さらば、わが青春の。。。

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まぁ昨日も徹夜で当然のごとく休日出勤で、夕方落ち着いたんで
ネットを徘徊してたら、宮川奏(ひろし)氏の訃報に、かなり動揺して
しまった。WBCの日本優勝なんかよりも俺には大事件だった。

実わ2週間前だったか、手元にあった「交響組曲・宇宙戦艦ヤマト」
を聴いて懐かしくなり、この忙しい中、30分づつこまぎれでわあるが
「ヤマトよ永遠に」と「完結篇」のDVDを観返してたところなのだった。

あの有名にして壮大な主題歌およびクロージングの「真っ赤なスカーフ」
をはじめとしてTVシリーズ3作・劇場映画5作すべての音楽を手がけた
のが宮川氏で、そのLP・シングルは裕に50枚を超えてた記憶がするし、
当然全部持っていて中高生時代の俺の青春の毎日を彩っていた。

それまでは歌謡曲とかニューミュージックとか聴いてた俺が、氏の手
がけるオーケストレーションによる劇伴が持つ、単にドラマを盛り上げる
だけにとどまらでない単体で鑑賞に堪えうる感情表現豊かな楽曲に
魅了されて、3分かそこらの流行歌が急につまらなくなって、それから
アニメ・オタクを経て映画マニアへと流れていったわけ。

今も、氏の最高傑作だと思ってる「さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち」
の後半(00年に10枚組「エターナル・コレクション」として実際作品で
使われた曲順に再編成されたもの)を聴いてたんだが、胸にこみ上げる
もんがあって熱くなる。作品に込められた感情の襞、核心に触れる素晴
らしさ。自分の「音楽に期待するもの」って、昔から全く変わってないんだ
ってことも再確認してる。

遺した曲の数々、忘れやしない。どうぞ、やすらかに。

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ここで暴れてるか
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このページは、kino1989が2006年3月22日 00:44に書いたブログ記事です。

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