ライブ3題

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2000/11/02 (木)

 さて...ここは4ヶ月ぶりだが、何事もなかったように進めようか?(爆)
でもね、徹夜仕事が終わった余り時間を利用してなんで、テキトーに済ますけど。
7月のボン・ジョビが終わって...あ、コレも書いてないんだな(失笑)。おっと、
アンセムもだ(さらに失笑)。まぁ、コイツらは年末の総括でだわな...

 んで、3ヶ月ぶりのライブが10月10・12日のタジ・マハ-ル公演だった。
もっともお目当ては、Covの新譜に参加したオルガニストのマイク・フィニガン
を観るためだったといっても過言ぢゃなかった。タジはね~、どちらかというと
正統派ブルーズの人じゃなくて、アフリカン・レゲェ・ハワイアンといった
フィールドまでを網羅した音だから、正直言ってどーでもよかった。「大学出の
インテリがブルーズを唄えるか!」というのが引っかかってたんだわな。でも
実際のところは凄く楽しかった。やっぱ黒いヴォーカルには唸らされるものが
あるし、人を惹き付ける術を持った人だったんだわ、これが。だから当初1回の
予定が、観終わってすぐ翌々日の予約を入れたわけ。もっともマイクの名演を
見逃すわけもなく、その存在感あるハモンドと弾きまくりのソロなんかを目の
当たりにできて幸せだったわ。

 19日はアイアン・メイデンを観に仙台へ。関東公演が2本ジョー・リン・
ターナーとバッティングするんで仙台と大阪で代替しようとした。仙台サンプラ
の2階最後列でだったけど、あそこはそんなデカくないから近く感じた。
ステージ自体が左右にせりあがった段ありで一のお目当てブルース・デッキンソン
がよく登ってたせいもあったからでしょう。ちなみに俺は前回の「フィアー・
イン・ザ・ダーク」ツアーを観ていないので実に9年半ぶりの彼らのステージ
だった。最新作にして最高傑作「ブレイブ・ニュー・ワールド」の凄味は以前
書いたけど、新作からの曲をメインとした今回のライブは俺にとっては実に
堪能できるものであったし、加えて新曲の"Sign Of The Cross","The Clansman"
といった曲も実にメイデンらしい出来栄えで身震いがした....え?コレって
新曲じゃないの?なーんて白々しい物言い!まぁ、途中ヴォーカル変われど長い
キャリアの中でスティーヴ・ハリスが培ってきたメイデンのドラマティックな
部分を十分に観せつけらちゃったのは事実で、ソレにブルーズのボーカルが
乗っかるともう他に怖いものなしってところでしょう。

 21・22日は渋谷へジョー・リン・ターナーwithグレン・ヒューズを。
コレで今年はロッド・エバンスとドゥギー・ホワイトを除くディープ・パープル、
レインボーの歴代全ヴォーカリストを観る機会に恵まれたわけだ、俺わ。
まぁ、名曲と新曲が程良い比重で面白かったし、とりあえず押さえどころは
押さえていたのでよいステージだった、ジョーの体形とラストの"Smoke On The
Water"を除いて(爆)。2日目は最前列で叫びまくりの唄いまくり。

 で、翌日見事に喉からきて高熱に見舞われる。あー、6月のディオの時と一緒
やないけ。あん時も1週間寝込んだ。その日の国際フォーラムのメイデンは
フラフラしながらもノリからして唄わずにはいられない性分なのでいつもどおり
はじける。案の定終わってダチの車が止めてある駐車場前の階段でこけて転がり
落ちてメガネ割ってそのまま卒倒。気が付いたら家だった。当然翌日から寝込み、
25日の大阪は断念。27日の徹夜仕事になる出張に備えて養生。その間空に
したティッシュが2箱。

 29日も完全なコンディションでないながらもお台場Zeppへ最終公演を
観に。だって、あのメイデンをライブハウスで観れる幸運を1回逃してしまって
いるんだから、もう外せないでしょう。ホールは音が最悪だったのでなおさら。
その期待どおり、会場はもう興奮の坩堝。押し合いへし合い、ヘッドバンギング
の嵐。もうみんな手拍子と唄う場所を心得ていること!エディやウィッカーマン
といった大仕掛けがない分、バンド本来のプレイの醍醐味を、Cブロックながら
手が届きそうな場所で観れたのは実に感動的だった。

 今回ブルースは靴下の代わりに十分に汗を搾ったTシャツを客席に投げおった。
また喜国のマンガでパロディされるに違いない(笑)。

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ここで暴れてるか
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このページは、kino1989が2000年11月 2日 22:54に書いたブログ記事です。

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