Dio rock, we rolls

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ヴァウワウより先になってしまうが、今年の〆(。。。といいつつ実は今日=2011/1/6であるw まぁヴァウも書きかけなのをいつの間にかアップしとくと思う)。


2CD / Dio / at Donington UK: Live 1983 & 1987

オフィシャル・サイトでTシャツ類と一緒に購入。封入されてるバックステージ・パスのレプリカ以外にその他に「ロック・アップ・ザ・ウルヴス」ツアー時の本物っぽいシール型パスを付けてくれた。
レプリカはラミネートと謳ってるけど白いプラスチックのカードにプリントされたものでちゃちい。まぁでも持ってて損はないよね。柄は蛇だからw

タイトルが示すとおり、BBCが所有する「モンスター・オブ・ロック」の1983年と1987年出演時の模様を収録した音源で前者がディオ(バンド)の初舞台となったらしい。ちなみに前者の時のヘッドライナーはホワイトスネイク、後者がボン・ジョヴィ。ギタリストのヴィヴィアン・キャンベルがその後加入する運命だったことはつゆ知らず、WS時代に聴けたのと同じソロ弾いてる♪

ロニーの張りのある若々しい声が素晴らしい。"Heaven and Hell"をはじめとしてレインボーやサバスにいた頃よりもむしろ艶があるようにすら聞える。


このライヴの映像じゃないが、当時のロニー(幾分恰幅いい?w)。

86年のほうは、俺、あんまクレイグ・ゴールディの書く曲が退屈で好きじゃない(あ、言っちゃった)。でも他人の曲弾かせたらかなりのコピーができる凄い人なんだなぁと知ったw

特にこの日は"Last Line"から"Sailed Away"までの6曲をほぼ矢継早のメドレーの形でやっちゃってて圧巻(トラック表記ないが"Temple of King"も挟まれてる)。(実に惜しい)"Stand up", "Superman", "We Rock"の3曲がカットされてるらしいが、ロニーの勢いという面ではこっちに軍配が上がると思う。


表ジャケットのガニマタ後ろ姿が笑えるけど、ブックレットの裏表紙が最高にかっこいい。


DVD+SHM-CD / Heaven And Hell / Neon Nights: Live at Wacken


メーカー・特設サイトから買える5000セット限定のデジパック仕様(店頭売りは2枚組アマレー・ケース)。一般発売日よりも早く出荷された。まだ買えるみたいで送料含んでもアマで買うより少し安い。ちなみに"Nights"は誤植じゃないんだろうけど、1晩しか収録してないから複数はおかしいよねw

2009年、ドイツの一大イヴェント「ヴァッケン・フェスティヴァル」でヘッドライナーを務めた際の映像で、これが生前の最新映像となる。多分非ハイ・ヴィジョンのTVオンエア用映像で、お世辞にもキレイな画質・音声ではないが(DVD画質でブルーレイには厳しいってだけで、程度が特別悪いわけではない)、例えるなら「ラジオ・シティ・ミュージック・ホール」が販売用に作られた作為的映像であるのに対して数万人の大衆を前にしたライヴならではの生生しさがある点に注目したい。何より日本では叶うことがなかったラスト・アルバム「ザ・デヴィル・ユー・ノウ」からのチューンが聴けることほど希少なことはないから。

その新曲を交え、「デヒューマナイザー」時に日本にやって来なかったために聴けなかった"Time Machine"、これまで聴いたことのないインプロヴィを多く含んだ素晴らしい"Heaven And Hell"、アンコールで"Country Girl"を導入部にした"Neon Knights"まで一糸乱れない演奏が繰り広げられる。

たしかにロニーの動きに以前の活発さはない。進行する病を押しての登壇だったのかもしれない。最後まで現役だった男が見せる最後の雄姿を「小さな巨人」と呼ぶにふさわしい。

ボーナス・トラックにはセカンド・アルバム・リリース後に撮られたメンバー4人個別のロング・インタヴュー+亡くなった後の3人の最新コメントが収録。バンドの歴史をおさらいするにはもってこい。皆口裏を合わせたように同じことを言ってるんだから真実なんだろう。一時結成のつもりがジャパン・ツアーの最中に新作のリリースを決意したことなどが語られてて興味深い。


今年は個人的にライヴ30本越えの豊作の年となり、非常に充実した年だったと思う。反面、(音楽界に限らず)急逝の知らせも多く、俺も皆も歳とったと感じさせる面も少なからず、あながち「俺のメタル生活50歳引退説」も遠からじ、なのかな?(苦笑)


でも、亡くなった者たちに対して「こうしとけばよかった」とかの後悔は全くなく、これまでやることはやってきたと思ってるので、悔やみの念よりかはアーティストから受けとった多くのことへの感謝の気持ちのほうがやはり大きい。それは自分にとって救いだわな、今後そういう機会が増えてくのは仕方がないことだから。


時を無駄にせず過ごすしかない。自分にできることに限界を設けたくないし、来年も手抜きしない生き方を貫きたい。

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よかった、火災は起きてない…棚倒壊が心配

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鑑賞中です♪

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このページは、kino1989が2010年12月28日 23:42に書いたブログ記事です。

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