ジューダス・プリーストという商品

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[横浜]

複数回見る場合の初日は結構気が楽である。全体像
を掌握してその後の公演の予習に役立てる意味合いも
あるから。

まぁ、そういっても始まっちゃえば否応なく全精力を傾け
ちゃうのが俺なわけで(爆)、"Hellion"が轟くと早速戦闘
モード。この曲で始まるライブわ初めてなだけに背筋に
電気が走るような快感。あ、だって続きが"Electirc Eye"
だもんね!(笑)"Metal God"から"Riding On The Wind"
へなだれ込み、最初から飛ばす飛ばす。"The Ripper"で
ろぶろぶは高音域出るやろか?との心配もあのスクリー
ミングで杞憂に終わり、新作からの曲も含め、絶えず攻め
タイプの曲が続く。あ、"Diamond And Rust"のアコヴァージョン
以外、もともとそれほどバラッドないからね。あってもパワー
バラッドだから首振っちゃうしぃ。。。

"Beyond The Realms Of Death"がハルフォード時代より
唄えてないかな?と思った以外は終始安定したサウンドを
聴かせてくれてた。てゆーか、バックが本物だからね、バチ
もんでなく(汗)。このメンツが紆余曲折を経て今再び集って
も全盛期と変わりないか、それ以上のステージを生み出す
ケミストリーはさすがにすごいなーと圧倒されっぱなしだった。
途中で「あと4曲もあるよぉ(ゼイゼイ)」とこっちが息切れして
どうすんの(滝汗)。

「エンジェル...」のオマケDVDで最新ライブ映像は垣間見る
ことができたんで、なんかほとんどステージ観てなかった気も
(苦笑)。"Breaking The Law"のアレも観てないで頭振ってたし
(オイオイ)、今回いろんなとこから出てくるろぶろぶなんだが、
気がついたらことごとくその瞬間を見逃してたり(苦笑)。
まぁ大事なのはサウンドに酔いしれて、叫んで唄うことだから
して、俺にわ。楽しい2時間強だった。

最後にメンバー全員がドラムライザーの横一線に並び、KKと
イアンが1つ高い段に上がってこっちの歓声に応える姿が
「Vの字」に見えて不覚にも一筋こぼしました(微笑)。

08/05/2005 パシフィコ横浜
The Hellion / Electric Eye
Metal Gods
Riding On The Wind
The Ripper
A Touch Of Evil
Judas Rising
Revolution
Hot Rockin'
Breaking The Law
I'm A Rocker
Diamond & Rust
Deal With The Devil
Beyond The Realms Of Death
Turbo Lover
Hellrider
Victim Of Changes
Green Manalishi
Painkiller

Hell Bent For Leather
Living After Midnight
You've Got Another Thing Comin'

[武道館]

あはは、ジツわ8年ぶりなんです。最後が97年9月22日
ですから。流れた歳月って長いようでホントあっという間
だったような気がする。。。なんて少し郷愁にふけったのは
行きがけにケイタイで出した1通のメールのせいもあるんだが。

正直言って期待はしてなかった、武道館(笑)。
2003年のハルフォードのツアーで最終日
ボロボロになったろぶろぶを観てたから。今回も全公演こなし、
10日ばかり経ての関東再上陸でしょ?だから横浜観た人にわ
先に見といてよかったよと触れ回ってた(汗)。

でも俺の心配をよそに彼らは強靭なメタル魂を目の前に
たたきつけてくるでわないの。後でKOSS僧にも確認したん
だが、1音下げてヴォーカルに無理のないような配慮もあった
からなんだろう、今日もちゃんと唄えてる!って、当たり前の
ことに驚愕と感動を覚える。

初日わ1階席、バックステージが丸見えなとこだったんで、
前回声わすれども姿が見えないろぶろぶがどこで唄ってるのか
とか、例の「せり上がり」の仕組みやらがわかって、それわそれ
で面白かった。"Hell Bent Leather"のお決まりのハーレーでの
登場も、ジツわスタッフに勢いよく押されてだったのね!(爆)

新作からのセカンドシングルになるハズなんでやるに違いない
と思ってた"Worth Fighting For"と、誰かさんの顔を立てなきゃ
アカンからか?(爆)、"Exciter"の登場で周りも2回目の俺も
興奮の坩堝へ落とされてもた。

最終日わアリーナ左端。やっぱり壇上の英雄たちを下から
畏敬の念をもって見上げる感覚ってたまんない!(笑)
今回はお立ち台もあるんで一層だわな。両日ともスコットが
全然見えない位置だったんだが、今日は上を見上げると
モニタスクリーンがよく見えたんで、スコットに注意しながら
ステージと交互に見比べるって感じだった。この日は特に
"Victim Of Changes"でのKKにヤラレました。無論ろぶろぶ
の正気の沙汰でわないヴォーカルにも圧倒されっぱなしの
2時間強。

18,19/05/2005 武道館

The Hellion / Electric Eye
Metal Gods
Riding On The Wind
The Ripper
A Touch Of Evil
Judas Rising
Revolution
Hot Rockin'
Breaking The Law
I'm A Rocker
Diamond & Rust
Worth Fighting For
Deal With The Devil
Beyond The Realms Of Death
Turbo Lover
Hellrider
Victim Of Changes
Exciter
Painkiller

Hell Bent For Leather
Living After Midnight
You've Got Another Thing Comin'

まぁ俺のライブの感想なんてどだい主観なんで(笑)、席から
の見え方・聴こえ方で違ってくるのわ当然で、最終日が一番
よかったように感じるのわ仕方ないんだが、終わってみると
逆にこれといったハプニングもなく、どの公演も常に安定した
ライヴだった。多分武道館両日のブートを買ってもどっちの日
かわからないだろうし(笑)、きっと俺が見なかったその他の
公演も寸差ないものだったんだと確信する。

どの会場でも緻密に演出されたエンターテイメントが繰り広げ
られてた。それがライブ本来の醍醐味なのかとか面白味に
欠けるなんて是非わこの際どうでもよく、1年以上も前から
この変わらぬ「正真正銘のプリースト」というブランドに恥じない
品質を維持しつづけているバンドとスタッフの職人技にただ
ひたすらに感動してる。再結成は金が絡んでのケースが
多く、とやかくいわれがちだけど、ここまで徹底した「芸術」を
突きつけられて8500円わ全然安いもんである。

エンターテナーかくあるべき、仕事ってこう完結させてなんぼ
だいうもんだと再確認した一夜だった。

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ここが静かな時は
ここで暴れてるか
鑑賞中です♪

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このページは、kino1989が2005年5月20日 01:42に書いたブログ記事です。

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