2001年7月アーカイブ

C'mon This Is Rock n Roll Fantasy

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2001/07/11 (水) 03:02

 うーむ、N社の外付けキャプチャボックスがソフトヴァージョンアップと同時に使い物にならなく
なった(涙)。ネット上でも話題騒然である。こんな状態で売るなよ(怒)。あやうく24かとあいを
撮り損なうとこだった。ヴァージョンアップしてないWin98の方で乗り切る。久々にWin98の
画面を見た(爆)。

 それはそうと、今年は新譜を聴く機会がホント少ない...今のところルークとバディ・ガイと
ブラックモアズナイトのナント3枚だけである。今月のB!から自爆リスト作ろうとしたがアンセムと
ジョーリン以外は旧譜だし...それも5枚(笑)。昨日もタワーで1時間程暇を潰したが結局購買意欲を
湧かすものが見つからないという状態。ホゲ。

 まぁ、あとそれなりに期待しているのは....

 1つは再結成クワイヤーボーイズ。やっと新譜である。既に先行予約済み。ただし気が付いたらHMV
だったから届くのは半年後か?(爆)

 一方名曲”パリス・コーリング”が懐かしいシャーク・アイランドのVo.リチャード・ブラックが
ジェイクEリー、トニー・フランクリンと組むBourgeois Pigs(一体何と発音するんぢゃ?)。リッチー
の声がレコード化されるのはコントラバンド以来実に10年ぶりである。既にフランスのレーベルから
出てるコンピにデモが入ってるらしいがこれも手に入れたいところである。


 やっと暑い夏が始まる...のか?

2001/07/20 (金) 04:30

 おお、HMVとしては早い対応、クワイヤボーイズ、昨日出荷済みとのこと。徹夜明けで帰ったら
午前中にはちゃんと届くかな?


2001/07/21 (土) 03:14

 20時前後、ピザの到着を待ってる中、そのアルバムは届けられた。以降7時間、ずーっとクワイヤ
ボーイズ漬けである。

 素ん晴らしすぎるわ、マジに!

 この感動をここだけで伝えるのは勿体無いので、年1回となった@NiftyのFROCKL投稿用に3時間かけて
長文を書いた。久々。楽しい仕掛けも盛り込んだので充実感一杯。


 最低5人がROMだけしてくれれば充分なこと(猛爆)を昔と同じ手間暇かける自分がちょっと
かわいく思える(オイオイ、ならメールで送れよ)

(以下@niftyから抜粋)


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HR&HM会議室 発言日時: 01/07/21 02:50 KINO’89 (BXD00467)

Cmon, Rock N Fantasy : Quireboys (94L)(4484/4487)

前作"Bitter, Sweet & Twisted"から2年, 大英帝国のRockの将来をその双肩
に担うband, Quireboysの待望の新作"This Is Rock 'n' Roll"が遂にrelease!

この間GのGuy Baily, Key, Dr がbandから離れ, 残るSpike, Nigel Mogg,
Guy Griffinの三人が新しいmemberを加入させての再出発. 実際全曲を手がけ

いたkey personのBailyの脱退は痛いのではと正直不安にさせられました.

ところがそんな杞憂は無用. Albumは新drumer, Martinのtightなdrumに2本の
guitarが絡むゴキゲンなtitle曲で幕を開けます. Spikeの声は前作から変わり
ようがないか(^_^;) 相変わらず威勢のいいshoutです. 続く"Show Me What
You Want"は独特のgrooveとdrum rollが交錯し、最後はしとやかにpianoで
終わるという異色作. これまでにないtypeのこの2曲は新生Quireboysが放つ
新しい時代に対する自らのstatementといってもよいでしょう.

さて続く3曲目は? ここからはもう紛うこと無きQuireboys節の大連発!
名ballad "I don't Love Anymore"の曲/歌詞共に続編にあたる"Searching"
は判りやすい歌詞とrefrainに切なさを漂わせる. それはKings Cross駅から
発とうとする彼女との別れを唄う"Six Degrees"も同様. こういう飾らない
emotionalな唄を、見た目カッコよくないSpikeが唄うと妙に親近感が(^_^)v

郷愁を引き裂いて思いっきり弾けるRock 'n' Roll "C'mon". 「お気に入り
の曲を変える必要なんかないさ、ずっとずっとずっとrollし続けりゃいい」.
コレ, このalbumで一番好きです. それぞRockの真実. まさに新生Quiresの
anthemにふさわしい! 是非この曲でopenningか本編の〆るliveを見たいぞ.

"Sweet Mary Ann"あたりを彷彿させる牧歌的な"Seven Days", LondonからLA
へ移ってからの生活を描くsllow tune "Taken For A Ride"は前作っぽいかな?
そしてこの曲のみSpike一人で書いたreggaeのrhythmに乗った "Coldharbour
Lane"はお遊びとはいえ、Nigelのbassを初めて意識したぞ(^^;;;)

dynamicなRock 'n' roll "Turn Away"ではどうしてもQuiresに英国の生んだ
良質の音楽の歴史を重ね合わせあわせてしまいます. その想いは次の究極にて
最強のballad, "To Be"で最高点に達する... そのwhite blues然としたとびき

の哀愁は「これを聴かずしてbritish rockを語るなかれ!」とまで言わさしめ

秀逸な出来. こんな曲が書けるGriffin, 脳ある鷹は何とやらだわ.

あとは最後までQuires節 = British魂を効かせて"Enough For One ifetime",
"It's Alright", "Never Let Me Go"と続き、まさにliveを観終わるかの
感覚でalbumは幕を閉じます. ちょっと出来すぎ. 良すぎです. 最高.

思えば前作はdebut作とかなり変わった感がありました. 全く期待どおりで
あったかといえば嘘になる. 決め球がないというか...それはdebut作で英国
伝統芸能をパクリまくって思いがけず注目されてしまった彼らの, という
よりalbum1枚分一人で書かなきゃならんGuy Bailyの気負いが作品全体を
どっちつかずの拡散の方向へと向わせてしまったからじゃないかと診てます.
GriffinがこんなにQuiresにしか出来ない曲を書ける力量があると判って
いれば, 半々で曲を書いた最強のalbumが出来てたなら, 人気の翳りもband
の分裂もなかったんじゃないかと思うと残念に思えてなりません.

まぁ過ぎたことを言ってもしようがありません. 事実こうして良質な
Rock 'n' rollが復活し, とにもかくにも山はまた動き出したのです.
今後の彼らに注目していきましょう.

KINO

先頃出たThunderの"Behind Closed Doors"と並んで今年の名盤! 彼らと
あとSkinが3組でtourしてくれたなら, 私絶対に英国まで見に行きます!!
(^^;;;;;;;;;;;;;;;)

95/07/21

........というのはかなり強引な脚色で(苦笑)、2000年6月にLAで
再結成されたクワイヤボーイズが1年の時を経て今月無事アルバムを
サンクチュアリーレコードからリリースしたこと、その内容、共に狂喜
モノだったので、ここのお世話になっていた95年頃を想定してレビュー
してみました(文体まで当時のままやんけ、顔文字なんて6年振りに
使ったよ、爆)。

 事実、知らない人に95年頃の作品、知ってる人にEMIにクビ切られる
前に作ったお蔵入りの3枚目と言ったら多分誰もが信じるだろうと思わせる
その封じ込められたみなぎるパワーは、当時を知る方々には絶対に外せない
1枚だと信じてます。いや、ホント当時リリースされていれば、
ブリティッシュロックの流れは変ってた(いや変わらずにいれた)と思う
んよ、マジに。

 90年代変りゆく時代の流れに呑まれ、その成長を見守ることのでき
なかったバンドの、21世紀になっての密やかな復活劇が完了したこと
(これまで何度御破算になったか、苦笑)ここにご報告申し上げます。
いつぞかマイケル・シェンカーをぶん殴って遊び呆けてただけではないと
いうことで(猛爆)。


KINO

...って、90年卒Richard Black、お前もかよ!!! (C)三村マサカズ

広島、愛してるよん

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2001/07/15 (日) 01:06

 今日はイングヴェイJまるむすてぃんのライブ。

 今朝方徹夜明けで帰宅、午前中は宅急便やらいくつかの訪問があったから、結局寝たのがお昼回って
からだった。15時に一旦起きて届いたGowanのCDを聴いて過ごすもののやはり超眠い。17時開演
だから16時がぎりちょん、もう1時間寝かしておくれということで爆睡。

 もともとこの暑さの中、渋谷から公会堂まで歩いていくつもりはなかったので、代々木で電車を
降りて、タクシー。すいている参宮橋~代々木公園回りのルートで渋公の反対車線に出てしまった
ので降りて歩いていこうとしたら、運ちゃん右折して、ホントに会場直前まで乗り上げてしまった。
いや車は入れるんだろうが待ちの人ごみはできてるわけで結構恥ずかしかったぞ、じろじろ見られて(爆)。
15分前で余裕のセーフ。

 会場入るとキャラグッズ売り場が異常な賑わい。というかこれは後で気づくのだが、観客層が
よくわからん。

 席に着くと隣はカップル。頭に「バ」がつく(爆)。大方、男の趣味にほいほい付き合ってる頭の
悪い女なんでしょうね。綺麗か可愛いければ文句は言わない俺だが(苦笑)。

 88年以降、実に9回来日している彼だが、そのうち俺は今回で5回目になる。しかしかつて触れたことも
あるが、俺の目論見はインギーとは限らない(笑)。88年はジョーリン目当てだったし、96年はDr.が
トミーアルドリッジだから東京全公演通った。カバーツアーだったから、前々ツアーで演った"Burn"もアリ
かもしれなかったし、マークボールズも見てみたかった。前回はもともと行く気がなかったが、ちょうどヘン
なことでめげてたダチを励まそうとして。純粋な気持ちで行ったのは「エクリプス」ツアーだけかもしれない。

 今回もマークが脱退してThe SNAKESのヨルン・ランデが抑えられたということで複数回取ったんだが結局
叶わなかった。

 「じゃじゃじゃじゃ~ん」とBGMの運命が流れて本編スタート。BGMとしてだけでなく暗い中、
いんぎんぶれい、もといインギが弾きまくりはじめる。1曲目は前回東京最終と同じく"Rising Force"。
俺としては一番好きなこれで始まるなら燃えれるはずなんだが、後ろから3列目だとちょっと周りが
静か...いや、ちょっと待て、よく見たら最前列以外そんなに盛り上がってないぞ(困惑)。

 2曲目からは前回同様、ソロタイム・準ソロ"Far Beyond The Sun"を除いてすべてがニューアルバム
から。しかし全曲ではなかった。今回のアルバムはポータブルCDプレイヤー買ったせいもあって先週
毎日出勤中に聴いていたのでよく覚えていた。プロダクション(音質)がめちゃくちゃ悪いわりには
好きなフレーズが詰まっている。結構唄えるかもしれないと思った。

 でも誰も歌ってなかった....

 とにかく俺からしてみればヘンなのである。大体会場にギターケース持った連中がやたら多かったが、
それが視界や足元の邪魔・迷惑だってことがわからないようなヤツらである。終始盛り上がるともなし、
すぐ引く。唄うでもなく叫ぶでもない。普段俺が通うライブで見られるHRファン特有の気概とかは皆無
で、それがパープルの観客のように多少年行ったような連中ならまだしも皆若いのである。マジで寒気が
した。

 んな、「日本の観客は静かだが、それは真剣にプレイに集中して聴いてくれてるから」なんて時代錯誤
もはなはだしいわけで、ファンのニーズがそんなものだから天狗の彼に悪影響を及ぼしていることくらい
判ってほしい。

 彼が毎回新作を中心にプレイするのは、ここ数作をさかのぼっても、トリロジー/オデッセィ以前の
過去に匹敵する優れた名曲がないからである。かろうじて「セヴンス・サイン」が秀作だが、それだって
もう6-7年経つのだ。

 名曲がないと言ったが、正確には、実は名曲を作るのはアーティスト本人だが、それを育むのは我々
自身といってもいいのである。いい曲はその口々で語り継がれる。そして互いのレスポンシビリティから
次のインスピレーションへ。それが音楽のもつ偉大な力だということを俺は信じている。

 ファン側の望むものがイングヴェイをデヴィッド・カッパーフィールド並みのイリュージョニストとして
しか価値を見出していない限り、彼と我々で将来のヴィジョンを一緒にすることなど到底無理なのである。
アルバム出せば常に洋楽No.1、そしてツアーも一見盛況...そんなのどこが面白んだろ?

 イングヴェイの才能を早くに見出したのは日本の我々の先人ファン達である。彼らが"Far Beyond The Sun",
"Trilogy Suite","Black Star"を名曲たるステイタスに仕立て上げたから本人が「はそろそろイヤだ」と
愚痴ろうが今でも必ずプレイされのである。今回特にレアなアルカトラズ時代の"Hiroshima Mon Amour"が
披露された時もその想いを強くした。

 日曜の赤坂ブリッツ、手狭なライブハウスで、俺の危惧を払拭してくれるようなショウ(勿論俺の場合
観客の反応を含む)が見たい。頭ふるぞ~(笑)


後注:結局ブリッツ公演も俺を満足させてくれるような観客ではなかった。クソばっか。ただ今回観てて、
そろそろ飽きたと思ってたマーク・ボールズに関しては再評価するに至ったのは幸運だった。やはり彼は
うまいのである。張りのあるハイトーンが魅力的で、1曲歌うごとにゼイハーしてMCにならないのが
たまにキズだが、そこまで徹底集中しているのである。インギーとの音楽的コンビネーションも抜群、
極端に言ってしまえばインヴェイとマーク二人で初めて一人前の音楽となる。その事実を肌で感じた。

 マークは自らのバンドを結成したばかりでやがてまた二人は離れてしまうことが決まっているわけだが
寂しい気もした。二人で一人前と言ったがそれはそれぞれが唯一無二だからこそのマジックが存在する
ことはいうまでもなく、マークがどんなに早弾き様式美系の音楽をやってもそれを再現できるとは限らない
わけで、だからこそ余計、いつも感情が先立ってメンバーの首を切るインギーはまた損していると思った。

 実際に後日、彼のニューバンド、リングオブファイヤーの新譜をGETしたが、ショボすぎて途中で止めた(苦笑)


ここが静かな時は
ここで暴れてるか
鑑賞中です♪

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