BURRN!をジャスト2年ぶりに購入。目的は「アレ」である。今日は2冊しか買わなかったので写真掲載はしないでおく(爆)。内容についても。
で、久しぶりに読んでて、盲目の白人ブルーズ・シンガー、ジェフ・ヒーリーが亡くなったことを知って、ちょっとショックだった。
というのも先月の英国クラシック・ロック・マガジン誌には新作のリリースと英国ツアーの予定が大々的にフィーチャされてて、ああ、がんばってるんだなぁと気にかかってたばかりだったのである。
88-9年、まだ俺が白人ブルーズを入門書にしてた頃に、颯爽と登場した彼。デビュー・アルバムの「シー・ザ・ライト」はよく聴いたもんだ。盲目がゆえに膝の上にギターを寝かしてピッキングする。まだスティール・ギターの存在を知らなかったので結構衝撃的だった。
日本青年館でのライヴも観に行ったが、親しみやすいタイトなブルーズ・フィーリングあふれるオリジナルは素晴らしかったものの、ジミヘンやイングヴェイを真似たかのような歯弾き・頭の後ろ弾きの披露はちょっとやりすぎなんじゃない?とも正直思ったもんだ。
でも、よくよく考えると彼は先人達のそのプレイを見ることができない体だったわけで、耳コピにしろ何にせよ、あれもまた彼の心の中から湧き上がる音楽への衝動がなせる技だったんじゃないかと。それこそがブルーズの真髄なんだよね。
俺と生年月日が6日違い。享年41。
天国での彼は、きっとその光が見えていることを祈ろうじゃないか。
もう1本。。。泣けた。ありがとう、イアン。
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