キミらの墓標は遠からじ?

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早!もう届きました。

Thunder / Robert Johnson's Tombstone

俺わ英国盤メーカのタウンセンドに「アコースティック・セッション
CD付き」を3組、通常版2枚頼んであったんだが、届いたのわ
同じCD5枚にペーパー・スリーブのアコCDが3枚。2枚組でなく
別パッケージだったのね。。。だったら通常版買った意味ないやん
(あ、この程度の数わ愛情買いでなく通常の開封要用・保存用の
最低レベルなんで、汗)

タイトルの「ロバート・ジョンソンの墓標」。ここを見てる音楽ファンなら
言わずもがな、悪魔に魂を売り渡して成功を掴んだと言われる伝説
のブルーズマンのことだが、サンダーとすぐ直結はできなかったんで
なんでまた?しかもアルバムタイトルに?って感じだが、まぁ前作
だってなんで西部劇タッチかって結局わからずじまいだったので、
彼らなりのジョークだと思って、関係なく本作を聞き込んでみよw

で、1曲目の"Robert Johnson's Tombstone"わ、その名のとおり
ボトルネック調のルークのアコギに、ダニーのこれまた高音域で
御大をリスペクトするかのようなイントロに始まり、3rdの
"Ball & Chain"みたいなかっこいいリフが絡んで、新しいけどこれ
までをも踏襲したサンダー・サウンドでイイじゃないの!

前作は「ビハインド...」の後に続くような力強さを持ったアルバム
だったけど、本作わ一聴した時に、どちらかというと、解散前の
「ギヴィング...」の延長上にある円熟味のほうが強いかなぁと
感じた。"A Million Faces"とか"It's All About You"なんか典型。
"Don't Wanna Talk About Love"もそうだな。ボーナスCDの
アコースティック・セッションで聴く"Dirty Dream"も限りなく
剥き出しの状態だとそう聴こえる。

でも聴き込むうちに(すでに20回近くw)それだけでない
パワフルさを持ち合わせてることに新鮮さも感じた。俺的には
4曲目の"Don't Wanna Talk About Love "、
5曲目の"The Devil Made Me Do It"とテンションが上がって
続く7分の大作"Last Man Standing"の、これまでの彼らに
なかったヘヴィさに圧倒された。これって何気にレインボーの
"Gates Of Babylon"みたいやん。。。汗"Enpty City"や
"Moth The Frames"も真っ青、どの曲もライブ映えするに
違いないよ、これわ。"Andy Warhol Said"もかっこよすぎ。

再結成後となる前2作って、どちいかというとルークのソロの延長
って気がする曲もあったことわ否めないんだが、今回わちゃんと
バンド・サウンドとしてよく構成されてると感じた。
"My Darkest Hour"みたいなアコギ・ボーカル・バイオリンと
いったシンプルな構成のバラッドにおいてもそれがいえて
違和感全くなし。

"What A Beautiful Day"はどことなく"Englishman In A Holiday"を
彷彿させる軽快な曲。そして静かに終ることが多いトエンディングの
"Stubborn Kinda Love"も"The Only One"を更にパワフルにした
感じで、〆を心地よいものとしてる。す、す、捨て曲がないじゃない
ですか!前作に引き続き(汗)。

サンプルとルーク自身が語る楽曲の説明わ
リニューアルしたサンダー・オンライン・ドットコムにて!

サンダーらしさを継承して、さらなる新境地を目指すことも厭わない、
現在のバンドの勢いっていうのを感じさせる。。。そんな傑作である
のわ間違いないってこと。コイツを引っさげたツアー、まだ日本発売
も決まってないみたいだけど、要チェックだね。こっちも全曲演奏で
お願いしますw 

あ!わかった!タイトルわ単に、ドラムのハリーがジャケットで
悪魔の格好したかったからだけなのね!!このコスプレイヤーめが!爆
穿った見方をすれば、彼がジャケットを飾るのわ、デビュー・解散
の時以来3回目で、写真に墓場となれば、ラスト・アルバムを
暗示してる気もなくないが。。。(ビートルズの「アビー・ロード」かよ!汗)

何ゆーてまんねん!まだまだ棺おけに足わ突っ込ませさせんぞ!

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ワタクシのiPodでも毎日ヘビロテ中です。
感想は近日じっくりブログに書きますが、前作の「わかりやすいメロディが印象に残る曲が多い」(実はコレってTHUNDERにおいては稀有だと思う。どこかひねくれる傾向があるやうな)に対し、「リフと重さが印象に残る」というファーストインプレッションです。
メロディについては、聞き込むごとに味の出てくる・・・というワタクシにとってはとてもTHUNDER的なイメージです。

あまり書きすぎると、自分のブログで書くことがなくなるのでこの辺で・・・。

あ、鍋会どうします!?

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このページは、kino1989が2006年11月 3日 23:20に書いたブログ記事です。

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