もう一人の偉人。
B.B.より11歳若い、といっても既に72歳。まぁたしかに俺もB.B.は「じっちゃん」、この人は「おっちゃん」って呼んでるんですがw なんかスキンヘッドにしてから見かけがジョン・リー・フッカーみたいになっちゃいましたが(爆)。ジャケットも自らの年季の入った手を写したもので、ジョンのアルバムにもそんなのあったわな。
2000年に入って以降は1枚ごとにミシシッピ・ブルーズ、アコースティック、等と趣向を変えた作品を提供し続けて、比較的大人しめでアーティスティックな面を魅せてくれた彼だが、本作ではまたシルバーストーン初期3部作にあった勢いを炸裂させて健在を誇示してくれてる。盟友クラプトンも参加。
全曲がプロデューサでドラマーのトム・ハンブリッジとの共作の新曲である点が素晴らしい。若い人材が彼の胸を借りて生み出したモダンさを備えるブルーズは、リスペクトが込められたB.B.の作品と互角、それでいて好対照のロックっぽい色彩を放っている。おっちゃんの場合は俺、こういうタッチのほうが好き。
ライヴ観ていつも思うこのギター・サウンド、もはやメタルの域。
この元気さ・鋭さが彼の本領だ。
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