正月休みで触れなかったが、1月4日は0時すぎてギネス片手に長らく放置してあった映画「ONCE・ダブリンの街角で」をオープニング・アクトにして、夜中3時すぎあたりから2枚組ベストで故人・フィル・ライノットを偲んだ。
英国「クラシック・ロック・マガジン」も毎年2月号では律儀に特集組むんだが、その記事でリリースを知った本作が待望の入荷。
1CD / Thin Lizzy / Still Dangerous: Live at Tower Theatre Philadelphia 1977
またもやユニヴァーサルとファミリー容認?今度は Thin Lizzy Productions なるところからリリース。プロデューサの一人がスコット・ゴーハムにはなってはいるが、きな臭さは拭えないかと思ってた。
でも、はっきり断言する。コレ素晴らしすぎ!
マスタの保存具合が良いのか?「ライヴ・アンド・デンジャラス」の音作り・臨場感に限りなく近づけてリマスタリングが施されているので凄く聴きやすい。
"Soldier of Fortune", "Opium Trail", "Me and the Boys"がダブらない以外は名作「ライヴ・アンド・デンジャラス」と同じでアレよか収録曲少ないけど、高音質で別テイクが楽しめるのって素直に嬉しい。やっぱ"Cowboy Song"から"Boys Are..."へのスイッチングは無敵だと思いますw 続く"Dancing..."から"Masaccre"も同様で、この4曲のスリリングさが堪らん。バラッドを抜いてアドレナリン噴出の楽曲のオンパレードをチョイスした点で、まさにデンジャラスなアルバムに仕上がってる。
今年は「ヴァイブ・フォー・フィロ」あればいいのになぁ。この作品の再現、よろしくお願いしたい(号泣)。
これ、全然期待してなかったんですが、本当に良い内容ですね~!
詳しい情報は見てないんですが、何曲かはLive and Dangerousと同日テイクで差し替えとかしていないバージョン・・・という説が。
そのうち調べないと~。