キャッチコピーまんまやん。。。しかも２年前に一度使っとるわ！（爆）
2DVD / UFO / Showtime
今回クリサリス時代のマイケル・シェンカー在籍時の紙ジャケ・リマスタ
とともに買った、こちらは最新メンツによる今年５月のドイツでのライブ
＋ストリングスを伴ったスタジオ・セッションを収めた２枚組。
最近ライブビデオ観ようとしても最後まで見切るってつらくなってるのよね。
これの前に前に買ったクイーン＆ポール・ロジャースのを観たんだが、結局
飛ばし飛ばしだった。でもこっちに関しては偏頭痛の中一気に２枚とも観れた。
メチャ気持ちいいのである。前作をレビューしたのがかれこれ１年半以上で
はあるが、同じ新鮮さをもってこのバンドの動く姿が見れることに感動。
ヴィニー・ムーアとジェイソン・ボーナムの手を借りて若返ったバンド。新曲
とヒット曲の配分もちょうどいい。ヴィニーも単なるコピーではなく、オリジナル
での情感溢れるソロを披露してちゃんと観客に受け入れられてるようにみえる。
なにより坂上二郎フィル・モグのヴォーカル。もしオーヴァーダブしてないん
だったら（って"Lights Out"でおもいっきしミスしてるんで間違いないだろうが、
汗）もう唸ってライヴ会場で狂喜してるに違いない。元々レンジの広い人では
ないから、１曲１曲を丁寧に真剣に歌い込むとグイっと惹きこまれるんよね。
もう若くはないんでアクションなんてダサダサで、おまけにラストではいつもどおり
上半身裸にまでなるんだが（苦笑）、実年齢以上にちゃんと鍛えてる印象受ける。
ポール・レイモンドも（「神」に邪魔されないから）前面に出て楽しそうにリズム
弾いてるし（俺初めて彼がレフティって知った、笑）、ピート・ウェイがもうちょっと
ダイエットに励んでくれれば（おなじみステージ寝っ転がりもダルくてとしか
みえない、爆）、"Lights Out"も"Rock Bottom"も全盛期と同じテンポで再現
できように、その点ではジェイソンが手加減してるわけだが、その彼もどの曲
でも実に楽しそうに笑って叩いてるのが微笑ましい。
"Rock Bottom"では最前で静かにいたイアン・ギラン似のおっちゃんも
たまらず歌いだす。映し出される１０代から５０代までの幅広い観客の姿が
このバンドの楽曲がいいこそ支持され続けている歴史を物語ってるんだなぁ
と感動。
スタジオ・セッションでは普段ライヴでやらない"Pack It Up And Go", "Try Me"
で始まり、バラッド中心でいい感じ。こちらでもフィルは唄いこんでて好印象。
全体的にのびやかにやってるっていうこのバンドの「今の状況」が反映され
てるんだろね。
ジューダスやスコピと並び賞されるべき結成から３５年を経た現役バンド。
そもそも「奇人」が不在な時期のほうが長くなってるかもだし、ローレンス・
アーチャの時だって来日したんだから、ここわひとつこのメンツで来日を願
うんだが。もぐたんが逝ってしまわないうちに（汗）。
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