愛だよ、あい!

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届いちゃった(ハートマーク)

15DVD / 海猿コレクターボックス


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映画第3作目始動を記念して、映画2作・TVドラマ11本を含むフジ版「海猿」の全公式映像に加え、1作目のラッシュ・フィルム(編集前ノーカット版)とこのボックスのために新たに撮られたドキュメンタリー
の2枚のディスクを追加したコンプリートボックス。。。3作目が出るまでの間はw

定価約4万(税込)するけど、Tシャツ付の1作目プレミアム・ボックス(CD含めた4枚組)とTVシリーズ・ボックス(6枚組)、第2作のプレミアム・エディション(4枚組)で揃えるよりかは安いのか?いずれにせよ、俺は加えて通常版も全部持って観てるので買いなおしです(爆)。

でも正直値段の割にはお粗末な作りだと思う。付いてるのは20ページほどの「フォトブック」だけで、作品に関する解説ブックレットのようなものがない。それはファンなら承知の上だからなくても構わないが、安っぽいトールケースに連番が書かれてるだけで、どのディスクに何が収録されてるかがジャケットはおろか盤面にもまったく記載されてないという不親切さにはちょっと閉口した(苦笑)。


でも、大事なのは作品の中身であって、
ソレはお墨付きで濃ゆいので許す!(猛爆)


1作目を語る前に、主題歌になるジャーニーの名曲をバックにサワリの映像をどうぞ
 

 


 


。。。てか、1作目は2005年2月にレヴューしたんだ。それを再録してみる。

 


まぁ、金かけて撮ったわりにわ薄っぺらい映画だった(苦笑)。


役者陣、ディテールへのこだわりとか、壮大な音楽、「愛と青春の旅立ち」っぽいテーマなどなど、部分部分ではいいし、初めてな世界の話だからまったくおもろくないわけでわないんだけど、なんか全編緩急に乏しくて「泣き所」がなかった。。。
続編も作られるみたいだが、逆にキャラ紹介は今回やってもたので、おもろいストーリーで個々の掘り下げができるならば次こそ期待したいとこだな。

 


ケチョンケチョンである(苦笑)。で、その後なぜこれほど好きになったかと言えば、好きにならないと、伊藤英明が俺の大事な加藤あいちゃんに手をかけるのを遠目で見てるのはやってられなかったから。。。このマジック・マッシュルーム野郎!。。。じゃなくてw 思いもかけなかったTVシリーズ化による11本でそれ(「過酷な現場で一人前になる成長の物語」)をキチンと時間かけてやってくれたからである。視聴率はほどほどだったらしいが稀に見る素晴らしいドラマ・シリーズだった。今年の正月2日にTVでキムタクの「ヒーロー」の全話再放送やってて、ヒマとはいえ付き合うのもアレだったんで、旧ボックスでコイツを全話観返したんだが、12時間で一気に観続けれたという点でも凄いと思わん?その間、部屋の外へ「きゃあ!かわいい~」「たまんねー!!」って気色悪い独り言が漏れてた可能性はあるがw

 


そして、翌年映画「LIMIT OF LOVE」で最終章へ。ちょうど公開がホワイトスネイクのツアー中と重なったんで、まず大阪の空き時間で観て超感動したんで、出発を早めて新潟で2回目を観てまた涙。

 


とにかく泣けるんである。俺が映画館で泣いたのはガキの頃観た「銀河鉄道999」かヴィム・ベンダースの「パリ・テキサス」以来だったんだが、その比じゃなかった。監督はこれまでのストーリーを知らなくても単独で楽しめる映画を目指して極力旧作との「リンク」を避けたらしいんだが、やはり長い年月を通じて愛し続けた作品ゆえに、ひとつひとつのセリフに込められた意味、なぜそのキャラクタがそういう行動をとるのか?とかが、手に取るように理解できるから、ついウルウルなんである。

 


 


 


で、邪推かもしれんが、今回観返しながら、どこで俺の涙腺が緩んで嗚咽状態になるのか、タイムとにらめっこしながら楽しんでみた(爆)。

 


0:43:45 下山のセリフ
0:54:12 北尾のセリフ
0:59:58 吉岡のセリフ
1:04:31 環菜のセリフ
1:07:48 大介の立ち姿
1:13:05 大介と吉岡
1:20:03 下川と大介
1:21:00-1:24:12 大介と環菜
1:28:57 大介と海老原
1:32:10 環菜の悲鳴
1:35:30-1:39:10 海上保安官のみなさん
1:43:17 大介と北尾
1:45:52 大介と吉岡
1:46:55-1:48:10 環菜と司令室のみなさん
1:49:28 下川の立ち姿
1:51:15 環菜のセリフ
1:56:20-1:56:55 エンド・ロール最後のエピローグ

 


。。。計17箇所。。。しかもそれぞれが5分も間がない(汗)。どおりで泣きっぱなしになるわけだw 今回観返して、驚いたことにこの前後でちゃんとチャプターが打たれてる。てことは、監督の思惑にまんまと載せられたわけだね(苦笑)。こんだけの「見せ場」がある映画そうそうにない。ともかく素晴らしい幕引きで、物語は完結した満足感というものが確実にあった。

 


。。。そこへ、昨年秋地上波初放映時に「寝耳に水」のごとく映画第3作目の制作発表である。期待とともに不安が混じるわな。

 


正直アレを超える作品が見れるとも思っていない。でもこのボックスの最後のディスクでスタッフが語る熱い心意気は伝わってきてるので、楽しみにはしていたいと思う。あいちゃんのライフワークとも呼べる作品でもあるし。早くスクリーンで観たいもんである。

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このページは、kino1989が2009年3月 8日 03:23に書いたブログ記事です。

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