First Time I Met The Blues

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WSの"Fool For Your Loving"は、かば様がB.B.キング
というブルーズ・マンのために書いた曲であると知って、
そのジャンルに手を、いや片足を突っ込む(笑)ことになる
までには1年もかからなかった気がする。89年には既に
ライブへ通ってるもんな。大好きな人のルーツにあるもの
への軽い関心のはずが、ブルーズという世界が持つ、
ヘビメタと同質の空気 - 人間の感情そのものを表現する
こと - にどっぷりはまることになろうとは思ってもいなかった。

その後、アルバート・キング、フレディ・キング、マディ・ウォータ
ーズ、ボビー・ブルーブランドと紐解いてきて、バディ・ガイとの
出逢いも多分好きだったエリック・クラプトンの「24ナイツ」の
時と記憶してるので91年前後のはず。まぁその後結婚・離婚
に忙しく(苦笑)、しばらくして95年に初めて彼を目にした際の
興奮はここに書いてあるが、
今の俺の文体より素直で読んで面白い(笑)。続くスレッドに
書いてあるブルーズ論は基本的に変わってないので今回
ここでは割愛することにする(笑)。

あれから10年が過ぎて今回で4度目の再会になる。
今回もいつもどおりライブハウス1回、野外2回の
フォーマット。

気になるのわ。。。今回は例年より2~3週遅らせての開催。
日本では梅雨の真っ只中である。前回(2002年)のレポを
書かかなかったが、最終日ステージが始まるともに雷を伴う
豪雨に見舞われた。以前厳しい雨の中でB.B.キングを
観たことがあるがそれの比でわなかった(汗)。でも俺はその
シチュエーションに異常に興奮したのを覚えてる。ステージ
上のその人も会場でずぶ濡れになって熱狂してるこっちから
何かを感じ取ったに違いない。

そゆーのも偶にならいいんだがいつもだとちょっと(汗)。
おまけにアルコールが入ってイカレた連中の集うとこである
からして(笑、昔わそうも感じなかったが最近始末が悪い)
いろんな意味で今年も無事見終えることを願っての参戦(笑)。

6/3 渋谷クラブクワトロ

かつてはブルーノートがよい呼び屋となってて年2・3回のペース
でブルーズに触れ合ってたが、気がつくと一昨年のブルーズ・
ブラザーズ以来になる。メタルに裂く時間さえ取れない最近は
CDですら疎遠になってた。

会場に向かうまで。。。ちょっと腰が重かった。人間関係でちょっと
ブルージーな気分に浸ってたせいなんだがね(苦笑)。だから
着いたのが19時ちょうどか過ぎた頃で、ドアを開けるやいなや、
既に1曲目の"Going Down"が始まってるぢゃん(汗)。

急いで人混みを掻き分けフロアへ。クワトロの例のでかい柱の
近くに陣取る。おっちゃんわいつものオーバーオール(ツナギ)に
帽子をかぶって(あとで落として判ったんだがスキンヘッドに
なってた、汗)テレキャスを抱えてた。

リトル・ウィリー・ジョン(って言って判らなければかば様マニア
失格!笑)の"Fever"やここ2作で入れ込んでるアコギでの曲
などで新鮮さを感じたが基本的にわ5年前のシルバーストーン
時代のベスト(汗)を中心にした構成で、途中でTボーンウォーカ
やクラプトン(クリーム)、ジョン・リー・フッカーやマディ・ウォータ
ーズのマネやらはぜーんぜん変わってないお遊びなんで安心
して楽しめるんだわな。毎度のことながら途中壇上左手から
客席に降りて、この日わ完全に会場1周して右手から上がる
なんてことをやってのけて狂乱の中俺はいいポジションに移動
して最後まで楽しめた。狭い会場での親密度あるステージ
という点では野音にない一面を垣間見せてくれるような気が
する。

6/4 日比谷野外音楽堂

玄関を出たとたんに、半端でない真っ黒な雨雲が立ち込めてて
びっくりした。案の定駅に着くまでに強い風と雨に見舞われた。
新宿に出る頃には開演時刻を過ぎてたが、一旦会社で待機
することに。おっちゃんだけ見れればいいので。会社で待ってる
とピカッ!っと空が光った。俺、いつも雷が鳴ると、89年のWS
公演のオープニングSE思い出して異様に興奮するんだが、
外に居なきゃならんとなると話別だしぃ。しかも今日わサンダー
(雷)のポロシャツ着てきてるちゅー(爆)。刻々と時間も過ぎて
覚悟決めて日比谷まで向かい、10年前にこのカーニバル用に
買ってこの日しか来たことのないレインコートを地下鉄の駅から
着込んで日比谷公園の仲にある会場へ。

着くとミシシッピー・なんとか・オールスターズちゅー若いバンドが
ロック寄りのブルーズでそこそこ盛り上がってたとこで、両脇を
ねーちゃんに挟まれた席に着く。まぁ興味なかったんで座って
観てた。アンコールかなんかで出てきたエレクトリック・ランドロマット
(電気洗濯板、ってそもそもそんなのあんのかよ!爆)のプレイは
初めて観たんで、カヴァペーの時のテルミンみたいな衝撃(笑)。
幕換えの間、毎度のMCのおっちゃんが20周年を祝ってアーム
ストロングの"It's Wonderful World"を唄ってほどなくステージの
セットアップ完了、盛大な歓声でショウがスタート。気がつけば
ほぼ同時に雨がピタリと止んだのでフードが邪魔になることも
なかった。

この日はマネージャが耳元でなんかささやくのを機に前日より
短い本編が終了して、アンコールの"Got My Mojo Workin'"
で先の若手バンドとのジャムで幕を閉じる。

6/5 日比谷野外音楽堂

俺が会場に着くまでは結構いい天気だったんだけどね(雨男爆)。
まぁでも曇天ながら小雨にも祟れなかったのは良しとする。
よくわからんが今年のスポンサーはネールアートのお店らしく
会場後方でつけ爪の即売会なんぞやってたらしい。まぁ女性・
男性客半々だからそういうのもアリかとわ思うが、やっぱスポンサ
離れはしょうがないのかなぁ。

会場に着くと日本のセッション・バンドが数々のスタンダートを
プレイしてた。ボーカルはうまかったけど、まぁ端から興味ない
んで(笑)。B1列ってどこかなぁ?と探してたらブロック最前列
やん。Aブロックに劣らずいい席なんでちょっと嬉しかった。

ジョン・ハモンドのアコギとドブロでのシンプルな弾き語りは
ジョン・リー・フッカーを見ることができなかった俺には結構
衝撃的なものがあったかも。

(あ。未完ですが、ここまで書いてあるのを見せないのはもったいない気がしたので人知れずアップしときますw)

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ここが静かな時は
ここで暴れてるか
鑑賞中です♪

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このページは、kino1989が2005年6月 4日 17:43に書いたブログ記事です。

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