あー

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会社では普段温和な俺が、2-3週間前からかなりのストレスを感じてる(苦笑)。
こんなとこで皆まで言うのはよしとくが、なんかスカッとしたいね!と思いつつ、楽しみにしてたコレを観たんだが。。。

1DVD / Mr.ビーン: カンヌで大迷惑?!

ビーンが懸賞で南仏旅行とビデオカメラが当たって、旅先で巻き起こす騒動。


大ブームから既に10年を経て、なんでいまさらビーン?って、この映画の存在を知った時は思った。ローワン・アトキンソンの怪演にはいつも感心するけど、今回ちょっと「毒」が足りなかったような気がする。

ビーンはいわば「大人の体を持った子供」なわけで、普通の大人からしたらちょっと残酷なことを平気でしでかしちゃう人だから(前作のゲロ爆弾や指鉄砲みたいにw)、そういった意味では本人が巻き起こす騒動によって観てる側が「危なっかしい!」ってハラハラする感覚がもっとあってもよかったような気がする。駅々に物を置いてってしまい最終的には無賃乗車状態になって本人の動揺と一緒にハラハラするところはあるものの、意味合いが違ったものだったりする。

やはりそこは長編映画として他の大勢の人に委ねられて作られるビーン像と、ローワン自体が表現したいビーン像にギャップが出てきてしまうんだろうなと思う。

今回もビーンはただ単に懸賞で当たって行けることになった「海岸」を目指してただけで(爆)、そこにカンヌ映画祭にまつわる人たちが巻き込まれて、いろんな意味でこの純粋な男に感化されていくっていうストーリーだが、結局アメリカを舞台にした前作とまったく変わらないわけで、比較すると前作のほうが俺は好き。

舞台がヨーロッパで、特にフランスにおいてはジャック・タチが「ぼくの伯父さん」シリーズで無声映画風で独自のコメディ世界を織りなしていたり、マルセル・マルソーを代表とするパントマイムで有名なだけに ビーンが馴染みやすい環境、というかビーンのキャラクターそのものがその影響を多大に受けてるわけだから絵としてハマるのは当然だし、制作側が敬意を表しているとも言えなくはないが、ビーン自体がイギリスのブラック・ユーモアをふんだんに発揮してもっと破天荒なインパクトを与えてくれたら面白かったと思う。まぁ「イイ子ちゃん」になっちゃったのは「お茶の間の人気者」になりすぎたゆえなのかもしれんが(苦笑)。


やっぱり基本はオリジナルTVシリーズである。暇ができたら観返してみたい。


で、依然なんかモヤモヤ続きなんである。おとといあたりからデイヴィッド・リンチの最新作観賞に取り掛かってるんだが、5分ももたないでスイッチ消してまう(だからまだウサギ人間しか登場してない、汗)。気分的に躁な時でないとこの人の作品って受け入れ難いってのもあるが。

最近スカっとしたのが、構想3か月・コーディング3日で思い描いてたとおりにできたプログラムの完成だなんて。。。やっぱビョーキやね(苦笑)。

そもそも「モジョ」が切れてるせいなのかも。。。うんきっと!w

コメント(1)

おもしろい映画だったら、ボクにまかせてください。
今度、お渡しします。
絶対に気に入りますよ。
ところでKINOさんは、幕張のSTAR WARS祭りは行かれました?
ルーク(マーク・ハミル)のサインが2万円ですって。
ハン・ソロならわかりますが・・・。

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このページは、kino1989が2008年7月20日 21:29に書いたブログ記事です。

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