XTC, Takin' me Higher, Higher!!

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今日届いたもの。

The Power Station / The Power Station Expanded Version + DVD

20周年記念エディション。まぁハードロックともいえないのかも
しれんが、コイツと出逢わなかったら今の俺わなかったんだろう
なぁと。え?当時わ全米トップ40で知らないバンドわなかった
から出逢わなかったことなんてありえねぇって(笑)。今聴いても
トニー・トンプソンわコージー・パウエルも霞むパワー・ヒッターだ
と言い切ってしまうし、96年の来日でもそう感じた。アンディ・
テイラーもデュランX2での鬱憤をコイツで晴らす機会を得なかっ
たらソロキャリア->サンダーのプロデュースなんてこともなかった
かもだし。まぁロバート・パーマーにしてみれば同年の「リップタイド」
の大ヒットでこっちわ「お仕事」的なものでしかなくなってしまった
のわ96年ん時全部の公演でカンペ使ってたのでも判る(爆)。

ボーナストラックわ当時流行りまくってた12インチシングルの
リミックスヴァージョン群に、ロバートの代わりに加入したマイケル
・デ・バレスでレコーディングしたシュワちゃん主演映画のサントラ
から1曲。このメンツで「ライヴ・エイド」とか「マイアミ・ヴァイス」に
出演してたよな。DVDはプロモ集+「サタデーナイトライヴ」出演
時、このメンツで唯一の生演奏が見れる貴重盤。

知らなかったんだけど、トニーも故人なんだね。調べたら2003年
ロバート急逝の2?3ヶ月後だったんやん。なんか寂しい。。。
リマスタリングされたクリアなサウンドを聴きながら彼らと80年代
を思い出してみたりするひととき。

DVD / Gary Moore / Live At Montreux

イーグルヴィジョンの「ライヴ・アット・モントルー」シリーズの1つ
にあたるみたい。モントルーが莫大なライブラリーをちゃんと
丁寧に保管してることわWOWOWなんかでよくやってたから
知ってるけど、ブルーズものも出してもらえないかなー?
イーグル配給の中でわ無理か(涙)。

全部観ると疲れそうだから(滝汗)、90年分からは
"Oh Pretty Woman"と"Still Got The Blues"、アルバート・コリンズ
との3曲、「アフター・ザ・ウォー」収録だった"The Messiah Will Come Again"
97年分のロック3曲だけを飛ばし観。だって90年のライブ映像わ
別にオフィシャルで出てるので特にコレといって感想もないだろう
から(苦笑、あ、でもドン・エイリーがKeyなのがやっぱ違うね)。

97年のほうでは...おお、ゲイリーが明るい感じのグリーンの
ロングTかなんか着てて似合わねー!(猛爆、緑は彼の母国
アイルランドを象徴する色)。できれば「ブルーズ・ナイト」で
なかったこっちを全編観たかったんですけどぉ。まぁでもあまり
ちゃんと唄えてなかったんでしょうがないかな。それより
"Over The Hill..."でリヴァーダンスを少し披露するおちゃめ
ぶりを見せたベースのガイ・プラットが髪5分刈りでアロハ着て、
見た目ただのおっさんになってて濁流汗。カヴァペーとか
少なくとも前年のパワステとしての来日時わ何気にかっこいい
なぁと思ってたのにぃ。WSの「レストレス・ハート」レコーディング
後の頃で、ツアーの座をトニー・フランクリンに奪われたのも
なんとなく理解できる。。。爆

で、今日の真打!(笑)
2DVD / Talisman / World's Best Kept Secret

最新作「ファイヴ・メン・ライヴ」CDとしてリリースされた2公演の
模様をディスク1に、15年のキャリアをリハーサル、オフショット、
プロモクリップ、ライブ映像等で綴るドキュメンタリーをディスク2に
収録した180分を越す大作。

ライブのほうわ時系列で観ようと、「スェーデン・ロック・フェス
2003」のほうを先に。数万の客を沸かす姿がモノクロ映像で
渋い!ジェフのテンションわいつも以上に高めで、1曲目
"Break Your Chains"中盤でバンダナ・サングラス・上着を
かなぐり捨てて早くも野獣モード。ラストにお得意なハズの
マイク・アクションでマイク落として壊してやんの(笑)。

でも映像で観ると、リーダーであるマルセル・ヤコブの存在感
が圧倒的だ。このメンツでわひょっとすると一番美形だし、歳
のこと考えなければ(笑)。でも、途中から彼の光る後頭部が
すげー気になってしょーがなくなってしまった(猛爆、特にロン
毛でアレだと余計違和感が。。。)。

ギターを見ると、アレ?ジェフ・バンドのホウィー・サイモンが
いる!って彼今こっちでもメンバーだったの?汗
考えてみればジェフにしか興味なくバンドとしてわ全然知らない
ことばっかだったので、これでわいけないと思い、次にディスク2
でバンドのことをお勉強。まだメタルがメイン・ストリームだった
頃のデビュー作から紐解かれて、93年来日してライブ・レコー
ディングに及んだシーケンスがホームビデオ映像ながらかなり
割いてあって興味深い。その後が結構大雑把なのわフロンティア
が権利持ってないアルバムばっかだからなのかもしれないが、
こっちにもライブ映像もりだくさんで興味尽きない1時間半。

で、最後にディスク1へ戻ってライブハウスでの最新映像。
大好きな「キャッツ&ドッグス」からの3曲を含んだベストステージ
に興奮。ものすごい高水準なレベルであることに、ジェフだけでなく
バンド自体の大ファンになってしまったぞい。

彼らの曲でやはりファンの一番人気わ"I'll Be Waiting"で、ジェフが
次をほのめかしただけでオーディエンスがアカペラで唄いだし始める。
感動的な一幕で、CDだとサビで客がヘタっぴながらも(微笑)代わる
代わる唄うのが聴けるんだが、映像見たら、なんとジェフがマイクを
客席に投げ込んで、それをお互いに回し会いながら唄ってるでわ
ないの!すげーいいなぁ、こーゆー一体感!終始顔がほころびっぱ
なしの60分。オジーの"I Don't Know"のカヴァーとか、CDに入ってる
全曲でわなかったのが残念。あ、マルセルの後頭部はこっちでは
全然写らないよう工夫されてた!笑


ボーナスで教則ビデオかよ!と思わせるマルセルの20分に及ぶ
ベース・ソロや、ライヴから3曲のマルチ・アングル(4台のカメラの
各フルショット映像を自分で切り替えながら見れる)、"XTC"の
替え歌"BLT"(食いもんの唄)が流れる中でのクレジット等、もう
細かい芸でいたれりつくせりの楽しいDVDだった。是非どっかから
国内盤出して、彼らを呼んどくれ!


最後に触れたい、これが一番感動した微笑ましいシーン。

「スェーデン・ロック・フェス」、途中MCでジェフが
「明日は息子ジェイソンの誕生日なんだ!みんなでお祝いしてくれ
ないか?」と言ってケイタイを取り出し、LAの彼に電話をかけて、
観客にケイタイを向けると数万人が一斉に「ハッピー・バースディ!」
を叫ぶ。ドキュメント見たらなんかしらフェスでは毎回やってるみたい
なんだが素晴らしき親バカぶり。10年前の彼の初ソロ「ラブ・パレード」
のジャケ絵を描いたあの子?ジェフが歌い続ける理由?がもう17
なのか。。。タメ歳の俺わこんなことしてていいの?滝汗

まぁ次から次へと押し寄せる「感動」に手一杯!なもんで。。。
と納得してみせる(苦笑)。

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このページは、kino1989が2005年5月22日 22:34に書いたブログ記事です。

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