えっと、とりあえず4本並行で書き始めてて、できたものからアップすることにしたw
最初はわれらがバカボン。。。ちゃう、ヴァガボンド、フィル様。
1CD / Thin Lizzy / UK Tour '75
ユニヴァーサルの「ライヴ&デンジャラス」DVDのスペシャル・エディションにボーナスCDとして付いていた1975年11月のダービ-公演のエクスパンド・ヴァージョンで全15曲。
MLPちゅーインディーズ・レーベルからのリリースでいかにも怪しいし、PRTでも政則氏が「こんなの遺族が許すわけない」と言って紹介してたが、ライナーノーツはブライアン・ダウニーによるものだし、何より先のDVDで"Taken From the forthcoming live album"とその発売を予告されているので、ユニヴァーサルも公認なら、あながち怪しさいっぱいと決め付けられないのではないかとも思うんですが。
もともとラジオのオンエア音源なのでちゃんとしたサウンドボード録音ではある。ただ、修復が難しいのか、こもったような音で、まさに一昔前のラジオを聴いてるみたいw(一応ギターは左右に分離されてるのでステレオ感はあり)でもそれが却ってライヴの生々しさを引き出してて絶品。
俺にとって、リジーはスネイクに次いで好きなバンドなものの、ブートにまで手を出さない(ライヴ見たことないのを余計悔しく感じるから)。なのでこういう貴重な音源は歓迎。しかも「脱獄」アルバムでのブレイク前、「ナイトライフ」「ファイティング」アルバムを中心としたセットリストというのも興味深い。ショウ後半の"Sha la la", "Baby Drives Me Crazy", "Me And The Boys"への流れっていうのはこの頃から確立されてたもので、「ライヴ&デンジャラス」でも完全再現されてなかったんで貴重。
"Me And The Boys"が唯一収録されてるのはゲイリー在籍時のオーストラリア公演のものだけだし、あれはダウニーさんのドラムではなかったのでかなり狂喜した(後で4枚組ボックスにこのメンツでのライヴ・テイクがちゃんと収録されてるの思い出しましたが)。
やがて「脱獄」に入る"Cowboy Song"が歌詞違いで披露されてるし(当然コレの"Rosalie"も"Cowgirl song"が含まれてないテイク)、あの!"Little Darling"のライヴ・ヴァージョンでラストを〆るとは、マニアにとって生唾でしょう。
スノウイの時代もDVDは出ているので、これで全キャリアにおけるライヴがほぼ出揃ったことにはなる。後は3ピースだった時代のかね?
やっぱり血が騒いで熱くなってくる。遺した曲がいつまでも輝きを放ってることに。
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