一度きりの人生さ♪

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昨日、サウナに入りながら。。。何か忘れてる。。。
そだ!これのレビューを先週先々週とここ(サウナ内)で考えてて、まだまとめてなかった!(汗、サウナだけに)

2DVD / モンティ パイソン: ライフ オブ ブライアン -完全版

パイソンズの映画中、なぜか唯一国内リリースがされていなかった最後の作品(映画としては3作目)が「完全版」として待望のリリースで完結!

思えば不思議だ。内容はAD33年、常にキリストの近くで暮らしていた青年ブライアンが、大衆に「救世主」と間違え崇めたてまつられて数奇な運命を辿る。。。という、宗教のパロディで、宗教感があまりない日本であれば純粋な「お笑い」として受け入れられそうで真っ先にでもリリースされてよさそうなものだったのに。逆に海外では公開当時にやはり波紋を呼び、公開中止(拒否)運動に巻き込まれた作品でもある。そこらへんの経緯はメイキングに詳しいので割愛する。

映画製作自体も難航して、当初予算を出すはずのEMIが降り、途方に暮れてたところを元ビートルズのジョージ・ハリソンが快諾して制作が続けられる。前作「ホーリー・グレイル」もパイソン・マニアだったレッド・ゼッペリンやピンク・フロイドらに出資してもらってたので、わりかし音楽業界とは関わりが深い。実は脚本作りでどっかの島に合宿した際に、ザ・フーのキース・ムーンも同行(彼はバカンスw)、演じる役も決まっていたものの、彼の死でそのシーンはボツに。。。(てゆーかギリアムが怪演w)なんてエピソードもある。

他がお得意のどたばたスケッチ(コント)の寄せ集め的(ある意味3本分のTVシリーズそのもの)なのに対して、本作は物語に則したお笑いを散りばめつつも、一環としたテーマを持った映画としての完成度においてパイソンズ映画一だと思う。テリー・ギリアムが美術監督に徹した点も大きい。まぁ彼らのお笑いはある種「慣れ」みたいなもんも必要なのかもしれないが(なんで同じ人が何役もこなしてるの?なんて気にするなw)、俺は最高に面白がって観た。
いつものように字幕・日本語吹き替え・2パターンの音声解説に加え、今回は脚本完成直後に行われたいわゆる「読み合わせ」の模様が(音声のみで初稿台本とともに)収録されてるのが目玉で、計5回観てまだあきなかったわw(もっとも忙しい中だったので45分にわけて10日かけましたが、苦笑)

で、本作で最も有名なのは、エリック・アイドルが最後に歌う"Always Look On The Bright Side Of Life"である。多分、誰もが耳にしたことがあるんじゃないかな?


。。。。って、そこのWSとメイデン・ファンのキミ達は間違いなく!(爆)

WSは97年の「ラスト・ハラー・ツアー」でクロージング2曲目に、
メイデンはここ2回のツアーのクロージングにやはりこの曲を使用している。
カヴァはオフィシャル・サイトのトップに"And Now for Something Completely Different(「お話変わって」という決まり文句)"って載せてた時期もあったから、きっとファンなんだろうなぁ。メイデンは"Can I Play With Madness"でグレアム・チャップマン本人を出演させちまったのはご存じのとおり。てゆーか、イギリス人はみなパイソン・マニアなんだと固く信じてる(笑)。

映画の中では「とんでもない状況」の中で歌われる。まぁ歌詞読めばわかると思うけどw

見習って、いつも人生の明るい面を見てようじゃないか(笑)。

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このページは、kino1989が2008年6月17日 00:46に書いたブログ記事です。

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