だーくねす

| コメント(2) | トラックバック(1)

俺、ここでバンドや個人名表記わカタカナに決めてるんだが(書いてる内容はともかく
初心者にも発音くらいわわかりやすいように、汗)、彼らをひらがなで書くのはなんか
名前からして重苦しいメタルかなんかだと思われるからで、実際わお気楽なR&Rバンド
である。で、俺がここで彼らのことを書くのも初めてだし、何より全ツアを性分として
「一見さん」的なライヴの観方を嫌う俺が、「何故だーくねす?」ってことから説明せな
あかんかなと思ってる。

デビューして2-3年と新しいバンドである彼ららと知り合ったのわ、まぁ政則氏が並々
ならないプッシュをしたからもあるが、何より彼らの演ってるサウンンドが語り継がれて
きているブリティッシュ・ロックの伝統をうまく継承してるからでもあり、初めて聴く感じ
のしない懐かしい曲のように感じられたからである。

まぁ確かにヴォーカルのジャスティン・ホーキンズ(以下兄)の裏声を使った唄わ独特
で好き嫌い別れるところだが、楽曲自体はクィーン、シン・リジー、AC/DC等を彷彿
させ、彼らが好きなファンならほくそ笑みたくなるに違いない。自分達のルーツを隠さ
ない。特にギターのダン・ホーキンズ(以下弟)がステージで常にリジーのロゴの入った
Tシャツを愛用している点が、俺を彼等贔屓にするに足りている。

この感覚。。。そう、まさに87年にガンズ&ローゼズが出た時と同じなんだよね。
アクセル・ローズも独特な声を持ち、先の3バンドを愛してやまない。リッツでのライブ
映像でリジーのロゴシャツを着てたのを見た時、肩のタトゥーがまぎれもない
「ブラック・ローズ」だって判った時、俺の中で「同志」とも思える感覚が生まれた。

今回が二度目の来日という。レパートリーもアルバム2枚分、満を持して対峙に挑む
俺の「最初の一歩」。。。はいかに?

前日泊だったからネカフェでシャワーを浴びた後、サンダーのおニューTシャツを着て
初めて行く新木場へ。考えたらなんでフィル・ライノット(シン・リジー)の写真入りTに
しなかったんだろうと後悔。まぁ、彼らの初めて観たバンドがサンダーだとか耳にして
たんでいいか?(笑)会場のスタジオコーストに着くと、1時間前にしては結構な人
だかり。外のロッカーに荷物を納めてちょうど自分らの整理番号が呼ばれたので入場。
最近できたライブハウスなんだがキレイ。横に広く、後方は段差があって見やすい。

客層わ、メタリーな格好より普通ぽい、しかも若い子が多い。うーん、この子たち
ってひょっとしてタテノリ族?(なんちゅー表現やw)本国でわアリーナ・クラスを回
る彼らが日本でわクラブ回りという温度差が気にわなってたが、でもこの集客を
みるかぎりは安心かな?と考えながら連れのまさくんと談話してると、お決まりの
AC/DC、リジーとかかったので二人で狂喜してる。次がWSの"Here I Go Again"
だったのにわ笑ってしまったが、回りわあまり気にかけてない(汗)。

"Wole Lotta Rosie"が流れ、サウンドチェックが行われ、主催者の注意がかぶって
なんやわからんうちに客電が落ちる。すると急に後ろから押し寄せてくる波に、まさ
くんわ上手に離脱、俺わまんまと飲み込まれて揉まれて、く、く、苦しい(汗)やっぱ
タテノリの連中(=マナーもへったくれもない連中、オイオイ)ぢゃん。。。涙。でも
クイーンの曲が流れ(彼らのお決まりのオープニング曲なのかもしれないが)、場内
で大合唱が始まったのを目の当たりにして、「むむむ、できる。。。」と鳥肌が立つ。
しかもその声からしてどうやら女の子に取り囲まれてるらしい、俺。下手な動きをする
とヤバイ(濁流汗)。

1曲目は"Knockers"。どこを切っても完璧なクィーン・サウンドである(笑)。英国の
セットリストを入手して予習してたから違和感なかったが、普通なら意表をつくよな。

で、絶叫に迎えられてバンド登場。兄は。。。最初イングヴェイかと思った(猛爆)。
1作目でキャット・スーツが似合ってた面影わいずこへ。「印税太り」ってヤツです
かね?(笑)。対する弟わ。。。「おおお!ちゃんとリジーのTシャツや!!(号泣)」
頭振り乱してのギターがかっこ良すぎ!!"One Way Ticket"あたりから、もみくちゃ
にされて熱いだけではない、アドレナリンがどんどん出てくる感覚。兄のギターも
飾り程度かなとも思ったが意外に達者である。でもピックでサッカーのリフティング
をやろうとして何度も落とすのわやめて(汗)。

3-4曲目あたりから波打つ客の動きの中にでも自分の位置をちゃんとキープ
できるようになってたので、ポップで良質なロックンロールに身を委ねた。まぁ
曲名と曲が一致しないのと、合唱できるまで予習しとかなかったんで(それを裏声
のせいにする!)曲順わさだかでないが、多分以下のセットリストどおりに進んで
ったと思う。アグレッシブな"Black Shack"、途中兄がキーボードを引っ張り出して
歌うパート、セカンドでかなり気に入ってるダークネス版"Black Rose"とも言うべき
"Hazel Eyes"、彼らを知らしめることになったヒット曲"Hands Off"。。。キャリア浅い
中、凝縮された楽曲の連続で心地いい。ラスト前にわAC/DCのカヴァーを連発。
しかも"Thunderstruck"だった日にわ。。。思いっきり叫んでやりましたわ。逆に
そこで一番ノって首振ってた俺って何者?(爆)

ラストがセカンドで一番気に入ってる"Bald"だったのがGood。てゆーか、この曲
がラストだって判ってから急に俺ヤル気になったんだよね(微笑)。でなきゃ2連泊
の合間のライブってかなり気分的にツライもんがあったと思う。このかっこいいハード
ロックに大満足でショウの幕わ閉じたのでした。

開演前に「今日が気に入ったら、(あれば)名古屋も参戦したいなぁ」とも思ってた
んだが、ツアーわ東京が最終らしく、最後にツアークルーへの謝辞もあったりした。
残念。

本国でわボン・ジョヴィよろしく宙に吊り上げらたり、虎や巨乳の乗り物にまたがっ
たりと(爆)、アリーナならでわのエンタテイメントを提供してる。そんな彼らも観て
みたい気もするが、音で勝負のクラブ・ギグでも十分に通用するので、日本での
人気わコレわコレでいいと思う。

次回わ複数回行くこと必至!と心に決めた、嬉しいファースト・コンタクトだった。

Setlist (うーん、これわ英国ツアーでの。多分この順で全部やったような。。。)
Knokers
One Way Ticket
Is It Just Me
Growing On Me
Dinner Lady Arms.wma
Givin' Up
Black Shuck
Love on the Rocks With No Ice
Love Is Only a Feeling
Seemed Like a Good Idea at the Time (Acoustic)
Hazel Eyes
Get Your Hands Off My Woman
Friday Night
Girlfriend
Highway To Hell / Thunderstruck (AC/DC)
I Believe in a Thing Called Love
Encore
English Country Garden
Bald

トラックバック(1)

PERMALINK: http://www.kino1989.jp/weblogs/rakugaki/2006/04/post-133.html TAGS: ID: 208 ずいぶんと前の話ですが、The Darknessの来日公演に行ってきました。 今 続きを読む

コメント(2)

だ~くねす、おつかれさまでしたっ!
音もかっこよかったけど、弟が目の保養でした(笑)。
ほんと、あんなに格好良いギタリストって、何年ぶりに見ただろう!?って感じでした。
もしかしたら、生で見たプロのギタリストで一番、格好良いかも・・・!(^^)

KINOさん、Tシャツ作りましょう!あのピンクで!

あぁ・・・おれもブログに感動を残しておかないといかんですね♪

KINOさんだったらきっと弟にポッとなってしまったことでしょう♪
ファーストライブが大満足でよかったですね!
またすぐに来日してくれるといいですね(^-^)

コメントする


ここが静かな時は
ここで暴れてるか
鑑賞中です♪

月別 アーカイブ

ウェブページ

  • about
Powered by Movable Type 6.0.3

2015年11月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

このブログ記事について

このページは、kino1989が2006年4月22日 23:50に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「う、う、売れてないのか?汗」です。

次のブログ記事は「We love you, Phil」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。