やっと今日揃った(安堵)。
Skunk Anansie / Smashes▲Trashes
8年ぶりに再結成を果たし、先月末英国ツアーを敢行したスカンク・アナンシーのベスト。
5種類のフォーマットで出てるうちの 2CD+2DVD 紙製ボックス / 2CD+2DVD 5面デジパック / 1CD+1DVD ジュエルケース をゲット(あとは1CDものとアナログ・ボックス)。3枚目をリリースした大手ヴァージンでなく、1・2枚目をリリースしたインディ・レーベル「リトル・インディアン」からのリリースなんだから、よくこんだけのフォーマットがんばったわ。あっぱれ。
日本では一部のマニアにしか受けなかったけど、実は彼ら、5年の活動のうちに出した3枚のアルバム・12枚のシングルが総計140週チャートにインし続けたことで、「もっともアクティヴィティなバンドのひとつ」としてギネス・ブックにも載ってるそうだ。
その12曲に、3曲の新曲を加えて収録したのがこのアルバム。新曲の2曲は既にシングル化されてるんで、その名のとおり「グレイティスト・ヒッツ」にふさわしい。
2枚ものCDの片割れはリミックス集で、DVDはプロモ集とレア・ライヴ・アーカイヴスが1枚づつとなっている。
元リトル・エンジェルス- b.l.o.w. なドラムのマークは堅実にバンド活動してたみたいだが、ヴォーカルのスキンは2枚のソロ、ギターのエースは1枚のソロ、ベースのキャスはゲイリー・ムーアとスカーズを組んだものの空中分解、と泣かず飛ばず、再結成の話もやむを得ないといったところだが(苦笑)、でも素直に喜んだわ。
最初に年代順に並べられたプロモ集を観たんで、シングル集だと選曲がバラッド中心になりすぎてパワー不足かな?とも思ったんだが、個々が決して技術面で優れてるわけではないのに、この4人が結集した時にみなぎるパワーってのが新曲でも炸裂してるので、CDのほうも結構興奮しながら聴けた。
逆にシングルがこのバンドのすべてじゃないので、「ベスト・アルバム」としては物足りない気も。ファーストは全曲収録されてもおかしくない傑作揃いだしね。これを聴くと、全アルバムを揃えたくなっちゃうという策略か?(笑)さっそくタウンゼンドにでもオーダしよ。レア・ライヴには初期の曲も収録されているし、彼らのピークだったグラストンベリー・フェスの模様は圧巻。
このテイクは入ってないんだが、94年から98年まで「ケラング!」買ってた時期に知って、初めて聴いたのがこの曲。アルバムが衝撃的だったことはニフティのパソ通時代に書いた(そもそも先に作ったここの日本語訳w)。その後3回ライヴ観たけど、どっちかというとスキンは、ああ見えて中身はいたって「普通の女の子」って印象だった(英語通じないウチらにどう接したらいいかわかんなかったんだろうが、苦笑)。でも本国じゃホント凄かったんだわぁ、と改めて思った。
20余年のロック人生で、惚れた女性ヴォーカリストは寺田姉さんとこの人しかいない。ヨーロッパ方面ではキレイなおねえさんがヴォーカルを務めるバンドが流行りらしいが(HMV、そこ押しすぎ)、多分この二人の激情を超えることはないだろうから興味もないんだよねw
そういえば、リトル・エンジェルスのファーストのリマスター届いて、なんで今時?と思ってたのが解けた。初代ドラマー(のちのペープラ、シン・リジー)マイケル・リーの1周忌だかららしい。
スキンで思い出したが(バンドのほうw)、オフィシャル・サイトのみで販売のアコ・ライヴCDとダウンロード・フェスを収録したDVDが、先進まず買えないんです(号泣)。
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