1CD+1DVDA / Deep Purple / Stormbringer 35th Anniversary Edition
あ、デカイほうは先行発売のアナログで、当然別売ですw
「『嵐の使者』はディープ・パープルのアルバムである。時としてディープ・パープルのアルバムのように聞こえないが・・・」という辛辣な評価で始まるライナーノーツとともに(爆)、ようやく手にすることができたアニヴァーサリー・エディション。グレン・ヒューズによるリマスター作業が始まったのが3年前だから長いこと待たされたわ。
俺は大満足だな。だって大好きなヴォーカル二人のヴォーカル・アルバムとしての価値を見出してるので、ある意味「紫の炎」よりも評価は上だ。実際、今回のリマスタリングで二人の壮絶なバトルがはっきりくっきりして、正直鳥肌モノだった。ペーペーの新米だったカヴァがこんな立派に(号泣)。
目玉である4チャンネル・ミックス・ヴァージョンを5.1チャンネルにしたDVDオーディオ盤は、ドルビーでなくDTSで収録されているので再生環境を選ぶかもしれない。でも通常の2チャンネル・トラックに収録されたCDと同じヴァージョンを聴くだけでも今回のリマスタの効果がわかって楽しい。さすがCDの44KHz/16ビットより上の48KHz/24ビットの恩恵。もうCD聴く気になれない。それにテイク違いのヴォーカルはCDのグレン・ヒューズ・リミックスのほうで一部復活されてるので、まずそれで「違いが判る男」になりなさい(爆)。"Soldier Of Fortune"のちょっとした(でもはっきりわかる)テイク違いだけを聴き逃したくなければ、それだけのために環境揃えればいいわけで(爆)。アナログのディスク4に3曲を2チャンネルにコンヴァージョンしたものを収録してるんで、そっちの再生のほうがてっとり早いかも。
しかし。。。グレンの手による"You Can't Do It Right"の大胆なリミックス。イントロの右から聴こえるリッチーのギターをバッサリとカットして自分のベースを強調させるその度胸にはまったく恐れいったわ(濁流汗)。でもアルバムいち好きな曲であることに変わりないし、どうせどの曲も指1本で弾いてるんだから。。。(オイオイ、スマン、見方が変わってて汗)
徹夜作業前のつかのまのやすらぎなひとときでした。
コメントする