 Revisited

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初日終了。ジョニーが立った!
意外にも、メタル並みに盛り上がってたw

マイケル・シェンカーが神なら、悪魔に取り憑かれた男だね、この人は。ギターを渡され、取り上げられるまで弾くのを止めないのは前回同様だった。セトリはまったく同じ。 (訂正、去年より3曲少なし)

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開演20分前だったけど最前のブロックに滑り込んで間近でみれた(ラッキー♪) 去年は余震続く中、初日にだけ、しかももし万が一あった場合、パレットタウンに上がっても飲み込まれるだろうなとかビビりながらだったので正直楽しめなかった。今回の新しいゼップはフジテレビの近くだったので、いざとなったらあの球体に逃げ込めばいい。。。という安心感があったのですごく楽しめた♪(ホンマかよ)

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27/05/2012 Hibiya Open Air Johnny Winter setlists

Instrumental - Introduce Johnny Winter
Hidaway
She Likes To Boogie Real Low
Good Morning Little Schoolgirl
Got My Mojo Workin'
Johnny B. Goode
Blackjack
Lone Wolf
Don't Take Advantage Of Me - Gimme Shelter
It's All Over Now
HIGWAY 61 Revisited

Encore
Dust my Broom all stars session

俺の行くJBSCはいつも雨合羽。。。なはずが想定外の天気だなぁ。焼けそう(汗)。てか体調不順な中で大丈夫か?(涙)

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サイド・ギタリストのポール・ネルソンって元メタラーだったのね♪

オープンエアだとモニター拾いにくいのかな?でも"Johnny b goode"で皆が拳を上げて大合唱する姿は壮観だった。"追憶のハイウェイ"ではついヘドバンしたったw あの疾走感はメタル♪

ちなみに客のマナーがこの上なく悪いJBSCとしての感想は、特にトラブルにも会わなかった年でホッとしましたw

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日比谷公園はそれ以上にオクトーバーフェスで盛り上がってました。すれ違う人みなビールグラスもっとったw


2012/07/09 海猿・ザ・コンサート / 東京 国際フォーラム

4章構成で、各主題歌(ジャーニーの"Open Arms"、B'zの"Ocean"、伊藤由奈の"プレシャス"、EXILEのタイトル忘れたw)をメイン・モチーフにした組曲アレンジ。最後に最新作の主題歌"Believe"をシェネルがオーケストラをバックに熱唱。アンコールにメインテーマ。

スター・ウォーズ・イン・コンサート来日公演が発表された後に急きょ決定した完全パクリ企画なわけだが、あっちと同様演奏中に映画のセリフが流れるという、純粋な音楽ファン無視の演出にがっかり。

各作品を1楽章づつにまとめて4章の組曲形式にアレンジしたのは素晴らしいアイディアだったね。佐藤直紀ってもっといかつい巨匠っぽい人かと思ったら、線が細くて若い(く見える)人だったのね。

まぁ目当てがキャストだった、ほとんどの客のマナーについては「失笑」と書いて済ますw ラスト、ちゃんと楽団だけに対してスタンディング・オヴェーションしたのはえらかったと思う、ってそれも当たり前のことだけど。

生あいちゃんは。。。ちょこっとだけの登場だったので、19列目の肉眼でよりスクリーンにでかでかと映し出されてるので見てた。お肌が荒れてたような気がするw


10/07/2012 Shibuya Quattro Erectric Mary setlists

Let Me Out
One in a Million
No One Does it Better Than Me
Luv Me
Right Down to the Bone
Helter Skelter
Gasoline and Guns
One Foot in the Grave
Crashdown
Sorry
Do Me (Long Way from Home)
Nobody's Perfect
O.I.C
Hey Now
MBF
Stained

Encore
All Eyes on Me


あちい!むさ苦しい男達の骨太ロック、えかった♪ 久しぶりにおもいっくそ頭振ったので、軽い脳震盪状態だ(ToT)

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今日の戦利品。本人もステージで着ててことあるごとに指差してた。よっぽど売れてほしい、じゃなくて来日できたことが嬉しかったんだねw

今回のM&Iカンパニーの勇気ある大英断は素晴らしかったと思う。普段書かないアンケートを夜中FAXして讃えてやったw 次回はぜひクリマンが初来日と銘打って(以下自粛


2012/07/16 読売日本交響楽団 / 東京・文京シビックホール

「スタンド・バイ・ミー」
「アラビアのロレンス」
「未知との遭遇」
「イージー・ライダー」
「セント・エルモス・ファイアー」
「戦場にかける橋」
「チャーリーズ・エンジェル」
「メン・イン・ブラック」
「ゴーストバスターズ」
(順位不問。最初がゴーストバスターズでアンコールもそうだった)

なんかなー。オリジナル・スコアを期待してたのに、前半ほとんどが主題歌のアレンジ。一番のお目当て「セント・エルモ」のジョン・パーいらんて。あ、でもチャリ・エンでハートのバラクーダが混じってたのは許すw

まぁなんやかんや言ってもデイヴィッド。フォスターの「愛のテーマ」は最強だった(涙ウルル)


29/07/2012 Meguro Blues Alley Japan Keiko Terada setlists

Come On
限界LOVERS
空へ
Over the Rainbow
Life with You
The Rose

Unknown
Fly me to the Moon
Unknown
森のくまさん
スローバラード
Jumpin' Jack Flash
私は嵐

Encore
Rock and Roll

あ、あることに無性に腹立っていたのでつぶやいてなかったww

毎年恒例だが今回は馴染みのメンツでなく、笹路正徳氏のピアノを中心としたアダルトでジャジーな雰囲気だった。


30/07/2012 Shibuya O-EAST Buddy Guy setlists

Nobody Understands Me but My Guitar
Hoochie Coochie Man - She's Nineteen Years Old
Someone Else is Steppin' In (Slippin' Out, Slippin' In)
Boom Boom - Louisiana Blues
74 Years Young
Strange Brew - Unknown
Fever
Skin Deep
Voodoo Child (Slight Return) - Sunshine Of Your Love
Do Your Thing
Damn Right, I've Got The Blues
On the Road - Jam

左端の柵に寄っ掛かりながら観るなう。なぜならステージから降りること必至なのでw
(ところが逆の右から降りて行った orz)

初めて観てからかれこれ20年なるが、50代の頃からまったく変わらないオーラを放っとった。今日で76歳だぞ?w


02/08/2012 Roppongi Billboard Live Tokyo Jack Bruce, Char & Gota setlists

Stepping Out
N.S.U
Crossroads
Politician
I'm So Glad
Badge
We're Going Wrong
Sunshine Of Your Love

Encore
White Room

観たいミュージシャンにもれなくチャーが付いてくるビルボード・シリーズ、ミッキー・ムーディーに続く第2弾、ジャック・ブルースの巻~

ジャック・ブルースは観ておいてよかったとホンに思う♪チャーも頑張ってた!唯一ドラムの人が、上手いんだけど変な美意識持ってる感じではち切れることなかったのがクリームぽくなかった。、。ってクリームぢゃないってw


2012/08/11 STAR WARS IN CONCERT / 東京 国際フォーラム
2012/08/12 STAR WARS IN CONCERT / 東京 国際フォーラム
2012/08/15 STAR WARS IN CONCERT / 大阪 国際会議場メインホール

THX Theme
20th Century Fox Fanfare
Star Wars Main Title (Episode IV)
Duel of the Fates
Anakin's Theme
The Dune Sea of Tatooine - Jawa Sandcrawler
The Flag Parade
Across the Stars (Love Theme from the Attack of the Clones)
Battle of the Heroes
The Imperial March (Darth Vader's Theme)

The Clash of Lightsabers
The Astroid Field
Princess Leia's Theme
Cantina Band
Yoda's Theme
Tie Fighter Attack
Luke and Leia
The Forest Battle (Concert Suite)
Light of the Force
Throne Room - End Titles

Encore
Cantina Band
The Imperial March (Darth Vader's Theme)

基本的に昨日予習したDVD「ア・ミュージカル・ジャーニー」に"Pod Race"を追加した構成。映像もアレに若干手を加えただけのもの。それにイアン・マクダミードがアンソニー・ダニエルズに代わっただけかw

いつもオーケストラ観るとオリジナルの楽団との微妙な違いでも違和感持ってしまう。単に楽譜を追うだけでなく、少なくともオリジナルの演奏聴き込んで勉強しろよ、そんなのアマチュア・バンドだってやってるぜ!と思うんだが(爆)今日も前半、ホーンが足りないやらなんやら考えながら不満タラタラで。

でも後半の旧3部作の演奏が実に素晴らしかった。「王座の間」はロング・ヴァージョンのほうで、思わず嗚咽ってしまったw 考えるに、シンプルでダイナミズムさをもつエピソード4以降に比べてエピソード1-3の楽曲って繊細すぎて、ロンドン・シンフォニーだからこそできる技なのかも。

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で、結局(ダース・ベーダのピクチャーチケだった)1回だけでは物足りずに急きょ翌日最終日をゲット。

2日目は昨日とえらい違う印象。2階の方が音の抜けが全然いい。ホーンがうるさすぎるくらいw そーいやヤマトをミューザ川崎で観たときもそうだったの思い出した♪ 

(つぶやかなかったけど、「王家の間」で泣いたw) 再演あったら全日程行く!

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ジョン・ウィリアムズに感謝!

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当然書いてきた♪


さらには大阪に行けば別の楽団のヴァージョンが聴けるだろうと期待して、徹夜作業明けで向かい、マチネを観てきて、20時までにはまた会社に戻ったw

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やっぱ俺の音楽的ルーツのひとつなんだよ。血が騒がないわけがない。

関西フィルの感想は。。。初演だしマチネだからさ、夜はもっとよくなるはず!。。。というお話でもなさそうな、お話にならないレベル(苦笑) 一言でいい表すなら東京フィルはロンドン・シンフォニーに、関西フィルはボストン・ポップスに近い印象だった。それで最後まで行ってくれればよかったんだが、ヴァイオリン隊の全員が自己主張しすぎ。曲によっては間引いてちょうどいいくらいなのに、まるでホーン隊と張り合ってるかのように(苦笑)。合唱隊は関西のほうが真に迫ってた。カンテナバンドは東京。


あと10本。続く。

ここ数年は、年明けたぐらいからこの日のために、無い知恵を搾り出すようにしていろんなことを、でっち上げてきたわけですが。。。

 


普段からウソつかないように心がけてる俺が、「いかにもホントっぽそーなウソ」だろうが、つかなきゃいけないのがたった1日だけでも正直とても疲れるし、後ろめたい気がするのです。

 


というわけで今年はやめます。ウソつくの。

 


 


 


そのかわりと言っちゃなんですが、去年ここでチラっと吐露してた、

 


「ウソみたいなホント」なんぞを

 

かましてみたりなんぞw

 


 

皆様のお越しをお待ちしております♪

ダブル・ブッキング

| コメント(1)

そもそもオールナイト上映のほうが先の予定だったんだが、その後にX.Y.Z. -> Aのライヴがあることを知って、前回のライヴで今後の10年を約束してしまったので(爆)行くことに♪

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夕方から渋谷スター・ラウンジへ。前回のコッチーで二度と来たくない会場のレッテル貼られたあそこ(爆)。ちょうど俺の乗った山手線が埼京線での人身事故の煽り受けて渋谷前で40分近く止まってしまう。幸い渋谷で止まってる前の電車から乗客降ろして回送扱いにして駅までは動いてくれたのでそれだけで済んだが、着いたら着いたで雨も降り出してまさに涙目。まぁなんとか開演前までにはなんとか。一般プレイガイドでの入場が最後のほうだったから順番にも間に合い会場内へ。もともと広い会場でないので超混み。

ただね、正直言っちゃう。


バンドの演奏は凄く良いと思う。曲もライヴ映えするようによくできてるので素晴らしいショウだった。


でも如何せんバック・カタログが全部廃盤なので、学習しようにもできない。2枚組ベストはあっても当然ながら全部を網羅してないから、12年来のファンからしたら当たり前の曲でも、そこから漏れた曲ってノレないし、復習すらできない。今回も頑張ってセットリストを挙げようとしても判らない曲だらけで、マテリアルを聴ける状態にしてない彼らに代わってなんで俺が頑張らなきゃいかんの?と思ったら馬鹿馬鹿しくて止めた(苦笑)。


あと前回もそうだったが、「ファンクラブ」というものを前面に出しすぎるので、なんかすげーアウェイ感でいっぱいになる。既に決まってる次回の予定もファンクラブ限定だとのこと。アイドルやV系じゃあるまいし(え?そうなの?猛爆)、あんたたちのロックって、そんなもんに入らないと楽しめないのか?そりゃファンを大事にするのは当たり前だろうけど、それじゃ新参者が介入する余地がない。個人的にファンクラブと宗教勧誘に大差はないと思ってるのでw 橘高くんは「もっと成功するように」とは言ってたけど、やってることが一昔二昔前のビジネスモデルで、自分たちで自分たちの首絞めてるようなもんだと思った。


なので、一過性で楽しめたけど後には全然残らないだろうライヴになった。多分今後思い出すのはショウ前にディオの「ザ・ラスト・イン・ライン」(当然ニイちゃん目当ての俺はディオのTだった)、ショウ後にカヴァの「ホワイトスネイク」(ファースト・ソロ)がBGMとして流れてたことくらいかのw

2時間強のライヴを終えて、昨年10月に亡くなったアニメ脚本家の首藤剛志氏の追悼上映会に参加するために池袋新文芸坐へ。山手線は相変わらず遅れ気味だったが、なんとかオンタイムで到着。


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いや、別に「モモ」だけじゃないですが(苦笑)。


旅の途中、喫煙しててそのまま行き倒れになったと訊いた時は結構ショックで、俺が「ヤマト」以外で持っている唯一のTVアニメのボックスである「戦国魔神ゴーショーグン」で彼が脚本を書いたエピソードを観て忍んだ。


80年代前半をアニメで過ごしてきた世代にとって、当時の首藤氏のフィーチャーぶりは知っての通りであり、重鎮・藤川桂介とは別世代の新進脚本家として脚光を浴びたのは彼をおいて他にいなかったように思う。俺も「戦国魔神ゴーショーグン」でのポップな会話劇に魅了され、ロボットの登場しない小説版で延々と続く、キャラクターで引っ張っていく世界に心躍らせたもんだ。


急逝から半年置いて開かれた今回の催しは、氏にゆかりの深い監督・湯山邦彦氏と声優・小山茉美氏他を迎えてのトーク・セッションと代表作4本の上映、会場には氏に関連した品のミニ展示、おまけに来場者には小冊子がプレゼントされて、気合いの入ったイベントだったと思う。会場も266席に若干(といっても2-3人?w)の立ち見が出る満員御礼状態。


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トークショウでは各人の氏との関わり合いやエピソードが語られ、プレゼント・コーナーありの、予定時間を超えて1時間にわたった。茉美さんが最後に「天国からお導き下さい」と語りかけた時にちょっとウルウルした。

上映作の4本のうち3本を観た。「ポケモン」始まる頃には始発の時間だったのでそのまま帰った。

劇場版「戦国魔神ゴーショーグン」

TVエピソードの2本を再編集して、合間にお遊びの新カット(ドラマLPの「闇よ美しくあれ」の延長)を挿入したもので、彼の真骨頂とも言えるし、結構会場もどっと笑い声が。俺はつい2-3か月前にボックスから抜けてたのが見つかって観たばかりだったので、CMカット後に途中退場してロビーに展示されてた品々を眺めてた。


「魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢の中の輪舞(ロンド)」

ラストで主人公が交通事故で死んで人間として生まれ変わるちゅーのが衝撃的だったTVシリーズは観てたが、このOVAは名前だけで内容が記憶になかった(85年だとすでにアニメから離れつつあった状況だったし)。案の定観てなかったものの、シリーズ中のゲスト・キャラ総動員(よく覚えてるよな、俺もw)による、前半のテンション高めでポンポン繰り出されるドタバタ・アクションは「さすがの猿飛」っぽい印象を受けた。


劇場版「銀河英雄伝説」

といってもエピソード1にあたるキャラクター紹介を兼ねての作品。原作ありものなので、実際彼がどの程度自分色に脚色してたのかまではわからないのだけど、セリフ劇としてグイグイ引っ張っていく展開に唸らされた。


現在のライフ・スタイルでアニメを観るって行為自体が蛙男商会モノ以外にないので、90分のモモが終わった後くらいで正直既に許容超えいっぱいいっぱいな感もあった(苦笑)。でも当時を振り返って毎日がアニメづくしだった少年時代(宮崎駿以前)に、作家として訴えかける、テーマが明確で完成度の高い作品を数多く遺してくれ、それにガッツリ触れることができたのは、少なくとも今のアニメ・ファンよりかは幸せだったんじゃないかと思う。


青春の日々を思い起こした1日。ありがとう。


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爆音暴走レミー

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土曜・月曜と吉祥寺バウス・シアターで「極悪レミー」を観てきた。



今月頭から渋谷で公開されてたんだが、地元吉祥寺でも公開されるということで待ってた。

バウス・シアターは駅前の商店街サンロードをまっすぐ行って突当りの手前にあり、俺が大学生の頃できた映画館で、初めて観たのはマドンナ主演の「スーザンを探して」と「上海サプライズ」の2本立てだった。その後も「スター・トレック、反乱」や「オースティン・パワーズ、ゴールド・メンバー」なんかを観に行き、つい最近は去年の「アンヴィル」だった。

ここ最近では「爆音映画祭」と銘うってレイトもしくはオールナイトでピンク・フロイド関連の映画や「地獄の黙示録」なんかを映画用のPAでなくライヴ用のPAを通して上映する試みを行っててる。よくもまぁ近所迷惑にならないもんだw 商店街が寛容なのと、真裏がお寺に面してる(境内はずっと奥のよう)という立地だから許されるのかもしれない。

(オールタイムではないにしろ)愛着のある劇場なのと、やっぱメタル映画は大音響で観たいよね!ってことでここを選んだ。

ホントはどんなPAがそびえたってたか写メしたかったんだが、光量不足で撮れなかった(涙)

で、もう半端ない音圧だった(汗)。床や座席がブルブル震えて、もろライヴ会場にいる錯覚すら覚えて叫びたくなる(爆)。映画の中でモーターヘッドがどのくらいの音を出すのか、デシベル計測器で測定するシーンが出てくるんだが(笑)、あのくらいは出てるんじゃない?ってくらいで、逆に今年神戸で実際彼らを体験した時よりも凄かったw(あん時は前過ぎてPAの死角に入ってたのかも)

さて、肝心の映画の中身は、メタル・ファンなら知らぬものは誰もいない、モーターヘッドのリーダー、レミー・キルミスターの「生態」を2時間にまとめたドキュメンタリー。そのゴリ押しの音楽性から「極悪」の異名をもつ彼ゆえに、ものすごい話が展開されるかと思いきや、本人はいたって普通の人のいいおっさんにしかみえない(俺が思うに「モーターヘッド=極悪」のイメージは、レミーよりもDr.のアニマル・テイラーのほうが原因としか思えないw)。もっともモーターヘッド結成後シラフでいたことはないというほどジャック・ダニエルのコーラ割りを手放さない(そのために糖尿病を患ってる、汗)らしいから驚き。まぁ見様によってはオジーの「ジ・オズボーンズ」みたいにも見えなくはなく、笑いどころも抑えてある。


50人近いミュージシャンの口からは敬愛を込めた賛辞とエピソードが語られて、義理堅く、何があってもブレない不屈の自己があってこその生きざまは、観ていて「ああ、俺もこういう生き方が理想だなぁ」と思ってしまう。俺んチの家賃より安い900ドルの借家に所狭しと収集品(昔「炎」を読んでた人は知ってるかもだが彼は軍事オタクでコレクター)が飾られてるのみて、なんか親近感が沸いたw


800円のパンフが日本独自編集のとても濃い内容で、政則氏・憲章氏の解説、全ディスコグラフィ、年表、名言集などなど、これ1冊持ってるのと持ってないのとでは理解度がちゃうわ。ちなみに表表紙・裏表紙の写真は今年のラウパの舞台裏で撮られたもので、特に裏表紙の写真の笑顔がかわいい♪


俺がモーターヘッドのファンであることを公言したことは一度もない。てゆーか、白状すると昨日までアルバム1枚も持ってなかった(爆、持ってる音源はコンピに入ってる"Ace of Spades"だけ)。去年のアンヴィル同様、ライヴが先で、その後ドキュメンタリーに触れてファンになるというパターンを今回も踏襲した感じ。俺の場合、音楽そのものの嗜好よりも、昔B!誌買ってた頃はインタヴューをくまなく読んで、まず人として好きになれないと関心がわかないタイプの人間だから、こーゆードキュメンタリーは大歓迎で、知り得てよかったとホント思う。

渋谷シアターNは年始まで。
川崎チネチッタ(20;00-)・吉祥寺バウスシアター(21:00-)の各レイトショーは24日まで。
24日はレミーの誕生日にあたり、渋谷と吉祥寺では先着プレゼントあり。
http://www.lemmymovie.jp/


いずれDVDも出るだろうから機会あれば是非。

冒険の果てに

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実写版ヤマト、 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」体感記。


2010-12-01 23:50 バルト9 / シアター9

初日、映画の日(1000円)でお得に観られるものの、タクシー使ってバルトへ向かったので通常料金と変わらなくなってしまったw BJの後味悪いライヴをここに綴ってたせい(苦笑)。
東京ドームからの帰りから当日発売のサントラを聴き出して気分高揚。

CD / 佐藤直紀 / 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」ORIGINAL SOUNDTRACK

素晴らしいアレンジ。映えるオーケストラ。オリジナルも交え、やはり佐藤直紀は天才だと証明。多分「海猿」シリーズ同様、音楽だけでイッてしまう予感。

で、1回目の感想。「面白い」とか「感動した」とかいう大仰な言葉でなく、単純に楽しかった。

いろんなSFのパクリ(いやオマージュと言っておこう)があちこちにみられて一人で爆笑できた。コスモ・ゼロはバルキリーになってしまうし、古屋は柿崎みたいな犬死で笑える。アナライザーはR2-D2かよw 木星域の交戦で、追跡ミサイルがローリングしてブラック・タイガーを追う際の効果音がベン・バートぽくて本人採用か?ってエンドロールに期待しちゃった。ガミラスの設定も(ボーグ+生命体8472)÷ID4だわな。


役者たちの演技?そんなもん、どうでもいいのよw 木村くんや柳葉氏が、原作のファンである自分の中にある人物像を役に投入してる姿が微笑ましかった、それで十分。


もうこれは20億かけてやっちゃった壮大な「ヤマトごっこ」なんである。


特撮をふんだんに使った贅沢なコスプレ劇。ファンの誰もがやってみたいと思ってできないでいることを、メジャー映画というフィールドでやってのけてしまっただけ。その時点で、既に彼らは「勝ち組」なんだよ。この作品への旧作ファンの文句は既にやっかみ以外の何者でもなく、参加できなかった負け犬の遠吠えでしかない。後で書くけど別に旧作ファンを楽しませることを約束してる作品じゃないし。


マニアなら、自分の中にそれぞれのヤマト・ストーリーを持っていたに違いない。俺も大学ノートにいろんなスピン・オフ作品を綴っていたし、キャラクターに好き勝手なことさせて妄想の世界を巡らせてた。プラモデルで艦隊戦を再現したり、そん時は(多くの宮川節が頭の中にインプットされてても)結局いつもヤマトの主題歌のアレンジを口づさんでる(爆)。

そんな昔の記憶が甦ってきて、とにかくワクワク楽しかった。それと同じことをしてる人たちが形に残した成果物を素直に歓迎できた。つっこみどころ満載なのもまた愉しみとして。


ツイッターで直後に叫んだけど、「俺もヤマトごっこしたい!」ってすっかりその気w 20億はかけられないけど、7000円の1/500ヤマトのプラモならなんとかなるぞ!と即刻予約。

2010-12-03 23:50 バルト9 / シアター9


去年のアニメ版「復活篇」のように新しい物語を続けるという形ではなく、既に語られた物語を再構築していく「リ・イマジネーション」という手法。昨年の「スター・トレック(2009)」もそうだった。あの作品も、多少はじけたキャラクター作りと、スポックの母星バルカンを消滅さすという本末転倒なストーリーで、やはり楽しく何度も観れた。いいの、アレは別の時間軸で起きてることなんだから!で笑い飛ばせた。

トップ・シーンの、雪の瞳に映る光の流線が、USSケルヴィン登場を彷彿させたように(ガミラスへの降下もバルカン星での空中戦そっくり)、今回の実写版ヤマトの企画も、あの作品の日本でのヒット(それまでの10作に比べると大成功だった)に触発されてゴー・サインが出たことは想像に難くない。そもそも昔の「ヤマト」自体が「宇宙大作戦」のパクリ、いやオマージュであったわけだから!


続きを描くことでかつてのファンを喜ばせようするばかりに特化して自沈したアニメ版と違い、映画の対象者をキムタク・ファン、もといヤマトを知らない世代にターゲティングして、どう訴求していくか?STX(スタトレ11)同様、この映画の存在価値はそこにあるっわけで、製作陣の目論見がはたしてうまくいってるか?2回目の鑑賞ではその点に絞って観た。


ギバちゃん(柳葉)がインタヴューで常々公言するように、ウチらヤマト・ファンはかつての作品から「愛」「ロマン」「正義」といった、人間形成の中で重要な人の心の機微を教えてもらった。「(雪が古代に見せた)おもいやりの愛」「戦う相手にも正義があること」「運命に任せるのでなく自分の幸せは自分でつかみ取ること」「勝って帰るより負けて帰ることのほうが勇気がいること」。。。非常に多くのことをシリーズから受け止めた。


でも、今回は2時間強という時間の中でその荒業を成し遂げなきゃならない。そういった意味で多くのエピソードを貼り合わせて、名セリフを交え、ひとつにまとめようと苦慮しているのがとって見えて、それがことごとく失敗してるとも言える(苦笑)。


(予告ではたしか70なん日だったけど)1年におよぶ29万6千光年というヤマトの「大」航海の時間軸がほとんど説明されない(現在地球から何光年、人類滅亡まであと何日という経過)ので、冒頭で偶然遭遇した古代を真田が弟のように思える過程や、太陽系を出ていく際の別れのシーンですら唐突にみえ、沖田の「地球か、なにもかもみな懐かしい。。。」だって、出発したのたった2時間前やん!と突っ込んで大爆笑すらできる。


ファースト・シーンとエピローグを〆るのが雪だという点からもわかるように、女性の脚本家(監督の奥さん)が書いたセリフ・行動基準は、「女が男に言ってほしい、してほしい」観点から書かれてるので「男なら一度なら発してみたい」と思える原作の男目線の名ゼリフとは雲泥の差で、4回観てていまだセリフが覚えられない(苦笑)。


でも2回目で、原作にはない「放射能除去装置の真実」(まんま同タイトルのBGMあるけどw)に絡めた「沖田が紡ぐ物語」に目から鱗が出た。今の世の中、確固たるものが見えない難しい世界を生きてく中で、希望を持って邁進することの崇高さ、そのために自分を、他人を信じるという、見失いがちな基本的なことを伝えようとしていることに気づいて、ちゃんと筋の通った本作のテーマが見えてきたんである。


最後の玉砕シーンで、やれ特攻精神がどうのと五月蠅い連中もいるみたいだけど、別に「さらば」の時にだって論じられてますし、そんなことに声荒げてるの貴方が最初じゃありませんw 今やゲームの中と同じ感覚でリアルに人が殺せるような人間がいる世の中じゃないっすか。そんな筋書きのないゲームに心馳せるよりかは今回のヤマト観てたほうがいくぶんマシだとも思う。観客の60%以上が40代より上という中で「若い人に見てほしい」とつぶやいたのもそんな思い。。。


多くは望まなくてもいい、たった一つだけでも力強いメッセージがあれば。その先(旧作)への関心につながれば嬉しいし、アニメ復活篇なんかと違って安心して人に薦められるシリーズの1作品として思えるようになった。

2010-12-07 23:50 バルト9 / シアター9

(木村くん好きの)社員達からも「アナライザーも健気でかわいい♪」とかいう声も訊かれて(爆)、そこそこ好評のよう。捉え方は人それぞれだが、この新しいヤマト・ワールドを歓迎してるみたい。

俺はというと、前日から1/500ヤマト作成にとりかかってて、船体の細かい部分まで「ウンウン、たしかにそうなってる!」とほくそ笑みながら観たw もう完全にハマってしまうと、主砲がひねり効かせて飛んでいくとことか、島が艦体を寝かせてミサイルを避けてそのままの状態でコスモ・ゼロが格納庫に飛び込んで直後にワープする一連のシーケンスがむちゃくちゃかっこよく見えて。。。木星域の合戦がやっぱハイライトだね、俺には。やっぱヤマトに載りたい(爆)。

最初はささきいさおのナレーションの雰囲気が気持ち悪かったんだが(苦笑)、がんばって羽佐間道夫風にやってるふしは見え出してきたし(途中に挟まれてるの、どうも噛んでる様子ですがw)、奥様の上田みゆきの指導か?とか、夫婦揃って参加できてよかったね♪とか、旧作ファンをくすぐる「お遊び」も快感になってくる。デスラーは。。。やはり「腐ってもデスラー」だしw

「真っ赤なスカーフ」のアレンジぐらいあってもよかったのに。。。と思ってた音楽も、オリジナル曲がしっぽりハマり、「復活篇」みたいな変なこだわりがない、新たな人材を登用しての曲作りという選択が正解だったことに、音楽面でも改めて感謝。


2010-12-14 23:50 バルト9 / シアター9

3日毎ペースなのを少し落として、1週間後に「一応劇場では最後」のつもりで4回目。これ以上観に行くと「スター・トレック」に申し訳ないので(苦笑)。あとはブルーレイ出れば買うし(復活篇は1500円以下にならない限り俺のコレクションに入ることはない、苦笑)、これからも機会はあるでしょう。


あとは。。。俺が昔そうだったように、どれだけ他の人の心に残る作品となるかを見守っていこうかと思う。


山崎貴監督をはじめとして、正しく育ったヤマト・オタクが旅立たせた船。「今のヤマト」が「今の人」に何かを残す力を信じている。がんばれよ!

ラスト・メッセージ

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こう来たかw

CD / 佐藤直紀 / 「THE LAST MESSAGE 海猿 オリジナル・サウンドトラック


映画自体を特にレヴューしようとは思わないので。これといって感動した!ドキドキした!ってのがなかったんで(苦笑)。


制作開始当初は3Dの話は全然なくて、後から湧いてきた話だと思ってたから、当然、俺を後半1時間で20回泣かせた(爆)2作目を超える「ファンを裏切らない内容の深い」作品が観れるんだろうと期待してた。


ところが2Dで見始めて10分もしないうちに、もう今回の続編は素材がうってつけだっただけに「フジが製作する初の3D映画」という山車にかつがれて作られただけやん。。。て言わんばかりの3D向けの構図の連続。


内容的にはTVシリーズの1話分もないストーリーを尺伸ばししてるだけにも感じたし、語られるテーマも新しいものではないし、前作の続編・完結編という見方でなく「番外編」という形で観るのが一番かなと。ちょうどヤマトの「さらば」と「永遠に」の関係みたく(あえて「完結篇」とは言わないw)。


実際、今回の音楽付けに関しては、最後の最後にお決まりのフレーズが登場するまですべてが新しく書き起こされた曲だったが、それがまた新鮮さを出してたかも。(大河ドラマも手掛ける)佐藤直紀って人は良い作曲家だと思う。90年後半からの「007」シリーズのディヴィッド・アーノルドが配するオケとエレクトリックの融合にとても似た感性を持ち、感情面の描写はジョン・ウィリアムズに迫って(と思いたいw)耳に残る。4回観終わってゲットしたサントラが今のヘヴィロテで、これを聴くとまだまだ何回か観たくなった。


俺自身はテクノロジーが人を感動させることは絶対あり得ないと思う。なので2Dで観て面白くないものは3Dにしようが面白くなるわけがない。。。


今回初めて3Dを観て(1回目が前から4列目の最左席、2回目が同列最右席)、確かに奥行きを出そうと手が混んでる部分もあるんだが(要救助者を降下して救助するシーンとか、ラストあたりの障害物競走しながら奥から手前に走り込んでくるところは秀逸)、通常の芝居の部分が手前・中ほど・奥に分けてはいるものの平坦な絵が動いてるとしか思えなかったり(苦笑)、仙崎(=環菜)んチの中なんて、レガリア以上にいろんなものが垂れ下がりすぎて気持ち悪かった(汗)。もうちょいまんべんない丁寧な作りをしてくれれば。。。無理して同時公開にしなくてもよかったんではないかと(そもそも少し遅れて公開予定だったはず)。


まぁ、なんやかんやいいつつ、映画としての面白味はどうあれ、あいちゃんが出てれば俺には大満足なわけで(猛爆)、今回のシチュエーション上どうしてもだれかと絡んでの決めゼリフがあるわけではなく、ほとんどが表情だけでの芝居で、ここまでできるようになったとわ!と大満足。100点満点。

(シリーズを通して環菜が成長したからとも言えるが)彼女も一辺倒な役回りから脱却できていい演技を出せてたとマジ思う。病院から戻ってきて電気もつけない中、息子の大洋を抱きながら事態を心配する顔。。。あれは絶対忘れられねぇな。女にあんな表情をさせちゃいけないわw あとはウェディングのシーンw この2シーン観るためならいくら払ってもいい!


ってことでこれから都合5回目に行ってきます(w、大丈夫かよ、明日のメタリカ、汗)


あ、なので結局は「ヤマトよ永遠に」みたく、余計な先入観をなくして結局楽しめちゃってた自分♪
でもこの先を描こうとなると夫婦漫才でも始めてコメディになっちゃいそうなのでこれで最後にしてねw

復活のモジョw

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やっと重い腰をあげて(妙に説得力あるフレーズ)
ブルーズ関連3発お届け。


Blu-Ray キャデラック・レコード - 音楽でアメリカを変えた人々の物語

オフィシャル・サイト

ブルーズゆーたら「チェス」、「チェス」ゆーたらブルーズ。ということで、創始者であるレナードと、マッキンリー・モーガンフィールドことマディ・ウォーターズらブルーズ・ミュージシャンらが築き上げた一大王国「チェス・レコード」の盛衰を描いた実話に基づくストーリー。

実話といっても、俺はファンタジーに思えた。なにせ音しか聞いたことのないような連中の生きざまがそこに描かれているんで、ワクワクしながら見れた。
描かれるミュージシャンは登場順に
マディ・ウォーターズ
リトル・ウォルター
ジミー・ロジャース
ウィリー・ディクスン
ハウリン・ウルフ
ヒューバート・サムリン
チャック・ベリー
エタ・ジェームズ
と豪華やでー。どーせだったらバディ・ガイのおっちゃんも出せーや(削除シーンのバンド・メンバーにソレっぽいキャスティングはあったみたいだけどw)。

まぁメタル・ファンからするとマディはポール・ロジャースがカヴァー、ディクスンはレッド・ゼッペリンの元ネタ、ハウリンは"Slow an' Easy"の〆でカヴァがよく出すダミ声、チャックはプリーストがカヴァーし(爆)おなじみでしょう。エタの90年代入ってからのアルバムに参加していたジョンXをカヴァがソロの"Cry For Love"でハープ吹かせたという繋がりもあったりする。


マディ演じるジェフリー・ライトはどっかで見たことあるなと思ったら「007」のフェリックス・ライター役の人だね。黒人版「ドン・コルリオーネ」のごとく重鎮で凄みあるマディを演じていて素晴らしかった。
個人的にはハウリン・ウルフがわずかな出番ながら、いい味だしてたと思うし、エタを演じたビヨンセの演技は完璧としかいいようがない。俺は晩年の巨体唸らす彼女しか知らないけど、歌うときのなんとも言えない目つき・口元がそのもので鳥肌が立ったよ。


詳しい年代が綴られていくわけではないけど、史実にある19721967年の出来事をエンディングに持ってきて終わる。最後のオチにはちょっとほくそ笑んだ。

人種差別がはびこるアメリカを、底辺にいた人間たちが生みだしたその音楽が変えていった歴史。
知っておいて損はないと思う。


オリジナルを収録したサントラを買うか?ウチ帰って溜まってるMCA編纂のチェス・ボックスを紐解くか?
今はどっぷりブルーズに抱かれたい。

ヤマトよ、永遠に。

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忙しいのに出社できない理由があって、今日は(朝帰りだったけど)1日オフ。


ガンズのチケを受け取った以外は食っちゃ寝してw 21:20から「復活篇」鑑賞しに新宿バルト9へ。他の映画で館内はクソごった返してたけど、ヤマトへの客足は30人くらい?多分「夜遅いから」って理由じゃないな(苦笑)。

2回観てもやっぱ「救いようのないダメ映画」だった。一応、前回透明色にしておいたネタバレ部分を戻しとくが、観れば観るほど、こうすればいいのに。。。という部分が目についてしまい、お話にならないレベル。オフィシャル・サイトからリンクされてるYahoo!の映画レヴューの平均点が公開前の3.33からどんどん下がってるのが物語ってる気も(苦笑)。DVDは買わないかもな。で、今日を最後にと思って、音楽の確認作業のみしてきた感じ。


1CD / 交響曲ヤマト2009 - 宇宙戦艦ヤマト復活篇サウンドトラック

劇伴でない独立音楽として作られた「交響曲『宇宙戦艦ヤマト』」。今回の本編では都合4場面に使用されて、晴れてサントラに昇格したわけだが、劇中で使われたのは84年版のほう(少なくともエンドロールを見るかぎり)。それを聴きたくても廃盤で2万近くで取引きされてる。そんな状況を慮ってか?今回、新録音版としてサントラと同時発売(のはずが、サントラのほうが1週延期)。

タクトを振るのは前回同様、大友直人。演奏は、彼が監督を務めて今年5月に再演を行った東京交響楽団ではなく、日本フィルハーモニー交響楽団。宮川彬良氏と「交響組曲」の再現をしてるほうのオーケストラである。杉並区民会館でサントラと同時収録された模様。


84年度版が「実況録音盤」と銘打っているとおり、1本のマイクで同時録音されてるのに比べると、通常のサントラっぽい録音方式とデジタル時代ということもあって、格段に楽器セクション1つ1つの分離がよく、とても聴きやすい。当然観客の咳払いなどの雑音、最後の拍手もない。


全体的にみた演奏のレベルとかは正直俺にはオーケストラの場合よく分からない。ただ変な印象はひとつも抱かなかった点で完璧な再現と言っていいんでないの?


ソリストに関して言えば、ヴォーカリーズの小林沙羅とピアノの横山幸雄は、5月に観た時の方々よりはずっと良かった。前者はミュージカルなんかでも活躍されてる方らしくて、本格的なソプラノ唱法とはちょっと違うアプローチだった点が好感持てた。後者の人は、テクニックに長けてることで有名らしいので、オリジナルのハネケンさんの持ってたノリを前半からうまく再現してた。5月に観た時同様、途中テンポが落ちてモタるような部分もあるんだが、そもそもハネケンさんは人に厳しいのと同様自分にも厳しく、自分のパートにこれでもか!ってくらい音符を詰め込んだせいで、初演の時自分でもミスったり、かなり端折って弾いたという話も訊いてる。その残された楽譜どおりに弾こうとするんだから仕方がないわさ。


ヴァイオリンの大谷康子は、5月の再演同様、女性らしいアプローチ。オリジナルである当時N響コンマスでヤマト音楽の常連だった徳永二男氏と違うのは当たり前で、単純に比較はできまい。俺は、ハネケンさんのパートが「古代進の心情」で、ヴァイオリンのパートはある意味「森雪」だと思って聴いてるんで、これで正解だと思っている。


 

この1枚が再録されたのは意義あることで、今後も生で観れたら嬉しい。オーケストラの性質上、全国ツアーはないかもだが(笑)、もしあったら。。。俺がすることはひとつである(猛爆)。


 

多分、これでヤマトの話は最後にするつもりなんで、来週発売のサントラには触れないけど、ひとつ言いたかったことに触れて完結させとく。


ヤマトといえば(「スター・ウォーズ」がそうするずっと前から)敵に明確なテーマ・ソングを与えてそれが非常に効果的に使われてたんだが、今回、宮川氏・羽田氏を超える作曲家なしということもあってか、クラシックをそのまま利用して新曲なしでいくという手法をとったわけだけど、ホントにそれが正しい選択だったか?というと俺は疑問に残った。そのクラシックが後半にあてがわれてたわけだけど、全体的に悠長になりすぎて作品としての緊迫感が維持できなかったのは否めない。新曲がダメならば、たとえばクラシックのフレーズとヤマト音楽のフレーズを交互にブレンディングするくらいの大胆なアレンジはあってもよかったのでは?

それは暴挙にあたるんだろうか?音楽監督である大友さんのクラシック界での評判に傷がつくかもしれないけど、もしハネケンさんが同じ状況下に立たされたら。。。迷わず、いや迷いながらもやったとも思うんである。

 

結局のところ、今回の復活劇は、不満があればあるほど、自分が人生経験を通じて得たものが、当時より自分を成長させてくれてるんだということを確かめるいい機会になったと思うw


俺はあんなダメ古代になりたかないし、「親になって温かい家庭を作る」という一般の幸せとは違った別の幸せをみつけて人生を送っていくことを選択してよかったと思う。

はじめての・・・超・合・金

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アマゾン・ドットコムより到着。

Star Trek Limited Edition Replica Gift Set (Three-Disc + Digital Copy) (Amazon Exclusive) [Blu-ray]

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え?見えにくいって?だって袋から取り出すの、もったいないじゃん(苦笑)


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重量700グラムはズシリときます。


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かっくいい><


BGMは。。。あ、そーいえばサントラ買ってなかった(滝汗)

音は著作権違反ですが、画像は個人製作のものなんで、大目にみてちょ。

おごれるものは久しからず

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各種特典同じで(微妙に違う?)ブルーレイよりDVD版の方が3000円安いのを知って、そっちでもよかったかな?とも思ったんだが。。。もうブルーレイから離れられません(笑)

3Blu-ray スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ 〈ファースト・シーズン〉コンプリート・ボックス

一昨年公開された映画に続くTVシリーズの第1シーズン22話を収録。
いわゆるスピン・オフ作品であり、邦題「クローン大戦」と付けられてた2Dアニメ・シリーズの3D版でもある。そっちは1枚目の途中まで観て飽き、2枚目は開封すらしてない(苦笑)。結局のところアメリカのアニメ特有のデフォルメしすぎたキャラとお子ちゃま向けすぎる内容に受け入れがたいものがあった。
なので、そこそこの期待だけにしておきましたが。。。
 

 


 


 


 


 


 


すんばらしい!!100点満点以上をつけてあげたい(笑)。届いた当日に見始めたら面白くて一気に11話(各話30分)夜を徹して観てしまい、昨日残りをまた一気に観終わっての感想。


本シリーズは、少なくとも。。。中高生向き以上には作ってあるな(爆)。もちろん大人も楽しめる。

1話でヨーダを軸に立てた物語で掴みはOK。おなじみ「はるか昔、宇宙のかなたで」と同じロゴでそのエピソードの教訓的なテーマとなる一言が毎回トップに表われ、スター・トレックに勝るとも劣らない濃いドラマが展開される。子供だましだとばかり思ってたんで、コレは予想外で嬉しかった。(スター・ウォーズに「正史」という言い方があるかはしらんが)実写版ファンをも唸らす出来に仕上がってる。これに難癖付けるのはただの天の邪鬼としか思えん。もう安心してその世界にスムーズに入っていけた。ひとつ残念なことがあるとしたら、「イヤな予感がする」を連発しすぎ(苦笑)。

ジャージャー・ビンクスが三ツ矢雄二の声にしか聴こえないんで「マジ?」と思って調べたら2Dアニメ時代からの持ち役なのね。最近は社長業してて声あてしてないと思ってたのでちょっと感動したw 吹き替えも基本的に映画・2Dアニメ版を踏襲してるようで、スムーズに入っていけた。

特にラストへ向かっての8話分の出来(ブルーレイだと3枚目全部)は「お見事」だというしかなかった。なんかずっと顔に笑み浮かべっぱなしで「次はどうなる?そうきたか!」とまさにルーカス流ジェット・コースター・ムービーの醍醐味。

21話で最強ジェダイ、メイス・ウィンドウをこれでもか!というくらい活躍させて、あらら、シリーズ通して主役なはずなアナキンとオビワンの立場は?(爆)

めでたしめでたしと思いきや、22話で舞台を一変して、信じられない事件を発生させて、次のシーズンに繋げる常套手段。今やすっかり次のシーズンを待ちわびてる自分。


これ観たら、今や、欧米と日本のアニメの間に歴然とした差があることを思い知しらされた。今「ヤマト」が復活してもあの程度にしか作れないという理由も納得できた。

アメリカのアニメはあくまで「映画作りの中での表現の手段のひとつ」であることを守り貫いている。今回ルーカスが絡んでいないにも関わらず、本編と同質な作品を今を担う若いスタッフが作れたのは、その伝統をちゃんと継承しているからだということがわかる。(もっとも強力な「ジェダイの教え」というのもあるのは否めないけど)

日本のアニメだって、かつての第1次アニメ・ブームの時はそうだった。当時の中堅・ベテラン達が作った作品からはそういう気合が感じ取れたものだった。でも、ブームを体験したファンが、「自分たちの思い通りの作品を作る」と制作に関わりだして、世代交代がうまくいけばよかったものの、結局のところ自慰行為にしか見えない「描いてるだけで幸せ。たとえ低所得でも(苦笑)」的な作品がまかり通るようになった。観る側もそこから学ぶものがないから成長しない。究極の悪循環。


日本製アニメが「国が世界に誇りを持って輸出できる文化」だなんてちゃんちゃら笑わわせる。ホント税金で変な施設作られないでよかったと思う。やっぱアニメはエロにまさる「恥部」として自分の中ではそっとしておくことにする。

今は、さらーばとー♪

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言わせてほしい(笑)。

東京国際フォーラム・ホールAに、「宇宙戦艦ヤマト復活篇」完成披露試写会に行ってきた。


普段@ぴあからのDMなんて見ないでフォルダ分けしちまうんだが、たまたま目に止まったんで応募。一人から申し込めたせいか?招待なくせに発券に315円かかるせいか?オフィシャルHPでの募集締め切り前にして見事当選の通知が。


日が近づくにつれ、「2種類あるエンディングをケータイからのアンケートで決める!」「ささきいさお氏の歌あり!」とか、いろいろイベント性が付いてきて、楽しみになってきて今朝は6時まで寝れなかった(爆)。


ささき氏の歌を生で観たのは初めてで、35年かけてやっと巡り逢えた。鳥肌モノだわ。「真っ赤なスカーフ」はやはり名曲中の名曲。315円だけでは失礼なくらい、感動のステージで試写会の幕は閉じたのでした。おしまい。
 

 


 


 


 


 


 


 


 


え?本編はどうだったって?それはネタバレになりますからw

 


 


じゃなくて。。。

 


 


 


 


俺がここに書く場合、基本的に2パターンある。

・観聴きした感動を興奮そのままに書き連ねるパターン

・既に前日には書けてるくらい自分の中で言いたいことがまとまってて、あとは実際の感想と整合性を合わすだけなパターンw


今回は後者のはずだった。

どんなにご都合主義な内容だろうがそれは慣れっこだし(苦笑)、俺の関心は「アラフォーになった古代進が、まだ自分の理想としている男性像として描かれてるか?」ってことだけだから、ストーリーにまったく触れなくても書けるものだった。

 


 


が。。。それ以前の「お話にならない出来」だった orz
脚本クソすぎ。多分、シリーズいち内容がないよう(ToT)。
許せる、許せない、の問題でなく「あきれた」(爆)。

 


 


多分ね、俺の期待にそぐわない古代ではなかったんだと思う。「最後まであきらめない男」だったし。でも、それが実際に深く描かれることはなかったし、最新CG駆使して何隻戦艦を潰し、何人人を殺せば気が済むのか。。。途中「バンク」(=同じセル画の使いまわし)かと思って眠くなっちゃたよw

 


 


ラスト・シーンに誰しもが文字通り「苦笑」して、会場が寒い雰囲気に包まれてた。実際鼻水出てきた。拍手にも感情がこもってなかった気がする。


お決まりのブレザー姿ながら既によぼよぼな監督さんが、今回の設定背景の種明かしを涙ながらに語ってくれたけど、俺が思うに、900人も関わっていて、誰ひとりこうなる結果を予想して異議を唱えなかったこと自体が、ナチスのような一党独裁体制みたいだと思えて、なるほど、はい、そーですかと賛同しがたい。


ああ、そーいえば言おうと思ってたことに「ヤマトを観て育った世代は決して『モンスター・ペアレント』にはならないはず」というのがあって、でも今、こんなヤマトを擁護するような発言をしたら、俺自身が「モンスター・ペアレント」だわ(汗)。もっと過激なことも口から飛び出そうなくらいなんだが、ここは自粛しとくことにする(苦笑)。


まぁポジティヴに考えれば、「ヤマト=音楽の重要度高」という意味で、今回は既存の曲+クラシックを上手に当てはめてたこと(ただしクラシックの配分が後半に多すぎ)、大好きな「交響曲ヤマト(1984年版)」が本編に使われて正式なサウンドトラックとして認められたこと、今後大友(直人)さん指揮で再再演が観れそうな期待が持てること、これらには素直に歓迎したい。

 


 


結局のところ、作品としての「最高のヤマトはそれぞれの胸の内に」と言ったところか?

 


 


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誰も~が振っていた~♪ ささきさんにもまた逢いたいなぁ。

こっちもちょっと気分。。。

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盛り上げておこw

主題歌入り第2弾

やっぱ第1弾のオケBGMのほうが燃える!


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到着 Nov. 2009 pt.2

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今日は会社に6オーダ分の5箱が届きました(過去最高w)

メインはこちら。20091106224107.jpg

手前:2009(またはXI) のブルーレイ盤
奥左:新スタートレック・クルー劇場版ブルーレイBOXと初回封入のペーパークラフト
奥右:2009のDVD・スタートレック号BOXと付属フィギュア。開封用・保存用に各1つづつ。


今週の「SPA!」に2009の日本語吹替版の最初の47分をノーカット収録したDVDが付いてたので、プロモーションの思惑通り(爆)まず続きをブルーレイ版で観た。やっぱ画質が格段に違いますわ、ブルーレイだと。

日本のトレッキーが字幕版だけでなく日本語吹替版に寛容なのはそのクオリティに定評があるからで、今回もまずまずの出来じゃないでしょうか?

もっとも、劇場版だと大体TVと同じベテラン声優がキャスティングされ当てているからこその品質ともいえるが、そういう意味ではまったくサラな状態で若手中心でキャスティングされた今回の当てぶりは、ちょっといつもと違う雰囲気は否めない。でもね、考えてもみ?実際映画で演じてる新人俳優達は前キャストという「お手本」があって近い演技ができるけど、吹替の声はそうもいかない。矢島カーク、久松スポックらに似せてもちっとも面白くないし、大体似せられるかってのw「無」という状態からの創造・再構築という中での演技とみると、みんなキャラを立てようと必死こいてよく頑張っているなぁとは感心した。

劇場上映の際はところどころ誤訳があって意味が通じんと論議を呼んだけど、ちゃんと修正されているみたいで(まだ字幕は観てないけど)、スポックと父サレクの、母にまつわる会話なんかはちょっとウルっとしてしまった。

各2枚組で、ブルーレイのほうが特典映像時間が長い。これから楽しみながら観ていこうと思う。

ちなみにDVDのほうのフィギュアは円盤部がDVD収納ケースにもなってるスグレモノ。

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新スタートレック(TNG)劇場ボックスの各巻ジャケはこんな感じ。

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テカってしまうので電気消して撮ったら、案の定ぼやけた(苦笑)。
TOS版が白地にモノクロ人物像だったのに対して、TNG版は黒地(灰色)にモノクロ人物像。まぁこっちは5枚しかないので、こういう人選になったんだろうけど、いやはやまったく華がない(爆)。

特典ディスク「スター・トレック・サミット」は、前回の4大ヒーロー対談とは違い、各話の特典映像に分けて入っていてもおかしくないような特集映像集だったんで、これだけ欲しさにボックス買い直す必要はないかなぁ。でも、昨年までラスベガス・ヒルトンにあったアトラクション「ジ・エクスペリエンス」を疑似体験できる他、その最後の日を綴った特集は、日本人からすると羨ましいかぎりだ。かつては福岡・今度は大阪に「パラマウント・スタジオ」の話が出てきてるが、ぜひとも日本でもトレッキーなテーマパーク体験をしたいなぁとマジ思う。

とにかく溜まり続けるトレックの物語。冒険は、今始まったばかりだ。
 

 


 


 


 


 


あ、話戻すけど、そーいえば2009版の特報には、建造中のエンタープライズで一生懸命火花飛ばして鍛冶してるシーンがあったよね。甦る「我らが船」に身震いと期待を感じたものです、劇場で観た時もアレが本編に入ってなかったのはちと残念。
 

 


 


 


 


 


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だからって、コイツが代わりに感動させてくれるのかよ!
(前回に比べるとちょっと苦しいかも、汗)

感覚の違い?

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俺が4万くらいでコンプリートした、「宇宙戦艦ヤマト」の劇場版DVDが1作1500円くらいで観れるようになるのはとても良心的でいいことだと思う。アニメのDVDが高すぎるん。


パラマウントが「ナイトライダー」「エアウルフ」「チャーリーズ・エンジェル」「マイアミ・バイス」の各シーズン毎ボックスを1/3までに下げたのは、「バイス」だけコンプリートした俺にはちょっと微妙だ。1万5千*5なら大好きだったこれらシリーズが全部揃えられた(おまけにまだ観てないから封開けてないし、苦笑)。まぁこれ以上下がらないだろうから買っといちゃってもいいかな?とは思うけど、ちゃんと著作権行き渡るのかしら?と余計な心配もw

そういいつつ、モンティ・パイソンの4度目のボックス新装丁をどうするか?の天秤にかけてる。


年末の宝くじ、当たるといいなぁ(苦笑)。

自分のために

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今日は会社を夕方出にして映画2本見てきた。

午前:パイレーツ・ロック - The Boat That Rocked -


俺の生まれ歳、1966年のイギリス。BBCがポピュラー音楽を45分しか流さなかった時代に、若者を熱狂させた「海賊放送局」があった。その実話に基づいた映画。


その14年後。東京にFMが2局しかなかった時代に、「RSK」と名乗って実家・世田谷の端暮れで、「狛江市から」と嘘をつきw、常に自由に放送周波数帯を変え(80MHz以下もあれば86MHz以上の時もw)、遥か川崎まで届くような(汗)違法電波で自分の声を飛ばして、電波監理局との追いかけっこをしてた俺(達)が、この映画を素通りすることなんて不可能だよ。事実、80年代後半に合法かつ地域密着型のステーションとともに「ミニFM局」という言葉が定着してくるまで、自分たちのことをそう呼んでたんでなおさら。


「レイディオ・ロック」に乗り込んできた一人の若者を通して、当時のサイケディックな時代を背景に、ひと癖ふた癖あるDJ達との交流が心温まる。一人でやってたのがご近所さんとこに乗り込み、そこで恋が芽生えるちゅー俺の実体験部分にもかなり似てるエピソードがあったしw

彼らを潰そうとする政府の取り締まりによって窮地に陥った彼らが決断した行動にはジーンときてもた。流れる名曲のチョイスも素晴らしい。「青い影」と「"Stay With Me"(ロレイン・エリソンのほうね)」の選曲の妙には特に泣けた。

DJは、人は、伝えたいことがあるかぎり、やりたいようにやるべき。
ネットが全盛になって、よりパーソナルな発信が思いのままになった時代に、「自分の立ち位置」を再確認させてくれるような作品だった。当時の連中は今どうしてるのかなぁ?と思いながら。


午後:アンヴィル! - 夢を諦めきれない男たち -

「スーパー・ロック84」を知ってるメタル・ファンにとって、「アンヴィル」と耳にすれば、「(笑)」と書かずにはいられないw でも別にそれは卑下とかいう意味でなく、がむしゃらだった彼らへの「敬意と愛情」がこめられているに違いない。


メタル一筋30年。ロック・スターになることを夢見て今も走り続けてるバンドの涙と笑いのドキュメンタリー、という触れ込みだったが。。。


全然笑えなかった。

唯一噴いたのは女マネージャが電話でホテル名をアルファベットで伝える時に「ソドムのS!」って叫んで、それじゃ伝わらんだろwと突っ込んだくらい。あと、(俺が観た吉祥寺では)スクリーン両脇に「それっぽい」PAが並び立てられてたけど、実際上映中は音鳴ってねーじゃんってとこかなw

それ以外はリップスとロブの友情、彼らを支える家族を赤裸々映し出した、バンドの至極まともなドキュメンタリーである。

彼らのシチュエーションを「スパイラル・タップ」みたい、って笑って済ませられる人ってのはメタル・ファンじゃない一般人だけで、「一生、いちサポーター」な俺にとっては、涙なくては見られないシーンの連続だったよ。実際ラストは、わかりきってるエンディングなのに、彼らと気持ちが一緒になってとうとう嗚咽しながらその行方を見守っていた(笑)。


これはメタルを聴くすべての人間が素通りしてはいかん作品だと思う。きっと琴線に触れる熱いものを感じるはず!


自分が、こうして日本という国に生まれて、メタルという音楽に出逢えて、そのシーンを支える一員になれた幸運と充実感を、神様に感謝したくなった。

正直言うと今日は、いろいろある会社に対して、発散先のないストレス状態から仕事放棄したくなって半ば「ズル休み」のつもりだった。

でも、2本観終わって、2駅だしウチに帰ればいいものの、まだ働ける!と思って会社に向かうハメにw


人のために働かされてるんじゃない。なにより自分のために、がむしゃらに生きてるんだということを、イカレイカした男達の生きざまに垣間見れて、元気になった

やっべー><

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そろそろまともなタイトルつけろっちゅーの(汗)


以前からその存在を知ってたものの。。。ついに日本上陸!
可愛すぎるのにもほどがある><


リアちゃんより数十倍強力な大英帝国の刺客!
変な血が騒いでるw

すべては愛する者のために

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かれこれ2週間も全サーバのメンテナンスで毎晩深夜作業なので正直疲れちまった(汗)。


で、久々にオフィシャル・サイトを覗いたら。。。おおおお!



復活に喜んだものの、メカ・シーンがCGってことを知って、「そんなんヤマトぢゃねぇ!」とかなり興味失ってたんだが、こうして予告編になって、しかもあのヤマトのテーマが流れると、やっぱ血が騒いじゃう(爆)。DVD出るまで待つつもりだったけど、劇場行こうかな?でも今のところバルト9で上映予定ないみたいだし(涙)。


まぁキャラクターは今風のアニメ調にはなっちゃってますが(苦笑)、セル画部17カット中6カットがいわゆる「湖川パース」でちょっとワクワクした。総作画監督・湖川友謙がどんなカットを配するかだけは注目してるんで、あとは慣れかな。


6度目の「地球最大の危機」(猛爆)。ストーリーはどんなんでも多分驚かないわ。俺が期待することは1つだけあって、それが守られていればこの作品の存在意義認めたいとは思ってる。


ヤマトの側面にアンカー・マ-クが描かれてるってことは、どうせポシャっても「永遠に」みたいな番外編だといって済ませられるような配慮とみたし(笑)。


それよか、今は実写版の噂のほうも気になります(苦笑)。

はじめの一歩

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やっぱりガマンできないの。。。で、初ブルーレイ到着!

7Blu-ray / スター・トレック  オリジナル・クルー劇場版BOX
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TOSクルーによる劇場作6作目までと特典ディスクを収めたパッケージ。


各ディスクのジャケットも最高にイカしてる!
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靴のまま机に乗るな!それはともかく、(カークは別として)作中で特に活躍するクルーをその作品のジャケットに割り当ててるとこがめちゃクールじゃないか。


11月に10作収録のボックスで出直しになるのを待とうかと思ってたんだが、アマゾンだとこのボックスが35%オフまで下がってて、同時発売のTNGクルーだけの続編ボックスと合わせて買ったほうが3000円安いってことが判って即決。

大体、10作も納めた箱なんてデカくて扱いに苦労するだろうから分けたほうがいいしょ?とも考えた。


。。。。で、会議室でサーバ2台メンテ中に届いた(お急ぎ便でサーバ・パーツ待ちもしてたん)。

届いた7枚組の箱、めちゃちっさ!(驚) ブルーレイって高いくせにDVDよりケースちっちゃいんだ?へぇ。。。って、既にブルーレイ・ソフト発売から数年経ってるにもかかわらずそんなこと初めて知るってことは、いかに俺が店に行くってことをしないで通販ばっかに頼ってるかを証明してるわなw

とりあえず、目玉である特典ディスクの新旧クルーのキャプテンと副長である4人(シャトナー、ニモイ、スチュワート、フレイクス)による座談会を観る(司会はウーピー・ゴールドバーグ)。スーパー・ヒーローに選ばれた彼らが、その後から現在までのスタトレ人生で感じたこと・裏幕を、腹割ってもう言いたいこと言いまくりの非常に濃い内容で、大爆笑もの。この1枚だけで1万3千円の元はしっかと取れた感じ。


まぁ劇場作は「偶数作が傑作」という定説に従い(俺だけか?)、「カーンの逆襲」から観始めてる。最新作観て以来久々に振り返ってみたかったのでそれはそれは大満足。やっぱ買ってよかったわ。


で、肝心の画質だが、やっぱDVDとケタ違いだわ。といってもHDディスプレイでなく17インチアナログCRTで観てるんだが(汗)。DVDを全画面表示(解像度1280*1024ドット)に拡大して観るとどうしても荒くなっちゃうのが、ブルーレイだと逆に縮小になるわけで、それで観てもすっごくキレイだわね。比較にならん。肌のツヤとかも生々しいし、まるでその場にいるかのような臨場感にはちょっと感動して「おお!」と声上げてしまいましたw 。。。って、ハイビジョン放送だって久しいのに、いかにTV観てないかって証明してるわな(まじビジホでだけなん、苦笑)。

いやあ、これからのソフト購入がすっごく楽しみだ!

 


 


 


 


 


 

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オイ、感動したのはそっちでかよ!

青春の日々。

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うーん、買おうかどうか迷ってる(苦笑)

3Blu-ray / Movie銀河鉄道999 劇場版Blu-ray Disc Box

当然DVDボックスは持ってるw まだ再生環境がない状況でもあるし、つきつめると1作目「命」なんで、単品で買えば済むんですが、封入特典の「ドラマ編」LP紙ジャケ復刻はほしい(当時はビデオソフトなんて数万もして手を出せなかったからコレを聴いて絵を思い浮かべてた懐かしい思い出あるし)。
まぁなんやかんやで買っちゃうんだろうけど(爆)。

で、このボックスの発売記念として、先週先々週、バルト9でHDリマスター版上映が行われてたので行ってきた。1000円という格安でもあったし、俺が映画館で初めて人目を気にせずオイオイ泣いた秀作だからして、今一度大きなスクリーンでこの作品を観てみたかった。


平日に入ってからは夜中2時から1回のみの上映にもかかわらず70席がほぼ満席には驚いた。まぁ年齢層高かったのは容易に想像付くでしょうがw 

何度も見返して、絵・セリフ・音楽のタイミング、全部頭に入ってたものの、擬似5.1chサウンドが思ったより効果的で、鳥肌が立った。

そう言えばつい先頃、7-80年代を代表するアニメータ、金田伊功氏の訃報を目にしたので、氏の手となった惑星メーテルの崩壊からプロメシュームの死までのシーケンスには感慨深いものがあった。総作画監督の小松原一男氏も亡き人なんだわな。監修の市川崑といい、存命なのはりんたろう監督だけか?時代を感じる。。。


あ、原作の松本零士も生きてた(汗)。でも俺、本作は原作者の手から離れて「青春映画」に仕立てた、りん監督の演出が魅力のすべてだと思ってるんで。「ハーロック」TVシリーズにしろ、松本アニメってそういう目で見てる。なので原作の漫画自体って見てないし、興味もないんだよね。


そしてラスト・シーン。さすがにこの歳なので人目を気にして泣きはしませんでしたが(笑)、よかったなぁ。もうそれしか言いようないw エンド・クレジット終わった最後に会場で拍手が沸いたのが微笑ましかった。


今一度、万感の想いをこめてー
スクリーンで観れた、貴重な体験だった。この作品は後世受け継がれていくべき作品だと思う。


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30年前、前売り鑑賞券についてたパスの復刻版が入場者プレゼント。あ、俺は指定席で観にいったんでもらってなかったわ(汗、続編の時のパスケース入りのほうはもらったけど)
惜しい!もうちょい遅めに入場してれば。。。(光ってて見難いがシリアルナンバー939)

テイラー・スイフトよりこっちに萌えたw

1DVD / TVドラマ / 第一容疑者:姿なき犯人 Prime Suspect 6: The Last Witnness

90年代の英国ドラマを代表するシリーズ、2003年にオンエアされた6年ぶりの新作。
2002年かそこらにそれまでのDVD-BOXは買ってあったんだが、新作があるっちゅーことはここ半年ばかりで知ったので、何ヶ月か前にオーダー。でも製造終了らしくどこも在庫でもってるとこがなくて、アマゾンで新装丁BOX買うしかないなぁと思ってたら、灯台元暗し、HMVで在庫ありだったのでゲット。

リアルな事件描写と英国が抱え込む社会問題に切り込んでた本シリーズ。21世紀に入って作られたこの作品も違うことなく移民問題・不法就労、国際紛争を取り込んで、スケールがでかくなってる。

主演のヘレン・ミレンが「クイーン」でアカデミー賞を受賞する前の作品だけど、「ゴスフォード・パーク」でノミネートされた時期とは被るのでまさに油ののった英国を代表する名女優としての貫禄ある演技を魅せてる。


勤続30年、そろそろ引退をほのめかされているテニスンが、女性殺害事件を部下から取り上げて(笑)直接指揮。事件がボスニア・ヘルツェゴビナ紛争にも関わる重大問題だと判り、政府の圧力もかかってくる。新たな犠牲者も出し、自分の信念すらくじかれそうになる中、事件の結末へ向けて彼女の最大の賭けが始まる。


前後編あわせて3時間20分の長丁場ながら緊張感の連続。BGMも極力廃して画面に見入らす息飲む展開はさすがといったところ。シリーズ一貫した取調室での容疑者と一騎打ちとなる尋問シーンも見ものだし、今回は彼女の父親もわずかながら登場して重要な役割を果たす。いつも観終わってスカっとする気持ちになれないところがこのドラマの魅力でもある(解決しないこともあるので。今回は。。秘密w)。

NHKが作る日本語吹き替え版が秀逸で、今回もそっちで初回を観たけど、これから原語でも観ようと思うし、懐かしい過去作も観たくなった。うーん、ボックスで買いなおしても無駄じゃなかったなw とりあえずネット配信も格安でされてるので、新作までをプレイバックしてみようっと。

ヤツらが町へ。。。

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待ってました!

2DVD / Red Dwarf - Back To Earth (PAL)

4月にBBCではない民放ケーブルTV局で放映された、全世界のファン待望の、「宇宙船レッド・ドワーフ号」9年ぶりの新作が本国で早々DVD化。

日本でのオンエアが決まるまで待てない!
どうせ「万国共通のお笑い」なので日本語字幕など無くても楽しめると思いタウンゼンドでオーダー、さっそく観てみることにしたんだが。。。
 

 


 


 


スケール、でかすぎ!(フォントもだ!w
)


物語は最終話から9年後のおなじみレッド・ドワーフ号の中で始まる。リマー、レスター、キャット、クライテンとおなじみの面々。ただひとつ違うのは、みんなのアイドルだったコチャンスキーだけが今は亡き人に(涙)。

そしてある日、ロシア人女性ホログラムが唐突に現れ、船内にワームホールを発生させて、一同が吸い込まれてしまう。彼らの行き先はなんと現代の地球!


見るからに怪しい4人のことだから街は当然パニック!。。。ありがちなタイム・スリップ物と思いきや、なぜかみんな平然。それどころか親しそうに接して来る。???な連中。それもそのはず、現代の地球では、ナント彼らが主人公のTVシリーズがオンエアされていて人気者だったんである(汗)。これは一体!タイム・パラドックス?

でもリスターは考えた。この世界なら愛しのコチャンスキーは死なずに生きてるのでは?

で、現実は。。。きたるTVシリーズの結末が、全員の死で締めくくられるらしいとの噂でもちきりだった!


さぁ、どうする、4人?そして、彼らのとった行動は。。。


はい、ここらへんでやめときますw

いやあ、まだ1回しか観てないんだが、メチャクチャわくわくできておもろかった。やはり考えに考えて練られたストーリーは観てる者を引き込む。「ある映画」をパロってるんだが、ちょっとヤリすぎw

ホントは3話完結でオンエアされたんだが、DVD自身もその映画をパロって「ディレクターズ・カット」版として69分の長編として通しで観られるように仕上がってる。考えすぎ!

最初、みんなそれなりに歳とったなぁ(苦笑)と生々しい感想が出るほど、なんか観ていて受ける印象がかなり違うな。。。と思ったら、スタジオでのビデオ撮影ではなく、ちゃんとフィルムでシューティングされてるんだよね、これが。故にスタジオ収録おなじみの笑い声も入ってない。

もともとTVシリーズが終わって「映画化」が計画されてて、結局実現できずに民放の「スペシャル番組」として復活されたという経緯もあり、その点だけはスタッフのこだわりだったのかなぁと。

日本でのDVD化も早々期待したいところだが、これはぜひ映画館で観てみたい気がする。画質も内容のスケールも大画面での鑑賞に堪えうるに違いない。サイモン・ペグの「ホット・ファズ」みたいに単館上映でいいから、日本だけででも「映画」として小屋にかけて、スタッフの偉業を称えたいと思う、マジで。

上映されたらどんな忙しくても字幕版・おなじみ声優での吹き替え版、3回づつは絶対見に行くんで、どこかのハコ、お願いしますw

役得♪

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金曜と日曜にバルト9行った際、本編前に蛙男商会の「京浜家族」なるフラッシュ・アニメが上映されてた。

劇場とタイアップしてマナームービーをアニメで魅せるのが彼のライフワークともいえるが(笑)今回はバルト9のいいとこを真似た古びた映画館での出来事というシット・コムになってるのが1本と、丸々新作が1本。どうやら後者は毎週違うようで、2回とも違ってた。理由がわからない卵型家族やらブルース・リーや水野晴郎、宮崎アニメのヒロインまで出てくる!(爆、もちろん絵が似てるってだけの別キャラねw)


スタトレが目的ではあるものの、フロッグマンの作品は全部観たいとDVD揃えてる俺だからして、予想だにしなかった「2本立て興行」みたいなもので、一粒で二度おいしかったぜ。ちなみに会場では全然笑いが起こらなかった(苦笑)。


こんなおもろい新作を映画館だけでやるなんてイカシテルぜ!蛙男商会!!


。。。と思って、今ネットで調べたら、オフィシャル。サイトまであった!
 

 


 


 


 


ゲゲっ、今年の1月からTVKでやってるんやん(汗)。しかも「伊藤政則のロック・シティ」の1つ前の番組やん。。。(涙)

録画時間を早めたのは言うまでもないw ちなみにバルトで流れてる本編はTVKより先行してるケータイ配信と一緒のようです。

本日より公開の「スター・トレック」、早速観てきた(バルト9、24時の回)。


キャストを一新して世界観だけを継承する、いわゆる「リ・イマジネーション」作品としての再スタートなので、これまでの「正史」(まさしじゃないやい、せいし=公式な歴史!)を知るトレッキーとしてはかけ離れすぎて逆に反感買うような作りになってないか?と不安があった。


「監督は『スタトレ』より『スター・ウォーズ』好き」「初めての人でも楽しめる」という点を前面に広告展開してたせいもある(まぁ後者は、マニアだけだと興行収益微々たるものになってしまう日本ではいつものことで、仕方のないアプローチではある)。が、実際はというと、いやいやこれがどうして、ちゃんとした「11本目のスター・トレック」なんである!予想以上に楽しめた。


そこかしこに正史のエッセンスが散りばめられた脚本。「コバヤシ丸」テストやら尋問シーンやら映画2作目「カーンの逆襲」へのオマージュが多かったのは、アレが1番好きな俺には涙もの。。。てゆーかスポックの一言でマジ泣きw


そして何よりも、キャラクターを徹底的に研究した若い俳優達の役作りが素晴らしい。正直オリジナルほどアクが強いルックスの持ち主は一人もいない。どこにでもいそうな若造達。でもちょっとした仕草・言葉遣いがオリジナル・キャストによって確立されたキャラそのもので「マジかよ!」連発だったし、サイモン・ペグ演じる英国人スコティの活躍シーンなんかずーっと笑いを堪えるのに必死だった。これは予想外だった。てゆーか、むしろ未来からやってきたオリジナル時代のスポックであるレナード・ニモイが一番「らしくなかった」かも!(オイオイ)


スタトレでは「パラレル・ワールド(並行世界)」って当たり前のテーマなんで、SF面での本筋は理解できたが、初めて観る人には「何が何だかわからないけどテンポもいいし面白かった」で落ち着きそうだw キャラクターに魅力を感じたならば、その人たちは幸運である。だって、次回作を待たずとも39本の1時間ドラマと、7本の映画がDVD屋で待ってるんだから。


エンド・ロールの最後の最後まで見たが、スタッフすら旧作からは一切関わってない)。それでマニアすら唸らせるこれだけのクオリティの高いものができたんだから褒めてやるべきだ。


今回はキャラクター紹介みたいなもので次回作はもっと掘り下げられればいいと思う。悲劇的な結末に捻じ曲げられた歴史は修復されるのか?そのまま彼らの冒険が続くのか?いずれでも楽しみではある。3部作くらいでお願いしたいわ。

毎週観に行ってもいいなと思う。てゆーか、たった今日曜の予約入れた(爆)。

ひまー(苦笑)

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2月からの長いライヴ生活を終えて。。。

そーいや、ヘブン・アンド・ヘルの新譜出てたことを思い出して、各ショップを覗いたらオーダー数ゼロw あれ?。。。ってことはUFOとかも頼んでないの?と、全然手元にCDとかが来ない状態であることに気づき、慌ててHMV.JPのHR/HMニュース(HMVで買う買わない別にしてソースはあそこから得るw)読み返してテキトーに一旦お気に入りに。

なんか別のショップで価格比較するのも面倒臭くなったので全部HMVで。結局20枚ほど全部5月末に届くことになりました(ヘヴヘル含めて)。

。。。てことはそれまでここ書くことないやん(滝汗)。
ロバート・クレイだけはそれじゃ遅すぎなんでアマゾンで買いましたが、だったらそっちに含めればよかったね、ヘヴヘル。。。間に合うかな?


忌野清志郎、亡くなったんだね。。。特に思い入れはないですが、ありがとう、「スローバラード」遺してくれて。

マイ・ブーム♪

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先週末はやっと手隙になってIE8ベータ版をいじって自分のサイト確認し出して、かなり手直ししないとなぁと思ってたら、6時間後に正式版リリース!というとんでもない事態になって、急いで改修、3連休を潰した(涙)。

まぁ、それがなくても、この1週間ブログも書かずに何してたかというと。

 


 


 


ちょっと火が付いてしまいましたw

 


 


 


 


 


宇宙戦艦ヤマトづくし(苦笑)。

えっと、写真は1/700(40センチ)プラモデル付のTVシリーズ第1作のHDリマスタボックスと、劇場版5作のボックス、あと(まだ未着2枚ありだが)リマスタされたオリジナルBGMコレクション(短編集)6枚。


ちなみにDVDは5年かそこら前に18万程かけて(驚、なんでアニメって高いんだよ!)全部揃えたものの買い直し(笑、まぁリマスタされてはいるし当時よりは安い価格設定なんだが)。
CDは何年か前に出た10枚組紙ジャケ・オリジナル・ボックス以来で、LPでコンプリートしてたものが「ドラマ編」を除いてオリジナルがほぼ全部揃ったことになる。

いやぁ、思わぬ散財。


著作権絡みなんでアレなんだが。。。

木曜深夜IE8のリリース待ちしてて偶然に某動画サイトで幻の「オールナイト・ニッポン特別番組4時間生ラジオドラマ」がアップされてるのを知って聞き入ってしまったのが始まり。

初回放送が30年前、12歳の時である。まだ音楽もアニメも興味なくて、ただラジオが大好きだった少年時代。明け方ふと眼が覚めてスイッチをひねったら番組の終盤。

。。なんかやってる。。。ドラマ?。。。ヤマトって何?。。。アニメ?なんの外来語?。。。途中からで、なんかよく判らないけど、引き込まれそうな迫力!


その後、ヤマトという作品が今ブームになっていて、TVまんがをアニメと呼ぶのがナウくて、劇場2作目が公開される直前だということを知った。で、1作目の劇場版やTVシリーズの再放送なんかがあって直接目にできたことが災い幸いして。。。はい、ここにりっぱな「オタク」の誕生(爆、当時まだねぇよ、そんな言葉)。


以降、中学に上がって高校3年で「完結」するまでの6年間、俺の青春は「ヤマト」に導かれたのも同然だったことは今の俺のカヴァ好きぶりをみれば想像に難くないだろうw 俺の人格形成のうち60%はカヴァの教えで成り立ってるが、残りの30%くらいはヤマトのおかげで出来てるも同然と言える(爆)。なので「ガンダム」「マクロス」までは一応マニアックにフォローした作品達の中でも、ヤマトは「別格」なんである。金に糸目はつけねぇ。先のラジオドラマも正規でリリースしてくれるなら、5作全部収録のCD10枚組仕様だったとしても5万までなら払う!


ということでもう暴走しちゃった俺はいろいろネット・サーチして、パチスロ・サイトの波動砲打ちで盛り上がるわ(笑)ファン・サイトで懐かしい貴重な情報をゲットするわ、一喜一憂この有様というわけ。しかもなんと、俺が「発動」しちゃった前日に、東北新社から「ヤマト復活編(新作)、2009年内公開!」とのニュース・リリースまで。うーん、これはやっぱ「運命」なのかね。。。たとえ内容がどう転んでも(苦笑)、残る今年はヤマトで泣き笑いできる1年になりそうだ。

愛だよ、あい!

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届いちゃった(ハートマーク)

15DVD / 海猿コレクターボックス


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映画第3作目始動を記念して、映画2作・TVドラマ11本を含むフジ版「海猿」の全公式映像に加え、1作目のラッシュ・フィルム(編集前ノーカット版)とこのボックスのために新たに撮られたドキュメンタリー
の2枚のディスクを追加したコンプリートボックス。。。3作目が出るまでの間はw

定価約4万(税込)するけど、Tシャツ付の1作目プレミアム・ボックス(CD含めた4枚組)とTVシリーズ・ボックス(6枚組)、第2作のプレミアム・エディション(4枚組)で揃えるよりかは安いのか?いずれにせよ、俺は加えて通常版も全部持って観てるので買いなおしです(爆)。

でも正直値段の割にはお粗末な作りだと思う。付いてるのは20ページほどの「フォトブック」だけで、作品に関する解説ブックレットのようなものがない。それはファンなら承知の上だからなくても構わないが、安っぽいトールケースに連番が書かれてるだけで、どのディスクに何が収録されてるかがジャケットはおろか盤面にもまったく記載されてないという不親切さにはちょっと閉口した(苦笑)。


でも、大事なのは作品の中身であって、
ソレはお墨付きで濃ゆいので許す!(猛爆)


1作目を語る前に、主題歌になるジャーニーの名曲をバックにサワリの映像をどうぞ
 

 


 


。。。てか、1作目は2005年2月にレヴューしたんだ。それを再録してみる。

 


まぁ、金かけて撮ったわりにわ薄っぺらい映画だった(苦笑)。


役者陣、ディテールへのこだわりとか、壮大な音楽、「愛と青春の旅立ち」っぽいテーマなどなど、部分部分ではいいし、初めてな世界の話だからまったくおもろくないわけでわないんだけど、なんか全編緩急に乏しくて「泣き所」がなかった。。。
続編も作られるみたいだが、逆にキャラ紹介は今回やってもたので、おもろいストーリーで個々の掘り下げができるならば次こそ期待したいとこだな。

 


ケチョンケチョンである(苦笑)。で、その後なぜこれほど好きになったかと言えば、好きにならないと、伊藤英明が俺の大事な加藤あいちゃんに手をかけるのを遠目で見てるのはやってられなかったから。。。このマジック・マッシュルーム野郎!。。。じゃなくてw 思いもかけなかったTVシリーズ化による11本でそれ(「過酷な現場で一人前になる成長の物語」)をキチンと時間かけてやってくれたからである。視聴率はほどほどだったらしいが稀に見る素晴らしいドラマ・シリーズだった。今年の正月2日にTVでキムタクの「ヒーロー」の全話再放送やってて、ヒマとはいえ付き合うのもアレだったんで、旧ボックスでコイツを全話観返したんだが、12時間で一気に観続けれたという点でも凄いと思わん?その間、部屋の外へ「きゃあ!かわいい~」「たまんねー!!」って気色悪い独り言が漏れてた可能性はあるがw

 


そして、翌年映画「LIMIT OF LOVE」で最終章へ。ちょうど公開がホワイトスネイクのツアー中と重なったんで、まず大阪の空き時間で観て超感動したんで、出発を早めて新潟で2回目を観てまた涙。

 


とにかく泣けるんである。俺が映画館で泣いたのはガキの頃観た「銀河鉄道999」かヴィム・ベンダースの「パリ・テキサス」以来だったんだが、その比じゃなかった。監督はこれまでのストーリーを知らなくても単独で楽しめる映画を目指して極力旧作との「リンク」を避けたらしいんだが、やはり長い年月を通じて愛し続けた作品ゆえに、ひとつひとつのセリフに込められた意味、なぜそのキャラクタがそういう行動をとるのか?とかが、手に取るように理解できるから、ついウルウルなんである。

 


 


 


で、邪推かもしれんが、今回観返しながら、どこで俺の涙腺が緩んで嗚咽状態になるのか、タイムとにらめっこしながら楽しんでみた(爆)。

 


0:43:45 下山のセリフ
0:54:12 北尾のセリフ
0:59:58 吉岡のセリフ
1:04:31 環菜のセリフ
1:07:48 大介の立ち姿
1:13:05 大介と吉岡
1:20:03 下川と大介
1:21:00-1:24:12 大介と環菜
1:28:57 大介と海老原
1:32:10 環菜の悲鳴
1:35:30-1:39:10 海上保安官のみなさん
1:43:17 大介と北尾
1:45:52 大介と吉岡
1:46:55-1:48:10 環菜と司令室のみなさん
1:49:28 下川の立ち姿
1:51:15 環菜のセリフ
1:56:20-1:56:55 エンド・ロール最後のエピローグ

 


。。。計17箇所。。。しかもそれぞれが5分も間がない(汗)。どおりで泣きっぱなしになるわけだw 今回観返して、驚いたことにこの前後でちゃんとチャプターが打たれてる。てことは、監督の思惑にまんまと載せられたわけだね(苦笑)。こんだけの「見せ場」がある映画そうそうにない。ともかく素晴らしい幕引きで、物語は完結した満足感というものが確実にあった。

 


。。。そこへ、昨年秋地上波初放映時に「寝耳に水」のごとく映画第3作目の制作発表である。期待とともに不安が混じるわな。

 


正直アレを超える作品が見れるとも思っていない。でもこのボックスの最後のディスクでスタッフが語る熱い心意気は伝わってきてるので、楽しみにはしていたいと思う。あいちゃんのライフワークとも呼べる作品でもあるし。早くスクリーンで観たいもんである。

なんかやっと泥沼の中から抜けだした感じ。。。え?傍からみればいつも泥沼だって?爆


1時過ぎまでプログラミングして、仮眠しようとするんだが、先行き不安で眠れない。
で、しかたなくプログラミングを続けて明け方5-6時に力尽きて机に枕敷いて気絶したも同然になるか、もしくはコレを観てちょっとお気楽になるという毎日だった。


10 DVD / 宇宙船レッドドワーフ号 DVD-BOX[日本版]


某国営放送でオンエアされていたらしい(俺は2ちゃんも含めて1ー3チャンは観てないことを建前にしてるので突っ込まないでw)英国BBC制作のSFコメディ。そう呼ぶにはSF設定なんてほとんどいい加減に扱われて話が展開するシットコム(シチュエーション・コメディ)だ。ゆえに何故レッドドワーフに主人公たち数人が残されることになったのか?1話を観返さないと覚い出せないでいる(爆)。


実はシーズン1-4までのBOXは持っていて、正月休みの時にそこらに放置してあった1枚だけ観て(1話30分で7-8本)久しぶりに笑わせてもらった。で、そういやシーズン5-8は持ってないんで出てないのか?といろいろ調べたら、最初のボックスの2か月後に後半ボックスが出ていて気づいてなかっただけと判明(汗)。まぁ面倒くさいのでこの機に全話セットで買い直し。さすが10枚組トールケースだと箱デカイです。

2枚の特典ディスク(傑作選)と最後どうなるのか知りたくてシーズン8を観た。直前に観た「ランボー・最後の戦場」に出てたグレアム・マクタビッシュが代表作に上げてたけど、主役グループには入ってないので???というのを確かめたくもあった。


ちなみに、それまで巨大宇宙船に取り残された4人のドタバタだったのが、最終シーズンではクルー全員が生き返っての集団劇になってた。ファン・サイトでも不評みたいだし、要は人気低迷で終わった感を持ってたんだが、これがどうして?最終シーズンもかなりのテンションでおもろい。下ネタ満載でいいじゃない?w


今日のタイトルは、ナニがなくて女性用収容所に入れられているアンドロイドのクライテンが人工ペニスを作ってそれが逃げ出し暴れちゃうエピソードで、女性乗員のコチャンスキーが言い放つ言葉なんだが、かなり奥が深い!!(爆)


日本では毎週放映されてた(らしい)が、向こうでは30分ものが1年に8話、それが8年続いたようだ。パイソンやビーンしかり、イギリスのコメディには時代・世代を超えて、何度観ても輝きを失わない精密な番組作りへのこだわりがある。設定上現在と300万年以上の開きがある本作でも、その「笑いの本質」の追及が徹底されているのはいまさら言うまでもない。傑作。

ちなみに1月からBBCオンデマンドにて1話210円で観れるようになってます。日本語吹き替えなのか不明ですが、エピソードタイトルが日本語なので多分吹き替え版だと思う。


本国ではコンヴェンションなんかも開かれ(同じSFと言えどもトレッキーのソレとは趣を異とする)、根強いファンを残し、一時期は映画になるという話が進んでたが、とりあえず別チャンネルで特別番組が作られるということに落ち着いたらしい。まぁ日本でいつ観られることになるか判りませんが、心待ちにしようじゃないか。

島根より愛をこめて

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今通販オーダー中のリストを眺めながら。。。


なにか、買い忘れてる。。。


やヴァい!あの限定品アイテムが入っていない!


DVD / 秘密結社 鷹の爪 The Movie II 私を愛した黒烏龍茶
博士チャールストン限定BOX / 吉田ネオ限定BOX / 通常盤


案の定HMVでは博士BOXが売り切れてたのでかなり焦ったが、アマゾンで買えて事なきを得る。ちなみに(ウチには虚しく空箱だけが残っている、涙)前作の博士BOXは今中古でも最安で12000円のプレミアがついてる。。。(「レア・アイテムの中身を人に貸す」なんて無茶なことしなきゃよかった、...orz)

アドビのFlashを使ったおバカアニメの映画化第2弾。今回タイトルをネーミングライツ化して、CCレモン・ホールに引き続きサントリーが獲得、本編内にも十数社のプロダクト・リプレイスメントでいろんな商品が飛び交い、製作費をねん出してる。。。んだが、今回ちょっと露骨すぎてかなりウザイ(扱いがデラックス・ファイターより上ってのも如何なものか?苦笑)。おまけに「その製作費を無駄に使うようなこと」がテーマらしく(苦笑)、誰でもその声を知ってる大物声優達を「無駄な使い方」したりと、奇抜さとナンセンスさは相変わらず。

ネットの中をも往来きできるMr.Aと名乗る男に日本が買収し尽くされてしまう。強引な手口に怒りを覚える、地球にやさしい世界征服をもくろむわれらが鷹の爪団は、彼の野望を阻むべく、「買収の価値なし」の烙印を押された島根県で決起するのだが。。。(原作・監督FROGMANの故郷である)


内容はまぁよく考えられてはいるんだが、俺的には前作のインパクトにはかなわないと思う。てか、元ネタになってる「マトリックス」を観てないのでいまいちピンとこない(トリロジーBOXはウチにあるんですが、観たかったからではなく単に安かったから買っただけなので、爆)。まぁ世相を反映させたり、「ホロリ」とさせられる総統のシーンが2-3あって、言いたいことも判るんだが、繰り返しすぎて少々説教臭くなってる感も。まぁ「信念を持って生きる」って大事ですけどね。


ちなみに「総統は二度死ぬ」「島根より愛をこめて(NRが決まるまでの仮)」「私を愛した...」と、サブタイトルが全部007シリーズのパクリになってるんだが、次回第3弾が既に「消されたレオナルド」で決定してる。おお、ティモシー・ダルトン・ボンドの「消されたライセンス」かい!シリーズいち興行収入悪かった作品のタイトルつけて大丈夫なのか?とちょっと先行き不安ではあるw オースティン・パワーズ・シリーズみたいに尻つぼみにならなきゃいいんだが。。。

宇宙船地球号

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と言っても、ラウドネスの全身、レイジーの話ではないw

10DVD / 宇宙大作戦 デジタル・リマスター版 シーズン1

The Orginal Series、通称「TOS」。紆余曲折の末、日本ではDVDのみによるリリース(アメリカ版シーズン1はHD DVDとのハイブリッド。以降はHD DVD終息によりDVD仕様のみ)。

40周年を記念して、フィルム修復・音楽の取りなおし・特撮部分のCG化を施しつつ現在オンエアされているものの第1シーズン(ただし、放映順はオリジナル順とは無関係)。いつの間にか「デジタル・アップデート」ではなく単に「デジタル・リマスター」という呼称に変わっている。

ウチはNHK-BSを観れる環境でないので初お目見えで、とりあえずディスク1の2話だけ観たが。。。特撮部分はエンタープライズが惑星軌道上で周回してるだけなので、そこだけCGになってもそんな違和感なかった。。。てかそれだけじゃつまらん(爆)。

過去に戻って米空軍ジェットと接触する「宇宙暦元年7.21」とか他のエピソードでは面白そうなんでこれから観てみる。あと、大好きな映画版第2作のカーンが出てくるオリジナル・エピソードが入ってるのも嬉しいわな。

4年前に3シーズン揃って出たボックスは約10万した(躊躇なく分割で買ったけど、汗)のに比べると、3シーズン揃えても多分5万ちょいだろうからゲットするにはいいタイミングだと思う。もっとも、今のDVDには珍しい本編がハイヴィジョン・サイズでアップデートされてるのに4:3で収録してるのはゆくゆくのブルー・レイ版発売を見越してのことだと思うんで、まだ「待ち」とも言えなくないが(今そんな観賞環境ないけど出たら買うんでしょうなw)

ちなみに、そのオリジナル・ボックスは未開封なんで(猛爆)知らなかったんだが、その時点でオンエアでカットされたシーンの吹替が新収録されたんね?で、故人・引退を除いてはなるべく同じキャストで追加アフレコされてるのが凄い。クルーの矢島正明・小林修・松島みのり・納谷六朗はもちろん、ゲストで北浜晴子・中田浩二・富田耕生・武藤礼子・池田昌子・小林清志・勝田久・北村弘一・高橋和枝・近石真介・森功至・大塚周夫・小林恭治・仲村秀生・川久保潔・鈴木弘子・森山周一郎・中村正・矢田耕司などなど、7-80年代のアニメ・声優ブームを通過した人なら知る「重鎮」な人ばかりがちょっとしたシーンのために揃ったかと思うと身震いしましたわ。もっともやはり40年経て声にも出る年齢差は若干違和感ありましたが。。。って本作内容と違う部分に触れてますがw

各巻末に収録の特典映像はディスク1を除いて2004年版の流用みたいだけど、4枚目までのをとりあえず観て、このアップデートが安易な企画でなく、ちゃんとオリジナルのファン・製作者に敬意を表して作業されている点。若い世代にとってTOSのCG化は光栄の極み、喜んでやりすぎなまでにやるに違いない。でも重要なのは、当時のスタッフが低予算に苦しみながら実現できなかっただろうという視点から観た時の上書きで、たとえば怪獣のまばたきとか火花散っても出てないレーザ光線の追加とか、そういった細かい部分にまで及んでるのを知って、世代を超えてちゃんと作品がもつ意味を壊さずに継承しようとしてる姿勢に心打たれましたわ。

やはりジーン・ロッデンベリーって原作者の偉大さが改めて理解できる。本作で黒人女性初のTVドラマ・レギュラーになるニッシェル・ニコルズが登用を危ぶまれた際に、彼女が採用されないなら自分も降りると身を呈したエピソードは、前年ベトナム戦争に突入して混沌とした世界情勢の中、(ジョージ・タケイ演じるミスター加藤含めて)人種と闘争を超えて世界が協力下の元にある近未来を描いて反戦を訴えたかった本作があるべくしてあったことを象徴してると思う。


いつも中心なのは人間とそのドラマ。そんなスタトレが大好きである。

久しぶりの映画館

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歌舞伎町へ「カジノ・ロワイヤル」のオールナイトを観に行って以来だからだいぶ経つね。

クローン・ウォーズ

まぁ、スター・ウォーズ関連は先行か初日に鑑賞っていう義理をスピンオフでも果たしたようなもんやねw 

で、この映画、ガジェット見てもわかるとおり、CGアニメなのである。これが公開されるのを知ったのは1か月くらい前だったかな?3年前に本編がフィナーレを迎えて以来情報には疎かったので、実写でTVシリーズって構想は知ってたけど、このCGアニメの話は寝耳に水だった。

新宿3丁目近辺に新しくできたシネコン「バルト9」(後で気づいたがヴァージン・メガストア跡でなく東映シネマ跡なんだね。昔よくアニメ見に行ったわ)。今夜オールナイトありだったんでここにすることに。あまり夜の歌舞伎町うろつき回りたくないし、代々木から1本道で繋がってるんで終映後そのまま会社に直帰できるし、便利なとこにできたんである。

で、ネットで座席購入ができるんでトライ。オールナイトでなくても取れそうだったんで9時半の回にすることに。ところが何度やっても「失敗」の警告(汗)。これってリアルタイムに劇場窓口でも受け付けてるから希望の席がすぐ埋まっちゃうんだと思って10回くらいやってみる。挙句の果てには「ご希望のブロックは満席になりました」だと(汗)。観ると失敗したのがキャンセル履歴に延々と残ってる(滝汗)。そこでようやく俺、クレジットの有効期限を間違え続けてることに気づいて(濁流汗)決済を済ませ完了。ったく、席の取得に失敗したのか決済に失敗したのかエラー内容はちゃんと記述すべきです、俺ならこんなシステム作らんw


そのせいかどうか知らんが、ついてみると会場はガラ空きでした(爆)。


上映まで時間があったので調べてみたら、以前セルアニメで放映された「クローン大戦」の続きで、30分番組100話としてTV放映されるモノの要はパイロット版だと。なら話としては中途半端なんだろうし、わざわざ映画館まで観にいかずとも。。。

制作・総指揮はもちろんジョージ・ルーカスでルーカス・フィルム作品だが配給はワーナー。いわゆるスピンオフ(番外編)作品である。声優はサミュエル・L・ジャクソン、クリストファー・リー、アンソニー・ダニエルズは本人があててる。それ以外は知らない俳優。でもそんな違和感はなかった。ヨーダのフランク・オズ声なんて瓜二つだったのは感心。音楽もジョン・ウィリアムズのモチーフは随所に流れるが、別の人。

ちなみにDVDでリリースされた2D版2シーズン分は第1シーズンを数話観ただけ。第2シーズンなんか開けてもない(爆)。すっげーつまんなかったんで。絵だってアメリカぽいデフォルメがされてて子供騙しさが全然馴染めない(苦笑)。

それに比べると、このCG版は意外にすんなり俺の心に入ってきた。俺、ディズニーとかピクシー社は見たことなかったんでこれが初のフルCGアニメ作品だったんだが、ちゃんと口パクがセリフに合ってるのにまず驚いたw そしてエピソード1-3でお馴染み懐かしのメカ達が違和感ない。。。って、もっとも本編だって人物以外フルCGだったのでそう違いがあるわけないですが(笑)、そこは世界観も考慮して若干質感を変えてる。

ストーリー的には、当時まだマスターではないはずのアナキンが少女?のパダワンを受け入れるのはなぜ?とかのつっこみはあったものの、エピソード4-6に登場するジャバ・ザ・ハットを絡めたりと、エピソード2と3の間のストーリーをちゃんと埋める形にもなっており、オビワンが敵の女シスに「マイ・ダーリン」とさりげなく言っちゃう、SW本来のウィットに富んだセリフ回しとかが、2D版の子供騙し風でなく、かなりマシに作られてるところは〇。SWと一緒に歳をとった大人ががっかりすることなく楽しめる作品ではあるとは思うんだがね。

ただいかんせん、本編は本編、コレはコレっていう意図的なものもあるんだろう、キャラクター自体がドラマ性を持った展開をしない。アナキンも勇猛果敢なファイターで例の悩みも見せない。パドメも出てくるが一切絡まない。ただただ戦闘アクションの連続なので、ゲーム世代の若い子には受けるかもだけど、サーガのドラマを楽しんでるおぢさんとしてはちょっと食傷気味だった。

そういう観点からいえばSW世界の歴史に精通してる人がニヤリとできる完全なマニア向け作品で、普通の人がいきなり世界に放り込まれても退屈なんじゃないかなぁと思う。もっとおもろい作品はいっぱいありますよ。

Never Give Up, Never Surrender !!

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先日、BETTERくんとこに買い物に行ったついでに、ロック・シティのコピーと一緒にもらった映画DVDのうちの1つがコレ。

ギャラクシー・クエスト

5-6年ぶりに久々観て楽しませてもらった。今やDVDは入手困難みたいだが、初回盤も廉価盤も持っている大ファンである。てゆーか、SFファン、特にトレッキーには絶賛を浴びた傑作なんである。

80年代に放映されたTV・SFドラマ「ギャラクシー・クエスト」は放映終了20年を経た現在でもマニアに絶賛され、コンヴェンションなどが日々行われている。それは主演の俳優たちにとって数少ない収入源であり、唯一今もなおスポットライトが浴びれる場所だった。

そこに宇宙人の恰好をした団体さんが現れ(そもそもコンヴェンションに来る連中はコスプレが基本だから目立たない!爆)、クルー俳優たちに新しいプロテクター号2の艦長を依頼。

新しいドラマの仕事だと思った彼らが行き着いた先は。。。本物の宇宙空間に浮かぶスペース・シップと本物の戦争だった。。。

とまぁ、言わずと知れた「スター・トレック」のパロディなんだが、そのストーリ展開とディテール描写が超面白く素晴らしい。ILMが担当したVFXの質感もちゃんとTNG以降の路線を模したものにしてあって、プロテクター号登場シーンはドキドキもの。ギャグに終始せず、明確なテーマがあって、最後にはホロリとさせ、タイトルの名ゼリフが生きてくる。映画館で観たらきっと最後は大拍手しちまうだろうなぁ。

さらにこの映画のすごいところは、パロディなのに誰も傷つけていない点にあると思う。つまりこのギャラクエ、すべての点においてスタトレへのオマージュなんである。

売れずにドサ周りする俳優の姿だって、昔はTV業界とハリウッド映画界ってはっきりとした住みわけがあったのは誰もが知るところだし、今では逆にTVから映画界への進出が目覚ましいのはご存じのとおり。俳優だって長年演じてきた役への愛着と誇り、ファンに対する役目を理解しているわけで、その部分もちゃんと描かれてる。

ファンとして現実と虚構の区別がつかないような少年が登場して、ゴミ捨てに遅れた理由をくどくどと両親に説明するが、両親は叱らずに「夕飯までには帰ってくるのよ」と優しく声をかけて送り出すくだり。どんなことだろうとエヴァンジェリストぶりを「個性」として尊重し、ちゃんと認められる国民性が出てるから茶化しに終わってない。トレッキーの生態はドキュメント映画「トレッキーズ」に詳しい。日本でも始まる陪審員制度だが、その陪審員としてTNGのユニフォームを着て裁判所に赴いた女性だっているくらいなんであるw

その関係に、ふと。。。いくつになっても現役として頑張っている俺の愛すべきバンド達と、これまたいくつになっても彼らに忠誠を誓う俺らとの関係を重ね合わせたりもした。

「屈服しないし、諦めない!」

"Long live Rock 'n Roll"同様に、すべてのメタラーに送りたいメッセージである。


あ、メタラーで"Never Surrender"ゆーたら、ライオンか?(笑)

だ~んす・ざ・みゅ~じっく♪

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CD / Sly & The Family Stone / The Anthology

サンダーが「ライヴ!」アルバムでカヴァーしておなじみ、白黒混合ファンク・グループ。
他にもジェフ・スコット・ソートが"Take Me higeher"とかカヴァーしてるし、ロック・ファンにもなじみやすいところは多いかも。

その彼らが秋にブルーノートに招聘されて来日。うーん、15000円とかしたはず。今どーしようか迷ってる。
ってことで、今日は彼らの来日記念!

 


 


 


とは全然別の話。

1DVD / Movie / 菅井君と家族石 The Movie Standard Edition / Limited Edition

「鷹の爪」でおなじみ「蛙男商会」のデビュー作である本作がいつのまにか映画化!
島根に生きる貧乏黒人一家のハチャメチャストーリー。もちろん脚本・作画・声の出演はフロッグマン。
どんな作品かはオフィシャルサイトで7話を観よう!

てことで長編になった本作。思いっきりオシャレなオープニングで始まってビックリ。MTVでオンエア時にはファンキーなテーマだったのが、アグレッシヴなジャズ・タッチでちょっと戸惑った。でも始まってみると、主線に映画的テーマはあるものの基本的にはサブタイトルつきの短編オムニバス形式で、懐かしい面々によるしょうもないナンセンス・ギャグの連発に大爆笑。TV時代から映画と音楽ネタをパロっていて、これでもかこれでもかと繰り出されるギャグの歯切れとテンポのよさにやはり脱帽。2時間という長尺ながらあっという間、久々にスカっとさせていただきましたw

「黄金の吉田像」フィギュアがついてる以外、限定盤と通常盤にちがいなし。1枚もので凝った映像特典もなしで、そこだけが食傷気味ではあるが、オススメの1枚には間違いない。
監督他スタッフによる副音声は、監督の「自分の映画について語るほどナンセンスなことはない」というポリシーから全然関連性のない話題が展開。特にフィリップのモデルであるパンテラの話から「ホワイトスネイク」まで飛び出すメタル談義には大爆笑。そうか、デスメタルの聖地は千葉県にあるのか。。。w

あー

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会社では普段温和な俺が、2-3週間前からかなりのストレスを感じてる(苦笑)。
こんなとこで皆まで言うのはよしとくが、なんかスカッとしたいね!と思いつつ、楽しみにしてたコレを観たんだが。。。

1DVD / Mr.ビーン: カンヌで大迷惑?!

ビーンが懸賞で南仏旅行とビデオカメラが当たって、旅先で巻き起こす騒動。


大ブームから既に10年を経て、なんでいまさらビーン?って、この映画の存在を知った時は思った。ローワン・アトキンソンの怪演にはいつも感心するけど、今回ちょっと「毒」が足りなかったような気がする。

ビーンはいわば「大人の体を持った子供」なわけで、普通の大人からしたらちょっと残酷なことを平気でしでかしちゃう人だから(前作のゲロ爆弾や指鉄砲みたいにw)、そういった意味では本人が巻き起こす騒動によって観てる側が「危なっかしい!」ってハラハラする感覚がもっとあってもよかったような気がする。駅々に物を置いてってしまい最終的には無賃乗車状態になって本人の動揺と一緒にハラハラするところはあるものの、意味合いが違ったものだったりする。

やはりそこは長編映画として他の大勢の人に委ねられて作られるビーン像と、ローワン自体が表現したいビーン像にギャップが出てきてしまうんだろうなと思う。

今回もビーンはただ単に懸賞で当たって行けることになった「海岸」を目指してただけで(爆)、そこにカンヌ映画祭にまつわる人たちが巻き込まれて、いろんな意味でこの純粋な男に感化されていくっていうストーリーだが、結局アメリカを舞台にした前作とまったく変わらないわけで、比較すると前作のほうが俺は好き。

舞台がヨーロッパで、特にフランスにおいてはジャック・タチが「ぼくの伯父さん」シリーズで無声映画風で独自のコメディ世界を織りなしていたり、マルセル・マルソーを代表とするパントマイムで有名なだけに ビーンが馴染みやすい環境、というかビーンのキャラクターそのものがその影響を多大に受けてるわけだから絵としてハマるのは当然だし、制作側が敬意を表しているとも言えなくはないが、ビーン自体がイギリスのブラック・ユーモアをふんだんに発揮してもっと破天荒なインパクトを与えてくれたら面白かったと思う。まぁ「イイ子ちゃん」になっちゃったのは「お茶の間の人気者」になりすぎたゆえなのかもしれんが(苦笑)。


やっぱり基本はオリジナルTVシリーズである。暇ができたら観返してみたい。


で、依然なんかモヤモヤ続きなんである。おとといあたりからデイヴィッド・リンチの最新作観賞に取り掛かってるんだが、5分ももたないでスイッチ消してまう(だからまだウサギ人間しか登場してない、汗)。気分的に躁な時でないとこの人の作品って受け入れ難いってのもあるが。

最近スカっとしたのが、構想3か月・コーディング3日で思い描いてたとおりにできたプログラムの完成だなんて。。。やっぱビョーキやね(苦笑)。

そもそも「モジョ」が切れてるせいなのかも。。。うんきっと!w

一度きりの人生さ♪

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昨日、サウナに入りながら。。。何か忘れてる。。。
そだ!これのレビューを先週先々週とここ(サウナ内)で考えてて、まだまとめてなかった!(汗、サウナだけに)

2DVD / モンティ パイソン: ライフ オブ ブライアン -完全版

パイソンズの映画中、なぜか唯一国内リリースがされていなかった最後の作品(映画としては3作目)が「完全版」として待望のリリースで完結!

思えば不思議だ。内容はAD33年、常にキリストの近くで暮らしていた青年ブライアンが、大衆に「救世主」と間違え崇めたてまつられて数奇な運命を辿る。。。という、宗教のパロディで、宗教感があまりない日本であれば純粋な「お笑い」として受け入れられそうで真っ先にでもリリースされてよさそうなものだったのに。逆に海外では公開当時にやはり波紋を呼び、公開中止(拒否)運動に巻き込まれた作品でもある。そこらへんの経緯はメイキングに詳しいので割愛する。

映画製作自体も難航して、当初予算を出すはずのEMIが降り、途方に暮れてたところを元ビートルズのジョージ・ハリソンが快諾して制作が続けられる。前作「ホーリー・グレイル」もパイソン・マニアだったレッド・ゼッペリンやピンク・フロイドらに出資してもらってたので、わりかし音楽業界とは関わりが深い。実は脚本作りでどっかの島に合宿した際に、ザ・フーのキース・ムーンも同行(彼はバカンスw)、演じる役も決まっていたものの、彼の死でそのシーンはボツに。。。(てゆーかギリアムが怪演w)なんてエピソードもある。

他がお得意のどたばたスケッチ(コント)の寄せ集め的(ある意味3本分のTVシリーズそのもの)なのに対して、本作は物語に則したお笑いを散りばめつつも、一環としたテーマを持った映画としての完成度においてパイソンズ映画一だと思う。テリー・ギリアムが美術監督に徹した点も大きい。まぁ彼らのお笑いはある種「慣れ」みたいなもんも必要なのかもしれないが(なんで同じ人が何役もこなしてるの?なんて気にするなw)、俺は最高に面白がって観た。
いつものように字幕・日本語吹き替え・2パターンの音声解説に加え、今回は脚本完成直後に行われたいわゆる「読み合わせ」の模様が(音声のみで初稿台本とともに)収録されてるのが目玉で、計5回観てまだあきなかったわw(もっとも忙しい中だったので45分にわけて10日かけましたが、苦笑)

で、本作で最も有名なのは、エリック・アイドルが最後に歌う"Always Look On The Bright Side Of Life"である。多分、誰もが耳にしたことがあるんじゃないかな?


。。。。って、そこのWSとメイデン・ファンのキミ達は間違いなく!(爆)

WSは97年の「ラスト・ハラー・ツアー」でクロージング2曲目に、
メイデンはここ2回のツアーのクロージングにやはりこの曲を使用している。
カヴァはオフィシャル・サイトのトップに"And Now for Something Completely Different(「お話変わって」という決まり文句)"って載せてた時期もあったから、きっとファンなんだろうなぁ。メイデンは"Can I Play With Madness"でグレアム・チャップマン本人を出演させちまったのはご存じのとおり。てゆーか、イギリス人はみなパイソン・マニアなんだと固く信じてる(笑)。

映画の中では「とんでもない状況」の中で歌われる。まぁ歌詞読めばわかると思うけどw

見習って、いつも人生の明るい面を見てようじゃないか(笑)。

Nudge Nudge あるいは チョンチョン

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ここのところ、ずーっとパイソン漬けな日々なのである。

7DVD / 空飛ぶモンティ パイソン -日本語吹替復活BOX
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当時から流行に敏感だった俺は(ホントかよ)、東京12チャンネルでオンエアされた日本語版を目にはしてるんだわな。純粋な本編を放映というわけではなく、1時間枠で今野雄二ら司会者が解説を交えたり、日本のコメディアンのコントが挿入されたり、形態としては異色だった。
で、どっちかというとこの番組でデビューしたタモリや所ジョージのほうに目が行ってしまい、肝心のパイソンズ達のことは(ギリアムのアニメ以外)全然記憶に残らなかったりもした(汗)。

俺が傾倒し出したのはPCやネットを始め出してからで、海外のCD-ROMカタログに彼らの作品を見つけては懐かしがったり、いわゆる迷惑メールのことを「スパムメール」と呼ぶのは彼らの有名なスケッチ(コント)から由来するものだということを知ったりと、今でもマニアな人の間では生き続けてることを知って感銘受けたからで、2000年以降おりしもバック・カタログがユニヴァーサルより次々DVD化されるよい時期もあった。ちなみにDVD-BOXは初回生産盤を逃し、セカンド・プレスで入手。当時38000円もしたんだね?(汗)ジュエル・サイズの特製ケースで、TVシリーズと別売の3枚をぴったり収納できる予定が、微妙にサイズが変更になり、入れると最後、取り出し不可能になる想定外なことも(それも彼らのウィットか?w)

それに比べたら、今回ソニー・ピクチャーズ(だったんだね?てっきりユニヴァーサルのお得意商法 copyright by マーク...もういいって)から再発のコイツは装丁が素晴らしい!
このデジパック、実は広げようする毎に(ギリアム除く)各メンバーが左にピクチャー・ディスクで右に名場面のコラージュで現れるようになってるん!




ギリアムがないのは残り2枚分の右側にあたる部分ができないからで、そのかわりどのコラージュにも彼のアニメが挿入されてるというわけ。観る前から興奮気味、期待大ですわw
で、今回の再発はそのTV日本語吹き替えを収録したことが目玉になっていて、俺も買い直したのはそのためだけである(笑)。
配役は以下のとおり。
グレアム・チャップマン/山田康雄
ジョン・クリーズ/納谷悟郎 近石真介
エリック・アイドル/広川太一郎
テリー・ジョーンズ/飯塚昭三
マイケル・ペイリン/青野武
テリー・ギリアム/古川登志夫
その後の劇場版吹き替えでもおなじみのメンバー。クリーズが当初「サザエさんの」初代マスオさんだったのがなんか違和感ある(1話の充てがオカマっぽかったw)。逆にね、俺、チャップマンは山田康雄氏よりかは彼の死後、役を請け負った安原義人氏の声のほうが肌に合うんだよね。

ただ、中身を観てみると、当時の吹き替え原版が残っているというわけではなく、マニアが残していた民生機ビデオからのコピーだったりして音はよくない。まぁ、でもそれは百歩譲って許す。

それ以上に気にかかったのは、同じスケッチ内においても「(かぶさる)楽曲の著作権上の理由」から日本語部分がオミットされて字幕とチャンポンになっている部分が多すぎてかなり不自然な点。正直見難い。ゆえにタイトルとは裏腹にあくまでも今回も日本語は副音声扱いなのが残念だった。プレイヤーにかけて、「え?なんで字幕がデフォルトなのよ?!」って思ったくらいだから。

40年前の作品ゆえ権利者の死とかの問題もありそうだが、金と手間で解決する問題なら、もうちょい価格を上げてもいいからその部分を修復してほしかったなぁ(そもそも6千円くらいプライスダウンしてるんだから。倍でも払う)。てゆーか、12チャンでオンエアされてた番組そのものをDVD化してほしかった気もするんだよね(苦笑)。解説本小冊子やデジパックのデザインはとても素晴らしい日本独自企画であるだけにその点だけマイナス。まぁ苦労は分からなくないが、この前難産の末、ナイト・レンジャーの貴重なヴィデオがリリースされたのを見習ってほしい気もしたのは事実。

とりあえず内容について触れるにはまだディスク2までしか見てないんですがw これをゲットした時に書こうと思ってたのが、エリック・アイドルを充ててた広川太一郎氏についてで、2月かそこらに訃報を聞いた時は残念だった。本作リリース前にも各劇場作品では充ててるのを耳にしてるし、氏と言えばロジャー・ムーア/マイケル・ホイ等の吹き替えや「宇宙戦艦ヤマト」の古代守・劇場版の全予告ナレーション、「ムーミン」の彼女のお兄さん(名前忘れた)、「キャプテン・フィーチャ」なんてのもあったな、馴染みの声優さんとしてその個性的なキャラクターが好きだった。

タイトルは有名なスケッチからで、エリックがひじで相手を突く時に「ナッジ・ナッジ」って言うのをまんま日本語にしたものだが、ある意味、日本語版エリックというキャラを完成させた名吹き替えであり、その後の吹き替えでも本編とまったく関係なくこのフレーズが使われることも多い。我流で本来のキャラをさらに印象深くさすことができる声優としては稀な異色の存在だった。

アニメ・洋画を愛した世代にとって、「声優」の役割っていうのは重要な要素なんだが、最近は調べると既に亡くなってたりとちょっとさびしい想いをするものである。今回もそんなときめいていた懐かしい日々を思い出しつつ1枚1枚を紐解いていきたいなと思ってる。




ジョン・レノンが「今度生まれ変わったらビートルズでなくパイソンズの一員になりたい」と言ったのは有名な話だが、実はメタル界とも因縁が。それは次回「ライフ・オブ・ブライアン」のレヴューにて。

おまえもか。。。汗

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大好きな「モンティ・パイソン」の残された最後の映像DVD化「ライフ・オブ・ブライアン」にあわせて、だいぶ前に出たTVシリーズの”日本語吹替復活!DVD-BOX”をオーダーしてるんだが(〆て3万になりましゅ)、同時発売に「傑作選パーソナル・ベスト」なる6枚組がリリースになることを知った(汗)。



 


 


ああ、堕ちていく。。。orz

 


 


いゃあ、やっぱ買っちゃうんだろうな(滝汗)。だってメンバーのコメンタリがつくんだぜ?
ところでグレアムはどーするっちゅーの?!どう選んだん?(濁流汗)
"Can I Play With Madness"入れろ!(ナイナイ)

晩飯

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ふん!どうせDVDが出るまで観れないんだ(ToT)





「踊る」の時の海鮮タンメンよりかは好き。。。

一言叫ばせておくれ。。。pt.2

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こっちもパート2かよ!(爆)

昨年のこのエントリは序章にしかすぎなかった。。。

ネット・オタク系のアイドルから始まり、グラビア・TV進出でお茶の間に、かつ
シンガーとして日本のポップスの世界にまで浸透した、正統派アイドルとも言うべき、
リア・ディゾンちゃん。

。。。しっかし!
俺がファンになったのは、このブームに乗ってではなかった。
YouTubeで偶々このDVDが投稿されているのを目にした瞬間からなのである!!

DVD / リア・ディゾン in USA GIRLS of 360

大体、大のセーラ服嫌いの俺が、そんなもんでファンになるわけなかろー(爆)。
いわゆるセミ・ヌードを主体としたグラビア雑誌のDVDマガジン。俺は日本デヴュー
以前のアメリカでのセクシー・タレント時代に注目してたのであーる。

国内盤発売前にYouTubeのトレーラからサイトを探し出して注文したはずなんだが、
半年過ぎても未着である(苦笑)。だから今現在日本盤も買ってないんだが、
ネカフェの無料視聴ストリーミングにあったので見てはいる。60分で4人をフィーチャ
していて、彼女はその一人にすぎない(ちなみにタイプとしてはミサ・ケンポのほう
が好きw)しかし、そこで観れる彼女は黒の下着姿あり、胸を手で隠したセミ・ヌード
あり、とおおよそ日本での清純派イメージとはかけ離れた姿をあらわにしていて
鼻血ブーである。

これを観てから、後何個か彼女をフィーチャしてる有料グラビア・サイトを見つけて
全部入会して(1か月だけw)「お宝」をGETしたのは言うまでもない。ちなみに
フィリピン女性をメインに扱うサイトがあって、なんでその中に彼女が?って不思議
だったんだが、彼女はフィリピンのハーフなんやね?言われるまでわからなかった
けど。

で、この正月、TSUTAYAに行ったついでにコレを見つけてしまい、即GET。

2DVD / リア・ディゾン in USA/PREMIUM EDITION “EXPOSED”

同出版社が保有していた別のフォト・セッションの模様をを収録した2枚組2時間
に及ぶエロDVD(オイオイ)。ここでもまた鼻血ブーなシーンが展開されてる。

でも、俺って、おぱいには全然興味ないんで(逆にBカップ愛好者なんでw)セミ・ヌード
ってあまり興奮の対象にはならないんよね。。。それよりかは、うなじより上と、太もも
より下 - 要は顔と脚。面食いでフェチかよ!w - に執着してて、このヴィデオで観れる
セクチーな表情にたまらず「いい!いい!」と正月早々自宅で「一言」でなく叫び散ら
しておりました(たまに帰ってこんな調子なんだから近所はどう見てたでしょう?苦笑)。
特に露出度そこそこのタンクトップ姿で音楽スタジオ風のセットでドラム叩いたり、マイク・
スタンドと絡んでキメてるセッションが一番萌えまちた(笑)。笑顔が堪らないです(><)。

同時に、彼女に対するいろいろなインタビューがインサートされてて、ちゃんとしっかり
と自分の仕事に対する展望を持ってて、これが足がかりにしかすぎないことをこの頃
から承知してたようだし、特にファンに対する見方、「カラダ目当てのイヤらしい見方する
ファンもいるけど、そうでないファンもいて暖かく見守ってくれるから感謝してるわ」なんて
言葉が出ちゃうところなんかは「フムフム」と納得しながら観てた。しかもインタビュー
中はジーンズ姿だったので一層萌え(猛爆)。

まぁ「今の活動の障害になりかねない悪しき過去」ってことで、事務所はあまり
歓迎してない向きはありそうだけど、多分本人はあまり気にしてないと思うし、
どんな仕事に対しても真っ向からプライドを持って遂行してる姿ってのは、偏見なく
素晴らしく輝いて見えるってことを証明してると思うんだがね。あ、ソレって俺の
仕事にも言えるってか?(笑)

まぁ一応、独身男性諸君にお薦めしとくよ。

加藤さんっ!! pt.2

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俺に黙って結婚しないでおくれ!!(号泣)

 

え?あぁ、誤報なんだって?w

3DVD / マンハッタン・ダイアリーズ

去年の今頃、ゆうせんの動画サイト「GYAO」で1クールオンエアされた、あいちゃん
主演で1話30分全10話のウェブドラマ。

実際の制作部隊はフジで、全編を2ヶ月間のオールNYロケで撮影。金は掛かってる
みたい。内容は、デザイナー志望の彼氏にひっついてNYにやってきたリアがすぐに
すれ違うことになって(成田離婚かよw)、偶然に出逢った二人の日本人女性と絡んで
NYでたくましく生きるための自分探しをするというメイン・テーマに、タイトルになってる
ある日本人女性が遺した日記にまつわるミステリーが交錯していくといった物語。

吹き替えで流暢に日本語喋るガイジンに違和感あったり(苦笑)、ストーリーとしては
ミステリーの部分が幾分おなざりになっているし(「君が思い出に変わるまで」程では
ない)、かといって彼女のモノローグに始まる演技は。。。正直うまいのか下手なのか
微妙な線だし。。。(てゆーか、なんやかんやまた似たようなキャラ配役で。。。爆)、
大体この最初のカップルのノリってなんなの?彼には好きな女性をはるばる外国へ
連れ出すことへの「責任」とか持ち合わせてねーのかよ?とか今の若い者の気持ち
が皆目わからなかったり(じじ臭!)したので、オンエアは毎週欠かさずネカフェで
観てた(いや別にどこからでも見れたが、汗)んだが、入手してからだいぶ経つこの
DVDは手つかずだった。3が日休みの最終日の暇つぶしにはよかったかな。

だって、あいちゃん、かわいいんだもん!すっごく綺麗!
全編通して観てて、当時気がつかなかったんだが、終始ポニー・テールで通してた
んだわな。「長い髪」って俺にとって女性に対するマスト・アイテムなんだが(爆)、
ああやって後ろで結わくのっていいなぁ。。。って常々思ってたのがこれではっきり
した!!(何を強調しとるねん)

一番好きなのは、トニーとの初デートでイタリアのレストランの軒先で、泣いている
女の子のために折鶴を折ってあげるシーンで、あの時の表情がすごく自然で
観ててまじドキっとしましたわ。

ホント、幸せみつけてほしいわ、彼女には。幸せにしてやれるのが俺でなくとも
。。。って、現実と仮想をごっちゃにしてますか?


当然、この秋の出演作「ドリーム★アゲイン」のBOXも注文しましただわさ。
3月になんてまとめて観れるかどうかわかりませんが。。。(じゃあポータブル
プレーヤは何のため?苦笑)。

暴走

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賀正。今年もよろしく。

クリスマス頃買ったもの(マクロスと一緒)
5DVD / ブレードランナー製作25周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション・プレミアム

リドリー・スコットの名作を5ヴァージョンで収録し、アタッシェケースにフィギュアや
ストーリーボードを詰め込んだ10000セット限定BOX。「限定」とか「究極の」とか
いう言葉にどうやら弱いらしいw

正直言ってそれほどのめりこんでるマニアではない。22-3年前に映画館で1回、
レンタルビデオで1回観た程度。かなり経ってリリースされたディレクターズ・カット
すら観てはいない。それでも鮮明にストーリーの流れや各シーン(プラス、ヴァンゲリス
の音楽)を覚えているということはこの作品の持つ強烈なインパクトが絶賛に値する
ものだからだと思うので勢いで買ってみた。目玉の2007年ファイナル・カット版を観る
と、ラストが覚えていたものと違ってて興味深かった。あとは公開前のリサーチ試写
用に編集したワークプリント版を観てみようと思う。長年の疑問だったうどん屋シーン
での「2つで十分ですよ!」が何なのか?がどうやら判るらしい(爆)。

で、その2つが初公開と考えても、このボックス、定価で24800円もする。アマゾン
で6000円引きで買ったが、普段値段なんか全然気にしないで注文してしまう
(苦笑)俺でもちょっと引いてしまったw ならばもっと思い入れの強い作品に金かけた
ほうがよかったんじゃないかと。。。

 


 


そして。。。長らくペンディングにしてた「アレ」を勢いで注文してしまった。。。

 


 


41DVD / 007 アルティメット・コレクション BOX

定価65000円!!! 昨年だったかに出たアルティメット・エディションでの全20作品を
アタッシェケースに収めたボックスで、驚くべきことに総量7キロにも及ぶ。はっきり
言って置き場に困ってる(汗)。当然一番最初のDVD化された際の全作品も持って
るわけで。。。

まぁ、相変わらず見る順番が「リビング・デイライツ」「ザ・ワールド・イズ・ノット・イナフ」
「トゥモロー・ネヴァー・ダイ」「ダイ・アナザー・デイ」というのも変わらなさすぎのような
気もするが、特典ディスクと音声解説つきの本編を観てこの2-3日のヒマを潰せた
のは幸いだった。

ゲゲ、注文時に最安だったタワーで買ったんだが、今写真リンクしようとしてアマゾン
見たら、この1週間で15000以上値引きされて半値以下になってる(濁流涙)。
ま、いいか。。。満足度200%だし(苦笑)。

更に、さっきTSUTAYA行ったら、単品が1つ1000円で売ってたから、アタッシェ代
が19000円ということになるんだわな(滝汗)。
ま、いいか。。。中身取り出して実際に使えそうなホンモノで、それだけの値段しそう
だから(苦笑)。

 


 


日増しに増えてゆくDVD。。。それに対応すべく。。。ってつもりではないんだが
今日コレを衝動買い。

 


 


7インチ液晶付きポータブルDVDプレーヤ

コレは通販でなく、今日中に欲しかったので、ヨドバシの中で在庫がある吉祥寺店
にて16800円で購入。

最近ホテル生活をしてて、偶に時間がある夜の暇つぶしにネットよりかは会社に届
けてもらったDVD観たいと思うことがよくある。最近のテレビはジュークボックス英会話
(by マーティ・フリードマンw)以外面白いと思わないし、ホテルのエロビデオも押し付け
がましくて嫌いなのでw

東急ステイみたいな標準装備なとこやドーミーインみたいに500円でレンタルできる
とこもあれば、レンタルPCがまだCD-ROMというとこも多い。なら買っても損はない
かな?と思い。。。ちなみに7インチというと俺の会社用ノートVGN-U71Pより画面が
大きい(爆)。

BLUEDOTちゅー怪しげなメーカから出てる。最初イトーヨーカドーのコーナーを
見回して、もう少し出せばポラロイド社とかのちゃんとしたメーカ製のものが買える
ことは知ってた。あえてこれを選んだ理由は。。。当然PAL対応とリージョン○○○
だからであるw てゆーか、ここを見てる人であれば、俺が今すぐ観たいと思う
作品が大概はそのどちらかなのは想像に難くないよな?(爆)

ちゅーことで
今年は浪費癖を直さないといけないのかも。。。

いや、ただただひた走ります!!

気分はチェリーパイ

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すげー、定価だと全部で5万5千するのね(汗)。
DVD / Twin Peaks Gold Box Edition, Season 2 Vol.1 / 2

90年代前半に世界的ブームを巻き起こしたTVシリーズ。シーズン1のボックス
が出たのがたしか4-5年前で、今回は15周年を記念して続きのボックスと
全話+初の特典映像を収めた10枚組の2パターンで発売。いや、スター・
トレックに引き続き「パラマウント商法」に引っかかってるマニアです(爆)。

平和な田舎町で女子校生殺人事件が起こり、FBIの捜査が始まる。事件を
解明していくうちに「モラル」で保たれていたような街の、深い闇の部分が
浮き彫りにされてゆく。しかも単なる猟奇殺人事件ではかたづけられない
「何か」が絡んで。。。

デイヴィッド・リンチは「エレファント・マン」「イレイザーヘッド」「デューン砂の惑星」
の頃から注目してた監督だけど、彼の作品を言葉にして説明するのは、テリー・
ギリアムの数十倍難しいんで困るんだが(多分本人もしてもらいたくないと思うw)
独特の映像感覚と間(ま)、随所に溢れるギミックでグイグイと観る者を惹きつけ
てくれる。リアルタイムではちょうど音楽捨てて結婚してた頃に元嫁と一緒に
WOWOWでハマってたし、昨日は2時間以上の特典映像を、今日も朝から
序章のインターナショナル・ヴァージョンとシーズン2の「ローラ・パーマ編」が
終るまでの9話分を一気に鑑賞できたのはやっぱ時代を超えて凄い濃い作品
なんだと思うわ。

ゴールドボックスの特典映像はリンチ自らが出演者・スタッフと当時を語る30分
のインタヴュー番組とドキュメンタリーに近い2時間近いメイキング(制作秘話)、
「サタデー・ナイト・ライヴ」でのスケッチ、わずかに現存する削除シーン、そして
嬉しいことに日本でのみ放映された缶コーヒー「ジョージア」のCMまでもが収録
(やった!これでヴィデオテープ何本か捨てられる!爆)されてててんこ盛り。
いかに当時が類まれなブームだったかを思い出させてくれる。あとは全話が
コメンタリーだったら言うことなかったなぁ。

ブーム当時は嫁・悪友連れ添ってよくアンナ・ミラーズに番組の顔「チェリー・パイ」
をよく食いに出かけた。今回のDVD化もアンミラと協賛してキャンペーンやってる
みたいだがアンミラ自体が国内に数店舗しかなくなりちょっと寂しいかも。
昨日無性にケーキが食べたくなったというのはコイツのせいでなんだが
(ドーナッツには反応しなかった)、近所にはチェリー・パイ置いてるとこがなかった
ので仕方なくアップル・パイでガマンしたのだった。

オススメするにはマニアックすぎてw 以下のサイト参照のこと
http://www.greetingsfromtwinpeaks.com/japan/

さーて、これからヘザー・グレアムちゃんが登場する「ウィンダム・アール編」
に突入します。今夜は眠れない。。。のかな?汗

君の名は。。。

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年末の大整理!年内書きかけたものは年内に。。。

2DVD / Casino Royale

昨年末に(多分初めて英米と同時)公開された007最新作。
当然、公開初日深夜に観に行ったんだがレビューするの忘れてた(汗)。

イアン・フレミングを原作とするこのシリーズ、権利関係が複雑で、小説第1作目
である本作が現オリジナルシリーズを制作するイオン・プロ側に権利がなかった
ことから007誕生のいきさつが描かれてなかったんだが(60年代にコロンビア
から同名タイトルで製作されたが内容はパロディ。「オースティン・パワーズ」の
元ネタだわな)、版権面で決着、しかもMGMがソニー・コロンビアに買収された
こともあり、スムーズに今回めでたく映像化。

ただし原作といってもこのシリーズはタイトルだけ拝借して内容わまったく別物
にしてほしいという作者の意向もあって趣を異とするみたいだが、今回は意外に
忠実らしい。そして新ボンド俳優であるダニエル・クレイグの第1作目となるわけ
で、観に行くまでわどうなることかハラハラものだった。

過去を再現する手法としてライオン(MGM)と自由の女神(コロンビア)でおなじみ
プロダクション・ロゴからモノクロで始まる懲りようで、ファーストカットであるはずの
銃口すらないのには映画館でぶったまげた。もっとも位置が変わったというだけで
(笑)、ちゃんとキメになってタイトル・ロールにスムース・インされちゃ「やられた」と
しか言いようがないw。トランプをコラージュしたアニメーションが実に秀逸で、ちゃ
んと伝統を重んじている。今回の"You Know My Name"のヴォーカルわクリス・
コーネル。偶々去年PRTでオーディオスレイヴの曲がかかって、リッチー・コッエン
みたいな声の雰囲気が気に入って最新作(ちゅーか今年になって解散したから
遺作だわな、汗)を聞いてただけに面白いつながりを感じた。かっこよすぎ。掴み
がOKにしたらあとわ畳み込むのがこのシリーズの伝統。

前役のブロスナン時代も結局軍事兵器やらが飛び出し、現代VFXばりばりの娯楽
超大作になってしまった感がある(ちょうどロジャー時代が「ムーンレイカー」で宇宙
まで飛んでっちゃったみたいに)。でもその手の類は今回最小限に留めて基本に
戻った感じで、肉体派。相手の首を絞めて殺すなんてシーン、久しくなかったんで
燃えたw 後、最初のシーケンスの黒人とのチェイス・バトルは見事だよね。スケボー
を使わないスケボーって感じで、イギリスではスポーツの一つとして認められてる
らしいんだが、機敏な動作で飛び回る芸術的な美しさがある。

美しいといえば、今回のボンド・ガールのヴェスパーには、マジ惚れました(爆)。
俺、弱いんだよね、高学歴で高圧な態度とる女性に。もう激しくいじめられたい
。。。それで。。。(以下自粛)。そんな彼女と行動を共にしている間に、非情さを
求められる仕事と愛の間で揺れ動くボンドの男心。。。うーん、イイ!

核になる悪行投資家とのカジノ合戦とその顛末ってのがあっけなく終わって
以後は伏線を張ってあった事の真相が描かれ始める。その中で、はかなくも
散っていくボンドの恋と、エージェントとして生きる決意。ラストの決めゼリフが
活きてくる流れは本作が2本目でよく判ってるマーティン・キャンベルの

お見事だった。「リビング・デイライツ」「ワールド・イズ・ノット・イナフ」と並んで
俺の好きな3本指に入る出来。今後続く作品でもこういう作風を期待したい!

総統万歳!

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相変わらず仕様違いで無駄遣いw

DVD / 秘密結社鷹の爪The Movie - 総統は二度死ぬ -
スタンダードエディション / 吉田BOX / 博士BOX

BOXには各キャラのフィギュアと博士の「発明ノート」、吉田愛読の「Hな本」、
そして生写真付き。

今年の5月、まさにネカフェ難民をしてた頃(オイオイ)、MSNビデオかなんかで
このアニメの劇場予告を見かけて、「何?何?蛙男商会?」ってな感じで、ネット
調べて実際の動画観て。。。ちょうど手首故障して何もできなかった1週間を
利用して関するDVDを全部集めて一気観。見事ハマってしまった(爆)。

FROGMANというクリエーターが一人でアドビのフラッシュを使って作った元々
WEB用のアニメをTVシリーズとして深夜枠に放送したら大人気で、を映画に
までなってしまったという発想が愉快。女性役以外の全ての声を本人がアテて
芝居しているというのにも驚愕。絵はチープだがネタはディープで笑い転げてもた。
ちなみにメタラーにはフィリップ(・アンセルモがモデルw)がウケると思う。
ためしにオフィシャル提供のYouTubeで観てみそ。

世界征服歴23年の自称「総統」率いる秘密結社。本来「悪の」なんだが
どうにも憎めないその言動・行動。特にTVシリーズ第10話で彼が成し遂げようと
している「世界征服」の意義を聞かされてちょっと涙腺がゆるんだ。以来、このダメ
おやじに感情移入せずにはいられなくなってもた。かつて「宇宙戦艦ヤマト」ファン
だった俺が、「総統」と言えば「デスラー」だったのが、今では。。。(オイオイ)
映画では「大家さん」のセリフにまた感動してしまい、涙腺ウルウル。

やっぱ脚本がいいんだわな。それはメイキングや音声解説で訊ける作者の「映画」
に対する想いってのが色濃くでてるからだと思う。島根から上京して、映画業界を
目指しながらも挫折してUターンした作者が、ネットっていう新しいメディアをきっかけ
に再起をかけた執念とかこだわりを感じる。


たまには頭の中をバカにしてもいいんじゃない?どれも1本10分程度の作品だから
ちょいとした息抜きにピッタシ。「古墳ギャルのコフィ」もお薦めだし(「桶狭間じゃ!」)、
音楽ファンには(MTVでオンエアされた)「菅井君と家族石」(スライ&ファミリー・
ストーンのもじってる)も来るものがあると思うよん。

来年の映画第2弾「島根より愛をこめて(仮称)」にも期待!
た~か~の~つ~め~

 


 


 


 


あ、Kちゃん、顔見せだけにと思って逢わせたレオナルド博士、これぐれも大事に
してやって下さい(8000円するBOXもう入手困難らしいんで、汗)。
決して「XXXX」と呼ばないように。。。w

飛び出す絵本?

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Book / スター・ウォーズ・ヴォールト / スティーヴン J.サンスイート、 ピーター・ヴィルマー 監修

俺マニアではあるけど、コレクターではないんだよね。だから何にでも手を出す
って人間ではないんだが、偶々楽天ブックス見てたら予約してたんで、いったい
どんなものか判らずに衝動買い(苦笑)。

詳細は日本語版出版元である講談社オフィシャルサイトに紹介されてるけど
("YERS"の誤植には触れないこと!最近のウチの取引先なんで!爆)
これでもわかりにくいよな。
要はマニアが編纂した「スクラップ・ブック」のレプリカで、LPサイズ以上ある
オール・カラー・アルバムのいたるところに袋がくっついてていろんなマテリアル
(プレミア試写会の招待状やらプロモ用素材等)のレプリカが封入されている
(アヤシイ袋とじ企画でわないよw)もの。
ファンとしてはまぁ感心するものばっかで、ページをめくるたびにいろいろな
ものが現われて、広げてみたりするとこがまさに「飛び出す絵本」ぽかったり
して、なんか子供時代に戻った気分で楽しかった。


。。。でも、冷静に考えて、これが12600円の価値があるか?はちょっと疑問である(爆)。
こんな豪華本「大人買い」してしまってw 中学の頃は3600円の「宇宙戦艦ヤマト」
豪華本にすら手が出せなかった俺がだよ?(苦笑)

いや、そもそも触手が伸びた理由は、2枚のCD音源が付いてて、その中に
「スター・ウォーズのラジオ・ドラマ(の一部)収録!」って見出しが目に入って
「へぇ、懐かしいなぁ!また聴いてみたい!」と思ってのことだった。
でも蓋を開けたら、俺が期待していた、日本でのオールナイト・ニッポン4時間
生ドラマではなく、本国でオンエアされた連続モノ(?)ラジオドラマだった。。。orz
まぁそれはそれでマーク・ハミルが出演というレアなものではあるんだが、
やはり落胆は大きく。。。

デカすぎて置き場所に困るから、hamaにでもやろうかな?(コレコレ)

年末にかけて、「ツイン・ピークス」の2タイプ仕様DVDボックスやら、
「ブレードランナー」コンプリートボックスやら、いろんなものが会社に
届くんだが(オイオイ、送付先間違ってるよ!)、「宇宙大作戦(スター・
トレック)」デジタル・アップデート版HD-DVDボックスなんか、久し振り
にハードウェアも買わないと観れないもんまであって。。。(滝汗)
散財ですな。。。でもエンタメはわしが貢ぐ金で成り立つ!(わきゃない、苦笑)

愛さずにいられない

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さ、さ、叫ばしておくれ。。。


中田浩二って何者ぢゃい!!!

少なくとも仲本工事でわないことわ認知。

徹夜明けでボーッっとしてたところ、同僚からこれを知らされ
会社でわ壁紙からスクリーン・セイバーまで、CRTの枠にわ5-6年前のレモン・
ウォータについてたシールがまだベタベタ貼られてるんで(猛爆)みんなから突っ
込まれた1日だった。

あ、でもさすがに動揺するようなことわなかったなぁw
あいちゃんへの愛わ「身内への情」みたいなつもりでいたから(前にも性的関心なし!
ってゆーただろー、爆)、むしろ「真剣交際」とあったので喜んでもた。

彼女二十歳前後の時に、控えてた大型ドラマをドタキャンして、出演中のものも降板
して単身留学するという「沈黙の1年」があって、後にエッセイで「身も心もボロボロ
だった」と告白してた。きっと彼女を弄んだ男がいたにちがいない。
その後、女を磨いて一流(。。。かどうかわ主観入ってますが、爆)の女優さんとなった
今、確かな愛を掴んで幸せであれば、俺わ素直に喜びたい心境。

このままうまくいくといいね。おめでと言わせてね、草葉の陰から(オイオイ)。

てゆーか、俺的にわその下にあった「戸田恵子さん:井上純一さんと離婚」のほう
に目が行ってしまったわw 彼女わファースト・ガンダム以来知ってますが(神宮の
森のアニフェスで歌まで聴きに行ったぞ)、シャア(池田秀一)と別れたとこまでわ
知っててまさかそんな有名どこと再婚してたとわ知らなんだもんで。。。

「ケツに『イチ』がつく」繋がりなら、俺も候補になりますか?(コレコレ)

胸騒ぎのコシつき

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今日久々のML投稿が、なにゆえ「はなまるうどん」からだったか?(猛爆)

3DVD / UDON プレミアム・エディション


「踊る大捜査線」の本広克行監督の去年の作品。あいにく映画館に
観に行けなかったので、この直近の作品「サマー・タイムマシーン・
ブルース」プレミアム・エディション(2枚組+α)と同時購入して一気見。
それもコメンタリ、デレクターズカット合せて計3回づつ(爆)。いやぁ、
手首の捻挫の話わちらっと出したが、時にキーボード入力で激痛走って
マウスを動かすだけしかできない日々もあったのだよ(濁流汗)。

ちなみにどちらも本広監督の出身地、香川を舞台にしている。こっちわ
タイトルからもわかるとおり、讃岐うどんにまつわるストーリー。細かい
ことわもう省略w 

たかがうどん、されどうどん、でもやっぱたかがうどん。。。

そんな一地方都市が全国に巻き起こしたブームの盛衰を本広監督
お得意の笑いとペーソスに富み、最後にわホロっとさせられる演出
でうまくまとめてある。コメンタリなんかでも特に触れられてなかった
けど、故・伊丹十三監督のラーメン映画「タンポポ」へのオマージュ
とも感じた。

観てると腹が減ってくるぞ。夜中にカップ麺すすりながら観た。
観終わってから駅前の「吉そば」や「富士そば」とか行ったけど、
やっぱ違うよね(><)

俺、麺類わみんな好きだけど、基本的にラーメン屋にわ一人で入ら
ない。値段が高いわりに腹にたまらないんでコスト・パフォーマンスが
あまりよくないように思えるから。蕎麦屋へ入っても栄養価を気にして
蕎麦ばっか頼む。だって、うどんって小麦粉と塩だけでしょ?

でもこれ観た後わ、なんかうどんが高貴な食べ物に思えてw で
昨日・今日と新宿ヨドバシに行くついでに(なんだ、2日立て続けかよ!)
入ってみたわけ。ちなみに今日食ったのわ「かまたま」の中と「かけ」の小
でした。〆て509円だったかな?

って、やっぱブームとかに乗って、高いもの食わされてるだけだって?
でも、「かけ」小105円で、天ぷら1つ95円つけても200円なら、
他のチェーン店で時間経ってギトギト脂ぎった天ぷらが乗っかって400
円くらいするのよりかわ健康的かもしれなひひひ。

コシと歯ごたえのある麺わ久しぶり。社会人1年生の時わよく研修所近く
の杵屋に通ったもんだが、それ以来な気もして懐かしさも感じた。

明日も朝イチでヨドバシに出かけますが、何か?w

げげ。。。

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最近、ドコモであいちゃん見てないなぁと思ったら
去年の11月でCM契約切れたそうな(滝汗)。
三菱Dどころかドコモを使ってる意味がなくなってるやん!

505が出たあたりに、あいちゃんがドコモ辞めたら
ボダフォンに乗り換える!と意気盛んだったけど、
今わその影もなく。。。苦笑。
AUに魅力感じないんだよなぁ、なぜか。

ウィルコム。。。ってありかな?w

多分めんどくさくて何もしないだろうけど(汗)

KINO@ドコモビルが倒れると潰されるとこで仮眠仕事中。。。でひた。

女王陛下バンザイ

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さっきタワーから来たDM読んでたら、今年のアカデミー賞の
特集ページがあって、今年の主演女優賞はヘレン・ミレンが
受賞("The Queen"でのエリザベスII女王役)したということで
素直に喜びたい。

彼女の出演作はDVDで集めてるんだが、最後に観たのが
「カレンダー・ガール」だからなぁ。3-4年前か?
てゆーか、熟女をはるかに通り越して初老フェチになろうと
しつつあるこの俺。。。って失礼な!爆

真の宝石はいつまでも輝きを失わないものなのだよ。
「英国万歳!」「ゴスフォード・パーク」ではノミネート
止まりだった。英国を代表する名女優の悲願の受賞に
お祝いの意味をこめて。

受賞作のオフィシャルサイト
サンダー・ファンなら興味示さなきゃ(意味不明)。

40th Anniversary

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今月、もう1つ誕生日を迎えたものが。しかも俺とタメ年。
「宇宙大作戦」こと「スタートレック」である。
俺のトレッキーぶりわ偶に書いているのでいまさら説明
不要だろう。

6DVD / Star Trek Enterprise Season 4 Premium Box


「新スタートレック」から4シリーズにわたって18年間続いたオンエア。
残念ながら昨年打ち切りとなり、本作が今現在最新のスタートレック
シーズンとなる。「エンタープライズ」はオリジナルシリーズの100年
前の世界を舞台にしたシリーズ。

ボックスものを頭から制覇して行く時間がない俺にとって、特典映像
のスタッフによるシーズン制作秘話なんかは非常にありがたく、参考
にしてエピソードをチョイスする。でもそのせいで今回は一気に7話
見る羽目に(汗)。

STの宇宙歴上で重要な出来事としてオリジナルシリーズでも語られ、
後に映画「カーンの逆襲」でも取り上げられた優生戦争。遺伝子強化
された人類との間で3500万人が犠牲になった戦争で、その生き残り
たちがまた新たに行動を開始。その裏には、「新スタートレック」の
アンドロイド、デイタの産みの親、スン博士の曽祖父が絡んでいた。。。
ということで、デイタ役のブレント・スパイナーを迎えての連続3話。
最終話の監督わジョーディ役のレバー・バートン。憎めない悪役スン
博士を、これまでアンドロイド3体やスン老人のメイキャップで表情が
全然判らない状態での演技ばっかだったブレントが、楽しそうに演じて
るのが痛快。

もう1つわ、「ミスター・スポック」でおなじみバルカン星人を、母星で
起きる内紛をキーに歴史を掘り下げる連続3話。40年間で出てきた
ヴォキャブラリの数々がリンクして解き明かされて知ってる人にわ
たまらない。「論理」を強調する彼らの内面の葛藤を描いている。
特にバルカンに懐疑的だったアーチャ船長が、精神融合され、彼と
いうフィルタを通して相互理解を深めていくあたりが秀逸。

最終話は「新スタートレック」のライカー&トロイがホログラムで
初代エンタープライズの最後の任務(=「宇宙連合」の誕生)を
回想するという趣向で18年間の幕を閉じる。ジーンとくるエピ
ソードである。

他にも前シーズンのズィンディとの戦争を頭2話で〆てるし、やたら
大作が多い。シーズン途中で本シーズンでの打ち切りが決まった
から、思い残さないように全部詰めちゃいましたって見方もできる
けど、それだけじゃない、製作サイドの「本気」を見せ付けられた
シーズンだといえる。それはスタッフの大半が、オリジナルシリーズ
を見て育った子供達たちで、今「夢の仕事」に携わっていることへ
のプライドとこだわりがあってこそなんだと思う。

40年間で700話以上にのぼるエピソードは年末に「まんが宇宙
大作戦」ボックスがリリースされて、すべてが完結する。7年近く
2-3ヶ月ごとに2万するボックスに金を注ぎ、場所を取られてきた
が(こっちのほうが深刻、汗)それもやっと終わりが見え、ちょっと
一安心。。。。


。。。。と思いきや、今秋からアメリカでわオリジナルシリーズの
特撮シーンと音楽をアップデートした「40周年記念リマスター版」
が全米オンエア(シンジケーションでなくキー局放映)されるとの
話が(汗)。まだ止まないってことなのね。

先週都内地下鉄駅で一斉発売された40周年記念パスネット
カードわその日のうちに完売だったとか(忘れてたよ orz)。
あなたの周りにも「隠れトレッキー」はいるにちがいない!(笑)


スタートレックとトレッキーたちに長寿と繁栄を。

おぼえていますか?

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DVD / Movie / 超時空要塞マクロス 愛おぼえていますか

俺が中・高・大学生にかけて「アニメおたく」だったことわあまり語られない
過去でわある。あ、「松本零士」好きだって言ったことわあったわな。一応
ファースト・ガンダム世代でロボットものもほとんどかじってわいる。で、その
俺が最後に「萌えた」(笑)アニメがこの作品で、これはテレビシリーズの
好評を受けて製作された完全オリジナル作。いわゆる「おたく」という言葉
はこの主人公が相手をそう呼ぶことから始まったからと俺わ認識してる。
スタッフもアニメブームの申し子的な若手が集まって、職人気質だったそれ
までのアニメとは違う新感覚の作風に仕上がってたのが新鮮だった。

ストーリー、SF設定は。。。忘れた(爆)。てゆーか昨日見たばっかなのに
よくよく見たら「事の発端」に関してはまったく触れずにいて、単に

・マクロスっていう人型に変形もできるデカイ船が地球に向けて宇宙
 を飛んでいる

・敵には男だけのセントラーディ軍、女だけのメルトラーディ軍っての
 がいて、それぞれ人間が操縦するロボットと同じ身長を持つ巨人族
 で互いに憎しみあって戦っている

・彼らには戦う以外の習慣がなく、男女がともに暮らす地球人と遭遇
 してカルチャー・ショックを受ける。キス・シーンで戦力喪失(爆)。

という状況だけが最初に提示されて、地球人は圧倒的な戦力を前に
苦戦するものの、「最終兵器」によって感化された友軍とともに最後にわ
悪の権化を倒すって話になってる。

ただし中核となるのは青年パイロット一条輝とその女性上官で仕事に
燃える早瀬美沙、輝とふとしたことで知り合うアイドル歌手リン・ミンメイ
が織りなす三角関係が、戦闘シ-ンなんかよりも俄然多く割かれてる。

今回多分15年ぶりかそこらくらいで観たんだが、全編新たに描き起こ
してるわりにわ荒い部分が目立つなぁって印象。あの時代わあんなに
「萌え~」ってなってた俺だが(苦笑)、今見るとなんかよくわからない
しぐさが多くて何を表現したいかがあいまいに見えたり、輝とミンメイ役
は当時新人声優だったからもうセリフが棒読みで。。。(汗)なんか懐か
しくも恥ずかしく観てしまった。

しかし、なんでアニメのDVDってこんな高いんだろー。8000円をHMV
のポイント7500円分を使ったからもらったようなもの同然だからいいけど。

だいたいなんで今頃こんなの観たいなんて思ったりしたのかって?
なんか忙しいアイドルと優柔不断な男の恋愛ってシチュエーションが
今の俺にわ他人事でないような気がして(あ、あんま詳しく言うのやめとこ、汗)。

ちなみに「行ったライブ」の1本目にある飯島真理はそのミンメイの声優
さんでこれを機にシンガーソングライターとしてデビューした人。たまたま
母校の学園祭に来たんで観たのが、まぁ俺のライブ初体験だったって
こと。。。イベントとかサイン会除いてね(笑)。これを機会に初期3枚を
CDで買いなおしたんだが。。。恥ずかしくて聴いてられねぇや(苦笑)。

え?優に30度超えてたん?どおりで暑かったはず。
そんな中、15時半から4時間並んで
「スター・ウォーズ・エピソードIII シスの復讐」の先々行
ロードショーを観てきた(濁流汗)。

まぁマニアにとってみればもっともわかりやすい、何が
起こるかが全部わかってる最終章、とわいっても第1作に
繋がる部分だからして、俺も「スター・ウォーズの鉄人」
サイトのネタバレコーナーで100%に近い事前知識を
詰め込んでいったから、その確認作業に近かった(笑)。
元々どの作品も観る前にノヴェライズ読んでからのことが
多かったりして、今日も待ち時間に文庫本で出た最新作
読んでた。まぁライブであらかじめセットリスト調べて
おもいっきし予習してる俺だからね。それわ相手の
手の内が全部わかってても変わらぬ感動をこちらに伝え
られることができるものこそが真のエンタテイメントだと
思ってるからで、相手に対して絶対の信頼を置いている
からこそなのだ。

しかしぃ、殊この作品に関してわ新3部作でファースト
インプレッションが悪い(汗)。

1回観ただけでの率直な感想わ、期待してたように感動
で胸いっぱいなんてことわなく、ルーカスってやっぱダメ
監督なのかなぁと思った(苦笑)。ジグゾーパズルの残り
片がひとづつつ埋っていって28年でようやく完成したわけ
だが、全体図はあらかじめわかってるし、しかも自分が作り
上げたわけでなく横から見てただけだから、感心すれども
喜びはあまりないって感覚。まぁ悲劇だからしょうがないが。

アナキンという無垢な人間が、愛するものを救いたいという
誰にでもある想いを、ただ感情の赴くままの行動で悪魔に
魂を売り身を委ねたばっかりに起きた悲劇。結局彼の手に
は何一つ残ることはなく半分以上が機械の体となり、以前
の力もほとんど失った身でその後の人生を送らなければな
らなくなった孤独感っていうのがもうちょっとドラマティックに
描かれてればなぁと思った。そうすれば20年後のEP6で
自らの息子の手で善の光を見出しあらゆる呪縛から開放
されて一生を終える、彼の最後の言葉
「ルーク、お前は私を救ってくれたんだよ」
が活きてきたのになぁと。。。

ただパンフに書かれたルーカス本人の演出意図とか読むと
やはりその点は表現に苦労したらしいし、今回はシリーズ
初のPG13(13歳以下保護者同伴)に指定されたんだが、
「自分は正確なストーリーテラーでありたい」と過激な描写
を修正することなく公開に踏み切ったあたりに彼なりのこだ
わりの演出論があるんだろうし、すべての出来事を正確な
史実として記録に残すことで、後は受け手の捉え方に任せ
ますよ的な今回のやり方も正攻法だったのかもしれないと
思えてきてはいる。

最後に皇帝と建造中のデス・スターを見つめるそのマスクの
下でひょっとするとまだアナキンとして泣き続けていた姿が
あったのかなぁ。一方、母の面影を知っているレイアと記憶に
ないルークはそれぞれ目を開けて母を見てたのかとか(笑)
細かくチェックしわすれたのでサンダーが落ち着いたらまた
観にいきたいとは思う。

ラストシーンはタトゥーインの農場でルークを抱きかかえながら
2つの太陽を眺めるオーウェンとベルーのバックショット。
ルーカスが全編で一番好きなEP4のルークで撮った同シーン
へのオマージュで締めくくられた、28年間経て完結した物語。
小学6年で出逢い、多感な中学時期、バツイチという人生経験
を経てまた再会し、いつも一喜一憂をさせてくれた俺の青春とも
いえる1冊が今静かに閉じられた一抹の寂しさもあってちょっと
こみ上げたのは事実である。

あとはそれぞれの形で語り継がれていく。そもそもはるか遠い
昔のお話。

用無し

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なーんか話そうと思ったんだが、まぁ今日わ難しいことわ
いいや(笑)。

帰宅して今まで観てたもの
BAYSIDE SHAKEDOWN / DVD

「踊る大捜査腺ザ・ムービー2」の海外仕様編集ヴァージョン。
コイツわ劇場公開当初結局映画館でわ観なかった。たしか、
大阪でコッチーのライブまでの時間つぶしに映画館まで行った
ものの、時間が合わなくて断念した記憶が。

まぁ本編自体わ、映画館、DVDで通常・音声解説4パターン、
TVオンエア...と7回も観てて、このヴァージョンも通常・音声
解説で2回観てるんだが、今回わ英字幕で観てみた。なんか
新鮮(笑)。

よく洋画を字幕で観てると、日本と向こうとでヴォキャブラリの
違いがあって苦労しながら訳されてるのに気づくが、邦画が
訳された場合も同じで、中に「洋梨」と「用無し」をかけた一幕
があるんだが、それが"Old Apple"と"Bad Apple"になってたり
(思いっきり洋梨の絵が出てるちゅーのに、汗)、東北弁訛りが
事件の鍵を握るんだが、「北の出身」が思っきり逆の「南の出身」
と訳したり。アメリカにとっての言葉訛りはメキシコ以南を指した
ほうがわかりやすいってことなんでしょー。

何度観ても飽きないのわマニアであると同時に、長年付き合
って作品が語るテーマを理解してるからなんだが、何度観ても
目がウルウルの室井ハリキリシーンもちゃんと字幕で感動でき
たし、実際海外での評価わどうだったかのわともかく(笑)、こう
いうヴァージョンもありだなぁと感じた。

まぁテンポを重視して本編より20分以上端折ってるから、
「あ、あのシーンなかったやん」が多くて、監督が一番好きだと
言ってた真下と雪乃のシーンもカットされてるのわいたしかた
ないところなんだが、来週から公開のスピンオフ「交渉人・真下
正義」も海外市場目論んでいるらしいから、今後ディレクターズ・
カット版なんてのもできたら、それわそれでおもろいかも。

しかし、大阪であんな事故が起きたにもかかわらず、地下鉄
パニックものである作品をよく公開延期しないなぁなんてとも
思う(汗)。遅れても俺にとっちゃ観に行く時間があるかどうか
でどっちでもいいんだが(汗)。

なんか、思いつきだけで書き殴ってるんで、よいタイトルも思い
つかんから意味なくテキトーに。あ、前にフリーの話書いて
"Heavy Load"と付けたら「自分は重荷ですか?」なんて言って
きた人いたが、そこまで深く考えちゃーいない(爆)。

ホンマ、エイプリルフールからなーんもできてへんやん(汗
おまけに自宅のサーバ(WS2003)に出たばっかのSP1充てたら
落ちまくり(涙)。まぁ、某国からのサイバー・テロって推測も
捨てきれず、GWは1日でも休み取って光に乗り換えよ(苦笑)。


タイトルわ昔大好きだったウディ・アレンの作品からだが、内容わ全然
ちゃう(爆

3週間忙しい中で観たもの
DVD / CAT WOMAN

猫が好きである。高じて女性のタイプもいわゆる猫顔のタイプが
圧倒的に多いそうな、スレンダーで目鼻筋がすっきりしてて。。。
ってキミ、マイコレクションの中に含まれてる自分がゆーな(汗)。

バッドマンのスピンオフなんだが、別にアメコミの実写に興味が
あるわけでもなく、単にハル・ベリーが出てるからちゅーことで
買った。オスカー女優にもかかわらず007やらXメンシリーズ等
の娯楽大作に平気で出ちゃう彼女が今年のラズベリー賞(アカ
デミー賞の前日に行われる年間最悪の映画を選ぶイベント)の
最悪女優賞を受賞した作品でもあるんで、ちょっと心配だったが
そこそこ楽しめた。2回続けて観るのわちょっと無理かな?(汗)。
でもこれなら3000円以下でコストパフォーマンスもよし。

陰謀で命を失い、ごく普通の冴えない女性から小悪魔でミステ
リアスなスーパーウーマンに変貌してく過程がちゃんと彼女の
演技で内面からも捉えられてるし、説得力あるものとして伝わっ
てわくるんでいいんじゃない?まぁそのラズベリー賞でも史上初
で本人が授賞式に登場、「チョコレート」で最優秀助演女優賞を
受けた際の壇上での狂喜ぶりを自らパロってんだから(爆)彼女
にとって娯楽作は余裕ってとこなんだろうな。

変貌後、髪をショートにしてケバい化粧した姿が、研ナオコにも
見えなくもなかったとこがアレだが(汗)、こんなラバースーツ
ぴっちりの女性にアイテムのムチでピシッピシッってやられたら
堪んないだろうな!(猛爆)

あ、この際だからカミングアウトしとくと、俺の性癖わMです(笑)。
前に呑み会で(俺の過酷な労働ぶりを見かねて)
「KINOさんってMじゃない?」
って言われた時にわ「なんで判ったのぉ!?」とマジ焦りました(爆)。

タイガー&ドラゴン

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今夜オンエアされたスペシャル・ドラマ。

「池袋ウェストゲートパーク」つながりで脚本家・宮藤官九郎の
描く世界が好きである。今日の特番わ「IWGP」の長瀬智也が
落語に惹かれて弟子入りまでしまったヤクザ(笑)で、「木更津
キャッツアイ」の岡田准一が親に反抗してるが天才的な素質を
持つ落語家の息子。この二人を軸に、伊東美咲扮するキャバ
クラ嬢に振り回される男達の騒動を落語の物語世界と交錯
させて描いた、なかなかの秀作。まぁ長瀬君も岡田もキャラ的
にわそれぞれのシリーズのを踏襲してたし、クドカン俳優・阿部
サダヲをはじめとする西田敏行らベテランで固めた脇役陣も個性
十分な役回りを活き活き演じてたと思う。

タイトルはクレイジー・ケン・バンドの代表曲で、以前オンエアされ
たIWGPのスペシャル(「スープの回」)でも使われてた。

「俺の、俺の、俺の話を聞けー、2分だけでもいい。。。」

この曲、IWGPの劇中ではクレイジー・ケン演じるマコトの
オヤジがいきなりセリフ途中にアカペラで唄うシーンに
使われてて、即興で歌ったのかとも思ったんだが、バンド
自体が凄く印象的でサンプルを探しまくってたらあったので
シングルをゲットしてしまったくらい好き。

歌謡演歌風なR&Bで、和田アキコに歌わせたらピッタリ!
て思ってたら、「ミュージック・フェア」で二人が共演したのを
偶々観て感動したことあったっけ。

それにしても、伊東美咲わイイ!あんな子が遊郭にいたら、
それこそ「三枚起請」の一人だわな。あまり可愛くない子に
しといてホントよかった。。。(ってそーゆー話にもってくかよ!
オイオイ

食って食って寝正月(汗)

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あけおめことよろ。

今年の年末年始わなんかずーーーーっとテレビばっか
観てるし(苦笑)。「踊る」のTV版・MOVIE2なんてDVD
で繰り返し観てるハズなのになーんか引き込まれちゃうし。

観たDVD・CDは
君が想い出になる前に DVDボックス

まぁかとあい出演のDVDボックスなんて買うだけで
まともに観たのは「真夏のメリクリ」以来かな。。。
「ヤンパパ」も「傷だらけのラブソング」も観てないんで。
今回もディスク7の特典映像になんかおいしいのが
ないかなーと思ってそれだけ観るつもりが、予告編集で
あいちゅわんのベッ、ベッドシーンが(濁流涙)
玉鉄許せん!ちゅーことで(苦笑)、1話わオンエアで
観たので残りの10話を2日で。
やっぱなんか彼女わ役に恵まれないってゆーか、
キャラが似通っちゃって面白みがないというか(汗)。。。
観月ありさわ老けたなぁ(汗)。椎名桔平はクセのある
顔&演技だが本広監督の「アンティーク」で慣れてて
何気に好きな男優になってたし、面白い役どころだった
からまずまずのドラマでした。

Gary Moore / Power Of The Blues


国内盤が遅れに遅れる傾向にあるゲイリーのまた
「ブルーズもどき」。いや、タイトルどおりパワー・
ブルーズ、しかもウィリー・ディクソンの2曲を除いて
自作なんで評価もしてやりたいんだが、いかんせん
ブルーズ・ロックよりかわ黒人ブルーズ聴いてたほう
が熱くなれるので、コメントが浮かばない(苦笑)。
これよかは
Johnny Winter / I'm A Bluesman


御大の12年ぶりのスタジオ作のほうがすんなり
受け入れやすいし、気持ちよくなれるのでこれで
気分直し(爆)。

暮れに恒例のロースト・ビーフ作り。
去年のネットで買ったアメリカ産の900グラム
4100円はあんまり気に入らなかったので
今回は仕事納めの日に、歩いて40分くらいの
ところにある24時間営業の業務用スーパーで
オーストラリア産のサーロインのブロック1.7
キロのパックを3200円で購入。
半分を30日に焼いたら、自分史上最高の焼き
上がりに!(嬉)。まぁ俺の場合、ステーキでも
レアが好きなんでいつも真っ赤かなんだが、今回
は売り物みたいな焼き具合までを目指したので
その仕上がりにとーっても満足。

訳あって抗生物質を飲んでいるので酒が呑めない
のが残念だが(苦笑)、おいしく頂いてる。
...ちゅーかあまりの量を一人で消費するのに苦労(汗)。
8枚切りの食パンにパン1枚分くらいの肉挟んで
なんちゅー贅沢なビーフサンド!(笑)

しかもだ、これわ練習みたいなもんで(爆)、残りの
半分を今度は人に食わすために今週末に焼くつもり
なのだから、当分肉わ見たくなくなるかも!(猛爆)

雑煮も今年は3回食ったし。ちゅーことわ餅9個だわな。
よって現在、か、体が異常に重くて俺が牛状態(苦笑)。

カレンダー・ガールズ

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結局あの後(金曜夜中)に観た。感動した。
まぁダイジェストはどっかの通販の製品紹介ページ
で読んでくだされ(汗)。

やっぱヘレン・ミレン、俺が惚れこむだけあってええ役者
やー。そういや旦那役してた男優わ「第一容疑者」の犯人
だったわな(笑)。

音楽ネタではヌード撮影のシーンにB.B.キングの
"You Upset My Baby"が使われて、違うとこでコーフン
(猛爆)、ハリウッドに渡った彼女達をスコット・イアンら
アンスラックスのメンバーが訪れる等ニヤリとするシーン
もあったり。

ラストの閉め方もジツに爽快。最後に思わず拍手して
しまった。そして、こういう人たちがいるイギリスを好き
でいてホントよかったって。

映像特典は本物のカレンダー・ガールズ達のインタビュー
で構成されたメイキング。実際の話を映画化にあたって
どう構成したのかが興味深かった。
女性プロデューサはこのサクセスストーリーで一稼ぎ
したかっただけみたいだが(苦笑)、なにより監督が
「この映画を彼女たちが誇れるようなものしたかった」
という意気込みで表面上をなぞるだけでない見事な
演出をしたからいい味を醸しだしてるとこがミソ。
スタッフの音声解説がないのが残念。まぁまたヒマ
見つけて吹き替えで観よ。

 SWエピソード2の先々行オールナイトに行って来た。

 行く前に映画館に電話して混んでるって言うから(結構投げやりな対応だったぞ、
吉祥寺東亜会館)23:30頃から並んだ。深夜興行だというのに満員。まぁ本公開
まではイベントだわな。俺みたいに待ちきれないマニアのためにあるお祭りで、ここ
吉祥寺ではコスプレはなかったものの、ちゃんと最初と最後には拍手が起こる、それ
はそれでいつもと違って感動できる空間だった。

 で、ネタバらしするほど野暮ではないので全体的感想。うーん、目が疲れた(爆)。
前から2列目で視野いっぱいに画面が広がって、ドンパチありーの、チャンバラ
ありーの、筋肉番付ありーのだったから。それにルーカス組の技術の粋を極めた世界初
のデジタルカメラで撮られた総天然色デジタル映画(オイオイ)をフィルムという
アナログに落としての上映だったからボヤケて見えたのが逆に目の毒。

 シーンのセッションを短くして畳み掛けるように次々と目が回るようなアクション
を連発させたのがなんか「詰め込みすぎ」って感じがして逆に印象的なシーンに欠けた
感がある。激しいリフの応酬、時にアナキンを軸としたロマンスで間奏は緩くメロディ
アスに、ただしそのタメの時間もほどほどでさらにリフ急速展開。。。メタラーな俺
には表題の曲のようで(もちろん内容にもかけてるんだけどさ)、ついてはいけたんだ
けど、上映終わった後はまさにライブ後の疲労困憊状態。

 確かにルーカスが映画に求める「旧きよきクリフハンガー(連続活劇)映画」の
現代への再現に基づくものなんだろうけど、そりゃ十数年前に「インディ・ジョーンズ」
シリーズでやったわけだし、アレは映画監督としてはルーカスなんかよりずっと
エンターテイメントの極みを知ってるスピルバーグの演出理論のおかげで活きたものに
なったわけで、今回みたいに緻密な設定をゴリ押ししながら観客に「何故?」を連発
させて、142分という時間でリアルタイムに「過去そして未来」までをあれこれ考えさせる
ような作りだと客はともすれば置いていかれかねない。

 逆にあれだけ酷評だった前作のほうが1本の映画としてよっぽど楽しめたし、以前の
レスにも書いたが、全く知らない人に「面白いよ」と薦められる作品だった。今度のは
マニア以外に絶対薦められない。いかに特撮が優れていようが、アナキンの美形度が
女性好みだろうが、理由(わけ)わかんない映画は娯楽映画としてはあるまじきもの
だからして。


一体いつからスターウォーズは
難解な謎解きモノ映画に
なってしまったんだろう?


 そう、そもそもそこが大きな間違いなのである。壮大で緻密な設定を構築したあまり
それを絶えず画面に投影しないことにはいけなくなった今3作が抱え込んでしまった
大問題。

 25年前、俺達がワクワクしてSWにのめりこむようになったのは他のSF映画と
違う質を持っていたからだろう?近未来ではないはるか昔の物語。ドンパチだけでない、
生身と精神をも武器にして戦う世界。端々に「クローン戦争」や「フォース」という
言葉が登場するだけで、それが「ミディなんとかの量がどうのこうの」という説明なし
でもミステリアスなものとして感じられた。それでよかったのだ。すべてを知りたいと
願うわけではなく、残された謎があってしかるべき世界。いや残されているからこそ
輝きを放っているのだ。

 想像の余地がいつのまにかスピンオフ(外伝)でグチャグチャになり(コレは
ルーカスの生んだマーチャンダイズシステムの最大の欠陥)、結局それで生じた矛盾や
曲解を自分で収拾つけなければならなくなったから自分で監督せざるを得なくなって
いるというのが現実なんだろう。そう思うと興ざめしちゃうのである。せっかく
「アナキンとパメラの禁断の愛(ハートマーク)」という設定としては絶好の題材を
持っていながら人間ドラマ(演出)が描ききれてないのである。心の余裕のなさが
作品に露呈している証拠。

 いつも引き合いに出すのはスター・トレックなんだが、一見オタク度がトレッキの
方が上のようでいて、アレは悪く言えば細かい設定を気にせず意外に大雑把でいい加減(爆)。
ただしそれはとどのつまり常に描きたいのが登場人物-人間-そのものだからなのである。
それは原作者ジーン・ロッテンベリーが望んだ遺志であり、その世界観がちゃんと多くの
人に受け継がれて今もなおも広がり続けて機能してる好例なんだが、今のSWを観ていると
是非見習ってほしいと思う、マヂで。

 監督を誰か他の人に任せてられませんか?ジョージ。いいかげん苦し紛れの埋め合わせ
から開放されて俺達が単純にワクワクするような映画を作ってもらえませんか?

今日から壁紙はアナキン

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え?昨日1日だけスタートレック最新作「ネメシス」だったのに(笑。
だってアメリカ公開12月だぞよ)。

火曜の22:30過ぎてからボウズ&モーリーを買いに新宿タワーへ。
相変わらず厚い愛情である。棚からごそっと抜き出してきた(爆)。
買った枚数は言わんとこ。"Into The Light"の20枚という記録は
抜かないだろうから(汗)。

「ハリーポッター」を買いたかったので(え?なんであんなモノを?
って、だってパイソンズのジョン・クリーズがイッちゃった役で
出てるらしいんだもん)10階のDVD売り場へ。そーいや、出てる
ハズのSWエピソード2のサントラと雑誌CUTもあわせて購入。

帰宅して「WS2」から聴き始める。


絶句。素晴らしすぎる!!!

かとあい

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2001/04/07 (土) 00:57
 あー、気が狂いそう。うきうき(死語)ライブモードから現実に戻されて第1日目。
目下の悩みは客先にある、自分が手をかけてない(=まったく中身を知らない)で
動いているシステムをユーザインターフェースを変えずにリプレース。前任者は社を
トンヅラ、運用してる同僚も女性だから中身までよくわかっていないので、自己解析
し出したけどやっぱよくわからない。昔からの付き合いで安く引き受けたらしく、
数百万ぽっちぢゃ最新の技術を投入しようとも出費できない。イライラ。

...というわけで10週連続の金曜徹夜が決定。少し息抜き。

 さてこのタイトル。この1年、なぜか「加藤あい」に胸キュン(死語)なので
ある(猛爆)。オイオイ、自分の歳の半分の未成年だぜ(失笑)。それに胸はないわ、
腰はくびれてないわ、オカズにはならん(お下劣)...正直言ってメチャ可愛いって
タイプでもないし、俺が思う美人の範疇からも外れてる(蛇足だが今月のBURRN!読んでて
俺が大嫌いな前田の女の趣味が俺と似てるのには泣けた)。C1000タケダの
「北風ピープー」のCMでの表情なんておぞましいやん(爆)。

 なのに...なぜか彼女にはソワソワしてしまうのである。猫顔だからか?(爆)
いや彼女がいつも見せる、その「慢心で浮かべる笑顔」に敵う相手はいないと思うから
である。またドコモのiアプリの広告で見せた「超びっくり顔」もお気に入りだし、
続編CMで見せる寝顔もたまんない~

 セーラー服恐怖症だから「卒業」写真集は買えないけど、イタリアロケのDVD
「ボーノボーノ」は繰り返し見て今年のお気に入りに入れたいくらい...って、んな
アホな。

 別に今回はオチないよ。疲れてダベってるだけのKINOであった。

 そーいやポスター欲しさにタケダのサイトでユーザ登録してレモンウォータ1ケース
買う一歩手前までしたぞ。

2001/04/25 (水) 00:12

 「のりたま」のポスタープレゼントにわ応募した(自沈)。しっかし、毎日のように
レモンウォータ買うんだったらケースで買ってもええやん(笑)。

 貯めといた2週分の「天国に一番近い男」を日曜に観た。俺がかつて観たことがない
くらい最低な脚本(ほん)。あれは素人が書いてるのか?(失笑)。ウィットも本気さも
微塵も感じない。名だたるキャストが魅せる演技に救われているだけ。

 かとあい自身はやはり役者なのら。基本的に松岡としか絡みがない中で見せる「本人
とは到底かけはなれたキャラ」を不気味に演じられるところは、やはり広○や深○ょん
等そこいらのアイドルとは一線を画す。先週初めて観た「24人のかとあい」第3話で
見せた根性にも恐れ入るもんがあった。

 あーあ、あんなしょーもないドラマ、あと10回も観なきゃいかんのかえ?

2001/05/03 (木) 00:29

 ウォウォ!!!
 今メシ食いながらサーフィンしてたら、かとあいは亜細亜大だと。ていうことは
俺の住まいのある駅で乗り降りするんじゃん!!!!!!!!ラッキー!!!!!


 ...って、彼女が電車通学するわけないぢゃん(号泣)

2001/05/09 (水) 02:27

 「好きな女優」

 と言われて自分の生涯を振り返ると(なんぢゃそりわ)、二人。

 一人目はイングリッド・バーグマン。若い人は知らねぇだろうがもう「往年の大女優」
である。「カサブランカ」の彼女には誰しもが恋してしまうだろうし、ジャンヌ・ダルク
もので見せた真の強さやジョセフ・コットンとの「ガス燈」やヒッチコックの「白い恐怖」
での精神的に追い詰められていく様を演じきれる役者は時代を超えて屈指であると断言する
し、それは晩年の「オリエント急行殺人事件」でアカデミー賞助演女優賞を受賞するまで
変わらない輝きを放ち続けた。

 「憂いのある表情」が特徴の彼女も、ラブシーンとなるとこれまたこの上ない笑顔を
浮かべながら男優と絡む。それは実生活でもロッセリーニ監督との逃避行、ハリウッド
から総スカンを悔いながらも愛を貫き通した女の情熱さそのものが滲み出たものともいえる。

 そして二人目はナスターシャ・キンスキー。ドイツ出身で、ドラキュラ映画等で際立つ
個性を見せる性格俳優クラウスを父に持つ。ポランスキーの「テス」で父親譲りの演技派
としての頭角を現したが、三流映画「(なんとか)レッスン」で初々しいヌードを披露した
から好きになった(爆)。ボウイが主題歌の「キャットピープル」、コッポラの
「ワンフロムザハート」、題忘れたがマストロヤンニとの歳の差恋愛物、ダドリー・
ムーアとの「殺したいほど愛されて」等、芸術作・大衆作、ホラーからコメディまで、
その多岐にわたる作風の中で見せる様々な表情(肢体も!超爆)にうっとり熱くなった
ものだ。

 多分俺が最後に見た-そして最高傑作だと疑わない-ヴェンダーズの「パリ・テキサス」
(カンヌグランプリ作でもある)では、風俗嬢が覗き部屋という小さな空間、そして
マジックミラーを隔てて元夫と電話1本で繋がっているというシチュの中での感情の吐露
には息を呑むものがあり、今でも観るとすすり泣きしてしまう(照)。これまた完璧な
女優である。

 この二人に「昔の」デミ・ムーア、「007リビング・デイライツ」のマリアム・ダボ、
4人の写真を並べると(実際彼女達が35年の人生で唯一いや四、俺の部屋のポスターで
飾られた女性である。あとみんな男。失笑)、共通して「多少エラの張った(でもえげつ
なくない)、唇ぽっちゃりした顔だち」というのが昔のタイプだったのかもしれなひ(笑)。

 で、今はとゆーといわずもがな「かとあい」なのである。かなり強引か?(失笑)
否、火曜深夜の「24人の加藤あい」が回を重ねる毎に、女優としての彼女にますます
惹かれ、恋に落ちていってる自分に気づいて止めることができない。今日の「F」なんて
その自然体にあっけに取られた。24人のクリエータが3時間の限られた撮影で完成
させる30秒のフィルムはどれも監督の個性によって唸らされる出来だが、それに
答えられる器を持つ彼女の女優魂は今後大いに楽しみなのである。

2001/05/16 (水) 06:06

 今日7本目にあたる「G」も想像以上に素晴らしかった!!!

 かとあい自身の登場シーンはわずかに4-5秒。しかしそのシ-ンに到達するまで
の中に詰め込まれた30秒のドラマは繊細さをもちながらCMならではでストレ-トに
見る側をキャッチ。

 浜辺で必死に何かをしている少年。そこは外国。多くの針金のついた背の高い棒を
立てて、脚立でその針金を曲げたりしている。

 いたずらか?少年が母親に叱られるシーンが回想として流れる。彼は怒られる少年は
ズボンの後ろポッケに手を当てている。

 次のシーンで少年は砂浜でテレビを引きずる。かなりくたびれた拾い物のようだ。
彼は先ほどの高い棒から伸びる線をテレビに繋ぐ。

 するとどうだろう、TVには雑音に混じりながらかとあいのドラマが映し出された。

 少年が後ろポッケから取り出したのは雑誌か何かのかとあいの切り抜き。

 その先遠くに日本があるだろう波に向かって「好き~」と叫ぶ少年。

 再びTVにパンしてドラマのかとあいを映し出す。

  「みんなあなたを愛してる」

 そうそう、俺も海賊放送やってたころ、アンテナを調整して普通なら入らないような
微弱な電波を拾おうと苦労したことがある。なんかそんな若い頃の郷愁を誘ってくれた
甘く切なくなるような映像だった。

 いろいろな想いが頭を駆け巡り、この時間まで起きているというわけ(爆)たった
30秒ながら映像の持つパワーがなせる業なのである。

 しっかし、久々のヒットな深夜番組よのぉ。もう火曜が待ち遠しくて待ち遠しくて(笑)

 さ、このまま出社しよ(爆)。

2001/06/11 (月) 01:36

 かとあいの写真集3冊も買っちゃった(ルンルン、死語)。

 あいちゅわ~ん、あいちゅわ~ん(開いた口ふさがらず)

 いやぁ、しっかし、動いてても完璧な女性は止まっていても表情豊かだねぇ。
もっとも買ったのは去年くらいからのでそれ以前の少女少女してるのは全然興味
ないんだが。

 うーん、今年発の制服モノ3部作も欲しくなった(笑)。でも3冊で18000円
なんてさぁ...フィギュアなし廉価版出ないかな?

 といいつつ「真夏のメリクリ」「池袋ウェストゲーパー」のDVD待ちのKINO
であった(閉口)。

2001/06/19 (火) 23:56

 最近夜遅くになってから地元より30分以上歩いてかかる何軒かの古本屋へ調べ物
に行くことが多い。ミュージックライフとか結構たまってきて、そろそろ重複しはじめ
ないかと心配だぞ(笑)。

 で、特に収穫がないとせっかく遠出してきたのに癪だからついつい買ってしまう
写真集(爆)

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 なっ?ホント、頼むから止めてくれ!セーラー服のかとあいで顔射した
形跡のある『使用済み』を売るのは!!!(怒泣)

 もっとも特例としてマージンがない代物を買う俺も俺なんだけどよ(苦笑)買い
なおしは納得できるが、愛しく思いつつこれを捨てなきゃいけなくなる俺の身にも
なってくれよ(失笑)。

 元嫁の宅へ転がり込んでた同棲時代、誰かがいらなくなって粗大ゴミにしたギター
が清掃車に押しつぶされるのを不憫に思って会社遅刻してまで(しかもタクシー使って
実家まで)持って帰ったことのある俺にだぜ?(爆)

 買ったのは卒業記念別冊「もうひとつの卒業」。帯の広告見たら本編の
「夏ヴァージョン」「冬バージョン」はフィギュア・表紙違いで中身は同じものだ
ということだ。よかった、7500円のひとつ買えば済むのだ。

 でも...

 コワイよぉ~コワイよぉ~、フィギュアの顔!またセーラー服恐怖症に
戻っちまうよぉ~(閉口)

2001/06/24 (日) 00:27

 頼んであったのが届いた。やっぱり新品は安心。

 「卒業/夏ヴァージョン」は大層な箱に入っているわりには写真集自体がヘボい。
これが7500円というのはボッタクリだ。ちなみにフィギュアはやっぱり怖くて
箱から取り出してない(爆)

 「卒業」はやっぱり制服フェチ用のオナペット商品でしかないみたい。
 「もうひとつの...」の方が表情豊かだ。温泉好きの彼女のために地方ロケも行ってる
のでなおさら輝いてる。

 彼女念願のドラム叩きの図はあまりサマになってないが(微笑)、ストラト型ギター
を抱えてのショットで見せる表情はグー。なんか森高に似てるな...

 ちなみに最近午後出社続けてるのはあわや駅内で遭遇をもくろんでいるわけでは
断じて...ない(猛爆。んなストーカぢゃないって。それよりそろそろ休ませろよ、
会社。涙)。


ここが静かな時は
ここで暴れてるか
鑑賞中です♪

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