コピバンがDVD出す時代(オイオイ)

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あ、先週のうちに観てるんで一応レヴュー。

M3 / Rough An' Ready - Performing Classic Whitesnake DVD(PAL)

ミッキー・ムーディ/バーニー・マーズデン/ニール・マレイの頭文字を
とってM3。要はザ・スネイクス/カンパニー・オブ・スネイクスからの流れ
を組むバンドである。結成当時はトニー・マーティンを立てて、「ぢゃあ
M4ぢゃん!」なんてツッコミを入れる間もなくヴォーカル交代。現在の
パーマネントが誰だかわからんが、このDVDでわステファン・バーグレン
とドゥギー・ホワイトが交互に努めている。

ステファンってのは多分カンスネの2代目ヴォーカルで「バースト・ザ・
バブル」で唄って人のはず。あのアルバムは好きだし、ヴォーカルも
意識的にカヴァ様を真似てた某バカと違って中音域を上手に出せる
人でわりかしタイプだなぁと思ってた。全曲WSのカヴァーである本作
でも独自の解釈で名曲を唄ってはいるが、いかんせん華がないって
いうか(苦笑)、アクションもなくほぼ直立不動だから、なんかアマチュ
アのコピー・バンド見てるような雰囲気に陥った(あ、そもそも俺は
このバンドをトリビュートとかオリジナルとか全然思ってないんで、
コピバンとは言い得て妙、笑)。

片やドゥギーは。。。例の「アゥアゥアゥアゥ!」というシャウトを真似
て会場を盛り上げようと必死にマイクアクションを展開。それがジツに
不恰好(爆)。脂肪つきすぎ。。。ただ唄に関してはまずまずかな?と
許せる範囲だった。、俺はこの人、好きなヴォーカリストの一人である
ことはブート・コレクションでも95年のレインボー、03年のインギーが
ほとんど揃ってたり、プレイング・マンティスやコーナーストーンなんか
も聴いてることからも判ってもらえるだろうが、彼の場合、レコーディング
時の唄い方はそれほど起伏に富んでないが、ライブに関してはさっき
も言ったように「それなり」のヴォーカリストらしいステージを見せては
くれてると俺は思う。まぁ人により好き嫌い分かれるところでもあるし、
だからといってWSの曲が彼に合っているかわここでは言及しないこと
にする。考えたら生で聴いたことある"Burn"も"Mistreated"もパープル
時代の曲だからねぇ。

バック・メンバーに関しては、バーニーは肥えすぎ(濁流汗)。考えたら
動く姿ってヴィデオクリップでしかなく、オフィシャルで出てるライブでは
これがはじめてなんだが、レズリー・ウェストかよ!てな感じでなんか
精彩にも欠くプレイだった。ロマンス・グレイになったニールのベースは
あいかわらず重厚で骨太だったし、ミッキー・ムーディが何気にかっこよく
見えた、昔にくらべてはるかに(笑)。やっぱ彼派なんだわな、俺って。

まぁ総合評価としては、今もバリバリで活躍する「本家」がかっこいい
プレイを聴かせてくれている一方で、全盛期メンバーとは名ばかりに
なってしまった老人たちのお遊びに時間を費やすのは無駄だと思うんで
お勧めしない(笑)。

で、「本家」わどうなったの?(号泣)
一応リリース元のhttp://www.cominghomestudios.com/ では
まだ7月のラインナップには上がっていて単なる発売延期かとも
思えるんだが、HMV.CO.UKでは受注を停止してしまっている。
原盤なければ当然国内盤も危うく、来日のタイミングも逸しちゃう
んかな。。。

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ここで暴れてるか
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このページは、kino1989が2005年6月27日 21:50に書いたブログ記事です。

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