Diamonds

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ディオのベスト。。。でなくてw

久々に田川ヒロアキのライヴに行ってきた、昨年のソロ・アルバム発売記念のライヴ以来。ちょうど1年前、西寺実で全国廻ってたのを懐かしく思い出す。

といっても、田川はリリースに前後して八王子にあるライヴ・バー「X.Y.Z.->A」で毎週ライヴを行ってはいる。八王子近辺には安いビジホもあるし、泊まりがけで観に行く(そんな田舎か!)のもやぶさかではないけど、帰りがね、遠くなる感があって面倒ちい(ここでいう「帰り」は代々木の会社出勤という意味、オイオイ)。ちょっと疎遠になってた。


それが今回都心進出(「都内」ではない、八王子も東京だから!と強調してたw)。ありがたいことだし、行かない手はない。しかも新宿クラウダディ・クラブとなれば、以前「フィロズ・コール」と「アマナッツ&サブミッション.」観た知ってる場所でもあり、今回も、相変わらず雑多な歌舞伎町内で客引きを避けつつ、会場へ向かった。


今日はセント・パトリック・デイ間近ということでギネス1パイントを、ボン・スコット時代のAC/DCが流れる中、すすりながら開演を待つ。昨日の後遺症で首が痛い(苦笑)。


時間になり、バンド登場。「イェイ」の掛け声とともに1曲目は"Miraculous Star"。前回観た鹿鳴館の時同様、アルバムとは違うアレンジ。そして彼のテーマ曲ともいうべきスリリングな"My Eternal Dream"で最初の超絶なソロが展開。何度観ても(生で2回、YouTubeで数十回)かっこよすぎ。

ここで今日は2部構成になることを告げて、オリジナル中心の前半部で早くも新曲を披露。大好きな映画「スティル・クレイジー」の主題歌「炎は消えず(The Flame Still Burns)」を彷彿させるような、美しいメロディにウットリ。

続くビートルズのカヴァーは前回アコ・ヴァージョンでやったはずだが、今回はかなりアップテンポにアレンジしたバンド・ヴァージョンで今日初めてのヴォーカルも披露。彼の声の、透き通った感じが心地いい。これはもう彼の曲にしてもいい(オイオイ)。


「ここは壁中ギターだらけなので嬉しい。次は『どブルース』やります」と告げて、"Little Wing"風のチューンを、終盤おなじみ腕時計を使ったスライドも挟みつつかなり長い時間にわたってプレイ。染みます。


前半の〆はボーカル曲"Journey In My Heart"を、シャッフル調にアレンジして。これまたかっこよすぎ。途中パープルの"Lazy"挟んでもよかったぞw


20100313210109.jpg


休憩中にブログにアップ用の写真撮るのをマネージャさんに許可してもらって(といってもこんなブレた写真をケータイの電池切れ気にしながら数枚撮っただけですが、汗)、程なくカヴァー中心の第2部が - ヴォーカルのディオけんが加わり - MSGの"Armed And Ready"で始まる。


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。。。以前TOSレディングスネイクと一緒に観た、「虹の騎士ショー」のヴォーカルさんだw これは心強い!


ゲ○リー・○ーデンの数百倍うまいパワフルなヴォーカルで魅了(でもアクションはロニーw)、しかも田川はリズム隊がそのまま曲を続行する中で、自分のソロ部分を途中からUFOの"Rock Bottom"に差し替えるという離れ業を披露。MSG*100<UFOな俺には涙ちょちょぎれた。1曲目でコレだよ、これからどんなことになるのか期待せずにいられまい?

続けての曲は知らなくて、後でキャロル・キングと紹介されたけど、どう聴いてもハード・ロックだった。まるでロニー時代のレインボーがやってもおかしくないよう。。。なのは彼が歌うんだから当たり前かw

次は田川がピアノにシフトしてのバックに、ディオけんがジャーニーの"Open Arms"(by 「海猿」主題歌、あいちゅわーん)を、切々と歌いあげる。完璧。二人とも、なんて引き出しが多いの!

こんな大盛り上がりん中で、もはやレインボーやらないわけにはいかない。ということで"I Surrender"を!(なんでJLTやねん)もちろんアクションは。。。最後には"Thank you!"の連呼よw 続けざまにベースとドラムが心地よい"Play That Funky Music"。両方とも完璧に歌える曲でかなり嬉しかったわ。

〆の田川作パワー・メタル"Passion On The Strings"をディオけんのヴォーカルで聴けたのもちょっと得した気分♪ 最後には出ました、マイク・スタンド回し!

 

田川をステージに残し、アンコールは壮絶なギター・ソロを披露。そしてバンドを呼び戻し、カッティングで始まるファンキーでゴキゲンな新曲(ベース仮谷、ドラム高仁範のソロ含む)で大団円。

なんていう充実度!これが2500円+ドリンクで観れたなんて昨日に比べて(コレコレ)コスト・パフォーマンス良すぎ。


終演後、ちょっと談笑。田川くんには西寺実@仙台で衝撃受けて以来ファンだということ(彼はあん時ニイちゃんが炸裂させた下ネタ・トークが印象だったって、確かにw)、ディオけんさんにも以前観たことがあって楽しめたことを伝えて会場を後にした。


13/03/2010 新宿Crawdaddy Club 田川ヒロアキ Setlists

[第1部]
Miraculous Star
My Eternal Dream
Hesitation(新曲)
All My Loving (The Beatles)
Do-Blues
Journey In My Heart
[第2部]
Armed And Ready (MSG)
(Carol King)
Open Arms (Journey)
I Surrender (Rainbow)
Play That Funky Music (Thunder...いやいやWild Cherry)
Passion On The Strings
Encore
Guitar Solo
(新曲)

 

 

ファースト・アルバムでもそうだったが、新曲から受けた印象も、この人の頭と心の中には、1枚だけでは足りないくらいいろいろなタイプの曲が詰まってて、発表の機会を待ってるんだと確信できた。


まだまだこの人はこの先も自ら輝きを放ち続けるはずだ。ずっと追っかけていきたいと思う。

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このページは、kino1989が2010年3月14日 00:46に書いたブログ記事です。

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