「自分の途(みち)をこれからも歩もう
 何度も繰り返してきた唯一の途
 放浪者のように孤独に歩んでいく星の元に生まれ
 今も心に決めている
 もう時間(とき)を無駄にしない」
- Here I Go Again (1983)

最終地、東京。

最終公演にして、やっと大入りだったと思う。2階席も埋まって、いいノリの感じだった。歓声にも力強いものがあり、"Ready An'..."でトミーが「オヤスミ...」のポーズをとることもなかった(笑)。後ろでわずっと歌ってた子もいた。われらのコーラスもこの数からすれば堂に入ったものだと思う。俺的にも感傷的になるどころか、「最後の奉公」 が存分にできて楽しくてしょうがないフィナーレだった(笑)。だから今となってわ思い起こそうとしても粗を見つけるのが困難で、レポにならないんである(爆)。

2006・05・21 国際フォーラム

1.Burn - Stormbringer
2.Guilty Of Love
3.Love Ain't No Stranger
4.Medley: Walking In The Shadow Of The Blues / Love Hunter / Slow An' Easy
5.Ready To Rock (new song)
6.Hit An' Run intro - Ready An' Willing
7.Is This Love
8.Guitar solo - Snake Dance(New Version) - Crying In The Rain - Drum solo
9.Ain't No Love In The Heart Of The City
10.Give Me All You Love
11.Here I Go Again
Encore
12.Take Me With You
13.Still Of The Night

セットリストに関しては異論わあるかもしれんが、"Mistreated"でわなく新曲をチョイス - 過去よりも未来を提示 - してくれたのが、いかにも前向きなカヴァらしいと思う。出来はともかくとして(微笑)。

ご存知のとおり(ってレポしてねぇぢゃん汗)、前回のツアーにおいて俺は前半参加することを拒んだ。ソロに転向したはずなのにいまさらホワイトスネイクもなかったから。でもカヴァに当時の「本気」を見せつけられ、俺の人生を決めた"Here I Go Again"で過去はなかった"I ain't waste no more time..."を繰り返しこちらに唄わす姿を見て、彼のメッセージを受け取った気がして熱くなった。今回はさらに明確な言葉で俺たちに届ようとしてくれた。

Be safe, be happy, an' don't anybody make you afraid.

他人からどう思われようが、恐れずに自分の信じる途を突き進むことを実践する男だからこそこの言葉の重みがある。

今後続く彼らの旅が順風に乗って、人々に「希望」を灯すものとなることを切に祈りたい。

We Wish You Well.