タウンゼンドからやけにデカイ小包で来た。まぁいつもどおり3枚づつ頼んでるからもあるんだが(爆)、かさばってたのは同時発売のシングル"The Joy Of Six"が最近の2枚を収められるボックス仕様になってたせいだった。そういうことするのはセカンドの12インチシングルBOX以来かな?国分寺の中古レコード屋で1枚分の値段が付いてたのを買ったら、中に全部揃ってて得した気分だったのを思い出したw
とりあえずこっちはすッ飛ばしてアルバムのほうを。
CD / Thunder / BANG !
うん、このタイトルで正解!
来年で結成20周年だけど、なんで未だこんなに新鮮で元気でいれるの?
再結成して4枚目になる本作。どのアルバムに似てるか?って言われるとちょっと困るくらい、彼らとしては新境地になるんじゃないかと思った。非常に洗練されたブリティッシュ・ロック。たとえて言うなら「メタルを毛嫌いしてるストーンズやフーのマニアに言い訳なしでお勧めできる1枚」ってとこかな。え?余計わからんて?「通」ぶってるヤツらの鼻っ柱にガツンと一発食らわせて目を覚まさすことすら可能だってことさ!
今のとこ、キラー・チューンは"Stormwater"。たしかハリケーン「カトリーナ」のことを歌ってるんだったよな?他にもブルーズっぽい曲があって、サンダーが初めて「アメリカ」を意識してるようにみえるのも興味深い。
一聴したかぎりでは最初2曲と5曲目のお決まりナナナ・ソング、終り3曲がサンダーらしいなぁと思ったが、2回聴いたら、やっぱ全部サンダーらしい(笑)。アルバム全体の統一感も見事なルークのプロデュースで、1曲1曲が磨きかけられて煌めいて、宝石箱を開けたような気分にさせてくれる。
来年のツアーでは「20周年」に重きを置くことなく、ちゃんとアルバムのサポートしてほしいな。下手に2-3曲だけだと「浮く」ような気もする。
炸裂するパワーを持ち続ける男たち。まだまだ「現役」の意地を見せ続けてほしい。
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