ロック? いやぁ。。。ファック。。。でもなく

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CRMのおまけCD見てて。。。あ、忘れてた!コイツ、レヴューすんの。

1CD / Glenn Hughes / First Underground Nuclear Kitchen



(リンクはまだ先、7月発売の国内盤)

ソロ復活作である「ナウ・フロム・オン」以来、俺にとってのお気に入りグレン・ヒューズは「1枚おきの法則」ってのがある(笑、ちなみに始まりはセカンドの「フィール」からだよ)。
自ら「最高傑作」と言い張った前々作「ソウル・ムーヴァー」はロック色ファンキー色がうまく混じり合い最強だったが、前作「ミュージック・フォー・デヴァイン」はミドルテンポに耳障りなGの感じと、後半バラッド多めという印象で、悪くないがどこか面白みに欠けるフツーの作品に思えてどうもしっくりこなかったのでちゃんと聴いてない。なので法則からいえば今回が「当たり」なはず。。。

タイトルに深い意味を求めないように。略して「F.U.N.K.」になるってだけだろうから。その冠どおり、心地よいファンキーなグルーヴを前面に押し出した快作だと思う。時折ザクザクしたロック感あふれるチューンと、多すぎないバラッドで緩急のバランスもよい。バラッド風に始まって途中からロックっぽくなり絶叫で盛りあがるフェイクも多数で見事な構成。やっぱり「当たり」だと思う。

デヴュー当時から拘るソウルへ傾倒したその音楽性と声質に、好き嫌いが分かれやすい彼ではあるが、やはり「ヴォイス・オブ・ロック」の称号にふさわしい安定ぶり(ロックぢゃないけど、汗)。布陣はおなじみチャド・スミス、JJマッシュに加え、ソングライティングにも参加しているルイス・マルドナード。

俺、この人にはこの方向性でいてほしいんだよね、自分のルーツを大事にして。フツーのロックしてたらつまらない。だからスェディッシュ・ロック寄りだった「ナウ」よりかはリッチー・コッツェンとタッグを組んだ「フィール」のほうが好きになったし、その路線を愛おしく思える。常に「唯我独尊」の境地でいてもらいたい。コレが感覚的にダメなら前作薦めるしw

ちなみに本作は、盟友であるメル・ギャレーに捧げられており、彼にあてたメッセージが涙を誘う点も挙げておきたい。

。。。って、まだ死んでませんが(汗、ガンで闘病中なはず)。。。

彼(メル)のMySpaceのページ見ると、気をてらうことなくスネイクがフレンド登録してありましたが(苦笑)。

おお、元気でた。おかげで「社会復帰」できそうだ(爆)

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このページは、kino1989が2008年6月10日 00:09に書いたブログ記事です。

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